JP2018070219A - 封緘機能を有する吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装のための特別の設備を必要とせずに効果的に封緘機能を達成できる吐出容器を提供する。【解決手段】容器体2の口頸部4の外面に取り外し不可能にキャップ状部材10を装着し、キャップ状部材10の上側に配置された可動ヘッドHを動かすことにより口頸部4内から外部への吐出路Lが開通するように構成するとともに、前記可動ヘッドHを動かせないように、可動ヘッドHを覆う筒状カバー50の係止端部50bを前記キャップ状部材10に係止させている。前記キャップ状部材10は、内筒部12a及び外筒部12bの間に形成された収納溝部Gを有し、この収納溝部G内に筒状カバー50の係止端部50bが抜出し不可能に嵌着されている。前記筒状カバー50には横向きの封緘帯50cに形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、封緘機能(バージン機能)を有する吐出容器に関する。
従来、店頭で吐出容器を製品として並べる場合に、外装なしでそのまま置くと、消費者が間違って吐出容器を開封して元に戻しても、開封したことが他人には分からない。
それを避けるために吐出容器をシュリンクフィルムで包装して、いたずら防止及びバージン性を図ることが行われている(特許文献1)。
特開平11−100055 特開2015−105132
特許文献1に示すように、容器にシュリンクフィルムをかける場合には、シュリンクフィルムで外装するための設備が必要であり、コストアップになる。
これに対して、容器体の口頸部にキャップ本体を固着するとともに、キャップ本体の外面に嵌合したリング筒状の下蓋の後部に上蓋をヒンジ連結した蓋体を設け、下蓋の内面下端部を、キャップ本体の対応箇所に食い込む係止部とするとともに、下蓋及び上蓋の各前壁を、弱化線を介して連結してなり、不正に上蓋を開くと破断線が破断して不正開封の跡が残ることにより、バージン性を担保したものが知られている(特許文献2)。
しかしながら、この構成では、係止部が容器の表面に露出しているため、係止部の下面に爪を差し込むなどして、キャップ本体から下蓋などを外そうという不正な試みが行われる可能性がある。
本発明の目的は、外装のための特別の設備を必要とせずに効果的に封緘機能を達成できる吐出容器を提供することである。
第1の手段は、
口頸部4を起立する容器体2と、
前記口頸部4の外面に封着したキャップ状部材10と、
を具備し、
キャップ状部材10の上側に配置された可動ヘッドHを動かすことにより口頸部4内から外部への吐出路Lが開通するように構成するとともに、
前記可動ヘッドHを動かせないように、当該可動ヘッドHを覆う筒状カバー50の下端部である係止端部50bを前記キャップ状部材10に係止させた吐出容器において、
キャップ状部材10は、内筒部12a及び外筒部12bからなる2重筒部12を有し、
それら内筒部12a及び外筒部12bの間に形成された収納溝部G内に前記係止端部50bが抜出し不可能に嵌着されており、
前記筒状カバー50に横向きに形成された封緘帯50cを破断させることにより、筒状カバー50の係止端部50bと、筒状カバー50の残りの部分で形成するカバー本体50aとが分離できるように設けた。
本手段では、例えば図4に示す開閉式の蓋体20や図5に示す昇降式の吐出ヘッド44の如く動かすことで吐出路Lが開通する可動ヘッドHを有する吐出容器において、その可動ヘッドHを動かせないように筒状カバー50を設け、この筒状カバー50の係止端部50bを、容器体2の口頸部4に封着したキャップ状部材10に係止させている。
その係止箇所より上側で筒状カバー50に横向きに形成された封緘帯50cを破断させることにより係止端部50bとカバー本体50aとを分離させることができる。
キャップ状部材10は、内筒部12aと外筒部12bとでなる2重筒部12を有し、内筒部12aと外筒部12bとの間の収納溝部G内に筒状カバー50の係止端部50bが嵌合されているので、係止端部に指先をかけて不正に外そうとしても指がかからない。よってシュリンクフィルムなどの外装を用いなくても確実に封緘機能が発揮できる。
「可動ヘッド」は、一定の動きをさせることで吐出路を開通することができればどのようなものでもよく、例えば縦軸の回りを自転させて吐出路を開閉するタイプでもよい。
「筒状カバー」は、可動ヘッドHを動かすことができない程度に、当該可動ヘッドHの外面を覆う構造であればよい。可動ヘッドHの側面に後述のノズル・膨出部・摘み部のような突起物が設けられている場合に、それら突起物を挿通させるための開口部が設けられているものを含む。
「キャップ状部材」とは、口頸部に封着した部材であり、図2に示すように口頸部への装着用の本体と蓋体とからなるキャップの本体でもよく、図5に示す如くポンプ容器の吐出装置を口頸部に装着するための装着部材であってもよいものとする。
なお、“封着”とは、口頸部を封鎖するように取り付けたという意味であり、特に封を切らない限り、口頸部から取り外すことができない態様を含む。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
前記封緘帯50cの下側破断線w1が前記収納溝部Gの上端部と同程度以上の高さに位置している。
本手段では、図4又は図5に示すように、封緘帯50cの下側破断線w1が前記収納溝部Gの上端部と同程度以上の高さに位置するように設けている。従って、封緘帯50cを不正に除去すると、破断痕が外部から明瞭に判別でき、不正行為があったことが一見して判る。筒状カバー及びキャップ状部材とを相互に異色に形成すると、さらに破断痕の識別が容易となる。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ
前記外筒部12bに係合孔13を形成し、この係合孔13内に前記筒状カバー50の外面に付設された係止凸部53を係止させることが可能に形成した。
本手段では、図4又は図5に示す外筒部12bの係合孔13に前記筒状カバー50の外面に付設された係止凸部53を係止するようにしている。この態様では、キャップ状部材10に筒状カバー50を取り付ける前の状態で、係合孔13及び係止凸部53の位置が目視できるから、それらの位置合わせが容易である。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、かつ
前記キャップ状部材10は、吐出孔Dを有するキャップ頂壁16を有し、このキャップ頂壁16の外周から垂下した内筒部12aと外筒部12bとを連結部12cで連結させて2重筒部12を形成しており、
前記可動ヘッドHは、蓋板部22の外周から蓋周壁24を垂下するとともに、上方から見て一部が外方へ膨らむ膨出部26に形成されており、
前記筒状カバー50の筒壁56の一部に、下端から上側に延びる膨出部挿通用開口58が形成されており、
前記蓋周壁24の外面に筒状カバー50が装着された状態で前記内筒部12aの上に配置されるとともに、前記膨出部挿通用開口58を介して側外方へ突出された膨出部26の下端を前記外筒部12bにヒンジ28で連結しており、
前記膨出部挿通用開口58の形成箇所を除く筒壁部分の下端部に前記封緘帯50cを形成した。
本手段では、図1から図4に示す如く、キャップ状部材10及び可動ヘッドHを、相互にヒンジ連結されたキャップ本体及び蓋体として構成した例を提案している。蓋体の一部は側外方へ膨出されており、この膨出部26がキャップ状部材10側へ連結されている。筒状カバー50には少なくとも膨出部挿通用開口58を形成する。図示例では、膨出部挿通用開口58の反対側に指掛け部挿通用開口60を設けているが、これについては省略することができる。省略した場合には、筒状カバー50の全体に一つの封緘帯50cを設ければよい。
さらに好適な発明の一態様として、本手段を有し、かつ前記可動ヘッドHの蓋周壁24に膨出部26と反対側に位置する指掛け部29が付設されており、
前記筒状カバー50の筒壁56に膨出部挿通用開口58と反対側で筒壁下端から上側へ延びる指掛け部挿通用開口60が形成されており、
前記指掛け部29が指掛け部挿通用開口60を介して外方へ突出されており、
前記膨出部挿通用開口58と指掛け部挿通用開口60との間の各筒壁部分の下端部に一対の封緘帯50cを形成した構成とすることができる。
これにより、前記筒状カバー50の筒壁56に形成された指掛け部挿通用開口60を介して可動ヘッドHの指掛け部29が外方へ突出されているから、指掛け部29付きの可動ヘッドHに筒状カバー50を嵩張ることなく装備させることができる。
第5の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、かつ
前記口頸部4内へ挿入されたポンプシリンダ32の上端部に付設された鍔部32bを口頸部4の上端面へ載置させるとともに、前記ポンプシリンダ32内へ作動部材38の下半部を昇降可能に挿入してなり、その作動部材38の上部に、可動ヘッドHが付設されているポンプ式吐出器30を具備し、
前記キャップ状部材10は、内筒部12a及び外筒部12bの各下部を連結部12cで連結するとともに、その内筒部12aの上部からフランジ状部15を内方突出してなり、その内筒部12aを前記口頸部4の外面へ固着させた状態で前記フランジ状部15と口頸部4との間に前記鍔部32bを挟持できるように構成されている。
本手段は、図5から図7に示す如く、可動ヘッドHを含む作動部材38とポンプシリンダ32とで形成するポンプ容器を提案している。可動ヘッドHは、ノズルを側外方へ突出したノズルヘッドでもよく、またヘッド周面に吐出孔を開口した吐出ヘッドであっても構わない。
さらに好適な発明の一態様として、本手段を有し、かつ前記可動ヘッドは、側外方へノズル44eを突出するノズルヘッドであり、そのノズル44eが、前記筒状カバー50の筒壁56の下端から上側へ延びるノズル挿通用開口62を介して、外方突出されるように設けるともに、ノズル挿通用開口62の形成箇所を除く筒壁部分の下端部に前記封緘帯50cを形成した構成とすることができる。
これにより、筒状カバー50のノズル挿通用開口62を介してノズル44eが外方突出されるから、ノズル44e付きの可動ヘッドHに筒状カバー50を嵩張ることなく装備させることができる。
第1の手段に係る発明によれば、可動ヘッドHを覆う筒状カバー50の係止端部50bを、キャップ状部材10の内筒部12a及び外筒部12bの間の収納溝部G内に抜出し不能に嵌着させたから、痕跡を残さずに不正に開封することが困難であり、封緘機能の実現にシュリンクフィルム等の外装を必要としない。
第2の手段に係る発明によれば、封緘帯50cの下側破断線w1が前記収納溝部Gの上端部と同程度以上の高さに位置しているから、不正に封緘帯50cを破断させたときに、収納溝部Gに残った係止端部50bの破断痕が外部から視認でき、不正行為に気づき易い。
第3の手段に係る発明によれば、外筒部12bに形成した係合孔13に筒状カバー50の外面に付設した係止凸部53を嵌合するように設けたから、係合孔13及び係止凸部53を位置合わせすることが容易である。
第4の手段に係る発明によれば、筒状カバー50により覆われた可動ヘッドHの一部として形成された膨出部26が、筒状カバー50の膨出部挿通用開口58を介して外方へ突出され、膨出部26の下端部が前記外筒部12bにヒンジ28で連結されているから、ヒンジキャップ付き吐出容器を的確に封緘させることができる。
第5の手段に係る発明によれば、口頸部4の外面に固着された内筒部12aと外筒部12bとの間の収納溝部Gに、ノズルヘッドである可動ヘッドHを覆う封緘帯50c付きの筒状カバー50の係止端部50bを嵌着させたから、ポンプ式の吐出容器を的確に封緘させることができる。
本発明の第1実施形態に係る封緘機能を有する吐出容器の平面図である。 図1の吐出容器のII−II方向(側方)から見た縦断面図である。 図1の吐出容器の正面図である。 図2の吐出容器のIV−IV方向から見た縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る封緘機能を有する吐出容器の側面図である。 図5の吐出容器の平面図である。 図5の吐出容器の正面図である。
図1から図4は、本発明の第1実施形態に係る吐出容器を示している。この吐出容器は、容器体2と、キャップ状部材10及び蓋体20と、筒状カバー50とで構成されている。これら各部材は例えば合成樹脂で形成することができる。
容器体2は、胴部から肩部を介して口頸部4を起立している。口頸部4の外面下部には係合リブ6が周設されている。
キャップ状部材10は、図2に示す如く、内筒部12a及び外筒部12bを有する2重筒部12と、前記内筒部12aの上端に連続するキャップ頂壁16とからなり、前記内筒部12aを口頸部4の外面に嵌合(図示例では螺合)させている。
前記内筒部12aと外筒部12bの間には、後述の筒状カバー50の係止端部50bを収納するための収納溝部Gが形成されている。
図示例の2重筒部12では、前記内筒部12a及び外筒部12bは同じ長さであり、その長さ方向の中間部を連結部12cで連結している。連結部12cの下側では内筒部12a及び外筒部12bの間に、両筒部に連続する補剛部12dが形成されており、連結部12cの上側で内筒部12a及び外筒部12bの間に収納溝部Gが形成されている。
また前記内筒部12a及び外筒部12bの各上端面は、ほぼ面一に形成されている。
もっともこれらの構成は適宜変更することができる。
前記連結部12cの上方において、前記外筒部12bには、図2に示す如く、少なくとも1箇所、或いは周方向に離れた複数の個所に、係合孔13が形成されている。図示例の係合孔13は横長の長方形状に形成されているが、その形状は適宜変更することができる。しかしながら、後述の係止凸部53が係止するための横長の係止面が孔縁の上側に形成されていることが望ましい。
また外筒部12bの後部の上端部には、後述の蓋体20がヒンジ28で連結されている。なお、本実施形態では、便宜的に、図2の右側(ヒンジを設けた側)を後側と、反対側を前側と呼ぶものとする。
前記内筒部4aの下端には封緘手段14が付設されている。
図示の封緘手段14は、外筒部12b又は補剛部12dの下端に複数の破断片14bを介して、容器体2を囲む封緘リング14aを連結するとともに、封緘リング14aの内面から弾性を有する複数の爪部14cを上内方へ突出して形成してなる。
これらの爪部14cは、前記容器体2の外面に付設された横方向の係合リブ6の下面に係止されている。前記爪部14cは、キャップ状部材10を容器体2に嵌合させるときには、前記係合リブ6と接触して外側に押し込まれ、係合リブ6を乗り越えたときに、内方へ広がって係合リブ6の下面に係止するように形成されている。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
仮に不正にキャップ状部材10を口頸部から外そうとすれば、前記破断片14bが切れ、封緘リング14aが容器体2の肩部の上に残るので、不正行為があったことが明瞭になる。
前記キャップ頂壁16は、図2に示す如く、外周部で前記内筒部12aに連続しており、前記口頸部4の上に載置されている。外周部より内側の頂壁部分は外周部より高く形成されている。またキャップ頂壁16の前側、即ちヒンジ28から離れた側には、吐出孔Dが開口され、図示例では、その孔縁から上側が拡開する孔壁dが起立されている。口頸部4の内部から孔壁dの内部へ至る流路を吐出路Lというものとする。
キャップ頂壁16の裏面からは、図4に示す如く、シール筒部18が垂下され、前記口頸部4の内面上端部に液密に当接させている。
蓋体20は、特許請求の範囲中の可動ヘッドHに相当するものであり、図2に示す如く、蓋板部22の外周から蓋周壁24を垂下してなり、この蓋周壁24の後部下端を、前記ヒンジ28で外筒部12bの後部上端に連結している。本実施形態では、図1に点線で示す如く、蓋体の後部は後方へ膨らむ膨出部26に形成されている。蓋周壁24は、後部以外の蓋体部分において2重筒部12の内筒部12aの上に載置されているが、前記膨出部では、内筒部12aから離れて外方へ膨らみ、図4に点線で示すヒンジ28により外筒部12bの上端に連結されている。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
図示例では、蓋板部22の裏面からは、栓部23及び栓部を囲む包囲筒部25が垂下され、この栓部23が前記吐出孔Dを液密に閉塞している。また前記蓋体20の前部からは、指掛け部29が前方へ突出している。
筒状カバー50は、本実施形態において有頂筒状であり、天板54の外周から筒壁56を垂下してなる。これら天板54及び筒壁56は、筒状カバー50の筒壁56の下端部で形成する係止端部50bを、前記収納溝部G内に嵌着させた状態で、蓋体の上面及び側面を覆うことで、蓋体20を開方向へ回動できないようにしている。もっとも、この構造は適宜変更することができ、例えば天板に代えて、蓋体の上面を係止する適数の突起を筒壁の内面上端に付設したような構造でも構わない。
前記係止端部50bの上側には、横方向に延びる封緘帯50cを形成する。この封緘帯50cの上下両側には、図4に示す上側破断線w2及び下側破断線w1がそれぞれ形成されており、筒状カバー50のうちで封緘帯50cの上側の部分であるカバー本体50aと、係止端部50bとを分離できるように形成している。
好適な図示例において、前記下側破断線w1は収納溝部Gの上端とほぼ同じ高さにある。この構成によれば、不正に破断されたときに、他人が破断痕に気づき易い。
この場合、キャップ状部材10及び筒状カバー50を、異色にすると破断痕の認識が容易である。異色の例として、赤と緑の如き補色(反対色)が好適であるが、明色と暗色の如く十分に区別できる程度であればよい。筒状カバー50に関しては、単に表面に着色をするのではなく、色素を材料に混ぜて破断箇所に所定の色が現れるようにするとよい。
本実施形態では、筒状カバー50の筒壁56の前部及び後部をそれぞれ筒壁下端から上側へ(図示例では筒壁上端まで)切り欠いて、指掛け部挿通用開口60及び膨出部挿通用開口58に形成している。もっともこれらの構成は適宜変更することができる。
この形態では、指掛け部挿通用開口60及び膨出部挿通用開口58を形成することにより、筒壁56は2つの筒壁部分に分断され、各筒壁部分に前記係止端部50b及び封緘帯50cが形成される。
図示例では、図3に示す如く一対の封緘帯50cの前端部を摘み部52に形成している。
前記係止端部50bの外面には、少なくとも一つ(図示例では複数)の係止凸部53が係止されている。係止端部50bが前記収納溝部G内に収納されている状態で、これら係止凸部53は、前記外筒部12bの係合孔13に係止し、係止端部の上方抜け出しを防止する。図示の係止凸部53は上面が平坦であり、係合孔13の孔縁の上側に係合することにより上記係止作用を確実なものとしている。
係止凸部53及び係合孔13の位置関係は、相互に合致するだけではなく、前記指掛け部29が指掛け部挿通用開口60内に、かつ膨出部26が膨出部挿通用開口58内にそれぞれ挿入されたときに、係止凸部53が係合孔13に合致するように設定する必要がある。
筒状カバー50をキャップ状部材10に組み付ける際には、筒状カバー50の指掛け部挿通用開口60が指掛け部29の上に、膨出部挿通用開口58が膨出部26の上にあるように筒状カバー50のおおよその位置を合せ、さらに係止凸部53が係合孔13の真上にあるように位置を調整することにより、的確に位置合わせを行うことができる。
以上の構成において、図4に示す状態では、筒状カバー50が可動ヘッドHである蓋体20の上面及び側面を覆っており、封緘帯50cを除去しない限り、蓋体20の開蓋操作をすることができない。
すなわち、係止端部50bは2重筒部12の収納溝部G内に嵌着・係止されており、外筒部12bが保護筒となって、係止端部50bの下端に指を掛けて筒状カバー50を外す操作を不可能としているので、封緘機能が高い。
封緘帯50cを除去するときには、各封緘帯50cの摘み部52を摘まんで、順次破断させればよく、これにより、一対の係止端部50bをそれぞれカバー本体50aから分離できるので、カバー本体50aを取り外し、蓋体20を自由に開閉できる。
なお、仮に不正に封緘帯50cを除去すれば、下側破断線w1の破断痕が収納溝部Gの上端付近に表れるので、不正行為があったことが明確に判る。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。これらの説明において、第1実施形態と同じ構成については解説を省略する。
図5から図7は、本発明の第2実施形態に係る吐出容器を示している。この実施形態は、本発明をポンプ容器に適用したものである。この容器は、容器体2と、吐出器30と、筒状カバー50とで構成している。これら各部材は、例えば合成樹脂や金属で形成することができる。
吐出器30は、キャップ状部材10と、ポンプシリンダ32と、補助キャップ36と、作動部材38と、補助筒部材42とで形成されている。
キャップ状部材10は、第1実施形態の構成のうちでキャップ頂壁を省略して、2重筒部12とフランジ状部15と封緘手段14とを有する略筒状の部材として形成される。
2重筒部12は、内筒部12aと外筒部12bとの適所(図示例では各筒部の下端部)を連結部12cで連結している。
フランジ状部15は、内筒部12aの上端から短く内方突出している。図示例のフランジ状部15は、斜め下向きに短く突出しており、内筒部12aを口頸部4外面に螺合した状態でフランジ状部15の先端が後述のポンプシリンダ32の鍔部の外端部を上から押し付け、口頸部4の上端面との間に挟持するように構成されている。
従って2重筒部12の下面に付設された封緘手段14が開封されない限り、キャップ状部材10及び吐出器30を口頸部4から外すことができない。
前記ポンプシリンダ32は、シリンダ周壁32aの上部に鍔部32bを有する。この鍔部32bを、パッキンPを介して前記フランジ状部15と容器体2の上端との間に挟持させることにより、前記ポンプシリンダ32は容器体2内に支持されている。ポンプシリンダ32の下端からは吸上げパイプ34が垂下されている。シリンダ周壁32aの下部内には第1逆止弁(図示せず)が形成されている。また前記シリンダ周壁32aを鍔部32b上方へ延長して延長筒部32cを形成している。
補助キャップ36は、後述の作動部材38及び補助筒部材42の抜け止めのために、ポンプシリンダ32に対して、好ましくは取り外しできないように固定されている。
図示例の補助キャップ36は、小径筒部36a及び中径筒部36bの上端部を連結壁部36cで連結するとともに、この連結壁部36cを側外方へ延長し、この延長壁部の外周から大径筒部36dを垂下している。さらに前記小径筒部36aから上方へ取付筒部36eが延設されている。
そして小径筒部36a及び中径筒部36bの間に前記延長筒部32cを挟持し、嵌着している。
作動部材38は、従来公知の構造であり、その一つの態様を以下に説明する。この態様は、単なる一つの実施例に過ぎず、他の態様であっても発明の範囲から除外されるものではない。
この態様において、作動部材は、嵌合用筒の下端からフランジ状壁部を外方突出してなるピストンガイド(図示せず)と、前記嵌合用筒に嵌合され、上方へ起立するステム40と、ステムの下端の拡径筒部とフランジ状壁部との間に昇降可能に配置された筒状ピストン(図示せず)と、ステムの上端に付設されたノズルヘッド44を有する。
前記筒状ピストンは、シリンダ周壁32aの内面に摺接する外側筒部及び前記拡径筒部に摺接する内側筒部からなる2重筒状に形成されている。
前記フランジ状壁部と筒状ピストンの内側筒部との間に第2逆止弁が設けられており、この第2逆止弁とステムの内部とを連通する通液孔がステム又はピストンガイドの適所に設けられている。
作動部材38とポンプシリンダ32の下部との間には、作動部材を上方へ付勢するコイルスプリングが介装されている。
ノズルヘッド44は、特許請求の範囲中の可動ヘッドHに相当するものである。図示例のノズルヘッド44は、ヘッド頂壁44aの外周から大径のヘッド周壁44bを、ヘッド頂壁44aの裏面から中径の取付周壁44d及び小径の通液管44cをそれぞれ同心状に垂下している。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
前記取付周壁44dは、図1の状態において、前記取付筒部36eの外面に離脱可能に嵌合(図示例では螺合)されている。
前記通液管44cは、前記ステム40の上端部に、好ましくは取り外し不能に嵌着・固定されている。図示例では、通液管44cの下部外面とステム40の上部内面と相互にかみ合う抜止め用の凹凸手段を周設している。
前記ヘッド周壁44bからは、ステム40の内部と連通するノズル44eが側外方されている。本実施形態においてステム40の内部からノズル44eの内部へ至る流路を吐出路Lというものとする。
補助筒部材42は、前記ステム40と、シリンダ周壁32a及び補助キャップ36との間に昇降可能に配置されており、シリンダ周壁32aの上部に形成された通気孔(図示せず)を、作動部材の昇降に応じて開閉する機能を有する。補助筒部材42の下半部は段差部(図示せず)を介して大径に形成されており、その段差部が補助キャップ36の下端に係止することにより、補助筒部材42及び作動部材38の上方抜出しを防止している。なお、補助筒部材は、省略しても構わない。
前述の吐出器30の公知の作用を簡単に説明する。そのステム40にノズルヘッド44を取り付け、キャップ状部材10を容器体2の容器体2に取り付けて、作動部材を押し下げると、第1逆止弁が閉じ、第2逆止弁が開いてポンプシリンダ32内の液体がステム40を介してノズル44eから吐出され、押下げを解放すると、作動部材が押し上げられて、第2逆止弁が閉じるとともに第1逆止弁が開き、容器体内の液体が第1逆止弁を介してポンプシリンダ32内へ入る。
筒状カバー50は、筒壁56の一部に、その筒壁下端から上側に切欠いてなるノズル挿通用開口62を有する。ノズル挿通用開口を形成した箇所を除く筒壁部分には、一つの封緘帯50c及び一つの係止端部50bが形成されている。
従って、筒状カバー50は、ノズルヘッド44のノズル44eが前記ノズル挿通用開口62内に入るように位置合わせをして、ノズルヘッド44に被せるとともに、係止端部50bを、内筒部12a及び外筒部12bの間の収納溝部Gに嵌着させることでキャップ状部材10に組み付けることができる。
2…容器体 4…口頸部 6…係合リブ
10…キャップ状部材 12…2重筒部 12a…内筒部 12b…外筒部
12c…連結部 12d…補剛部 13…係合孔
14…封緘手段 14a…封緘リング 14b…破断片 14c…爪部
15…フランジ状部 16…キャップ頂壁 18…シール筒部
20…蓋体 22…蓋板部 23…栓部 24…蓋周壁 25…包囲筒部
26…膨出部 28…ヒンジ
29…指掛け部
30…吐出器 32…ポンプシリンダ 32a…シリンダ周壁 32b…鍔部
32c…延長筒部 34…吸上げパイプ
36…補助キャップ 36a…内筒部 36b…中径筒部 36c…連結部
36d…大径筒部 36e…取付筒部
38…作動部材 40…ステム 42…補助筒部材
44…吐出ヘッド(ノズルヘッド) 44a…ヘッド頂壁
44b…ヘッド周壁 44c…通液管 44d…取付周壁 44e…ノズル
50…筒状カバー 50a…カバー本体 50b…係止端部 50c…封緘帯
52…摘み部 53…係止凸部 54…天板 56…筒壁
58…膨出部挿通用開口 60…指掛け部挿通用開口 62…ノズル挿通用開口
D…吐出孔 d…孔壁 H…可動ヘッド G…収納溝部 L…吐出路
P…パッキン w1…下側破断線 w2…上側破断線

Claims (5)

  1. 口頸部(4)を起立する容器体(2)と、
    前記口頸部(4)の外面に封着したキャップ状部材(10)と、
    を具備し、
    キャップ状部材(10)の上側に配置された可動ヘッド(H)を動かすことにより口頸部(4)内から外部への吐出路(L)が開通するように構成するとともに、
    前記可動ヘッド(H)を動かせないように、当該可動ヘッド(H)を覆う筒状カバー(50)の下端部である係止端部(50b)を前記キャップ状部材(10)に係止させた吐出容器において、
    キャップ状部材(10)は、内筒部(12a)及び外筒部(12b)からなる2重筒部(12)を有し、
    それら内筒部(12a)及び外筒部(12b)の間に形成された収納溝部(G)内に前記係止端部(50b)が抜出し不可能に嵌着されており、
    前記筒状カバー(50)に横向きに形成された封緘帯(50c)を破断させることにより、筒状カバー(50)の係止端部(50b)と、筒状カバー(50)の残りの部分で形成するカバー本体(50a)とが分離できるように設けたことを特徴とする、封緘機能を有する吐出容器。
  2. 前記封緘帯(50c)の下側破断線(w1)が前記収納溝部(G)の上端部と同程度以上の高さに位置していることを特徴とする、請求項1に記載の封緘機能を有する吐出容器。
  3. 前記外筒部(12b)に係合孔(13)を形成し、この係合孔(13)内に前記筒状カバー(50)の外面に付設された係止凸部(53)を係止させることが可能に形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の封緘機能を有する吐出容器。
  4. 前記キャップ状部材(10)は、吐出孔(D)を有するキャップ頂壁(16)を有し、このキャップ頂壁(16)の外周から垂下した内筒部(12a)と外筒部(12b)とを連結部(12c)で連結させて2重筒部(12)を形成しており、
    前記可動ヘッド(H)は、蓋板部(22)の外周から蓋周壁(24)を垂下するとともに、上方から見て一部が外方へ膨らむ膨出部(26)に形成されており、
    前記筒状カバー(50)の筒壁(56)の一部に、下端から上側に延びる膨出部挿通用開口(58)が形成されており、
    前記蓋周壁(24)の外面に筒状カバー(50)が装着された状態で前記内筒部(12a)の上に配置されるとともに、前記膨出部挿通用開口(58)を介して側外方へ突出された膨出部(26)の下端を前記外筒部(12b)にヒンジ(28)で連結しており、
    前記膨出部挿通用開口(58)の形成箇所を除く筒壁部分の下端部に前記封緘帯(50c)を形成したことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の封緘機能を有する吐出容器。
  5. 前記口頸部(4)内へ挿入されたポンプシリンダ(32)の上端部に付設された鍔部(32b)を口頸部(4)の上端面へ載置させるとともに、前記ポンプシリンダ(32)内へ作動部材(38)の下半部を昇降可能に挿入してなり、その作動部材(38)の上部に、可動ヘッド(H)が付設されているポンプ式吐出器(30)を具備し、
    前記キャップ状部材(10)は、内筒部(12a)及び外筒部(12b)の各下部を連結部(12c)で連結するとともに、その内筒部(12a)の上部からフランジ状部(15)を内方突出してなり、その内筒部(12a)を前記口頸部(4)の外面へ固着させた状態で前記フランジ状部(15)と口頸部(4)との間に前記鍔部(32b)を挟持できるように構成されており、
    ことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の封緘機能を有する吐出容器。
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