JP5085347B2 - チェックバルブ一体型カットバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車等の燃料タンクに取付けられ、燃料タンク内の燃料が揺動したときに燃料のタンク外への漏れを防止するカットバルブと、燃料タンク内の圧力を一定に保持するチェックバルブとが一体化したチェックバルブ一体型カットバルブに関する。
一般に自動車等の燃料タンクには、自動車が旋回したり傾いたりしたときに、燃料タンク内の燃料が、燃料タンク外へ漏れるのを防止するために、カットバルブが設けられている。更に燃料タンクには、燃料タンク内の圧力が上昇したときに、燃料蒸気を外部に排出して燃料タンクの破裂等を防ぎ、一方、燃料タンク内の圧力が低下したときには、燃料タンク外から外気を流入させて、燃料タンクの潰れ等を防止するチェックバルブが取付けられている。近年、このような機能の異なる2つのバルブを兼ね備えるチェックバルブ一体型カットバルブが用いられている。
下記特許文献1には、フロート弁を収容し、上壁にフロート弁により開閉される通気孔を有する本体ケースと、本体ケース上部に嵌着されるキャップ部材と、通気孔に上方から接離可能に配置され、第1スプリングにより通気孔を塞ぐ方向に付勢された正圧弁と、該正圧弁の開口部に下方から接離可能に配置され、第2スプリングにより開口部を塞ぐ方向に付勢された負圧弁とを備えるチェックバルブ一体型カットバルブが開示されている。
また、前記本体ケースの上壁から、前記正圧弁を昇降可能に収容する筒部が立設している。この筒部の上端部には、周方向に沿って複数の切欠き部が設けられて、上端部が撓み可能とされ、更に上端部内周には環状凹部が設けられている。そして、筒部上方から外周に環状凸部が形成された蓋体を、筒部上端部を外方に開かせながら押し込んで、環状凹部に環状凸部を嵌合させることにより、筒部上端部に蓋体が嵌着される。また、前記第1スプリングは、その下端が前記正圧弁の上面に支持され、上端が前記蓋体の下面に支持されている。
特開2005−133875号公報
上記特許文献1の場合、燃料タンクの内圧が大きく上昇して、正圧弁が強く押し上げられると、それに伴って圧縮された第1スプリングを介して蓋体が強く押圧される。このとき、筒部上端部は、切欠き部により撓み可能に形成されているので、筒部上端部が外方に押し広げられて、蓋体が所定位置から移動してしまうことがあった。また、蓋体や筒部の寸法精度によっては、筒部上端部に蓋体がしっかりと嵌着されずにガタ付き等が生じ、蓋体が位置ずれして所定位置から移動してしまうことがある。
このように第1スプリングの上端を支持する蓋体が、所定の位置から移動してしまうと、通気孔に向けて正圧弁を押圧する第1スプリングの荷重が変動して、正圧弁が所定の圧力で正確に開かない事態が生じる可能性があった。
したがって、本発明の目的は、チェックバルブを押圧するスプリングの荷重を正確に定めて、チェックバルブを所定圧力で確実に開かせることができる、チェックバルブ一体型カットバルブを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、フロート弁を収容し、上壁に該フロート弁によって開閉される通気孔が形成された本体ケースと、この本体ケースの上部に嵌着され、前記通気孔に連通する接続管が外壁に突設された上部ケースと、前記本体ケース上壁上の前記通気孔外周に立設され、上縁部に係合片を有する筒部と、この筒部内周に上下移動可能に配置されたチェックバルブと、前記筒部の係合片に外周が係合して、前記筒部上端に取付けられるキャップと、このキャップ内面に上端を当接され、下端を前記チェックバルブに当接されて、前記チェックバルブを前記上壁の通気孔に向けて付勢するスプリングとを備えており、前記上部ケースの上端部内周に突部が形成され、この突部が前記係合片の上端部外周を押えることによって、前記係合片が所定径以上拡径されるのを規制され、前記キャップが前記係合片から外れないように保持されていることを特徴とするチェックバルブ一体型カットバルブを提供するものである。
上記発明によれば、筒部の上縁部の係合片が、上部ケースの内周によって所定径以上拡径されるのを規制された状態で、キャップの外周に係合してキャップが外れないように保持しているので、キャップの位置を正確に規制することができ、チェックバルブを下方に付勢するスプリングの圧縮長さを正確に定め、チェックバルブを上壁の通気孔に向けて押圧する荷重をより正確に一定にして、燃料タンク等の内圧が所定値を超えたときに、チェックバルブが正確に開くようにすることができる。
また、係合片の外周が上部ケースの上端部内周の突部によって押圧され、係合片がキャップの外周に効果的に押圧されるので、キャップを更にしっかりと保持させて、キャップの位置をより正確に規制することができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記係合片の上端部内周に突部が形成されており、この突部が前記キャップの外周に係合しているチェックバルブ一体型カットバルブを提供するものである。
上記発明によれば、上部ケースの内周によって係合片が所定径以上拡径されるのを規制された状態で、係合片内周の突部がキャップの外周に圧接されて係合するので、キャップをよりしっかりと保持させることができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記本体ケースの上壁の通気孔外周に環状凹部が形成されており、前記上部ケースの下端部が、前記環状凹部に嵌合しているチェックバルブ一体型カットバルブを提供するものである。
上記発明によれば、上部ケースの下端部が、本体ケースの環状凹部に嵌合していることにより、上部ケースの変形が抑制され、上部ケース内周を係合片の外周に確実に当接させて、係合片が外側に反ったりすることを防止し、キャップを確実に保持させることができる。
本発明のチェックバルブ一体型カットバルブによれば、筒部の上縁部から延出された係合片が、上部ケースの内周によって所定径以上拡径されるのを規制された状態で、キャップの外周に係合してキャップが外れないように保持しているので、キャップの位置を正確に規制することができ、チェックバルブを下方に付勢するスプリングの圧縮長さを正確に定め、チェックバルブを上壁の通気孔に向けて押圧する荷重をより正確に一定にして、燃料タンク等の内圧が所定値を超えたときに、チェックバルブが正確に開くようにすることができる。
以下、図面を参照して、本発明のチェックバルブ一体型カットバルブの一実施形態について説明する。
図1,2に示すように、このチェックバルブ一体型カットバルブ10(以下、「一体型バルブ10」という)は、自動車が旋回したり大きく傾いたりしたときに、燃料タンク内の燃料がタンク外へ漏れるのを防止するためのカットバルブと、燃料タンク内の圧力が上昇又は下降したときに、燃料蒸気を外部に排出するか又は外部から外気を流入して、燃料タンク内の圧力を一定に保持するためのチェックバルブとが一体的に設けられたもので、燃料タンクTの取付孔Taの周縁に固着されるものである。
この一体型バルブ10は、フロート弁35を上下移動可能に収容する本体ケース20と、この本体ケース20の上部に嵌着される上部ケース60と、本体ケース20の下方開口部に装着される下部ケース37とを有している。
前記本体ケース20は、円筒状の周壁21と、その上方開口部を閉塞する上壁22とからなる円筒枠状をなしている。前記周壁21には燃料の通路となる透孔21aが形成されている。同周壁21の下方周縁には複数の爪部21bが形成され、これが後述する下部ケース37の孔部37bに係合して下部ケース37が本体ケース20に装着される。更に、上壁22中央には通気孔23が貫通して形成されている。
本体ケース20内に上下移動可能に収容されるフロート弁35は略円柱形状をなし、その外周に上下移動時のガイドをなすリブ35aが複数形成され、その上面中央から弁頭36が突設され、この弁頭36が本体ケース20の通気孔23に接離する。また、本体ケース20の下方開口部に装着される下部ケース37は有底の円筒枠状をなし、その底壁に燃料の通過を許す透孔37aが形成され、底壁の上部外周に孔部37bが形成され、これに爪部21bが係合して、本体ケース20の下方開口部に下部ケース37が装着される。前記フロート弁35と前記下部ケース37との間に、フロート弁用スプリング38が介装されて、フロート弁35に上向きの付勢力を付与する。
前記フロート弁35は、燃料に浸漬されない状態では、その自重によりフロート弁用スプリング38を圧縮させて、下部ケース37上に載置される。そして、自動車が傾くこと等により燃料が上昇し、フロート弁35が燃料に浸漬されると、その浮力とフロート弁用スプリング38の付勢力とによって、フロート弁35が浮き上がり、弁頭36が通気孔23の内周に当接して通気孔23が閉塞される。以上説明した部分が、この実施形態における一体型バルブ10のカットバルブを構成している。
また、上壁22周縁から立壁24が立設し、該立壁24周縁から外径方向にフランジ部25が延設されている。該フランジ部25には、周方向に所定間隔をおいて複数の孔部25aが形成されている。また、周壁21上方外周の孔部25aに整合した位置には嵌合突部21cが突設されている。前記孔部25aに後述する上部ケース60の嵌合枠63bが挿入され、該嵌合枠63bが前記嵌合突部21cに嵌合することにより、上部ケース60が本体ケース20の上部に嵌着される。
図4に示すように、前記上壁22の上面側には、所定径の環状凹部22aが形成され、後述する上部ケース60の筒ケース61の下端部が入り込んで嵌合するようになっている。また、上壁22の上面側であって前記環状凹部22aの外周には、所定間隔を設けて環状リブ22bが立設し、その内周にシールリング26が配置されている。そして、本体ケース20に上部ケース60が嵌着されたときに、筒ケース61の下端部及び環状リブ22bによりシールリング26が挟持されて、上部ケース60と本体ケース20との間が気密的にシールされる。
前記上壁22の上面側であって、前記通気孔23の外周からは、円筒状の筒部27が立設している。この筒部27内には、後述するチェックバルブ40が上下移動可能に配置される。また、図3,4に示すように、筒部27の基端部外周には、軸方向に沿って複数の嵌合リブ27aが設けられ、前記環状凹部22aに嵌合する筒ケース61の下端部内周に当接する部分となっている。更に、筒部27内周には、周方向に均等な間隔を設けて、複数のガイドリブ27bが軸方向に沿って突設し(図1参照)、チェックバルブ40の上下移動がガイドされる。
上記筒部27の上端周縁(上縁部)からは、所定間隔を設けて撓み可能な複数の係合片30が延設されている。すなわち、図1に示すように、筒部27の周方向の所定箇所に、狭い間隔で隣り合った配設された一対の係合片30,30と、これに対向した位置に同じく狭い間隔で隣り合って配設されたもう一対の係合片30,30とを有し、筒部27の周方向の左右両側に一対ずつ、合計4つの係合片30が設けられている。各係合片30の上端部内周には係合突部32が突設されており、これが後述するキャップ50の係合段部55に係合して、筒部27の上端にキャップ50が取付けられるようになっている。図4に示すように、各係合突部32には、キャップ50を押し込む方向に向かって、次第に高く内径側に突出するテーパ面32aが形成され、筒部27にキャップ50を装着させやすくなっている。この係合突部32が、本発明におけるキャップの外周に係合している突部をなしている。
本体ケース20の上壁22から立設した筒部27内周には、チェックバルブ40が上下移動可能に配置されている。このチェックバルブ40は、燃料タンク内の圧力を一定に保持するためのもので、燃料タンク内の圧力が所定値より上昇したときに、燃料蒸気を外部に排出する正圧弁41と、同燃料タンク内の圧力が所定値より下降したときに、外気を導入する負圧弁46とを備えている。正圧弁41は底面側が、先細テーパ状に縮径した略円筒状の本体43と、該本体43の上面開口部に固着される保持部44とで構成されている。本体43の下面中央には孔43aが形成され、保持部44の上面中央には、開口部44aが形成され、更に同保持部44の上面には、後述する第1スプリング48の下端を当接支持する環状溝部44bが形成されている。
負圧弁46は、正圧弁41の本体43内に第2スプリング47を介して挿入され、その上面が保持部44の開口部44aに下方から接離するようになっている。負圧弁46の外周には上下移動時のガイドをなす複数の突条46aが形成されている。また、第2スプリング47は、負圧弁46を開口部44aに向けて、下方から当接するように常時付勢している。そして、負圧弁46は、燃料タンク内が外気圧に対して負圧となったとき、図6に示すように、外気圧によって押圧されて、第2スプリング47の付勢力に抗して下方に移動し、開口部44aを開口させ、外気を燃料タンク内に吸入させる。
一方、正圧弁41の上方には、第1スプリング48が配置される。図4に示すように、この第1スプリング48は、その下端が前記保持部44の環状溝部44bに当接支持され、上端が後述するキャップ50内面の環状溝部51aに当接支持されている。なお、この第1スプリング48が、本発明におけるスプリングをなしている。
次に、筒部27上端に取付けられるキャップ50について説明する。図1,3に示すように、このキャップ50は、略円形状の上壁51と、該上壁51の対向する周縁部から垂設した一対の周壁53,53とを有している。各周壁53は、上壁51周縁に沿って所定長さで円弧状に伸びている。図3に示すように、各周壁53は、筒部27上縁部から延出した複数の係合片30のうち、広い間隔で隣り合う係合片30,30の間に入り込む部分となる。
図1に示すように、各周壁53の両側には、内径側に所定深さで凹んだ形状をなす側壁54が形成され、筒部27にキャップ50を取付けたときに、各側壁54の外周に前記係合片30が配置されるようになっている。また、各側壁54の基端外周には、段状をなす係合段部55が形成され、前記係合片30の上端内周から突設した係合突部32が係合する部分となっている。また、図4に示すように、上壁51の内面側(下面側)には、上壁51の中心に対して偏心した位置に、前記第1スプリング48の上端を当接支持する環状溝部51aが形成されている。
そして、複数の係合片30を各係合段部55に整合した状態で、筒部27上方からキャップ50を押し込んでいくと、キャップ50の側壁54にテーパ面32aが押圧されて、係合片30が弾性的に外方に開き、更にキャップ50を押し込んで、係合突部32が係合段部55に至ると、各係合片30が弾性復帰して、各係合突部32が各係合段部55に係合し、筒部27上端にキャップ50が取付けられるようになっている。
その結果、第1スプリング48は、キャップ50及び正圧弁41の保持部44の間に圧縮状態で配置され、通気孔23を塞ぐように正圧弁41を下方に付勢する。そして、正圧弁41は、燃料タンク内の蒸気圧が所定値を超えると、図5に示すように、通気孔23からの加圧力を受け、第1スプリング48の付勢力に抗して上昇し、燃料蒸気を通気孔23を通して上方に逃がす役割をなす。
また、図4に示すように、前記第1スプリング48は、下端の支持位置に対して、上端の支持位置が偏心しているので、斜めに傾いた状態で圧縮保持されている。それにより、チェックバルブ40が通気孔23に向けて斜め下方に付勢され、正圧弁41の先端部が、通気孔23の周方向に偏った位置に強く当接する。その結果、チェックバルブ40の筒部27内での振動等を防いで、打音の発生が低減される。
図2に示すように、本体ケース20の上部には、上部ケース60が嵌着され、前述した筒部27及びその上端に取付けられたキャップ50を覆うようになっている。この上部ケース60は、上方が閉塞し下方が開口した円筒状をなし、前記筒部27を収容する筒ケース61と、該筒ケース61の下方外周からフランジ状に広がり、その先端周縁に燃料タンクTの取付孔Ta(図2参照)の周縁に溶着される環状溶着部63aを設けたプレート部63とを有している。また、前記筒ケース61の上方外周からは、図示しないキャニスタに連結される配管を接続するための、接続管64が突設している。この接続管64は、筒ケース61内に連通しており、更に本体ケース20に上部ケース60が嵌着した状態で、本体ケース20に設けた通気孔23にも連通している。更に、図1に示すように、前記プレート部63の下面からは、前記本体ケース20の嵌合突部21cに嵌合する、枠状をなした嵌合枠63bが、周方向に所定間隔をおいて複数垂設されている。
そして、この一体型バルブ10は、本体ケース20に上部ケース60を嵌着させたときに、上部ケース60の内周によって、係合片30が所定径以上拡径されるのを規制され、キャップ50が保持されるように構成されている。また、本発明において、係合片30が所定径以上拡径されるのを規制するとは、係合片30がキャップ50から外れない程度に拡径されるのを許容し、それ以上拡径されるのを規制するという意味である。この実施形態では、上部ケース60の内周が係合片30の外周に当接することにより、係合片30の拡径が規制され、キャップ50が保持されるようになっている。具体的には、上部ケース60を構成する筒ケース61の上端部内周に、環状の押え突部65(図4参照)が突設されている。この押え突部65は、本体ケース20に上部ケース60を嵌着させたとき、係合片30の上端外周を押えるように、筒部27上縁部から延出した係合片30の上端外周に当接する突出高さで形成されている。この押え突部65が、本発明における係合片の外周に押圧される突部をなしている。
上記形状をなした上部ケース60を、本体ケース20に嵌着する際には、まず、本体ケース20の環状リブ22b内周にシールリング26を配置するか、又は、上部ケース60の筒ケース61の下端部外周にシールリング26を装着する。その状態で、複数の嵌合枠63bを孔部25aに整合させ、本体ケース20に対して上部ケース60を押し込むことにより、筒ケース61内に筒部27が収容されつつ、嵌合枠63bが孔部25aを通って嵌合突部21cに嵌合して、本体ケース20に上部ケース60が嵌着される。
このとき、筒ケース61の上端内周から突設した押え突部65が、筒部27上縁部から延出した係合片30の上端外周に当接して、係合片30を外方から押え込んで、係合片30の外方への撓み変形が規制される。このように、係合片30が、上部ケース60内周に設けた押え突部65によって外周から押えられた状態で、キャップ50の外周の係合段部55に係合して、キャップ50が保持されているので、キャップ50が所定位置から位置ずれしたり、がたついたりすることを確実に防止して、キャップ50の位置を正確に規制することができる。その結果、チェックバルブ40を下方に付勢する第1スプリング48の圧縮長さを正確に定めることができ、チェックバルブ40を上壁22に形成された通気孔23に向けて押圧する荷重をより正確に一定にして、燃料タンクTの内圧が所定値を超えたときに、チェックバルブ40が正確に開くようにすることができる。
更にこのとき、係合片30の上端部内周に形成された係合突部32が、キャップ50外周の係合段部55に係合している。それにより、上部ケース60内周の押え突部65によって係合片30上端部外周が押えられ、係合片30内周の上端部内周の係合突部32が、キャップ50外周の係合段部55外周に圧接されて係合するので、キャップ50をよりしっかりと保持させることができる。また、係合突部32は係合片30の上端部内周に形成され、これが係合する係合段部55がキャップ50外周に設けられているので、筒部27に対してキャップ50を押し込むだけの簡単な操作で、筒部27にキャップ50を容易に取付けることができ、取付け作業性を向上させる。
更にこのとき、上部ケース60の筒ケース61内周の押え突部65によって、係合片30の上端部外周が押えられて、同係合片30が押圧されるようになっている。すなわち、撓み変形せず剛性の高い上部ケース60内周の押え突部65によって、係合片30の上端外周が押圧され、それによって係合片30がキャップ50外周の係合段部55に効果的に押圧されるので、キャップ50を更にしっかりと保持させて、キャップ50の位置をより正確に規制することができる。
また、係合片30外周を押える押え突部65が、上部ケース60側であって、かつ、筒ケース61の上端内周に設けられているので、本体ケース20に対して上部ケース60を最大限深く押し込んだときに、上部ケース60の上端部外周による係合片30の撓み規制がなされるようになっている。そのため、上部ケース60を本体ケース20に対して、比較的軽い力でスムーズに押し込むことができ、本体ケース20に対する上部ケース60の組付け作業が容易となる。
また、この実施形態では、上部ケース60を構成する筒ケース61の上端部内周に押え突部65を設けて、これにより係合片30の上端部外周を押えるように構成したが、これに限定されるものはない。例えば、本体ケース20に上部ケース60を嵌着させたときに、係合片30の上端部外周に、筒ケース61の上端部内周に当接する突出高さで、押え突部を形成してもよい。その場合は、筒ケース61の上端内周に、係合片30の上端外周の押え突部が当接して、係合片30の外方への撓み変形が規制され、キャップ50の位置を正確に規制することができる。
更に、上部ケース60の内周と係合片30の外周との間に、係合片30がキャップ50から外れない程度に拡径するのを許容すると共に、それ以上拡径するのを規制する間隔で、隙間を設けてもよい。これにより、キャップ50に係合片30が係合した状態で、係合片30が外方に拡径しても、係合片30が上部ケース60の内周に当接して過度の拡径が規制され、係合片30がキャップ50外周から外れることが防止される。
また、本体ケース20に上部ケース60が嵌着された状態では、図4に示すように、上部ケース60の筒ケース61の下端部が、本体ケース20の上壁22の環状凹部22aに嵌合するようになっている。それにより、上部ケース60の筒ケース61の変形が抑制され、筒ケース61の上端内周の押え突部65を係合片30の上端外周に確実に当接させて、係合片30が外側に反ったりすることを防止し、キャップ50を確実に保持させることができる。
また、筒ケース61の下端部が環状凹部22aに入り込んでいるので、その外周に配置されたシールリング26が燃料浸漬による膨潤により変形したときに、それが筒ケース61の下端部に侵入して、筒ケース61を持ち上げてしまうことを抑制することがきる。その結果、シールリング26が熱変形するような過酷な環境下でも、本体ケース20に上部ケース60をしっかりと嵌着させた状態に維持することができる。
次に、上記構成からなる一体型バルブ10の作用について、図2,及び図4〜6を参照して説明する。
この一体型バルブ10は、図2に示すように、燃料タンクTの取付孔Taに下半部が挿入され、同取付孔Taの表側周縁に環状溶着部63aを溶着させて固着される。
そして、燃料タンクT内の燃料の液面が傾かず、フロート弁35が燃料に浸漬されていない状態では、弁頭36が通気孔23から離れて通気孔23が開かれている(図2,4参照)。この状態で自動車が旋回等により燃料液面が上昇し、フロート弁35に燃料が所定高さ浸漬すると、浮力及びフロート弁用スプリング38の付勢力により、フロート弁35が浮き上がり、弁頭36が通気孔23の下方内周縁に当接して同通気孔23を閉塞し、燃料タンクTの外部への燃料漏れが確実に防止される。
また、フロート弁35が下降して通気孔23が開いた状態で、燃料タンクT内の蒸気圧が所定値を超えると、通気孔23からの加圧力を受け、第1スプリング48の付勢力に抗して、図5に示すように、チェックバルブ40を構成する正圧弁41が上昇する。すると、燃料蒸気が通気孔23を通って正圧弁41外周と筒部27内周との隙間に流入し、更に、筒部27上縁から延設した複数の係合片30の間(図3参照)を通って接続管64内に流入して、図示しない配管を介して同じく図示しないキャニスタに送られ、燃料タンクTの外部に排出され、その結果、燃料タンクT内の圧力が所定値以上になることが抑制される。
このとき、この一体型バルブ10においては、チェックバルブ40を付勢する第1スプリング48の圧縮長さを正確に定められているので、チェックバルブ40を通気孔23に向けて押圧する荷重を一定にでき、チェックバルブ40の開弁動作が確実になされるようになっている。
一方、燃料タンクT内の圧力が外気圧に対して、所定値以上負圧になると、接続管64を介して外気が上部ケース60内に導入され、複数の係合片30の間を通って、チェックバルブ40を構成する負圧弁46が押圧されて、図6に示すように、第2スプリングの付勢力に抗して下方に移動して、開口部44aが開く。そして、開口部44aを通った外気は、負圧弁46外周と正圧弁41内周との隙間を通り、正圧弁41の孔43a及び通気孔23を通って、燃料タンクT内に供給されて、燃料タンクT内の負圧状態が解消される。
本発明のチェックバルブ一体型カットバルブの分解斜視図である。 同チェックバルブ一体型カットバルブの断面図である。 同チェックバルブ一体型カットバルブの要部拡大斜視図である。 同チェックバルブ一体型カットバルブにおいて、燃料タンク内の圧力が所定値を超えない状態を示す部分断面図である。 同チェックバルブ一体型カットバルブにおいて、燃料タンク内の圧力が所定値を超えた状態を示す部分断面図である。 同チェックバルブ一体型カットバルブにおいて、燃料タンク内の圧力が外気圧に比べて所定値以上負圧になった状態を示す部分断面図である。
符号の説明
10 チェックバルブ一体型カットバルブ(一体型バルブ)
20 本体ケース
22 上壁
23 通気孔
27 筒部
30 係合片
32 係合突部
35 フロート弁
37 下部ケース
38 フロート弁用スプリング
40 チェックバルブ
41 正圧弁
46 負圧弁
47 第2スプリング
48 第1スプリング
50 キャップ
55 係合段部
60 上部ケース
61 筒ケース
65 押え突部

Claims (3)

  1. フロート弁を収容し、上壁に該フロート弁によって開閉される通気孔が形成された本体ケースと、
    この本体ケースの上部に嵌着され、前記通気孔に連通する接続管が外壁に突設された上部ケースと、
    前記本体ケース上壁上の前記通気孔外周に立設され、上縁部に係合片を有する筒部と、
    この筒部内周に上下移動可能に配置されたチェックバルブと、
    前記筒部の係合片に外周が係合して、前記筒部上端に取付けられるキャップと、
    このキャップ内面に上端を当接され、下端を前記チェックバルブに当接されて、前記チェックバルブを前記上壁の通気孔に向けて付勢するスプリングとを備えており、
    前記上部ケースの上端部内周に突部が形成され、この突部が前記係合片の上端部外周を押えることによって、前記係合片が所定径以上拡径されるのを規制され、前記キャップが前記係合片から外れないように保持されていることを特徴とするチェックバルブ一体型カットバルブ。
  2. 前記係合片の上端部内周に突部が形成されており、この突部が前記キャップの外周に係合している請求項1記載のチェックバルブ一体型カットバルブ。
  3. 前記本体ケースの上壁の通気孔外周に環状凹部が形成されており、前記上部ケースの下端部が、前記環状凹部に嵌合している請求項1又は2記載のチェックバルブ一体型カットバルブ。
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