JP5101032B2 - 平面表示装置 - Google Patents

Description

本発明は、平面表示装置に関するものである。

液晶表示装置は、平面表示装置の一例であり、軽量、薄型、低消費電力の特徴を生かして、現状のＣＲＴ表示装置の代替、又は、パーソナル・コンピュータ、ワードプロセッサ、テレビ表示用等の各種表示装置として利用されて注目を浴びている。

図１は、従来の平面表示装置の構成を示す図である。平面表示装置１００は、本体１１０と、台座１５０と、電源線１６０と、信号線１７０と、回転軸１８０とを備える。

前記本体１１０は、軽薄的な矩形であり、第１フレーム１１１及び、該第１フレーム１１１と対向配置された第２フレーム１２０を備える。前記第２フレーム１２０には、電源インターフェース１２６及び信号インターフェース１２７が設けられる。前記台座１５０は、一体成型で加工し且つ一定の角度を形成した底部１５２及び頚部１５３を含む。前記頚部１５３と第２フレーム１２０は、前記回転軸１８０を介して接続される。前記本体１１０が回転軸１８０を回転軸心として前記台座１５０に対して回動可能であるように設置されることにより、平面表示装置１００を使用している間において、ユーザは坐っている姿勢に応じて、前記本体１１０を必要な角度に回動させて、最もよい表示画面を観覧することができる。前記電源線１６０は、前記電源インターフェース１２６と接続されており、前記信号線１７０は、前記信号インターフェース１２７と接続される。

しかし、前記台座１５０の底部１５２と頚部１５３は形状が不規則な一体構造であるので、前記平面表示装置１００を壁に掛ける場合、又は、包装して運送する場合、台座１５０を回転しても、前記本体１１０と適合させることができないことが原因で、前記平面表示装置１００は、意外に大きい空間を専有してしまう問題があった。

本発明の目的は、前記課題を解決し、折り畳まれた後、専有する空間を減らすことができる平面表示装置を提供することである。

前記目的を達成するため、本発明に係る平面表示装置は、本体と、第１回転軸機構と、支持モジュールと、台座とを有し、前記支持モジュールは第１回転軸機構を介して、前記本体の底部に接続されており、前記本体は第１表面を備え、前記支持モジュールは第２表面を備え、前記第１及び第２表面の形状は互いに適合する（match with each other）ことができ、前記平面表示装置はさらに第２回転軸機構を備え、前記支持モジュールは第２回転軸機構を介して、前記台座に接続されており、前記第２回転軸機構は軸線方向がそれぞれ第１回転軸機構の軸線方向及び台座に垂直であるように構成される。

本発明の平面表示装置の支持モジュールは、第１回転軸機構を介して回転することができ、かつ、その形状は前記本体と互いに適合できるため、前記支持モジュールは前記本体に近接する（be close to）まで回転することができ、前記台座も、前記第２回転軸機構を介して、前記本体付近にまで回転することができ、前記本体と、支持モジュール及び台座を折り畳まれたことにより、前記平面表示装置の専有する空間を減らすことができる。

図２、図３並びに図４を同時に参照して、図２は、本発明の第１の実施形態の平面表示装置を正面から見た正面図であり、図３は、図２に示す平面表示装置の分解斜視図であり、図４は、図２に示す平面表示装置を背面から見た背面図である。平面表示装置２００は、本体２１０と、支持モジュール２４０と、台座２５０と、電源線２６０と、信号線２７０と、回転軸２８０と、回転機構２８１を備える。前記本体２１０は、回転軸２８０を介して、支持モジュール２４０に接続されており、前記本体２１０は、支持モジュール２４０に対して、大体２７０度回動することができる。

前記支持モジュール２４０は、回転機構２８１を介して台座２５０に接続される。前記回転機構２８１は、ロッキング孔２４２と回転軸２５１を備え、前記ロッキング孔２４２は支持モジュール２４０に設けられて、前記回転軸２５１は台座２５０に設けられる。前記ロッキング孔２４２は弾力を持つ押さえボタン２４３を備え、該押さえボタン２４３はロッキング孔２４２の内部に設けられて、且つ、前記押さえボタン２４３とロッキング孔２４２は同じ軸を有している。前記回転軸２５１は貫通孔２５３を備え、前記貫通孔２５３は、回転軸２５１の内部に設けられて、且つ、回転軸２５１と同じ軸である。前記回転軸２５１は軸線がそれぞれ、回転軸２８０の軸線と台座２５０に対して垂直となるように構成される。前記回転軸２５１と支持モジュール２４０のロッキング孔２４２とが適合されて、支持モジュール２４０は台座２５０に対して、回転軸２５１の軸線を中心として３６０度回転することができる。前記貫通孔２５３と押さえボタン２４３は互いに適合することができる。前記押さえボタン２４３が、自身の弾力を介して、貫通孔２５３を貫通してから元の形状に復帰して貫通孔２５３に固定されることにより、前記台座２５０は支持モジュール２４０に着脱可能に装着される。また、力を入れて前記押さえボタン２４３を押さえ付けると、押さえボタン２４３が貫通孔２５３から離れるようになったことで、台座２５０を支持モジュール２４０から簡単に取り外すことができる。

本体２１０は、軽くて薄い矩形であり、第１フレーム２１１と、該第１フレーム２１１と対向配置された第２フレーム２２０と、蓋体２３０とを備える。前記第１フレーム２１１は、アルミニウム製の制御ボタン２１３を備え、前記制御ボタン２１３を介して、平面表示装置２００の表示パラメーターを調節することができる。前記第２フレーム２２０は、複数の透かし彫り２２１と、複数の位置決め孔２２３と、電源インターフェイス２２６と、信号線インターフェイス２２７と、一つの表面２９２とを備える。前記複数の透かし彫り２２１は第２フレーム２２０の上部に設けられる。前記複数の位置決め孔２２３は円形にされる。前記電源線２６０は、前記電源インターフェース２２６に接続されており、前記信号線２７０は、前記信号インターフェース２２７に接続される。前記表面２９２は略弧形（曲線形；bent,curve）にされる。前記蓋体２３０は複数の位置決め柱２３２を有し、該複数の位置決め柱２３２は円柱にされる。前記複数の位置決め柱２３２と複数の位置決め孔２２３が互いに適合されて、蓋体２３０は第２フレーム２２０に固定される。前記蓋体２３０が前記電源インターフェイス２２６と信号線インターフェイス２２７を遮蔽することにより、平面表示装置２００の防塵化及び安全性を向上することができる。且つ、前記蓋体２３０は、複数の透かし彫り２２１の一部分を遮たことにより、半分隠れた透かし彫りを形成する。

前記支持モジュール２４０の厚みは薄く、該支持モジュール２４０は、例えばＡＢＳ(Ａｃｒｙｌｏｎｉｔｒｉｌｅ−ｂｕｔａｄｉｅｎｅ−ｓｔｙｒｅｎｅ) 樹脂等の高い強度の樹脂を採用してもよく、例えば、銅、鉄、又はアルミニウム合金などの高い強度の金属を採用してもよい。支持モジュール２４０は、回転軸２８０を介して、前記第２フレーム２２０の底部と接続される。前記支持モジュール２４０は、第２フレーム２２０の表面２９２と互いに適合するための弧形状表面２９１を有する。支持モジュール２４０は第２フレーム２２０付近にまで回転した時、支持モジュール２４０の表面２９１は、表面２９２にしっかりと貼ることができる。

図５、図６並びに図７を同時に参照して、図５は、図２に示す平面表示装置を壁に掛けた状態を示す図であり、図６は、図２に示す平面表示装置を折り畳んだ状態を示す図であり、図７は、図２に示す平面表示装置を回動した状態を示す図である。前記台座２５０は、底部に複数の固定孔２５２が設けられて、前記複数の固定孔２５２を介して、前記平面表示装置２００の台座２５０を壁に固定させることにより、平面表示装置２００は壁に掛けられることができる。前記支持モジュール２４０を第２フレーム２２０にしっかり貼るまで回転させ、さらに、前記台座２５０を第２フレーム２２０に近くまで回転させて、平面表示装置２００を折り畳むことにより、前記平面表示装置２００が専有する空間を減らすことができた。平面表示装置２００が使用される間において、ユーザは坐っている姿勢によって、支持モジュール２４０を介して、前記本体２１０を要望な角度に回動させて、最もよい表示画面を観覧することができる。

本発明は、平面表示装置２００の支持モジュール２４０は、回転軸２８０を介して、第２フレーム２２０にしっかり貼るまで回転して、さらに、台座２５０も、回転軸２５１を介して、第２フレーム２２０に近くまで回転して、平面表示装置２００を折り畳むことにより、前記平面表示装置２００が専有する空間を減らすことができた。

図８は、本発明の第２の実施形態の平面表示装置を背面から見た背面図である。前記第１の実施形態の平面表示装置２００と異なって、平面表示装置３００の頚部３４０は回転軸３４２を備え、該回転軸３４２は貫通孔３４３を備え、該貫通孔３４３は、回転軸３４２の内部に設けられており、且つ、それぞれ該貫通孔３４３と回転軸３４２は同じ軸で、前記回転軸３４２は軸線方向が台座３５０に垂直であるように構成されており；台座３５０は、ロッキング孔３５１を備え、前記ロッキング孔３５１は押さえボタン３５３を備え、該押さえボタン３５３はロッキング孔３５１の内部に設けられており、且つ、該押さえボタン３５３とロッキング孔３５１は同じ軸を有している。

本実施形態は次の通り変化することができる。

前記本体と前記頚部は、回転機構を介して、接続することができ；前記頚部と前記台座は、回転軸を介して、接続することができ；前記複数の位置決め柱は円柱形状に制限を受けなく、３角柱とか、４角柱とか、多い角柱などにすることにより、前記複数の位置決め孔の形状も前記複数の位置決め柱に応じて変化することができ；前記制御ボタンもアルミニウム製に制限を受けず、銅、又は鉄などを採用することができる。

従来の平面表示装置の構成を示す図である。 本発明の第１の実施形態の平面表示装置を正面から見た正面図である。 図２に示す平面表示装置の分解斜視図でである。 図２に示す平面表示装置を背面から見た背面図である。 図２に示す平面表示装置を壁に掛けた状態を示す図である。 図２に示す平面表示装置を折り畳んだ状態を示す図である。 図２に示す平面表示装置を回動した状態を示す図である。 本発明の第２の実施形態の平面表示装置を背面から見た背面図である。

符号の説明

２００、３００ 平面表示装置
２１０ 本体
２１１ 第１フレーム
２１３ 制御ボタン
２２０ 第２フレーム
２２１ 透かし彫り
２２３ 位置決め孔（positioning hole）
２２６ 電源インターフェース
２２７ 信号インターフェース
２３０ 蓋体
２３２ 位置決め柱（positioning pole）
２４０、３４０ 支持モジュール２４０
２４２、３５１ ロッキング孔（locking hole）
２４３、３５３ 押さえボタン
２５０、３５０ 台座
２５１、３４２ 回転軸
２５２ 固定孔
２５３、３４３ 貫通孔
２６０ 電源線
２７０ 信号線
２８０ 回転軸
２８１ 回転機構
２９１、２９２ 表面

Claims (6)

1. 本体と、第１回転接続機構と、支持モジュールと、台座とを有し、前記支持モジュールは第１回転接続機構を介して、前記本体の底部に接続されており、前記本体は第１表面を備え、前記支持モジュールは第２表面を備える平面表示装置であって、
   前記第１及び第２表面の形状は互いに適合することができ、
   前記平面表示装置はさらに第２回転接続機構を備え、前記支持モジュールは第２回転接続機構を介して、前記台座に接続されており、前記第２回転接続機構は軸方向がそれぞれ第１回転接続機構の軸線方向と台座に垂直であるように構成され、
   前記支持モジュールは第１回転接続機構を介して本体付近まで回転したとき、前記台座は第２回転接続機構を介して本体に近くまで回転し、
   前記第１回転接続機構は第一回転軸であり、
   前記第２回転接続機構は第二回転軸とロッキング孔を備え、前記第二回転軸とロッキング孔は互いに適合し、前記第二回転軸が前記台座に設けられかつ前記ロッキング孔が前記支持モジュールに設けられるか、または、前記第二回転軸が前記支持モジュールに設けられかつ前記ロッキング孔が前記台座に設けられることを特徴とする平面表示装置。
2. 前記第１表面と第２表面はいずれも曲線形状にされることを特徴とする請求項１に記載の平面表示装置。
3. 前記支持モジュールは第１回転接続機構を介して前記本体付近まで回転したとき、前記第１表面と前記第２表面は互いに適合することができることを特徴とする請求項１に記載の平面表示装置。
4. 前記ロッキング孔は弾力を持つ押さえボタンを備え、前記第二回転軸は貫通孔を備え、前記押さえボタンは自身の弾力を介して貫通孔を貫通した後、元の形状に復帰して貫通孔に固定されることにより、前記台座は支持モジュールに着脱可能に装着されることを特徴とする請求項１に記載の平面表示装置。
5. 前記本体は第１フレームと、該第１フレームと対向配置される第２フレームと、該第２フレームと接続される蓋体とを有し、該蓋体は複数の位置決め柱を備え、前記第２フレームは複数の位置決め孔を備え、前記複数の位置決め柱と複数の位置決め孔は互いに適合されて、蓋体を第２フレームに固定させることを特徴とする請求項１に記載の平面表示装置。
6. 前記台座は複数の固定孔を備え、該固定孔を介して、前記台座を壁に固定することを特徴とする請求項１に記載の平面表示装置。

Images