JP2006069238A - 流量制御バルブ - Google Patents

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健一郎 金子
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Abstract

【課題】弁部材を安定して移動させ、ガス圧変化への応答性に優れた流量制御バルブを提供する。
【解決手段】流量制御バルブのうち、ハウジングの内縁に、鍔部と流出開口とを離間させる隔離手段を設ける。隔離手段により、鍔部と流出開口とが離間するために、弁部材の中心軸がずれる場合にも鍔部が流出開口に乗り上げる等の不具合が回避され、弁部材が安定して移動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料タンクのブリーザ回路などに用いられる流量制御バルブに関する。
自動車の燃料タンク近傍には、エバポ回路と称される気化燃料回収システムが設けられている。このエバポ回路は、気化した燃料を燃料タンクから外部のキャニスタに導き、活性炭などに吸着させて一時蓄えることで、気化燃料が外気へ排出されるのを防ぐものである。キャニスタはエンジンに連結され、エンジンの吸気負圧により活性炭から気化燃料を放出させ混合気中に混合することで、吸着された気化燃料を再び燃料として使用している。
このエバポ回路には、燃料タンクへの給油時に給油口から新しいエアを巻き込むことを低減する目的で、燃料タンク内の気相部と外気とを連通するブリーザチューブを設けることが一般的である。ブリーザチューブは、一端がインレットパイプの給油口近傍に連結され、他端が燃料タンクの気相に連通するように固定されたブリーザニップルに挿通されている。給油時に燃料タンク内に存在する気化燃料は、ブリーザニップルからブリーザチューブを通りインレットパイプに回収されるので、新規エアの巻き込みが低減され燃料の気化が抑制される。この構造により、キャニスタの吸着量を低減できる。なお、一般には、給油口で巻き込まれるエア量よりもブリーザチューブからインレットパイプに循環されるブリーザガス量が大きくならないように、ブリーザニップル内部にはブリーザガス量を調整するオリフィスが形成されている。
以下、燃料タンク→ブリーザニップル→ブリーザチューブ→インレットパイプ→燃料タンクのガス循環回路をブリーザ回路と称する。
ここで、燃料タンクに給油する際の給油速度は、給油ガンの仕様と使い方によって、低速度(代表値15L/分)と高速度(代表値38L/分)の2種類に分けられる。そして、高速給油の方がエアの巻き込み量が多いので、ブリーザ回路を循環するブリーザガス量は高速給油時には多く必要となる。
高速給油時にブリーザ回路を循環するブリーザガス量を多くするためには、オリフィスの開口を大きくすることが有効である。しかしオリフィスの開口を大きくすると、低速給油時にもブリーザ回路を循環するブリーザガス量が多くなり、給油速度が低い範囲でブリーザガス流量がエア巻き込み量を上回るようになるために給油口からのベーパリークが生じてしまう。
また、オリフィスの開口を小さくすれば、低速給油時のベーパリークを防止できる。しかしオリフィスの開口を小さくすると、高速給油時のエア巻き込み量とブリーザガス流量との差が大きくなってしまい、新規エアの巻き込みによってタンク内では燃料の気化が促進され、キャニスタの吸着量が増大してしまう。このような背反した事情により、従来のブリーザ回路では給油速度の増減による必要ブリーザガス流量の増減に対応できない問題があった。
近年では、この問題を解消する種々の装置が開発されている(例えば、特許文献1、2)。特許文献1には、ブリーザ回路に圧力に応じて燃料蒸発ガス循環量を調整する可変手段を設けた燃料蒸発ガス排出防止装置が提案されている。また特許文献2には、圧力に応じて燃料蒸発ガス循環量を調整するバルブ内蔵コネクタをブリーザ回路に配置することが提案されている。
特開平08−216707号公報 特開2003−028010号公報
しかしながらこれらの公報に記載の技術では、流路を開閉するバルブを設けているだけであるため、低速給油と高速給油の両方の場合でブリーザガス量を適切に制御することが困難である。これは、従来のバルブが、ガス圧が高まるにつれてバルブが開き、徐々にブリーザガス流量が増大する構造であることに由来する。
ブリーザ回路を循環するブリーザガスの圧力(以下、単にガス圧と呼ぶ)は、温度にも大きく影響を受け、低速給油時と高速給油時とにおいてガス圧にそれぞれバラツキが生じる。ガス圧のバラツキに対応するためには、低速給油時および高速給油時の両方で比較的広い範囲のガス圧に対して一定流量のブリーザガスが流れるようにし、かつ、比較的狭い範囲のガス圧の変化で低速給油時のブリーザガス流量と高速給油時のブリーザガス流量を切り替える必要がある。すなわち、ブリーザガス流量とガス圧とは、ブリーザガス流量を縦軸に、ガス圧を横軸にとったときに、急勾配のS字曲線を描くことが好ましい。しかし、上述したように、従来のバルブではガス圧が高まるにつれて徐々にブリーザガス流量が増大するために、比較的狭い範囲のガス圧の変化で低速給油時のブリーザガス流量と高速給油時のブリーザガス流量とを切り替える性能(以下、ガス圧変化への応答性と呼ぶ)に劣り、低速給油時あるいは高速給油時に生じるガス圧のバラツキに対応できない問題があった。
本願出願人等は、これらの問題を解決するために、給油速度の増減などによる必要ブリーザガス流量の増減に正確に対応できる流量制御バルブを開発した。この流量制御バルブは、ハウジングと、弁部材と、付勢手段とからなり、ハウジングと弁部材との間に形成される第1弁部および第2弁部の開閉のバランスを制御することにより、高速給油と低速給油とに柔軟に対応するものである。この流量制御バルブの一例を模式的に表す断面図を図9〜図11に示し、この流量制御バルブの動作を説明する。
この流量制御バルブにおいて、ハウジング4は、図9に示されるように、流体が流入する流入開口41と、流入開口から流入した流体が外部へ流出する流出開口42とを持つ。弁部材5は、外周方向に突出する鍔部51を持ち、ハウジング4内に移動自在に配置されている。付勢手段6は、弁部材5を流入開口41へ近接する方向へ付勢する。この流量制御バルブでは、弁部材5とハウジング4との間には第1弁部90が設けられ、弁部材の鍔部51とハウジングとの間には第2弁部91が形成されている。
図10に示されるように、第1弁部90は、弁部材5に設けられた貫通孔57とハウジング4の一部を構成する凸部33との間に形成され、流入開口41から遠ざかる方向への弁部材5の移動(以下、開方向の移動と呼ぶ)に伴って流入開口41と流出開口42との連通を徐々に閉じる。そして図11に示されるように、第2弁部91は、弁部材5に設けられた鍔部51とハウジング4の一部を構成する筒部材2との間に形成され、弁部材5の開方向の移動に伴って流入開口41と流出開口42との連通を開く。
この流量制御バルブでは、流入開口41側の流体圧が所定値以下のときには、図9に示されるように、第1弁部90が開状態かつ第2弁部91が閉状態となる。また、図10に示されるように、流入開口41側の流体圧の増大によって弁部材5が開方向へ移動すると、この移動に伴って第1弁部90の開口面積が徐々に狭まる。そして、流入開口41と流出開口42との圧力差が所定値を超えると、第2弁部91が流入開口41と流出開口42との連通を一気に開き、図11に示すように、第1弁部90が閉状態かつ第2弁部91が開状態となる。
この流量制御バルブによれば、流入開口41側の流体圧が所定値以下、すなわち、第1弁部90が開状態のときには、閉空間内の流体は第1弁部90を通じて流入開口41から流出開口42へ流れる(図9中矢印a方向)。そして流入開口41側の流体圧が高まるにつれて第1弁部90の開口面積が徐々に狭まるので、流体は徐々に流れにくくなる。さらに弁部材5が移動して第1弁部90を閉じ、流入開口41と流出開口42との圧力差が急激に増大して所定値を超えると、弁部材5は流入開口41から遠ざかる方向へ一気に移動して第2弁部91が一気に開く。このとき、ハウジング4内の流体は流入開口41から第2弁部91を経て一気に流出する(図11中矢印b方向)。このため、この流量制御バルブはガス圧変化への応答性に優れ、燃料タンクのブリーザ回路に用いた場合には、高速給油と低速給油とに柔軟に対応することができる。
ところで、図9〜図11に示されるような流量制御バルブでは、弁部材5を滑らかに移動させるために、弁部材5とハウジング4とは僅かに隙間をもって設計されている。このため、弁部材5の一部分に局所的に高い流体圧が作用するような場合には、ハウジング4内で弁部材5が揺動して弁部材5の中心軸がずれてしまう場合がある(図12)。そして弁部材5の中心軸がずれると、弁部材5が軸方向に移動する際に、弁部材5のうち最外方に位置する鍔部51が、流出開口42の内部に乗り上げてしまう可能性がある。この場合には、弁部材5は流出開口42の外縁と係止して安定に移動しなくなる。さらに、弁部材5の中心軸がずれると鍔部51とハウジング4とが接触する部分(図12中点線A部分)の面積が大きくなり、弁部材5が移動する際の鍔部51とハウジング4との接触抵抗が大きく変化する。このため、弁部材5の軸方向への移動が不安定になり、ガス圧変化への応答性が不安定になる。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、弁部材を安定して移動させ、ガス圧変化への応答性に優れた流量制御バルブを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の流量制御バルブは、 流体が流入する流入開口と流入開口から流入した流体が外部へ流出する流出開口とを有するハウジングと、外周方向に突出する鍔部を持ちハウジング内に移動自在に配置された弁部材と、弁部材を流入開口へ近接する方向へ付勢する付勢手段と、からなり、
弁部材とハウジングとの間に形成され流入開口から遠ざかる方向への弁部材の移動に伴って流入開口と流出開口との連通を徐々に閉じる第1弁部と、鍔部とハウジングとの間に形成され流入開口から遠ざかる方向への弁部材の移動に伴って流入開口と流出開口との連通を開く第2弁部と、を備え、
流入開口側の流体圧が所定値以下のときには第1弁部が開状態かつ第2弁部が閉状態であり、流入開口と流出側開口との圧力差が所定値を超えたときに第2弁部が流入開口と流出開口との連通を一気に開くように構成されてなる流量制御バルブであって、
上記ハウジングの内縁には、上記鍔部と上記流出開口とを離間させる隔離手段が設けられていることを特徴とする。
本発明の流量制御バルブにおいて、上記隔離手段は、上記流出開口の周縁部から内周方向に突出するリブから構成することができる。
本発明の流量制御バルブにおいて、上記隔離手段は、上記流出開口の外縁に設けられ外縁全周を肉欠きする凹部から構成することができる。
本発明の流量制御バルブにおいて、上記鍔部の周端には、上記弁部材と上記ハウジングとの接触面積を減じる凹凸部が設けられていることが好ましい。
本発明の流量制御バルブでは、ハウジングの内縁に、鍔部と流出開口とを離間させる隔離手段が設けられている。この隔離手段により、鍔部は流出開口から遠ざけられるために、弁部材の中心軸がずれる場合にも、弁部材が流出開口の内部に乗り上げることはなく、弁部材が安定に移動してガス圧変化への優れた応答性が発揮される。隔離手段を流出開口の周縁部から内周方向に突出するリブから構成する場合には、リブの突出端が鍔部の周端と干渉して、鍔部と流出開口とが離間する。また隔離手段を、流出開口の外縁に設けられ外縁全周を肉欠きする凹部から構成する場合には、流出開口の外縁自体が鍔部の周端よりも外周側に配置されるために、鍔部と流出開口とが離間する。何れの場合にも、隔離手段は弁部材の軸方向の移動長さ全長に設けられることが好ましい。
また、鍔部の周端に弁部材とハウジングとの接触面積を減じる凹凸部を設ける場合には、弁部材の中心軸がずれて弁部材とハウジングとが接触する場合にも、弁部材とハウジングとの接触抵抗が大きく変化することはなくなる。このため、弁部材が安定して移動し、ガス圧変化への優れた応答性が発揮される。なお、上述した隔離手段によっても弁部材とハウジングとの接触面積が減じられるために、同様に弁部材とハウジングとの接触抵抗が大きく変化することが回避されるが、さらに凹凸部を設けることで、弁部材の移動をより確実に安定させることができる。
なお、本発明の流量制御バルブは、上述した図9〜11に示される流量制御バルブと同様に、第1弁部と第2弁部とを備えるものであり、上述した図9〜11に示される流量制御バルブと同様の機構で優れたガス圧変化への応答性を発揮する。このため、本発明の流量制御バルブを例えば燃料タンクのブリーザ回路に用いた場合には、高速給油と低速給油とに柔軟且つ確実に対応することができる。
本発明の流量制御バルブは、例えば、上述したブリーザ回路に代表される循環ライン用の流量制御バルブとして用いることもできるし、循環ライン用以外の流量制御バルブとして用いることもできる。
ハウジングは弁部材を移動可能に収納するものであり、流体の流入開口及び流出開口を有する。ハウジングの固定位置は流量制御バルブの使用目的に応じて種々に設定できるが、例えば本発明の流量制御バルブをブリーザニップル部に適用する場合には、ハウジングは燃料タンクの上部に気密に固定される。この場合、流入開口が燃料タンクの気相に連通し、流出開口がブリーザニップルに連通する。このとき、ハウジングは燃料タンクの外部に突出していてもよいし、燃料タンク内部に配置することも可能である。ハウジングを燃料タンクに固定する方法は、機械的に固定する方法、接着あるいは溶着で固定する方法など特に制限されない。
本発明の流量制御バルブをブリーザニップル部に適用する場合には、ハウジングの下部には、燃料タンク内に延びる筒状部を設けることが好ましい。一般に、燃料タンクには満タン検知バルブが設けられ、燃料液面が所定の位置に到達すると満タン検知バルブが作動し、タンク内圧の上昇によって給油ガンのオートストップが働くように構成されている。もし満タン検知時にハウジングの流入開口がタンクの気相に位置していると、ブリーザ回路を通じて給油口からのベーパリークが生じてしまう。したがって燃料液面が所定の位置に到達した時点で、流入開口に連通するハウジング下端は液没している必要がある。そこで燃料タンク内に延びる筒状部を形成し、筒状部の下端開口の位置を満タン時の液面位置より下方にしておくことで、給油口からのベーパリークを防ぐことができる。
燃料タンク内に延びる筒状部はハウジングと一体でもよいが、ハウジングとは別に形成された筒部材をハウジングと気密に一体化することが好ましい。このようにすれば、満タン液面位置が異なる各種の燃料タンクにも、筒部材の長さを調整するのみで容易に対応することができ、ハウジング及びブリーザニップルの大部分を複数種の燃料タンクで共用することができる。
本発明の流量制御バルブを、例えばブリーザニップル部に適用する場合には、付勢手段による付勢力は、低速給油時のタンク内のガス圧によって弁部材が浮き上がらない程度になるように設計すればよい。これにより、低速給油時にタンク内のガス圧がばらついても第1弁部が閉じるのが防止され、キャニスタへの吸着量の増大を抑制できる。そして高速給油時の大きなタンク内のガス圧によって弁部材が浮き上がるように設計しておけば、弁部材が流入開口から遠ざかる方向へ移動するにつれて第1弁部の開口面積が徐々に狭まり、流入開口側の気圧と流出開口側の気圧の差が所定値を超えたときに第2弁部が流入開口と流出開口との連通を一気に開くように構成することができる。したがってガス圧とブリーザガス流量との関係は、急勾配のS字曲線に近くなるために、流量制御バルブは優れた応答性を発揮して、ベーパリークやキャニスタへの吸着量の増大を抑制できる。
本発明の流量制御バルブでは、弁部材は略有底筒状をなし、ハウジングは流入開口に向かって突出する凸部を有し、凸部と弁部材の間に第1弁部を形成することが好ましい。この場合凸部を筒状とするとともに、弁部材の筒部は凸部の内周又は外周形状に対応した形状とし、筒部の一端に凸部が進入する、あるいは凸部の内部に弁部材が進入することで第1弁部が徐々に閉状態となるようにすることができる。さらにこの場合には、凸部により弁部材の移動方向を案内できる利点もある。
弁部材は凸部に外挿され、弁部材の側壁に設けられた貫通孔と凸部と、あるいは、凸部の側壁に設けられた貫通孔と弁部材と、によって第1弁部を構成し、弁部材の移動に伴って貫通孔が徐々に塞がれるようにすることで第1弁部を形成することが好ましい。このようにすれば、弁部材が移動初期に凸部と干渉することが防止でき、凸部の案内によって弁部材を安定して移動させることができる。
第2弁部は、鍔部とハウジングとの間に形成され、開方向、すなわち軸方向上方への移動に伴って流入開口と流出開口との連通を開く部分である。弁部材はハウジング内を移動自在に配置され、鍔部は弁部材の外周方向に突出していることから、弁部材の配置位置によって、鍔部で流入開口と流出開口とを仕切って第2弁部を閉状態にしたり、仕切を解除して第2弁部を開状態にしたりすることができる。
第2弁部は、第1弁部が開いている状態で流入開口と流出開口との連通を閉じ、弁部材が移動し始めた瞬間に流入開口と流出開口との連通を開くように設計してもよいが、弁部材が所定量移動して第1弁部が閉じると同時に第2弁部が開くように設計することが好ましい。本発明の流量制御バルブをブリーザ回路のブリーザニップル部に適用する場合に、上記のように設計すれば、第1弁部が閉じた時に、弁部材より下流側のハウジング内の圧力は大気圧となり、弁部材より上流側のハウジング内の圧力はタンク内のガス圧となる。この場合、ハウジング内における弁部材より下流側の圧力と上流側の圧力との差圧が大きくなるために、弁部材がさらに速やかに移動するようになり、ガス圧とブリーザガス流量との関係は、更に急勾配のS字曲線に近くなり、ベーパリークやキャニスタへの吸着量の増大をより確実に抑制できる。
本発明の流量制御バルブでは、ハウジングの内縁に、鍔部と流出開口とを離間させる隔離手段が設けられている。隔離手段としては、鍔部と流出開口とを離間させる種々の形状からなるものを用いればよく、例えば流出開口の周縁部から内周方向に突出するリブや、流出開口の外縁に設けられ外縁全周を肉欠きする凹部から構成することができる。リブや凹部からなる隔離手段によると、鍔部の周端と流出開口とを簡単な構造で確実に離間させることができ、鍔部の周端と流出開口の外縁とが係止する等の不具合を回避することができる。
本発明の流量制御バルブのうち鍔部の周端に凹凸部を設ける場合には、弁部材の中心軸がずれる場合に弁部材とハウジングとが接触する面積がより小さくなり、弁部材がより安定して移動する。このため、ガス圧変化へのより優れた応答性が発揮される。
付勢手段は、弁部材自身の自重としてもよいし、スプリングなどを用いることもできる。その付勢力は、目的に応じて種々設定することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
実施例1の流量制御バルブは、リブからなる隔離手段を備えるものである。実施例1の流量制御バルブを模式的に表す断面図を図1〜5に示し、実施例1の流量制御バルブのうち隔離手段を模式的に表す断面図を図6に示す。
実施例1の流量制御バルブは、ブリーザ回路のブリーザニップル部に適用されるものであり、図2に示すように燃料タンク100の上部に溶着固定され、ニップル部11にブリーザチューブ200が挿通されたものである。ブリーザチューブ200はインレットパイプ300の給油口近傍に連結されている。
この流量制御バルブは、図3〜5に拡大図を示すように、二色成形により製造されたカバー1と、カバー1に溶着固定された筒部材2と、筒部材2に係合固定された座板3と、弁部材5と、スプリング6と、から構成されている。
カバー1は有底円筒状の容器状部10と、容器状部10から径方向外方に突出するニップル部11と、容器状部10の開口周縁部に形成されたリング状の溶着部12とを有している。容器状部10とニップル部11は、変性ポリエチレン製の外層13とポリアミド製の内層15とから形成され、溶着部12は外層13と同一の変性ポリエチレンから形成されている。
ポリアミド製の筒部材2は、中間部に内径が縮小された縮径部20を有し、縮径部20の外周にはフランジ部21が形成されている。この筒部材2は、上部がカバー1の容器状部10に嵌合し、フランジ部21が容器状部10の内層15に溶着されることで、筒部材2はカバー1と一体となっている。筒部材2の縮径部20にはガス流入孔22が貫通している。さらに、筒部材2の側壁には開口23が設けられ、この開口23はニップル部11の内部と連通している。
座板3は、円板状の基部30と、基部30の周縁部に間隔を隔てて列設された複数の係止爪31と、基部30の中心から軸方向に突出し中央に凹部32をもつ凸部33と、から構成され、ポリアセタール樹脂から形成されている。筒部材2の先端には係止孔35が形成され、係止爪31が係止孔35に係合することで、座板3が筒部材2に固定されている。本実施例の流量制御バルブでは、筒部材2と座板3とによりカバー1の内部にハウジング4が形成されている。本実施例の流量制御バルブでは、ガス流入孔22が流入開口に相当し、ニップル部11に連通する筒部材2の開口23が流出開口に相当する。そして、縮径部20の上面は、流入開口側(ガス流入口22)の気圧が所定値以下の時に弁部材5が着座する座面を構成する。
筒部材2のうち、開口23の周縁部には、図6に示すように、内周方向に突出する第1リブ80が設けられている。この第1リブ80は、開口23の両端側に設けられ、筒部材の軸方向全長に延びている。また、その他にも同様の形状の第2リブ81が筒部材2の周方向に複数箇所設けられている。この第1リブ80、第2リブ81は、筒部材2の筒内部に後述する弁部材を配した際に、弁部材の鍔部と僅かに離間する程度の大きさで突出している。また、各々の第2リブ81は開口23を避けた位置に各々離間して配置されている。本実施例の流量制御バルブでは、第1リブ80により隔離手段が構成されている。
弁部材5は、有底筒状の筒部50と、筒部50のうち軸方向の中間部に設けられている鍔部51と、鍔部51よりも下方、すなわち流入開口側の位置に設けられている干渉鍔部52と、から構成されている。鍔部51および干渉鍔部52は、弁部材5の外縁から外周方向に突出している。干渉鍔部52には、周方向の複数箇所に第2の貫通孔53が設けられている。筒部50の底部には内側へ突出する筒状の小径凸部55が形成され、小径凸部55の筒内部は筒内外を連通する通気孔56になっている。
筒部50の外径は筒部材2の縮径部20の内径より大きくなっており、弁部材5は縮径部20によって下方への移動を規制された状態でハウジング4内を上下方向に移動自在となっている。また、鍔部51の外径は、ハウジング4の内径、すなわち、第1リブ80、第2リブ81の突出端面同士から構成される空間よりも僅かに小さくなっており、弁部材5は滑らかに移動できるようになっている。さらに、弁部材5の筒部50の内径は、凸部33の外径より大きく、弁部材5は凸部33に案内されて上下方向に移動自在となっている。筒部50の先端側壁には、筒部50の内外を径方向に貫通する貫通孔57が周方向に間隔を隔てて複数個形成されている。弁部材5はポリアセタール樹脂から形成されている。
また、筒部50のうち縮径部20側の部分、すなわち、筒部50の底部側の部分には、スリット状の液抜き部58が筒部50の周方向の4箇所に放射状に設けられている。この液抜き部58は、ハウジング4の内部とガス流入口22とを連通し、ハウジング4内部に溜まった液体を、ガス流入口22を経て燃料タンク100に排出するものである。液抜き部58が設けられていることで、開口23から逆流した液体がハウジング4に溜まって弁部材が動作不良を起こす等の不具合が回避される。また、筒部50の底部側の部分には、筒部50の筒内部とガス流入口22とを連通する第2の液抜き部59が設けられている。この第2の液抜き部59は、筒部50の筒内部に溜まった液体を、ガス流入口22を経て燃料タンク100に排出する。第2の液抜き部59が設けられていることで、筒部50の筒内部に溜まった液体により弁部材5の重量が増大して弁部材5の動作が不安定になる等の不具合が回避される。
スプリング6は、小径凸部55と凸部33の間に介装され、弁部材5はガス流入孔22に向かう方向に付勢されている。
本実施例の流量制御バルブによれば、低速給油時には、図3に示すように、鍔部51および干渉鍔部52の外周表面はニップル部11に連通する開口23より下方でハウジング4の内周表面に近接して対向している。そして、燃料タンク100内のガスは筒部材2の下端から主にガス流入孔22、通気孔56または第2の液抜き部59、貫通孔57を通過し、ブリーザガスはニップル部11からブリーザチューブ200、インレットパイプ300を循環する。このとき、燃料タンク100内のガス圧が弁部材5に作用しても、スプリング6の付勢力と弁部材5の自重との合計がそのガス圧から受ける力より大きいので、弁部材5は移動しない。図3に示すこの状態では、凸部33の先端は貫通孔57の上端より上方に位置し、貫通孔57を流通するガスの流通が妨げられることはなく、ブリーザ回路が安定して機能する。
高速給油時には、燃料タンク100内のガス圧が上昇し、その圧力が弁部材5に作用することで、弁部材5は凸部33に近接する方向へ移動を開始する。すると凸部33の先端が貫通孔57とラップし、図4に示すように、弁部材5の上昇に伴って貫通孔57の開口面積が徐々に狭まる。つまり貫通孔57と凸部33との隙間70が第1弁部として作用し、第1弁部が徐々に閉じられる。それと同時に鍔部51も上昇するが、初期の間は鍔部51が開口23に表出することがない。
そして燃料タンク100内のガス圧の上昇に伴い弁部材5がさらに凸部33に近接する方向に移動すると、貫通孔57の開口面積がさらに狭まり、ついには貫通孔57が凸部33で閉じられる。このとき鍔部51より下方側(タンク側)のガス圧が急激に上昇し、鍔部51より上方側(給油口側)の大気圧との差が急激に増大する。すると、弁部材5は一気に上昇し、図5に示すように鍔部51が開口23よりも上方に配置されて、ガス流出孔である開口23とガス流入孔22とが連通する。つまり鍔部51とハウジング4との隙間71が第2弁部として作用し、第2弁部が全開状態となる。なお、このとき、ガス流入口72からハウジング4内に流入したガスは、干渉鍔部52の第2の貫通孔53を経て開口23に到達する。
そして低速給油時、あるいは給油が停止された場合には、スプリング6の付勢力によって弁部材3は速やかに移動して図3の状態に戻る。
本実施例の流量制御バルブによれば、上述のように、第2弁部が流入開口と流出開口との連通を一気に開くことにより、ガス圧とブリーザガス流量との関係が急勾配のS字曲線に近くなる。このため、本実施例の流量制御バルブはガス圧変化への応答性に優れ、キャニスタに余分なガスが流入したり、ベーパリークが生じるのを抑制することができる。
そして、本実施例の流量制御バルブでは、図6に示されるように、ハウジング4の一部を構成する筒部材2の内縁には、2つの第1リブ80からなる隔離手段が設けられており、この第1リブ80により鍔部51と開口23とが離間している。このため、本実施例の流量制御バルブでは、弁部材5の中心軸がずれる場合にも、鍔部51の周端が開口23に乗り上げ、鍔部51の周端が開口23の外縁と係止する等の不具合が回避される。したがって、弁部材が安定に移動してガス圧変化への優れた応答性が発揮される。
さらに、第1リブ80および第2リブ81によって、鍔部51とハウジング4との接触面積が減じられている。このため、本実施例の流量制御バルブでは、弁部材の中心軸がずれる場合にも、弁部材5とハウジング4とが接触する面積、すなわち、鍔部51と筒部材2とが接触する面積が小さくて済み、弁部材が安定して移動する。このため、ガス圧変化へのより優れた応答性が発揮される。
そして、本実施例の流量制御バルブでは、鍔部51よりも流入開口側の位置に干渉鍔部52が設けらていることで、弁部材5に部分的に大きなガス圧が作用して弁部材5が揺動する場合には、弁部材5の傾斜は、筒部50と凸部33とが接触し、干渉鍔部52と筒部材2とが接触する位置で停止する。この干渉鍔部52により、弁部材5が大きく傾斜することが抑制され、弁部材5の移動がより安定するために、本実施例の流量制御バルブはガス圧変化への応答性に更に優れたものとなる。
さらに、本実施例の流量制御バルブでは、干渉鍔部52に第2の通気孔53が設けられている。そして、高速給油時、すなわち、第1弁部が閉状態になり第2弁部が開状態になる際には、ガス流入孔22から流入したガスは、この第2の通気孔53を介して第2弁部に流れる。本実施例の流量制御バルブでは、ガス流入口22から流入したガスは干渉鍔部52とハウジング4との間からも第2弁部に流れるが、別途第2の通気孔53を設けることで高速給油時により大きなガス流路を確保でき、ガス圧変化への応答性がより向上する。
(実施例2)
実施例2の流量制御バルブは、凹部からなる隔離手段を備え、鍔部および干渉鍔部の周端に凹凸部が設けられていること以外は実施例1の流量制御バルブと同じものである。実施例2の流量制御バルブを模式的に表す断面図を図7に示し、実施例2の流量制御バルブのうち隔離手段を模式的に表す断面図を図8に示す。
本実施例の流量制御バルブでは、ハウジング4を構成する筒部材2のうち、開口23の外縁には、図8に示すように、外縁全周を肉欠きする凹部85が設けられ、この凹部85から隔離手段が構成されている。そして、凹部85の内周面は、筒部材2のうち凹部85以外の部分の内周面(以下、一般面と呼ぶ)よりも外周側に配置され、開口23の外縁は一般面よりも外周側に配置されている。弁部材5の鍔部51はその周端が筒部材2の一般面と僅かに離間するように配されているため、開口23の外縁は鍔部51の周端よりも更に外周側に配置されて、鍔部51と開口とは離間する。凹部85は筒部材2の軸方向全長に延びている。また、鍔部51の周端には、図8に示すように、周方向に凹凸が列設されてなる凹凸部83が設けられている。さらに、干渉鍔部52の周端にも、凹凸部83と同様の凹凸部84が設けられている。
本実施例の流量制御バルブでは、凹部85から隔離手段が構成されている。そして、この凹部85によって開口23の外縁が鍔部51の周端よりもさらに外周側に配置されて、鍔部51と開口23とが離間している。このため、本実施例の流量制御バルブでも、弁部材5の中心軸がずれる場合にも、鍔部51の周端が開口23に乗り上げ、鍔部51の周端が開口23の外縁と係止する等の不具合が回避される。したがって、本実施例の流量制御バルブでも弁部材が安定に移動してガス圧変化への優れた応答性が発揮される。
さらに、本実施例の流量制御バルブでは、鍔部51の周端および干渉鍔部52の周端に凹凸部83、84設けられている。このため、弁部材5の中心軸がずれる場合にも、鍔部51や干渉鍔部52と筒部2とが接触する面積が小さくて済み、ガス圧変化へのさらに優れた応答性が発揮される。
本発明の実施例1の流量制御バルブの断面図である。 本発明の実施例1の流量制御バルブを備えたブリーザ回路の説明図である。 本発明の実施例1の流量制御バルブの作動を示す説明図である。 本発明の実施例1の流量制御バルブの作動を示す説明図である。 本発明の実施例1の流量制御バルブの作動を示す説明図である。 本発明の実施例1の流量制御バルブの断面図である。 本発明の実施例2の流量制御バルブの作動を示す説明図である。 本発明の実施例2の流量制御バルブの断面図である。 従来の流量制御バルブの作動を示す説明図である。 従来の流量制御バルブの作動を示す説明図である。 従来の流量制御バルブの作動を示す説明図である。 従来の流量制御バルブの作動を示す説明図である。
符号の説明
1:カバー 2:筒部材 4:ハウジング 5:弁部材 51:鍔部 52:干渉鍔部 80:リブ 83:凹凸部 85:凹部

Claims (4)

  1. 流体が流入する流入開口と該流入開口から流入した流体が外部へ流出する流出開口とを有するハウジングと、外周方向に突出する鍔部を持ち該ハウジング内に移動自在に配置された弁部材と、該弁部材を該流入開口へ近接する方向へ付勢する付勢手段と、からなり、
    該弁部材と該ハウジングとの間に形成され該流入開口から遠ざかる方向への該弁部材の移動に伴って該流入開口と該流出開口との連通を徐々に閉じる第1弁部と、該鍔部と該ハウジングとの間に形成され該流入開口から遠ざかる方向への該弁部材の移動に伴って該流入開口と該流出開口との連通を開く第2弁部と、を備え、
    該流入開口側の流体圧が所定値以下のときには該第1弁部が開状態かつ該第2弁部が閉状態であり、該流入開口と該流出側開口との圧力差が所定値を超えたときに該第2弁部が該流入開口と該流出開口との連通を一気に開くように構成されてなる流量制御バルブであって、
    前記ハウジングの内縁には、前記鍔部と前記流出開口とを離間させる隔離手段が設けられていることを特徴とする流量制御バルブ。
  2. 前記隔離手段は、前記流出開口の周縁部から内周方向に突出するリブである請求項1記載の流量制御バルブ。
  3. 前記隔離手段は、前記流出開口の外縁に設けられ該外縁全周を肉欠きする凹部である請求項1記載の流量制御バルブ。
  4. 前記鍔部の周端には、前記弁部材と前記ハウジングとの接触面積を減じる凹凸部が設けられている請求項1または請求項3記載の流量制御バルブ。
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JP2009168133A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Piolax Inc チェックバルブ一体型カットバルブ

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