JP5103517B2 - 傾斜した真空導管システムを備えた近接ヘッド、並びに、その装置および方法 - Google Patents

傾斜した真空導管システムを備えた近接ヘッド、並びに、その装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、半導体製造処理に関し、特に、近接ヘッドを用いて半導体を処理するための方法およびシステムに関する。
半導体チップの製造処理では、周知の通り、望ましくない残留物をウエハの表面に残す製造動作が実行された場合に、ウエハの洗浄および乾燥が必要になる。例えば、そのような製造動作の例としては、プラズマエッチングや化学機械研磨(CMP)が挙げられる。CMPでは、ウエハは、研磨表面に向かってウエハ表面を押し付ける保持部に配置される。スラリは、研磨を引き起こす化学物質および研磨材を含んでよい。残念ながら、この処理は、ウエハ表面にスラリの粒子と残留物とを残す傾向がある。望ましくない残留物と粒子がウエハ上に残ると、特に、ウエハ表面のスクラッチおよびメタライゼーションフィーチャ間の相互作用の不具合などの欠陥を引き起こしうる。場合によっては、かかる欠陥が、ウエハ上の素子を動作不能にすることもある。したがって、動作不能な素子を有するウエハを廃棄するために掛かる必要以上のコストを避けるためには、望ましくない残留物を残す製造動作の後に、十分かつ効率的にウエハを洗浄することが必要である。
ウエハが湿式洗浄された後に、残留した水または洗浄流体がウエハ上に残留物を残すことを防止するためには、ウエハを効果的に乾燥する必要がある。液滴が形成される際に通常起きるように、ウエハ表面上での洗浄流体の蒸発を放置すると、洗浄流体に溶けていた残留物すなわち汚染物質が、蒸発後にウエハ表面上に残る(例えば、スポットを形成する)。蒸発を防止するためには、ウエハ表面に液滴を形成させることなく、できるだけ迅速に洗浄流体を除去する必要がある。
これを実現するために、スピン乾燥など、いくつかの異なる乾燥技術の1つが用いられる。これらの乾燥技術は、ある種の移動する液体/気体の界面をウエハ表面に対して用いるものであり、その界面が適切に維持されれば、液滴の形成なしにウエハ表面を乾燥できる。残念ながら、移動する液体/気体の界面が崩れると、前述の乾燥方法のすべてでしばしば起きるように、液滴が形成されて蒸発が起き、ウエハ表面に汚染物質および/またはスポットが残る。
以上から、基板表面上での液滴の影響を最小化する、または、基板表面上での液滴の形成を実質的に排除する乾燥技術が必要である。
概して、本発明は、改良近接ヘッドを提供することによって、これらの要求を満たす。本発明は、処理、装置、システム、コンピュータ読み取り可能な媒体、または、デバイスなど、種々の形態で実施できることを理解されたい。以下では、本発明の実施形態をいくつか説明する。
一実施形態は、ヘッド面を備える近接ヘッドを提供する。ヘッド面は、第1の平面領域と複数の第1の導管とを備える。複数の第1の導管の各々は、複数の第1の離散孔の内の対応する離散孔によって規定される。複数の第1の離散孔は、ヘッド面に存在し、第1の平面領域にわたって配置されている。ヘッド面は、さらに、第2の平面領域と複数の第2の導管とを備える。複数の第2の導管は、ヘッド面に存在し第2の平面領域にわたって配置された対応する複数の第2の離散孔によって規定される。近接ヘッドは、さらに、第1の平面領域および第2の平面領域の間に隣接して配置された第3の平面領域と、複数の第3の導管とを備える。複数の第3の導管は、ヘッド面に存在し第3の平面領域にわたって配置された対応する複数の第3の離散孔によって規定される。第3の導管は、第3の平面領域と第1の角度をなすよう形成される。第1の角度は、30°から60°の間である。
第1の導管は、第1の液体源に接続され、第1の液体を前記ヘッド面に供給する。第2の導管は、第2の流体源に接続され、第2の流体を前記ヘッド面に供給する。第3の導管は、真空源に接続され、真空を前記ヘッド面に作用させる。第3の離散孔は、後縁部に沿って形成されてよい。第1の導管は、第1の平面領域と第2の角度を成すよう形成され、第2の角度は、30°から60°の間である。
第1の離散孔は、第1の列に形成されてよく、第2の離散孔は、第2の列に形成されてよく、第3の離散孔は、第3の列に形成されてよい。第1の列、第2の列、および、第3の列は、実質的に平行であり、第3の列は、第1の列および第2の列の間に配置されてよい。
第2の導管は、第2の平面領域と第2の角度を成すよう形成され、第2の角度は、30°から60°の間であり、第2の導管は、第3の列から離れる方向に向けられる。
近接ヘッドは、さらに、第1の列に関して第3の列の反対側に配置された第4の平面領域を備えてもよい。第4の平面領域は、第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、第1の平面領域からオフセットされている(ずれている)。第2の列および第3の列は、約0.5インチから約0.75インチの間の距離だけ離れてよい。
第3の平面領域は、第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、第1の平面領域からオフセットされてよい。第3の平面および第1の平面の間のオフセットは、約0.020インチから約0.080インチの間であってよい。第3の列は、第1の平面領域に対する上述のオフセットを有するよう第3の平面領域に形成される。
第3の離散孔は、面取りされてもよい。近接ヘッドは、さらに、第1の導管に接続された第1のチャンバと、第2の導管に接続された第2のチャンバと、第3の導管に接続された第3のチャンバと、を備えてよい。
別の実施形態は、ヘッド面を備えた近接ヘッドを提供し、ヘッド面は、第1の平面領域と複数の第1の導管とを備える。複数の第1の導管の各々は、複数の第1の個別孔の内の対応する個別孔によって規定される。複数の第1の個別孔は、ヘッド面に存在し、第1の平面領域にわたって配置されている。ヘッド面は、さらに、第2の平面領域と複数の第2の導管とを備える。複数の第2の導管は、ヘッド面に存在し第2の平面領域にわたって配置された対応する複数の第2の個別孔によって規定される。近接ヘッドは、さらに、第1の平面領域および第2の平面領域の間に隣接して配置された第3の平面領域と、複数の第3の導管とを備える。複数の第3の導管は、ヘッド面に存在し第3の平面領域にわたって配置された対応する複数の第3の個別孔によって規定される。第3の導管は、第3の平面領域と第1の角度をなすよう形成される。第1の角度は、30°から60°の間である。第3の離散孔は、後縁部に沿って形成され、第4の平面領域が、第1の列に関して第3の列の反対側に配置される。第4の平面領域は、第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、第1の平面領域からオフセットされている。第3の平面領域は、第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、第1の平面領域からオフセットされている。
さらに別の実施形態は、近接ヘッドを製造するための方法を提供し、その方法は、近接ヘッド内に、第1のチャンバ、第2のチャンバ、および、第3のチャンバを形成する工程を備える。さらに、ヘッド面から第1のチャンバに至る複数の第1の導管を形成する工程を備える。さらに、ヘッド面から第2のチャンバに至る複数の第2の導管を形成する工程と、ヘッド面から第3のチャンバに至る複数の第3の導管を形成する工程と、備え、第3の導管は、ヘッド面と第1の角度を成すよう形成され、第1の角度は、30°から60°の間である。
その方法は、さらに、ヘッド面上に第1の平面領域を形成する工程と、ヘッド面上に第2の平面領域を形成する工程と、ヘッド面上に第3の平面領域を形成する工程と、を備えてよい。第3の平面領域は、第1の平面領域および第2の平面領域の間に隣接して配置される。第3の平面領域は、第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、第1の平面領域からオフセットされている。
その方法は、さらに、第4の平面領域を形成する工程を備えてよい。第4の平面領域は、第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、第1の平面領域からオフセットされている。近接ヘッドは、単一のワークピースから形成できる。
さらに別の実施形態は、近接ヘッドを用いて基板を処理する方法を提供する。その方法は、基板の表面に近接し、基板の表面と実質的に平行な第1の平面内に存在するように、近接ヘッドを配置する工程と、近接ヘッドのヘッド面の第1の平面領域と基板の表面との間に、液体メニスカスを形成する工程と、液体メニスカスの後縁部に真空を作用させる工程と、を備え、真空は、液体メニスカスから実質的に途切れない液体の流れを引き込む。液体メニスカスは、前縁部を備えてよく、ヘッド面は、第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し第1の平面領域からオフセットされた第2の平面領域を備えてよく、第2の平面領域は、第1の平面領域よりも基板の表面の近くに配置されるようオフセットされ、液体メニスカスは、第2の平面領域と前記基板の表面との間に形成された前縁部を備える。
本発明は、以下の形態で実現可能である。
[形態1]
近接ヘッドであって、
ヘッド面を備え、
前記ヘッド面は、
第1の平面領域と複数の第1の導管とを備え、前記複数の第1の導管の各々は、前記ヘッド面に存在し前記第1の平面領域にわたって配置された複数の第1の離散孔の内の対応する離散孔によって規定されており、
さらに、第2の平面領域と複数の第2の導管とを備え、前記複数の第2の導管は、前記ヘッド面に存在し前記第2の平面領域にわたって配置された対応する複数の第2の離散孔によって規定されており、
さらに、前記第1の平面領域および前記第2の平面領域の間に隣接して配置された第3の平面領域と複数の第3の導管とを備え、前記複数の第3導管は、前記ヘッド面に存在し前記第3の平面領域にわたって配置された対応する複数の第3の離散孔によって規定されており、前記第3の導管は、前記第3の平面領域と第1の角度を成すよう形成され、前記第1の角度は、30°から60°の間である、
近接ヘッド。
[形態2]
形態1に記載の近接ヘッドであって、前記複数の第1の導管は、第1の液体源に接続され、第1の液体を前記ヘッド面に供給し、前記複数の第2の導管は、第2の流体源に接続され、第2の流体を前記ヘッド面に供給し、前記複数の第3の導管は、真空源に接続され、真空を前記ヘッド面に供給する、近接ヘッド。
[形態3]
形態1に記載の近接ヘッドであって、前記第3の離散孔は、後縁部に沿って形成される、近接ヘッド。
[形態4]
形態1に記載の近接ヘッドであって、前記第1の導管は、前記第1の平面領域と第1の角度を成すよう形成され、前記第2の角度は、30°から60°の間である、近接ヘッド。
[形態5]
形態1に記載の近接ヘッドであって、前記第1の離散孔は、第1の列に形成され、前記第2の離散孔は、第2の列に形成され、前記第3の離散孔は、第3の列に形成され、
前記第1の列、前記第2の列、および、前記第3の列は、実質的に平行であり、前記第3の列は、前記第1の列および前記第2の列の間に配置される、近接ヘッド。
[形態6]
形態5に記載の近接ヘッドであって、前記第2の導管は、前記第2の平面領域と第2の角度を成すよう形成され、前記第2の角度は、30°から60°の間であり、前記第2の導管は、前記第3の列から離れる方向に向けられる、近接ヘッド。
[形態7]
形態5に記載の近接ヘッドであって、さらに、
前記第1の列に関して前記第3の列の反対側に配置された第4の平面領域を備え、
前記第4の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、近接ヘッド。
[形態8]
形態5に記載の近接ヘッドであって、前記第2の列および前記第3の列は、約0.5インチから約0.75インチの間の距離だけ離れている、近接ヘッド。
[形態9]
形態5に記載の近接ヘッドであって、前記第3の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、近接ヘッド。
[形態10]
形態9に記載の近接ヘッドであって、前記第3の平面および前記第1の平面の間の前記オフセットは、約0.020インチから約0.080インチの間である、近接ヘッド。
[形態11]
形態10に記載の近接ヘッドであって、前記第3の列は、前記第1の平面領域に対する前記オフセットを有するよう前記第3の平面領域に形成される、近接ヘッド。
[形態12]
形態1に記載の近接ヘッドであって、前記第3の離散孔は、面取りされている、近接ヘッド。
[形態13]
形態1に記載の近接ヘッドであって、さらに、前記第1の導管に接続された第1のチャンバと、前記第2の導管に接続された第2のチャンバと、前記第3の導管に接続された第3のチャンバと、を備える、近接ヘッド。
[形態14]
近接ヘッドであって、
ヘッド面を備え、
前記ヘッド面は、
第1の平面領域と複数の第1の導管とを備え、前記複数の第1の導管の各々は、前記ヘッド面に存在し前記第1の平面領域にわたって配置された複数の第1の離散孔の内の対応する離散孔によって規定されており、
さらに、第2の平面領域と複数の第2の導管とを備え、前記複数の第2の導管は、前記ヘッド面に存在し前記第2の平面領域にわたって配置された対応する複数の第2の離散孔によって規定されており、
さらに、前記第1の平面領域および前記第2の平面領域の間に隣接して配置された第3の平面領域と複数の第3の導管とを備え、
前記複数の第3導管は、前記ヘッド面に存在し前記第3の平面領域にわたって配置された対応する複数の第3の離散孔によって規定されており、前記第3の導管は、前記第3の平面領域と第1の角度を成すよう形成され、前記第1の角度は、30°から60°の間であり、
前記第3の離散孔は、後縁部に沿って形成され、
前記第1の列に関して前記第3の列の反対側に第4の平面領域が配置されており、
前記第4の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされており、
前記第3の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、
近接ヘッド。
[形態15]
近接ヘッドの製造するための方法であって、
前記近接ヘッド内に第1のチャンバを形成する工程と、
前記近接ヘッド内に第2のチャンバを形成する工程と、
前記近接ヘッド内に第3のチャンバを形成する工程と、
ヘッド面から前記第1のチャンバに至る複数の第1の導管を形成する工程と、
ヘッド面から前記第2のチャンバに至る複数の第2の導管を形成する工程と、
ヘッド面から前記第3のチャンバに至る複数の第3の導管を形成する工程と、
を備え、
前記第3の導管は、前記ヘッド面と第1の角度を成すよう形成され、前記第1の角度は、30°から60°の間である、方法。
[形態16]
形態15に記載の方法であって、さらに、
前記ヘッド面上に第1の平面領域を形成する工程と、
前記ヘッド面上に第2の平面領域を形成する工程と、
前記ヘッド面上に第3の平面領域を形成する工程と、
を備え
前記第3の平面領域は、前記第1の平面領域および前記第2の平面領域の間に隣接して配置され、前記第3平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、方法。
[形態17]
形態15に記載の方法であって、さらに、
第4の平面領域を形成する工程を備え、
前記第4の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、方法。
[形態18]
形態15に記載の方法であって、前記近接ヘッドは、単一のワークピースから形成される、方法。
[形態19]
近接ヘッドを用いて基板を処理する方法であって、
前記基板の表面に近接し、前記基板の表面と実質的に平行な第1の平面内に存在するように、前記近接ヘッドを配置する工程と、
前記近接ヘッドのヘッド面の第1の平面領域と前記基板の表面との間に、液体メニスカスを形成する工程と、
前記液体メニスカスの後縁部に真空を作用させる工程と、
を備え、
前記真空は、前記液体メニスカスから実質的に途切れない液体の流れを引き込む、方法。
[形態20]
形態19に記載の方法であって、
前記液体メニスカスは、前縁部を備え、
前記ヘッド面は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し前記第1の平面領域からオフセットされた第2の平面領域を備え、
前記第2の平面領域は、前記第1の平面領域よりも前記基板の表面の近くに配置されるようオフセットされ、
前記液体メニスカスは、前記第2の平面領域と前記基板の表面との間に形成された前縁部を備える、方法。
本発明のその他の態様および利点については、本発明の原理を例示した添付図面を参照しつつ行う以下の詳細な説明から明らかになる。
本発明の一実施形態に従って、基板の表面上で近接ヘッド100が動作を実行する様子を示す図。 本発明の一実施形態に従って、近接ヘッドのヘッド面を示す図。 本発明の一実施形態に従って、表面を処理する方法動作を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に従って、近接ヘッドシステムを示す略図。 本発明の一実施形態に従って、近接ヘッドを示す断面図。 本発明の一実施形態に従って、近接ヘッドのヘッド面を示す図。 本発明の一実施形態に従って、第3の導管および第3のチャンバを示す詳細図。 本発明の一実施形態に従って、第3の導管および第3のチャンバを示す詳細図。 本発明の一実施形態に従って、近接ヘッドを形成する方法動作を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に従って、近接ヘッドを示す等角図。 本発明の一実施形態に従って、表面を処理する方法動作を示すフローチャート。
以下では、近接ヘッドのいくつかの代表的な実施形態について説明する。当業者にとって明らかなように、本発明は、本明細書で説明する具体的な詳細事項の一部または全てがなくとも実施可能である。
図1Aは、本発明の一実施形態に従って、基板108の表面108A上で近接ヘッド100が動作を実行する様子を示す。近接ヘッド100は、被処理物108の上面108Aに近接しつつ相対的に移動することができる。被処理物108は、任意の種類の被処理物(例えば、金属、セラミック、プラスチック、半導体基板、または、任意の他の望ましい被処理物)であってよい。近接ヘッド100は、被処理物108の下面108Bの処理(例えば、洗浄、乾燥、エッチング、メッキなど)に用いられてもよいことを理解されたい。
近接ヘッド100は、第1の流体112を近接ヘッドのヘッド面110Aに供給するための1または複数の第1の導管112Aを備える。近接ヘッド100は、さらに、第2の流体114をヘッド面110Aに供給するための1または複数の第2の導管114Aを備える。第2の流体114は、後に詳述するように、第1の流体112とは異なっていてよい。近接ヘッド100は、さらに、ヘッド面110Aから第1の流体112および第2の流体114を除去するための複数の第3の導管116Aを備える。
図1Bは、本発明の一実施形態に従って、近接ヘッド100のヘッド面110Aを示す図である。ヘッド面110Aは、略平面領域110B、110C、110Dを備える。略平面領域110Bは、対応する第1の導管112Aへの開口部をそれぞれ規定する1または複数の離散孔112Bを備える。同様に、略平面領域110Cは、対応する第2の導管114Aへの開口部をそれぞれ規定する1または複数の離散孔114Bを備え、略平面領域110Dは、対応する第3の導管116Aへの開口部をそれぞれ規定する1または複数の離散孔116Bを備える。離散孔112B、114B、および、116Bは、任意の所望の形態(例えば、略円形、楕円形、など)を有してよく、同じサイズまたは異なるサイズであってよい。例えば、離散孔112Bは、離散孔114Bおよび116Bより小さくてもよいし大きくてもよい。
図1Aおよび1Bに示した近接ヘッド100は、近接ヘッドの簡略な一例であることを理解されたい。近接ヘッド100は、多くの異なる形状およびサイズを有してよい。例えば、近接ヘッドは、円形、楕円形、環状、および、任意の他の所望の形状であってよい。同様に、メニスカス102は、離散孔112B、114B、および、116Bの配列によって規定できる任意の所望の形状を有してよく、円形、楕円形、長方形、環状、凹形などを含むが、それらに限定されない。さらに、平面領域110B、110C、および、110Dは、任意の形状を有してよい。例えば、平面領域110Bは、円形、長方形、楕円形、または、任意の他の所望の形状であってよい。第3の離散孔116Bを備える第2の平面領域110Cは、平面領域110Bを完全に取り囲んでもよいし、平面領域110Bの一部だけを取り囲んでもよい。同様に、第2の離散孔114Bを備える第3の平面領域110Dは、平面領域110Bおよび110Cを完全に取り囲んでもよいし、平面領域110Bおよび110Cの一部だけを取り囲んでもよい。例えば、第2の離散孔114Bは、後縁部104Bおよび/または前縁部104Aおよび/または側縁部104Cおよび104Dの1または複数の部分だけに限定されてよい。
図1Cは、本発明の一実施形態に従って、表面108Aを処理する方法動作150を示すフローチャートである。動作152において、近接ヘッド100は、処理のために基板表面108Aに近接するよう配置される。図1Aに示した近接距離Hは、約5mmから約0.5mm未満までの値であってよい。
動作154において、液体112が、1または複数の第1の導管112Aおよびそれらに対応する離散孔112Bから導入され、ヘッド面110Aと基板表面108Aの間で、制御されて閉じ込められた流体メニスカスを形成する。液体112の表面張力によって、液体は、ヘッド面110Aおよび基板表面108Aの両方に「付着」すなわち引き付けられる。結果として、液体112の表面が、ヘッド面110Aおよび基板表面108Aの間で引き寄せられるため、メニスカス102の外壁104Aおよび104Bが形成される。液体112は、所望の処理に適した任意の溶液であってよい。例えば、液体112は、水、脱イオン水(DIW)、洗浄流体、エッチング溶液、メッキ溶液などであってよい。
動作156において、第3の導管116Aの内の1または複数に対して、真空が作用される。真空は、メニスカス102から、離散孔116Bおよびそれらに対応する導管116Aに、液体112を引き込む。メニスカス102から引き込まれる液体112は、第1の導管112Aからメニスカスに流れ込む液体の量より多くてもよいし少なくてもよい。例えば、近接ヘッド100において、第1の導管112Aよりも多くの第3の導管116Aが設けられてよい。さらに、メニスカス102は、表面108A上を移動される間に、追加の液体および他の汚染物質を表面から収集することができる。
第3の導管116Aおよび対応する離散孔116Bは、近接ヘッド100が、ヘッド面110Aと基板表面108Aとの間にメニスカスを閉じ込めることができるように、第1の離散孔112Bを少なくとも部分的に囲んでよい。大量の第1の液体112が、メニスカスを通して流れることで、基板表面108Aの処理を良好に制御することができる。例えば、第1の液体112は、基板表面108Aをエッチングするためのエッチング剤であってよい。エッチング剤は、基板表面108Aと反応するため、反応の残留物がエッチング剤に混入し、その結果生じた汚染物質がエッチング剤の濃度およびエッチング能を減少させうる。エッチング剤112Aは、第3の導管116Aを通してメニスカス102から吸引排除されるため、反応残留物およびその他の汚染物質が、メニスカスから取り除かれる。同時に、汚染されていない追加のエッチング剤が、第1の導管112Aを通してメニスカス102へ供給される。
動作160において、近接ヘッド100は、メニスカス102を基板表面108Aに沿って移動させるように、基板108に対して相対的に(例えば、方向122に)移動されてよい。側面104Aは、メニスカスが基板表面108Aに沿って方向122に移動する際に、メニスカス102の前縁部を形成する。メニスカス102は、基板表面108A上にある汚染物質120を除去することができる。汚染物質120は、液滴、固体残留物、任意の他の汚染物質、および、それらの混合物(例えば、溶液中の固体汚染物質)であってよい。
側面104Bは、メニスカスが基板表面108Aに沿って方向122に移動する際に、メニスカス102の後縁部を形成する。メニスカス102に含まれる液体の表面張力により、基板表面108A上の実質的にすべての液体がメニスカスと共に除去される。このように、メニスカス102は、基板表面108Aからすべての液体汚染物質を除去することによって、乾燥動作を実行することができる。同様に、メニスカス102は、例えば、湿式エッチングまたはメッキ剤をメニスカスとして基板表面108Aに供給することによって、ドライイン・ドライアウト処理動作を実行することが可能であり、後縁部104Bが、エッチングまたはメッキ処理に由来するすべての液体を除去する。
基板表面108Aにわたってメニスカス102を移動させることは、基板表面にわたって、かつ、基板表面の縁部を離れて第2の表面124に、メニスカスを移動させることを含んでもよい。
随意的な動作158では、第2の流体114が基板表面108Aに供給されてよい。第2の流体114は、表面張力制御流体であってよい。表面張力制御流体は、イソプロピルアルコール(IPA)蒸気、窒素、有機化合物、ヘキサノール、エチルグリコール、CO2ガス、および、水と混和性のあるその他の化合物、または、それらの混合物、の内の1または複数であってよい。例えば、IPA蒸気が、窒素などの不活性搬送ガスによって、基板表面108Aに送られてよい。
近接ヘッド100は、基板108と物理的に接触しない。第1の液体112および第2の流体114だけが、基板108と接触する。
近接ヘッド100は、さらに、追加の計器、ヒータ、または、その他のモニタ118を備えていてよい。追加の計器、ヒータ、または、その他のモニタ118を用いて、メニスカス102によって基板表面108Aに適用される液体112または処理を監視することができる。例えば、追加の計器、ヒータ、または、その他のモニタ118は、液体112を加熱または冷却し、液体112の表面(例えば、表面108上での層の厚さ、基板108の厚さ、または、表面フィーチャの深さ、など)またはその他の化学的特性(例えば、pHレベル、導電率、など)もしくは任意の他の特性を、必要に応じて測定してよい。
図1Dは、本発明の一実施形態に従って、近接ヘッドシステム170を示す略図である。近接ヘッドシステム170は、処理チャンバ180、制御部172、真空源116’、第1の液体源112’、および、第2の流体源114’を備える。第1の液体源112’、第2の流体源114’、および、真空源116’は、制御部172によって制御される適切な制御バルブまたはその他の流量制御機構を介して、対応する導管112、114、および、116に接続されている。
処理チャンバ180は、2以上の処理に対応可能である。例えば、処理チャンバ180は、プラズマエッチング処理によって被処理物108をエッチングした後に、単一の処理チャンバ内でその場で(insitu)、近接ヘッドによって被処理物をリンス、洗浄、および、乾燥できるように、プラズマエッチング処理および近接ヘッド100を備えることができる。処理チャンバ180は、一般にクラスタツールと呼ばれるような複数の他の処理チャンバ182、184、186に接続されてもよい。
近接ヘッドシステム170は、さらに、被処理物108の第2の表面108Bを処理できる第2の近接ヘッド100’を備えてもよい。近接ヘッドシステム170は、さらに、被処理物108に施される処理を監視するための計器174を備えてよい。近接ヘッドシステム170は、さらに、近接ヘッド100に結合され近接ヘッドを支持および/または移動させることができるアクチュエータ176を備えてよい。
制御部172は、さらに、レシピ178を備えてよい。レシピ178は、処理チャンバ内での処理のパラメータを規定する。制御部172は、処理チャンバ内での処理を制御するために必要に応じて、処理チャンバ180、近接ヘッド100、および、処理チャンバの他の部分に接続される。制御部172は、さらに、処理チャンバ180内での処理のレシピ178を実施するためのロジック172Aを備える。ロジック172Aは、さらに、処理の結果を監視し、監視した結果に応じてレシピの1または複数の要素を調整または修正する機能を備えてもよい。
被処理物108は、近接ヘッド100に対して相対的に移動されることができる。例えば、被処理物は、半導体ウエハであってよく、近接ヘッド100に対して相対的に回転されてよい。同様に、被処理物108が、実質的に1ヶ所に固定され、近接ヘッド100が、被処理物の表面108Aにわたって移動されてもよい。被処理物108および近接ヘッド100の両方が移動可能であってもよいことを理解されたい。近接ヘッドの相対移動は、表面108Aを横切る実質的に直線の移動であってもよいし、または、円形またはらせん形に移動されてもよい。近接ヘッド100は、具体的には、表面に対して実行される特定の処理に望ましいように、表面108A上で、ある位置から別の位置へ移動されてよい。
図2Aは、本発明の一実施形態に従って、近接ヘッド200を示す断面図である。図2Bは、本発明の一実施形態に従って、近接ヘッド200のヘッド面210を示す図である。近接ヘッドは、第1の液体チャンバ204を備える。第1の導管112Aは、第1の離散孔112Bを第1のチャンバ204に接続する。第1の液体源112’は、上述のように第1のチャンバ204に接続されている。第1の液体チャンバ204は、対応する離散孔112Bを通して第1の流体112を第1の導管112Aおよびヘッド面210に供給し、ヘッド面と基板表面108Aとの間にメニスカス102を形成する。
近接ヘッド200は、さらに、第2の導管114Aによって第2の離散孔114Bに接続された第2のチャンバ206を備える。第2の流体源114’は、上述のように第2の流体液体供給チャンバ206に接続されている。第2のチャンバ206は、対応する離散孔114Bを通して、第2の流体114を第2の導管114Aおよびヘッド面210に供給する。
近接ヘッド200は、さらに、第3の導管116Aによって離散孔116Bに接続された第3のチャンバ208を備える。真空源116’は、上述のように第3の供給チャンバ208に接続されている。第3のチャンバ208は、対応する離散孔116Bを通して、真空を第3の導管116Aおよびヘッド面210に作用させる。真空は、第1の液体112および第2の流体114をヘッド面210から(例えば、メニスカス102から、および/または、ヘッド面210と基板表面108Aとの間の空間から)引き込むことが可能である。
図2Cは、本発明の一実施形態に従って、第3の導管116Aおよび第3のチャンバ208を示す詳細図230である。この第3の導管116Aは、ヘッド面210と実質的に垂直(すなわち、角度λが約90°)に形成されている。第3の導管116Aは、約0.5mmから約2.0mm(すなわち、約0.020インチから約0.080インチ)の間の直径を有している。動作中、真空は、液体を第3の導管116Aに引き込み、導管の直径が比較的小さいために、液体は、導管の側面に付着して、複数の少量の液体220を形成する。複数の少量の液体220がメニスカス102から引き込まれる際に、それらの間に、メニスカスの周囲に近接した大気のポケット222が挟まれる。結果として、第3のチャンバ208に存在する真空によって生じる空気流は、第3の導管116A内の複数の少量の液体220の各々によって断続的に遮断される。従って、空気流が周期的に遮断されるために、真空は、連続的および一様にメニスカス102に適用されない。
真空が遮断されることによって、メニスカス102全体に圧力変動224が伝わる。圧力変動は、メニスカス102の前縁部104Aをはじけさせて、メニスカス102からの液滴226の放出を引き起こしうる。
図1Aおよび1Bに示した近接ヘッド100を参照すると、真空は、実質的にメニスカス102の周囲に作用される。その結果、メニスカス102の1または複数の縁部104Aないし104Dから放出される任意の液滴(例えば、図2Cに示した液滴226など)が、真空によって速やかに収集される。残念なことに、実質的にメニスカスの周囲に真空を作用させるには、非常に複雑な真空分配システムを近接ヘッド内に設ける必要がある。かかる複雑な分配システムでは、いくつかの層と多くの部品で構成された近接ヘッド100が必要であった。例えば、ヘッド面110Aおよび表面ブロック110が、図1Aおよび1Bに示すように形成される。真空分配システムは、表面ブロック110の上面111に機械的に密閉された1または複数の追加のブロック109内に形成され、それにより、近接ヘッドが完成する。各用途に応じて、近接ヘッド100は、複数の部品、例えば、近接ヘッド内で、液体、流体、および、真空を分配、管理、および、密封するためのシールを備えてよい。
図2Dは、本発明の一実施形態に従って、第3の導管116A’および第3のチャンバ208を示す詳細図240である。この第3導体116A’は、ヘッド面210に対して角度θをなすように形成されている。θは、90°未満であり、ヘッド面210から約15°ないし約60°の間の角度であってよい。例えば、第3の導体116A’は、ヘッド面210に対して約30°の角度で形成されてよい。
ヘッド面に対して90°未満の角度で第3の導体116A’を形成することで、液体は、図2Cで説明したような分断した状態220ではなく、よりらせん状に近い動作状態242で導管内に引き上げられる。液体は、導管116A’に引き込まれる際に、実質的に途切れずに導管116A’を上がって第3チャンバ208内に移動する。従って、空気流が遮断されず、真空圧が変化しないため、メニスカス102は崩壊せず、液滴がメニスカスから放出されることがない。その結果、近接ヘッド200は、メニスカス102の前縁部104Aに沿って真空を作用させる必要がなくなる。従って、1つの材料ブロックから、近接ヘッド200を製造することができる。
液体は、実質的に途切れることなく導管116A’内を上昇するため、液体を導管116A’内に引き込むのに必要な力が小さくなる。必要な力が小さくなることで、真空レベルを低くすることができる。例えば、(図2Cに示すように)実質的に垂直な導管116Aを備えた近接ヘッドでは、約130mmHgから180mmHgの間の真空レベルが必要である。対して、傾斜した導管116A’によって実現される連続的な流れでは、約60mmHgから約100mmHgの間の真空レベルでよい。
図2Eは、本発明の一実施形態に従って、近接ヘッド200を形成する方法動作250を示すフローチャートである。動作255において、近接ヘッド材(例えば、単一の材料ブロック)が選択され、第1のチャンバ204が近接ヘッド材内に形成される。近接ヘッド材は、処理環境、および、処理中に供給される化学物質に適していると共に、製造中および処理での使用中に形状およびサイズを維持することができる任意の適切な材料(例えば、プラスチック、セラミック、金属、ガラスなど)であってよい。例えば、近接ヘッド200は、ステンレス鋼、または、PTFE(一般にテフロン(登録商標)と呼ばれる)、もしくは、任意の他の適切な材料から形成されてよい。
動作260において、第2のチャンバ206が近接ヘッド材内に形成され、動作265において、第3のチャンバ208が近接ヘッド材内に形成される。第1のチャンバ204、第2のチャンバ206、および、第3のチャンバ208は、機械加工(例えば、ミル加工またはドリル加工など)、成型または鋳造、もしくは、任意の適切な他の製造方法によって、近接ヘッド材内に形成されてよい。
動作270、275、および、280において、それぞれ、第1の導管112A、第2の導管114A、および、第3の導管116A’が、近接ヘッド材内に形成される。第1の導管112A、第2の導管114A、および、第3導管116A’は、適切な機械加工処理(ドリル加工、ミル加工、または、それらの組み合わせなど)によって形成されてよい。例えば、第1の導管112A、第2の導管114A、および、第3導管116A’は、対応する所望の角度(例えば、θ、α)で対応する離散孔112B、114B、および、116Bをヘッド表面に穿孔することによって形成されてよい。
動作285において、ヘッド面210の正確な表面形状が、近接ヘッド上に形成される。ヘッド面210は、任意の適切な手段(例えば、成型、機械加工、切削加工など)によって形成されてよい。
図2A、2B、および、2Dを再度参照すると、ヘッド面210は、多くの特徴を有している。ヘッド面210は、複数の平面領域210A、210A’、210B、210C、および、210Dを備える。第2の平面領域210Bは、メニスカス102の大部分と接触するヘッド面210の部分である。メニスカス102は、約0.25mmから約5.0mm(すなわち、0.010インチから約0.200インチ)の間の厚さHを有する。
第1の平面領域210Aは、第2の平面領域210Bからオフセットされ、第2の平面領域と実質的に平行な平面内に存在する。オフセットは、第1の平面領域210Aが第2の平面領域210Bよりも基板表面108Aに近くなるように、約0.25Hから約0.5Hの間の距離D1となっている。動作中に第1の平面領域210Aを基板表面108Aに接近させると、前縁部104Aは、後縁部104Bよりも物理的に短くなる(例えば、後縁部が約Hの長さを有する時に、前縁部が0.5Hから0.75Hの長さを有する)。その結果、前縁部104Aを形成する凝着力が、実質的に、より強くなり、前縁部は、それに伴って、より強力、かつ、よりロバストになる。ロバスト性は、前縁部を維持するために前縁部104Aに沿って真空を作用させる必要性を、さらに減少させる。
近接ヘッド200は、前縁部に沿った第2の導管114Aおよび第2の離散孔114Bを有していないため、第2の流体114の利用量が少なくなる。前縁部104Aに沿って、第2の離散孔114Bがないために第2の流体114が供給されず、かつ、真空が作用されないことで、前縁部104Aの前方で起こりうる任意の早期の乾燥が低減する。例えば、図1Aおよび1Bの近接ヘッドを参照すると、前縁部104Aの前方の導管114Aから流出する第2の流体114は、前縁部104Aが液滴を取り込むことができる前に液滴120を乾燥させうる。
また、メニスカスの前縁部で真空導管116A内に流れ込むさらなる大気の流れがあると、液滴120上を流れる大気を増大させて、前縁部104Aが液滴を取り込むことができる前に、少なくとも部分的に液滴を乾燥させうる。前縁部104Aの前方で基板表面108Aに適用される真空116および第2の流体114の一方または両方をなくすことで、液滴120の乾燥が低減される。液滴120の乾燥は、液滴内の汚染物質が基板表面108A上に堆積されるため、望ましくない。これは、前の処理が湿式の処理(例えば、洗浄、または、乾燥工程を備えない他の化学処理)であり、近接ヘッドが基板表面108Aのリンスおよび/または乾燥に用いられる場合に、特に重要である。
図3は、本発明の一実施形態に従って、近接ヘッド200を示す等角図である。図3に示すように、第1の平面領域210Aは、両端部225Aおよび225Bの第1の離散孔112Bの周囲に拡がっていてよい。両端部225Aおよび225Bの第1の離散孔112Bの周囲に第1の平面領域210Aを拡張すると、メニスカス102の側縁部104Cおよび104Dを維持するために真空を作用させる必要がなく、メニスカスの側縁部104Cおよび104Dの領域に、第3の導管116A、第3の離散孔116B、および、第3チャンバを設ける必要がなくなるため、近接ヘッド200の構造をさらに単純化できる。
図2A、2B、および、2Dを再度参照すると、第1の平面領域210Aの一部分210A’が、第1の平面領域からオフセットされ、第1の平面領域210Aと実質的に平行な平面内に存在してもよい。その部分210A’を第1の平面領域210Aからオフセットすることにより、メニスカスの前縁部104A、側面104Cおよび104Dが第1の表面領域で形成される際に第1の表面領域が基板表面108Aにより近くなることから、前縁部および側面を形成する助けとなる。部分210A’は、第1の平面領域210AからD1.1の距離だけオフセットされる。距離D1.1は、約0.25から約1.0mm(すなわち、約0.010インチから約0.040インチ)での間であってよい。
第3の平面領域210Cは、第2の平面領域210Bからオフセットされ、第2の平面領域210Bと実質的に平行な平面内に設けられてもよい。第3の平面領域210Cは、第2の平面領域210Bから距離D2だけオフセットされる。距離D2は、約0.5mmから約2.0mm(すなわち、約0.020インチから約0.080インチ)の間であってよい。第3の平面領域210Cのオフセットは、離散孔116B内への流入を支援することで、メニスカス102の後縁部104Bの位置を規定する助けとなる。オフセットは、第3の平面領域210Cと基板表面108Aとの間の空間の距離および体積を増大させる。空間が増大することで、より多くの周辺の大気および流体114が、離散孔116Bに近づいて流れ込むことが可能になる。より多くの周辺の大気および流体114が、離散孔116B内に流れ込むことで、真空によって離散孔116B内に運ばれる液体のらせん状の流れ242を支援する。
各離散孔116Bは、さらに、面取り部212を備えてもよい。面取り部212は、メニスカス102から離散孔116B内への液体の流れをさらに円滑にする。面取り部212は、任意の適切なサイズおよび形状を有してよい。例えば、図によると、面取り部212は、離散孔116Bと実質的に同心に配置されている。あるいは、面取り部212は、より楕円形であって、離散孔114Bの方に偏っていてもよい。
面取り部212は、離散孔116Bの周りに任意の適切な幅D6を有してよい。例えば、D6は、約0.015インチから約0.040インチの間であってよい。面取り部212は、約0.005インチから約0.020インチの間の深さD5を有してよい。面取り部212は、約30°から約60°の間の角度γを有してよい。例えば、面取り部212は、各離散孔116Bの周りに約0.015インチの幅D6を有し、約0.015インチの深さD5および約45°の角度γを有してよい。
第2の導管114A’は、第3の平面領域210Cと角度αを成すよう形成されてよい。角度αは、約30°から約60°の間であってよい。角度αは、第2の流体114を、第3の導管116A’に適用される真空116から離すよう方向付け、その結果、第2の流体114は、第3の平面領域210Cと基板表面108Aとの間の体積内に、より長い時間滞在する。より長い時間滞在することで、第2の流体114は、より長い時間、後縁部104Bと基板表面108Aとの間の界面に作用することができる。上述のように、第2の流体114は、メニスカス102内の液体112の表面張力を修正するためのガス、蒸気、または、ガスおよび蒸気の混合物(例えば、IPA/N2蒸気ガス混合物、二酸化炭素ガス、など)であってよい。離散孔114Bと真空離散孔116Bとの距離が若干長くなると、第2の流体114は、より多く周辺の大気と混ざるようになる。第2の流体114と周辺の大気が混合すると、第2の流体114がより均一に供給されるようになるため、メニスカス102の後縁部104Bの表面張力がより均一に修正される。
離散孔114Bおよび離散孔116Bは、距離D3だけ離れている。距離D3は、約0.5インチから約0.75インチの間であってよい。上述の角度αと同様に、距離D3は、第3の平面領域210Cと基板表面108Aとの間の体積内での第2の流体の滞留時間を決定する助けとなる。距離D3が短くなると、滞留時間も短くなる。あるいは、距離D3が長くなると、滞留時間も長くなる。近接ヘッド200は、1秒当たり約0.2インチから約0.6インチの間の走査速度で基板表面108A上で走査されてよい。これにより、第2の流体114の滞留時間は、約0.8から約3.75秒の間になる。比較のために、近接ヘッド100(図1A参照)は、約0.15から約0.75秒の間の滞留時間を提供する(例えば、約5倍)。
第4の平面領域210Dは、第3の表面領域210Cと同一平面上にあってよい。あるいは、第4の平面210Dは、第3の平面210Cに対して角度βだけ傾斜されてもよい。角度βは、約30°から約60°の間であってよい。角度βは、約120°から約180°の間であってもよい。
離散孔112Bおよび離散孔116Bは、距離D4だけ離れている。距離D4は、約0.25インチから約2.0インチの間であってよい。距離D4は、メニスカス102の前縁部104Aおよび後縁部104Bの間の距離よりもやや短い。
図2Aを参照すると、(点線で示した)第1の導管112A’が、第2の平面領域210Bと角度δを成すよう形成されてもよい。角度δは、約30°から約90°の間であってよい。離散孔116Bに向かって導管112A’を傾斜させることにより、導管112A’からメニスカス102および離散孔116Bへの第1の液体112の流れを促進および支援する。
図4は、本発明の一実施形態に従って、表面108Aを処理する方法動作400を示すフローチャートである。動作405において、近接ヘッド200が、処理のために基板表面108Aに近接するよう配置される。
動作410において、液体112が、1または複数の第1の導管112Aおよびそれらに対応する離散孔112Bから導入され、ヘッド面210と基板表面108Aとの間で、制御されて閉じ込められた流体メニスカスを形成する。上述のように、液体112は、第1の液体を離散孔116Bに向ける傾斜した第1の導管112A’を介して供給されてよい。
動作415において、傾斜した第3の導管116A’の内の1または複数に対して、真空116が作用される。真空116は、メニスカス102から離散孔116Bおよびそれらに対応する導管116A’に、流体112を引き込む。上述のように、液体112は、実質的に途切れずに導管116A’内を流れる。
動作420において、第2の流体114が、メニスカスの後縁部104Bに沿って基板表面108Aに供給されてもよい。動作425において、近接ヘッド200は、メニスカス102を基板108Aに沿って移動させるように、基板108と相対的に移動されてよく、次いで、方法動作は終了してよい。
上述の実施形態を念頭に置いて、本発明は、コンピュータシステムに格納されたデータを含め、コンピュータによって実行される様々な動作を用いてもよいことを理解されたい。これらの動作は、物理量の物理操作を必要とするものである。通常、必ずしも当てはまるわけではないが、これらの物理量は、格納、転送、合成、比較、および、その他の操作を施すことが可能な電気または磁気の信号の形態を取る。さらに、実行される操作は、生成、特定、決定、または、比較などの用語で呼ばれることが多い。
本発明の一部を形成する本明細書で説明した動作はいずれも、有用な機械動作である。本発明は、さらに、これらの動作を実行するためのデバイスまたは装置に関する。装置は、必要な目的に対して特別に構成されてもよいし、コンピュータ内に格納されたコンピュータプログラムによって選択的に起動または構成される汎用コンピュータであってもよい。特に、本明細書の教示に従って記述されたコンピュータプログラムと共に、様々な汎用マシンを用いてもよいし、必要な動作を実行することに特化された装置を構成して利便性を向上させてもよい。
本発明の態様は、コンピュータ読み取り可能な媒体上のコンピュータ読み取り可能なコードおよび/またはロジックとして実施されてもよい。例として、レシピ178および方法動作をフローチャートに記載した。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータシステムによって読み出し可能なデータを格納できる任意のデータ格納装置である。コンピュータ読み取り可能な媒体の例としては、ハードドライブ、ネットワーク接続ストレージ(NAS)、読み出し専用メモリ、論理回路、ランダムアクセスメモリ、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、および、その他の光学および非光学式のデータ格納装置が挙げられる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能なコードが、分散的に格納および実行されるように、ネットワーク接続された複数のコンピュータシステムに分布されてもよい。
上述の図面における動作によって表される命令は、図示した順序で実行される必要はなく、それらの動作によって表される処理すべてが、必ずしも本発明の実施に必要なわけではない。さらに、上述の図面のいずれかに記載された処理は、RAM、ROM、または、ハードディスクドライブのいずれか、もしくは、それらを組み合わせたものに格納されたソフトウェアとして実施されてもよい。
理解を深めるために、上述の発明について、ある程度詳しく説明したが、添付の特許請求の範囲内で、ある程度の変更や変形を行ってもよいことは明らかである。したがって、本実施形態は、例示的なものであって、限定的なものではないとみなされ、本発明は、本明細書に示した詳細に限定されず、添付の特許請求の範囲および等価物の範囲内で変形されてよい。

Claims (23)

  1. 近接ヘッドであって、
    ヘッド面を備え、
    前記ヘッド面は、
    第1の平面領域と複数の第1の導管とを備え、前記複数の第1の導管の各々は、前記ヘッド面に存在し前記第1の平面領域にわたって配置された複数の第1の離散孔の内の対応する離散孔によって規定されており、
    さらに、第2の平面領域と複数の第2の導管とを備え、前記複数の第2の導管は、前記ヘッド面に存在し前記第2の平面領域にわたって配置された対応する複数の第2の離散孔によって規定されており、
    さらに、前記第1の平面領域および前記第2の平面領域の間に隣接して配置された第3の平面領域と複数の第3の導管とを備え、前記複数の第3導管は、前記ヘッド面に存在し前記第3の平面領域にわたって配置された対応する複数の第3の離散孔によって規定されており、前記第3の導管は、前記第3の平面領域と第1の角度を成すよう形成され、前記第1の角度は前記第1の導管側に形成されて、30°から60°の間である、
    近接ヘッド。
  2. 請求項1に記載の近接ヘッドであって、前記複数の第1の導管は、第1の液体源に接続され、第1の液体を前記ヘッド面に供給し、前記複数の第2の導管は、第2の流体源に接続され、第2の流体を前記ヘッド面に供給し、前記複数の第3の導管は、真空源に接続され、真空を前記ヘッド面に供給する、近接ヘッド。
  3. 請求項1に記載の近接ヘッドであって、前記第3の離散孔は、前記第1の液体で形成されたメニスカスの後縁部に沿って形成される、近接ヘッド。
  4. 請求項1に記載の近接ヘッドであって、前記第1の導管は、前記第1の平面領域と第2の角度を成すよう形成され、前記第2の角度は、30°から60°の間である、近接ヘッド。
  5. 請求項1に記載の近接ヘッドであって、前記第1の離散孔は、第1の列に形成され、前記第2の離散孔は、第2の列に形成され、前記第3の離散孔は、第3の列に形成され、
    前記第1の列、前記第2の列、および、前記第3の列は、実質的に平行であり、前記第3の列は、前記第1の列および前記第2の列の間に配置される、近接ヘッド。
  6. 請求項5に記載の近接ヘッドであって、前記第2の導管は、前記第3の平面領域と第2の角度を成すよう形成され、前記第2の角度は、30°から60°の間であり、前記第2の導管は、前記第3の列から離れる方向に向けられる、近接ヘッド。
  7. 請求項5に記載の近接ヘッドであって、さらに、
    前記第1の列に関して前記第3の列の反対側に配置された第4の平面領域を備え、
    前記第4の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、近接ヘッド。
  8. 請求項5に記載の近接ヘッドであって、前記第2の列および前記第3の列は、約0.5インチから約0.75インチの間の距離だけ離れている、近接ヘッド。
  9. 請求項5に記載の近接ヘッドであって、前記第3の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、近接ヘッド。
  10. 請求項9に記載の近接ヘッドであって、前記第3の平面領域および前記第1の平面領域の間の前記オフセットは、約0.020インチから約0.080インチの間である、近接ヘッド。
  11. 請求項10に記載の近接ヘッドであって、前記第3の列は、前記第1の平面領域に対する前記オフセットを有するよう前記第3の平面領域に形成される、近接ヘッド。
  12. 請求項1に記載の近接ヘッドであって、前記第3の離散孔は、面取りされている、近接ヘッド。
  13. 請求項1に記載の近接ヘッドであって、さらに、前記第1の導管に接続された第1のチャンバと、前記第2の導管に接続された第2のチャンバと、前記第3の導管に接続された第3のチャンバと、を備える、近接ヘッド。
  14. 近接ヘッドであって、
    ヘッド面を備え、
    前記ヘッド面は、
    第1の平面領域と複数の第1の導管とを備え、前記複数の第1の導管の各々は、前記ヘッド面に存在し前記第1の平面領域にわたって配置された複数の第1の離散孔の内の対応する離散孔によって規定されており、
    さらに、第2の平面領域と複数の第2の導管とを備え、前記複数の第2の導管は、前記ヘッド面に存在し前記第2の平面領域にわたって配置された対応する複数の第2の離散孔によって規定されており、
    さらに、前記第1の平面領域および前記第2の平面領域の間に隣接して配置された第3の平面領域と複数の第3の導管とを備え、
    前記複数の第3導管は、前記ヘッド面に存在し前記第3の平面領域にわたって配置された対応する複数の第3の離散孔によって規定されており、前記第3の導管は、前記第3の平面領域と第1の角度を成すよう形成され、前記第1の角度は前記第1の導管側に形成されて、30°から60°の間であり、
    前記第3の離散孔は、前記第1の液体で形成されたメニスカスの後縁部に沿って形成され、
    前記第1の列に関して前記第3の列の反対側に第4の平面領域が配置されており、
    前記第4の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされており、
    前記第3の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、
    近接ヘッド。
  15. 近接ヘッド製造するための方法であって、
    前記近接ヘッド内に第1のチャンバを形成する工程と、
    前記近接ヘッド内に第2のチャンバを形成する工程と、
    前記近接ヘッド内に第3のチャンバを形成する工程と、
    ヘッド面から前記第1のチャンバに至る複数の第1の導管を形成する工程と、
    ヘッド面から前記第2のチャンバに至る複数の第2の導管を形成する工程と、
    ヘッド面から前記第3のチャンバに至る複数の第3の導管を形成する工程と、
    を備え、
    前記第3の導管は、前記ヘッド面と第1の角度を成すよう形成され、前記第1の角度は、30°から60°の間である、方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、さらに、
    前記ヘッド面上に第1の平面領域を形成する工程と、
    前記ヘッド面上に第2の平面領域を形成する工程と、
    前記ヘッド面上に第3の平面領域を形成する工程と、
    を備え
    前記第3の平面領域は、前記第1の平面領域および前記第2の平面領域の間に隣接して配置され、前記第3平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、方法。
  17. 請求項15に記載の方法であって、さらに、
    第4の平面領域を形成する工程を備え、
    前記第4の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされている、方法。
  18. 請求項15に記載の方法であって、前記近接ヘッドは、単一のワークピースから形成される、方法。
  19. 近接ヘッドを用いて基板を処理する方法であって、
    前記基板の表面に近接し、前記基板の表面と実質的に平行な第1の平面内に存在するように、前記近接ヘッドを配置する工程と、
    前記近接ヘッドのヘッド面の第1の平面領域と前記基板の表面との間に、第1の離散孔から供給された第1の液体で形成されたメニスカスの液体メニスカスを形成する工程と、
    前記液体メニスカスの後縁部に真空を作用させる工程と、
    を備え、
    前記真空は、前記液体メニスカスから実質的に途切れない液体の流れを引き込む、方法。
  20. 請求項19に記載の方法であって、
    前記液体メニスカスは、前縁部を備え、
    前記ヘッド面は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し前記第1の平面領域からオフセットされた第2の平面領域を備え、
    前記第2の平面領域は、前記第1の平面領域よりも前記基板の表面の近くに配置されるようオフセットされ、
    前記液体メニスカスは、前記第2の平面領域と前記基板の表面との間に形成された前縁部を備える、方法。
  21. 請求項14に記載の近接ヘッドであって、
    前記複数の第3の離散孔のそれぞれは、前記第3の平面領域内にある後端と、前記第1の平面領域にある前端と、を有する、近接ヘッド。
  22. 請求項14に記載の近接ヘッドであって、
    前記第3の平面領域のオフセットは、前記第3の平面領域と前記基板表面との距離を増大させる、近接ヘッド。
  23. 請求項1に記載の近接ヘッドであって、
    前記複数の第3の離散孔のそれぞれは、前記第3の平面領域内にある後端と、前記第1の平面領域にある前端と、を有し、
    前記第3の平面領域は、前記第1の平面領域と実質的に平行な平面内に存在し、前記第1の平面領域からオフセットされており、
    前記オフセットは、前記第3の平面領域と前記基板表面との距離を増大させる、近接ヘッド。
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