JP6454595B2 - 押下ヘッド - Google Patents

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本発明は、押下ヘッドに関するものである。
従来、例えば下記特許文献1に示されるような、上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステムに装着される押下部と、前記押下部から前方に向けて突出するとともに、その前端部に内容液の吐出されるノズル孔が形成されたノズル筒と、を備える押下ヘッドが知られている。
この押下ヘッドと、前記ステムを有するポンプと、を備えた吐出器は、内容液が収容された容器の口部に装着された状態で、押下ヘッドを押下してステムを下方に移動させポンプを作動させることにより、容器内の内容液が移送されてノズル筒内を通ってノズル孔から吐出されるようになっている。
特開2011−31926号公報
ところで、上述した押下ヘッドにおいては、内容液を吐出後に保管している間に、ノズル孔に内容液が残存して固化する場合がある。この場合には、その後内容液を吐出する際に、ノズル孔内で既に固化した内容液の影響によって、内容液が飛散するという問題があった。特に、ノズル孔が下方に向けて開口した押下ヘッドでは、内容液が横方向に飛散するという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、内容液の飛散を防止できる押下ヘッドを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る押下ヘッドは、上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステムに装着される押下部と、前記押下部から前方に向けて突出するとともに、その前端部に下方に向けて開口するノズル孔が形成されたノズル筒と、を備える押下ヘッドであって、前記ノズル筒には、前記ノズル孔をその径方向の外側から囲う囲繞筒が配設され、前記囲繞筒は、前記ノズル孔よりも下方に突出するとともに、前記ノズル孔から下方に向けて離れるに従い漸次拡径したスカート部を備え、前記スカート部は、前記ノズル孔を前方から囲い、前記押下ヘッドの縦断面視において、前記スカート部の内周面のうち後方を向く部分の上端と下端とを結ぶ直線の上下方向に対する傾斜角は、20°以上40°以下であり、前記ノズル孔の内周面の前端部と、前記スカート部の内周面のうち後方を向く部分の下端と、の上下方向における距離は、4mm以上である、ことを特徴とする。
本発明によれば、ノズル孔をその径方向の外側から囲う囲繞筒のスカート部が、ノズル孔よりも下方に突出しているため、ノズル孔からその径方向外側に向かって吐出された内容液をスカート部によって受け止めることができる。したがって、内容液の飛散を防止できる押下ヘッドを提供することができる。
しかも、スカート部は、ノズル孔から下方に向けて離れるに従い漸次拡径しているため、ノズル孔内で内容液が固化していない通常状態の吐出時に、下方に向けて吐出された内容液がスカート部の内周面に付着することを抑制できる。したがって、例えば内容液がスカート部の内周面を伝って落下したり、スカート部の内周面にごみが付着したりする等の不具合を防止することができる。
押下ヘッドがノズル孔の下方に掌を配置した状態で使用される場合には、ノズル孔内で既に固化した内容液の影響によって、内容液がノズル孔からその下端開口面に対して下方に30°傾いた角度範囲に吐出されると、その内容液を掌によって受け止めることができないことがある。
本発明によれば、押下ヘッドの縦断面視において、スカート部の内周面のうち後方を向く部分の上端と下端とを結ぶ直線の上下方向に対する傾斜角が20°以上40°以下であり、かつ、ノズル孔の内周面の前端部と、スカート部の内周面のうち後方を向く部分の下端と、の上下方向における距離が4mm以上であるため、ノズル孔から前方に向かって吐出された内容液のうち、掌で受け止めることができない内容液を、スカート部によって受け止めることができる。したがって、内容液の飛散をより確実に防止することができる。
また、上記の押下ヘッドにおいて、前記囲繞筒は、前記ノズル筒および前記押下部のうち何れか一方とヒンジを介して一体成形されている、ことが望ましい。
本発明によれば、囲繞筒がノズル筒および押下部のうち何れか一方とヒンジを介して一体成形されているため、囲繞筒をヒンジ回りに回動させることで、囲繞筒をノズル筒に対して所定の位置に容易に配設させることができる。
また、上記の押下ヘッドにおいて、前記囲繞筒および前記ノズル筒にはそれぞれ、互いに係合する係合部が各別に形成されている、ことが望ましい。
本発明によれば、囲繞筒およびノズル筒にはそれぞれ、互いに係合する係合部が各別に形成されているため、囲繞筒およびノズル筒の相対的な位置ずれを確実に抑えることができる。
本発明によれば、内容液の飛散を防止できる押下ヘッドを提供することができる。
実施形態の押下ヘッドを備えた吐出器の断面図である。 実施形態の押下ヘッドの説明図であり、ノズル筒の前端部における底面図である。 実施形態の押下ヘッドの前端部の断面図である。
以下、本発明に係る押下ヘッドの実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の押下ヘッド1は、不図示のポンプを有する吐出器10に備えられる。ポンプは、上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステム11を備え、ステム11の上端部に押下ヘッド1が装着されている。なお、ポンプは、押下ヘッド1を保持可能な補助キャップ12を備えている。また、図1に示す符号Oは、ステム11の中心軸線を示しており、以下、単に軸線Oと記す。また、軸線O方向から見た平面視において、軸線O回りに周回する方向を周方向という。
押下ヘッド1は、ステム11に装着される押下部2と、押下部2から前方に向けて突出するとともに、その前端部に下方に向けて開口するノズル孔30が形成されたノズル筒3と、を備えている。
押下部2は、掌や指等で押し下げ操作されるヘッド本体である。押下部2は、有頂筒状の本体筒部20と、ステム11の上端部に装着された装着筒25と、を備えている。
本体筒部20は、平面視円形状の頂壁部21と、頂壁部21の外周縁から下方に向けて延びる周壁部22と、を有する。これら頂壁部21および周壁部22は、軸線Oと同軸に配置されている。頂壁部21の上面は、掌や指等で押圧される押圧面となっている。周壁部22の内周面には、補助キャップ12の外周面に形成された雄ネジ部に螺着する雌ネジ部が形成されている。これにより、本体筒部20は、押下部2が押し下げられた位置において補助キャップ12に螺着可能とされている。
装着筒25は、頂壁部21において周壁部22よりも内側に位置する部分から下方に向けて延びている。装着筒25は、軸線Oと同軸に配設されている。装着筒25は、本体筒部20よりも下方に突出している。装着筒25は、ステム11の上端部に液密に外嵌されている。
周壁部22の内周面と装着筒25の外周面との間には、補強板24が連結されている。補強板24は、周方向に間隔をあけて複数配設されている。
ノズル筒3は、押下部2の周壁部22から軸線Oに直交する方向側に延びる横筒部31と、横筒部31の前端部から下方に向けて延びる下筒部33と、を備えている。
横筒部31の後端部は、押下部2の周壁部22および装着筒25に対して一体に接続されている。横筒部31の後端開口部は、装着筒25の内側に開口している。これにより、ノズル筒3内と装着筒25内とが連通している。横筒部31の内径は、後端側より前端側の方が大きくなっている。横筒部31の前端上部には、下方に向けて窪む窪み部37が形成されている。窪み部37は、前方に向けて開口している。窪み部37を画成する内面のうち、前方を向く段差面32には、前方に向かって開口する凹部32aが形成されている。
下筒部33は、横筒部31の前端部から、下方に向かうに従い前方に向かうように僅かに傾斜した状態で延びている。下筒部33の上部には、その前方を向く部分が後方に向けて窪むことにより、前方に開口する開口部34が形成されている。開口部34は、前後方向から見て横筒部31の内側よりも下方に張り出すとともに、上端部が横筒部31の内側の上端部と上下方向において一致している。下筒部33のうち、開口部34より下方に位置する下部における前側部分33aは、前方に突出している。
下筒部33の下端部における前側部分33aは、上下方向に沿って垂下している。下筒部33の下端開口縁のうち、後部は後端部から前方に向かうに従い下方に向かって傾斜し、前部は水平に延びている。下筒部33の下端開口は、ノズル孔30となっている。ノズル孔30は、下方から見て前後方向に長い長円形状に形成されている(図2参照)。下筒部33の前記下部における前側部分33aには、前方に向かって突出する係合突起35(係合部)が形成されている。
図2に示すように、下筒部33の外周面のうち、前後方向および上下方向に直交する左右方向を向く両側面には、それぞれ係合リブ36(係合部)が形成されている。各係合リブ36は、左右方向に向かって突出するとともに、上下方向に沿って延びている。係合リブ36は、前方から後方に向かうに従い、左右方向の寸法が緩やかに大きくなっている。
図1に示すように、ノズル筒3には、ノズル孔30をその径方向の外側から囲う囲繞筒40が配設されている。囲繞筒40は、後方が開口した有頂筒状に形成されている。囲繞筒40の天壁部44は、ノズル筒3の横筒部31の窪み部37に配設されている。囲繞筒40の周壁部45は、上方から下方に向かうに従い漸次拡径している。
周壁部45の下端部は、ノズル孔30を囲うスカート部43となっている。スカート部43は、ノズル孔30よりも下方に突出している。スカート部43の上端部の上下方向における位置は、下筒部33の下端部における前側部分33aの上端部とほぼ同じ位置となっている。スカート部43の上部43aは、ノズル孔30から下方に向けて離れるに従い漸次拡径している。スカート部43の上部43aは、周壁部45のうちスカート部43よりも上方の部分よりも上下方向に対する傾斜角度が大きくなっている。スカート部43の下部43bは、上部43aの下端縁から下方に向かって垂下している。ここで、上述したように、下筒部33の下端部における前側部分33aは、上下方向に沿って垂下している。このため、下筒部33の下端部における前側部分33aと、囲繞筒40のスカート部43の上部43aと、の間には、上方から下方に向かうに従い、ノズル孔30の径方向に拡幅する隙間38が形成されている。
囲繞筒40のスカート部43は、下方に向かって開口している。また、図2に示すように、囲繞筒40は、下方から見て、後方に向かって開口するU字状となっており、ノズル孔30の前方から後方にかけて囲っている。
図3に示すように、押下ヘッド1の縦断面視において、スカート部43の内周面のうち、後方を向く部分の上端43cと下端43dとを結ぶ直線の上下方向に対する傾斜角θは、20°以上40°以下となっている。また、押下ヘッド1の縦断面視において、ノズル孔30の内周面の前端部30aと、スカート部43の内周面のうち後方を向く部分の下端43dと、の上下方向における距離Lは、4mm以上、好ましくは6mm以下となっている。なお、距離Lを6mmより大きくしても、後述するノズル孔30から吐出される内容液の飛散を防止する機能が低下することはない。ただし、距離Lを6mm以下とすることで、押下ヘッド1の外観形状の向上を図ることができるとともに、ノズル孔30からスカート部43の下端縁までの距離が大きくなることにより、例えば掌をノズル孔30の下方に配置して押下ヘッド1を押下する際等の使い易さの低下を抑制できる。
図1に示すように、囲繞筒40は、ノズル筒3とヒンジ5を介して一体成形されている。ヒンジ5は、左右方向に沿って延在する屈曲可能な板部である。ヒンジ5は、囲繞筒40の後側上端部と、ノズル筒3の段差面32と、を連結している。
囲繞筒40の前部には、囲繞筒40を前後方向に貫通する係合孔部41(係合部)が形成されている。係合孔部41内には、ノズル筒3の係合突起35が嵌合される。
また、図2に示すように、囲繞筒40の内周面のうち左右方向を向く両側面には、それぞれ係合溝46(係合部)が形成されている。係合溝46は、左右方向に向かって凹むとともに、上下方向に沿って延びている。係合溝46内には、ノズル筒3の係合リブ36が嵌合され、係合溝46の後端部が係合リブ36の後端部に係止される。
図1に示すように、これら係合突起35および係合孔部41、並びに係合リブ36および係合溝46により、ヒンジ5回りに回動可能に構成された囲繞筒40は、ノズル孔30を覆った状態で下筒部33に係止される。
囲繞筒40の天壁部44における下面には、下方に向かって開口する凹部42が形成されている。凹部42は、横筒部31の窪み部37を画成する内面のうち上方を向く面に閉塞されている。
以下、本実施形態の押下ヘッド1の作用について説明する。
押下ヘッド1を使用する際は、囲繞筒40の係合孔部41内にノズル筒3の係合突起35を嵌合させるとともに、囲繞筒40の各係合溝46内にノズル筒3の各係合リブ36を嵌合させ、囲繞筒40がノズル孔30をその径方向の外側から被覆した状態で行う。
押下部2の本体筒部20における頂壁部21の上面を掌や指等で押圧して、押下部2を押し下げ、押下部2とともにステム11を押し下げる。すると、ポンプによって容器内の内容液がステム11内を通って装着筒25内に流入し、装着筒25内からノズル筒3内に流入する。これにより、ノズル筒3にノズル孔30から内容液が吐出される。この際、ノズル孔30は、下方に向けて開口しているため、内容液は下方に向けて吐出される。
内容液を吐出した後のノズル筒3内には、内容液が残存し、この状態で押下ヘッド1を保管すると、外気との接触等によりノズル孔30の先端部において内容液が固化する場合がある。この場合には、次回内容液を吐出する際に、内容液が固化した内容液に衝突することで、ノズル孔30から内容液が例えば真横等の意図しない方向に向かって吐出される場合がある。
本実施形態によれば、ノズル孔30をその径方向の外側から囲う囲繞筒40のスカート部43が、ノズル孔30よりも下方に突出しているため、ノズル孔30からその径方向外側に向かって吐出された内容液を囲繞筒40のスカート部43において受け止めることができる。したがって、押下ヘッド1は、内容液の飛散を防止できる。
しかも、囲繞筒40のスカート部43は、ノズル孔30から下方に向けて離れるに従い漸次拡径しているため、ノズル孔30内で内容液が固化していない通常状態の吐出時に、下方に向けて吐出された内容液がスカート部43の内周面に付着することを抑制できる。したがって、例えば内容液がスカート部43の内周面を伝って落下したり、スカート部43の内周面にごみが付着したりする等の不具合を防止しつつ、内容液を下方に向けて吐出させることができる。
さらに、下筒部33の下端部における前側部分33aと、囲繞筒40のスカート部43の上部43aと、の間には、隙間38が形成されている。これにより、下筒部33の下端縁は、スカート部43から離れた状態で配置されるので、吐出器10が装着された容器が倒れたとき等、その衝撃によってノズル孔30から内容液が下筒部33の下端縁を伝って、スカート部43の内周面に付着する等の不具合を防止できる。
また、囲繞筒40がノズル筒3とヒンジ5を介して一体成形されているため、囲繞筒40をヒンジ5回りに回動させることで、囲繞筒40をノズル筒3に対して所定の位置に容易に配設させることができる。
さらに、ノズル筒3の下筒部33に装着された囲繞筒40をヒンジ5回りに上方に向かって回動させて、囲繞筒40をノズル筒3の下筒部33から離脱させることもできる(図1における2点鎖線で示す状態)。これにより、下筒部33が開放されるため、ノズル孔30内で固化した内容液の除去を行うことも可能である。
また、囲繞筒40およびノズル筒3にはそれぞれ、互いに係合する係合部(係合突起35および係合孔部41、並びに係合リブ36および係合溝部46)が各別に形成されているため、囲繞筒40およびノズル筒3の相対的な位置ずれを確実に抑えることができる。
また、押下ヘッド1がノズル孔30の下方に掌を配置した状態で使用される場合には、ノズル孔30内で既に固化した内容液の影響によって、内容液がノズル孔30からその下端開口面に対して下方に30°傾いた角度範囲に吐出されると、その内容液を掌によって受け止めることができないことがある。
本実施形態によれば、押下ヘッド1の縦断面視において、スカート部43の内周面のうち後方を向く部分の上端43cと下端43dとを結ぶ直線の上下方向に対する傾斜角θが20°以上40°以下であり、かつ、ノズル孔30の内周面の前端部30aと、スカート部43の内周面のうち後方を向く部分の下端43dと、の上下方向における距離Lが4mm以上であるため、ノズル孔30から前方に向かって吐出された内容液のうち、掌で受け止めることができない内容液を、スカート部43によって受け止めることができる。したがって、内容液の飛散をより確実に防止することができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態においては、ヒンジ5が囲繞筒40とノズル筒3とを連結しているが、これに限定されるものではなく、ヒンジが囲繞筒と押下部とを連結してもよい。すなわち、囲繞筒は、ノズル筒および押下部のうち何れか一方とヒンジを介して一体成形されていれば、上述の作用効果を奏功させることができる。
また、上記実施形態においては、囲繞筒40がノズル筒3とヒンジ5を介して一体成形されていたが、これに限定されず、囲繞筒がノズル筒と別体で形成されていてもよい。
また、上記実施形態においては、ノズル筒3が軸線Oに直交する方向(水平方向)に沿って延びる横筒部31と、横筒部31の前端部から下方に向けて延びる下筒部33と、を備えているが、これに限定されるものではない。ノズル筒は、水平方向に沿って延びるとともに、その前端部に下方に向けて開口するノズル孔が形成された横筒部のみを備えた構成であってもよい。この場合であっても、囲繞筒がノズル孔をその径方向の外側から囲うことで、内容液の飛散を防止することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…押下ヘッド 2…押下部 3…ノズル筒 5…ヒンジ 11…ステム 30…ノズル孔 35…係合突起(係合部) 36…係合リブ(係合部) 40…囲繞筒 41…係合孔部(係合部) 43…スカート部 46…係合溝(係合部)

Claims (3)

  1. 上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステムに装着される押下部と、
    前記押下部から前方に向けて突出するとともに、その前端部に下方に向けて開口するノズル孔が形成されたノズル筒と、を備える押下ヘッドであって、
    前記ノズル筒には、前記ノズル孔をその径方向の外側から囲う囲繞筒が配設され、
    前記囲繞筒は、前記ノズル孔よりも下方に突出するとともに、前記ノズル孔から下方に向けて離れるに従い漸次拡径したスカート部を備え
    前記スカート部は、前記ノズル孔を前方から囲い、
    前記押下ヘッドの縦断面視において、前記スカート部の内周面のうち後方を向く部分の上端と下端とを結ぶ直線の上下方向に対する傾斜角は、20°以上40°以下であり、
    前記ノズル孔の内周面の前端部と、前記スカート部の内周面のうち後方を向く部分の下端と、の上下方向における距離は、4mm以上である、
    ことを特徴とする押下ヘッド。
  2. 前記囲繞筒は、前記ノズル筒および前記押下部のうち何れか一方とヒンジを介して一体成形されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の押下ヘッド。
  3. 前記囲繞筒および前記ノズル筒にはそれぞれ、互いに係合する係合部が各別に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の押下ヘッド。
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