JP5097439B2 - 鉄道車両用軸箱支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、輪軸を挟んだ台車の前後方向の位置で、コイルバネと積層ゴムとの組み合わせによって輪軸を支持する鉄道車両用軸箱支持装置に関し、台車の前後方向変位に対して変位初期時に低剛性領域を有して非線形の剛性変化を生じる積層ゴムを備える鉄道車両用軸箱支持装置に関する。
鉄道車両を安定した状態で高速走行させるため、鉄道車両の台車には台車枠を輪軸に対して弾性支持する軸箱支持装置が設けられている。その鉄道車両用軸箱支持装置には、例えば、コイルバネと円筒積層ゴムとを構成部材とするものとして、特開2002−331930号公報に開示したものを従来例として挙げることができる。ここで、図11は、当該公報に開示された鉄道車両の台車を示した側面図であり、その鉄道車両用軸箱支持装置を示した断面図である。
軸箱体101には、その軸受部102の前後方向(図の左右方向)に、支持腕103が張り出している。この各支持腕103には、鉛直方向に貫通する取付孔104が設けられている。そして、取付孔104には下部軸バネ受105が上方から挿入され、その下部軸バネ受105に棒状のバネ軸106が差し込まれている。支持腕103の下面には当板107が当てられ、そこを貫通した固定ボルト108がバネ軸106に螺設され、下部軸バネ受105及びバネ軸106が支持腕103に固定されている。
一方、軸箱体101の上方には台車枠110があり、そこに上部軸バネ受111が固定されている。従って、この上部軸バネ受111と下部軸バネ受105との間に逆円錐状のコイルバネ112が装着され、台車枠110は、コイルバネ112によって軸箱体101に弾性的にフローティング支持されている。下部軸バネ受105とバネ軸106との間には、複数のゴムが金属板を介在して積層されてなる積層ゴム113が設けられている。この積層ゴム113は、逆円錐状のコイルバネ112における径の大きな上部寄りに大きなボリュームを持つように積層されている。
積層ゴム113は、例えば特開2002−331930号公報に記載されている、図12に示すような平面形状をしている。すなわち、金属内筒121と金属外筒122との間に円弧状のゴムプレート123と金属プレート124が半径方向に交互に積層され、扇形状をした一対の積層バネ部125,125が形成されている。積層バネ部125,125は、台車の前後方向に配置されるため、切欠き部分が台車の左右方向に位置することとなる。これは、台車の前後方向の剛性を高くし、台車の左右方向の剛性を低くするためである。
特開2002−331930(第3頁、図1−図2)
こうした従来の鉄道車両用軸箱支持装置では、コイルバネと積層ゴムによって上下方向、前後及び左右方向の変位に対し、それぞれ荷重を受けて支持している。その際、特に前後左右方向の荷重を受ける積層ゴムが、前記積層ゴム113のように前後方向の剛性を高くした構造であるとすると、曲線部の通過に際してアタック角が大きくなってしまい走行の安定性がよくない。そこで前後方向の剛性を下げるようにすれば、輪軸の持つ自己操舵性によってアタック角が減少して横圧が下がり、走行安定性も高まる。
しかし、台車の前後方向が柔らかい積層ゴムであると、輪軸蛇行動などが発生し易く、逆効果となってしまう。そのため、例えば前後方向に柔らかいせん断ゴムを配置し、ストッパによって作用範囲を制限するようなことも行われているが、それでは装置が大掛かになりコストの高いものになってしまう。更に、積層ゴムの剛性を下げると、上下方向の変位によってへたりが発生し易い。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、台車の前後方向の剛性が非線形に変化するようにした積層ゴムを備える鉄道車両用軸箱支持装置を提供することを目的とする。
本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、台車枠と軸箱体との間に、軸箱体の軸受部を挟んで台車の前後方向に配置された一対の支持部を有し、その支持部が、台車枠と軸箱体との間の上下方向の荷重を受けるコイルバネと、台車枠と軸箱体との間の前後左右方向の荷重を受けるように、複数のゴムプレートと金属のインナープレートが積層されてなる積層ゴムとの組み合わせからなるものであって、前記積層ゴムは、台車の前後方向に分離され、その分離された部分に隙間が形成されたものであることを特徴とする。
また、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、前記積層ゴムが、円弧状に湾曲した複数のゴムプレートを、インナープレートと交互に重ね合わせ、上下方向からみた場合に、扇形状をした一対の積層バネ部が台車の前後方向に配置されたものであり、各々の積層バネ部には、所定のゴムプレートとインナープレートが非接着状態で、中央部分が最も大きく開き、台車の左右方向にかけて徐々に狭くなって接するようにして前記隙間が形成されたものであることが好ましい。
また、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、前記積層ゴムが、円弧状に湾曲した複数のゴムプレートを、インナープレートと交互に重ね合わせ、上下方向からみた場合に、台車の前後方向には幅の広い扇形状をした一対の前後積層バネ部が配置され、台車の左右方向には幅の狭い扇形状をした一対の左右積層バネ部が配置され、一対の前後積層バネ部には、所定のゴムプレートとインナープレートを非接触にして前記隙間が形成されたものであることが好ましい。
また、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、前記積層ゴムが、複数のゴムプレートをインナープレートと交互に重ね合わせ、上下方向からみた場合に、台車の前後左右方向に一定幅の積層バネ部を配置し、前後方向の積層バネ部には、それぞれ所定のゴムプレートが前後方向に2分割された薄肉のゴムプレートからなり、当該薄肉のゴムプレート同士を非接触にして前記隙間が形成されたものであることが好ましい。
また、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、前記積層ゴムが、径方向に分離され、その分離された部分に前記隙間が形成されたものであることが好ましい。
また、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、前記積層ゴムが、インナープレートに低摺動摩擦材からなる摺動プレートを貼設して前記隙間を形成するようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、前記隙間を形成するゴムプレートの表面に低摺動摩擦材の層が形成されたものであることが好ましい。
また、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、前記コイルバネや積層ゴムを支持する上下のバネ受にベローズが連結され、バネ受内に設けられた積層ゴムを上下のバネ受とベローズとによって内包するようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置は、前記コイルバネが、全体をゴム製のカバーで覆い水平剛性を低くしたエリゴバネであることが好ましい。
よって、本発明によれば、積層ゴムには台車の前後方向に隙間があり、台車の前後方向の変位に対して低剛性領域を有するので、輪軸の水平回転方向への変位が容易になって曲線通過の際の自己操舵性能が良く、その輪軸の持つ自己操舵性によってアタック角を減少することができ、曲線走行時の横圧を低くすることにより走行安定性が高められる。そして、前後方向剛性が小さくなるのを変位当初だけに制限し、更に左右方向については変位当初から高剛性になるようにしているため、輪軸蛇行動などの発生は防止できる。
また、本発明によれば、積層ゴムが径方向に分離して形成されているため、例えばメンテナンスの際、積層ゴムの取り外し作業を行わなくても、台車枠側を引き上げれば軸箱体側との分解を行うことができ、取り扱いが極めて容易なものになる。
更に、本発明によれば、隙間によって上下方向に擦れる部分に耐摩耗性に優れた低摺動摩擦材からなる摺動プレートなどを設けることで、摩耗による損傷を防ぐことができる。
次に、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、鉄道車両用軸箱支持装置の第1実施形態を示した断面図である。
台車の左右には台車枠1があってその前後に輪軸が設けられるが、そこには輪軸に対して台車枠1を弾性支持する鉄道車両用軸箱支持装置(以下、単に「軸箱支持装置」という)が設けられている。軸箱支持装置は、図示するように台車枠1の下に設けられており、輪軸を支持する軸受部2を有する軸箱体3との間に、軸受部2を挟んだ台車の前後方向(図面左右方向)に一対の支持部5,5が構成されている。
軸箱体3には、その軸受部2の前後方向(図の左右方向)の両側に、支持腕11が張り出すように形成されている。この支持腕11には、その先端部分に鉛直方向に貫通した取付孔12が形成され、その取付孔12には下部バネ受13が取付けられている。下部バネ受13は、取付孔12に挿入される円筒状の嵌合部13aと、支持腕11上方に位置する拡径のゴム受部13bと、そのゴム受部13bから外側に広がったフランジ形状のバネ座13cが形成されている。
下部バネ受13は、支持腕11との間にライナを挟み込んで取り付けられる。嵌合部13aは有底円筒であって、取付孔12に挿入され、支持腕11の下からは取付金14が当てられ、その取付金14を貫通した固定ボルト15が嵌合部13aに螺設される。これにより、下部バネ受13が支持腕11に固定される。一方、上方の台車枠1には、下部バネ受13に対向する位置に上部バネ受16が固定されている。この上部バネ受16は、外周部にバネ座16aが形成され、中心部には貫通孔16bが形成されたものであり、台車枠1に対してねじ止めなどして固定されている。
そして、この軸箱支持装置は、各支持部5,5に台車枠1と軸箱体3との間にコイルバネ18と積層ゴム20の組み合わせからなるバネ部が構成され、上下方向および台車の前後左右方向の荷重を負担する構造となっている。そこで、下部バネ受13のバネ座13cと上部バネ受16のバネ座16aとの間にコイルバネ18が装着されている。そして、このコイルバネ18内に積層ゴム20が設けられている。
ここで、図2は積層ゴム20を示した図1のA−A断面図である。積層ゴム20は、円弧状に湾曲した複数のゴムプレート21(21a,21b,21c,21d)と、円弧状に湾曲した複数の金属プレート22(22a,22b,22c)が重ね合わされた積層バネ部23,23が対称的に形成されている。そして、両積層バネ部23,23は、金属の内周管25aと外周管25bによって一体に構成されている。なお、図1及び図2は、無負荷状態を示している。
本実施形態の積層ゴム20は、扇形状の積層バネ部23,23が台車の前後方向(図2の左右方向)に配置され、台車の左右方向(図2の上下方向)が切り欠かれて分離した形状をしている。そして、積層バネ部23,23は、積層されたゴムプレート21と金属プレート22とが接着されるが、ゴムプレート21cと金属プレート22bとの間で分離され、台車前後方向に隙間26が形成されている。積層バネ部23,23に形成された隙間26は、ゴムプレート21cの中央部分が最も広く開き、台車の左右方向には徐々に狭くなって接し、三日月形のように形成されている。なお、図1に示す積層ゴム20は、隙間26の最も大きい図2のB−B断面を示した図である。
積層ゴム20は、上下方向からみた場合には、図2に示すように積層バネ部23,23が扇形状に形成され、横側は図1に示すように軸方向の長さが中心部から外周方向に徐々に短く形成されている。こうした積層ゴム20は、内周管25aと外周管25bが、下部バネ受13のゴム受部13bや上部バネ受16に固定された保持軸19に固定される。それには内周管25aが保持軸19に、外周管25bがゴム受部13bにそれぞれ嵌め込まれ、内周管25aは、取付金27が下から当てられ、貫通した固定ボルトによって保持軸19に取り付けられ、外周管25bは、リング状の止めネジ28が上方から締め付けられて取り付けられる。
よって、この軸箱支持装置は、台車枠1がコイルバネ18によって弾性的にフローティング支持されている。そのため、車体が満車状態のときはコイルバネ18が縮んで台車枠1が下降し、車体が空車のときはコイルバネ18が伸びて台車枠1が上昇する。一方、走行時に車両が曲線部に差しかかった場合、遠心力により曲線外側に輪軸が移動し、また踏面形状にしたがって内外輪の半径差を生じる。そのため、相対的に外側輪は前方へ進むことによりレールとの間の大きなすべりを発生させることなく曲線部を円滑に走行できる。その際、軸箱支持装置は、車体の前後方向に対する変位をコイルバネ18の水平剛性と積層ゴム20の圧縮剛性にてそれぞれ支持する。
ところで、本実施形態の軸箱支持装置では、前後左右方向の荷重を受ける積層ゴム20が図10に示すようなバネ特性を示している。すなわち、積層ゴム20は、台車の前後方向に最大幅で2mm程度の隙間26が形成されている。従って、台車の前後方向の変位に対しては、グラフEに示すように、ゴムプレート21cが金属プレート22bに完全に密着するp点までは剛性が低いが、その後は変位に対する荷重が大きくなって剛性が高くなる。一方、台車の左右方向にみた場合には、切欠き部があるもののゴムプレート21と金属プレート22は同方向には隙間無く接触している。そのため、グラフFに示すように、変位開始から剛性は高い。
本実施形態の軸箱支持装置によれば、積層ゴム20の前後方向剛性が、グラフEに示すように非線形で、前後方向の変位当初には剛性が低い低剛性領域ができたため、輪軸の水平回転方向への変位が容易になって曲線通過の際の自己操舵性能が良くなった。そして、その輪軸の持つ自己操舵性によってアタック角を減少することができ、曲線走行時の横圧を低くすることにより走行安定性が高められるようになった。その一方で、積層ゴム20は、前後方向剛性が小さくなるのは変位当初だけであり、左右方向の変位に対しては変位当初から高剛性になるようにしているため、輪軸蛇行動などの発生を防止している。
そして、本実施形態では、方向によって異なる剛性を生じさせる積層ゴム20を一つの構成で達成したため、コンパクトな軸箱支持装置にすることができ、コストを抑えることにもなった。また、コイルバネ18の剛性を低くするとゴムの変形が大きく、へたり易くなってしまうが、本実施形態では径方向に分離されているため、上下方向の変位は小さく抑えられ、軸箱支持の上下剛性を低く抑えることが可能になった。
更に、本実施形態では、積層ゴム20がゴムプレート21cと金属プレート22bとの間で分離し、コイルバネ18は下部バネ受13と上部バネ受16とに挟み込まれているだけであるため、台車枠1側を引き上げれば軸箱体3側との分解を行うことができ、図11に示す従来例のように固定ボルト108を外す必要がなく、取り扱いが極めて容易なものである。
次に、積層ゴムの変形例について説明する。図3乃至図7は、積層ゴムの他の実施形態を示した断面図である。こうした積層ゴムは、図2に示すものと同様に図1に示す軸箱支持装置を構成するものである。そして、いずれも無負荷状態を示している。
先ず、図3に示す積層ゴム30は、図2に示すものと同様に、円弧状の複数のゴムプレート31(31a,31b,31c,31d)が重ねられ、一対の積層バネ部33,33が形成されている。ただし、本実施形態では、全てのゴムプレート31が金属の円筒管32(32a,32b,32c,32d,32e)の間に挟み込まれて構成されている。そして、本実施形態の積層ゴム30は、積層バネ部33,33が台車の前後方向(図3の左右方向)に配置される。
また、本実施形態の積層ゴム30でも、全てのゴムプレート31と金属管32とが密着しているわけではなく、ゴムプレート31cと金属管32cとの間に、台車の前後方向に隙間35が形成されている。隙間35は、ゴムプレート31cの中央部分が最も広く開き、台車の左右方向には徐々に狭くなって接し、三日月形のように形成されている。こうした積層ゴム30は、図1に示す積層ゴム20と同様に、軸方向には中心部から外周方向に徐々に短くなっている。そして、下部バネ受13のゴム受部13bや上部バネ受16に固定された保持軸19に取り付けられる。
次に、図4に示す積層ゴム40は、台車の前後方向と左右方向に、それぞれ積層バネ部が形成されている。積層ゴム40は、台車前後方向には、円弧状に湾曲した複数のゴムプレート41(41a,41b,41c,41d)と、円弧状に湾曲した複数の金属プレート42(42a,42b,42c)が重ね合わされ、扇形の前後積層バネ部45,45が対称的に形成されている。そして、台車左右方向には、円弧状に湾曲した複数のゴムプレート43(43a,43b,43c,43d)と、円弧状に湾曲した複数の金属プレート44(44a,44b,44c)が重ね合わされ、幅の狭い扇形の左右積層バネ部46,46が対称的に形成されている。そして、これら積層バネ部45,46は、金属の内周管47aと外周管47bによって一体に構成されている。
積層ゴム40の前後積層バネ部45,45は、全てのゴムプレート41と金属プレート42とが密着しているわけではなく、ゴムプレート41cと金属プレート42cとの間にほぼ均等な隙間48が設けられている。一方、左右積層バネ部46,46は、全てのゴムプレート43が金属プレート44と接着されている。こうした積層ゴム40は、図1に示す積層ゴム20と同様に、軸方向には中心部から外周部にかけて短くなっている。そして、下部バネ受13のゴム受部13bや上部バネ受16に固定された保持軸19に取り付けられる。
次に、図5に示す積層ゴム50は、台車の前後方向と左右方向に、それぞれ積層バネ部が形成されている。積層ゴム50は、台車前後方向には、円弧状に湾曲した複数のゴムプレート51(51a,51b,51c)が重ねられ、台車左右方向には、円弧状に湾曲した複数のゴムプレート53(53a,53b,53c)が重ねられている。そのゴムプレート51,53が、円弧状に湾曲した複数の金属プレート52a,52bや金属管54a,54bなどによって一体に構成されている。
そして、特に本実施形態では、金属管54a,54bの間に円弧状の隙間56を形成した環状のゴム管55が挟み込まれている。そのゴム管55は、台車前後方向に位置する前後積層バネ部57,57に対応して隙間56が形成され、台車左右方向に位置する左右積層バネ部58,58に対応して肉厚に形成されている。そして、積層ゴム50は、図1に示す積層ゴム20と同様に、軸方向には中心部から外周部にかけて短くなっている。そして、下部バネ受13のゴム受部13bや上部バネ受16に固定された保持軸19に取り付けられる。
次に、図6に示す積層ゴム60は、台車前後方向と左右方向に同じサイズの積層バネ部が形成されている。積層ゴム60は、台車前後方向には、平らな複数のゴムプレート61(61a,61b,61c,61d)と、同じく平らな複数の金属プレート62(62a,62b,62c)が重ね合わされ、前後積層バネ部65,65が対称的に形成されている。そして、台車左右方向には、平らな複数のゴムプレート63(63a,63b,63c)と、同じく平らな複数の金属プレート64(64a,64b,64c)が重ね合わされ、左右積層バネ部66,66が対称的に形成されている。
そして、積層ゴム60の前後積層バネ部65は、中間にある薄肉のゴムプレート61b,61cの間に隙間68が形成され、左右積層バネ部66は、全てのゴムプレート63が同じ厚さのものであって、金属プレート64と接着されている。これら積層バネ部65,66は、金属の内周管67aと外周管67bによって一体に構成されている。そして、積層ゴム60は、図1に示す積層ゴム20と同様に、軸方向には中心部から外周部にかけて短く、下部バネ受13のゴム受部13bや上部バネ受16に固定された保持軸19に固定される。そのため、金属の内周管67aと外周管67bは、その外周面又は内周面が積層バネ部65,66を接着できるように四面で形成され、逆に内周面又は外周面が上部バネ受16や保持軸19に合わせて円形になっている。
よって、積層ゴム30,40,50,60を使用した軸箱支持装置では、積層ゴム30などが前後左右方向の変位に対して図10に示すようなバネ特性を示す。すなわち、台車の前後方向の変位に対してはグラフEに示すように、隙間35などが無くなるp点までは剛性が低いが、その後は変位に対して剛性が高くなる。一方で、台車の左右方向にみた場合、積層ゴム30は、切欠き部があるもののゴムプレート31と金属プレート32は同方向に隙間無く接触しているため、グラフFに示すように、変位開始から変位に対して剛性が高くなっている。また、積層ゴム40,50,60では、台車の左右方向変位に対して、左右積層バネ部46などがグラフFに示すように、変位開始から変位に対して剛性が高くなっている。
従って、積層ゴム30などを使用した軸箱支持装置によれば、変位当初の前後方向剛性が小さいため、輪軸の水平回転方向への変位が容易になって曲線通過の際の自己操舵性能が良い。そして、その輪軸の持つ自己操舵性によってアタック角を減少することができ、曲線走行時の横圧が低くすることにより走行安定性が高められる。その一方で、前後方向剛性を小さくしたのは変位当初だけに制限し、更に左右方向については変位当初から高剛性になるようにしているため、輪軸蛇行動などの発生は防止している。そして、こうした方向によって異なる剛性を生じさせる積層ゴム30などを一つの構成で達成したため、コンパクトな軸箱支持装置にすることができ、コストを抑えることにもなった。また、コイルバネ18の剛性を低くするとゴムの変形が大きく、へたり易くなってしまうが、本実施形態では径方向に分離されているため、上下方向の変位は小さく抑えられ、軸箱支持の上下剛性を低く抑えることが可能になった。
ところで、図5に示した積層ゴム50の場合、隙間56によって前後左右方向の変位に対して図10に示すようなバネ特性を示す。しかし、ゴム管55は、前後方向の荷重を受けて隙間56が詰まると、接触面同士がレール継ぎ目などによる軌道上下外乱によって擦れて摩耗する。そのため、積層ゴム50の寿命が短くなって頻繁にメンテナンスする必要が生じる。図7に示す積層ゴム70は、摩耗による損傷を防止したものである。この積層ゴム70は、台車前後方向には、円弧状に湾曲した複数のゴムプレート71(71a,71b,71c)が重ねられ、台車左右方向には、円弧状に湾曲した複数のゴムプレート73(73a,73b,73c)が重ねられている。
ゴムプレート71,73は、円弧状に湾曲した複数の金属プレート72a,72bや金属管74a,74bなどによって一体に構成されている。金属管74aは、前後方向に平行に平面部が形成されたものであり、前後方向の曲面部分には摺動プレート76が貼設されている。一方、外側の金属管74bには、摺動プレート76に対向した前後方向の摺動プレート部75aと、金属管74aの平面部が摺動するように肉厚に形成された摺接部75bとからなる樹脂管75が貼設されている。樹脂管75や摺動プレート76は、低摺動摩擦材としてナイロンやテフロン(登録商標)樹脂によって形成されている。
よって、この積層ゴム70を使用した軸箱支持装置では、台車の前後方向の変位に対しては、グラフEに示すように変位当初は隙間79の分だけ自由に移動し、摺動プレート部75aに摺動プレート76が当接した後は、ゴムプレート71の弾性力が機能して変位に対する剛性が高くなる。一方、台車の左右方向の変位に対しては、摺接部75bが金属管74a,74bに当たっているため、当初からゴムプレート73の弾性力が機能して変位に対する剛性が高くなっている。
従って、積層ゴム70を使用した軸箱支持装置によれば、前後方向の変位に対して抵抗が小さいため、輪軸の水平回転方向への変位が容易になって曲線通過の際の自己操舵性能が良い。そして、その輪軸の持つ自己操舵性によってアタック角を減少することができ、曲線走行時の横圧が低くすることにより走行安定性が高められる。また、必要な範囲でゴムプレート71,73が機能して高剛性になるようにしているため、輪軸蛇行動などの発生を防止できる。更に、積層ゴム70では、摺動プレート部75aと摺動プレート76が耐摩耗性に優れた低摺動摩擦材であるため、寿命を延ばすことができ、メンテナンスの手間が大幅に削減される。また、摺動プレート部75aと摺動プレート76は、左右方向の摺動がないため、偏摩耗が起きないので隙間が安定的に保たれる。
本実施形態では、積層ゴム70などに、台車の前後方向剛性を非線形の低剛性化するための隙間79が形成され、これによって前述したような本実施形態の効果を奏する。一方、その周りはコイルバネ18が配置されているだけであるため、積層ゴム70などは鉄道車両に対してほぼむき出し状態で取り付けられている。従って、本実施形態の効果を有効に発揮させるためには、隙間への異物の入り込みに注意する必要がある。そこで、図8に示すように、下部バネ受13と上部バネ受16に対してベローズ8を連結し、内部に配置された積層ゴム70を下部バネ受13と上部バネ受16とベローズ8によって外部と遮断するようにする。これによって、積層ゴム70の隙間79などに対して異物の混入を防止することができる。
ところで、積層ゴム70は、隙間79を形成したことによって摺動する部分の耐摩耗性を向上させるため、樹脂管75や摺動プレート76を低摺動摩擦材で形成した。しかし、問題となる摺動は上下方向のずれによる摺動であるため、上下方向にずれないようにすればゴムでも損傷が抑えられる。そこで、図8に示すように、保持軸19側の金属管74bに突起78を上下に設け、外側の金属管74aを上下から挟み込むようにする。これにより、金属管74a,74bの位置関係が一定になって上下方向の摺動がなくなり、摩耗による損傷を防止することができる。
前記第1実施形態の軸箱支持装置では、図1に示すように、各支持部5,5に台車枠1と軸箱体3との間にコイルバネ18が配置され、その中に各形態の積層ゴム20(或いは積層ゴム30,40…。以下同じ)が配置され、前述した効果を奏している。ただし、コイルバネ18の剛性が高いものであると、隙間を設けた積層ゴム20の効果が有効に発揮できない可能性がある。そこで、より積層ゴム20の効果を発揮し易い軸箱支持装置を提案する。図9は、軸箱支持装置の第2実施形態を示した断面図である。なお、図1に示す第1実施形態の軸箱支持装置と同様の構成には同じ符号を付して説明する。
この軸箱支持装置は、台車枠1の下に設けられ、軸受部2を有する軸箱体3との間に、軸受部2を挟んで一対の支持部7,7が構成されている。軸箱体3の支持腕11には下部バネ受13が挿入され、固定ボルト15によって支持腕11に固定されている。上方の台車枠1には、下部バネ受13に対向する位置に上部バネ受16が固定され、その中心には保持軸19が一体に設けられている。そして、本実施形態の軸箱支持装置では、各支持部7,7に、台車枠1と軸箱体3との間にエリゴバネ80と積層ゴム20との組み合わせからなるバネ部が構成され、上下方向および台車の前後左右方向の荷重を負担する構造となっている。
積層ゴム20は、第1実施形態と同様に、バネ受13のゴム受部13bと保持軸19との間に取り付けられる。エリゴバネ80は、こうした積層ゴム20を囲むように配置され、下部バネ受13のバネ座13cと上部バネ受16のバネ座16aとの間に装着される。エリゴバネ80は、バネ座13c,16aの間に入るコイルバネ81に対し、その全体を覆うようにゴム製のカバー82が設けられている。そして、特にこのエリゴバネ80は、コイルばね81の水平剛性が低く、水平方向に柔らかいものが使用されている。
そのため、エリゴバネ80と積層ゴム20との組み合わせた本実施形態では、図10のグラフEに示す前後方向の変位に対して低剛性領域を発揮する積層ゴム20の機能が損なわれず、輪軸の水平回転方向への変位が容易になって曲線通過の際の自己操舵性能が良くなった。そして、輪軸の持つ自己操舵性によってアタック角を減少することができ、曲線走行時の横圧を低くすることにより走行安定性が高められるようになった。その他、積層ゴム20などは左右方向の変位に対して高剛性であるため、輪軸蛇行動の発生は防止するなど、第1実施形態の軸箱支持装置と同様の効果を奏する。
以上、本発明に係る鉄道車両用軸箱支持装置について実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、積層ゴムに形成された隙間の位置は径方向にみて中間にある必要はなく、内側或いは外側に偏っていてもよい。
また、図7に示した積層ゴム70は、隙間を形成する部分に低摺動摩擦材で形成した摺動プレートなどを使用したが、これは図2の積層ゴム20などに関しても同様の変更が可能であり、ゴムプレート21cなどに代えて低摺動摩擦材からなる摺動プレートにしたり、或いはゴムプレート21cなどの表面に低摺動摩擦材の層を形成するようにしてもよい。
また、図8に示すように、上下方向の摺動を防止する突起78を図2に示す積層ゴム20などに設けるようにしてもよい。
鉄道車両用軸箱支持装置の第1実施形態を示した断面図である。 積層ゴムを示した図1のA−A断面図である。 積層ゴムの他の実施形態を示した径方向の断面図である。 積層ゴムの他の実施形態を示した径方向の断面図である。 積層ゴムの他の実施形態を示した径方向の断面図である。 積層ゴムの他の実施形態を示した径方向の断面図である。 積層ゴムの他の実施形態を示した径方向の断面図である。 鉄道車両用軸箱支持装置の実施形態を示した断面図である。 鉄道車両用軸箱支持装置の第2実施形態を示した断面図である。 実施形態の積層ゴムについて、その前後左右方向の剛性に関するバネ特性を示した図である。 従来の鉄道車両用軸箱支持装置を示した断面図である。 従来の積層ゴムを示した径方向の断面図である。
符号の説明
1 台車枠
2 軸受部
3 軸箱体
5 支持部
13 下部バネ受
16 上部バネ受
18 コイルバネ
20 積層ゴム
21 ゴムプレート
22 金属プレート
23 積層バネ部
26 隙間

Claims (8)

  1. 台車枠と軸箱体との間に、軸箱体の軸受部を挟んで台車の前後方向に配置された一対の支持部を有し、その支持部が、台車枠と軸箱体との間の上下方向の荷重を受けるコイルバネと、台車枠と軸箱体との間の前後左右方向の荷重を受けるように、複数のゴムプレートと金属のインナープレートが積層されてなる積層ゴムとの組み合わせからなる鉄道車両用軸箱支持装置において、
    前記積層ゴムは、台車の前後方向に分離され、その分離された部分に隙間が形成されたものであることを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
  2. 請求項1に記載する鉄道車両用軸箱支持装置において、
    前記積層ゴムは、円弧状に湾曲した複数のゴムプレートを、インナープレートと交互に重ね合わせ、上下方向からみた場合に、扇形状をした一対の積層バネ部が台車の前後方向に配置されたものであり、各々の積層バネ部には、所定のゴムプレートとインナープレートが非接着状態で、中央部分が最も大きく開き、台車の左右方向にかけて徐々に狭くなって接するようにして前記隙間が形成されたものであることを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
  3. 請求項1に記載する鉄道車両用軸箱支持装置において、
    前記積層ゴムは、円弧状に湾曲した複数のゴムプレートを、インナープレートと交互に重ね合わせ、上下方向からみた場合に、台車の前後方向には幅の広い扇形状をした一対の前後積層バネ部が配置され、台車の左右方向には幅の狭い扇形状をした一対の左右積層バネ部が配置され、一対の前後積層バネ部には、所定のゴムプレートとインナープレートを非接触にして前記隙間が形成されたものであることを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
  4. 請求項1に記載する鉄道車両用軸箱支持装置において、
    前記積層ゴムは、複数のゴムプレートをインナープレートと交互に重ね合わせ、上下方向からみた場合に、台車の前後左右方向に一定幅の積層バネ部を配置し、前後方向の積層バネ部には、それぞれ所定のゴムプレートが前後方向に2分割された薄肉のゴムプレートからなり、当該薄肉のゴムプレート同士を非接触にして前記隙間が形成されたものであることを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載する鉄道車両用軸箱支持装置において、
    前記積層ゴムは、インナープレートに低摺動摩擦材からなる摺動プレートを貼設して前記隙間を形成するようにしたものであることを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載する鉄道車両用軸箱支持装置において、
    前記隙間を形成するゴムプレートの表面に低摺動摩擦材の層が形成されたものであることを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載する鉄道車両用軸箱支持装置において、
    前記コイルバネや積層ゴムを支持する上下のバネ受にベローズが連結され、バネ受内に設けられた積層ゴムを上下のバネ受とベローズとによって内包するようにしたものであることを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載する鉄道車両用軸箱支持装置において、
    前記コイルバネは、全体をゴム製のカバーで覆い水平剛性を低くしたエリゴバネであることを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
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