JP5088391B2 - パティキュレートフィルタの故障判別装置 - Google Patents

パティキュレートフィルタの故障判別装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関から排出される排気中の微粒子を捕集するパティキュレートフィルタの故障判別装置に関する。
ディーゼルエンジン等の内燃機関では、内燃機関から排出される排気中の微粒子(Particulate Matter、以下、PMという)を除去するために、PMを捕集するディーゼルパティキュレートフィルタ(Diesel Particulate Filter、以下、DPFという)が排気通路
に配置される。このDPFの異常を判別するために、DPFの前後差圧に基づいて演算されたDPFのPM堆積量と、内燃機関の運転状態から知られるPM排出量の積算により算出されたDPFのPM堆積量と、の間に大きな不整合が生じると、DPFの異常と判定する技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−344619号公報 特開2009−293518号公報
特許文献1の技術では、内燃機関の運転状態がPM排出量の少ない状態であると、DPFの前後差圧の変化が小さく、正確なPM堆積量を求めることができず、DPFの異常の判別ができないおそれがある。すなわち、DPFの前後差圧を利用することでは、DPFの異常が精度良く判別できない場合が考えられた。
本発明は上記問題点に鑑みたものであり、本発明の目的は、パティキュレートフィルタの故障判別装置において、精度良くパティキュレートフィルタの故障を判別する技術を提供することにある。
本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、本発明は、
内燃機関の排気通路に配置され、前記内燃機関から排出される排気中の微粒子を捕集するパティキュレートフィルタと、
前記パティキュレートフィルタよりも下流の前記排気通路に配置され、前記パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子を検出部に堆積させて前記検出部の微粒子堆積量に応じた値を出力する微粒子堆積量検出手段と、
前記微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きに基づいて、前記パティキュレートフィルタが故障しているか否かを判別する故障判別手段と、
を備えたことを特徴とするパティキュレートフィルタの故障判別装置である。
本発明で用いられる微粒子堆積量検出手段は、自身に微粒子が付着した際に、出力が大きく変化するものである。このため、この微粒子堆積量検出手段の原理を利用することで、内燃機関の運転状態が特許文献1の技術では正確な微粒子堆積量を求めることができない微粒子排出量の少ない状態でも、正確な微粒子堆積量を検出することができる。微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きは、パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量の変化に対応する。パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量の変化は、パティキュレートフィルタの故障と相関が強い。このため、パティキ
ュレートフィルタの故障は、微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きに表れることになる。また、パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量は、もともと少なく、微粒子堆積量検出手段は、内燃機関の運転状態がPM排出量の少ない状態であっても精度良く出力可能である。したがって、本発明によると、内燃機関の運転状態がPM排出量の少ない状態であっても、パティキュレートフィルタが故障すると、そのことは微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きに表れるので、精度良くパティキュレートフィルタの故障を判別することができる。
前記故障判別手段は、前記出力波形の傾きが、前記パティキュレートフィルタが故障しているか正常であるかの閾値となる基準値よりも大きい場合に、前記パティキュレートフィルタが故障していると判定するとよい。
ここで、基準値とは、その値よりも大きいと、パティキュレートフィルタが故障していると判定できる、パティキュレートフィルタが故障しているか正常であるかの閾値である。基準値は、予め実験や検証等で導出される。
パティキュレートフィルタが故障したときは、パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量が多くなり、微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きが大きくなる。一方、微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きは、パティキュレートフィルタが故障しなくても大きくなることがあるが、そのときの傾きは、パティキュレートフィルタが故障したときの傾きよりも小さい。このため、故障判別手段は、微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きが、基準値よりも大きい場合に、パティキュレートフィルタが故障していると判定する。本発明によると、このように基準値を設けているので、精度良くパティキュレートフィルタの故障を判別することができる。
前記微粒子堆積量検出手段は、前記検出部に堆積した微粒子を除去するために検出部再生制御が行われるものであるとよい。
検出部再生制御が行われると、検出部に堆積した微粒子が無くなり、微粒子堆積量検出手段の出力は一旦零に戻る。そして、パティキュレートフィルタが故障しており、パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量が多ければ、短時間のうちに検出部に多量の微粒子が堆積する。このため、零に戻った微粒子堆積量検出手段の出力は、短時間のうちに大きな値へと変化する。つまり、微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きが大きくなる。一方、パティキュレートフィルタが故障しておらず、パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量が少なければ、零に戻った微粒子堆積量検出手段の出力は、徐々に大きな値へと変化する。つまり、微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きは小さい。本発明によると、このように微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きを、パティキュレートフィルタが故障しているか否かで大きく異ならせることができるので、精度良くパティキュレートフィルタの故障を判別することができる。
また、検出部再生制御が繰り返し行われることで、零に戻った微粒子堆積量検出手段の出力が短時間のうちに大きな値へと変化することが繰り返される。これにより、微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きが大きくなることが繰り返され、パティキュレートフィルタが故障していることを複数回判定できるので、精度良くパティキュレートフィルタの故障を判別することができる。
前記故障判別手段は、前記内燃機関の運転状態が過渡運転状態であり、かつ、排気の流速がアイドリング運転時よりも大きい状態の場合に、前記パティキュレートフィルタが故障しているか否かを判別するとよい。
ここで、内燃機関の運転状態が過渡運転状態であり、かつ、排気の流速がアイドリング運転時よりも大きい状態とは、例えば、加速運転状態や内燃機関への吸入空気量が多くなる状態である。
内燃機関の運転状態が過渡運転状態であり、かつ、排気の流速がアイドリング運転時よりも大きい状態では、内燃機関から排出される微粒子の量が多く、かつ、排気の流速が大きい。このため、パティキュレートフィルタが故障していれば、パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量が多くなる。一方、パティキュレートフィルタが故障していなければ、パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量は少ないままである。本発明によると、このようにパティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量を、パティキュレートフィルタが故障しているか否かで大きく異ならせることができるので、精度良くパティキュレートフィルタの故障を判別することができる。
前記パティキュレートフィルタは、堆積した微粒子を除去するためにフィルタ再生制御が行われるものであり、
前記故障判別手段は、前記フィルタ再生制御を行う場合には、前記パティキュレートフィルタが故障しているか否かの判別を禁止するとよい。
フィルタ再生制御を行う場合には、パティキュレートフィルタが故障していなくても、パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子の量が多くなることがある。この場合に、故障判別手段でパティキュレートフィルタが故障しているか否かを判別すると、誤判定する可能性がある。本発明によると、フィルタ再生制御を行う場合には、故障判別手段でパティキュレートフィルタが故障しているか否かの判別を禁止するので、誤判定を回避し、精度良くパティキュレートフィルタの故障を判別することができる。
本発明によると、パティキュレートフィルタの故障判別装置において、精度良くパティキュレートフィルタの故障を判別することができる。
本発明の実施例1に係る内燃機関の概略構成を示す図である。 実施例1に係るPMセンサの概略構成を示す図である。 実施例1に係るPMセンサの出力波形及びその傾きを示す図である。 実施例1に係るPMセンサの検出部近傍でのPMの挙動を示す図である。 実施例1に係るPMセンサの検出部を300℃で加熱時の検出部近傍でのPMの挙動を示す図である。 実施例1に係るDPFの故障判別ルーチンを示すフローチャートである。
以下に本発明の具体的な実施例を説明する。
<実施例1>
(内燃機関)
図1は、本発明の実施例1に係るパティキュレートフィルタの故障判別装置を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、ピストンと共に燃焼室を形成する気筒2を4つ有する水冷式の4ストロークサイクル・ディーゼルエンジンである。内燃機関1は、車両に搭載されている。各気筒2には、燃料噴射弁3が設けられている。燃料噴射弁3は、燃料タンクからサプライポンプ4で汲み上げられコモンレール5で燃料噴射圧が定められた軽油等の燃料が供給され、燃料を気筒2内へ適宜の量且つ適宜のタ
イミングで噴射する。
内燃機関1には、吸気通路6が接続されている。内燃機関1に接続された吸気通路6の途中には、排気のエネルギを駆動源として作動するターボチャージャ7のコンプレッサ7aが配置されている。コンプレッサ7aよりも上流の吸気通路6には、エアフローメータ8が配置されている。エアフローメータ8は、吸気通路6内を流通する新気の流量を検出する。エアフローメータ8よりも上流の吸気通路6には、エアクリーナ9が配置されている。エアクリーナ9により内燃機関1に吸入される新気中の塵や埃等が除去される。
コンプレッサ7aよりも下流の吸気通路6には、吸気と外気とで熱交換を行うインタークーラ10が配置されている。インタークーラ10よりも下流の吸気通路6には、吸気通路6内を流通する吸気の流量を調節するスロットル弁11が配置されている。スロットル弁11は、電動アクチュエータにより開閉される。吸気通路6及びこれに配置された機器が内燃機関1の吸気系を構成している。
一方、内燃機関1には、排気通路12が接続されている。内燃機関1に接続された排気通路12の途中には、ターボチャージャ7のタービン7bが配置されている。タービン7bよりも上流の排気通路12には、排気通路12を流れる排気へ燃料を添加する燃料添加弁13が設けられている。燃料添加弁13には、燃料タンクから燃料が供給される。
タービン7bよりも下流の排気通路12には、酸化触媒14が配置されている。酸化触媒14の後段には、DPF15が配置されている。DPF15は、排気通路12内を流通する排気中のPMを捕集する。DPF15は、ハニカム状となるコーディエライト等の耐熱性セラミックスの基材を用い、排気の流路となる多数のセルを入口側又は出口側が互い違いとなるように目封じされて構成されている。DPF15のセル壁は多孔性を有する。DPF15に流入した排気は、セル壁を通過しながら下流へ流れ、その間にPMがセル壁の孔部やセル壁面に捕集されて堆積していく。本実施例のDPF15が本発明のパティキュレートフィルタに対応する。
DPF15の前後には、差圧センサ16や排気温センサ17,18が設けられている。差圧センサ16は、DPF15に捕集されて堆積したPMの堆積量を導出するために、DPF15の前後差圧を検出する。排気温センサ17,18は、DPF15の直上流及び直下流に配置され、DPF15に流入する排気の温度及びDPF15から流出する排気の温度を検出する。
DPF15よりも下流の排気通路には、PMセンサ19が設けられている。PMセンサは、DPF15で捕集されずに流れて来るPMを検出部19aに堆積させて検出部19aに堆積したPM堆積量(微粒子堆積量)に応じた値を出力し、排気中のPM量等を検出する。本実施例のPMセンサ19が、本発明の微粒子堆積量検出手段に対応する。
図2は、PMセンサ19の概略構成を示す図である。PMセンサ19は、図2に示すように、排気通路12内の排気流れに対して直交面となる検出部19aを有する。検出部19aが直交面であることで、PMは排気流れに乗り慣性で検出部19aへ衝突し堆積し易くなる。検出部19aは、堆積したPM堆積量に応じた値をECU25に出力し、ECU25が出力を記憶する。PMセンサ19の検出部19aの背面及びその周りには、ヒータ19bが設けられており、通常状態では、ヒータ19bで検出部19aを300℃程度に加熱した状態に制御される。また、PMが検出部19aに規定値以上に堆積すると、ヒータ19bで検出部19aを800℃程度に加熱し、堆積したPMを燃焼させて除去することができる。
このような性質を有するPMセンサ19は、接触式、抵抗式、燃焼式等のいかなるものでも用いることができ、例えば、特開平8−68313号公報、特開2005−337782号公報、特開2007−304068号公報のものを例示することができる。
PMセンサ19よりも下流の排気通路12には、酸化触媒20が配置されている。排気通路12及びこれに配置された機器が内燃機関1の排気系を構成している。
そして内燃機関1には、排気通路12内を流通する排気の一部を高圧で吸気通路6へ還流(再循環)させる高圧EGR装置21が備えられている。高圧EGR装置21によって還流される排気をEGRガスという。高圧EGR装置21は、EGRガスが流通する高圧EGR通路22と、高圧EGR通路22を流通する高圧EGRガスの流量を調節する高圧EGR弁23と、高圧EGRガスの温度を冷却する高圧EGRクーラ24と、を有する。高圧EGR通路22は、タービン7bよりも上流側の排気通路12と、スロットル弁11よりも下流側の吸気通路6とを接続している。この高圧EGR通路22を通って、排気が高圧EGRガスとして高圧で内燃機関1へ送り込まれる。高圧EGR弁23は、高圧EGR通路22に配置され、高圧EGR通路22の通路断面積を調整することにより、高圧EGR通路22を流れる高圧EGRガスの流量を調節する。この高圧EGR弁23は、電動アクチュエータにより開閉される。
以上述べたように構成された内燃機関1には、内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU(Engine Control Unit)25が併設されている。ECU25は、内
燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユニットである。ECU25には、エアフローメータ8、差圧センサ16、排気温センサ17,18、PMセンサ19、クランクポジションセンサ26、アクセルポジションセンサ27等の各種センサが電気配線を介して接続され、これら各種センサの出力信号がECU25に入力されるようになっている。一方、ECU25には、燃料噴射弁3、スロットル弁11、燃料添加弁13、及び高圧EGR弁23の各アクチュエータが電気配線を介して接続されており、ECU25によりこれらの機器が制御される。ECU25は、クランクポジションセンサ26、アクセルポジションセンサ27等の出力信号を受けて内燃機関1の運転状態を判別し、判別された機関運転状態に基づいて内燃機関1や上記機器を電気的に制御する。
例えば、ECU25は、燃料噴射制御などの既知の制御の他に、DPF15のPM捕集能を再生する制御(以下、フィルタ再生制御という)を行う。フィルタ再生制御は、DPF15にPMが規定値以上に捕集された場合に、燃料添加弁13から排気中へ燃料添加することや、内燃機関1での主噴射とは別のポスト噴射をすること等によって燃料をDPF15の前段の酸化触媒14に供給し、燃料の酸化反応によってDPF15を例えば600℃等に昇温させ、DPF15に捕集されているPMを酸化及び除去する。
また、ECU25は、PMセンサ19の検出部19aに堆積したPMを除去する制御(以下、検出部再生制御という)を行う。検出部再生制御は、PMセンサ19の検出部19aに規定値以上のPMが堆積した場合に、ヒータ19bで検出部19aを800℃程度に加熱し、堆積したPMを燃焼させて除去する。検出部再生制御を行うと、検出部19aにPMが無い状態に戻るので、PMセンサ19の出力も零にまで下がることになる。例えば図3(a)に示す故障DPFの場合の、0〜100sec、600〜800sec、900〜1100secの間が検出部再生制御を行っている期間である。
ところで、DPF15は、破損、損傷等により故障することがある。DPF15が故障すると、DPF15でPMが捕集されずに流出してしまうので、排気エミッションの悪化を招く。このため、早期にDPF15の故障を検出したい。従来では、差圧センサ16を
用い、DPF15の前後差圧に基づいて演算されたDPF15のPM堆積量と、内燃機関1の運転状態から知られるPM排出量の積算により算出されたDPF15のPM堆積量と、の間に大きな乖離が生じた場合に、DPF15の故障と判定していた。しかし、この従来の方法では、内燃機関1の運転状態がPM排出量の少ない状態であると、DPF15の前後差圧の変化が小さく、正確なPM堆積量を求めることができず、DPF15の故障の判別ができないおそれがある。すなわち、DPF15の前後差圧を利用することでは、DPF15の故障が精度良く判別できない場合が考えられた。
そこで、本実施例では、PMセンサ19の出力波形の傾きに基づいて、DPF15が故障しているか否かを判別するようにした。図3(a)は、PMセンサ19の出力波形を示す図である。PMセンサ19の出力波形は、図3(a)に示すように、DPF15が故障しているか正常かで大きく異なる。PMセンサ19の出力波形のうち特に顕著に異なる部分は、出力が一旦零になってから上昇するときである。このときの出力波形変化を1階微分して傾き(時間に関する1階微分値)として求め、DPF15の故障を判別する。つまり、図3(a)のA,B,Cに示すように、検出部再生制御を行ってPMセンサ19の出力が零になってからの立ち上がりの傾きを捉えて、DPF15が故障したと判定するようにした。図3(b)は、PMセンサ19の出力波形の傾きを示す図である。図3(b)に示すように、DPF15が故障している場合には、検出部再生制御を行ってPMセンサ19の出力が零になってからの立ち上がりの傾きが大きいことが分かる。
PMセンサ19の出力波形の出力増加方向の傾きは、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量が増加することに対応する。DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量の増加は、DPF15の破損や損傷等の故障と相関が強い。このため、DPF15の故障は、PMセンサ19の出力波形の傾きに表れることになる。しかも、DPF15が故障すると、図4(a)に示すDPFが正常な場合のPMセンサ19の検出部19a近傍でのPMの挙動に比して、図4(b)に示すように、排気中のPMの凝縮が進み、PMセンサ19の検出部19aにPMが衝突する衝突頻度が低下する。しかし、PMが検出部19aに衝突した際には、PMが凝縮しているので、PMセンサ19の出力は、大きく増加する。つまり、PMセンサ19の出力波形の傾きが大きくなる。このことは、内燃機関1の運転状態がPM排出量の少ない状態であっても生じる。また、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量は、もともと少なく、PMセンサ19は、内燃機関1の運転状態がPM排出量の少ない状態であっても精度良く出力可能である。したがって、本実施例によると、内燃機関1の運転状態がPM排出量の少ない状態であっても、DPF15が故障すると、そのことはPMセンサ19の出力波形の傾きに表れるので、精度良くDPF15の故障を判別することができる。
ここで、DPF15の故障を判別する際には、PMセンサ19の出力波形の傾きが、DPF15が故障しているか正常であるかの閾値となる基準値よりも大きい場合に、DPF15が故障していると判定する。
ここでの基準値とは、図3(b)に示すように、予め実験や検証等で導出されたものであり、その値よりも大きいと、DPF15が故障していると判定できる、DPF15が故障しているか正常であるかの閾値である。
DPF15が故障したときは、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量が多くなり、図3(a)のA,B,Cの領域では、図3(b)に示すようにPMセンサ19の出力波形の傾きが基準値よりも大きくなる。一方、PMセンサ19の出力波形の傾きは、DPF15が故障しなくても大きくなることがあるが、そのときの傾きは、DPF15が故障したときの傾きよりも小さい。このため、上記のように、PMセンサ19の出力波形の傾きが、基準値よりも大きい場合に、DPF15が故障していると判定することができる。
本実施例によると、このように基準値を設けているので、精度良くDPF15の故障を判別することができる。
またここで、PMセンサ19は、検出部19aに堆積したPMを除去するために検出部再生制御が行われるものであり、検出部再生制御が行われると、検出部19aに堆積したPMが無くなり、PMセンサ19の出力は一旦零に戻る。そして、DPF15が故障しており、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量が多ければ、短時間のうちに検出部19aに多量のPMが堆積する。このため、零に戻ったPMセンサ19の出力は、図3(a)のA,B,Cに示すように、短時間のうちに大きな値へと変化する。つまり、このと
きPMセンサ19の出力波形の傾きが大きくなる。一方、DPF15が故障しておらず、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量が少なければ、零に戻ったPMセンサ19の出力は、図3(a)に示す正常DPFの出力波形で表すように、時間をかけて徐々に大きな値へと変化する。つまり、このときのPMセンサ19の出力波形の傾きは、DPF15が故障しているときに比して小さい。本実施例によると、検出部再生制御を行ってPMセンサ19の出力波形の傾きを、DPF15が故障しているか否かで大きく異ならせることができるので、精度良くDPF15の故障を判別することができる。
さらに、PMセンサ19は、通常時にヒータ19bで検出部19aを300℃程度に加熱している。このため、DPF15が正常であると、図5(a)に示すように、検出部19aへ堆積するPMの一部が白抜き丸印のように焼失する。つまり、検出部19aへのPM堆積・凝縮速度が、堆積するPMの焼失速度によって遅くさせられ、PMセンサ19の出力も徐々にしか増加して行かなくなる。しかしながら、DPF15が故障していると、図5(b)に示すように、PMセンサ19の検出部19aへPMが衝突すると、そのPMは凝縮されており、PMの焼失速度よりも検出部19aへのPM堆積・凝縮速度が速く、PMセンサ19の出力は急激に増加して行く。これによっても、PMセンサ19の出力波形の傾きを、DPF15が故障しているか否かで大きく異ならせることができるので、精度良くDPF15の故障を判別することができる。
また、検出部再生制御が繰り返し行われることで、零に戻ったPMセンサ19の出力が短時間のうちに大きな値へと変化することが繰り返される。これにより、図3(a)中のA,B,Cのように、PMセンサ19の出力波形の傾きが大きくなることが繰り返され、DPF15が故障していることを複数回判定できるので、精度良くDPF15の故障を判別することができる。
ここで、DPF15の故障を判別することは、内燃機関1の運転状態が過渡運転状態であり、かつ、排気の流速がアイドリング運転時よりも大きい状態の場合に行う。ここでの、内燃機関1の運転状態が過渡運転状態であり、かつ、排気の流速がアイドリング運転時よりも大きい状態とは、例えば、加速運転状態や内燃機関への吸入空気量が多くなる状態である。図3(a)に車速で示すように、A,Bの領域は、加速運転領域であり、Cの領域は、内燃機関1への吸入空気量が多くなる高Ga領域である。
内燃機関1の運転状態が過渡運転状態であり、かつ、排気の流速がアイドリング運転時よりも大きい状態では、内燃機関1から排出されるPMの量が多く、かつ、排気の流速が大きい。このため、DPF15が故障していれば、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量が多くなる。一方、DPF15が故障していなければ、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量は少ないままである。本実施例によると、このようにDPF15で捕集されずに流れて来るPMの量を、DPF15が故障しているか否かで大きく異ならせることができるので、精度良くDPF15の故障を判別することができる。
一方、フィルタ再生制御を行う場合には、DPF15が故障しているか否かの判別を禁
止する。
フィルタ再生制御を行う場合には、DPF15が故障していなくても、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量が多くなることがある。この場合に、DPF15が故障しているか否かを判別すると、誤判定する可能性がある。本実施例では、フィルタ再生制御を行う場合には、DPF15が故障しているか否かの判別を禁止するので、誤判定を回避し、精度良くDPF15の故障を判別することができる。
また、例えば、燃料噴射弁3でアフター噴射したり、EGRガスの流量を低流量としていたりするような、内燃機関1から排出されるPMの量が極めて少ない運転状態の場合にも、DPF15が故障しているか否かの判別を禁止する。
内燃機関1から排出されるPMの量が極めて少ない運転状態の場合には、DPF15が故障していても、DPF15で捕集されずに流れて来るPMの量が少ないことがある。この場合に、DPF15が故障しているか否かを判別すると、誤判定する可能性がある。本実施例では、内燃機関1から排出されるPMの量が極めて少ない運転状態の場合には、DPF15が故障しているか否かの判別を禁止するので、誤判定を回避し、精度良くDPF15の故障を判別することができる。
(DPFの故障判別ルーチン)
DPF15の故障判別ルーチンについて、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。図6は、DPF15の故障判別ルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、所定の時間毎に繰り返しECU25によって実行される。本ルーチンを実行するECU25が本発明の故障判別手段に相当する。
図6に示すルーチンが開始されると、S101では、内燃機関1の運転状態が、DPF15の故障判別を行う運転状態に適合するか否かを判別する。DPF15の故障判別を行う運転状態としては、例えば、図3(a)のA,B,Cの領域のように、検出部再生制御
終了からのタイミングで、内燃機関1から排出されるPMの量が多く、かつ、排気の流速変化が大きい運転状態を適したものとして判断する。一方、フィルタ再生制御を行う場合や、燃料噴射弁でアフター噴射したり、EGRガスの流量を低流量としていたりするような、内燃機関1から排出されるPMの量が極めて少ない運転状態の場合には、DPF15の故障判別を行うには不適なものとして判断する。S101において、DPF15の故障判別を行う運転状態に適合すると肯定判定された場合には、S102へ移行する。S101において、DPF15の故障判別を行う運転状態に適合しないと否定判定された場合には、本ルーチンを一旦終了する。
S102では、PMセンサ19の出力波形の傾きが基準値よりも大きいか否かを判別する。ここでは、図3(a)に示すように、予め定められた期間の間PMセンサ19の出力をECU25に記憶して出力波形を取得し、その出力波形を一階微分して傾き(一階微分値)を取得する。図3(b)に示すように、取得した傾きと基準値を比較して判別を行う。S102において、傾きが基準値よりも大きいと肯定判定された場合には、S103へ移行する。S102において、傾きが基準値よりも大きくないと否定判定された場合には、S104へ移行する。
S103では、DPF15が故障していると判定する。一方、S104では、DPF15は正常であると判定する。S103,S104の処理の後、本ルーチンを一旦終了する。
以上の本ルーチンであると、PMセンサ19の出力波形の傾きを用いて、精度良くDP
F15の故障を判別することができる。
(その他)
本発明に係るパティキュレートフィルタの故障判別装置は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
例えば、DPF15の故障判別に用いるPMセンサ19の出力波形の傾きとして、検出部再生制御の直後の一旦零になってから上昇するときの出力波形の傾きを捉えていたが、この傾きに限るものではない。PMセンサ19の出力波形の傾きが一旦零になった後ではなくても、傾きが基準値よりも大きい場合に、DPF15の故障と判定するものでもよい。また、PMセンサ19は、検出部19aをヒータ19bで通常300℃に加熱しているものであったが、通常は加熱していないものでもよい。また検出部再生制御は、フィルタ再生制御と一緒に行われるものでもよい。
1:内燃機関、2:気筒、3:燃料噴射弁、4:サプライポンプ、5:コモンレール、6:吸気通路、7:ターボチャージャ、7a:コンプレッサ、7b:タービン、8:エアフローメータ、9:エアクリーナ、10:インタークーラ、11:スロットル弁、12:排気通路、13:燃料添加弁、14:酸化触媒、15:DPF、16:差圧センサ、17,18:排気温センサ、19:PMセンサ、19a:検出部、19b:ヒータ、20:酸化触媒、21:高圧EGR装置、22:高圧EGR通路、23:高圧EGR弁、24:高圧EGRクーラ、25:ECU、26:クランクポジションセンサ、27:アクセルポジションセンサ

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気通路に配置され、前記内燃機関から排出される排気中の微粒子を捕集するパティキュレートフィルタと、
    前記パティキュレートフィルタよりも下流の前記排気通路に配置され、前記パティキュレートフィルタで捕集されずに流れて来る微粒子を検出部に堆積させて前記検出部の微粒子堆積量に応じた値を出力する微粒子堆積量検出手段と、
    前記微粒子堆積量検出手段の出力波形の傾きに基づいて、前記パティキュレートフィルタが故障しているか否かを判別する故障判別手段と、
    を備え
    前記微粒子堆積量検出手段は、ヒータにより前記検出部を加熱することにより、前記検出部に堆積した微粒子を除去するために検出部再生制御が実行され、
    前記パティキュレートフィルタは、堆積した微粒子を除去するためにフィルタ再生制御が行われるものであり、
    前記故障判別手段は、前記フィルタ再生制御を行う場合には、前記パティキュレートフィルタが故障しているか否かの判別を禁止することを特徴とするパティキュレートフィルタの故障判別装置。
  2. 前記故障判別手段は、前記出力波形の傾きが、前記パティキュレートフィルタが故障しているか正常であるかの閾値となる基準値よりも大きい場合に、前記パティキュレートフィルタが故障していると判定することを特徴とする請求項1に記載のパティキュレートフィルタの故障判別装置。
  3. 前記故障判別手段は、前記内燃機関の運転状態が過渡運転状態であり、かつ、排気の流速がアイドリング運転時よりも大きい状態の場合に、前記パティキュレートフィルタが故障しているか否かを判別することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のパティキュレートフィルタの故障判別装置。
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