JP3635217B2 - 液処理装置及びその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばレジストが塗布され、露光処理がされた基板の表面に現像液を供給して現像処理を行う液処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウエハ(以下ウエハという)や液晶ディスプレイのLCD基板の表面上に回路パターンを形成するためのマスクは以下の工程により形成される。即ち、先ずウエハ表面にフォトレジスト溶液(以下レジストという)の塗布を行い、光等の照射を行う。前記レジストが例えばネガ形ならば光の当った部分が硬化し、硬化しない部分即ちレジストの溶けやすい部分を現像液により溶解して目的とするマスクが形成される。現像処理装置は、半導体ウエハを吸着保持して回転させるスピンチャックとスピンチャック上の半導体ウエハに現像液を供給する現像液供給ノズルを備えている。
【0003】
従来、上述のような現像工程で用いられる現像液供給ノズルとしては、図10(a)に示されるウエハWの直径方向に対応する長さに亘って多数の吐出孔11が配列された供給ノズル12が用いられる。
【0004】
図10(b)で、この供給ノズル12による現像液の吐出について以下に説明する。供給ノズル12をウエハWの中央部にて吐出孔11がウエハWの表面から例えば1mm上方になるように位置させ、吐出孔11から現像液をウエハW表面の直径方向中央部に供給しつつ、ウエハWを180度回転させる。こうすることで、ウエハWの直径方向に亘って中央部から現像液が吐出されながらウエハW一円に広げられ液盛りを完了できる。同時にウエハW表面全体に現像液の液膜が所定の厚さで形成されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来、線幅の均一性を確保するために現像液を半導体ウエハ上面一円に液盛りする工程は、液盛りされた現像液の合計貯溜時間を極力同一に近づけることが要求される。そのために現像液を速やかに半導体ウエハに塗布する必要があるため、現像液の供給圧力を高くしている。
【0006】
しかしながら、従来の現像処理方法だと現像液供給ノズルは均一に吐出させる目的で吐出孔の径が小さく供給圧力も高く設定してあるために吐出流速が高くなる。そのために、半導体ウエハ表面への初期吐出時には半導体ウエハ表面の溶解部分に与える衝撃が強くなり、線幅の均一性が低下するおそれがある。
【0007】
また、半導体ウエハの供給ノズルに亘る中央付近は、最初に吐出した現像液と最後に吐出した現像液が重なる部分が出てくるために新旧の現像液が混じり合い、より現像が進み中央付近の線幅の均一性が損なわれるおそれもある。
【0008】
まして、半導体ウエハを回転させながら現像液を吐出させるために、現像液の慣性力により現像液を液盛りした時の液面の浪打ちが発生し、現像液の混じり合い方も激しいところとそうでないところが発生し現像の均一性が悪化してしまうという問題もある。
【0009】
そこで、上述したものと同様の現像液供給ノズルを使い図10(c)に示すような塗布手段を用いる場合が考えられる。図10(c)は、ウエハWの周縁外側に供給ノズル12を移動させ配置し、この位置より吐出を行いながら反対側のウエハ周縁外側までの間をさらに移動させるスキャン方式である。
【0010】
例えばこのようなスキャン方式では、供給ノズル12がウエハW上方を通過してウエハWの端部上方を離れるとき、図11(a)中のPに示すように吐出孔11近傍の現像液は、ウエハWの表面上に塗布された現像液と吐出孔11から供給される現像液とが夫々の表面張力で繋がったまま引き伸ばされた状態となる。
【0011】
しかし供給ノズル12の移動により吐出孔11と処理液とが離れると、その反動で表面張力により引き伸ばされていたPの部分の現像液がウエハW表面の周縁端部へと戻るプルバック現象が起こり、これによりウエハWの周縁部表面には図11(b)に示すように他のウエハW表面より多くの現像液が供給されるため、線幅が不均一になるという問題が生じてしまう。
【0012】
本発明はこのような事情の下になされたものであり、基板表面において均一な液処理を行うことのできる液処理装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る液処理装置は、基板を水平に保持する基板保持部と、
この基板保持部に保持された基板の一端側から他端側へ移動して基板表面に処理液に供給を行う供給ノズルと、
この供給ノズルが基板の他端側から外方側に離れるときに表面張力により基板の他端と供給ノズルとの間に介在している処理液を基板から切り離して付着するために、僅かな隙間を介して基板の周囲を囲むように設けられた液切り用のリングと、を備え、
前記液切り用のリングは、処理液に対する付着力が基板よりも大きな材料により構成されたことを特徴とする。
【0014】
従って供給ノズルが他端側から外方側に離れるときに処理液のプルバック現象の発生を抑えられるので、基板表面全体に亘って均一な液処理を行うことができる。
【0015】
前記液処理装置は、前記供給ノズルと基板及び/または前記液切り用のリングとを相対的に昇降させるための昇降機構と、供給ノズルが基板の他端側から離れるときに基板表面及び/または前記液切り用のリング頂部に対する当該供給ノズルの相対高さを低くしていきながら移動するように制御する制御部とを備えた構成としてもよい。また供給ノズルは、例えば基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ以上の長さに亘って吐出孔が配列され、基板の一端側から他端側へと移動して基板表面に処理液の供給を行うように構成される。液切り用のリングは、例えば基板保持部に保持された基板を囲み、基板に対して昇降自在に設けられたカップに設けられる。前記液切り用のリングは、例えばその頂部が前記基板の表面より低い位置に設けられていてもよい。更にまた、前記供給ノズルは、下方垂直方向を中心にして進行方向前後に処理液の吐出される方向を傾けるための回転軸部を備えた構成としてもよい。更には液切り用のリングは、上方内側に傾斜していてもよい。
また本発明に係る液処理装置は、基板を水平に保持する基板保持部と、
この基板保持部に保持された基板の一端側から他端側へ移動して基板表面に処理液の供給を行う供給ノズルと、
この供給ノズルが基板の他端側から外方側に離れるときに表面張力により基板の他端と供給ノズルとの間に介在している処理液を基板から切り離して付着するために、僅かな隙間を介して基板の周囲を囲むように設けられ、その頂部が基板の表面より低く位置している液切り用のリングと、
前記供給ノズルを昇降させるための昇降機構と、
前記供給ノズルが基板の他端側から離れるときに、液切り用のリング頂部に対する供給ノズルの高さを低くしていきながら移動するように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
また本発明に係る液処理方法は、基板保持部に基板を保持する工程と、
供給ノズルを前記基板の一端側から他端側へ移動しながら供給ノズルから基板表面に処理液を供給する工程と、
供給ノズルが基板の他端側から外方側に離れるときに、僅かな隙間を介して基板を囲むように設けられた液切り用のリングと基板の他端と供給ノズルとの間に、表面張力により処理液が介在する工程と、
その後供給ノズルが更に外方側に移動したときに、前記処理液が基板の他端から離れて液切り用のリングに付着する工程と、を含むことを特徴とする。前記基板表面に処理液を供給する工程は、供給ノズルに設けられた処理液吐出孔が進行方向とは逆の方向へ向くように傾ける工程と、当該供給ノズルが前記他端側の周縁端部に近づくと処理液吐出孔を垂直下方に向ける工程と、を含んでいてもよい。また前記基板表面に処理液を供給する工程は、供給ノズルを一端側から他端側に向けて移動しながら基板に処理液を供給した後に、この供給ノズルを前記他端側から前記一端側に向けて移動しながら基板に処理液を供給する工程を含み、当該基板に複数回に亘って処理液が供給されるようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明に係る液処理装置を現像装置に適用した実施の形態を示す概略図である。2は基板であるウエハWの裏面中心部を真空吸着し、水平に保持する基板保持部をなすスピンチャックである。このスピンチャックは駆動部20により回転及び昇降できるように構成されている。
【0018】
ウエハWがスピンチャック2に吸着保持された状態において、ウエハWの側方を囲むようにしてカップ3が設けられており、カップ3は各々上下可動な外カップ31と内カップ32とからなる。内カップ32は円筒の上部側が上方内側に傾斜し、上部側開口部が下部側開口部より狭くなるように形成されており、昇降部30により外カップ31が上昇すると外カップ31の移動範囲の一部において連動して昇降するように構成されている。
【0019】
内カップ32上端部には、上方内側に傾斜しその先端(上端)が細くなるように形成されたナイフリング4が設けられている。これは後述する供給ノズルからウエハW表面へと供給される処理液が、ウエハWの周縁端部にてウエハW裏面に回り込むことを防止し、内カップ32を伝って下方側へと滴下するように導くためのものであり、このため内カップ32が下降状態にあるとき、ナイフリング4の上端部はウエハW外縁と僅かな隙間を介してその周囲を囲むように位置決めされる。また上述の理由により、ナイフリング4の材質には処理液例えば現像液に対するウエハW裏面の付着力よりも付着力が大きいこと、一定の耐薬性を有すること及びリング状の加工が施せるもの、といった条件を満たすことが要求される。このナイフリング4の材料には例えばアルミナ(Al2O3)が用いられ、その位置は内カップ32が下降状態にあるときに図5(a)に示すように、例えば上端部とウエハW表面との距離a1が1mm、内側先端とウエハW外縁との距離a2が3mmとなるように設定される。
【0020】
カップ3の下部側はスピンチャック2の周囲を囲む円板33と、円板33の周り全周に亘って凹部を形成し、底面に排液口34が形成されている液受け部35とにより構成されている。この液受け部35の側面より僅かに内側に外カップ31(及び内カップ32)が収まっており、前記凹部とカップ3とによりウエハWの上方レベル及び下方レベルに跨ってウエハWの側方を囲っている。また円板33周縁部には上端がウエハW裏面に接近する断面山形のリング体36が設けられている。
【0021】
次にカップ3の外側について説明する。図1にも示すように外カップ31の外側には例えば上部側カップ31aの一辺と平行になるようにX方向に延びるガイドレール5が設けられている。図1で示す状態では、ガイドレール5の一端側には供給ノズルを移動させる第1の移動機構6が、他端側には洗浄ノズル50を移動させる第2の移動機構51が夫々位置しており、これら移動機構6,51がガイドレール5に案内されてウエハWの上方を移動できるように構成されている。また図1において第1の移動機構6及び第2の移動機構51が夫々示されている位置は、非作業時における第1の移動機構6及び第2の移動機構51の待機部52,53であり例えば上下可動の板状体により構成されている。
【0022】
第1の移動機構6について図3を用いて説明すると、Y方向に配列される多数の処理液の吐出孔71を有する供給ノズル7を吊下げ支持するアーム部61が、移動部であるベース部62を介して第1のガイドレール5に沿って移動できる構成となっている。前記供給ノズル7は例えばウエハWの有効領域(デバイスの形成領域)の幅と同じかそれ以上の長さに亘って吐出孔71が配列されていることが必要であり、この例ではウエハWの直径より僅かに大きく、前記ナイフリング4の内側先端部上方付近までをカバーするように配列されている。ベース部62は例えばボールネジ機構63などにより構成される昇降機構64を有しており、例えばモータなどの図示しない動力源からの駆動力によりアーム部61をZ方向へ移動(上下)させることができる。前記供給ノズル7はアーム部61の先端側の回転軸部65にて吊下げ支持されており、この回転軸部65は図示しない駆動機構により左右に回転できるように構成されているため、供給ノズル7から処理液が吐出される方向を下方垂直方向を中心にX方向前後に傾けることができる。
【0023】
これまで述べてきた駆動部20、昇降部30、第1の移動機構6及び第2の移動機構51は夫々制御部8と接続されており、例えば駆動部20によるスピンチャック2の昇降に応じて第1の移動機構6による処理液の供給(スキャン)を行うように、各部を連動させたコントロールを可能としている。またカップ3、第1の移動機構6及び第2の移動機構51は箱状の筐体81により囲まれた一ユニットとして形成されており、図示しない搬送アームによりウエハWの受け渡しがなされる。これについては後述する。
【0024】
次に本実施の形態における作用について説明する。先ずスピンチャック2がカップ3の上方まで上昇し、既に前工程でレジストが塗布され、露光処理されたウエハWが図示しない搬送アームからスピンチャック2に受け渡される。そしてウエハWが図1実線で示す所定の位置に来るようにスピンチャック2が下降する。なおこのとき外カップ31及び内カップ32は共に下降した状態である。
【0025】
続いて第1の移動機構6が外カップ31の外側基準位置からガイドレール5に沿って上部側カップ31aとウエハW周縁との間に対応する位置まで案内され、続いてその位置からウエハWの周縁外側の待機位置まで下降する。このとき供給ノズル7の位置(高さ)はウエハWに対して現像液の供給を行う高さにセットされるため、吐出孔71はウエハW表面レベルよりも例えば1mm程度高い位置に置かれる(図4(a))。
【0026】
ここで図示しない駆動機構により回転軸部65を回転させ、図4(b)に示すように進行方向と逆方向へ吐出孔71が向くように角度θ1例えば10度供給ノズル7を傾けて、現像液の吐出及び供給ノズル7のスキャンを開始する。こうしてウエハWの一端側から他端側へと移動して(図5中右から左へ移動して)ウエハWの表面には例えば1.2mmの高さの液膜が形成される。このとき供給ノズル7の移動は、当該供給ノズル7の吐出孔71が配列されている吐出領域の中心がウエハWの中心上方を通過するようにして行われ、例えば約250mm/secのスキャンスピードで行われる。
【0027】
そして供給ノズル7がウエハWの周縁端部に近づくと、制御部8は回転軸部65をスキャン開始時とは逆に角度θ1回転させる信号を送信し、図4(c)に示すようにC1の位置にて吐出孔71の吐出方向を図4(b)で傾ける以前の垂直下方側へ向くように戻す。同時に供給ノズル7のスキャンスピードを例えば10mm/sec程度に落とす。
【0028】
ここで供給ノズル7のスキャンを行いながら昇降機構64によりアーム部61を下降をさせ、図5(a)に示す矢印の方向へ例えば水平方向から見て角度θ2斜め下の方向に向けて供給ノズル7が移動するように制御する。この角度θ2は供給ノズル7が、その移動により吐出孔71とナイフリング4の先端が接触せず且つ例えば1mm程度の位置まで接近してすれ違うことができるように決定する。
【0029】
供給ノズル7の下降を開始してからも現像液の供給は続いており、この吐出孔71から供給される現像液とウエハW表面に供給された供給液は図5(b)のb1に示すように現像液の表面張力で繋がった状態となっている。ここで既述のようにナイフリング4は現像液に対するウエハW裏面の付着力よりも大きな付着力を持つ材料で作られているので、ナイフリング4と吐出孔71とが接近することで吐出孔71から吐出される現像液がナイフリング4の先端に付くと、吐出孔71とウエハW表面とを繋いでいる部分の現像液がナイフリング4側へと引き寄せられる。
【0030】
そして図6(a)に示すように吐出孔71とナイフリング4の先端とが極めて接近した状態で相対的にすれ違うため、吐出孔71から滴下する現像液がナイフリング4により切り取られるような状態となり、吐出孔71を離れた現像液はナイフリング4の内側から、また残りの現像液についてはナイフリング4の外側から、夫々内リング32を伝って下方側へと流れて液受け部35へと貯溜され、これらの現像液は排液口34から図示しないドレインラインを通って排出される。
【0031】
なお図6(a)の状態において吐出孔71と離れたウエハW側の現像液は僅かにウエハW上の液膜へと戻るものの、上述のようにして余分な現像液のほとんどがナイフリング4側へと流れているため、現像結果に影響を与えるほどの量ではなく、従ってウエハWの裏面側へと流れることもない。
【0032】
そして内カップ32上方にて供給ノズル7のスキャン及び現像液の供給を停止する。ここでウエハWへの現像液の複数回吐出が必要な場合には、前記停止位置にて、図4(a)で示したように供給ノズル7をスキャンさせる高さ例えばウエハW表面から1mm上方まで上昇させ、前回とは逆の方向にθ1例えば10度傾け、しかる後前回スキャンしたルートを戻るように例えば現像液の供給を行う。
【0033】
現像液の塗布終了後、ウエハWの静止現像が行われる。そして第1の移動機構6は基準位置である待機部52へと戻り、この第1の移動機構6と入れ替わって待機部53から第2の移動機構51がウエハW側へと移動する。そして、ウエハWの中央上方に洗浄ノズル50の吐出部が位置するように位置決めすると共にスピンチャック2が回転し、洗浄ノズル50から洗浄液例えば純水がウエハW中心部に供給されてウエハWの遠心力によりウエハWの中心部から周縁部へ広がり、現像液が洗い流される。その後このウエハWはスピン乾燥などの工程を経て現像処理が終了する。
【0034】
これまで述べてきたように、本発明に係る実施の形態ではスピンチャック2により保持されたウエハWの周囲を僅かな隙間を介して囲むナイフリング4を設け、ウエハWの一端側から他端側へスキャンして現像液の供給を行う供給ノズル7がウエハWの端部を離れる際に、当該供給ノズル7の吐出孔71と前記ナイフリング4の先端とが僅かな隙間を介して相対的にすれ違い、表面張力で繋がっている吐出孔71及びウエハW表面上の現像液を人為的に切り離しているので、従来のように吐出孔71を離れた現像液がその表面張力によりウエハW上へ戻るプルバック現象の発生を抑えられる。
【0035】
またナイフリング4の材料には、ウエハW裏面よりも大きな表面張力を有するもの例えばアルミナが用いられており、これによりウエハW上に供給する必要のない余分な現像液をナイフリング4側へと引き付けることができ、なお一層プルバック現象の発生を抑えることができる。従って吐出孔71から切り離された現像液のうちウエハW側へ向う現像液の量が少なくなるので、仮にウエハW外周に前記現像液が付着したとしてもウエハW裏面側へ当該現像液が回り込む量も減少し、従ってウエハW周縁部表面上の膜厚が安定するので均一なパターンの線幅が得られる。
【0036】
更にナイフリング4の先端部の高さはウエハWの表面よりも僅かに低くなるように設定してあり、供給ノズル7は吐出孔71がこのナイフリング4先端部とすれ違って現像液を切り離せるように進行方向斜め下の方向へスライドするので、従来ならばウエハW表面へプルバックしてしまう余分な現像液をナイフリング4側へと導くことができる。
【0037】
更にまたナイフリング4は内カップ32の上端部に設けられ、スピンチャック2により保持されたウエハWの周り全周を囲っているので、供給ノズル7のスキャン時に吐出孔71の左右端からウエハWの外側領域に余分な現像液が供給されたとしても、ナイフリング4の表面張力により当該現像液を内カップ32側へと導き、ウエハW外縁に供給される現像液の量を減らすことができる。
【0038】
ここで図7は本発明に係る他の実施の形態を示したものであり、これは前記実施の形態で図4(c)にて供給ノズルを垂直にするまで平行にスキャンしていたものを、C1の地点よりも手前の地点C0から供給ノズル7が水平面に対して角度θ3下方側にスライドするようにしてスキャンを行うものである。図7ではC1から供給ノズル7を更に角度θ4下方側にスライドさせる例を示したが、ナイフリング4先端の位置を高くしてC0から角度θ3のまま下降するようにしてナイフリング4とすれ違い、吐出孔71から現像液を切り離すようにしてもよい。
【0039】
なお本実施の形態においてナイフリングの材料にアルミナを挙げたが、アルミナ同様に現像液の付着力がPCTFE(テフロン樹脂またはその他接触角の高い樹脂材料)以上である材料として、例えばステンレスを用いることも可能である。
【0040】
なお本実施の形態に係る液処理装置は、現像処理に限らずレジストの塗布処理、洗浄処理に適用してもよい。
【0041】
次に上述の現像装置をユニットに組み込んだ塗布・現像装置の一例の概略について図8及び図9を参照しながら説明する。図8及び図9中、9はウエハカセットを搬入出するための搬入出ステ−ジであり、例えば25枚収納されたカセットCが例えば自動搬送ロボットにより載置される。搬入出ステ−ジ9に臨む領域にはウエハWの受け渡しア−ム90がX,Z,Y方向およびθ回転(鉛直軸回りの回転)自在に設けられている。更にこの受け渡しア−ム90の奥側には、例えば搬入出ステ−ジ9から奥を見て例えば右側には塗布・現像系のユニットu1(塗布ユニット92,現像ユニット91)が、左側、手前側、奥側には各々のユニットが多段に重ねられ構成された加熱・冷却系のユニットu2,u3,u4が夫々配置されている。また、塗布ユニット92,現像ユニット91と加熱・冷却系ユニットとの間でウエハWの受け渡しを行うための、例えば昇降自在、左右、前後に移動自在かつ鉛直軸まわりに回転自在に構成されたウエハ搬送ア−ムMAが設けられている。但し図8では便宜上ユニットu2及びウエハ搬送ア−ムMAは描いていない。
【0042】
塗布・現像系のユニットにおいては、例えば上段に2個の上述の現像装置を備えた供えた現像ユニット91が、下段に2個の塗布ユニット92が設けられている。例えば加熱・冷却系のユニットにおいては、加熱ユニットや冷却ユニット、疎水化処理ユニット等がユニットU2,U3,U4の中に7段の棚状に収納配置された構造となっている。
【0043】
塗布・現像系ユニットや加熱・冷却系ユニットを含む上述の部分をプロセスステーションブロックと呼ぶことにすると、このプロセスステーションブロックの奥側にはインタ−フェイスブロック100を介して露光装置101が接続されている。インタ−フェイスブロック100は例えば昇降自在、左右、前後に移動自在かつ鉛直軸まわりに回転自在に構成されたウエハ搬送ア−ム102により露光装置101の間でウエハWの受け渡しを行うものである。
【0044】
この装置のウエハの流れについて説明すると、先ず外部からウエハWが収納されたウエハカセットCが前記搬入出ステ−ジ9に搬入され、ウエハ搬送ア−ム90によりカセットC内からウエハWが取り出され、既述の加熱・冷却ユニットU3の棚の一つである受け渡し台を介してウエハ搬送ア−ムMAに受け渡される。次いでユニットU3の一の棚の処理部内にて疎水化処理が行われた後、塗布ユニット92にてレジスト液が塗布され、レジスト膜が形成される。レジスト膜が塗布されたウエハWは加熱ユニットで加熱された後、ユニットU4のインターフェースブロック100のウエハ搬送アーム102と受渡し可能な冷却ユニットに搬送され、処理後にインタ−フェイスブロック100,ウエハ搬送アーム102を介して露光装置101に送られ、ここでパタ−ンに対応するマスクを介して露光が行われる。露光処理後のウエハをウエハ搬送アーム102で受け取り、ユニットU4の受け渡しユニットを介してプロセスステーションブロックのウエハ搬送アームMAに渡す。
【0045】
この後ウエハWは加熱ユニットで所定温度に加熱され、しかる後冷却ユニットで所定温度に冷却され、続いて現像ユニット91に送られて現像処理され、レジストマスクが形成される。しかる後ウエハWは搬入出ステ−ジ9上のカセットC内に戻される。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ウエハ周縁部におけるプルバック現象の発生を抑えられるので、基板表面上に過剰な処理液が供給されるおそれが減少し、均一性の高い液処理が行える。またウエハ周縁部に供給された処理液が裏側へ回り込むことも抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液処理装置の実施の形態を表す平面図である。
【図2】本発明に係る液処理装置の実施の形態を表す断面図である。
【図3】前記液処理装置の供給部を示す側面図である。
【図4】前記液処理装置の作用について示した説明図である。
【図5】前記液処理装置の作用について示した説明図である。
【図6】前記液処理装置の作用について示した説明図である。
【図7】本発明に係る液処理装置の他の実施の形態による作用について示した説明図である。
【図8】前記液処理装置を組み込んだ塗布・現像装置の一例を示す斜視図である。
【図9】前記液処理装置を組み込んだ塗布・現像装置の一例を示す平面図である。
【図10】従来の液処理装置の一例を表す説明図である。
【図11】従来の液処理装置により基板上に形成される液膜の様子を表す説明図である。
【符号の説明】
W ウエハ
2 スピンチャック
3 カップ
31 外カップ
32 内カップ
4 ナイフリング
5 ガイドレール
6 第1の移動機構
62 ベース部
64 昇降機構
65 回転軸部
7 供給ノズル
71 吐出孔
8 制御部
81 筐体

Claims (11)

  1. 基板を水平に保持する基板保持部と、
    この基板保持部に保持された基板の一端側から他端側へ移動して基板表面に処理液の供給を行う供給ノズルと、
    この供給ノズルが基板の他端側から外方側に離れるときに表面張力により基板の他端と供給ノズルとの間に介在している処理液を基板から切り離して付着するために、僅かな隙間を介して基板の周囲を囲むように設けられた液切り用のリングと、を備え、
    前記液切り用のリングは、処理液に対する付着力が基板よりも大きな材料により構成されたことを特徴とする液処理装置。
  2. 前記供給ノズルと基板及び/または前記液切り用のリングとを相対的に昇降させるための昇降機構と、供給ノズルが基板の他端側から離れるときに基板表面及び/または前記液切り用のリング頂部に対する当該供給ノズルの相対高さを低くしていきながら移動するように制御する制御部とを備えることを特徴とする請求項1記載の液処理装置。
  3. 供給ノズルは、基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ以上の長さに亘って吐出孔が配列され、基板の一端側から他端側へと移動して基板表面に処理液の供給を行うことを特徴とする請求項1または2記載の液処理装置。
  4. 液切り用のリングは、基板保持部に保持された基板を囲み、基板に対して昇降自在に設けられたカップに設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液処理装置。
  5. 前記液切り用のリングは、その頂部が前記基板の表面より低い位置に設けられていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の液処理装置。
  6. 前記供給ノズルは、下方垂直方向を中心にして進行方向前後に処理液の吐出される方向を傾けるための回転軸部を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液処理装置。
  7. 基板を水平に保持する基板保持部と、
    この基板保持部に保持された基板の一端側から他端側へ移動して基板表面に処 理液の供給を行う供給ノズルと、
    この供給ノズルが基板の他端側から外方側に離れるときに表面張力により基板の他端と供給ノズルとの間に介在している処理液を基板から切り離して付着するために、僅かな隙間を介して基板の周囲を囲むように設けられ、その頂部が基板の表面より低く位置している液切り用のリングと、
    前記供給ノズルを昇降させるための昇降機構と、
    前記供給ノズルが基板の他端側から離れるときに、液切り用のリング頂部に対する供給ノズルの高さを低くしていきながら移動するように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする液処理装置。
  8. 前記液切り用のリングは、上方内側に傾斜していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の液処理装置。
  9. 基板保持部に基板を保持する工程と、
    供給ノズルを前記基板の一端側から他端側へ移動しながら供給ノズルから基板表面に処理液を供給する工程と、
    供給ノズルが基板の他端側から外方側に離れるときに、僅かな隙間を介して基板を囲むように設けられた液切り用のリングと基板の他端と供給ノズルとの間に、表面張力により処理液が介在する工程と、
    その後供給ノズルが更に外方側に移動したときに、前記処理液が基板の他端から離れて液切り用のリングに付着する工程と、を含むことを特徴とする液処理方法。
  10. 前記基板表面に処理液を供給する工程は、供給ノズルに設けられた処理液吐出孔が進行方向とは逆の方向へ向くように傾ける工程と、当該供給ノズルが前記他端側の周縁端部に近づくと処理液吐出孔を垂直下方に向ける工程と、を含むことを特徴とする請求項9記載の液処理方法。
  11. 前記基板表面に処理液を供給する工程は、供給ノズルを一端側から他端側に向けて移動しながら基板に処理液を供給した後に、この供給ノズルを前記他端側から前記一端側に向けて移動しながら基板に処理液を供給する工程を含み、当該基板に複数回に亘って処理液が供給されることを特徴とする請求項9又は10記載の液処理方法。
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