JP6652476B2 - 液体容器用吐出器及び液体容器用吐出器のノズルヘッド - Google Patents

液体容器用吐出器及び液体容器用吐出器のノズルヘッド Download PDF

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Description

本発明は、液体容器用吐出器及び液体容器用吐出器のノズルヘッドに関するものである。
従来、ノズルヘッド付きの液体吐出器として、容器体の口頸部に嵌合された装着部材により、上部を固定され容器体内へ垂設されたシリンダと、シリンダ内へ下半部を上方付勢状態で挿入した作動部材と、シリンダの上端に付設された、作動部材抜止め用の環状のキャップ状部材とからなるものが知られている(特許文献1)。
前記作動部材は、嵌合用筒の下端からフランジ状壁部を外方突出してなるピストンガイドと、前記嵌合用筒に嵌合され、上方へ起立するステムと、ステムの下端の拡径筒部とフランジ状壁との間に昇降可能に配置され、シリンダ内面を摺接する筒状ピストンと、前記ステムの上端に取り付けられたノズルヘッドと、を有する。
特開2015−85991
特許文献1の吐出器は、ノズルの先端がむき出しであるため、ノズル孔に埃などが入るおそれがあり、衛生的ではない。
またこの種の吐出器では、内容液を試用するためにノズルヘッドを不正に押し下げようとする場合があるが、さらには内容液の香りを嗅ぐために、ステムからノズルヘッドを、或いはシリンダからキャップ部材を外したりすることがある。そうして、元の形に戻すと、取り外されたどうか判らなくなってしまう。これらの行為を是正して、一般の需要者が安心して製品を購入できるようにすることが要望されている。
本発明の目的は、液体容器用吐出器ないしはそのノズルヘッドに封緘機能を持たせることにより、不正行為を防止できるようにすること、或いは、異物の進入を防止できるようにすることである。
第1の手段は、
頂壁23外周から垂下されたヘッド周壁24を有し、このヘッド周壁24からノズル32が側外方へ突設され、かつノズル32と連通する通液管26が頂壁23の下方へ突設されてなるヘッド本体22と、
前記頂壁23上面からノズル32の先端部34の上面へ延びる連結バンド42を有し、この連結バンド42の基部44に設けられた係止部Sを前記頂壁23に係止するとともに、その連結バンド42の先部46に付設された閉塞部50で、前記ノズル32のノズル孔36を塞ぐことが可能に形成した封緘カバー40と、
を具備する液体容器用吐出器のノズルヘッドであって、
前記連結バンド42を、前記閉塞部50と連なるバンド本体Bと前記係止部Sの周りの分離用片Dとに分離可能な破断線wが形成されており、
前記バンド本体Bを分離用片Dから分離しない限り、前記閉塞部50を前記ノズル32から離脱できないロック状態となるように形成している。
本手段は、図1に示すように、ノズルヘッド20を、ノズル32を有するヘッド本体22と封緘カバー40とで構成することを提案する。封緘カバー40は、ノズル32のノズル孔36を塞ぐ閉塞部50とヘッド本体22とを連結する連結バンド42を有し、この連結バンド42の基部44に設けられた係止部Sがヘッド本体22の頂壁23に係止されている。そして係止部Sの回りのバンド部分は、残りのバンド部分から分離可能な分離用片Dに形成されており、連結バンド42を外そうとすると、分離用片Dがヘッド本体22に残るので、不正使用の痕跡が明瞭に残る(図4参照)。これにより、不正行為を効果的に抑止することができる。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
前記閉塞部50は、ノズル32のノズル孔36を密に閉塞するシール部である。
本手段では、閉塞部がノズル孔36を密に閉塞するシール部に形成されている。これにより、ノズル孔36内に埃などが入ることを防止できる。さらに好適な一例として、図1に示すように、前記閉塞部50は、栓板部jの裏面中心に栓棒部kを付設してなるシール栓部としている。そして栓棒部kをノズル孔36に密嵌させた状態で連結バンド42が閉塞部50とヘッド本体22の頂壁23とを緊密に連結するので、ノズル孔内に異物を進入する行為を阻止できる。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ
前記連結バンド42は、可撓性を有し、前記破断線wが破断された状態において、その連結バンド42と閉塞部50との間の角部48を支点として、バンド本体Bがヘッド本体22の上面に接した状態と当該上面から離れた状態との間で回動することが可能に形成している。
本手段は、例えば図1の状態から図3の状態へ、連結バンド42のバンド本体Bが、連結バンド42と閉塞部50との間の角部を支点として、縦方向に回動することが可能に設けている。
なお、「回動」という用語は、図3に示す如く連結バンドが撓み変形しながら回ることを含むものである。
第4の手段は、上方にステム16を突出するとともに容器体口頸部への装着部材4を有する吐出器本体2と、そのステムに前記通液管26が固定された第1の手段から第3の手段の何れかに記載のノズルヘッド20とを具備した液体容器用吐出器であり、
前記装着部材4は、口頸部102に対する封緘手段6を有する。
本手段は、吐出器本体2のステム16からノズルヘッド20を取り外し、或いは容器体の口頸部から吐出器本体2を取り外すような不正行為を困難とする態様を提案する。
第1の手段に係る発明によれば、封緘カバー40は、ヘッド本体22の頂壁23及びノズル32を塞ぐ閉塞部50を連結バンド42で連結し、この連結バンド42を閉塞部50と連なるバンド本体Bと頂壁23へ係止された分離用片Dとに分離可能としたから、不正に連結バンド42を外そうとすると分離用片Dが頂壁に残り、不正行為が露見する。これにより、簡易な構成で内容物の不正取出し行為を抑止することができ、製造コストを廉価に抑えることができる。
第2の手段に係る発明によれば、前記閉塞部50は、ノズル孔を密に閉塞するシール部であるので、ノズル孔36への埃などの異物が入ることが防止される。
第3の手段に係る発明によれば、連結バンド42は、可撓性を有し、前記破断線wが破断された状態において、その連結バンド42と閉塞部50との間の角部48を支点として、バンド本体Bがヘッド本体22の上面に接した状態と当該上面から離れた状態との間で回動するから、利用者が連結バンドを取り外そうとするときに操作が容易である。
第4の手段に係る発明によれば、容器体の口頸部に対する封緘手段6を備えた吐出器本体2のステム16に第1の手段から第3の手段のいずれかに記載のノズルヘッドの通液管26が固定されたから、ステムからノズルヘッドを、或いは、口頸部から吐出器本体を不正に取り外す行為が困難となる。
本発明の実施形態に係る液体容器用吐出器を容器体に装着した状態の縦断面図である。 図1の吐出器の平面図である。 図1の吐出器のノズルヘッドから封緘カバーを除去する作業の説明図である。 図1の吐出器のノズルヘッドから封緘カバーを除去した後の平面図である。 図1の吐出器のノズルヘッドの封緘カバーを組み付ける作業の説明図である。
図1から図5は、本発明の第1実施形態に係る液体容器用吐出器である。この吐出器1は、吐出器本体2と、ノズルヘッド20とで構成される。これらの部材は、例えば合成樹脂や金属で形成することができる。
吐出器本体2は、装着部材4と、ポンプシリンダ8と、キャップ状部材10と、作動部材本体14と、補助筒部材18とで形成されている。
装着部材4は、容器体100の口頸部102外面へ嵌合(図示例では螺合)可能な装着筒部4aを有し、その装着筒部4aの上端から内向きフランジ部4bを内方突出している。
装着筒部4aの下端には封緘手段6が付設されている。図示の封緘手段6は、装着筒部4aの下端に複数の破断片6bを介して、口頸部102を囲む封緘リング6aを連結するとともに、封緘リング6aの内面から弾性を有する複数の爪部6cを上内方へ突出して形成してなる。
これらの爪部6cは、前記口頸部102の外面に付設された横方向の係合リブ104の下面に係止されている。前記爪部6cは、装着部材4を口頸部102に嵌合させるときには、前記係合リブ104と接触して外側に押し込まれ、係合リブ104を乗り越えたときに、内方へ広がって係合リブ104の下面に係止するように形成されている。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
前記ポンプシリンダ8は、シリンダ周壁8aの上部に鍔部8bを有する。この鍔部8bを、パッキンPを介して前記内向きフランジ部4bと口頸部102の上端との間に挟持させることにより、前記ポンプシリンダ8は容器体100内に支持されている。ポンプシリンダ8の下端からは吸上げパイプ9が垂下されている。シリンダ周壁8aの下部内には第1逆止弁(図示せず)が形成されている。また前記シリンダ周壁8aを鍔部8b上方へ延長して延長筒部8cを形成している。
キャップ状部材10は、後述の作動部材本体14及び補助筒部材18の抜け止めのために、ポンプシリンダ8に対して、好ましくは取り外しできないように固定されている。
図示例のキャップ状部材10は、連結壁部cで内筒部11A及び外筒部11Bの上端を連結してなる嵌合基部10aを有し、前記連結壁部cを側外方へ延長して、この延長壁部の外周からキャップ筒部10bを垂下している。さらに前記嵌合基部10aの内筒部11
Aから上方へ取付筒部10cが延設されている。
そして前記嵌合基部10aの内筒部11A及び外筒部11Bの間に前記延長筒部8cを挟持し、嵌着している。
作動部材本体14は、従来公知の構造であり、例えば前記特許文献1と同様の構成とすることができる。すなわち、嵌合用筒の下端からフランジ状壁部を外方突出してなるピストンガイド(図示せず)と、前記嵌合用筒に嵌合され、上方へ起立するステム16と、ステムの下端の拡径筒部とフランジ状壁部との間に昇降可能に配置された筒状ピストン(図示せず)とを有する。
前記筒状ピストンは、シリンダ周壁8aの内面に摺接する大径筒部及び前記拡径筒部に摺接する小径筒部からなる2重筒状に形成されている。
前記フランジ状壁部と筒状ピストンの小径筒部との間に第2逆止弁が設けられており、この第2逆止弁とステムの内部とを連通する通液孔がステム又はピストンガイドの適所に設けられている。
作動部材本体14は、従来公知の構造であり、例えば前記特許文献1と同様の構成とすることができる。すなわち、嵌合用筒の下端からフランジ状壁部を外方突出してなるピストンガイド(図示せず)と、前記嵌合用筒に嵌合され、上方へ起立するステム16と、ステムの下端の拡径筒部とフランジ状壁部との間に昇降可能に配置された筒状ピストン(図示せず)とを有する。
前記筒状ピストンは、シリンダ周壁8aの内面に摺接する大径筒部及び前記拡径筒部に摺接する小径筒部からなる2重筒状に形成されている。
前記フランジ状壁部と筒状ピストンの小径筒部との間に第2逆止弁が設けられており、この第2逆止弁とステムの内部とを連通する通液孔がステム又はピストンガイドの適所に設けられている。
なお、一般的には、作動部材本体のステムにノズルヘッドを付設したものを、作動部材と言うが、本明細書では、作動部材本体とノズルヘッドとを別々に説明する。
補助筒部材18は、前記ステム16と、シリンダ周壁8a及びキャップ状部材10との間に昇降可能に配置されており、シリンダ周壁8aの上部に形成された通気孔(図示せず)を、作動部材の昇降に応じて開閉する機能を有する。補助筒部材18の下半部は段差部(図示せず)を介して大径に形成されており、その段差部がキャップ状部材10の下端に係止することにより、補助筒部材18及び作動部材本体14の上方抜出しを防止している。
上述の特許文献1の構造は一例に過ぎず、その他従来公知の構造を採用できる。
前述の吐出器本体2の公知の作用を簡単に説明する。そのステム16にノズルヘッド20を取り付け、装着部材4を容器体100の口頸部102に取り付けて、作動部材を押し下げると、第1逆止弁が閉じ、第2逆止弁が開いてポンプシリンダ8内の液体がステム16を介して後述のノズル32から吐出され、押下げを解放すると、作動部材が押し上げられて、第2逆止弁が閉じるとともに第1逆止弁が開き、容器体内の液体が第1逆止弁を介してポンプシリンダ8内へ入る。
ノズルヘッド20は、図1に示す如く、ヘッド本体22と封緘カバー40とで構成される。
ヘッド本体22は、図示例において、頂壁23の外周から大径のヘッド周壁24を、頂壁23の裏面から中径の取付周壁28及び小径の通液管26をそれぞれ同心状に垂下している。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
前記頂壁23の中心部には、後述の係止部Sを係止させるための被係止部Rを形成している。図示例では、係止部Sを係止凸部とし、かつ被係止部Rを被係止凹部(孔)としているが、係止部Sを凹部(孔)とし、かつ被係止部を凸部としても構わない。
好適な図示例では、前記ヘッド周壁24は、前記キャップ筒部10bの上端へ延びており、そのヘッド周壁24とキャップ筒部10bとの間の隙間がほとんどないようにしている。
前記取付周壁28は、図1の状態において、前記取付筒部10cの外面に離脱可能に嵌合(図示例では螺合)されている。
前記通液管26は、前記ステム16の上端部内面に嵌着され、固定されている。図示例では、通液管26の下部外面とステム16の上部内面と相互にかみ合う抜止め用の凹凸手段を周設している。
この通液管26の上部外面には縦リブ27が設けられており、図1の状態でステム16及び補助筒部材18の各上端を当接(或いは近接)させている。
なお、前記取付筒部10cは、取付周壁28の内面に代えて、通液管26の外面に螺合させてもよい。この場合には、ステム16の上部を通液管26の内面に嵌合させて、通液管26の外面に縦リブを設けることを省略し、さらに補助筒部材も省略すればよい。
前記ヘッド周壁24からは、前記通液管26に連通するノズル32が前方突出されている。なお、本明細書においては、便宜的に、図1の左側を前方と、同図の右側を後方といい、またこれらと直交する方向を左右方向というものとする。図示例のノズル32の先端面eは斜め下向きに形成されている。
好適な図示例では、ヘッド本体22の頂壁23の上面とノズル32の上面とがほぼ面一になっている。またこれら頂壁23及びノズル32の上面は、図2に示すように後ろ側から前側に向かって徐々に先細りした形状になっている。
前記封緘カバー40は、連結バンド42と、閉塞部50とからなる。
連結バンド42は、頂壁23と閉塞部50とを連結する役割を有し、可撓性を有する材料で形成されている。連結バンド42の後部(基部)44には、前述の被係止部Rに対して抜け出し不能に係止させるための係止部Sが形成されており、連結バンド42の前部(先部)46は、一定の剛性を有する角部48を介して閉塞部50に連結している。
好適な図示例では、図1に示すように、連結バンド42は、前記頂壁23の上面からノズル32の上面に亘って載置されている。連結バンド42の後端部は、前記係止部Sより後方へ突出された自由端であり、摘みgとしての役割を有する。
連結バンド42は、図2に示すように、前記閉塞部50と連続するバンド本体Bと、前記係止部Sを有する分離用片Dとに分離できる破断線wを有する。図示例の破断線wは、前記係止部Sを囲むループ形状に形成されており(図2参照)、この破断線wの内部を分離用片Dに、破断線の外部をバンド本体Bに形成している。しかしながら、この構造は適宜変更することができる。すなわち、破断線wはループである必要はなく、両端が連結バンド42の周縁にある一本の破断線(例えば連結バンド42を前後両半部に破断するように幅方向に横断する線)としてもよい。
図示例では、連結バンド42は分離用片Dを形成した箇所で最も巾広であり、前後方向に向かって巾狭の形状にしている。これにより分離用片Dの大きさを十分に確保できる。
前記閉塞部50は、前記角部48から突出され、ノズル32のノズル孔36を塞ぐように形成されている。
好適な一実施例として、閉塞部50がノズル孔36を液密に閉塞するようにしてもよいが、必ずしも、この形態に限られるものではない。閉塞部50は、少なくとも封緘カバー40を装着したままでノズルヘッドを押し下げたときに、ノズルからの内容液の取り出しを邪魔するように、ノズルの突出方向から見てノズル孔36を覆う位置に配置されており、かつ当該位置から不正に引き離せないように形成されていればよい。
図示例の閉塞部50は、前記角部48から突出した栓板部jと、栓板の裏面中央部からノズル32のノズル孔36に液密に突入する栓棒部kとで形成されている。前記栓板部jは、ノズル32の先端面eに添って後下方へ斜めに突出している。
前記封緘カバー40をヘッド本体22に組み付けるときには、まず図5に黒矢印で示すように閉塞部50の栓棒部kをノズル孔36内へ押し込んで密嵌させ、次に連結バンド42の後ろ側を白矢印で示すように、押し下げるとよい。そうすると連結バンド42は図5に実線で示す位置から図1に実線で示す位置までの短い範囲を、縦方向下向きに回転し、係止部Sが被係止部Rに嵌入し、離脱不能に係止される。
図示例では、ヘッド本体22を吐出器本体2に装着した状態で、ノズル本体に封緘カバー40を組み付けているが、予め封緘カバーをノズル本体に組み付けても構わない。
また図1の状態において、封緘手段6の爪部6cが口頸部102の係合リブ104下面に係止しているので、装着部材4を口頸部102から外そうとすると、破断片6bが破断して封緘リング6aが落下して口頸部102下方に残るで、不正行為の痕跡が残り、こうした行為を行い難くなる。
封緘カバー40の閉塞部50は、ノズル孔36へ異物が入らないようにノズル32の先端面eを覆っており、これにより製品の信頼性が確保される。
この吐出器1を使用するときには、摘みgを掴んで引き上げると、破断線wが破断し、分離用片Dを頂壁23上に残して、バンド本体Bが図1に示す位置から図3に示す位置へ縦方向上側に回転する。これにより不正行為の痕跡が明瞭に残るので、不正行為を行い難くなる。
1…吐出器
2…吐出器本体 4…装着部材 4a…装着筒部 4b…内向きフランジ部
6…封緘手段 6a…封緘リング 6b…破断片 6c…爪部
8…ポンプシリンダ 8a…シリンダ周壁 8b…鍔部 8c…延長筒部
9…吸上げパイプ
10…キャップ状部材 10a…装着基部 10b…キャップ筒部 10c…取付筒部
11A…内筒部 11B…外筒部
14…作動部材本体 16…ステム 18…補助筒部材
20…ノズルヘッド 22…ヘッド本体 23…頂壁
24…ヘッド周壁 26…通液管 27…縦リブ 28…取付周壁
32…ノズル 34…先端部 36…ノズル孔
40…封緘カバー 42…連結バンド 44…基部(後部) 46…先部(前部)
48…角部 50…閉塞部
B…バンド本体 c…連結壁部(キャップ状部材の) D…分離用片
e…先端面(ノズルの) g…摘み j…栓板部 k…栓棒部
P…パッキン R…被係止部(被係止孔) S…係止部(係止突片) w…破断線
100…容器体 102…口頸部 104…係合リブ

Claims (4)

  1. 頂壁(23)外周から垂下されたヘッド周壁(24)を有し、このヘッド周壁(24)からノズル(32)が側外方へ突設され、かつノズル(32)と連通する通液管(26)が頂壁(23)の下方へ突設されてなるヘッド本体(22)と、
    前記頂壁(23)上面からノズル(32)の先端部(34)の上面へ延びる連結バンド(42)を有し、この連結バンド(42)の基部(44)に設けられた係止部(S)を前記頂壁(23)に係止するとともに、その連結バンド(42)の先部(46)に付設された閉塞部(50)で、前記ノズル(32)のノズル孔(36)を塞ぐことが可能に形成した封緘カバー(40)と、
    を具備する液体容器用吐出器のノズルヘッドであって、
    前記連結バンド(42)を、前記閉塞部(50)と連なるバンド本体(B)と前記係止部(S)の周りの分離用片(D)とに分離可能な破断線(w)が形成されており、
    前記バンド本体(B)を分離用片(D)から分離しない限り、前記閉塞部(50)を前記ノズル(32)から離脱できないロック状態となるように形成したことを特徴とする液体容器用吐出器のノズルヘッド。
  2. 前記閉塞部(50)は、ノズル(32)のノズル孔(36)を密に閉塞するシール部であることを特徴とする、
    請求項1記載の液体容器用吐出器のノズルヘッド。
  3. 前記連結バンド(42)は、可撓性を有し、前記破断線(w)が破断された状態において、その連結バンド(42)と閉塞部(50)との間の角部(48)を支点として、バンド本体(B)がヘッド本体(22)の上面に接した状態と当該上面から離れた状態との間で回動することが可能に形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の液体容器用吐出器のノズルヘッド。
  4. 上方にステム(16)を突出するとともに容器体口頸部への装着部材(4)を有する吐出器本体(2)と、そのステムに前記通液管(26)が固定された請求項1から請求項3の何れかに記載のノズルヘッド(20)とを具備した液体容器用吐出器であり、
    前記装着部材(4)は、口頸部(102)に対する封緘手段(6)を有することを特徴とする液体容器用吐出器。
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