JP5089490B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、例えば一般家庭で使用される誘導加熱調理器に関するものである。
従来、一般家庭で使用される誘導加熱調理器には、設定された加熱出力が所定出力W1以下の低い電力で長時間の煮込み調理を行っている際に、所定時間T1毎に所定時間T2の間だけ所定電力W1より大きい所定電力W2を加えることにより、鍋の中の水分を短時間沸騰させて鍋の中の対流を喚起し、その対流により煮込み材料を攪拌するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開平05−121153号公報(第2−3頁、図1)
しかしながら、前述した従来の誘導加熱調理器では、調理物である煮込む食材の量により使用者の期待通りの調理ができない場合がある。例えば、調理物が大量の場合には十分に攪拌されず、調理物が少量の場合には過剰に攪拌されて無駄に電力が消費されることがあった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、煮込み調理を行う際に調理物である食材の量によらず、十分に食材を攪拌するとともに、過剰に攪拌して無駄に電力を消費しないようにすることが可能な誘導加熱調理器を提供するものである。
本発明に係る誘導加熱調理器は、高周波電源と加熱コイルを有する誘導加熱装置と、誘導加熱装置の火力設定や加熱動作モードの選択を行う操作入力手段と、操作入力手段からの入力に応じて誘導加熱装置を制御する火力制御手段と、所定火力が誘導加熱装置から出力されるように制御し、その所定火力で誘導加熱される被加熱体内の調理物量を推定する調理物量推定手段と、高火力の出力時間と低火力の出力時間を、所定の比に保ちつつ、調理物量推定手段により推定された調理物量に応じて決定する出力時間決定手段とを備え火力制御手段は、操作入力手段において加熱動作モードとして火力変動モードが選択された場合に、出力時間決定手段により決定された高火力の出力時間と低火力の出力時間に基づいて誘導加熱装置を高火力と低火力が交互に出力されるように制御する。
本発明によれば、誘導加熱装置により誘導加熱される被加熱体内の調理物量に応じて高火力の出力時間を制御するようにしたので、調理物の量が多く攪拌に時間がかかる場合には十分に沸騰させて攪拌を行うことが可能になり、調理物の量が少なく攪拌が短時間で完了する場合には過剰に沸騰、攪拌して無駄に電力を消費するのを回避することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の回路構成を示すブロック図である。
図において、誘導加熱装置2は、交流電源1に接続される高周波電源3と、高周波電源3の出力間に接続された加熱コイル4とを備えている。高周波電源3は、図示していないが、例えば、交流電源1の電圧を直流に変換する交流直流変換回路と、交流直流変換回路の出力電圧を高周波電圧に変換して加熱コイル4に印加し高周波電流を供給するインバータ回路とを有している。加熱コイル4は、本調理器の天板9の下方に配置され、インバータ回路からの高周波電流に基づいて被加熱体である鍋5を誘導加熱する。
電流検出器6は、高周波電源3の一方の入力端に設置され、本調理器の入力電流を検出する。電圧検出器7は、高周波電源3の入力間に接続され、本調理器の入力電圧を検出する。温度検出部8は、天板9の下面に接触するように配置された例えばサーミスタからなり、天板9を介して鍋5の温度を検出する。操作入力部11は、誘導加熱装置2の火力設定(電力)や、加熱動作モード、火力を周期毎に変化させるための火力変動モードなどを選択する各種操作スイッチを備えている。
制御部12は、タイマ13と、火力変動モードが選択されたときに、所定火力が誘導加熱装置2から出力されるように高周波電源3を制御し、所定火力で誘導加熱される鍋5の温度を温度検出器8を通して検出し、検出温度の上昇速度に応じて鍋5内の調理物10の量を推定する調理物量推定手段14と、調理物量推定手段14により推定された調理物10の量に応じて高火力の出力時間を決定する出力時間決定手段15と、高火力の出力時間と予め設定された低火力の出力時間を周期として、高火力と低火力が誘導加熱装置2から交互に出力されるように高周波電源3を制御する火力制御手段16とを備えている。また、操作入力部11により火力が設定されたときは、設定された火力で鍋5が誘導加熱されるように高周波電源3を制御し、加熱動作モードが設定されたときは鍋5の加熱温度が一定に保たれるように高周波電源3を制御する。
次に、操作入力部により火力変動モードが選択されたときの動作について、図2〜図4を用いて説明する。図2は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時の動作を示すフローチャート、図3は鍋内の調理物の対流を示す図、図4は調理物の量に応じて示す鍋温度と加熱時間の相関図である。
操作入力部11によって火力変動モードが選択されると、制御部12は、火力変動モードの処理に入って、まず、鍋5内の調理物量の推定処理を実行する(ステップ1)。この場合、高周波電源3を制御して加熱コイル4に高周波電流を流し、電流検出器6および電圧検出器7を通して入力電流と入力電圧をそれぞれ検出し、この入力電流と入力電圧とから入力電力を算出して、その入力電力が所定火力(電力)になるように高周波電源3を制御する。そして、温度検出器8を通して鍋温度を検出しT1まで上昇したか否かを判定する。鍋温度がT1に達していないときは、前述した火力の制御を繰り返し行うと共に、鍋温度がT1に達したか否かの判定を繰り返す。
この動作を繰り返し行っているうちに鍋温度が上昇してT1に達すると、タイマ13を作動して時間の測定を開始すると共に、鍋温度がT1よりも高いT2まで上昇したか否かを判定する。鍋温度がT2まで上昇していないと判断したときは前述した動作を繰り返し、鍋温度がT2に達したときは、鍋温度がT1からT2まで上昇に要した時間Δtを測定し、その温度上昇時間Δtを基に鍋5内の調理物10の量を推定する。
例えば、調理物10の量が少ない場合は、誘導加熱による調理物10の対流が速くなるので(図3(a)参照)、図4(a)に示すように、鍋温度のT1からT2までの上昇速度が速くなり、温度上昇時間Δtaが短くなる。また、調理物10の量が多い場合は、熱容量が大きくなって調理物10の対流が遅くなるので(図3(b)参照)、図4(b)に示すように、鍋温度のT1からT2までの上昇速度が遅くなり、温度上昇時間Δtbが長くなる。このように、この温度上昇に要した温度上昇時間Δtを基に調理物10の量を推定する。
制御部12は、調理物量の推定が終了すると、予め設定された高火力W2で鍋5が加熱されるように高周波電源3を制御し(ステップ2)、推定した調理物量に応じて設定された出力時間をタイマ13に設定して時間の測定を開始する(ステップ3)。そして、測定した時間がタイムアウトするまで高火力W2による鍋5の誘導加熱を継続し(ステップ4)、タイムアウトしたときは、高火力W2から所定の低火力W1に切り換え、低火力W1で鍋5が誘導加熱されるように高周波電源3を制御し(ステップ5)、低火力W1の出力時間をタイマ12に設定して時間の測定を開始する(ステップ6)。そして、測定した時間がタイムアウトするまで低火力W1による鍋5の誘導加熱を継続し(ステップ7)、タイムアウトしたときにステップ2に戻って高火力W2による鍋5の誘導加熱に入る。
ここで、推定した調理物量が異なる場合の火力について図5を用いて説明する。図5は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における火力の出力パターンを示すタイムチャートである。なお、図5(a)は調理物の量が少ない場合を示し、図5(b)は調理物の量が多い場合を示している。
実施の形態1においては、低火力W1の出力時間t1を調理物10の量によらず一定とし、高火力W2の出力時間t2a(t2b)を調理物10の量に応じて設定する。調理物10の量が少ない場合は、調理物10が対流によって攪拌される時間が短いので(図3(a)参照)、図5(a)に示すように高火力W2の出力時間t2a を短く設定し、調理物10の量が多い場合は、調理物10が対流によって攪拌される時間がかかるので(図3(b)参照)、図5(b)に示すように高火力W2の出力時間t2b を長くしている。
以上のように実施の形態1によれば、火力変動モードが選択されたときに、所定火力と鍋温度の上昇速度(T1→T2)から鍋5内の調理物量を推定し、その調理物10の量が多いときには高火力W2の出力時間t2b を長くし、調理物10の量が少ない場合には高火力W2の出力時間t2a を短くするようにしたので、特に調理物10の量が少ない場合においては過剰に沸騰して攪拌されることがなくなり、無駄に電力が消費されるのを回避することができる。
なお、実施の形態1では、調理物10の量が多い場合に高火力W2の時間比率が大きくなるので平均加熱電力が大きくなり、調理物10の量が少ないときよりも調理物10の温度が高くなって、調理結果が調理物10の量により変わる可能性があるが、調理物10の量が多い場合には、図6に示すように、高火力W2の出力時間t2c を実施の形態1と同じ長さ(t2c=t2b)とし、低火力W1の出力時間t1c(=t1×t2c/t2a)を同じ比率で長くすることによって、平均加熱電力を一定にし調理物10の温度を調整するようにしてもよい。また、図7に示すように低火力W1の出力時間t1d を、図5に示すt1と図6に示すt1c との中間の時間(t1<t1d<t1c)としてもよい。
また、前記の実施の形態1では、調理物10の量に応じて高火力W2の出力時間をt2a 又はt2b の何れかを選択するようにしているが、図8(a)(b)に示すように、調理物10の量が少ない場合は実施の形態1と同じとし(図5(a)参照)、調理物10の量が多い場合に高火力をW2よりも高いW2’となるようにしてもよい。また、実施の形態1では、低火力を調理物10の量に関係なくW1としたが、図9(a)(b)に示すように、低火力を0(ゼロ)にして加熱停止状態としてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、鍋温度のT1からT2までの上昇時間Δtから調理物量を推定し、その推定量に応じて高火力W2の出力時間を設定するようにしたが、実施の形態2は、高火力W2で鍋5内の調理物10を加熱し、鍋温度の上昇度(変化量)が低下したときに、高火力W2の出力延長時間を決定するようにしたものであり、以下、図10〜図13を用いて説明する。
図10は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の回路構成を示すブロック図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
実施の形態2における制御部12aは、高火力と低火力が交互に出力されるように高周波電源3を制御し、後述する出力延長時間決定手段18によって出力延長時間が決定されたときは、その時間の間、高火力が継続して出力されるように高周波電源3を制御する火力制御手段17と、高火力が出力されているときに、温度検出器8の検出温度(鍋温度)を所定時間毎に読み込んで変化量(上昇度)を算出し、かつ、その変化量が低下したか否かを判定し、検出温度の変化量の低下を検知したときに、その状態を検知するまでの高火力の出力時間を基に高火力の出力延長時間を決定する出力延長時間決定手段18とを備えている。
次に、火力変動モード時の動作について図11〜図13を用いて説明する。図11は実施の形態2に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時の動作を示すフローチャート、図12は実施の形態2に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における鍋温度(a)、鍋温度の変化量(b)および火力の出力パターン(c)の一例を示すタイムチャート、図13は実施の形態2に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における高火力の出力延長時間を決定するための図である。
操作入力部11によって火力変動モードが選択されると、制御部12aは、火力変動モードの処理に入る。まず、予め設定された低火力W1で鍋5が誘導加熱されるように高周波電源3を制御する。次いで、図12(c)のAに示すように、予め設定された高火力W2になるように高周波電源3を制御する(ステップ11)。そして、温度検出器8により検出された鍋温度を所定時間毎に読み込んで鍋温度の上昇度(変化量)を算出し、上昇度が低下したか否かを判定する(ステップ12)。
鍋温度の上昇度が低下していないときは、ステップ12の動作を繰り返し、鍋温度の上昇度が低下したときは(図12(b):B時点)、調理物10が沸騰したと判断して、高火力W2の出力開始から鍋温度の上昇度低下を検知するまでの出力時間tAを基に、例えば図13に示す関係を用いて高火力W2の出力延長時間tBを決定する(ステップ13)。これは、調理物量が多いほど、高火力W2に設定してから鍋温度の上昇度が低下するまでの出力時間tAが長くなるので、その時間tAが長いほど調理物10を攪拌するための高火力W2の出力延長時間tBも長くする。本実施の形態では、図12において、高火力W2の状態としてから鍋温度の上昇度が低下するまでの出力時間がtAであるので、図13から高火力W2の出力延長時間をtBとしている。
高火力W2の延長時間tBが終了すると(図12(c):C時点)、加熱コイル4の出力が高火力W2から低火力W1に切り換わるように高周波電源3を制御する(ステップ14)。そして、温度検出器8によって検出された鍋温度が温度Te0以下になったか否かを判定する(ステップ15)。鍋温度が温度Te0以下になっていないときは、ステップ15の動作を繰り返し、鍋温度がTe0以下になったときは(図12(a):D時点)、高火力W2の出力再開としてステップ11に戻る。
以上のように実施の形態2によれば、高火力W2で鍋5内の調理物10を加熱し、鍋温度の上昇度が低下したときに、調理物10が沸騰したと判断して、高火力W2の出力開始から鍋温度の上昇度低下を検知するまでの出力時間tAを基に高火力W2の出力延長時間tBを決定するようにしたので、鍋5内の調理物量に応じて沸騰・攪拌時間を調整することが可能になり、このため、調理物10が大量の場合にも十分に攪拌することができ、また、調理物10が少量の場合には高火力W2の出力延長時間を短くして、十分に攪拌した後も無駄に沸騰・攪拌しない誘導加熱調理器を提供することができる。
なお、実施の形態2では、調理物10を沸騰させるまでの出力時間tAと、調理物10を攪拌するために延長する時間tBを同じ高火力W2で出力するようにしたが、沸騰時の調理物10の飛沫抑制のため、出力延長期間tBの火力を沸騰検知までの出力時間tAの高火力W2よりも低くしてもよい。
実施の形態3.
実施の形態3は、操作入力部11によって設定された火力に応じて高火力W2の出力時間を設定するようにしたものであり、以下、図14〜図16を用いて説明する。図14は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の回路構成を示すブロック図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
実施の形態3における制御部12bは、操作入力部11により設定された火力に応じて高火力の出力時間を決定する出力時間決定手段19と、高火力の出力時間と予め設定された低火力の出力時間を周期として、高火力と低火力が交互に出力されるように高周波電源3を制御する火力制御手段20とを備えている。
次に、火力変動モード時の動作について図15および図16を用いて説明する。図15は実施の形態3に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時の動作を示すフローチャート、図16は実施の形態3に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における火力の出力パターンを示すタイムチャートであり、図中(a)は操作入力部の設定火力が低い場合の出力パターンを示し、(b)は操作入力部の設定火力が高い場合の出力パターンを示している。
実施の形態3においては、操作入力部11によって、火力変動モードが選択され、火力が設定されると、制御部12bは、火力変動モードの処理に入る。まず、高周波電源3を制御して加熱コイル4に高周波電流を流し、電流検出器6および電圧検出器7を通して入力電流と入力電圧をそれぞれ検出し、この入力電流と入力電圧とから入力電力を算出して、その入力電力が予め設定された高火力W2になるように高周波電源3を制御する(ステップ21)。次いで、設定火力に対応する高火力W2の出力時間をタイマ13に設定して時間の測定を開始し(ステップ22)。タイムアウトするまで高火力W2による鍋5の誘導加熱を継続する(ステップ23)。図16(a)に示すように、設定火力が低い場合は、高火力W2の出力時間t2f を短くし、また、同図(b)に示すように、設定火力が高い場合は、高火力W2の出力時間t2g を長くする。
高火力W2の出力時間がタイムアウトすると、高火力W2から所定の低火力W1に切り換え、低火力W1で鍋5が誘導加熱されるように高周波電源3を制御する(ステップ24)。そして、予め設定された出力時間t1f をタイマ13に設定して時間の測定を開始する(ステップ25)。この出力時間t1f がタイムアウトするまで低火力W1による鍋5の誘導加熱を継続し(ステップ26)、タイムアウトしたときにステップ21に戻って高火力W2による鍋5の誘導加熱に入る。
以上のように実施の形態3によれば、設定火力に応じて高火力W2の出力時間t2f、t2gを変えるようにしたので、使用者が調理物量に応じて火力を選択することにより、調理物量によらず十分に攪拌することが可能になり、十分に攪拌した後も無駄に沸騰・攪拌しないようにすることができる。
なお、前記の実施の形態3では、設定火力に応じで高火力W2の出力時間t2f、t2gのみを変えるようにしたが、図17のタイムチャートに示すように、設定火力が高い場合、高火力W2の出力時間t2g だけでなく、低火力W1の出力時間t1g も変化させる構成としてもよい。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の回路構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時の動作を示すフローチャートである。 鍋内の調理物10の対流を示す図である。 調理物10の量に応じて示す鍋温度と加熱時間の相関図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における火力の出力パターンを示すタイムチャートである。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における別の火力の出力パターンを示すタイムチャートである。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における別の火力の出力パターンを示すタイムチャートである。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における別の火力の出力パターンを示すタイムチャートである。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における別の火力の出力パターンを示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の回路構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における鍋温度(a)、鍋温度の変化量(b)および火力の出力パターン(c)の一例を示すタイムチャートである。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における高火力の延長時間を決定するための図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の回路構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における火力の出力パターンを示すタイムチャートである。 実施の形態3に係る誘導加熱調理器の火力変動モード時における別の火力の出力パターンを示すタイムチャートである。
符号の説明
1 交流電源、2 誘導加熱装置、3 高周波電源、4 加熱コイル、5 鍋、6 電流検出器、7 電圧検出器、8 温度検出器、10 調理物、11 操作入力部、12 制御部。

Claims (3)

  1. 高周波電源と加熱コイルを有する誘導加熱装置と、
    前記誘導加熱装置の火力設定や加熱動作モードの選択を行う操作入力手段と、
    前記操作入力手段からの入力に応じて前記誘導加熱装置を制御する火力制御手段と、
    所定火力が前記誘導加熱装置から出力されるように制御し、その所定火力で誘導加熱される被加熱体内の調理物量を推定する調理物量推定手段と、
    高火力の出力時間と低火力の出力時間を、所定の比に保ちつつ、前記調理物量推定手段により推定された調理物量に応じて決定する出力時間決定手段とを備え
    前記火力制御手段は、前記操作入力手段において加熱動作モードとして火力変動モードが選択された場合に、前記出力時間決定手段により決定された高火力の出力時間と低火力の出力時間に基づいて誘導加熱装置を高火力と低火力が交互に出力されるように制御することを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記火力制御手段は、前記操作入力手段で設定された火力に応じて、前記火力変動モードにおける高火力の出力時間と低火力の出力時間の比を制御することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記誘導加熱装置により誘導加熱される被加熱体の温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記調理物量推定手段は、所定火力で誘導加熱される被加熱体の温度を温度検出手段を通して検出し、検出温度の上昇速度に応じて被加熱体内の調理物量を推定することを特徴とする請求項1又は2記載の誘導加熱調理器。
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