JP5099705B2 - ノズルカバーの取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に収納された液体等の内容物をノズルから吐出させるためのノズル付き押下げヘッドへ嵌合させるノズルカバーの取付け構造に関する。
ノズルカバーは、ノズル先端を保護すると共に、不使用時におけるノズル付き押下げヘッドの不用意な押下げを防止するためのもので、このようなノズルカバーとして、ノズルヘッドのヘッド基体を覆うカバー基体と、ノズルヘッドの吐出ノズルの吐出口を開閉する蓋板を具えたノズル蓋部とからなるものが知られている(特許文献1)。
特開2008−114862号公報
しかしながら特許文献1記載の発明では、ノズルカバーがノズルヘッドから簡単に抜け出ることがないようにカバー基体をヘッド基体に多少固く嵌合させているため、ヘッド基体に対するカバー基体の着脱に多少の力を要することになり、したがってノズルカバーの着脱が軽い操作で行えないため使いにくいばかりか、使用時にはノズルヘッドからノズルカバーを離脱させるため紛失するおそれがあった。
本発明の目的は、ノズル付き押下げヘッドに対するノズルカバーの着脱に力を要することなく、またノズルカバーを紛失するおそれがないノズルカバーの取付け構造を提供することにある。
本発明は、容器1上部を縮径させて形成した縮径筒部24内から上方付勢されて起立するステム30へ嵌合筒42を介して装着されたノズル付き押下げヘッド40のノズルカバー取付け構造であって、
前記嵌合筒42外面に嵌合溝44を縦設し、
前記ノズルカバー50は、前記ノズル付き押下げヘッド上面41より上方に位置する天板51から前記縮径部24外面へ下部を上下動自在かつ抜出し不能に嵌合させて垂下する周壁52にノズル挿通用の開口部53を形成して、該開口部53より上方の周壁52部分からノズル43を上方から覆う下面開口のノズルカバー筒部57を突設すると共に、周壁52の上部内面から係合突部58を突設し、
前記開口部53を介してノズル43を周壁52外方へ突出させ、かつ前記係合突部58を嵌合溝44へ上下動自在に嵌合させたことを特徴とする。
また、本発明は、前記ノズルカバー50は周壁52下端が前記縮径部24より外方の容器1部分上面へ当接して前記ノズル付き押下げヘッド40の押下げを不能にするロック位置と、
前記周壁52の引き上げで、前記ノズルカバー筒部57がノズル43から、また前記係合突部58が前記嵌合溝44から、それぞれ上方へ離脱すると共に、周壁52の引き上げ状態での回動で前記係合突部58下端が前記ノズル付き押下げヘッド頂壁41上面へ係合することで、ノズルカバー50押下げにより前記ノズル付き押下げヘッド40の押下げを可能にするアンロック位置とを取ることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記係合突部58は前記周壁52内面に縦設された少なくとも1つのリブから形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記ノズルカバー周壁52の下端内面と前記縮径筒部24の上端外面とのそれぞれに設けた係合手段25、59によってノズルカバー50を縮径筒部24から抜出し不能に形成したことを特徴とする。
さらに、本発明は、前記開口部53は周方向への第1長孔部と、該第1長孔部の一端から周壁52下端に達する下方向への第2長孔部と、第1長孔部の他端から上方向へ延びる第3長孔部とからなり、該第3長孔部は前記係合突部58とほぼ同一長さに形成されていることを特徴とする。
本発明は、ノズルカバー周壁を容器上部の縮径筒部外面へ抜出し不能に嵌合させているので、ノズルカバーが容器から離脱することがなく、したがって、ノズルカバーが容器から離脱することを防止するためにノズルカバーをノズル付き押下げヘッドへ固く嵌合させる必要がなく、このためノズルカバーの移動が軽い操作で行える。
また、ノズルカバー周壁が縮径筒部外面へ抜出し不能に嵌合され、吐出に際してもノズルカバーを装着したまま押下げることでノズル付き押下げヘッドを押下げ可能であるから、ノズルカバーを紛失するおそれがない。
以下、本発明を、図面に示す実施の形態を参照しながら説明する。
図1において、1は容器で、容器体10と装着筒20とから構成されている。以下、これらについて順次説明する。なお、説明の便宜上、図面において左方向を前方とする。
容器体10は、胴部11上端から肩部12を介して口頸部13を起立する。
装着筒20は、口頸部13外面へ筒部21を螺合させるとともに、筒部21上端に付設した内向きフランジ22をシリンダ36上端の外向きフランジ35を介して口頸部13上面へ載置させ、また、内向きフランジ22内周から上向き段部23を介して案内筒24を起立している。
案内筒24の上端外面には抜け止め用の第1係合突条25が周設されている。この案内筒24は容器1上部の縮径筒部を構成する。さらに、筒部21上端には外向きフランジ26を介して外筒27が垂下している。
30はステムで、口頸部13上端へ係合させた外向きフランジ35から胴部11内へ垂下するシリンダ36内へ嵌合させたピストン(図示せず)から上方付勢されて装着筒20よりも上方へ起立する。
40はノズル付き押下げヘッドで、頂壁41からステム30上端部外面へ嵌合させて嵌合筒42を垂下するとともに、嵌合筒42上端からノズル43を前方へ突設する。さらに、嵌合筒42の外面に一対の上下方向への嵌合溝44を軸対称に縦設している。
50はノズルカバーで、ノズル付き押下げヘッド40の頂壁41上面よりもやや上方に位置する天板51周縁から周壁52を垂設している。周壁52の上部は嵌合筒42外面へ遊嵌され、また、周壁52下部は案内筒24外面へ上下動自在かつ抜出し不能に嵌合されている。周壁52前部にはノズル43を周壁52外部へ突出させるための開口部53が形成されている。
ノズルカバー50は、後述するように、吐出時には引き上げられ、かつ引き上げ状態で開口部53の第1長孔部沿いへ回動され、次いで押下げられるため、開口部53は、このようなノズルカバー50の一連の動作(引き上げ、回動、押下げ)がノズル43によって妨げられないような形状に形成されている。
具体的な開口部53の形状としては、展開形状が単なる矩形状でもよいが、本実施形態では周壁52上部に形成された周方向へ延びる第1長孔部と、第1長孔部の一端から周壁52下端へ達する軸線方向への下端開口の第2長孔部と、第1長孔部の他端から上方向へ延びる第3長孔部とから形成し、第3長孔部は係合突部58とほぼ同一長さに形成する。このように形成することにより、ノズルカバー50を引き上げると、後述するようにノズル43は第3長孔部内を相対的に下方へ移動するとともに、係合突部58は上昇してその下端がノズル付き押下げヘッド40の頂壁41上面へ乗り上げる。
開口部53を第1ないし第3の長孔部で形成する場合には、ロック状態において、ノズル43は第3長孔部の上端から周壁52外方へ突出している。なお、ノズルカバー筒部57は第3長孔部上端よりも上方の周壁52部分から前方へ突設する。ノズルカバー筒部57はノズル43先端を保護するためのもので、ノズル43を上方から覆うことが可能なように上方へ凸の弯曲状に形成されている。
周壁52の上部内面には軸対称に配置された一対の上下方向へのリブからなる係合突部58が係合溝44内へ上下動自在に嵌合されて突設されている。この係合突部58は後述するように周壁52が引き上げられると、係合溝44から上方へ離脱し、さらに周壁52が回動されるとノズル付き押下げヘッド40の頂壁41上面へ係合可能に形成されている。
周壁52の下端内面には、案内筒24の第1係合突条25へ下方から係合可能な抜け止め用の第2係合突条59が周設されている。
60は覆筒で、外向きフランジ26上面へ載置した上壁61から外筒27外面へ嵌合させて筒壁62を垂下している。
次に作用について説明する。
図1に示すノズル付き押下げヘッド40の押下げ不能の状態では、周壁52下端は案内筒24下端の上向き段部23上面へ当接するとともに、係合突部58は係合溝44内へ嵌合されている。
吐出させるには、まずノズルカバー50を第2係合突条59が第1係合突条25下面へ当接するまで引き上げればよく、するとノズル43は開口部53内を相対的に下降し、ノズルカバー筒部57がノズル43から上方へ離脱するとともに、係合突部58が係合溝44から上方へ離脱する。
続いて、ノズルカバー50の引き上げ状態で開口部53に沿った方向、例えば図2に示すように開口部53の第1長孔部右方向へ約90度回動させると、ノズルカバー筒部57も同方向へ約90度回動し、ノズル43が開口部53内を相対的に左方向へ移動し、係合突部58下端がノズル付き押下げヘッド40の頂壁41上面へ係合する。
次いで、ノズルカバー50を押下げると、図3に示すように係合突部58を介してノズル付き押下げヘッド40が押下げられるため、ノズル43から容器体内容物が吐出する。
図4は第2実施形態を示す。
第1実施形態とはノズルカバー50のロック手段において相違する。すなわち、第1実施形態では周壁52下端を案内筒24下端の上向き段部23上面へ当接させているが、本実施形態では、案内筒24の前部に形成した上向き段部70上面へ周壁52下端を当接させることでノズル付き押下げヘッド40の不用意な押下げ防止を図っている。その他の構成は第1実施形態と同一であるから、説明を省略する。
.
(1) 図1(2)におけるA−A線に沿う断面図である。(2) 本発明に係るノズルカバーの取付け構造の一部切欠き側面図である。 (1) 図2(2)におけるB−B線に沿う断面図である。(2) ノズルカバーの引き上げ状態を示す作用説明図である。 ノズル付き押下げヘッドの押下げ状態を示す作用説明図である。 第2実施形態の要部断面図である。
符号の説明
1 容器
24 縮径筒部(案内筒)
25、59 係合手段
40 ノズル付き押下げヘッド
42 嵌合筒
43 ノズル
44 嵌合溝
50 ノズルカバー
51 天板
52 周壁
58 係合突部
70 上向き段部

Claims (5)

  1. 容器1上部を縮径させて形成した縮径筒部24内から上方付勢されて起立するステム30へ嵌合筒42を介して装着されたノズル付き押下げヘッド40のノズルカバー取付け構造であって、
    前記嵌合筒42外面に嵌合溝44を縦設し、
    前記ノズルカバー50は、前記ノズル付き押下げヘッド上面41より上方に位置する天板51から前記縮径部24外面へ下部を上下動自在かつ抜出し不能に嵌合させて垂下する周壁52にノズル挿通用の開口部53を形成して、該開口部53より上方の周壁52部分からノズル43を上方から覆う下面開口のノズルカバー筒部57を突設すると共に、周壁52の上部内面から係合突部58を突設し、
    前記開口部53を介してノズル43を周壁52外方へ突出させ、かつ前記係合突部58を嵌合溝44へ上下動自在に嵌合させたことを特徴とするノズルカバーの取付け構造。
  2. 前記ノズルカバー50は周壁52下端が前記縮径部24より外方の容器1部分上面へ当接して前記ノズル付き押下げヘッド40の押下げを不能にするロック位置と、
    前記周壁52の引き上げで、前記ノズルカバー筒部57がノズル43から、また前記係合突部58が前記嵌合溝44から、それぞれ上方へ離脱すると共に、周壁52の引き上げ状態での回動で前記係合突部58下端が前記ノズル付き押下げヘッド頂壁41上面へ係合することで、ノズルカバー50押下げにより前記ノズル付き押下げヘッド40の押下げを可能にするアンロック位置とを取ることを特徴とする請求項1記載のノズルカバーの取付け構造。
  3. 前記係合突部58は前記周壁52内面に縦設された少なくとも1つのリブから形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のノズルカバーの取付け構造。
  4. 前記ノズルカバー周壁52の下端内面と前記縮径筒部24の上端外面とのそれぞれに設けた係合手段25、59によってノズルカバー50を縮径筒部24から抜出し不能に形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載のノズルカバーの取付け構造。
  5. 前記開口部53は周方向への第1長孔部と、該第1長孔部の一端から周壁52下端に達する下方向への第2長孔部と、第1長孔部の他端から上方向へ延びる第3長孔部とからなり、該第3長孔部は前記係合突部58とほぼ同一長さに形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のノズルカバーの取付け構造。
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