JP5099706B2 - ノズルカバー付き押下げヘッド容器。 - Google Patents

ノズルカバー付き押下げヘッド容器。 Download PDF

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本発明は、ノズルカバー付き押下げヘッド容器に関する。
従来押下げヘッドに付設したノズルを保護し、その押下げを阻止するストッパーとしての機能を付加するために、押下げヘッドからノズルに亘る部分を覆い、かつ着脱自在に嵌合させたカバー部材を有する押下げヘッド容器が提案されている(特許文献1)。
特開平11−043165
特許文献1の押上げヘッド容器では、カバー部材をノズル付き押下げヘッドに着脱自在に嵌合させていたから、使用の際にカバー部材を取り外した後に、このカバー部材を紛失してしまうおそれがあった。また、子供や高齢者など力の弱い利用者にとっては、押下げヘッドへのカバー部材の嵌合が固すぎると、着脱が容易でないことがあった。
本発明は、ノズル及び押下げヘッドのカバー部材を紛失するおそれがなく、かつ簡単に使用できる、ノズルカバー付き押下げヘッド容器を提供することを目的とする。
第1の手段は、
口頸部4を起立する容器体2と、
上記口頸部4から容器体2内に垂下したシリンダ6と、
シリンダ内から起立するステム10の上端にノズル14付き押下げヘッド12を付設した作動部材8と、
上記口頸部4に嵌合させた装着筒18の上端から上記ステム10を囲む案内筒22を起立する装着部材16と、
上記押下げヘッド12の外面を摺動可能に嵌合され、ノズル挿通孔34を筒壁32に穿設した有頂のカバー筒部材30とからなり、
上記ノズル挿通孔34は、相互に平行な第1縦溝34aと第2縦溝34cとこれら両溝を接続する連絡溝34bとで形成し、
第1縦溝34aの上端側の縁部分近傍からノズル14の上面を覆うためのノズルカバー36を外方突出し、
第2縦溝34cの上端部を少なくとも第縦溝の下端部より上方に位置させるとともに、第2縦溝34cを第1縦溝34aの下端部より下方へ延長して、カバー筒部材30の筒壁下端へ開口させ、
上記連絡溝34bは、第1縦溝34aの下端部から、第1縦溝の下端部の位置以上の第2縦溝部分の何れかに連続させたことを特徴とする。
本手段では、カバー筒部材を外さずに押下げヘッドを押下げ操作できるように、カバー筒部材の筒壁に穿設されたノズル挿通孔の構成を提案している。これにより、押下げ操作に伴ってカバー筒部材を紛失することを防止できる。第1縦溝の下端部を、第2縦溝の上端部より高くするとともに、第1縦溝の下端部からこの下端部以上の第2縦溝部分の何れかに連結した構造とすることで、ノズルが第1縦溝の下端部から連絡溝を通って第2縦溝内へ移動するときに、ノズルはカバー筒部材に対して相対的に上昇することになる。換言すればノズルの位置に対してカバー筒部材が下降する。降下したカバー筒部材の頂面を押し下げることができるので、押下げ操作が安定する。これについては後述する。
「ノズル挿通孔」は、カバー筒部材の周壁一半部に形成され、カバー筒部材の昇降・回動をするときのノズルの通り道としての機能を有する。後述の好適な実施形態では、ノズル挿通孔の全体形状を横向き“ユ”字状又は横向き“Z”字状とすることができる。第1縦溝・第2縦溝の「下端部」或いは「上端部」とは、いずれも「ノズル挿通孔」としての下端部及び上端部をいうものとする。すなわち、本願の第1縦溝の下端部等に相当する箇所(連絡溝との結合箇所)からその溝をさらに延長しても、本発明の技術的範囲からは除外されない。当該延長部分は“ノズルの通り路”と無関係であるからである。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記ノズル挿通孔34は、上記第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上下方向中間部へ水平な連絡溝34bを横設している。
この種の押下げ容器では、シリンダ内に下端部を嵌挿した作動部材の上部に付設した押下げヘッドからノズルを突出しているので、このノズルに強い力が作用することは好ましくない。そこで本手段では、図1に示すように縦・横の溝部分でノズル挿通孔を構成することを提案している。これにより利用者がカバー筒部材を縦及び横方向に動かせばノズル挿通孔の内縁でノズルに圧迫することなく、カバー筒部材を動かすことができる。本手段の構成では、カバー筒部材を押下げ可能なモードへ移行するときに、ノズルは、第1縦溝上端部→第1縦溝下端部→第2縦溝中間部→第2縦溝上端部→第2縦溝中間部(又は同溝下部)というように移動することになる。
第3の手段は、第1の手段を有し、かつ
ノズル挿通孔34は、上記第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上端部へ斜行させて斜めの連絡溝34bを形成してなる。
本手段では、カバー筒部材の押下げ可能モードに移行する際に、第1縦溝下端部から第2縦溝の上端部へノズルが直接移動することができるようにしたものである。
第4の手段は、第2の手段又は第3の手段を有し、かつ
に対応して案内溝48を穿設するとともにし、この案内溝48の内縁に沿って摺動可能な係合凸部50をカバー筒部材30の筒壁32内面に付設し、
案内溝48の一部の孔面形状を、ノズル挿通孔34の第1縦溝及び連絡溝部分の孔面形状と上下方向逆向きとして、
押下げヘッド12に対してカバー筒部材を上下動又は回動操作することで、押下げヘッドに係合凸部50を案内溝48の内縁に沿って移動させたときに、上記ノズル14が上記第1縦溝34a及び連絡溝34bの内部を案内されるように構成し、
さらに上記案内溝48の連続溝対応部分48bの先部から下方へ縦設する押下げ用溝49を案内筒外面に形成したことを特徴とする。
本手段では、ノズルをノズル挿通孔で移動させる際に、その孔縁にノズルを圧接させてしまうことを防止するための構造を提案している。とくにノズル挿通孔が斜めの溝部分を含む実施態様において有効である。
第5の手段は、第2の手段から第4の手段の何れかを有し、かつ
上記装着部材16は、装着筒18の上端から内向きフランジ状壁20を介して案内筒22を起立するとともに、ノズル14の下方の案内筒部分外面に係止リブ26を付設し、この係止リブ26の横巾を第2縦溝34cの巾よりも小さく形成し、
ノズル14が第1縦溝34aの上端部内に位置する状態で上記係止リブ26がカバー筒部材30の筒壁下端に接してカバー筒部材30の押し下げを防止し、かつノズルが第2縦溝34cの上半部内にあるときに、係止リブ26が第2縦溝34cと周方向同位置にあって、カバー筒部材30の押し下げが可能となるように構成している。
本手段では、押下げヘッド及びカバー筒部材の不意の下降を防止するための係止リブについて提案している。「係止リブ26が第2縦溝34cと周方向同位置にあって」とは、係止リブ26が第2縦溝34c下方又は第2縦溝34cの下半部にあることを意味する。
第1の手段に係る発明によれば次の効果を奏する。
○ノズル挿通孔34内のノズル移動により押下げヘッド12に対するカバー筒部材30の昇降を可能とし、押下げヘッドのロック状態と非ロック状態との間の移動を可能としたから、カバー筒部材を取り外す必要がなく、カバー筒部材を紛失するおそれがない。
○カバー筒部材30は押下げヘッド12の外面に摺動可能に嵌合されているので、カバー筒外面に固嵌めした場合に比べて少ない力で操作できる。
○連絡溝34bを、第1縦溝34aの下端部から第1縦溝の下端部の位置以上の第2縦溝部分の何れかに連結したから、第1縦溝34aの下端部と第2縦溝34cの上端部との高低差だけ押下げ操作をするときのカバー筒部材30の頂面の位置を低くなり、容器が安定する。
第2の手段に係る発明によれば、ノズル挿通孔34を、第1縦溝34aと第2縦溝34cとこれらの間に横設した水平な連絡溝34bとで形成したから、カバー筒部材30を縦方向及び横方向(周方向)に動かすだけでロック状態と非ロック状態との間を移行することができ、このときノズル挿通孔34の内縁にノズルが圧接されて無用の力が作用することを防止できる。
第3の手段に係る発明によれば、第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上端部へ連絡溝34bを斜行させたので、両端部間を横方向→縦方向の順路で移動する場合に比べて操作が簡単である。
第4の手段に係る発明によれば、案内溝48の内縁に沿って係合凸部50を移動することで、ノズル14がノズル挿通孔の第1縦孔34a及び連絡溝34b内を案内されるようにしたから、ノズル挿通孔のいずれか、特に斜めの連絡溝34bに圧接されることを防止することができる。
第5の手段によれば、ノズルが第1縦溝34a内にあるロック状態で、カバー筒部材30の筒壁下端に接する係止リブ26を案内筒22外面に付設したから、この状態でのカバー筒部材の押下げ防止を確実にすることができる。
図1から図9は本発明の第1の実施形態の押下げ容器を示している。
この容器は、容器体2と、シリンダ6と、作動部材8と、装着部材16と、カバー筒部材30とで形成している。
容器体2は、胴部から肩部を介して口頸部4を起立している。
シリンダ6は、上端部に有する鍔部6aを、口頸部4の上端面に係止させて、容器体2内へ垂下している。
作動部材8は、上記シリンダ6から起立したステム10の上端部に押下げヘッド12を付設している。この押下げヘッドの前面からはノズル14を前方突出している。そしてシリンダ6に対する上記ステム10の上下動により容器体内から液体を吸い上げ、加圧してステムを介してノズルから噴出するように構成している。
装着筒部材16は上記口頸部4に螺合させた装着筒18の上端から内向きフランジ状壁20を介して案内筒22を起立している。案内筒の上端部の一部には、押下げヘッド12の外面と係合する回り止め手段24を形成している。さらに案内筒の前面には後述のカバー筒部材の裏面と当接する係止リブ26を設ける。図示例ではさらに内向きフランジ状頂壁を側外方へ延長して外筒を垂下するとともに、この外筒外側に筒体を嵌合している。
カバー筒部材30は、有頂筒形であって、その頂壁の外周部から、案内筒を下端部で囲む筒壁32を垂下している。この筒壁には、ノズル挿通孔34を穿設している。このノズル挿通孔は図3及び図4に示すように第1縦溝34aと第2縦溝34cと連絡溝34bとで形成している。第1縦溝34aと第2縦溝34cとは相互に平行で適当な距離(図示例では周長の1/4)を存して縦設している。第1縦溝及び第2縦溝の各上端部はほぼ同じ高さに位置している。また第1縦溝34aは第2縦溝34cの半分程度の長さである。そして第1縦溝34aの下端部から、第2縦溝34cの上下方向中間部へ連絡溝34bを形成している。図3に示すように第2縦溝の上下方向中間部は、第1縦溝の下端と同じ高さにある部分であり、本明細書では、これを第1縦溝下端対応箇所35というものとする。当該箇所35よりも上方の第2縦溝部分341cと、当該箇所よりも下方の第2縦溝部分342cとは、それぞれ異なる機能を有する。前者341cは、カバー筒部材30を図5に示す上限の高さから図1と同じ高さまで下げるときに、ノズルを上限位置まで導くための溝であり、第1縦溝と対応する長さを有する。後者342cは外部からノズルを第1縦溝へ導くための挿入口である。このノズル孔挿通孔34は、筒壁外面をパノラマ様に展開したときに図9に示すような形状をしている。さらに第1縦溝34aの上端側の縁部分近くからは、半筒形状のノズルカバー36を突設している。
また、図示例では、図1に示すようにガタツキ防止用の突起38を筒壁の後壁内面に付設している。さらにカバー筒部材の頂壁裏面の直径方向には図2に想像線で描く如く一対の押下げ凸部40を付設している。また、案内筒とカバー筒部材の筒壁の適所には抜け出し防止手段を設けるとよい。
上記構成において、図1の状態では、ノズル14は第1縦溝34aの上端部に位置している(図9の位置A)。この状態でカバー筒部材30の筒壁32は係止リブ26の上面に当接させ、押し下げることができないようになっている。図1の状態からカバー筒部材30を引上げると、ノズル12は図5に示す如く筒壁32に対して相対的に下降して、第1縦溝34aの下端部へ移動する(図9の位置B)。さらにカバー筒部材30を回転させると、案内筒22との間の回り止め手段24により、ノズルを含む押下げヘッドは回転することができない。このため、ノズル12は、相対的に第1縦溝34aの下端部から連絡溝34bを通って図7の如く第2縦溝34cの中間部へ移動する(図9の位置C)。さらにこの状態からカバー筒部材を押し下げると、まずノズルは相対的に上昇して第2縦溝の上端部に移動する(図9の位置D)。さらにカバー筒部材を押し下げると、ノズル12は、第2縦溝の上端部内に位置する状態のままでカバー筒部材とともに下降する。このとき係止リブは図8に示すように第2縦溝34cの下部内に入る。これら下降過程において、内容物がノズルから噴出される。
図10から図13は、本発明の第2の実施形態を示している。この実施形態において、容器体、押下げヘッドを除く作動部材、シリンダの構造は第1実施形態と同じであるから、説明を省略する。押下げヘッド12は、図10に示すように頂壁の内周及び外周からそれぞれ内周壁42及び外周壁44を2重筒状に垂下している。内周筒42はステム10上端部に嵌合されている。さらに装着筒部材16は、内向きフランジ状壁の内縁部から、上端部を上記外周壁に係合する係合筒46を起立し、この係合筒の外側から案内筒22を起立している。またカバー筒部材の筒壁下部は、図11に示すように下端を連結した2重筒状の補助筒52で挟持し、かつその内筒に案内筒に対する抜止め用凸部54を付設している。
本実施形態では、図10のようにノズル挿通孔34を、第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上端部まで斜めの連絡溝34bで連続させてなる。
案内筒22の外面には、案内溝48と、凸部挿入用溝47と、押下げ用溝49とを形成し、カバー筒部材の筒壁には案内溝の内縁と接する係合凸部50を形成する。図12及び図13に示すように、案内溝48は、第1縦溝対応部分48aと連絡溝対応部分48bとで形成され、第1縦溝及び連絡溝を上下反転させた形状を有する。凸部挿入用溝47は、連絡溝対応部分48bの先端部から案内筒の上端まで延びている。また、押下げ用溝49は、連絡溝対応部分48bの先端部から下方へ延びている。
第2縦溝34cのうち第1縦溝下端対応箇所35よりも上方の部分341cは押下げ用溝49に対応する。また、当該箇所35よりも下方の部分342cは挿入用溝47に対応している。
このような構成としたから、係合凸部が案内溝内縁をスライドするときに、ノズル14が第1縦溝34a及び連絡溝34bの各内部を案内されるようにすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る押下げ容器の一部切欠き縦断面図である。 図1容器の押下げヘッドの上面を切り欠いた平面図である。 図1容器の一部切欠き側面図である。 図1容器の一部切欠き正面図である。 図1容器の押下げヘッド引上げ状態の縦断面図である。 図5に対応する状態での押下げヘッドの一部切欠き平面図である。 図5から押下げヘッドを回転させた状態での縦断面図である。 図7から押下げヘッドを押し下げた状態での縦断面図である。 図1の容器のカバー筒部材の筒壁外面をパノラマ様に展開した図である。 本発明の第2の実施形態に係る押下げ容器の要部縦断面図である。 図10の要部を反対側から見た縦断面図である。 図10容器のカバー筒部材の筒壁外面をパノラマ様に展開した図である。 図10容器の案内筒外面をパノラマ様に展開した図である。
符号の説明
2…容器体 4…口頸部 6…シリンダ 6a…鍔部 8…作動部材 10…ステム
12…押下げヘッド 14…ノズル 16…装着筒部材 18…装着筒
20…内向きフランジ状壁 22…案内筒 24…回り止め手段
26…係止リブ 30…カバー筒部材 32…筒壁
34…ノズル挿通溝 34a…第1縦溝 34c…第2縦溝 34b…連絡溝
35…第1縦溝下端対応箇所
36…ノズルカバー 38…ガタツキ防止用突起 40…押下げ凸部
42…内周壁 44…外周壁 46…係合筒 47…挿入用溝
48…案内溝 49…押下げ用溝 50…係合凸部
52…挟持筒 54…抜止めリブ
Λ

Claims (5)

  1. 口頸部4を起立する容器体2と、
    上記口頸部4から容器体2内に垂下したシリンダ6と、
    シリンダ内から起立するステム10の上端にノズル14付き押下げヘッド12を付設した作動部材8と、
    上記口頸部4に嵌合させた装着筒18の上端から上記ステム10を囲む案内筒22を起立する装着部材16と、
    上記押下げヘッド12の外面を摺動可能に嵌合され、ノズル挿通孔34を筒壁32に穿設した有頂のカバー筒部材30とからなり、
    上記ノズル挿通孔34は、相互に平行な第1縦溝34aと第2縦溝34cとこれら両溝を接続する連絡溝34bとで形成し、
    第1縦溝34aの上端側の縁部分近傍からノズル14の上面を覆うためのノズルカバー36を外方突出し、
    第2縦溝34cの上端部を少なくとも第縦溝の下端部より上方に位置させるとともに、第2縦溝34cを第1縦溝34aの下端部より下方へ延長して、カバー筒部材30の筒壁下端へ開口させ、
    上記連絡溝34bは、第1縦溝34aの下端部から、第1縦溝の下端部の位置以上の第2縦溝部分の何れかに連続させたことを特徴とする、ノズルカバー付き押下げヘッド容器。
  2. 上記ノズル挿通孔34は、上記第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上下方向中間部へ水平な連絡溝34bを横設してなることを特徴とする、請求項1記載のノズルカバー付き押下げヘッド容器。
  3. ノズル挿通孔34は、上記第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上端部へ斜行させて斜めの連絡溝34bを形成してなることを特徴とする、請求項1記載のノズルカバー付き押下げヘッド容器。
  4. 上記案内筒22の外面に、上記ノズル挿通孔34の第1縦溝34a及び連絡溝34bに対応して案内溝48を穿設するとともにし、この案内溝48の内縁に沿って摺動可能な係合凸部50をカバー筒部材30の筒壁32内面に付設し、
    案内溝48の一部の孔面形状を、ノズル挿通孔34の第1縦溝及び連絡溝部分の孔面形状と上下方向逆向きとして、
    押下げヘッド12に対してカバー筒部材を上下動又は回動操作することで、押下げヘッドに係合凸部50を案内溝48の内縁に沿って移動させたときに、上記ノズル14が上記第1縦溝34a及び連絡溝34bの内部を案内されるように構成し、
    さらに上記案内溝48の連続溝対応部分48bの先部から下方へ縦設する押下げ用溝49を案内筒外面に形成したことを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載のノズルカバー付き押下げヘッド容器。
  5. 上記装着部材16は、装着筒18の上端から内向きフランジ状壁20を介して案内筒22を起立するとともに、ノズル14の下方の案内筒部分外面に係止リブ26を付設し、この係止リブ26の横巾を第2縦溝34cの巾よりも小さく形成し、
    ノズル14が第1縦溝34aの上端部内に位置する状態で上記係止リブ26がカバー筒部材30の筒壁下端に接してカバー筒部材30の押し下げを防止し、かつノズルが第2縦溝34cの上半部内にあるときに、係止リブ26が第2縦溝34cと周方向同位置にあって、カバー筒部材30の押し下げが可能となるように構成したことを特徴とする、請求項2から請求項4の何れかに記載のノズルカバー付き押下げヘッド容器。
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