JP4596408B2 - 液体噴出容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液体噴出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平10−236503の図11から図13が示すように、容器体内へ垂設したシリンダ内から上方付勢させて作動部材を起立し、該作動部材上端にノズル筒付きの押下げヘッドを嵌着させて、該作動部材の上下動で容器体内液体を吸上げ、上記ノズル筒から噴出可能とした液体噴出容器において、上記作動部材が不用意に押下げられて液体噴出したり、又ノズル孔内に残った液体が乾燥し、固化して目塞りすることを防止するために、容器体上方へ露出する作動部材部分の下半を形成するステム部分の前半部外面に、横断面C字形状の半円筒部を弾性拡開させて嵌合させ、又該半円筒部上端から連結板を介して上前方へ突出させた口蓋を、ノズル筒前端に嵌合させたカバーを設けて液体噴出容器不使用時にはそのカバー嵌合により作動部材の押下げが不能で、かつノズル孔先端を密閉することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例のノズル筒は、押下げヘッド前面から前方突出するが、その押下げヘッドの形状を、上壁外周から周壁を垂下すると共に、ノズル筒を除去して押下げヘッドの前面上部にノズル孔を開孔させ、又押下げヘッドの前面を上方からみて半円状に形成したものもあり、このように押下げヘッドを形成した場合は、上記作動部材の押下げ防止兼ノズル孔密閉用のカバーの形状は異った形状とならざるを得ない。特にノズル筒を有せず、ノズル孔を押下げヘッド前面上部に開孔するから、又押下げヘッド前面は上方からみて半円状とするから、カバー上部を押下げヘッド前半部外面へ嵌合させるよう設けると、該カバー前壁の上部内面へ付設したノズル孔密閉用栓をノズル孔前端部へ確実に嵌合させることが困難となる。
【0004】
本発明は上記のような形状の押下げヘッドを有する液体噴出容器にも、確実かつ容易に上記作動部材押下げ防止兼ノズル孔密閉用のカバーを着脱自在に嵌合できるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として口頸部2を起立する容器体1と、
上記口頸部外面へ嵌合させた周壁12上端の内向きフランジ状頂壁13の内周部から上記容器体内へシリンダ14を垂下する、シリンダ付き装着部材11と、
上記シリンダ内へ上下動可能にかつ上方付勢させて筒状ピストンを嵌合させ、該ピストンから起立する眞円筒状ステム22上端に、頂板23外周から周壁24を垂下すると共に、前面上部にノズル孔25を開孔し、又前半部外面を上方からみてほぼ半円形状とした押下げヘッド26を嵌着させた作動部材21とからなる液体噴出容器において、
上記押下げヘッド26、および該押下げヘッド周壁の下端からシリンダ付き装着部材上面までの間のステム外方露出部分のほぼ前過半部外面を覆い、ステム覆合部分33は、ステム前面への強制押圧により後方開口部が弾性拡開して嵌合する横断面C字形状となし、又該C字形状部上端と押下げヘッドの周壁覆合部分下端との間には周壁下端面載置用受板35を横設した、後面および下端面開放のカバー31を設け、
該カバー前壁の上部内面にノズル孔密閉栓34を付設すると共に、押下げヘッド左右両側壁の前後方向中間部の外面と、該左右両側壁を覆うカバー左右両側壁部分の後部内面との一方にガイド溝36、36を、他方にはガイド突条37、37を、それぞれ横設し、
押下げヘッド前方からのカバー後方移動でガイド突条先端部がガイド溝36内へ入った後にノズル孔密閉栓34がノズル孔25内へ嵌合可能となし、
又このときステム覆合部分33下端面はシリンダ付き装着部材11上面へ、又受板35外周部は押下げヘッドの周壁下端面へ、それぞれ接するよう設けた。
【0006】
第2の手段として口頸部2を起立する容器体1と、
上記口頸部外面に嵌合させた周壁12の上端から、内向きフランジ状頂壁13を介して眞円筒状の案内筒41を起立し、かつ該案内筒の下部内面へ上端部を固着させて容器体内へシリンダ14を垂下するシリンダ付き装着部材11と、
上記シリンダ内へ上下動可能にかつ上方付勢させて筒状ピストンを嵌合させ、該ピストンから案内筒41内を通って起立するステム22上端に、頂板23外周から周壁24を垂下して該周壁下部を案内筒41の上部外面へ嵌合すると共に、前面上部にノズル孔25を開孔し、又前半部外面を上方からみてほぼ半円形状とした押下げヘッド26を嵌着させた作動部材21とからなる液体噴出容器において、
上記押下げヘッド26および案内筒41のほぼ前過半部外面を覆い、案内筒覆合部分43は案内筒前面への強制押圧により後方開口部が弾性拡開して嵌合する横断面C字形状部となし、又該C字形状部上端と押下げヘッド周壁覆合部分下端との間には周壁下端面載置用受板35を横設した、後面および下端面開放のカバー31を設け、
該カバー前壁の上部内面にノズル孔密閉栓34を付設すると共に、押下げヘッド左右両側壁の前後方向中間部の外面と、該左右両側壁を覆うカバー左右両側壁部分の後部内面との一方にガイド溝36、36を、他方にはガイド突条37、37を、それぞれ横設し、
押下げヘッド前方からのカバー後方移動でガイド突条先端部がガイド溝36内へ入った後にノズル孔閉塞栓34がノズル孔25内へ嵌合可能となし、
又このとき案内筒覆合部分43下端面は内向きフランジ状頂壁13の上面へ、又受板35は押下げヘッド周壁の下端面へ、それぞれ接するよう設けた。
【0007】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に上記ガイド溝36、36のガイド突条進入口36a を、ガイド突条抜出し方向に向って上下へテーパ状に拡開して該拡開部分の上面36b と下面36c とを、ガイド突条先端をガイド溝内へ案内する案内壁面とした。
【0008】
【発明の実施の形態】
まず図1から図4が示す第1実施形態について説明する。まず公知の部分について簡単に説明すると、1は胴部上端から肩部を介して口頸部2を起立する容器体、11は上記口頸部外面へ嵌合させた周壁12上端の内向きフランジ状頂壁13の内周部から上記容器体内へシリンダ14を垂下する、シリンダ付きの装着部材である。図示例でシリンダ14は上部外面に付設した外向きフランジ15をパッキングを介して口頸部2上端面へ載置し、かつ該外向きフランジ上方のシリンダ部分を上記頂壁上方へ起立し、又そのシリンダ部分上端外面へ付設した係合突条下面へ、シリンダ上端部へ嵌合させた抜止め筒16の嵌合筒17の下端内面に周設した突条上面を係合させている。抜止め筒16はシリンダ上端部内面へ嵌合させた筒部上端から外向きフランジを介して上記嵌合筒17を垂下する。
【0009】
尚図示例は、シリンダ下端からの容器体内液体吸上げで容器体下端部内面に嵌合させた摺動底板が上昇するよう設けた液体噴出容器を示すが、シリンダ下端から吸上げパイプを垂下して該パイプを介して容器体内液体をシリンダ内へ吸上げるようにした容器でもよいことは云うまでもない。
【0010】
上記シリンダ14内からは上方付勢させて作動部材21を起立する。該部材は下端に筒状ピストンを有し、該ピストンから起立する眞円筒状のステム22上端に、頂板23外周から周壁24を垂下すると共に、前面上部にノズル孔25を開孔し、又前面部外面を上方からみて半円形状とした押下げヘッド26を嵌着させている。
【0011】
押下げヘッド26の周壁24は上部を大外径に、下部を小外径としており、かつ頂板23は前部が高く、かつ左右方向中間を凹状に形成している。
【0012】
本願にあっては上記押下げヘッド26およびステム22露出部分の各過半部、即ち前後方向中間よりもやや後方から前面までの外面部分を、後面および下面開放のカバー31で覆合できるよう設けている。該カバーは、ヘッド覆合部分32下端からステム覆合部分33を垂下するもので、該ステム覆合部分33は、横断面C字形状として、その後面開口巾を図4が示すようにステム22の直径よりも多少狭めて、後面開口部をステム前面へ押付けると、弾性に抗して後面開口部が拡開してステム過半前部外面へ嵌合し、該嵌合と同時に弾性復元可能としている。ヘッド覆合部分32の前壁は、押下げヘッドの前面に対応してその前面に沿うよう形成する。その前壁上部にはノズル孔閉塞栓34を付設する。ヘッド覆合部分下端とステム覆合部分33上端との間には受板35を横設しており、該受板外周部上面は押下げヘッド周壁24の下端面を支持するよう設けている。尚上記ステム覆合部分がステム外面へ嵌合したとき、ステム覆合部分下端面は既述ステム抜止め筒16の上面へ接して、該状態では押下げヘッド26の押下げが不能となるよう設けている。
【0013】
更に図2と図3、図4が示すように、押下げヘッド26の左右両側壁外面と、該左右両側壁を覆う、ヘッド覆合部分32の左右両側壁部分内面との一方にはガイド溝36、36を、又他方にはそのガイド溝内へ嵌合させるガイド突条37、37を、それぞれ横設する。図示例ではヘッド側にガイド溝36、36を、又ヘッド覆合部分側にはガイド突条37、37を設けているが、これ等は逆に設けてもよい。又図2が示すようにガイド溝36のガイド突条進入口36a は、ガイド突条抜出し方向に向ってテーパ状に拡開させ、該拡開部分の上面36b と下面36c とを、ガイド突条先端をガイド溝36内へ案内する案内壁面とすることが望ましい。
【0014】
図5から図8は第2実施形態を示す。該実施形態は、容器体口頸部外面へ嵌合させた周壁12の上端から内向きフランジ状頂壁13を介して眞円筒状の案内筒41を起立し、該案内筒の下部内面へ上端部を固着させてシリンダ14を垂下する。案内筒41は押下げヘッド26の周壁24を案内するもので、その案内筒上端部外面へ、押下げヘッド周壁24の下部内面を嵌合させ、押下げヘッド26の下降で案内筒41は相対的に押下げヘッドの周壁上部内へ進入する。尚案内筒41の上下方向中間部内面からは内向きフランジ42を介してシリンダ14の上部内面へ嵌合する筒44を垂下している。又ステム22はその筒内を通って起立する。
【0015】
該第2実施形態の場合、カバー31はヘッド覆合部分32下端から押下げヘッドの周壁下端載置用の受板35を介して案内筒覆合部分43を垂下する。該部分は横断面C字形状をなし、その後部開口巾を図8が示すように案内筒41のの直径よりもやや小とし、案内筒前面への強制押付けにより弾性変形により開口巾を拡開して案内筒の過半前部外面へ嵌合し、該嵌合と同時に弾性復元する。案内筒覆合部分下端面は図5が示すように既述内向きフランジ状の頂壁13の内周部上面へ接している。よって既述のように受板35が押下げヘッド周壁24の下端面を支持し、又上記頂壁13が案内筒覆合部分43下端面を支持することで、カバー31が押下げヘッド26の押下げを阻止することとなる。
【0016】
その他部分は第1実施形態の場合と同様であり、よって同一符号を付することで説明を省略する。
【0017】
既述構成において、押下げヘッドおよびステム又は案内筒露出部分の過半前部外面へカバー31を嵌合させる場合は、押下げヘッド前方へカバー31のヘッド覆合部分32を位置させ、図示の場合はそのままカバー31を後退させ、両ガイド突条37、37の後端部をガイド溝36、36の前端部内へ嵌合させる。該嵌合が出来たらそのままカバー31を、ガイド溝36、36の案内に従ってガイド突条37、37が進むようカバー31を後方移動させる。ステムないし案内筒覆合部分33、43の後部開口部分がステムないし案内筒前面へ接したときカバー31の後退は一たん停止するから、それ等ステムないし案内筒覆合部分33、43の前面を後方へ強く押圧すれば、上記開口部分は弾性変形により拡開してステム又は案内筒の前過半部外面へ嵌合し、又同時にヘッド覆合部分32も後退してノズル密閉栓34をノズル孔前部内へ嵌合させることが出来る。カバー31の取外しは、上記嵌合状態からカバー31を前方へ強く引き戻すことで行うことが出来る。
【0018】
図示例とは逆に、つまり押下げヘッドにガイド突条37、37を、又カバー31にガイド溝36、36を設けた場合は、ガイド突条前端部をガイド溝後端部内へ嵌合させて、押下げヘッドに対してカバー31を後退させればよく、その後は既述図示例の場合と同様に行えばよい。
【0019】
【発明の効果】
各請求項記載の本発明は既述構成とするものであり、カバー31の前壁の上部内面にノズル孔閉塞栓34を付設して、カバー嵌合時にその栓がノズル孔25の前部を密閉するよう設けたから、ノズル孔内に残った噴出液が乾燥して目塞りを起すことがなく、又ステム覆合部分33ないし案内筒覆合部分の各下端面を、シリンダ付き装着部材11の上面ないし内向きフランジ状頂壁13の上面へ、又受板35の上面へ押下げヘッド周壁の下端面が、それぞれ接触するよう設けたから、カバー嵌合によって押下げヘッド26の押下げを不能とすことが出来、よって不用意に押下げヘッドが押下げられることによりノズル孔から液体が噴出して周辺を汚すことがない。
【0020】
本来上記のようなノズル孔付きの押下げヘッド26の前半部外面へ、カバー上部が形成するノズル孔密閉栓付きのヘッド覆合部分32を嵌合させる場合、押下げヘッドのノズル孔中心線の前方延長線上にヘッド覆合部分の密閉栓中心軸線を位置させ、そのままカバーを後方移動させることを要するが、押下げヘッド前半部外面が上方からみて半円形状をなす場合は、密閉栓中心軸線がノズル孔中心線の延長線に対して左右いずれかの方向へずれ易く、又押下げヘッドの前部が押下げヘッド覆合部分の後部内へ入った後は、ノズル孔前端とノズル孔密閉栓34の各位置を共に目視できなくなるためにノズル孔前端部内へノズル孔密閉栓34を嵌合させ難いものであるが、本発明にあっては押下げヘッド左右両側壁の左右方向中間部の外面と、該左右両側壁を覆うカバー左右両側壁部分の後部内面との一方にガイド溝36、36を、又他方にはガイド突条37、37を、それぞれ横設し、押下げヘッド前方からのカバー後方移動でガイド突条先端部ガイド溝36内へ入った後に栓34がノズル孔25内へ嵌合可能としたから、そのノズル孔の密閉を確実かつ容易に行うことが出来る。
【0021】
請求項3記載発明の場合は、ガイド溝36、36のガイド突条進入口36a を、ガイド突条抜出し方向に向って上下へテーパ状に拡開し、該拡開部分の上面36b と下面36c とを、ガイド突条先端をガイド溝内へ案内する案内壁面としたから、ガイド溝内へのガイド突条嵌合を更に容易とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の断面図である。
【図2】図1容器の側面図である。
【図3】図1容器に用いたカバーの側面図である。
【図4】図3カバーの底面図である。
【図5】実施形態を異にして示す、本発明容器の断面図である。
【図6】図5容器の側面図である。
【図7】図5容器に用いたカバーの側面図である。
【図8】図7カバーの底面図である。
【符号の説明】
11…装着部材 14…シリンダ
21…作動部材 22…ステム
25…ノズル孔 26…押下げヘッド
31…カバー 32…ヘッド覆合部分
33…ステム覆合部分 34…ノズル孔閉塞栓
36…ガイド溝 37…ガイド突条
41…案内筒 43…案内筒覆合部分
Claims (3)
- 口頸部2を起立する容器体1と、
上記口頸部外面へ嵌合させた周壁12上端の内向きフランジ状頂壁13の内周部から上記容器体内へシリンダ14を垂下する、シリンダ付き装着部材11と、
上記シリンダ内へ上下動可能にかつ上方付勢させて筒状ピストンを嵌合させ、該ピストンから起立する眞円筒状ステム22上端に、頂板23外周から周壁24を垂下すると共に、前面上部にノズル孔25を開孔し、又前半部外面を上方からみてほぼ半円形状とした押下げヘッド26を嵌着させた作動部材21とからなる液体噴出容器において、
上記押下げヘッド26、および該押下げヘッド周壁の下端からシリンダ付き装着部材上面までの間のステム外方露出部分のほぼ前過半部外面を覆い、ステム覆合部分33は、ステム前面への強制押圧により後方開口部が弾性拡開して嵌合する横断面C字形状となし、又該C字形状部上端と押下げヘッドの周壁覆合部分下端との間には周壁下端面載置用受板35を横設した、後面および下端面開放のカバー31を設け、
該カバー前壁の上部内面にノズル孔密閉栓34を付設すると共に、押下げヘッド左右両側壁の前後方向中間部の外面と、該左右両側壁を覆うカバー左右両側壁部分の後部内面との一方にガイド溝36、36を、他方にはガイド突条37、37を、それぞれ横設し、
押下げヘッド前方からのカバー後方移動でガイド突条先端部がガイド溝36内へ入った後にノズル孔密閉栓34がノズル孔25内へ嵌合可能となし、
又このときステム覆合部分33下端面はシリンダ付き装着部材11上面へ、又受板35外周部は押下げヘッドの周壁下端面へ、それぞれ接するよう設けた
ことを特徴とする液体噴出容器。 - 口頸部2を起立する容器体1と、
上記口頸部外面に嵌合させた周壁12の上端から、内向きフランジ状頂壁13を介して眞円筒状の案内筒41を起立し、かつ該案内筒の下部内面へ上端部を固着させて容器体内へシリンダ14を垂下するシリンダ付き装着部材11と、
上記シリンダ内へ上下動可能にかつ上方付勢させて筒状ピストンを嵌合させ、該ピストンから案内筒41内を通って起立するステム22上端に、頂板23外周から周壁24を垂下して該周壁下部を案内筒41の上部外面へ嵌合すると共に、前面上部にノズル孔25を開孔し、又前半部外面を上方からみてほぼ半円形状とした押下げヘッド26を嵌着させた作動部材21とからなる液体噴出容器において、
上記押下げヘッド26および案内筒41のほぼ前過半部外面を覆い、案内筒覆合部分43は案内筒前面への強制押圧により後方開口部が弾性拡開して嵌合する横断面C字形状部となし、又該C字形状部上端と押下げヘッド周壁覆合部分下端との間には周壁下端面載置用受板35を横設した、後面および下端面開放のカバー31を設け、
該カバー前壁の上部内面にノズル孔密閉栓34を付設すると共に、押下げヘッド左右両側壁の前後方向中間部の外面と、該左右両側壁を覆うカバー左右両側壁部分の後部内面との一方にガイド溝36、36を、他方にはガイド突条37、37を、それぞれ横設し、
押下げヘッド前方からのカバー後方移動でガイド突条先端部がガイド溝36内へ入った後にノズル孔閉塞栓34がノズル孔25内へ嵌合可能となし、
又このとき案内筒覆合部分43下端面は内向きフランジ状頂壁13の上面へ、又受板35は押下げヘッド周壁の下端面へ、それぞれ接するよう設けた
ことを特徴とする液体噴出容器。 - 上記ガイド溝36、36のガイド突条進入口36a を、ガイド突条抜出し方向に向って上下へテーパ状に拡開して該拡開部分の上面36b と下面36c とを、ガイド突条先端をガイド溝内へ案内する案内壁面とした
ことを特徴とする請求項1又は2記載の液体噴出容器。
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