JP5101958B2 - ベルト駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図18は4連タンデム方式のフルカラー画像形成装置における作像・転写機構部の構成を示す概略断面図である。同図に示すように、4連タンデム方式のフルカラー画像形成装置における作像・転写機構部では、感光体101上に静電像が形成され、トナーによって可視像となる。このトナー像は、感光体101と中間転写ベルト102の第1の転写部103にて中間転写ベルト102に転写される。中間転写ベルト102は駆動ローラ104及び2つの従動ローラ105によって保持・駆動される。そして、中間転写ベルト102に転写されたトナー像は、第2の転写部106にて用紙107に転写され、用紙上に画像を形成することになる。4連タンデム方式のフルカラー画像形成装置では、感光体101が4つあり、各感光体101では異なる色画像を形成している。この色画像が中間転写ベルト102上で重ね合わせられて、フルカラー画像を形成し、最終的に用紙107に転写されることになる。中間転写ベルト102上に各色の色画像の重ね合わせを行うときに、ベルトの寄り現象が発生すると、中間転写ベルト102が駆動方向とは異なる両側どちらかに移動する。その結果、4つの色の重ね合わせ位置が不定期にずれてしまうことになる。例えば、第1の感光体でのベルトへの転写位置から第4の感光体の転写位置まで300mmあったとして、0.1%(走行距離に対する寄り量の割合)のベルトの寄りがあったとすると、300μmの色ずれとなってしまい、画像品質上許されない値となってしまう。
日本機械学会論文集(C編)66巻647号(2000-7)論文No.99-1427 P.2128-P.2134 日本機械学会論文集(C編)67巻658号(2001-6)論文No.00-0510 P.1749-P.1755 日本機械学会論文集(C編)70巻695号(2004-7)論文No.03-1151 P.2013-P.2020
0型の制御系とは、ステップ的な目標値に対して定常偏差を持つ。
1型の制御系とは、ステップ的な目標値に対して定常偏差を持たない。
2型の制御系とは、ランプ的な目標値に対して定常偏差を持たない。
11,24;無端ベルト、12,21;駆動ローラ、
13,14,22;従動ローラ、15,25;モータ、
16;トルク発生機構、23;テンションローラ、
26,45,55;パウダーブレーキ、27;非接触変位計、
28;目標位置設定部、29,42;位置比較部、
30;ベルト寄り位置補償部、41;目標ベルト寄り位置設定部、
43;ベルト寄り位置補償部、44,54;電流制御ドライバ、
46,56;ベルト機構、47;ベルト寄り位置検出部、
51;目標ベルト寄り速度設定部、52;速度比較部、
53;ベルト寄り速度補償部、57;ベルト寄り速度検出部、
81;ベルト寄り用補償器、82;ベルト寄りプラント、
83;トルク補償部、84;ベルト駆動プラント、
85;トルク補正部。
Claims (20)
- ベルトと、該ベルトを支持する複数の回転体と、前記ベルトに駆動を伝達する回転体以外の回転体に任意のトルクを発生させるトルク発生機構とを具備するベルト駆動装置において、
前記ベルトの進行方向と直角となるベルト寄り方向のベルト寄り位置を検出するベルト寄り位置検出部と、
目標となる所望の目標ベルト寄り位置を設定する目標ベルト寄り位置設定部と、
該目標ベルト寄り位置設定部によって設定された目標ベルト寄り位置と前記ベルト寄り位置検出部によって検出されたベルト寄り位置を比較し、ベルト寄り位置の位置偏差を出力する位置比較部と、
該位置偏差に応じて前記トルク発生機構への指令値を出力するベルト寄り位置補償部と
を設けることを特徴とするベルト駆動装置。 - ベルトと、該ベルトを支持する複数の回転体と、前記ベルトに駆動を伝達する回転体以外の回転体に任意のトルクを発生させるトルク発生機構と、回転体の回転軸の軸角度を、前記ベルトのベルト進行方向に対して水平面内の直角方向又は/及び垂直面内の垂直方向に対して所定の角度に傾斜させる傾斜機構とを具備するベルト駆動装置において、
前記ベルトの進行方向と直角となるベルト寄り方向のベルト寄り位置を検出するベルト寄り位置検出部と、
目標となる所望の目標ベルト寄り位置を設定する目標ベルト寄り位置設定部と、
該目標ベルト寄り位置設定部によって設定された目標ベルト寄り位置と前記ベルト寄り位置検出部によって検出されたベルト寄り位置を比較し、ベルト寄り位置の位置偏差を出力する位置比較部と、
該位置偏差に応じて前記トルク発生機構への指令値を出力するベルト寄り位置補償部と
を設けることを特徴とするベルト駆動装置。 - 前記傾斜機構により傾斜される回転体は、前記ベルトに駆動を伝達する回転体又は当該回転体以外の回転体である請求項2記載のベルト駆動装置。
- 前記トルク発生機構は、入力電流もしくは入力電圧で駆動される電動機とであることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記トルク発生機構は、入力電流もしくは入力電圧によって可変できる電磁式ブレーキ機構であることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記トルク発生機構は、予め設定された設定値に応じて可変できる機械式ブレーキ機構であることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記トルク発生機構は、入力電流もしくは入力電圧によって粘性を可変できる機能性流体を使用したブレーキ機構であることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り位置検出部によって検出されたベルト寄り位置から前記ベルトの周期成分を除去する周期成分除去手段を設け、該周期成分除去手段の出力をベルト寄り位置とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り位置補償部に、前記ベルト寄り位置検出部によって検出されたベルト寄り位置から前記ベルトの周期成分を除去する周期成分除去機能を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り位置補償部は、ベルト寄り位置の偏差の抑圧と前記トルク発生機構の変動に対してロバストとするために1型の位置決め制御系となる補償を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り位置補償部では、ベルト寄り位置制御系の応答周波数が前記ベルトの周期成分より十分低くなるように設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り位置補償部によって出力された前記指令値に応じてベルト回転駆動用のベルト駆動手段の指令値もしくは目標値を補正する駆動補正部を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルトの進行方向と直角となるベルト寄り方向のベルト寄り速度を検出するベルト寄り速度検出部と、目標となる所望の目標ベルト寄り速度を設定する目標ベルト寄り速度設定部と、該目標ベルト寄り速度設定部によって設定された目標ベルト寄り速度と前記ベルト寄り速度検出部によって検出されたベルト寄り速度を比較し、ベルト寄り速度の速度偏差を出力する速度比較部と、該速度偏差に応じて前記トルク発生機構への指令値を出力するベルト寄り速度補償部とを設けることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り速度検出部によって検出されたベルト寄り速度から前記ベルトの周期成分を除去する周期成分除去手段を設け、該周期成分除去手段の出力をベルト寄り速度とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り速度補償部に、前記ベルト寄り速度検出部によって検出されたベルト寄り速度から前記ベルトの周期成分を除去する周期成分除去機能を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り速度補償部は、ベルト寄り速度の偏差の抑圧と前記トルク発生機構の変動に対してロバストとするために2型の速度制御系となる補償を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り速度補償部では、ベルト寄り速度制御系の応答周波数が前記ベルトの周期成分より十分低くなるように設定されることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載のベルト駆動装置。
- 前記ベルト寄り速度補償部によって出力された前記指令値に応じてベルト回転駆動用のベルト駆動手段の指令値もしくは目標値を補正する駆動補正部を設けることを特徴とする請求項8記載のベルト駆動装置。
- ベルト駆動手段に加わる負荷に応じて前記トルク発生機構へ出力する前記指令値を補正するトルク指令補正部を設けることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載のベルト駆動装置。
- 請求項1〜19のいずれか1項に記載のベルト駆動装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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