JP4949117B2 - エアゾール容器 - Google Patents

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Description

本発明は、残留ガスを容易に排出できるエアゾール容器に関するものである。
この種のエアゾール容器として、例えば下記特許文献1に示されるような、上方付勢状態で立設されたステムを有する容器本体と、この容器本体に着脱可能に装着された肩カバーキャップと、この肩カバーキャップに着脱可能に装着されたオーバーキャップと、が備えられ、前記肩カバーキャップを容器本体から取り外し前記オーバーキャップを容器本体に嵌合することにより、このオーバーキャップが前記ステムを押し下げる位置に保持されて、前記容器本体内の残留ガスが排出される構成が知られている。
特開2001−2154号公報
ところで、このようなエアゾール容器には、従来から、残留ガスを排出する過程で、オーバーキャップと容器本体との間の空間の内圧が残留ガスの排出によって高まり、このオーバーキャップがエアゾール容器から外れるのを防ぐことに対する要望がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、残留ガスを排出する際に、オーバーキャップが容器本体から外れるのを防ぐことができるエアゾール容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のエアゾール容器は、上方付勢状態で立設されたステムを有する容器本体と、この容器本体に着脱可能に装着された肩カバーキャップと、この肩カバーキャップに着脱可能に装着されたオーバーキャップと、が備えられ、前記肩カバーキャップを容器本体から取り外し前記オーバーキャップを容器本体に嵌合することにより、このオーバーキャップが前記ステムを押し下げる位置に保持されて、前記容器本体内の残留ガスが排出される構成とされたエアゾール容器であって、前記オーバーキャップには、前記肩カバーキャップが取り外された容器本体に嵌合する嵌合筒部が備えられ、この嵌合筒部には、前記容器本体に嵌合する嵌合面を跨いで当該エアゾール容器の軸線方向に沿って延びるガス抜き通路が形成され、前記ガス抜き通路は、前記嵌合筒部に前記軸線回りに互いに間隔をあけて複数形成されるとともに、前記軸線を基準にして軸対称となる位置を回避した位置に形成されていることを特徴とする。
この発明では、オーバーキャップの嵌合筒部に、容器本体に嵌合する嵌合面を跨いで当該エアゾール容器の軸線方向に沿って延びるガス抜き通路が形成されているので、このオーバーキャップを、肩カバーキャップが取り外された容器本体に嵌合して、前述のように残留ガスを排出する過程において、この残留ガスを、オーバーキャップと容器本体との間の空間から、前記ガス抜き通路を通して逐次外部に排出することが可能になり、前記空間の内圧によってオーバーキャップが容器本体から外れるのを防ぐことができる。
また、ガス抜き通路が、嵌合筒部において、前記軸線を基準にして軸対称となる位置を回避した位置に複数形成されているので、容器本体内から前記空間内に排出された残留ガスの外部への良好な排出性を確保することが可能になるとともに、オーバーキャップを容器本体に嵌合した状態で、このオーバーキャップが容器本体に対してぐらつくのを抑制して、オーバーキャップの容器本体に対する嵌合力が低下するのを防ぐことが可能になり、例えば、ステムの上方付勢力や残留ガスの噴出圧がオーバーキャップの天板部の裏面に作用したとき、さらにはオーバーキャップを容器本体に嵌合した後にこのオーバーキャップに外力が作用した場合等においても、オーバーキャップが容器本体から外れ易くなるのを防ぐことができる。

また、前記ガス抜き通路は溝であってもよい。
この場合、オーバーキャップの嵌合筒部にガス抜き通路を形成したことによって、嵌合筒部の容器本体に対する嵌合力が低下して、オーバーキャップが容器本体から外れ易くなるのを防ぐことができる。すなわち、ガス抜き通路が例えば嵌合筒部の径方向に貫通したスリットの場合には、前記空間の内圧によって嵌合筒部の嵌合面が拡径変形し易くなり、前記嵌合力が低下するおそれがある。
さらに、前記ステムに有頂筒状の噴霧ヘッドが取り付けられ、この噴霧ヘッドの天板部には、上方に向けて開口した噴霧孔が設けられるとともに、この天板部の表面において前記噴霧孔の配設位置を回避した位置に突部が設けられ、前記オーバーキャップの嵌合筒部を、前記噴霧ヘッドがステムに取り付けられ、かつ前記肩カバーキャップが取り外された容器本体に嵌合することにより、このオーバーキャップの天板部が、前記噴霧孔との間に隙間をあけた状態で、前記突部を介して前記噴霧ヘッドの天板部を下方に押圧して前記ステムを押し下げる位置に保持される構成とされもよい。
この場合、噴霧ヘッドの天板部に上方に向けて噴霧孔が開口していても、この噴霧ヘッドを容器本体から外さずに前述と同様の作用効果を奏功させることが可能になる。
すなわち、オーバーキャップを、肩カバーキャップが取り外された容器本体に嵌合して、このオーバーキャップの天板部で噴霧ヘッドの天板部を下方に押圧するときに、噴霧ヘッドの天板部に形成された突部をオーバーキャップの天板部の裏面に当接させて、噴霧孔とオーバーキャップの天板部の裏面との間には隙間を形成することが可能になり、噴霧孔から排出された残留ガスを、前記隙間を通して前記空間内に至らせてガス抜き通路から外部に排出することができる。
この発明に係るエアゾール容器によれば、残留ガスを排出する際に、オーバーキャップが容器本体から外れるのを防ぐことができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。この実施形態に係るエアゾール容器10は、上方付勢状態で立設されたステム22を有する容器本体20と、この容器本体20に着脱可能に装着された肩カバーキャップ30と、この肩カバーキャップ30に着脱可能に装着されたオーバーキャップ11と、を備えている。さらに、図示の例では、エアゾール容器10は、ステム22に取り付けられた噴霧ヘッド23を備え、この噴霧ヘッド23の天板部23aには、上方に向けて開口した噴霧孔23bが設けられている。
容器本体20は、有底筒状の胴部24と、この胴部24の上端に設けられた肩部25と、この肩部25の上端開口部に巻き締められたマウンティングカップ26と、を備え、このマウンティングカップ26の上面に前記ステム22が上方付勢状態で立設されている。
噴霧ヘッド23の天板部23aの裏面には、この天板部23aの表面に開口し、かつ下端部にステム22が嵌合される導入筒部23cが垂設されている。また、噴霧ヘッド23は、導入筒部23cの上端部に嵌合された有頂筒状の噴霧筒23eを備え、この噴霧筒23eの天板部に前記噴霧孔23bが形成されている。
以上より、ステム22から噴出した内容液が、導入筒部23cおよび噴霧筒23eの各内部を通って噴霧孔23bから外部に噴出できるようになっている。
そして、本実施形態では、噴霧ヘッド23の天板部23aの表面に、噴霧孔23bの配設位置を回避した位置に突部23dが設けられている。ここで、図2に示されるように、噴霧ヘッド23の天板部23aにおいて、噴霧孔23bはこの容器10の径方向における中央部に設けられるとともに、突部23dは噴霧孔23bよりも前記径方向の外方に、この容器10の軸線O回りに互いに間隔をあけて複数環状に配置されている。また、各突部23dの上面は、図1に示されるように、前記径方向の外方から内方に向かうに従い漸次下方に向けて傾斜した傾斜面とされるとともに、その径方向外方部分は、導入筒部23cの上端部に嵌合された噴霧筒23eの天板部よりも上方に位置している。
肩カバーキャップ30は、マウンティングカップ26の外周面に嵌合する嵌合筒部31と、この嵌合筒部31の径方向内側に配置されて、内周面が噴霧ヘッド23の外周面と対向する内側筒部32と、嵌合筒部31の径方向外側に配置されて、下端開口縁が容器本体20の肩部25における胴部24側の端部に位置される外側筒部33と、を備えている。
嵌合筒部31の内周面には、図1および図3に示されるように、嵌合凸部31aが前記軸線O回りに互いに間隔をあけて複数形成されている。そして、嵌合筒部31の下端部内周面において、各嵌合凸部31aがマウンティングカップ26の外周面にアンダーカット嵌合して当接し、これらの嵌合凸部31a同士の間に位置する部分はマウンティングカップ26の外周面との間に前記径方向の隙間が形成されるようになっている。
外側筒部33は、下側に位置する下側部分33aが上側に位置する上側部分33bよりも大径とされた2段筒形状となっている。このうち下側部分33aの外径は、容器本体20の胴部24の外径と同等となっている。さらに、図3に示されるように、この下側部分33aにおいて、その内周面には前記軸線O方向に沿って延びる凸リブ33dが突設され、この位置と対応する外周面に視認可能なマーク33eが突設されている。
ここで、肩カバーキャップ30の周方向において、凸リブ33dおよびマーク33eが突設されている位置と、嵌合凸部31aが形成されている位置とは互いに異なっている。
以上より、外側筒部33の外周面においてマーク33eが突設された部分を径方向の内方に向けて押し込むと、凸リブ33dが容器本体20の肩部25の外周面に摺接しつつ上方に案内されることにより、この肩カバーキャップ30全体が上方に移動させられて、嵌合筒部31の嵌合凸部31aがマウンティングカップ26から外れ、肩カバーキャップ30が容器本体20から外れるようになっている。
ここで、前述したように、肩カバーキャップ30の周方向において、凸リブ33dおよびマーク33eが突設されている位置と、嵌合凸部31aが形成されている位置とが互いに異なっているので、前述のように外側筒部33の外周面を押し込んだときに、嵌合筒部31において、外側筒部33を押し込んだ位置に対応する部分を容易に径方向の内方に向けて変形させつつ上方に移動させることができるようになっている。
オーバーキャップ11は、天板部12と、肩カバーキャップ30における外側筒部33の上側部分33bの外周面にアンダーカット嵌合する装着筒部13と、この装着筒部13の径方向の内側に配置されて、肩カバーキャップ30が取り外された容器本体20に嵌合する嵌合筒部14と、を備えている。なお、装着筒部13の下端部における外径は、肩カバーキャップ30における外側筒部33の下側部分33aの外径と同等となっている。また、嵌合筒部14の下端における内周面には、肩カバーキャップ30が取り外された容器本体20におけるマウンティングカップ26の外周面にアンダーカット嵌合する嵌合凸部14aが全周にわたって形成されている。
そして、本実施形態では、オーバーキャップ11の嵌合筒部14に、容器本体20のマウンティングカップ26に嵌合する嵌合面14bを跨いで前記軸線O方向に沿って延びるガス抜き通路15が形成されている。
ここで、オーバーキャップ11の嵌合筒部14は、図5に示されるように、嵌合凸部14aが容器本体20のマウンティングカップ26にアンダーカット嵌合し、かつこの嵌合筒部14の下端部内周面において嵌合凸部14aの上端に連なる部分が、その全周にわたってマウンティングカップ26の外周面に当接した状態で容器本体20に嵌合されるようになっている。すなわち、本実施形態では、前述の嵌合筒部14の嵌合面14bは、嵌合凸部14aの上端部、およびこの嵌合筒部14の下端部内周面において嵌合凸部14aの上端に連なる部分により構成されている。そして、ガス抜き通路15は、オーバーキャップ11の嵌合筒部14の下端部内周面において、嵌合凸部14aの上端に連なる部分から嵌合凸部14aの下端にわたって前記軸線O方向に沿って延在している。
また、本実施形態では、ガス抜き通路15は、図4に示されるように、オーバーキャップ11の嵌合筒部14に前記軸線O回りに互いに間隔をあけて複数形成されるとともに、この容器10の軸線Oを基準にして軸対称となる位置を回避した位置に形成されている。すなわち、これらのガス抜き通路15はそれぞれ、オーバーキャップ11の嵌合筒部14の内周面において、前記軸線Oを径方向で挟んだ互いに対向する位置を回避した位置に形成されている。
さらに、このガス抜き通路15はオーバーキャップ11の嵌合筒部14を径方向に貫通しない溝となっている。
以上より、肩カバーキャップ30を前述のようにして容器本体20から取り外した後に、図5に示されるように、オーバーキャップ11の嵌合筒部14を容器本体20のマウンティングカップ26に嵌合することにより、このオーバーキャップ11の天板部12が噴霧ヘッド23の天板部23aを下方に押圧してステム22を押し下げる位置に保持されるようになっている。
以上説明したように本実施形態に係るエアゾール容器10によれば、オーバーキャップ11の嵌合筒部14に、容器本体20に嵌合する嵌合面14bを跨いで前記軸線O方向に沿って延びるガス抜き通路15が形成されているので、このオーバーキャップ11を、肩カバーキャップ30が取り外された容器本体20に嵌合して、前述のように残留ガスを排出する過程で、この残留ガスを、オーバーキャップ11と容器本体20との間の空間Aから、ガス抜き通路15を通して逐次外部に排出することが可能になり、前記空間Aの内圧によってオーバーキャップ11が容器本体20から外れるのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、ガス抜き通路15が、嵌合筒部14において、前記軸線Oを基準にして軸対称となる位置を回避した位置に複数形成されているので、容器本体20内から前記空間A内に排出された残留ガスの外部への良好な排出性を確保することが可能になるとともに、オーバーキャップ11を容器本体20に嵌合した状態で、このオーバーキャップ11が容器本体20に対してぐらつくのを抑制して、オーバーキャップ11の容器本体20に対する嵌合力が低下するのを防ぐことが可能になり、例えば、ステム22の上方付勢力や残留ガスの噴出圧がオーバーキャップ11の天板部12の裏面に作用したとき、さらにはオーバーキャップ11を容器本体20に嵌合した後にこのオーバーキャップ11に外力が作用した場合等においても、オーバーキャップ11が容器本体20から外れ易くなるのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、ガス抜き通路15が溝となっているので、オーバーキャップ11の嵌合筒部14にガス抜き通路15を形成したことによって、嵌合筒部14の容器本体20に対する嵌合力が低下して、オーバーキャップ11が容器本体20から外れ易くなるのを防ぐことができる。
さらに、本実施形態では、噴霧ヘッド23の天板部23aに突部23dが設けられているので、噴霧ヘッド23の天板部23aに上方に向けて噴霧孔23bが開口していても、この噴霧ヘッド23を容器本体20から外さずに前述と同様の作用効果を奏功させることが可能になる。
すなわち、オーバーキャップ11を、肩カバーキャップ30が取り外された容器本体20に嵌合して、このオーバーキャップ11の天板部12で噴霧ヘッド23の天板部23aを下方に押圧するときに、噴霧ヘッド23の天板部23aに形成された突部23dをオーバーキャップ11の天板部12の裏面に当接させて、噴霧孔23bとオーバーキャップ11の天板部12の裏面との間には隙間を形成することが可能になり、噴霧孔23bから排出された残留ガスを、前記隙間を通して前記空間A内に至らせてガス抜き通路15から外部に排出することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、オーバーキャップ11の嵌合筒部14の下端部内周面において、嵌合凸部14aの上端に連なる部分が、その全周にわたってマウンティングカップ26の外周面に当接する構成を示したが、図6に示されるように、嵌合筒部14の下端部内周面において嵌合凸部14aの上端部のみをその全周にわたってマウンティングカップ26の外周面に当接させるようにしてもよい。そしてこの場合、ガス抜き通路15は、前記嵌合凸部14aの上端に連なる部分には形成しないで、嵌合凸部14aにのみその前記軸線O方向の全長にわたって形成してもよい。
さらに、ガス抜き通路15として溝を示したが、オーバーキャップ11の嵌合筒部14の径方向に貫通するスリットを採用してもよい。
また、肩カバーキャップ30は、前記実施形態に限られるものではなく、例えば凸リブ33dおよびマーク33eは突設しなくてもよい。
さらに、噴霧ヘッド23は、前記実施形態に限られるものではなく、例えば噴霧孔23bを天板部23aに設けるのに代えて、噴霧ヘッド23の周壁部に設けて前記径方向の外方に向けて開口させるようにしてもよい。
また、必要に応じて、オーバーキャップ11において天板部12、嵌合筒部14および装着筒部13のうち少なくとも一つにガス抜き通路を設けてもよい。
残留ガスを排出する際に、オーバーキャップが容器本体から外れるのを防ぐことができる。
本発明に係る一実施形態として示したエアゾール容器の一部を示す縦半断面図である。 図1に示すエアゾール容器の噴霧ヘッドの上面図である。 図1に示すエアゾール容器の肩カバーキャップの底面図である。 図1に示すエアゾール容器のオーバーキャップの底面図である。 図1に示すエアゾール容器において残留ガスを抜き出している状態を示す縦半断面図である。 本発明に係る他の実施形態として示したエアゾール容器の一部において残留ガスを抜き出している状態を示す縦半断面図である。
符号の説明
10 エアゾール容器
11 オーバーキャップ
12 オーバーキャップの天板部
14 嵌合筒部
14b 嵌合面
15 ガス抜き通路
20 容器本体
22 ステム
23 噴霧ヘッド
23a 噴霧ヘッドの天板部
23b 噴霧孔
23d 突部
30 肩カバーキャップ
O 軸線

Claims (3)

  1. 上方付勢状態で立設されたステムを有する容器本体と、この容器本体に着脱可能に装着された肩カバーキャップと、この肩カバーキャップに着脱可能に装着されたオーバーキャップと、が備えられ、
    前記肩カバーキャップを容器本体から取り外し前記オーバーキャップを容器本体に嵌合することにより、このオーバーキャップが前記ステムを押し下げる位置に保持されて、前記容器本体内の残留ガスが排出される構成とされたエアゾール容器であって、
    前記オーバーキャップには、前記肩カバーキャップが取り外された容器本体に嵌合する嵌合筒部が備えられ、
    この嵌合筒部には、前記容器本体に嵌合する嵌合面を跨いで当該エアゾール容器の軸線方向に沿って延びるガス抜き通路が形成され
    前記ガス抜き通路は、前記嵌合筒部に前記軸線回りに互いに間隔をあけて複数形成されるとともに、前記軸線を基準にして軸対称となる位置を回避した位置に形成されていることを特徴とするエアゾール容器。
  2. 請求項記載のエアゾール容器であって、
    前記ガス抜き通路は溝であることを特徴とするエアゾール容器。
  3. 請求項1または2に記載のエアゾール容器であって、
    前記ステムに有頂筒状の噴霧ヘッドが取り付けられ、この噴霧ヘッドの天板部には、上方に向けて開口した噴霧孔が設けられるとともに、この天板部の表面において前記噴霧孔の配設位置を回避した位置に突部が設けられ、
    前記オーバーキャップの嵌合筒部を、前記噴霧ヘッドがステムに取り付けられ、かつ前記肩カバーキャップが取り外された容器本体に嵌合することにより、このオーバーキャップの天板部が、前記噴霧孔との間に隙間をあけた状態で、前記突部を介して前記噴霧ヘッドの天板部を下方に押圧して前記ステムを押し下げる位置に保持される構成とされたことを特徴とするエアゾール容器。
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