JP5092438B2 - 織機 - Google Patents

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Description

この発明は織機に関し、特に、フォークリフトによる運搬に適した織機に関する。
従来、完成済みの織機を織機製造工場から納入先へ出荷する場合、スキッドと称される輸送用架台を用いて運搬したり輸送したりすることが多い。
この種の輸送用架台は運搬時及び輸送時における織機本体の姿勢を安定させるほか、織機本体の下面側を防護する機能を有する。
また、輸送用架台はフォークリフトのフォークにより支持しやすい構造を備えている場合が多く、フォークリフトによる織機本体の運搬を容易化している。
図6は、織機本体51のための輸送用架台52の一例を示し、輸送用架台52は織機本体51のサイドフレームと連結可能な枠体53を有している。
枠体53の上面には織機本体51との連結を図る連結部材54が設けられているほか、織機本体51の付属機器及び設備を固定する領域が確保されている。
枠体53の下面には桁部材55が取り付けられ、設置面と枠体53の下面との間にフォークリフトのフォークを差し込むことができる間隙dが形成されている。
一方、関連する従来の技術としては、例えば、特許文献1に開示された織機用防振装置が存在する。
特許文献1において、織機がフォークリフトにより搬送する点が記載されており、具体的には、フォークリフトのフォークを織機の前方又は後方からサイドフレームを連結するクロスレール(フロントボトムステー及びリヤボトムステー)の下方に挿入し、このフォークを上昇させることにより織機を持ち上げるとしている。
特開平11−107130号公報(第5−6頁、図13)
しかしながら、輸送用架台を用いる従来技術の織機では、織機本体の運搬や輸送のための専用の架台を必要とするという問題がある。
この種の輸送用架台を用いる場合、工場出荷前の織機本体を輸送用架台に搭載する作業が必要となる。
輸送用架台は運搬や輸送の目的以外に利用されないことから、織機が設置先に設置された後は不要となり、輸送用架台が放置又は廃棄されることが多い。
一方、特許文献1では、フォークリフトのフォークにより持ち上げられる織機が開示されているに過ぎない。
単に、織機本体のクロスレールをフォークが支持するだけでは、フォークに対する織機本体の位置ずれのおそれがある等、フォークリフトによる運搬時における織機本体の姿勢が不安定になり易い。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、フォークリフトにより織機本体を運搬する際に、輸送用架台を用いることなく、織機本体の安定した運搬姿勢を保つことができる織機の提供にある。
上記課題を達成するため、本発明は、一対のサイドフレームを互いに連結し、織機本体の長手方向に水平に延設されるクロスレールを有し、該クロスレールの下面に滑り止め部が形成されており、前記サイドフレームの下面に所定の設置位置に対する据付座面を備え、前記織機本体を支持する支持脚が前記据付座面に着脱自在に設けられ、前記支持脚は前記織機本体の製造ライン及び前記織機本体の運搬時において前記据付座面に装着され、前記所定の設置位置に対する前記織機本体の位置決めが定まった後に取り外す支持脚とし、前記支持脚は、前記据付座面との接合面を有する脚部と、前記脚部に対して着脱可能であり前記織機本体を輸送用のコンテナに搭載するときには前記支持脚から取り外される車輪用ブラケットと、前記車輪用ブラケットに設けた車輪を有することを特徴とする。
本発明では、クロスレールの下面に滑り止め部が形成されていることから、フォークリフトのフォークを滑り止め部が当接させると、フォークとクロスレールとの間で十分な摩擦力が生じ、フォークに対する織機本体の位置ずれが抑制される。
また、滑り止め部を設けたことにより、輸送用架台に織機本体を搭載することなくフォークリフトにより織機を運搬することができ、フォークリフトによる運搬時において輸送用架台を必要としない。
さらに、この場合、織機本体の製造ラインにおいて織機本体が製造されるとき、支持脚が織機本体の据付座面に設けられる。
支持脚は、製造ラインから引き続いてフォークリフトの搬送時にも織機本体に残される。
このため、支持脚の高さに相当する分だけ織機本体の高さが高くなり、フォークリフトのフォークをクロスレールの下方に挿入し易くなる。
さらに、支持脚を実質的に輸送用架台の代用として機能させることも可能である。
また、本発明は、上記の織機において、前記脚部の下端には緩衝部材が貼着されてもよい。
この場合、運搬用コンテナの床面や支持脚(脚部)の保護を図ることができるほか、輸送時に生じがちな織機本体への振動を低減することができる。
また、本発明は、上記の織機において、前記クロスレールは、織機本体の前後に配置さ
れるフロントクロスレールとリヤクロスレールから成り、前記フロントクロスレール及び
前記リヤクロスレールの下面の地上高が互いに同一の地上高により設定されており、さら
に前記一対のサイドフレームの前記据付座面は下面前部及び下面後部に形成され、前後の
前記据付座面の間は、切欠きにより前記フロントクロスレール及び前記リヤクロスレールの下面に前記織機本体の側面からフォークリフトのフォークを挿入可能な空隙が形成されていてもよい。
この場合、互いに同一の地上高に設定されたフロントクロスレールとリヤクロスレールが織機本体の前後に配置されることにより、織機本体は各フォークの前後で支持されるから、フォークの挿入方向における織機本体の安定度が向上する。
この発明によれば、フォークリフトにより織機本体を搬送する際に、輸送用架台を用いることなく、織機本体の安定した搬送姿勢を保つことができる織機を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る織機について図面に基づき説明する。
図1は、第1の実施形態に係る織機の概略側面図、図2は実施形態に係る織機を後方から見た概略正面図、図3はクロスレール底面の要部を示す斜視図、図4はフォークリフトによる織機本体の運搬時の状態を示す側面図である。
なお、図1における織機本体の左側を「織機本体の前」、右側を「織機本体の後」とする。
図1に示すように、織機本体11は、左右一対のサイドフレーム12、13(他方のサイドフレーム13は図2において図示。)と、経糸Tが巻かれたワープビーム14と、製織された織布Wが巻かれたクロスロール15と、両サイドフレーム12、13を連結する前後一対のクロスレール16、17(フロントクロスレール16とリヤクロスレール17)と、リヤクロスレール17の上方に位置するセンタークロスレール18と、フロントクロスレール16の上方に配置されるブレストビーム19と、サイドフレーム12、13間に配置される綜絖枠20とを有する。
これらの要素12〜20は従来から知られた公知の要素である。
図1において、ワープビーム14とクロスロール15に掛け渡した状態で示す仮想線は、ワープビーム14より綜絖枠20までの経糸Tと、綜絖枠20からクロスロール15に至る緯糸が織り込まれた織布Wである。
一対のサイドフレーム12、13は互いにほぼ左右対称となる形状を有している。
サイドフレーム12、13の間には、両サイドフレーム12、13を連結する部材として、フロントクロスレール16、リヤクロスレール17、センタークロスレール18及びブレストビーム19が織機本体11の長手方向に水平に延設されている。
図2に示すように、サイドフレーム12、13の下面前部及び下面後部には設置面への据付座面21、22が形成されている。
一方のサイドフレーム12の据付座面21は、図3に示すように、正面から見てサイドフレーム12の外側へ張り出す水平部23の下面を含む。
水平部23にはボルト33が挿通される挿通孔24が形成されている。
図1に示すように、サイドフレーム12における前後の据付座面21の間は、切欠きにより空隙Dが形成され、図示はされないがサイドフレーム13にも同様の空隙が形成されている。
図2に示す織機本体11には、サイドフレーム12、13の各据付座面21、22に支持脚25が取り付けられている。
支持脚25は、織機製造工場における製造ラインにおいて織機本体11へ部品等を組み付ける際に用いるものであり、据付座面21、22との接合面27を有する脚部26と、脚部26に対して着脱可能な車輪用ブラケット31と、車輪用ブラケット31に設けた転動自在の2個の車輪32を有する。
脚部26の上端は、図3に示すように、サイドフレーム12の据付座面21に対応して外側へ張り出す水平部28を有し、水平部28にはボルト33を挿通する挿通孔29が形成されている。
支持脚25の挿通孔29は、サイドフレーム12の挿通孔24と一致するように形成され、
両挿通孔24、29に挿通されるボルト33と、ボルト33に螺入されるナット34により、サイドフレーム12の据付座面21と脚部26の接合面27との接合が維持される。
脚部26の下端にはゴム系材料により形成された緩衝部材30が貼着されている。
緩衝部材30は、車輪用ブラケット31が脚部26から取り外され、支持脚25とともに織機本体11を床面に降ろす際の衝撃を吸収し、支持脚25及び織機本体11の損傷防止を図る部材である。
車輪用ブラケット31は長手方向の両端付近に自由に転動する車輪32を有し、脚部26に対して固定ボルト35により固定されており、固定ボルト35を取り外すことにより脚部26からの取り外しを実現している。
車輪32は、織機製造工場の製造ラインにおいて敷設されたレールRに適した車輪であり、織機本体11の製造ラインにおいては、このレールR上を車輪32が転動し、製造過程の織機本体11はレールRに案内されて製造ラインを移動する。
ところで、サイドフレーム12、13を連結するフロントクロスレール16、リヤクロスレール17、センタークロスレール18及びブレストビーム19が設けられていることを既に説明した。
フロントクロスレール16及びリヤクロスレール17は、サイドフレーム12、13の下面付近に配置されているが、図1に示すように、両者12、13は前後にて互いに平行な配置関係を有する。
フロントクロスレール16及びリヤクロスレール17は、溝形鋼により形成されており、溝形鋼の溝が後方へ向けられた配置であって両クロスレール16、17は水平な下面を有する。
フロントクロスレール16の下面の地上高とリヤクロスレール17の下面の地上高は互いに同一に設定されている。
このため、フロントクロスレール16及びリヤクロスレール17の下面は水平な同一平面に含まれる面となっている。
両クロスレール16、17の下面の大部分には、砂粒子や樹脂を含む防滑シートの貼着による滑り止め部36が形成されている。
滑り止め部36は、両クロスレール16、17の下面と図4に示すフォークリフトLのフォークFとの当接の際に両クロスレール16、17とフォークFとの摩擦力を増大させる機能を有する。
次に、この実施形態に係る織機の運搬及び輸送について説明する。
ここでは、フォークリフトLを用いて織機製造工場から輸送用のコンテナ(図示せず)へ織機本体11を搭載し、コンテナにより織機を輸送する場合について説明する。
織機製造工場における製造ラインでは、製造中の織機本体11には支持脚25が取り付けられた状態にあり、支持脚25の車輪32がレールRに案内されて製造ラインを移動する。
織機本体11が製造ラインを移動する際に、部品の組み付け等が実施され、製造ラインの終点付近では製品としての織機が完成する。
完成後も織機本体11は支持脚25により支持されてレールR上に位置する。
製造ラインから織機本体11を移動させるが、ここではフォークリフトLを用いて織機本体11を運搬して移動させる。
まず、織機本体11の前方からフォークリフトLの正面を臨ませ、フォークFを床面付近に位置させる。
ついで、織機本体11のクロスロール15とフォークリフトLのアタッチメントが接触しない程度までフォークリフトLを前進させて停止する。
フォークリフトLが停止した状態では、フォークFはフロントクロスレール16及びリヤクロスレール17と、床面との間に位置する。
次に、フォークFを上昇させて両クロスレール16、17に当接させ、さらに、フォークFを上昇させることにより、織機本体11を持ち上げる。
フォークFの根元側においてフロントクロスレール16がフォークFと当接し、フォークFの先端側へ少し離れた位置にてリヤクロスレール17がフォークFと当接する。
つまり、織機本体11は、両クロスレール16、17がフォークFを横切る状態でフォークリフトLにより持ち上げられた状態となる。
織機本体11はフォークリフトLにより持ち上げられた状態で、輸送用のコンテナへ向けて運搬される。
運搬中にフォークリフトLからの振動や通常の走行による路面からの衝撃が運搬中の織機本体11に作用するが、両クロスレール16、17の滑り止め部36とフォークFとの間に十分な摩擦力が生じているため、振動や衝撃によりフォークFに対して織機本体11が位置ずれすることはない。
そして、一旦、コンテナ内へ搭載し、車輪32を利用してコンテナ内での織機本体11の位置を調整する。
コンテナ内における織機本体11の搭載位置が定まったら、フォークリフトLにより織機本体11を持ち上げ、あるいは、僅かに傾斜させて、支持脚25の車輪用ブラケット31を取り外す。
各支持脚25の車輪用ブラケット31を取り外してコンテナ内に搭載された織機本体11は、脚部26により支持された状態にある。
脚部26の下端に設けた緩衝部材30の存在によりコンテナの床面や脚部26は保護される。
さらに、織機本体11とコンテナを適宜の手段により固定し、付属機器等をコンテナへ搭載して運送に適した状態とさせる。
次に、コンテナを、例えば、船舶や鉄道により輸送する。
設置先である設置場所へコンテナが到着すると、同様に設置先で用意した別のフォークリフトを用いてコンテナから織機本体11を積み降ろし、フォークリフトにより織機本体11を持ち上げて設置場所へ運搬する。
設置場所では、所定の設置位置に対する織機本体11の位置決めが概ね定まった後、支持脚25を織機本体11から取り外し、織機本体11を所定の設置位置にて設置すればよい。
このように、第1の実施形態に係る織機によれば、フォークリフトFにより織機本体11を搬送する際に、従来では必要とした輸送用架台を用いることなく、織機本体11の安定した運搬姿勢が保たれる。
また、織機製造のために用いた支持脚25を運搬や輸送時に用いることで織機本体11の遠距離の輸送も輸送用架台を要することなく行える。
この実施形態に係る織機によれば以下の効果を奏する。
(1)フロントクロスレール16及びリヤクロスレール17の下面に滑り止め部36が夫々形成されていることから、フォークリフトLのフォークFを滑り止め部36に当接させると、フォークFと両クロスレール16、17との間で十分な摩擦力が生じ、フォークFに対する織機本体11の位置ずれを抑制することができる。
(2)両クロスレール16、17に滑り止め部36を設けたことにより、従来の輸送用架台に織機本体11を搭載することなくフォークリフトLにより織機本体11を運搬することができる。つまり、織機本体11を運搬する際に輸送用架台を必要としない。このため、輸送用架台の製作が不要となりコスト低減を図ることができる。また、織機本体11から支持脚25を取り外して輸送用架台へ織機本体11を搭載する作業が不要となり、運搬に係る作業時間の短縮化を図ることができる。
(3)製造ラインにおいて織機本体11が製造されるとき、支持脚25が織機本体11の据付座面21、22に設けられるが、支持脚25は、製造ラインから引き続いてフォークリフトLの搬送時にも織機本体11に残される。このため、支持脚25の高さに相当分だけ織機本体11の高さが高くなり、フォークリフトLのフォークFを両クロスレール16、17の下方に挿入し易くなる。
(4)織機本体11を製造ラインから運搬用のコンテナ等に搭載するときは、コンテナへの支持脚25から車輪用ブラケット31を取り外すことにより、支持脚25を輸送用架台の代用として利用することができる。支持脚25には緩衝部材30が備えられているのため、床面や支持脚25の保護を図ることができるほか、輸送時に生じがちな織機本体11への振動を低減することができる。
(5)互いに同一の地上高に設定されたフロントクロスレール16とリヤクロスレール17が織機本体11の前後に配置されることにより、織機本体11は両クロスレール16、17を介してフォークFの前後で支持されるから、フォークFによる織機本体11の持ち上げ時において、フォークFの挿入方向における織機本体11の安定度が向上する。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る織機について図5に基づき説明する。
図5は、第2の実施形態に係る織機の正面とその要部を示す図である。
第2の実施形態の織機は、フォークリフトのフォークを案内する案内部材がクロスレールに備えられている点で、第1の実施形態の織機と異なる。
従って、第2の実施形態では、第1の実施形態と共通又は類似する要素については符号を共通して用い、第1の実施形態における織機の説明を援用する。
図5に示す織機の基本構成は第1の実施形態と同じであり、織機本体41はクロスレールとしてのフロントクロスレール16及びリヤクロスレール17を有する(図5においてはリヤクロスレール17のみ図示されている)。
リヤクロスレール17の下面には断面L字状の案内部材42が取り付けられている。
案内部材42は、リヤクロスレール17の下面と当接する水平部43と、下面と垂直な案内部44を有している。
案内部44の高さは、サイドフレーム12、13の据付座面21、22とリヤクロスレール17の下面までの高さ未満としており、織機本体41が設置先に設置されたときに、床面と案内部材42が干渉しないように図られている。
一対の案内部材42が、互いに左右対称となるようにリヤクロスレール17の下面に取り付けられることにより、フォークリフトLのフォークF幅よりやや広い間隔が案内部材42間に形成されている。
リヤクロスレール17の下面において案内部材42間の間隙に対応する領域には滑り止め部45としての防滑シートが貼着されている。
各案内部材42は、フォークリフトLが備える左右のフォークFの位置と、織機本体41の幅方向の重量バランスを考慮した位置に取り付けられている。
図示はしないが、案内部材42及び滑り止め部45がフロントクロスレール16に取り付けられており、フロントクロスレール16及びリヤクロスレール17の案内部材42は前後方向において直線状となっている。
この実施形態の織機によれば、フォークリフトLにより織機本体41を持ち上げる際、案内部材42の存在により、フォークFの差込位置が判別され、クロスレール16、17に対するフォークFの位置決めを容易に行える。
また、持ち上げた状態での織機本体41の運搬中にフォークリフトLからの振動や通常の走行による路面からの衝撃が運搬中の織機本体41に作用するが、クロスレール16、17の滑り止め部45とフォークFとの十分な摩擦力と、案内部材42の案内部44が織機本体41の幅方向の移動を規制する。
このため、振動や衝撃に基づくフォークFに対する織機本体41の位置ずれが確実に防止される。
第2の実施形態では、第1の実施形態が奏する作用効果(1)〜(5)と同等の作用効果を奏する。
さらに言うと、フォークリフトFを案内する案内部材42が両クロスレール16、17に備えられることにより、両クロスレール16、17に対するフォークリフトLのフォークFの位置合わせが簡単となるほか、運搬時におけるフォークFに対する織機本体41の位置ずれ防止が、滑り止め部45に加えて案内部材42によりさらに強化される。
また、クロスレール16、17の下面において必要とする滑り止め部45の面積を少なくすることができる。
なお、本発明は、上記した第1、第2の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい
上記の第1、第2の実施形態では、防滑シートの貼着により滑り止め部を形成したが、滑り止め部は、例えば、防滑材料のクロスレールの下面へのコーティングや、クロスレールの下面に対する粗面加工により形成してもよい。滑り止め部は、少なくとも、フォークリフトによる運搬時にフォークに対して位置ずれしない程度の摩擦力を発生させる機能を有していればよい
上記の第2の実施形態では、案内部材をフロントクロスレール及びリヤクロスレールの両方に設けるようにしたが、例えば、一方のクロスレールだけに設けるようにしてもよい。また、左右の各フォークに対応するように案内部材が両クロスレールに設けられたが、左右のフォークのうち、一方のフォークのみに対応するように案内部材を設けることを妨げるものではない。
第1の実施形態に係る織機本体を示す側面図である。 第1の実施形態に係る織機本体を後方から見た正面図である。 第1の実施形態に係る織機本体に連結された支持脚を示す側面図である。 フォークリフトによる織機本体の持ち上げ状態を説明する側面図である。 第2の実施形態に係る織機本体を後方から見た正面図とその要部の拡大図である。 従来の運搬用枠体を示す斜視図である。
符号の説明
11、41 織機本体
12 サイドフレーム(右)
13 サイドフレーム(左)
16 フロントクロスレール
17 リヤクロスレール
21、22 据付座面
25 支持脚
26 脚部
27 接合面
30 緩衝部材
31 車輪用ブラケット
32 車輪
36、45 滑り止め部
42 案内部材
43 水平部
44 案内部
L フォークリフト
F フォーク
R レール

Claims (3)

  1. 一対のサイドフレームを互いに連結し、織機本体の長手方向に水平に延設されるクロスレールを有し、該クロスレールの下面に滑り止め部が形成されており、前記サイドフレームの下面に所定の設置位置に対する据付座面を備え、前記織機本体を支持する支持脚が前記据付座面に着脱自在に設けられ、前記支持脚は前記織機本体の製造ライン及び前記織機本体の運搬時において前記据付座面に装着され、前記所定の設置位置に対する前記織機本体の位置決めが定まった後に取り外す支持脚とし、前記支持脚は、前記据付座面との接合面を有する脚部と、前記脚部に対して着脱可能であり前記織機本体を輸送用のコンテナに搭載するときには前記支持脚から取り外される車輪用ブラケットと、前記車輪用ブラケットに設けた車輪を有することを特徴とする織機。
  2. 前記脚部の下端には緩衝部材が貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の織機。
  3. 前記クロスレールは、織機本体の前後に配置されるフロントクロスレールとリヤクロスレールであり、前記フロントクロスレール及び前記リヤクロスレールの下面の地上高が互いに同一の地上高により設定されており、さらに前記一対のサイドフレームの前記据付座面は下面前部及び下面後部に形成され、前後の前記据付座面の間は、切欠きにより前記フロントクロスレール及び前記リヤクロスレールの下面に前記織機本体の側面からフォークリフトのフォークを挿入可能な空隙が形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項記載の織機。
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