JP2004353518A - 満タン規制バルブ - Google Patents

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啓之 鈴木
Tadashi Shimamori
忠 島守
Yoshiaki Oyamada
義明 小山田
Katsuyuki Ichinohe
勝幸 一戸
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Subaru Corp
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Kyosan Denki Co Ltd
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Abstract

【課題】本願発明の目的は、小型軽量で、車両等への搭載の自由度が高く、且つ満タン時に例え弁体が開放したとしてもキャニスタへ燃料が流出することを防止することができる満タン規制バルブを提供すること。
【解決手段】燃料タンクに取り付けられるケーシングと、該ケーシング内に上下動自在に配設されるフロートと、該フロートの上部に設けられる弁体と、該弁体の下流側に連通口を介して連通される空間部とを有し、該空間部にキャニスタに連通される通気ポートを連結してなる満タン規制バルブであって、前記通気ポート先端の開口部を前記空間部内において上方に開口させるとともに、前記連通口に対し偏心させる満タン規制バルブ。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、燃料タンクとキャニスタとを連通する通気ポートに設けられる満タン規制バルブに関し、特に該満タン規制バルブからの燃料がキャニスタに流出することを防止してなる満タン規制バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等には、エンジンの燃焼室に供給するための燃料が貯留される燃料タンクが設けられる。この燃料タンクには、タンク内の燃料量の増減に見合う空気が出入りできるように通気系が設けられている。この通気系は、燃料タンクの内部とキャニスタとを連通する系であるが、仮に燃料タンクが満タン以上となると溢れた燃料がキャニスタ側へ給送されることになり、溢れた燃料がキャニスタ側へ給送されるとキャニスタが濡れて使用不能になるため、燃料タンクの上部に満タン規制バルブを設けて燃料が満タンになった時、通気系を遮断してエアー及び燃料をキャニスタ側へ給送されないようにしている。
【0003】
従来の満タン規制バルブAを図7に示す。満タン規制バルブAは、燃料タンクa内に挿設されるケーシングbと、このケーシングb内に配設されるフロートcと、フロートcに上向きの力を付加するスプリングdと、前記フロートcの上部に取り付けられる弁体eと、この弁体eの下流側に連通されその他端が図示しないキャニスタに連結される通気ポートf等からなる。
【0004】
ケーシングbは上下方開放の中空円筒状の部材であり、内部にフロート室gが形成され、その上方には弁座hが形成され、更に、底部には複数の通気孔iを有する底部板jが取り付けられている。
【0005】
満タン規制バルブAは、このような構造を有し、燃料タンクa内に給油されると、燃料タンクa内の燃料液面は上昇し、底部板jに達すると、燃料は底部板jの通気孔iよりケーシングb内に侵入し、フロートcを押し上げ、フロート室g内の燃料液面が所定位置に達するとフロートcの上面の弁体eは弁座hに当接する。弁体eが弁座hに当接すると、通気ポートfが閉鎖されるため、以後の給油で燃料タンクa内の圧力が上昇し給油が停止され、その時の燃料液面が満タン液面位置Hとなる。このように、満タン規制バルブAは燃料満タン時等燃料がキャニスタへ流出しようとする場合に燃料の流出を防止する。
【0006】
しかしながら、前記満タン規制バルブAは、例えば燃料の満タン時に、車両が急旋回、或いは急停止した場合等、燃料が激しく動く時にはその激しい動きによりフロートc上部に設けられる弁体eが弁座hから離れることがあり、その結果、燃料が通気ポートfを介してキャニスタへ流出する恐れを有していた。
【0007】
また、前記満タン規制バルブAがまだ閉鎖されていない給油時、燃料を巻き込んだエアが通気ポートfに流出した場合には気液分離されずそのままキャニスタへ流出する恐れをも有していた。更に、燃料を巻き込んだエアが通気ポートfに流出し通気ポートfの内壁に付着し、その付着量が増大していくとやがてその付着燃料は液化されキャニスタへ流出する恐れをも有していた。
【0008】
このような弊害を防止するものとして図6に示すものが提案されている。このものの概略を説明する。図6に示すものは、満タン規制バルブAの構造は図7に示すものと同じであるが、ケーシングbと通気ポートfとの間に空間部kを有する上部ケーシングmを設け、前記フロート室gと空間部kとを連通口nで連通し、また、前記通気ポートfを連通口nの上方まで空間部k内を延設させるとともに、その先端の開口部pを連通口nの上方で且つ上方に開口させるものである。
【0009】
そしてこのような構成により、例え連通口nより空間部k内に燃料や或いは燃料を巻き込んだエアが侵入したとしてもそれらの燃料等は、連通口nの上方まで延設された通気ポートfの底部に衝突され、燃料が分離されるとともに、分離後のエアにしても連通口nの上方で且つ上方に開口した開口部pより通気ポートfに流れ込むことになり、その結果キャニスタまで流出する燃料を低減することができる。
【0010】
ところが、このような構成のものは、通気ポートfを連通口nの上方まで空間部k内を延設させ、連通口nから流出する燃料を通気ポートfの底部に衝突させ燃料を分離するようにしているため、図6に示すように通気ポートfを上部ケーシングmの底面或いは燃料タンクaのほぼ上面より高さhだけ高く設けなければならなく、その分高さが高くなりその結果全体が大型化し且つ重量化する。また、満タン規制バルブAの燃料タンクa上の高さが高くなるとそれだけ該満タン規制バルブAを車両等へ搭載する場合の自由度が低減する。更に、満タン規制バルブAの露出表面積が大きくなる分燃料タンクaからのHCの透過量が増大する。
【0011】
また図6のものは、例え通気ポートfの開口部pが上方に開口していたとしても、連通口nの上方であるため、連通口nから空間部k内に勢いよく流れ込む燃料等は連通口nより空間部kの上方へ流れ空間部kの上部壁より前記開口部pに流れ込む恐れがあり、キャニスタに流れる燃料等を防止するには十分とは言えなかった(例えば、特許文献1参照。)。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−235863。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明の目的は、満タン規制バルブに空間部を設け、該空間部内において通気ポート先端の開口部を上方に開口させるとともに、連通口に対し偏心させることにより小型軽量で、車両等への搭載の自由度が高く、且つ満タン時に例え弁体が開放したとしてもキャニスタへ燃料が流出することを防止することができる満タン規制バルブを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願発明は、以下のような構成を採用してなる。
【0015】
請求項1に係る発明においては、燃料タンクに取り付けられるケーシングと、該ケーシング内に上下動自在に配設されるフロートと、該フロートの上部に設けられる弁体と、該弁体の下流側に連通口を介して連通される空間部とを有し、該空間部にキャニスタに連通される通気ポートを連結してなる満タン規制バルブであって、前記通気ポート先端の開口部を前記空間部内において上方に開口させるとともに、前記連通口に対し偏心させる構成。
【0016】
そしてこのような構成により、通気ポートを連通口上方まで延設する必要がなくなり、通気ポートの底壁面を上部ケーシングの底面と同じにすることができるため、それだけ上部ケーシングの高さを低くできる。また、通気ポート先端の開口部と連通口との距離を大きく且つ迂回させることができるため、例え、満タン時に弁体が一時的に開き燃料の一部がケーシング上方に形成される空間部に流出したとしても該燃料が通気ポート先端の開口部よりキャニスタ側へ流出することが低減される。また、空間部内壁面に付着した蒸発燃料が液化し内壁面を伝って流れ落ちたとしても通気ポート先端の開口部内に流れ込みキャニスタ側へ流出する量が低減される。
【0017】
請求項2に係る発明においては、前記開口部は、前記通気ポート上端より上方である構成。そしてこのような構成により、請求項1に係る発明の作用に加え、通気ポート先端の開口部とフロートの上部に設けられる弁体が当接可能な弁座との距離をより大きくすることができるため、例え、満タン時に弁体が一時的に開き燃料の一部がケーシング上方に形成される空間部に流出したとしても該燃料が通気ポート先端の開口部よりキャニスタ側へ流出することがより確実に低減される。また、空間部内壁面に付着した蒸発燃料が液化し内壁面を伝って流れ落ちたとしても通気ポート先端の開口部内に流れ込みキャニスタ側へ流出する量がより低減される。
【0018】
請求項3に係る発明においては、前記開口部は、前記空間部を形成する前記ケーシング内壁面より離れた位置に設ける構成。そしてこのような構成により、請求項1、2に係る発明の作用に加え、空間部内壁面に付着した蒸発燃料が液化し内壁面を伝って流れ落ちたとしても通気ポート先端の開口部内に流れ込みキャニスタ側へ流出することがより確実に低減される。
【0019】
請求項4に係る発明においては、前記開口部の形状は、長穴状である構成。また、請求項5に係る発明においては、前記開口部の形状は、円弧状である構成。そしてこのような構成により、請求項1乃至3に係る発明の作用に加え、通気ポート先端の開口部の開口面積を広くとることができ、その分通気抵抗が低減される。更に、上部ケーシングの外径を小さくすることができる。
【0020】
請求項6に係る発明においては、前記空間部内に気液分離壁を設ける構成。そしてこのような構成により、請求項1乃至5に係る発明の作用に加え、例え給油時に燃料を巻き込んだエアが通気ポート側に流出しようとしたとしても該エアは空間部内で気液分離壁により気液分離されるため、液状燃料がキャニスタ側へ流出することが低減される。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は満タン規制バルブを燃料タンクに取り付けた状態の断面図を示し、図2は、満タン規制バルブのキャップを取り外した平面図を示す。
【0022】
図1に示すように満タン規制バルブAは燃料タンク1上に載置される。燃料タンク1は樹脂製で、熱溶着等の手段によりその上部面に開口した連通開口1a内に満タン規制バルブAを挿入した形態で取り付けられる。なお、燃料タンク1は金属製でも良くその場合にはビス等で一体的に取り付けられる。
【0023】
満タン規制バルブAは、外郭を形成するケーシング2を有する。ケーシング2は樹脂製からなり上部ケーシング3及び下部ケーシング4から形成される。
【0024】
前記下部ケーシング4は、その上面に形成される小径の連通口5とその下面に形成される大径の下部開口6とを有する中空状の筒状部材であり、その内部にフロート室7を形成している。そして前記小径の連通口5は、前記上部ケーシング3内と連通するとともに、その底面外周部は下方に突出し弁座8を形成している。また、前記大径の下部開口6は、燃料タンク1内に開口しており、複数の底部開孔9が形成される底部板10が熱溶着等の手段により一体的に取り付けられている。
【0025】
上部ケーシング3と下部ケーシング4との外周境界部の下部ケーシング4側には、フランジ11が形成されており、このフランジ11の下面を燃料タンク1の上部面に一体的に取り付ける。その結果、満タン規制バルブAは、下部ケーシング4が燃料タンク1内に挿入した形態で燃料タンク1の上面に取り付けられる。
【0026】
前記下部ケーシング4内には、前記フロート室7が形成されるとともに、その側壁には複数個の側部開孔12が設けられ、また、フロート室7の内側面には、垂直なリブ13が複数本放射状に且つ等間隔で設けられ、フロート14の上下動を案内する。
【0027】
前記フロート室7にはフロート14が収納配置される。該フロート14は樹脂製で下方開放の概略中空円筒状の部材で、フロート室7に収納され底部板10が一体的に取り付けられた状態では、フロート14と底部板10との間にスプリング15が介在されフロート14の上動を助ける。このスプリング15のバネ力は、通常時においてはフロート14を上動する力はないが、フロート室7内に燃料が侵入したときには、フロート14に作用する浮力に加味する力として作用しフロート14をすばやく上動させる。
【0028】
また、フロート14の上部には外周上に溝部16を有する小径突部17が形成され、該溝部16内にはゴム製でリング状の弁体18が取り付けられる。この弁体18はフロート14の上動時、前記弁座8に当接し、フロート室7と上部ケーシング3内との連通を遮断する。また弁体18は、前後左右に傾斜することができ、例えフロート14が多少傾斜した状態にあっても弁座8との密着を良好に行うことができる。フロート室7内に配置されるフロート14、スプリング15及び弁体18等により燃料タンク1内の燃料の満タン規制を行う。
【0029】
上部ケーシング3は、下部ケーシング4と一体に形成される外径Sを有する円形の筒状部材であり、その下部にはフロート室7に連通する連通口5を有し、その上部には上部開口19を有する。そして上部開口19には樹脂製のキャップ20が熱溶着等の手段により一体に取り付けられており、その内部に空間部21を形成している。
【0030】
また、上部ケーシング3の側壁部には、通気ポート22が一体に形成される。該通気ポート22は、下部ケーシング4の側壁部の最下部の位置、即ち、通気ポート22の下端部22eがフランジ11の上面に当接するような位置に設けられ、このような位置に通気ポート22を設けることにより燃料タンク1の上方に突出する高さHを低くすることができる。
【0031】
前記通気ポート22の一端(図の左方側)は図示しない通気通路を介してキャニスタに連通されるとともに、その他端の開口部23は、図に示すように上部ケーシング3の空間部21内に開口される。通気ポート22は水平部22aと垂直部22bとを有し、その境界部近傍には絞り部22cが形成されてなり、該垂直部22bの先端に前記開口部23が上方を向いた形態で形成される。
【0032】
そして前記絞り部22cは、上部ケーシング3の内側壁面3aより隙間dの長さで形成されており、その結果、開口部23は上部ケーシング3の内側壁面3aより隙間dの長さだけ内側に離れて形成されることになり、例えば図に示すように上部ケーシング3の内側壁面3aを伝って液状燃料24が流れ落ちたとしてもその液状燃料24が開口部23内に流れ込むことはない。
【0033】
前記開口部23は、通気ポート22の上端部22dより高さDだけ高い上方位置になるよう形成されており、例えば図に示すように上部ケーシング3の内側壁面3aを伝って液状燃料24が流れ落ちたとしてもその液状燃料24は、絞り部22cの上端部より空間部21内に流れ落ちるため開口部23内に流れ込むことはない。
【0034】
また、前記開口部23は、図2に示すように半円状のもので、且つ連通口5の外周上に沿う形態のものとして形成される。開口部23の形態をこのような形状にすることにより、開口部23の面積を増大することができエアの通気抵抗をそれだけ低減することができる。この結果、上部ケーシング3の大きさ、即ちその外径Sをより小さくすることができる。そして、連通口5の上方に開口部23が位置しないためやはりエアの通気抵抗をそれだけ低減することができる。
【0035】
なお、前記開口部23の形状は、円弧状、三日月状等の長穴状のもの、或いは単に円形、多角形等のものでも良く、またその中心位置Mが図3に示すように通気ポート22の軸心mより円周上にずれた位置にある形状のものでも良い。また、通気ポート22は上部ケーシング3と一体のものとして説明したが、別体のものでも良い。
【0036】
本願発明の満タン規制バルブAの作用は次の通りである。満タン規制バルブAを取り付けた燃料タンク1に給油を行うと、燃料タンク1内の圧力は上昇する。すると燃料タンク1内のエアはフロート室7を介して空間部21に流れ込み、次いで空間部21及び通気ポート22を介してキャニスタに至り蒸発燃料は吸着される。続いて燃料タンク1内のエアの排出に伴って燃料タンク1内の燃料の液面は上昇し、下部ケーシング4に設けられる底部開孔9及び側部開孔12よりフロート室7に侵入し、フロート14を上動させる。するとフロート14の上部に取り付けられる弁体18は弁座8に当接し、それ以上のエアの排出は停止される。その後燃料タンク1内の圧力はさらに上昇し、ついには給油を自動的に停止させることになる。
【0037】
このように満タン規制バルブAは、満タン時に弁体18が弁座8に当接し、通気通路を閉鎖するものであるが、例えば、燃料の満タン時に、車両が急旋回、或いは急停止した場合等、燃料が激しく動く時にはその激しい動きにより弁体18が弁座8から離れることがある。しかしながら、例え弁体18が弁座8から離れ、燃料の一部が空間部21内に流出したとしても、通気ポート22先端の開口部23は、上方に開口されるとともに、連通口に対し偏心される形態で形成されているため上部ケーシング3を小型化することができるとともに、空間部21内に流出した燃料が開口部23より通気ポート22内に流れ込むことはほとんどなくなる。
【0038】
また、前記満タン規制バルブAがまだ閉鎖されていない給油時、燃料を巻き込んだエアが前記空間部21に流れ込み、空間部21の内壁に付着した燃料が液化したとしても、その燃料は空間部21の内壁を流れ落ち、連通口5及びフロート室7を介して燃料タンク1内に戻されることになり、前記開口部23より通気ポート22内に流れ込むことはない。
【0039】
(第2の実施の形態)
図4は第2の実施の形態の満タン規制バルブを示す。この満タン規制バルブAは、上部ケーシング3と下部ケーシング4との間に形成される連通口5の上方位置に水平な気液分離壁30を設けるものである。なお、第1の実施の形態のものと同じ部分については同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0040】
満タン規制バルブAは、第1の実施の形態のものと同様に外郭を形成するケーシング2を有するとともに、該ケーシング2は、樹脂製からなり上部ケーシング3及び下部ケーシング4から形成される。なお、下部ケーシング4の構造は、第1の実施の形態のものと同様であり省略する。
【0041】
上部ケーシング3は、下部ケーシング4と一体に形成され、その下部にはフロート室7に連通する連通口5を有し、その上部には上部開口19を有する。そして上部開口19には樹脂製のキャップ20が熱溶着等の手段により一体に取り付けられており、その内部に空間部21を形成している。
【0042】
また、上部ケーシング3の側壁部には、通気ポート22が一体に形成される。該通気ポート22は、下部ケーシング4の側壁部の最下部の位置、即ち、通気ポート22の下端部22eがフランジ11の上面に当接するような位置に設けられ、このような位置に通気ポート22を設けることにより燃料タンク1の上方に突出する高さHを低くすることができる。
【0043】
前記通気ポート22の一端(図の左方側)は図示しない通気通路を介してキャニスタに連通されるとともに、その他端の開口部23は、図に示すように上部ケーシング3の空間部21内に開口される。通気ポート22は水平部22aと垂直部22bとを有し、その境界部近傍には絞り部22cが形成されてなり、該垂直部22bの先端に前記開口部23が上方を向いた形態で形成される。
【0044】
そして前記絞り部22cは、上部ケーシング3の内側壁面3aより隙間dの長さで形成されており、その結果、開口部23は上部ケーシング3の内側壁面3aより隙間dの長さだけ内側に離れて形成されることになり、例えば図に示すように上部ケーシング3の内側壁面3aを伝って液状燃料24が流れ落ちたとしてもその液状燃料24が開口部23内に流れ込むことはない。
【0045】
前記開口部23は、通気ポート22の上端部22dより高さDだけ高い上方位置になるよう形成されており、例えば図に示すように上部ケーシング3の内側壁面3aを伝って液状燃料24が流れ落ちたとしてもその液状燃料24は、絞り部22cの上端部より空間部21内に流れ落ちるため開口部23内に流れ込むことはない。
【0046】
また、前記通気ポート22の垂直部22bの外周上には、気液分離壁30が一体に形成される。この気液分離壁30は、前記連通口5の位置より所定高さ上方で、且つ垂直部22bの外周上から水平に張りだした円形状のものとして形成されるとともに、その大きさは前記連通口5と略同等の大きさとされ、平面視で連通口5を閉鎖する位置に形成される。
【0047】
そのため給油時に燃料の液粒を含んだエアがキャニスタ側へ排出される場合には、該燃料の液粒を含んだエアは気液分離壁30に衝突し、気液が分離され、液体分は燃料タンク1内に戻されることになる。また、例えば、燃料の満タン時に、車両が急旋回、或いは急停止した場合等、弁体18が弁座8から離れ、燃料の一部が空間部21内に流出したとしても、該燃料は気液分離壁30に衝突し、燃料は下方へ落下して燃料タンク1内に戻されることになる。
【0048】
なお、この実施の形態のように、気液分離壁30を垂直部22bの外周上から水平に張りだす形態により、図に示すように通気ポート22を下部ケーシング4の側壁の最下部の位置、即ち、通気ポート22の下端部22eがフランジ11の上面に当接するような位置に設けたとしても連通口5から空間部21への通路を確保することができるため、燃料タンク1の上方に突出する高さHを低くしたままにすることができる。
【0049】
(第3の実施の形態)
図5は第3の実施の形態の満タン規制バルブを示す。この満タン規制バルブAは、第2の実施の形態の変形例で、開口部23の外側と内側の両方に隙間d1及びd2を設けるものである。なお、第1の実施の形態のものと同じ部分については同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0050】
満タン規制バルブAは、第1の実施の形態のものと同様に外郭を形成するケーシング2を有するとともに、該ケーシング2は、樹脂製からなり上部ケーシング3及び下部ケーシング4から形成される。なお、下部ケーシング4の構造は、第1の実施の形態のものと同様であり省略する。
【0051】
上部ケーシング3は、下部ケーシング4と一体に形成され、その下部にはフロート室7に連通する連通口5を有し、その上部には上部開口19を有する。そして上部開口19には樹脂製のキャップ20が熱溶着等の手段により一体に取り付けられており、その内部に空間部21を形成している。
【0052】
また、上部ケーシング3の側壁部には、通気ポート22が一体に形成される。該通気ポート22は、下部ケーシング4の側壁部の最下部の位置、即ち、通気ポート22の下端部22eがフランジ11の上面に当接するような位置に設けられ、このような位置に通気ポート22を設けることにより燃料タンク1の上方に突出する高さHを低くすることができる。
【0053】
前記通気ポート22の一端(図の左方側)は図示しない通気通路を介してキャニスタに連通されるとともに、その他端の開口部23は、図に示すように上部ケーシング3の空間部21内に開口される。通気ポート22は水平部22aと垂直部22bとを有し、その境界部近傍には絞り部22cが形成されてなり、該垂直部22bの先端に前記開口部23が上方を向いた形態で形成される。
【0054】
そして前記開口部23は、上部ケーシング3の内側壁面3aより隙間d1の長さだけ内側に離れて形成されるとともに、該開口部23の内側には更に隙間d2だけ離れて垂直壁22fが形成される。
【0055】
そのため、例えば図に示すように上部ケーシング3の内側壁面3aを伝って液状燃料24が流れ落ちたとしてもその液状燃料24が開口部23内に流れ込むことはない。また、例え、燃料が空間部21内に侵入したとしても、垂直壁22f及び隙間d2を越えて開口部23内に流れ込む燃料は更に低減される。
【0056】
そして前記開口部23は、通気ポート22の上端部22dより高さDだけ高い上方位置になるよう形成されており、上部ケーシング3の内側壁面3aを伝って液状燃料24が流れ落ちたとしてもその液状燃料24は、絞り部22cの上端部より空間部21内に流れ落ちるため開口部23内に流れ込むことはない。
【0057】
また、前記通気ポート22の垂直壁22fの外周上には、気液分離壁30が一体に形成される。この気液分離壁30は、前記連通口5の位置より所定高さ上方で、且つ垂直壁22fの外周上から水平に張りだした円形状のものとして形成されるとともに、その大きさは前記連通口5と略同等の大きさとされ、平面視で連通口5を閉鎖する位置に形成される。
【0058】
そのため給油時に燃料の液粒を含んだエアがキャニスタ側へ排出される場合には、該燃料の液粒を含んだエアは気液分離壁30に衝突し、気液が分離され、液体分は燃料タンク1内に戻されることになる。また、例えば、燃料の満タン時に、車両が急旋回、或いは急停止した場合等、弁体18が弁座8から離れ、燃料の一部が空間部21内に流出したとしても、該燃料は気液分離壁30に衝突し、燃料は下方へ落下して燃料タンク1内に戻されることになる。
【0059】
なお、この実施の形態のように、気液分離壁30を垂直壁22fの外周上から水平に張りだす形態により、図に示すように通気ポート22を下部ケーシング4の側壁の最下部の位置、即ち、通気ポート22の下端部22eがフランジ11の上面に当接するような位置に設けたとしても連通口5から空間部21への通路を確保することができるため、燃料タンク1の上方に突出する高さHを低くしたままにすることができる。
【0060】
本願発明は、上記各実施の態様の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。
【0061】
【発明の効果】
請求項1に係る発明においては、通気ポート先端の開口部を空間部内において上方に開口させるとともに、連通口に対し偏心させることにより、通気ポートを連通口上方まで延設する必要がなくなり、通気ポートの底壁面を上部ケーシングの底面と同じにすることができるため、それだけ上部ケーシングの高さを低くできる。その結果、全体を小型化軽量化することができるとともに、生産コストを低減することができる。また、全体を小型化軽量化することにより満タン規制バルブの車両等への搭載の自由度を高めることができるとともに、その表面からのHCの透過量を低減することができる。
【0062】
更に、通気ポート先端の開口部とフロートの上部に設けられる弁体が当接可能な弁座との距離を大きくすることができ、例え、満タン時に弁体が一時的に開き燃料の一部がケーシング上方に形成される空間部に流出したとしても該燃料が通気ポート先端の開口部よりキャニスタ側へ流出することを低減することができる。また、空間部内壁面に付着した蒸発燃料が液化し内壁面を伝って流れ落ちたとしても通気ポート先端の開口部内に流れ込みキャニスタ側へ流出することを防止することができる。その結果、キャニスタの寿命を高めることができるとともに、キャニスタを小型化軽量化することができる。
【0063】
請求項2に係る発明においては、開口部を通気ポート上端より上方にすることにより、請求項1に係る発明の効果に加え、通気ポート先端の開口部とフロートの上部に設けられる弁体が当接可能な弁座との距離をより大きくすることができ、例え、満タン時に弁体が一時的に開き燃料の一部がケーシング上方に形成される空間部に流出したとしても該燃料が通気ポート先端の開口部よりキャニスタ側へ流出することをより確実に防止することができる。また、空間部内壁面に付着した蒸発燃料が液化し内壁面を伝って流れ落ちたとしても通気ポート先端の開口部内に流れ込みキャニスタ側へ流出する量をより確実に低減することができる。その結果、キャニスタの寿命をより高めることができるとともに、キャニスタをより小型化軽量化することができる。
【0064】
請求項3に係る発明においては、開口部を空間部を形成するケーシング内壁面より離れた位置に設けることにより、請求項1、2に係る発明の効果に加え、例え空間部内壁面に付着した蒸発燃料が液化し内壁面を伝って流れ落ちたとしても通気ポート先端の開口部内に流れ込みキャニスタ側へ流出することをより確実に防止することができる。
【0065】
請求項4に係る発明においては、開口部の形状を長穴状にし、また、請求項5に係る発明においては、開口部の形状を円弧状にすることにより、請求項1乃至3に係る発明の効果に加え、通気ポート先端の開口部の開口面積を広くとることができ、その分通気抵抗を低減することができる。さらに上部ケーシングの大きさを小さくできるためそれだけ生産コストを低減することができる。
【0066】
請求項6に係る発明においては、空間部内に気液分離壁を設けることにより、請求項1乃至5に係る発明の効果に加え、例え給油時に燃料を巻き込んだエアが通気ポート側に流出しようとしたとしても該エアは空間部内で気液分離壁に衝突し気液分離され、液状燃料は燃料タンク内に戻されるため、液状燃料がキャニスタ側へ流出することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の満タン規制バルブを燃料タンクに取り付けた状態を示す断面図。
【図2】図1のキャップを取り外した満タン規制バルブを示す平面図。
【図3】図1のキャップを取り外した他の満タン規制バルブを示す平面図。
【図4】本願発明の他の満タン規制バルブを燃料タンクに取り付けた状態を示す断面図。
【図5】本願発明の更に他の満タン規制バルブを燃料タンクに取り付けた状態を示す断面図。
【図6】従来の満タン規制バルブの断面図。
【図7】従来の他の満タン規制バルブの断面図。
【符号の説明】
A…満タン規制バルブ 1…燃料タンク
1a…連通開口 2…ケーシング
3…上部ケーシング 3a…内側壁面
4…下部ケーシング 5…連通口
6…下部開口 7…フロート室
8…弁座 9…底部開孔
10…底部板 11…フランジ
12…側部開孔 13…リブ
14…フロート 15…スプリング
16…溝部 17…小径突部
18…弁体 19…上部開口
20…キャップ 21…空間部
22…通気ポート 22a…水平部
22b…垂直部 22c…絞り部
22d…上端部 22e…下端部
22f…垂直壁 23…開口部
24…液状燃料 30…気液分離壁

Claims (6)

  1. 燃料タンクに取り付けられるケーシングと、該ケーシング内に上下動自在に配設されるフロートと、該フロートの上部に設けられる弁体と、該弁体の下流側に連通口を介して連通される空間部とを有し、該空間部にキャニスタに連通される通気ポートを連結してなる満タン規制バルブであって、前記通気ポート先端の開口部を前記空間部内において上方に開口させるとともに、前記連通口に対し偏心させることを特徴とする満タン規制バルブ。
  2. 前記開口部は、前記通気ポート上端より上方であることを特徴とする請求項1記載の満タン規制バルブ。
  3. 前記開口部は、前記空間部を形成する前記ケーシング内壁面より離れた位置に設けることを特徴とする請求項1、2記載の満タン規制バルブ。
  4. 前記開口部の形状は、長穴状であることを特徴とする請求項1乃至3記載の満タン規制バルブ。
  5. 前記開口部の形状は、円弧状であることを特徴とする請求項4記載の満タン規制バルブ。
  6. 前記空間部内に気液分離壁を設けることを特徴とする請求項1乃至5記載の満タン規制バルブ。
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