JP5086850B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、ドライブシャフトと自在継手を介して駆動力を伝達する車両に関する。
エンジンから駆動車輪へドライブシャフトと自在継手を介して駆動力を伝達する車両が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特公平6−517号公報(第3図)
特許文献1の第3図において、エンジンの駆動力が出力される出力軸70(符号は同公報のものを流用する。以下同じ。)に、カルダン継手86が連結され、このカルダン継手86に、駆動軸84が連結され、この駆動軸84に、歯車型継手88、小減速歯車54、大減速歯車48および後車軸38がこの順に連結され、後車軸38に後輪が連結され、後輪にエンジンの駆動力が伝達される。
出力軸70の後端部には、カルダン継手86(以下、「自在継手86」と云う。)が嵌合されており、出力軸70の後端部に、自在継手86の前端部が締結部材で締結されている。つまり、出力軸70に、自在継手86を軸方向に移動不能に取り付ける。
特許文献1の技術では、出力軸70に、自在継手86を取り付けるときまたは取り外すときに、出力軸70と自在継手86の間に介在されている締結部材を取り外す必要がある。
しかし、高速で回転する出力軸70と自在継手86とを締結する締結部材は、所定の締付トルクで締結されているため、出力軸70から自在継手86を着脱するためには、締結部材を着脱する作業を伴うことから大きな負担になる。
本発明は、車両において、出力軸に自在継手を取り付けまたは取り外す作業を容易に行うようにすることができる技術を提供することを課題とする。
請求項に係る発明は、車体フレームにピボット軸を介して揺動自在に設けられるスイングアームと、このスイングアームに軸支されるとともにエンジンの駆動力を伝達するドライブシャフトによって回転する駆動車輪と、を備える車両において、エンジンの出力軸に、自在継手を介してドライブシャフトを接続し、出力軸の外周に設けたスプライン部に、自在継手の筒状嵌合部の内周に設けたスプライン穴を嵌合してエンジンから駆動車輪へ駆動力を伝達するスプライン機構を成し、このスプライン機構の外周と内周にまたがって円弧状のクリップを、駆動力伝達に必要な長さを有するスプライン穴の先端部近傍で、且つ、スプライン部の軸方向前部に配置するとともに、このクリップの操作部を、筒状嵌合部に設けた切欠部に臨ませることを特徴とする。
請求項に係る発明では、スプライン部の外周に自在継手の内周を嵌合し、外周と内周にまたがって円弧状のクリップを配置するので、ドライブシャフトの軸方向に自在継手をしっかりと保持させることができる。
また、クリップの操作部を、筒状嵌合部に設けた切欠部に臨ませるようにした。
ドライブシャフトに自在継手を組み付けるときに、クリップの操作部を操作して、クリップを拡げながら、自在継手を移動させるようにすれば、クリップのドライブシャフトへの取付を容易に行うことができる。
ドライブシャフトから自在継手を取り外すときに、クリップの操作部を操作して、クリップを拡げながら、自在継手を移動させるようにすれば、ドライブシャフトから自在継手を容易に取り外すことができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両の左側面図であり、車両10としての自動二輪車10Aは、車体前部に操舵ハンドル11とこの操舵ハンドル11で操舵するフロントフォーク12および前輪13とが配置され、車体前部から車体中央部に亘って車体フレーム14が配置され、この車体フレーム14にエンジン15が取付けられ、車体フレーム14の下部にスイング可能にスイングアーム17が取付けられ、このスイングアーム17の後端部に車輪としての後輪19が取付けられた車両である。
エンジン15の出力は、スイングアーム17に収納される後輪駆動機構によって後輪19に伝達される。後輪駆動機構については後述する。
ここで、21はウインドスクリーン、22はヘッドランプ、23はフロントフェンダ、24はカウル、25は燃料タンク、26は乗員シート、27はラゲッジボックス、28はメインスタンド、29はグラブレール、31は排気管、32は消音器、33はリヤフェンダ、34はテールランプである。
図2は本発明に係る車両の後部を説明する図である。
車両10としての自動二輪車10Aは、車体フレーム14L、14R(図奥側の14Rのみ示す。)と、車体フレーム14L、14Rに懸架するエンジン15と、車体フレーム14L、14Rの後部に設ける支持部16としてのピボット軸36と、このピボット軸36に揺動自在に設けられるスイングアーム17と、このスイングアーム17の後部に後輪車軸18を介して回転可能に軸支される後輪19と、スイングアーム17と車体フレーム14との間に介在されるリヤクッション37とを備える。39は車体フレーム14L、14Rの後部に設けられ乗員シート26を含む車体後部を支持するサブフレームである。
後輪駆動機構41は、エンジン15からの出力軸42としての第1ドライブシャフト45に連結して駆動力を伝達する自在継手43と、この自在継手43の後端43bに連結されてエンジン15の駆動力を伝達する第2ドライブシャフト46と、この第2ドライブシャフト46の後端46bに第2ドライブシャフト46の軸長を変更可能にする軸長可変機構47を取り付け、この軸長可変機構47に連結されて駆動力の方向を変換して後輪車軸18に伝達するドライブギヤ48およびドリブンギヤ49と、第1および第2ドライブシャフト45、46を支持する軸受部50a、50bと、を主要な構成要素とする。
本実施例において、軸長可変機構47はトリポード形等速ジョイントを利用するが、これに限定されず、ボールスプラインすべり継手、クロスグルーブ形継手などでもよく、スライド機能を有する継手であればその構造には限定されない。
すなわち、自在継手43の前後両端に連結されている第1ドライブシャフト45と第2ドライブシャフト46とをあわせて、ドライブシャフト54とするとき、車両10としての自動二輪車10Aは、車体フレーム14にピボット軸36を介して揺動自在に設けられるスイングアーム17と、このスイングアーム17に軸支されるとともにエンジン15の駆動力を伝達するドライブシャフト54によって回転する駆動車輪20としての後輪19とを備えており、エンジン15から後輪19へドライブシャフト54と自在継手43を介して駆動力を伝達する。
スイングアーム17の内部に形成される中空部17tには、第2ドライブシャフト46が配置されている。
スイングアーム17には、車体フレーム14L、14R(図奥側の14Rのみ示す。)から第1揺動軸61を介して後方に延ばし揺動可能に設けられる第1腕部材62と、スイングアーム17の中間部17mから第2揺動軸63を介して斜め下前方に延ばし揺動可能に設けられる第2腕部材64と、この第2腕部材64の先端64aと車体フレーム14の間に介在されるリヤクッション37と、この第2腕部材64の中間部64mに第1腕部材62の先端部を揺動可能に取り付ける第3揺動軸65と、が設けられており、スイングアーム17にかかる振動などを吸収するようにした。
スイングアームの後端部17cには、後輪車軸18およびその周辺の駆動系部品を収納するファイナルギヤケース53が配置されている。56は軸受ホルダ、67はブーツ、69はリヤデイスクブレーキユニット、71はリヤブレーキデイスクである。
図3は図2の3−3線断面図であり、ドライブシャフト54を備える後輪駆動機構41は、右側のスイングアーム17Rおよびこのスイングアーム17R側に設けたファイナルギヤケース53に収納されている。
後輪車軸周り構造は、後輪車軸18の周囲に回転自在に設けられドリブンギヤ49を支持するスリーブ74と、このスリーブ74に一体に取り付けるとともに後輪車軸18に対して回転自在に設けるダンパホルダ75と、このダンパホルダ75と後輪ホイール76の間に介在させるダンパ部材77を主な構成要素とする。すなわち、スリーブ74はドリブンギヤ49とダンパホルダ75を連結して駆動力を伝達する部材である。
図中、78a〜78dは後輪車軸18を支持する軸受、79a〜79cはシール部材、81は締結ナットである。
後輪車軸周りの構成によって、ドリブンギヤ49に加わった駆動力は、スリーブ74、ダンパホルダ75、ダンパ部材77、後輪ホイール76とこの順に伝達され、後輪19を駆動させる。
本実施例において、後輪駆動機構41は、右側のスイングアーム17Rに収納するが、左側のスイングアーム17Lに収納することは差し支えない。
図4は本発明に係る車両に設けられているドライブシャフトと自在継手の接続部の断面図であり、エンジンの出力軸42としての第1ドライブシャフト45に、自在継手43が取り付けられている。
エンジン15の出力軸42としての第1ドライブシャフト45は、軸受部50aにて支持されている。また、第1ドライブシャフト45の後端部45bには、自在継手43と嵌合するスプライン部84が形成されている。
自在継手43は、車両前後方向の前端部に、スプライン部84と嵌合する筒状嵌合部85が設けられ、この筒状嵌合部85には、スプライン穴86が形成されている。
すなわち、出力軸42としての第1ドライブシャフト45の外周45gに設けたスプライン部84に、自在継手43の筒状嵌合部85の内周に設けたスプライン穴86を嵌合した。
また、筒状嵌合部85の先端部近傍には、筒状嵌合部85の内周であって、筒状環状部87の軸方向に直角に第1環状溝部91を設けるとともに、この第1環状溝部91から筒状嵌合部85の先端部に向け一部を開放させた切欠部93が設けられている。
スプライン部84には、軸方向において、第1環状溝部91に合致する位置に第2環状溝部92が設けられている。
そして、第1環状溝部91と第2環状溝部92にまたがるように、円弧状のクリップ95が配置されている。この円弧状のクリップ95は、出力軸42に対して自在継手43の軸方向の移動を防止する機能を有する。
自在継手43は、本体96と、この本体96の後端部に設けた第1軸97と、この第1軸97の両端部を支持する支持部98、98と、第1軸97に直角に設けられている第2軸99とを主要な構成要素とする。111、111はベアリング、112は出力部である。
円弧状のクリップ95を、第1環状溝部91と第2環状溝部92にまたがるように配置することで、出力軸42に対して自在継手43が締結され、軸方向に移動することを防止することができる。仮に、自在継手43が軸方向に移動するものであれば、自在継手43が移動したときに、音・振動などが発生する可能性がある。この点、本発明では、出力軸42に自在継手43が締結されることで、走行時において、乗り心地や快適性などを高めることができる。次図で、第1環状溝部91、第2環状溝部92およびクリップ95の詳細につき説明する。
図5は図4の5−5線断面図およびその作用図である。
(a)において、第1環状溝部91と第2環状溝部92にまたがって円冠状のクリップ95が配置されている。このクリップ95は弾性材料で構成され、工具113を用いて拡げることができる操作部95h、95hを有する。この状態で、クリップ95の内壁95eは、第2環状溝部92に当たっている。
(b)において、工具113を操作部にセットして、この工具113の腕部を図矢印b、b方向に操作して工具113の先端113a、113aの間を拡げることで、クリップ95が拡げられる。この状態で、クリップ95の内壁95eは、第2環状溝部92から離れるとともに、軸方向断面において、クリップ95の側部95sは、軸方向断面において、第2環状溝部92の領域から外れて第1環状溝部91の領域に移動され、クリップ95は、軸方向に移動可能な位置に配置されている。この状態で、工具113を軸方向に移動させることで、クリップ95の取り外しが容易に行える。
図4および図5を参照して、円弧状のクリップ95は、出力軸42の外周42gと筒状嵌合部85の内周85uにまたがって配置するとともに、このクリップ95の操作部95h、95hを、筒状嵌合部85に設けた切欠部93に臨ませる。
切欠部93は、筒状嵌合部85の先端部85aに設けドライブシャフト54の軸方向に開放されているため、クリップ95の材料および形状を適切に設定することで、このクリップ95を第1環状溝部91と第2環状溝部92に容易に取り付けることができ、容易に取り外すことができる。
以上に述べた車両の作用を次に述べる。
図6はドライブシャフトから自在継手を取り外す作業を説明する作用図である。
(a)において、第1ドライブシャフト45の外周45gに設けたスプライン部84に、自在継手43の筒状嵌合部85の内周に設けたスプライン穴86とが第1環状溝部91の位置と第2環状溝部92の位置の位置が合うように嵌合され、第1環状溝部91と第2環状溝部92にわたりクリップ95が嵌合されている。
(b)において、工具113の先端113aの間を拡げ、クリップ95が第2環状溝部92にかからないように拡げ、この拡げた状態を保持したままで、自在継手43を図矢印b1方向に移動させ、出力軸42から取り外す。
(c)において、切欠部93に沿って、クリップ95を移動させてクリップ95を取り外すことができる。
従来、ドライブシャフトと自在継手の間に、クリップを介在させる構成はあったが、クリップの着脱は、煩雑さを伴うものであり、特に、クリップを取り外す場合に、クリップを変形させるため、クリップの再利用が難しいという問題があった。
この点、本発明では、ジョイント部115に、クリップ95をドライブシャフト54の第2環状溝部92からはずせるように切欠部93を設け、この切欠部93にクリップ95の操作部95hを臨ませるように構成した。このような構成であれば、ジョイント部115を組み付けまたは分解するときに、クリップ95を拡げてドライブシャフト54の溝からはずした状態のまま、ドライブシャフト54の軸方向に設けた切欠部93に沿ってクリップ95を移動せるようにしたので、クリップ95の組み付けまたは分解が容易に行える。
スプライン部84の外周84gに自在継手43の内周43uを嵌合し、外周84gと内周43uにまたがって円弧状のクリップ95を配置するので、ドライブシャフト54の軸方向に自在継手43をしっかりと保持させることができる。
また、クリップ95の操作部95hを、筒状嵌合部85に設けた切欠部93に臨ませるようにした。ドライブシャフト54に自在継手43を組み付けるときに、クリップ95の操作部95hを操作して、クリップ95を拡げながら、自在継手43を移動させるようにすれば、自在継手43のドライブシャフト54への取付を容易に行うことができる。
ドライブシャフト54から自在継手43を取り外すときに、クリップ95の操作部95hを操作して、クリップ95を拡げながら、自在継手43を移動させるようにすれば、自在継手43のドライブシャフト54からの取り外しを容易に行うことができる。
切欠部93は、筒状嵌合部85の先端部85aに設けられドライブシャフト54の軸方向に開放されているので、この切欠部93を用いてクリップ95を移動させ、クリップ95を容易に取り付けまたは取り外すことができる。クリップ95がドライブシャフト54に容易に着脱可能になるので、筒状嵌合部85に対するクリップ95の着脱性を大幅に高めることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、ドライブシャフトと自在継手を介して駆動力を伝達するタイプの自動二輪車に好適である。
本発明に係る車両の左側面図である。 本発明に係る車両の後部を説明する図である。 図2の3−3線断面図である。 本発明に係る車両に設けられているドライブシャフトと自在継手の接続部の断面図である。 図4の5−5線断面図およびその作用図である。 ドライブシャフトから自在継手を取り外す作業を説明する作用図である。
符号の説明
10…車両、14…車体フレーム、15…エンジン、17…スイングアーム、20…駆動車輪、36…ピボット軸、43…自在継手、54…ドライブシャフト、84…スプライン部、84g…スプライン部の外周、85…筒状嵌合部、85u…筒状嵌合部の内周、86…スプライン穴、93…切欠部、95…クリップ、95h…クリップの操作部。

Claims (1)

  1. 車体フレーム(14)にピボット軸(36)を介して揺動自在に設けられるスイングアーム(17)と、このスイングアーム(17)に軸支されるとともにエンジン(15)の駆動力を伝達するドライブシャフト(54)によって回転する駆動車輪(20)と、を備える車両において、
    前記エンジン(15)の出力軸(42)に、自在継手(43)を介して前記ドライブシャフト(54)を接続し、前記出力軸(42)の外周(84g)に設けたスプライン部(84)に、前記自在継手(43)の筒状嵌合部(85)の内周(85u)に設けたスプライン穴(86)を嵌合して前記エンジン(15)から前記駆動車輪(20)へ駆動力を伝達するスプライン機構を成し、このスプライン機構の前記外周(84g)と前記内周(85u)にまたがって円弧状のクリップ(95)、駆動力伝達に必要な長さを有する前記スプライン穴(86)の先端部近傍で、且つ、前記スプライン部(84)の軸方向前部に配置するとともに、
    このクリップ(95)の操作部(95h)を、前記筒状嵌合部(85)に設けた切欠部(93)に臨ませることを特徴とする車両
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