JP5099706B2 - ノズルカバー付き押下げヘッド容器。 - Google Patents
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Description
本発明は、ノズルカバー付き押下げヘッド容器に関する。
本発明は、ノズル及び押下げヘッドのカバー部材を紛失するおそれがなく、かつ簡単に使用できる、ノズルカバー付き押下げヘッド容器を提供することを目的とする。
口頸部4を起立する容器体2と、
上記口頸部4から容器体2内に垂下したシリンダ6と、
シリンダ内から起立するステム10の上端にノズル14付き押下げヘッド12を付設した作動部材8と、
上記口頸部4に嵌合させた装着筒18の上端から上記ステム10を囲む案内筒22を起立する装着部材16と、
上記押下げヘッド12の外面を摺動可能に嵌合され、ノズル挿通孔34を筒壁32に穿設した有頂のカバー筒部材30とからなり、
上記ノズル挿通孔34は、相互に平行な第1縦溝34aと第2縦溝34cとこれら両溝を接続する連絡溝34bとで形成し、
第1縦溝34aの上端側の縁部分近傍からノズル14の上面を覆うためのノズルカバー36を外方突出し、
第2縦溝34cの上端部を少なくとも第1縦溝の下端部より上方に位置させるとともに、第2縦溝34cを第1縦溝34aの下端部より下方へ延長して、カバー筒部材30の筒壁下端へ開口させ、
上記連絡溝34bは、第1縦溝34aの下端部から、第1縦溝の下端部の位置以上の第2縦溝部分の何れかに連続させたことを特徴とする。
上記ノズル挿通孔34は、上記第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上下方向中間部へ水平な連絡溝34bを横設している。
ノズル挿通孔34は、上記第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上端部へ斜行させて斜めの連絡溝34bを形成してなる。
に対応して案内溝48を穿設するとともにし、この案内溝48の内縁に沿って摺動可能な係合凸部50をカバー筒部材30の筒壁32内面に付設し、
案内溝48の一部の孔面形状を、ノズル挿通孔34の第1縦溝及び連絡溝部分の孔面形状と上下方向逆向きとして、
押下げヘッド12に対してカバー筒部材を上下動又は回動操作することで、押下げヘッドに係合凸部50を案内溝48の内縁に沿って移動させたときに、上記ノズル14が上記第1縦溝34a及び連絡溝34bの内部を案内されるように構成し、
さらに上記案内溝48の連続溝対応部分48bの先部から下方へ縦設する押下げ用溝49を案内筒外面に形成したことを特徴とする。
上記装着部材16は、装着筒18の上端から内向きフランジ状壁20を介して案内筒22を起立するとともに、ノズル14の下方の案内筒部分外面に係止リブ26を付設し、この係止リブ26の横巾を第2縦溝34cの巾よりも小さく形成し、
ノズル14が第1縦溝34aの上端部内に位置する状態で上記係止リブ26がカバー筒部材30の筒壁下端に接してカバー筒部材30の押し下げを防止し、かつノズルが第2縦溝34cの上半部内にあるときに、係止リブ26が第2縦溝34cと周方向同位置にあって、カバー筒部材30の押し下げが可能となるように構成している。
○ノズル挿通孔34内のノズル移動により押下げヘッド12に対するカバー筒部材30の昇降を可能とし、押下げヘッドのロック状態と非ロック状態との間の移動を可能としたから、カバー筒部材を取り外す必要がなく、カバー筒部材を紛失するおそれがない。
○カバー筒部材30は押下げヘッド12の外面に摺動可能に嵌合されているので、カバー筒外面に固嵌めした場合に比べて少ない力で操作できる。
○連絡溝34bを、第1縦溝34aの下端部から第1縦溝の下端部の位置以上の第2縦溝部分の何れかに連結したから、第1縦溝34aの下端部と第2縦溝34cの上端部との高低差だけ押下げ操作をするときのカバー筒部材30の頂面の位置を低くなり、容器が安定する。
また、図示例では、図1に示すようにガタツキ防止用の突起38を筒壁の後壁内面に付設している。さらにカバー筒部材の頂壁裏面の直径方向には図2に想像線で描く如く一対の押下げ凸部40を付設している。また、案内筒とカバー筒部材の筒壁の適所には抜け出し防止手段を設けるとよい。
案内筒22の外面には、案内溝48と、凸部挿入用溝47と、押下げ用溝49とを形成し、カバー筒部材の筒壁には案内溝の内縁と接する係合凸部50を形成する。図12及び図13に示すように、案内溝48は、第1縦溝対応部分48aと連絡溝対応部分48bとで形成され、第1縦溝及び連絡溝を上下反転させた形状を有する。凸部挿入用溝47は、連絡溝対応部分48bの先端部から案内筒の上端まで延びている。また、押下げ用溝49は、連絡溝対応部分48bの先端部から下方へ延びている。
第2縦溝34cのうち第1縦溝下端対応箇所35よりも上方の部分341cは押下げ用溝49に対応する。また、当該箇所35よりも下方の部分342cは挿入用溝47に対応している。
12…押下げヘッド 14…ノズル 16…装着筒部材 18…装着筒
20…内向きフランジ状壁 22…案内筒 24…回り止め手段
26…係止リブ 30…カバー筒部材 32…筒壁
34…ノズル挿通溝 34a…第1縦溝 34c…第2縦溝 34b…連絡溝
35…第1縦溝下端対応箇所
36…ノズルカバー 38…ガタツキ防止用突起 40…押下げ凸部
42…内周壁 44…外周壁 46…係合筒 47…挿入用溝
48…案内溝 49…押下げ用溝 50…係合凸部
52…挟持筒 54…抜止めリブ
Λ
Claims (5)
- 口頸部4を起立する容器体2と、
上記口頸部4から容器体2内に垂下したシリンダ6と、
シリンダ内から起立するステム10の上端にノズル14付き押下げヘッド12を付設した作動部材8と、
上記口頸部4に嵌合させた装着筒18の上端から上記ステム10を囲む案内筒22を起立する装着部材16と、
上記押下げヘッド12の外面を摺動可能に嵌合され、ノズル挿通孔34を筒壁32に穿設した有頂のカバー筒部材30とからなり、
上記ノズル挿通孔34は、相互に平行な第1縦溝34aと第2縦溝34cとこれら両溝を接続する連絡溝34bとで形成し、
第1縦溝34aの上端側の縁部分近傍からノズル14の上面を覆うためのノズルカバー36を外方突出し、
第2縦溝34cの上端部を少なくとも第1縦溝の下端部より上方に位置させるとともに、第2縦溝34cを第1縦溝34aの下端部より下方へ延長して、カバー筒部材30の筒壁下端へ開口させ、
上記連絡溝34bは、第1縦溝34aの下端部から、第1縦溝の下端部の位置以上の第2縦溝部分の何れかに連続させたことを特徴とする、ノズルカバー付き押下げヘッド容器。 - 上記ノズル挿通孔34は、上記第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上下方向中間部へ水平な連絡溝34bを横設してなることを特徴とする、請求項1記載のノズルカバー付き押下げヘッド容器。
- ノズル挿通孔34は、上記第1縦溝34aの下端部から第2縦溝34cの上端部へ斜行させて斜めの連絡溝34bを形成してなることを特徴とする、請求項1記載のノズルカバー付き押下げヘッド容器。
- 上記案内筒22の外面に、上記ノズル挿通孔34の第1縦溝34a及び連絡溝34bに対応して案内溝48を穿設するとともにし、この案内溝48の内縁に沿って摺動可能な係合凸部50をカバー筒部材30の筒壁32内面に付設し、
案内溝48の一部の孔面形状を、ノズル挿通孔34の第1縦溝及び連絡溝部分の孔面形状と上下方向逆向きとして、
押下げヘッド12に対してカバー筒部材を上下動又は回動操作することで、押下げヘッドに係合凸部50を案内溝48の内縁に沿って移動させたときに、上記ノズル14が上記第1縦溝34a及び連絡溝34bの内部を案内されるように構成し、
さらに上記案内溝48の連続溝対応部分48bの先部から下方へ縦設する押下げ用溝49を案内筒外面に形成したことを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載のノズルカバー付き押下げヘッド容器。 - 上記装着部材16は、装着筒18の上端から内向きフランジ状壁20を介して案内筒22を起立するとともに、ノズル14の下方の案内筒部分外面に係止リブ26を付設し、この係止リブ26の横巾を第2縦溝34cの巾よりも小さく形成し、
ノズル14が第1縦溝34aの上端部内に位置する状態で上記係止リブ26がカバー筒部材30の筒壁下端に接してカバー筒部材30の押し下げを防止し、かつノズルが第2縦溝34cの上半部内にあるときに、係止リブ26が第2縦溝34cと周方向同位置にあって、カバー筒部材30の押し下げが可能となるように構成したことを特徴とする、請求項2から請求項4の何れかに記載のノズルカバー付き押下げヘッド容器。
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