JP5093399B2 - 薬剤混合装置および薬剤混合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、病院などにおいて、注射薬などの薬剤をシリンジに吸引して混合する薬剤混合装置および薬剤混合方法に関する。
病院などで薬剤を入院患者などに施用するときに、数種類の薬剤を異なった薬剤容器から取り出して混合したものを施用する場合が多い。また、このような薬剤を混合する作業については、看護師や薬剤師などの人手に頼ることが多く、大きな作業負担となっている。さらに、薬剤を入れた薬剤容器については種類が多く形状も異なるものが多数ある。この場合は、複数の薬剤容器毎に、シリンジなどで薬剤を吸引する吸引方法も異なっており、複雑で難しい作業となっている。
このような作業を軽減するために、人手に頼らずに、薬剤容器の中から安全かつ確実に薬剤を吸引する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図16は、特許文献1の放射線薬剤分注装置の構成図である。図16に示す放射線薬剤分注装置30は、病院などでの薬剤と同等以上に扱いが難しい放射線薬剤であるラジオアイソトープを分注する装置である。この放射線薬剤分注装置30において、昇降機構32と回転機構33を用い、装置上部の貯蔵容器31から装置下部の混合容器34に、注射器35で放射線薬剤を分注している。ここで、この放射線薬剤は取り扱いを厳重にする必要がある。そのため、貯蔵容器31は、装置上部に設けられた容器保持部36によって固定されている。この貯蔵容器31に針35aを突き刺して放射線薬剤を注射器35に吸引した後、注射器35を混合容器34のところに移動させて、放射線薬剤を必要な量だけ取り出している。
この構成により、人手に頼らずに、安全かつ確実に放射線薬剤を取り扱えるとしている。
しかしながら、上記で説明した従来の技術においては、特定の放射線薬剤を取り扱う装置であるため、安全性の観点から放射線薬剤をしっかりと固定する必要がある。したがって、1回の動作では、1つの放射線薬剤しか取り扱うことができない。その結果、複数の薬剤容器にそれぞれ対応して、複数の薬剤を混合することができないという課題がある。
特開平01−244759号公報
本発明は、この課題を解決するものであり、複数の種類の薬剤容器のそれぞれに対応して複数の薬剤を効率よく混合する薬剤混合装置および適切な薬剤混合方法を提供する。
本発明の薬剤混合装置は、薬剤容器を配置する台座部と、鉛直面内において薬剤を吸入するシリンジを中央部に保持する保持部と上記鉛直面内に直交する主回転軸とを有して回転自在に回転する主回転ベースと、上記台座部から選択した薬剤容器を固定する固定部と上記主回転軸に平行な副回転軸とを有し、上記主回転ベース上に配置され、上記主回転ベースに対して相対的に回転自在に回転する副回転ベースと、上記薬剤容器から上記シリンジに薬剤を吸引する制御を行なう制御部と、を備えた構成からなる。
この構成により、取り扱い手法の異なる薬剤および薬剤容器において、薬剤容器の姿勢をそれぞれの容器に適した姿勢として相異ならせることにより、一つの装置で同様に取り扱うことができる。これにより、複数の薬剤を迅速かつ効率よく混合することができる。
また、本発明の薬剤混合方法は、台座部に配置された薬剤容器中の薬剤を検出部により照合するステップと、薬剤混合データに基づき薬剤容器を選択するステップと、選択した薬剤容器を副回転ベースの固定部に固定するステップと、固定部に固定した薬剤容器を副回転ベースに保持させるステップと、主回転ベースの中央部の保持部に保持されたシリンジにより薬剤容器から薬剤を吸入する吸入ステップと、を備える方法からなる。
この方法により、取り扱い手法の異なる薬剤および薬剤容器において、薬剤容器の姿勢をそれぞれの容器に適した姿勢として相異ならせることにより、一つの装置で同様に取り扱うことができる。これにより、複数の薬剤を迅速かつ効率よく混合することができる。
図1Aは、本発明の実施の形態1にかかる薬剤混合装置の概略構成を示す正面図である。 図1Bは、本発明の実施の形態1にかかる薬剤混合装置の概略構成を示す平面図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる薬剤混合装置の概略構成を示す側面図である。 図3Aは、シリンジに付いた針により第1の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図3Bは、シリンジに付いた針により第1の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図3Cは、シリンジに付いた針により第1の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図3Dは、シリンジに付いた針により第1の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図3Eは、シリンジに付いた針により第1の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図3Fは、シリンジに付いた針により第1の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図4Aは、シリンジに付いた針により第2の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図4Bは、シリンジに付いた針により第2の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図4Cは、シリンジに付いた針により第2の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図4Dは、シリンジに付いた針により第2の薬剤容器から薬剤を吸引するときの操作を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態1にかかる薬剤混合方法のフローチャートである(薬剤容器がバイアルである場合)。 図6は、本発明の実施の形態1にかかる薬剤混合方法のフローチャートである(薬剤容器がアンプルである場合)。 図7は、台座部に配置された薬剤容器を副回転ベースの固定部に固定するところを示す側面図である。 図8は、薬剤容器がバイアルである場合に薬剤容器を倒立させて配置し、薬剤を吸引していることを示す正面図である。 図9は、薬剤容器がバイアルである場合に、倒立状態にした薬剤容器の薬剤の残量が少ないときに、シリンジを所定の角度で傾けて配置したことを示す正面図である。 図10Aは、針が第1の薬剤容器に挿入されているときの第1の薬剤容器の口の位置と副回転ベースの副回転軸との位置関係について示す模式図である。 図10Bは、針が第1の薬剤容器に挿入されているときの第1の薬剤容器の口の位置と副回転ベースの副回転軸との位置関係について示す模式図である。 図11Aは、針が第2の薬剤容器に挿入されているときの第2の薬剤容器の口の位置と副回転ベースの副回転軸との位置関係について示す模式図である。 図11Bは、針が第2の薬剤容器に挿入されているときの第2の薬剤容器の口の位置と副回転ベースの副回転軸との位置関係について示す模式図である。 図12は、シリンジの針を輸液バッグに挿入することにより、薬剤を輸液バッグに注入していることを示す正面図である。 図13は、薬剤容器が副回転ベースに保持された状態を示す平面図である。 図14は、薬剤容器がアンプルである場合に、アンプルを所定の高さに所定の角度で配置してシリンジによりアンプル内の薬剤を吸入することを示す正面図である。 図15Aは、本発明の実施の形態2にかかる薬剤混合装置の概略構成を示す平面図である。 図15Bは、本発明の実施の形態2にかかる薬剤混合装置の概略構成を示す平面図である。 図16は、特許文献1の放射線薬剤分注装置の構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素には同じ符号を付しており、説明を省略する場合もある。また、図面は、理解しやすくするためにそれぞれの構成要素を主体に模式的に示している。
(実施の形態1)
図1A及び図1Bは、本発明の実施の形態1にかかる薬剤混合装置10の概略構成を示す図で、図1Aは正面図、図1Bは平面図を示す。図2は、本発明の実施の形態1にかかる薬剤混合装置10の概略構成を示す側面図である。ただし、図2において、輸液バッグ16は省略して薬剤混合装置10の側面図が示されている。
図1A、図1B及び図2に示すように本実施の形態1に示す薬剤混合装置10は、薬剤容器11を配置する台座部12と、薬剤を吸入するシリンジ13と、主回転ベース14と、副回転ベース15と、制御部19と、を備えた構成としている。ここで、主回転ベース14は、鉛直面内においてシリンジ13を中央部に保持する保持部14aと鉛直面内に直行する主回転軸14bとを有し、主回転軸14bを中心として回転自在に回転する。副回転ベース15は、台座部12から選択した薬剤容器11を固定する固定部15aと主回転軸14bに平行な副回転軸15bとを有し、主回転ベース14の円周部14cの一部に隣接して配置されている。そして、副回転ベース15は、副回転軸15bを中心として、主回転ベース14に対して相対的に回転自在に回転する。
この構成により、後述するように、取り扱い手法の異なる薬剤容器毎に、それぞれの容器に適した姿勢に変化させることで、一つの装置で取り扱うことができる。これにより、複数の薬剤を迅速かつ効率よく混合することができる。
本実施の形態1の薬剤混合装置10において、薬剤容器11は、バイアル11a(第1の薬剤容器)とアンプル11b(第2の薬剤容器)とを含んでいる。
制御部19は、薬剤容器11のうちバイアル11aから薬剤を吸引するときには、主回転ベース14及び副回転ベース15を連携させて動作させる。これにより、バイアル11aをシリンジ13の鉛直上部に倒立状態に配置して、バイアル11aからシリンジ13に薬剤を吸引する制御を行う構成としている。
また、制御部19は、薬剤容器11のうちアンプル11bから薬剤を吸引するときには、まず、アンプル11bがシリンジ13の鉛直下部に直立状態に配置させる。その後、アンプル11bの薬剤の量が吸引により減少することに対応して、主回転ベース14および副回転ベース15を連携させて動作させる。これにより、アンプル11bの位置を鉛直上方に移動させて、アンプル11bからシリンジ13に薬剤を吸引する制御を行う構成としている。
この構成により、取り扱い手法の異なる薬剤および薬剤容器11において、薬剤容器11の姿勢をそれぞれの容器、例えばバイアル11aやアンプル11bに適した姿勢に変化させる。これにより、一つの装置で複数の種類の薬剤容器を取り扱うことができ、複数の種類の薬剤を、迅速かつ無駄なく混合することができる。なお、ここで説明した動作の具体的な内容については、後で詳しく述べる。
また、これらを入れ替えて、本装置において、バイアル11a(第1の薬剤容器)はアンプルであり、アンプル11b(第2の薬剤容器)はバイアルである構成としてもよい。
この構成により、複数の種類の薬剤を、迅速かつ無駄なく混合することができる。
さらに図1A及び図1Bに示すように、薬剤混合装置10は、輸液バッグ16を保持する輸液保持部17をさらに備え、輸液保持部17は、移動機構16bを備えた構成としている。この移動機構16bは、シリンジ13に対する輸液バッグ16の位置を、例えば、矢印17aのように近づける、または遠ざけるように、移動させる。なお、移動機構16bは、側壁10aに取り付けられて、輸液保持部17に保持された輸液バッグ16を水平方向に自在に移動させることができ、駆動部を移動機構16b内に内蔵している。
この構成により、シリンジ13に吸引された薬剤の量が所定の量を超え、輸液バッグ16に薬剤を吸引しておく必要が生じたときには、輸液バッグ16をシリンジ13に近づけてシリンジ13内の薬剤を輸液バッグ16に注入することができる。
なお、薬剤混合装置10は、主回転ベース14を回転自在に側壁10a上に配置し、副回転ベース15を回転自在に主回転ベース14上に配置している。薬剤容器11が配置された台座部12は、基台10bに回転自在かつ摺動自在に配置されている。ここで、主回転ベース14は、側壁10aに内蔵された駆動部14gにより駆動され、副回転ベース15は、副回転ベース15に内蔵された駆動部15hにより駆動されている。また、副回転ベース15において、後述するスライドレール15gは、薬剤容器11gが保持されている時には折り畳まれて、保持部15jにより副回転ベースに保持されている。
図1A、図1B及び図2に示す台座部12は、ターンテーブルであり、このターンテーブルは、基台10bから着脱自在であり、基台10bから分離して持ち運ぶことができる。この構成により、薬剤容器11の取り揃えを薬剤混合装置10の設置場所だけでなく、例えば、薬剤を薬剤棚から人の手で取り揃えるための薬剤取り揃え棚(図示せず)や管理薬剤を厳密に管理するための薬剤保管庫(図示せず)などにおいて行うこともできる。したがって、混合を行う薬剤容器11の取り揃えの利便性をさらに向上することができる。
また、台座部12は、下部にモータ(図示せず)を含むレボルバ12aをさらに備え、レボルバ12aにより回転自在に駆動されている構成としている。
この構成により、台座部12の上に配置された複数の薬剤容器11のうちから、目的とする薬剤容器11を迅速に選択することができ、その選択の操作性をさらに向上することができる。
また、図1Aに示すように、台座部12に配置された複数の薬剤容器11は、側壁10aの一部に配置されたセンサ部10cにより、容器の形状や種類が識別されている。すなわち、センサ部10cは、光線を発生させて、例えば、薬剤容器11に付加されたバーコードなどを読み取る、発光素子及び受光素子を含んで構成されている。
また、薬剤容器11が、液状の薬剤と粉状物の薬剤とを含んだものである場合は、シリンジ13で吸引する前にこれらの薬剤を混合する必要が生じる。このときには、台座部12の回転機能に加えて、それぞれの薬剤容器11を配置する台座部12上の配置部分が、それぞれ自転できるように駆動部12bにより回転機能を付加されている。この構成により、台座部12の公転による回転と配置部分の自転による回転とを利用して、薬剤容器11内部の粉状物の薬剤を液状の薬剤に溶かし込むことができる。
次に、上述の薬剤混合装置10を用いて複数の薬剤を混合するときの薬剤混合方法について説明する。複数の薬剤を混合するときに用いる複数の薬剤容器11のうち、代表的なものにバイアルとアンプルがある。
図3Aから図3Fは、シリンジ13に付いた針13aによりバイアル11aから薬剤11cを吸引するときの主な操作を示す。図4Aから図4Dは、シリンジ13に付いた針13aによりアンプル11bから薬剤11cを吸引するときの主な操作を示す。
図3Aに示すようにバイアル11aから薬剤11cを吸引するためには、まず、シリンジ13内に、薬剤11cと配置交換するための空気を吸引する。次に、図3Bに示すようにシリンジ13に付いた針13aをバイアル11aに挿入し、図3Cに示すように180度反転させる。そして、図3Dに示すようにシリンジ13内に薬剤11cを吸引する。所定の量の薬剤11cを吸引すると、図3Eに示すようにバイアル11a内にシリンジ13内の空気を吐出する。適当な量の空気を吐出した後、再び図3Fに示すようにバイアル11aの中の薬剤をシリンジ13に吸引し、これらの一連の動作を繰り返してバイアル11a内の薬剤11cをシリンジ13内に吸引していく。
一方、図4Aに示すようにアンプル11bから薬剤11cを吸入するためには、開口されたアンプル11bの開口にシリンジ13の針13aを挿入し、直立したアンプル11bから中の薬剤11cを吸引する。このとき、アンプル11bが直立している姿勢のままでは薬剤11cの表面(液面)に針13aの先が届きにくくなる前に、図4Cに示すようにアンプル11bを直立の姿勢から寝かせる姿勢にして吸引を継続する。そして、さらに薬剤11cが少なくなると、図4Dに示すようにアンプル11bを横に寝かせてアンプル11b内の薬剤11cをほぼ全てシリンジ13内に吸引していく。
このように、図3及び図4に示すバイアル11a(第1の薬剤容器)およびアンプル11b(第2の薬剤容器)からシリンジ13への薬剤11cの吸引動作と同様の動作ができるように、本実施の形態1の薬剤混合装置10は構成されている。
次に、この薬剤混合装置10を用いた薬剤混合方法について具体的に説明する。
図5及び図6は、本発明の実施の形態1にかかる薬剤混合方法のフローチャートを示している。図5は、薬剤容器11がバイアル11aである場合のフローチャートを示し、図6は、薬剤容器11がアンプル11bである場合のフローチャートを示す。
本実施の形態1の薬剤混合方法は、例えば、図1に示す薬剤混合装置10を用いて、図5に示すように、ステップS1からステップS9を備える方法としている。ここで、ステップS3は、薬剤容器11中の薬剤11cの種類、量及び粒状物などの有無を検出部により照合するステップである。この検出部は、例えば、図1に示すような発光素子と受光素子を少なくとも含むセンサ部10cにより構成される。薬剤11cにセンサ部10cからの光を照射させた後に反射させて、反射光をセンサ部10cで検出することにより、薬剤容器11中の薬剤11cの種類、量及び粒状物などの有無を検出する。ステップS4は、薬剤混合データに基づき薬剤容器11を選択するステップである。ここで、薬剤混合データとは、医師からの処方箋などにより指示されたデータで、混合する薬剤の種類や量,混合条件を有するデータである。ステップS5は、選択された薬剤容器11を副回転ベース15の固定部15aに固定するステップである。ステップS6は、固定部15aに固定された薬剤容器11を、スライドレール15gと保持部15jを用いて副回転ベース15に保持させるステップである。ステップS7は、主回転ベース14の中央部の保持部14aに保持されたシリンジ13により、薬剤容器11から薬剤11cを吸入するステップである。ステップS9は、吸入した薬剤容器11を台座部12の元の配置部分においた後に、別の薬剤容器11を上述のステップS4からステップS7Aの一連のステップを繰り返し行うことにより、シリンジ13内に複数の薬剤11cを混合するステップである。
次に、図5のフローチャートに沿って説明する。本実施の形態1の薬剤混合を開始すると、まず、図1A及び図1Bに示すように、薬剤11cを吸入するシリンジ13を主回転ベース14の中央部の保持部14aに保持する(ステップS1)。そして、バイアル11aを含む複数の薬剤容器11を台座部12に配置し(ステップS2)、薬剤容器11中の薬剤11cを検出部により照合する(ステップS3)。そして、薬剤混合データに基づきバイアル11aを選択し(ステップS4)、選択されたバイアル11aを副回転ベース15の固定部15aに固定し(ステップS5)、固定部15aに固定されたバイアル11aを副回転ベース15に保持させる(ステップS6)。このバイアル11aからシリンジ13に薬剤11cを吸入する(ステップS7)。そして、主回転ベース14と副回転ベース15とを連動させてバイアル11aを倒立させて配置する。その後に、シリンジ13に付加した針13aを鉛直上方に向けてバイアル11aに挿入してバイアル11a内の薬剤11cを吸入する方法としている(ステップS7A)。このバイアル11a内の薬剤11cを吸入する方法を、複数の異なるバイアル11aを用いて行う。そうすると、シリンジ13内に複数の異なる薬剤11cを吸入することができ、効率よく確実に薬剤を混合することができる(ステップS9)。
この方法により、取り扱い手法の異なる薬剤11cおよび薬剤容器11、特にバイアルを用いる場合において、それぞれの容器に適した姿勢に変化させることで、一つの装置で取り扱うことができる。これにより、複数の薬剤11cを迅速かつ無駄なく混合することができる。
一方、図6は薬剤容器11がアンプル11bである場合のフローチャートを示している。図6に示す薬剤混合方法は、図5と同様に、ステップS1からステップS9を備える方法としている。
次に、図6のフローチャートに沿って説明する。本実施の形態1の薬剤混合を開始すると、まず、図1A及び図1Bに示すように、薬剤混合装置10を用いて、薬剤11cを吸入するシリンジ13を主回転ベース14の中央部の保持部14aに保持する(ステップS1)。そして、アンプル11bを含む複数の薬剤容器11を台座部12に配置し(ステップS2)、薬剤容器11中の薬剤11cを検出部(図示せず)により照合する(ステップS3)。そして、薬剤混合データに基づきアンプル11bを選択し(ステップS4)、選択されたアンプル11bを副回転ベース15の固定部15aに固定し(ステップS5)、固定部15aに固定されたアンプル11bを副回転ベース15に保持させる(ステップS6)。このアンプル11bからシリンジ13に薬剤11cを吸入する(ステップS7)。そして、シリンジ13によりアンプル11b内の薬剤11cを所定の量だけ吸引している。その後に、主回転ベース14と副回転ベース15とを連動させて、シリンジ13の針13aがアンプル11bに挿入された状態でアンプル11bを所定の高さに所定の角度で配置して、シリンジ13によりアンプル11b内の薬剤11cを吸入する方法としている(ステップS7B)。このアンプル11b内の薬剤11cを吸入する方法を、複数の異なるアンプル11bを用いて行う。そうすると、シリンジ13内に複数の異なる薬剤11cを吸入することができ、効率よく確実に薬剤を混合することができる(ステップS9)。
この方法により、取り扱い手法の異なる薬剤11cおよび薬剤容器11、特にアンプル11bを用いる場合において、それぞれの容器に適した姿勢に変化させることで、一つの装置で取り扱うことができる。これにより、複数の薬剤11cを迅速かつ無駄なく混合することができる。
なお、本実施の形態1に示す薬剤混合方法は、図5及び図6のフローチャートに示すように、輸液バッグ16を輸液保持部17に保持するステップS8をさらに備えてもよい。このステップS8を備えることで、シリンジ13により吸引された薬剤11cが所定の量を超えたときに、輸液バッグ16に注入することができる。そうすると、複数の薬剤容器11から薬剤11cを吸入し、複数の薬剤11cの混合を継続して行うことができる。
このステップS8を備えることにより、シリンジ13に吸引された薬剤11cの量が所定の量を超えた場合に、輸液バッグ16をシリンジ13に近づけて、シリンジ13内の薬剤11cを輸液バッグ16に注入することができる。そのために、輸液バッグ16の移動機構16bを用いて1軸方向14dにシリンジ13を摺動自在に移動させて、輸液バッグ16に針13aを挿入する、又は、抜き出すことができる。また、移動機構16bは、輸液バッグ16も1軸方向14dに沿った矢印17aの方向に摺動自在に移動させることができる。
なお、図5及び図6の薬剤混合方法は、それぞれ薬剤容器11がバイアル11aである場合とアンプル11bである場合とを示しているが、複数の薬剤容器11として、バイアル11aとアンプル11bとを選択してもよい。この場合には、バイアル11aを選択した場合の薬剤混合方法のフローチャート(図5)とアンプル11bを選択した場合の薬剤混合方法のフローチャート(図6)とを組み合わせて薬剤混合を行えばよい。
次に、薬剤容器11がバイアル11aである場合及びアンプル11bである場合の、それぞれの薬剤混合方法の主要な構成要素について、詳しく説明する。
図7は、台座部12に配置された薬剤容器11を、副回転ベース15の固定部15aに固定するところを示す側面図である。図7に示すように、選択された薬剤容器11は、副回転ベース15から伸びたスライドレール15gに支持された固定部15aに固定された後、固定部15aと共にスライドレール15gの先端に取り付けられる。そして、薬剤容器11が固定された固定部15aは、その一端が副回転ベース15に接続されているワイヤ15fにより鉛直上方に引っ張られる。その結果、スライドレール15gが折りたたまれると共に、薬剤容器11は固定部15aに固定された状態で副回転ベース15の位置まで引き上げられる。そして、固定部15aが保持部15jにより副回転ベース15に保持されて、図2に示すような薬剤容器11が固定部15aに固定された状態となる。
図8は、薬剤容器11がバイアル11aである場合に、バイアル11aを倒立させて配置し、薬剤11cを吸引していることを示す正面図である。図9は、同様に倒立状態にしたバイアル11aの薬剤11cの残量が少ないときに、シリンジ13を所定の角度で傾けて配置したことを示す正面図である。ここでは、シリンジ13の針13aが傾いた状態でバイアル11aに挿入されるように、主回転ベース14と副回転ベース15とを連動させて図9に示すように傾けている。
図8に示すバイアル11aとシリンジ13との位置関係は、図3Cから図3Fにおけるバイアル11aとシリンジ13との位置関係に相当する。図8に示す構成によりバイアル11aの倒立状態を実現することができ、シリンジ13への薬剤11cの吸引や空気の挿入によりバイアル11aの中の空気の圧力を調整して、薬剤11cをシリンジ13に効率よく吸引している。また、薬剤11cの残量が少なくなった場合には、図9に示すように針13aを鉛直方向から傾けて針13aの先の斜めのカット面(図示せず)を利用して、より効率よく薬剤11cを吸引できる姿勢に変化させる。この方法により、薬剤11cをほぼ全て吸引している。
なお、図8及び図9において、主回転ベース14の保持部14aおよび副回転ベース15の固定部15aは、それぞれ1軸方向14f、15cに移動自在な移動機構を駆動部13b及び駆動部15kに備えている。したがって、これらの移動機構、主回転ベース14の回転および副回転ベース15の回転などを利用して、薬剤容器11とシリンジ13との配置関係(姿勢)を調整することができる。また、この構成により、薬剤容器11にシリンジ13の針13aを挿入する、あるいは、取り外すことがさらに簡単に自在に行うことができる。これにより、薬剤容器11の中の薬剤11cの量に応じて効率よく薬剤11cを吸引することができる。
図10A、図10B及び図11A、図11Bは、針13aが薬剤容器11に挿入されているときにおける、薬剤容器11の口11dの位置と副回転ベース15の副回転軸15bとの位置関係について示す模式図である。なお、薬剤容器11は、図10A、図10Bではバイアル11aを、図11A、図11Bではアンプル11bを例として示しているが、文章では、一括して薬剤容器11として説明している。
図10A及び図11Aに示すように、薬剤容器11が保持された副回転ベース15の中心である副回転軸15bの位置は、薬剤容器11の口11dの位置と等しくなるように副回転ベース15上で位置の調整をしている。この構成とした場合は、図10Bに示すように針13aの先端の少し手前の位置を副回転軸15bの位置に合うように調整する。そうすると、図10Bに示すように、針13aが薬剤容器11に挿入される角度の調整範囲が大きくなり、薬剤容器11内の薬剤11cをほぼ全て吸引することができる。
また、図11Aに示す薬剤容器11の場合に薬剤容器11を破線で示すように副回転軸15bを中心に回転させても、図10A、図10Bと同様に口11dの位置と針13aの先端の少し手前の位置を、副回転軸15bの位置と等しくなるようにする。そうすると、同様に針13aが薬剤容器11に挿入される角度の調整範囲が大きくなり、薬剤容器11の薬剤をほぼ全て吸引することができる。
一方、図11Bに示すように、口11dの位置と針13aの先端の少し手前の位置を、副回転軸15bの位置とずらして配置すると、挿入される針13aの角度の調整範囲が小さくなり、効率よく吸引することが難しくなる。
図12は、シリンジ13に吸引した薬剤11cが所定の量を超えた場合に、シリンジ13の針13aを輸液バッグ16に挿入することにより、薬剤11cを輸液バッグ16に注入していることを示す正面図である。このようにすると、シリンジ13内が空になり、さらに別の薬剤容器11からシリンジ13内に薬剤を吸引することができる。
このときに輸液バッグ16もシリンジ13もそれぞれ1軸方向14dに自在に移動することができ、所望の針13aと輸液バッグ16との位置関係を設定して薬剤11cの注入を行うことができる。
図13は薬剤容器11が副回転ベース15に保持された状態を示す平面図である。図13に示すように、ここでは、薬剤容器11として例えばバイアル11aが、副回転ベース15(図示せず)の左右一対のアーム15dによりセンタリング保持されている。
すなわち、図13において副回転ベース15の固定部15aは、薬剤容器11の中央部がシリンジ13(図示せず)の針13a(図示せず)の位置に対応するようにセンタリング保持する保持機構としている。この保持機構は、例えばアーム15dを備えた構成としている。なお、複数の薬剤容器11を取り扱うときに薬剤容器11の形状などが異なると、薬剤容器11の口径も異なる。このときには、予め薬剤容器11の形状を認識しておく方法、または、薬剤混合装置10の上部に薬剤容器11を認識するカメラなどを配置して薬剤容器の形状を認識する方法、などの方法を用いてその口径を把握する。なお、カメラなどの撮像装置は、検出部として、センサ部10cの中に配置されていてもよい。
そして、薬剤容器11の口径に対応して矢印18aの方向に1組のアーム15dを移動させることにより薬剤容器11を確実に保持した後、固定部15a全体を矢印18bの方向に移動させて位置調整する。これにより、薬剤容器11の中央部がシリンジ13(図示せず)の針13a(図示せず)の位置に対応するように調整して、センタリングを行っている。
この構成により、薬剤容器11の中央部のセンタリングが確実に行われ、薬剤容器11が主回転ベース14および副回転ベース15の回転動作により異なる姿勢を取ったとしても、シリンジ13および針13aに余計な応力がかかることなく吸引動作を行うことができる。
図14は薬剤容器11がアンプル11bである場合に、アンプル11bを所定の高さに所定の角度で配置して、シリンジ13によりアンプル11b内の薬剤11cを吸入することを示す正面図である。
図14は、図4Dに示すシリンジ13とアンプル11bとの位置関係を本実施の形態1の薬剤混合装置10において示している。図14に示すように主回転ベース14と副回転ベース15とを連動させて、シリンジ13の針13aがアンプル11bに挿入された状態で、アンプル11bを所定の高さに所定の角度で配置している。そして、このシリンジ13とアンプル11bとの配置で、アンプル11b内の薬剤11cをシリンジ13により吸入している状態を示している。
この構成により、シリンジ13及び針13aとアンプル11bの位置関係を所定の高さ及び所定の角度で実現できるので、シリンジ13により薬剤11cを確実に吸引することができる。また、図11のような構成において図4A及び図4Bのようにアンプル11bを直立状態に配置することだけでなく、図4Cに示すようなシリンジ13とアンプル11bとの所定の角度の位置関係も容易に実現することができる。
以上のように、本実施の形態1の薬剤混合装置10において、薬剤容器11を所定の角度で傾ける機構(姿勢を変化させる機構)を用いると、薬剤容器11を鉛直方向から左や右に周期的に傾けることにより、例えば、薬剤容器11内部の粉状物の薬剤を液状の薬剤に溶かし込むことができる。このような粉状物を溶かし込む動作を図5及び図6に示す混合ステップS9において行ってもよい。
また、薬剤容器11に入っている液体状態の複数の薬剤を混合したいときにも、上述の薬剤容器11を所定の角度で傾ける機構を用いることができる。これにより、薬剤が適切に調合されるので、患者などに施用するときに、効果的である。
図7から図14に示す一連の構成要素を含んだ本実施の形態1の薬剤混合装置10及び薬剤混合方法を用いることにより、取り扱い手法の異なる薬剤11c及び薬剤容器11を含む複数の薬剤11cを、迅速かつ無駄なく混合することができる。
(実施の形態2)
図15は、本発明の実施の形態2にかかる薬剤混合装置20の概略構成を示す図で、図15Aは平面図、図15Bは正面図である。図15の薬剤混合装置20は、実施の形態1の薬剤混合装置10と同じ構成要素からなり、台座部12が直線ラックであるところが異なっている。
この構成により、取り扱い手法の異なる薬剤11cおよび薬剤容器11、例えばバイアル11a及びアンプル11bにおいて薬剤容器11の姿勢をそれぞれの容器に適した姿勢として相異ならせる。これにより、一つの装置で同様に取り扱うことができ、複数の薬剤11cを複数の薬剤容器11又は異なる薬剤容器11から迅速かつ無駄なく混合することができる。
すなわち、実施の形態1の薬剤混合装置10と同様に、薬剤容器11のうち、例えばバイアル11aから薬剤を吸引する時には主回転ベース14及び副回転ベース15を連携させて動作させる。これにより、バイアル11aをシリンジ13の上部に倒立状態に配置して、シリンジ13にバイアル11aから薬剤を吸引している構成としている。
また、薬剤容器11のうち、例えばアンプル11bから薬剤11cを吸引する時には、アンプル11bがシリンジ13の下部に直立状態に配置された後に、アンプル11bの薬剤の量が吸引により減少する。このことに対応して、主回転ベース14および副回転ベース15を連携させて動作させている。これにより、アンプル11bの位置を上方に移動して、バイアル11a又はアンプル11bからシリンジ13に薬剤11cを吸引している構成としている。
なお、本実施の形態1及び2において主回転ベースおよび副回転ベースに回転円板を1例として用いたが回転する板状またはシート状のものであればよく、円板形状が必須ではない。
なお、本実施の形態1及び2においてアンプルはガラス製またはプラスティック製のものを想定しており、いずれを用いてもよく、これらと同等の材料でできたアンプルを用いてもよい。
本発明の薬剤混合装置及び薬剤混合方法によれば、取り扱い手法の異なる薬剤及び薬剤容器において、薬剤容器の姿勢をそれぞれの容器に適した姿勢として相異ならせる。これにより、一つの装置で複数の薬剤容器を同様に取り扱うことができ、複数の薬剤を迅速かつ無駄なく混合することができる。
したがって、形状や材料が異なり薬剤を吸引する吸引方法も異なる複数の薬剤容器のそれぞれに対応して、複数の薬剤を安全に効率よく混合するコンパクトな薬剤混合装置および適切な薬剤混合方法を実現することができる。これにより、病院などにおいて看護師や薬剤師などの作業負担を大幅に軽減でき有用である。
10,20 薬剤混合装置
10a 側壁
10b 基台
10c センサ部
11 薬剤容器
11a バイアル
11b アンプル
11c 薬剤
12 台座部
12a レボルバ
12b,14g,15h 駆動部
13 シリンジ
13a 針
13b,16b 移動機構
14 主回転ベース
14a,15j 保持部
14b 主回転軸
14c 円周部
14d,14e,14f,15c 1軸方向
15 副回転ベース
15a 固定部
15b 副回転軸
15d アーム
15f ワイヤ
15g スライドレール
16 輸液バッグ
17 輸液保持部
17a,18a,18b 矢印
19 制御部

Claims (14)

  1. 薬剤容器を配置する台座部と、
    鉛直面内において薬剤を吸入するシリンジを中央部に保持する保持部と前記鉛直面内に直交する主回転軸とを有して回転自在に回転する主回転ベースと、
    前記台座部から選択した薬剤容器を固定する固定部と前記主回転軸に平行な副回転軸とを有し、前記主回転ベース上に配置され、前記主回転ベースに対して相対的に回転自在に回転する副回転ベースと、
    前記薬剤容器から前記シリンジに薬剤を吸引する制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする薬剤混合装置。
  2. 前記薬剤容器は、第1の薬剤容器と第2の薬剤容器とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の薬剤混合装置。
  3. 前記第1の薬剤容器はバイアルであり、前記第2の薬剤容器はアンプルであることを特徴とする請求項2に記載の薬剤混合装置。
  4. 輸液バッグを保持する輸液保持部をさらに備え、
    前記輸液保持部は、前記シリンジに対する前記輸液バッグの位置を移動させることができる移動機構を備えたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薬剤混合装置。
  5. 前記副回転ベースの前記固定部は、前記薬剤容器の中央部が前記シリンジの針の位置に対応するようにセンタリング保持をする保持機構を備えたこと
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の薬剤混合装置。
  6. 前記主回転ベースの前記保持部は、1軸方向に移動自在な移動機構を備えたこと
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の薬剤混合装置。
  7. 前記副回転ベースの前記固定部は、1軸方向に移動自在な移動機構を備えたこと
    を特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の薬剤混合装置。
  8. 前記台座部は、直線ラックまたはターンテーブルであること
    を特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の薬剤混合装置。
  9. 前記ターンテーブルは、その下部にモータを含むレボルバをさらに備え、前記レボルバにより回転自在に駆動されていること
    を特徴とする請求項8に記載の薬剤混合装置。
  10. 前記直線ラックまたは前記ターンテーブルは着脱自在に分離し持ち運ぶことができることを特徴とする請求項8または9に記載の薬剤混合装置。
  11. 台座部に配置された薬剤容器中の薬剤を検出部により照合するステップと、
    薬剤混合データに基づき前記薬剤容器を選択するステップと、
    選択した前記薬剤容器を副回転ベースの固定部に固定するステップと、
    前記固定部に固定した前記薬剤容器を前記副回転ベースに保持させるステップと、主回転ベースの中央部の保持部に保持されたシリンジにより前記薬剤容器から薬剤を吸入する吸入ステップと、を備えること
    を特徴とする薬剤混合方法。
  12. 前記吸入ステップにおいて選択した前記薬剤容器がバイアルである場合に、前記バイアルを倒立させて配置した後、前記シリンジに付加した針を鉛直上方に向けて前記バイアルに挿入して前記バイアル内の薬剤を吸入すること
    を特徴とする請求項11に記載の薬剤混合方法。
  13. 前記吸入ステップにおいて選択した前記薬剤容器がアンプルである場合に、前記シリンジにより前記アンプル内の薬剤を吸引した後に、前記シリンジの針が前記アンプルに挿入された状態で前記シリンジにより前記アンプル内の薬剤を吸入すること
    を特徴とする請求項11に記載の薬剤混合方法。
  14. 輸液バッグを輸液保持部に保持する保持ステップをさらに備え、
    前記シリンジにより吸引された前記薬剤が所定の量を超えたときに前記輸液バッグに注入すること
    を特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の薬剤混合方法。
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