JP5080540B2 - 排水ホース接続継手 - Google Patents

排水ホース接続継手 Download PDF

Info

Publication number
JP5080540B2
JP5080540B2 JP2009195833A JP2009195833A JP5080540B2 JP 5080540 B2 JP5080540 B2 JP 5080540B2 JP 2009195833 A JP2009195833 A JP 2009195833A JP 2009195833 A JP2009195833 A JP 2009195833A JP 5080540 B2 JP5080540 B2 JP 5080540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
hose connection
drainage hose
inner cylinder
rainwater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009195833A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011047181A (ja
Inventor
光久 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009195833A priority Critical patent/JP5080540B2/ja
Publication of JP2011047181A publication Critical patent/JP2011047181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5080540B2 publication Critical patent/JP5080540B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

本発明は、雨水貯留タンクからのオーバーフロー水を、竪樋を流れる雨水とともに排水管へ排水するための排水ホース接続継手に関する。
従来、雨樋から排水される雨水を、草花や庭木などへの散水や洗車などに利用することが行われている。このような雨水の利用は、節水を可能にし、環境の保護などへ貢献している。
雨水を取水する装置として、たとえば特許文献1に記載された雨水取水装置が知られている。
上記雨水取水装置では、竪樋の中間部に雨水を分流させる分水箱が装着され、この分水箱に取水用配管を介して雨水貯留水槽が接続されている。竪樋を通って屋根から流れてきた雨水は、その一部が、分水箱を介して分流し、取水用配管を通って雨水貯留水槽に溜められる。残りの雨水は、分水箱を通った後、排水溝に直接排水される。
また、上記雨水取水装置では、雨水貯留水槽の上端部に越流管がその一端において接続されている。越流管の他端は排水溝に導くことができ、雨水貯留水槽が満杯になったとき、雨水貯留水槽から雨水をオーバーフローさせ、越流管を介して排水溝に排水させる。
越流管は、また、三又管を用いて竪樋に接続することができ、オーバーフローする雨水を竪樋に流出させた後に排水溝に排水することもできる。
特開平8−85982号公報
しかしながら、特許文献1は、越流管を三又管に接続する具体的な構造を開示していない。越流管は三又管にしっかり保持されていないと、雨水貯留水槽からオーバーフローする雨水の流量や流れの勢いなどによって容易に抜け外れ、漏水が発生する。このような越流管の抜け外れは、雨水貯留水槽が屋外に配置されることから、外気温にともなう越流管および三又管の伸縮や風の巻き上げなどに起因して起こりやすい。
また、越流管が三又管の内底面に接触するまで挿入されると、排水路が閉塞され、オーバーフロー水が越流管から三又管へスムーズに排水されないことがある。このことによっても漏水が発生する。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、雨水貯留タンクから延びるオーバーフロー用の排水ホースを竪樋に容易に接続可能であり、排水ホースの接続状態を良好に保持することができ、しかも排水ホースからスムーズに排水することができる、排水ホース接続継手を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
第1の発明は、上側の竪樋より受水路を介して雨水を受水する雨水貯留タンクと、雨水貯留タンクからのオーバーフロー水を排水する溢水路とを有する雨水利用システムに組み込まれる排水ホース接続継手であって、上下に開放された筒状の本体の内部に上下方向に連通する排水部が形成され、排水部の上端部に上側の竪樋の一端部に接続可能な上部竪樋接続部が配設され、排水部の下端部に下側の竪樋の一端部に接続可能な下部竪樋接続部が配設され、本体の側部に、雨水貯留タンクから延びるオーバーフロー用の排水ホースの一端部が接続可能な排水ホース接続部が接続され、排水ホース接続部は、上方に開放された有底筒状の形状を有し、内部が排水部に連通し、排水ホース接続部の内部に筒状の内筒が配設され、内筒は、排水ホース接続部の底面部から上方に延び、排水ホースの一端部の内側に挿入可能とされるとともに、本体側の側面部に内筒の内外を連通させる開口部が形成され、開口部の側縁の下側部分に、内筒の外側に突出する側縁リブが配設され、排水ホース接続部の内部に挿入される排水ホースの一端部が、その内側に挿入される内筒と、内筒に対向して位置する排水ホース接続部の外郭部とによって保持されることを特徴としている。
第2の発明は、上記第1の発明の特徴において、内筒は、断面弧状の形状を有し、弧状断面に現れる開口部の離間する2つの側縁と弧の中心とを結ぶ仮想線のなす角度が120°以上180°以下であることを特徴としている。
第3の発明は、上記第1または第2の発明の特徴において、開口部の面積が排水ホースの断面積よりも大きいことを特徴としている。
第4の発明は、上記第1から第3のいずれか一つの発明の特徴において、排水部の下側部分において、本体内部の内側に突出するリブ状の竪樋ストッパーが配設され、竪樋ストッパーの上端から上側が上部竪樋接続部とされ、竪樋ストッパーの上端は、側縁リブの上端よりも上方に配置されていることを特徴としている。
上記第1の発明によれば、雨水貯留タンクから延びる排水ホースの一端部を排水ホース接続部に接続することができ、雨水貯留タンクからのオーバーフロー水を下側の竪樋に送り出し、上側の竪樋を通って流れ落ちる雨水とともに排水することができる。排水ホース接続部の内部に挿入される排水ホースの一端部は、その内側に挿入される内筒と、内筒に対向して位置する排水ホース接続部の外郭部とによって保持される。このため、排水ホースの接続作業は、排水ホースを排水ホース接続部の内部に挿入するだけのワンタッチ操作であり、容易である。また、排水ホースは抜けにくく、接続状態は良好に維持される。その上、側縁リブによって排水ホースは、排水ホース接続部の底面部から上方に離れた所定位置に取り付けられるため、排水ホースを流れるオーバーフロー水を内筒の側面部に形成された開口部からスムーズに本体内部に排水することができる。
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、内筒および排水ホース接続部の外郭部による排水ホースの保持がより確実となり、排水ホースは一層抜けにくく、接続状態が安定に維持される。
上記第3の発明によれば、上記第1または第2の発明の効果に加え、排水ホースを流れるオーバーフロー水の排水性能を十分に確保することができ、排水性が一層良好となる。
上記第4の発明によれば、上記第1から第3のいずれか一つの発明の効果に加え、上部竪樋接続部に接続される上側の竪樋の一端部が、排水ホースを流れるオーバーフロー水の排水性を阻害することはなく、上側の竪樋を流れ落ちる雨水の排水性能を十分に維持しながら、オーバーフロー水の排水性がより一層良好となる。
本発明の排水ホース接続継手の一実施形態を示した斜視図である。 図1に示した排水ホース接続継手の縦断面図である。 図1に示した排水ホース接続継手の平面図である。 図1に示した排水ホース接続継手の横断面図である。 図1−4に示した排水ホース接続継手が組み込まれた雨水利用システムを例示した背面図である。
上記のとおり、図1は、本発明の排水ホース接続継手の一実施形態を示した斜視図である。図2、図3、図4は、それぞれ、図1に示した排水ホース接続継手の縦断面図、平面図、横断面図である。
排水ホース接続継手1は、角筒状の本体2と、本体2の側部に接続された、筒状の排水ホース接続部3とを備えている。本体2は、上下に開放され、内部に、上下方向に連通する排水部4が形成されている。
排水部4の上端部には上部竪樋接続部5が配設されている。上部竪樋接続部5は、その内側に、排水ホース接続継手1の上側に位置する竪樋31aの一端部を挿入すること(内挿)が可能とされ、この内挿によって上側の竪樋31aの一端部に接続される。このような上部竪樋接続部5は、排水部4において竪樋ストッパー6の上端から上側に配置されている。竪樋ストッパー6は、排水部4の下側部分において、本体2の内部の内側に突出して配設されたリブ状の部材であり、本体2の内部を上下方向に延びてもいる。竪樋ストッパー6は、角筒状の本体2の断面形状である略四角形の対角線上に4つ配設されている。竪樋ストッパー6は、上部竪樋接続部5に上側の竪樋31aの一端部が挿入されて接続されるときに、竪樋31aの一端である下端と接触することによって、上側の竪樋31aが竪樋ストッパー6を超えて排水部4の奥深くまで達するのを規制する。
このような上部竪樋接続部5は、角樋または丸樋のいずれの形状の竪樋に対しても接続可能となる開口寸法を有している。そして、丸樋への対応として、上部竪樋接続部5の上端である本体2の上端には、丸樋の外形に対応する形状および大きさの円孔7が形成された丸樋用プレート8が取り付けられる。丸樋用プレート8は、取り付けおよび取り外しが自在であり、上側の竪樋31aが角樋である場合には取り付けられない。このように、角樋はもちろんのこと、丸樋に対しても、上部竪樋接続部5は接続可能であり、接続状態において上側の竪樋31aとの間に大きな隙間は生じず、ごみなどが排水部4に入り込むのが十分に抑制される。
排水部4の下端部には、下部竪樋接続部9が配設されている。下部竪樋接続部9では、本体2から延びる角筒状の外郭部10の内側に、略円筒状の嵌合筒部11が配設されている。嵌合筒部11は、排水部4の下側部分において本体2から下方に延設され、嵌合筒部11の上端は、竪樋ストッパー6の下端とほぼ同じ高さに配置されている。また、嵌合筒部11の長さは、下部竪樋接続部9の外郭部10の長さと一致している。
このような下部竪樋接続部9は、排水ホース接続継手1の下側に位置する竪樋31bの一端部との接続が可能とされている。すなわち、下側の竪樋31bの一端部である上端部を下部竪樋接続部9に内挿するとき、嵌合筒部11が、下側の竪樋31bの内側に挿入され、嵌合する。また、下側の竪樋31bの内側に挿入される嵌合筒部11と下部竪樋接続部9の外郭部10との間に下側の竪樋31bの一端部を挟み込み、挟持する。こうして、下部竪樋接続部9は、下側の竪樋31bの一端部と接続する。
下部竪樋接続部9も、上部竪樋接続部5と同様に、角樋または丸樋のいずれの形状の竪樋に対しても接続可能としている。略円筒状の嵌合筒部11は、その内径が、角樋の幅寸法および丸樋の外径に対応する大きさとされ、しかも、嵌合筒部11と外郭部10の間の最短の間隔が、角樋の厚さに対応する大きさとされている。つまり、下部竪樋接続部9は、角樋に対しては、嵌合筒部11の部分的な嵌合と、嵌合筒部11と外郭部10による部分的な挟持によって接続し、丸樋に対しては、嵌合筒部11のほぼ全円周にわたる嵌合と、嵌合筒部11と外郭部10による部分的な挟持によって接続する。
また、下部竪樋接続部9は、外郭部10によって接続する下側の竪樋31bの一端部を覆い隠すことができる。このため、下側の竪樋31bの切断面を露出させずにすみ、上下の竪樋31a、31bの接続を美麗に収めることができる。
そして、嵌合筒部11は、下側の竪樋31bの内側への挿入を容易とするために、下端に向かって次第にやや肉薄とされている。
排水ホース接続部3は、上方に開放され、内部13にオーバーフロー用の排水ホース33の一端部が挿入によって接続可能とされている。排水ホース接続部3の上端には、排水ホース33の外径に対応した内径を有する円孔14が配置され、排水ホース接続部3の内部13は排水部4に連通している。
また、排水ホース接続部3は、底面部15を有する有底筒状の形状を有している。底面部15は、本体2の側部に向かって下方に傾斜する傾斜面状に形成されている。傾斜面状の底面部15は、排水ホース33を流れるオーバーフロー水をスムーズに本体2の内部の排水部4に流し落とす。
なお、排水ホース接続部3は、排水ホース接続継手1において縦方向に延びているが、本発明の排水ホース接続継手では、排水ホースの上方からの挿入が可能であれば、排水ホース接続部は、斜めに傾斜させて本体に接続することができる。
そして、排水ホース接続部3には、内部13に筒状の内筒16が配設されている。内筒16は、底面部15に立設され、排水ホース接続部3の内部13を底面部15から上方に延びている。内筒16は、排水ホース33の一端部の内側に挿入可能とされ、断面弧状の形状を有している。また、上端に向かって次第にやや肉薄とされ、排水ホース33の一端部の内側への挿入が容易とされている。このような内筒16に対応して排水ホース接続部3では、内筒16に対向して位置する外郭部17が断面弧状に形成され、外郭部17の弧状断面は、内筒16の弧状断面と同心上に配置され、内筒16の弧状断面の外側に、排水ホース33の略厚さ分離れて配置されている。
また、内筒16には、本体2側の側面部に内筒16の内外を連通させる開口部18が形成されている。開口部18は、内筒16の側面部の上端までの高さ範囲内に形成される。開口部18の幅方向に位置する2つの側縁19の下側部分には、内筒16の外側に突出する側縁リブ20が配設されている。側縁リブ20は、開口部18の下端、すなわち、排水ホース接続部3の底面部15に立設され、開口部18の高さ方向に延びている。
開口部18の幅寸法は、たとえば、内筒16の弧状断面に現れる開口部18の離間する2つの側縁19と弧の中心Oとを結ぶ仮想線21のなす角度θの大きさとして規定することができ、排水ホース33の接続との関係において120°≦θ≦180°の範囲が好ましく例示される。開口部18の大きさについては、排水ホース33を流れるオーバーフロー水の排水性を考慮し、開口部18の面積は、排水ホース33の断面積よりも大きいことが好ましい。オーバーフロー水の排水性という観点からは、竪樋ストッパー6の上端が、側縁リブ20の上端よりもΔhだけ上方に配置されていることが好ましい。
また、開口部18の上縁22が内筒16の上端と同じ位置に配置される場合、内筒16には、開口部18の上縁22から側縁19の上端部にかけて略弧状に湾曲する湾曲面部23を形成し、排水ホース33の内側への内筒16の挿入がスムーズに行われるようにすることができる。
以上の排水ホース接続継手1は、丸樋用プレート8を含め、合成樹脂などの成形品として作製することができる。
排水ホース接続継手1の取り付けに際しては、上側の竪樋31aが丸樋の場合、本体2の上端に丸樋用プレート8が取り付けられ、丸樋用プレート8に形成された円孔7を通じて上側の竪樋31aの一端部である下端部が、上部竪樋接続部5に内挿される。上側の竪樋31aが角樋の場合には丸樋用プレート8は取り付けられずに、上側の竪樋31aの下端部が上部竪樋接続部5に内挿される。上側の竪樋31aは、下端が竪樋ストッパー6に接触するまで内挿され、上部竪樋接続部5に接続される。
下側の竪樋31bは、その一端部である上端部が下部竪樋接続部9に内挿されて接続される。下側の竪樋31bの内側に嵌合筒部11が挿入されて嵌合し、下側の竪樋31bの上端部を嵌合筒部11と外郭部10によって挟持する。こうして、上下の竪樋31a、31bとの接続が完了する。
雨水貯留タンクから延びる蛇腹管などのオーバーフロー用の排水ホース33は、排水ホース接続部3の上方から内部13に挿入される。排水ホース接続部3の内部13に挿入された排水ホース33は、一端部である下端部の内側に内筒16が挿入され、内筒16と、内筒16に対向して位置する排水ホース接続部3の外郭部17とによって保持され、排水ホース接続部3に接続される。排水ホース33は、内筒16と外郭部17との間に挟み込まれるようにして、排水ホース接続継手1に取り付けられる。この接続状態において、排水ホース33は、側縁リブ20によって排水ホース接続部3の底面部15から上方に離れた所定位置に取り付けられる。
上側の竪樋31aを通って流れ落ちる雨水は、上部竪樋接続部5から排水ホース接続継手1の本体2の排水部4に流れ込む。そして、排水部4を流下し、下部竪樋接続部9、具体的には嵌合筒部11の内側を通じて排水管32に排水される。一方、雨水貯留タンクからオーバーフローする雨水は、排水ホース33を通って排水ホース接続部3の内部13に流れ込み、開口部18を通じて本体2の排水部4に流れ出る。そして、排水部4を流下し、下部竪樋接続部9を通じて排水管32に排水される。
このように、排水ホース接続継手1は、上下の竪樋31a、31bを流れる雨水および雨水貯留タンクからのオーバーフロー水をともに排水管32に向けて排水することができる。
このような排水ホース接続継手1は、たとえば図5に示したように、雨水利用システム34に組み込まれ、屋外に設置される雨水貯留タンク35の上端部から延びる排水ホース33の一端部が排水ホース接続部3に接続される。雨水貯留タンク35からのオーバーフロー水は、排水ホース33および排水ホース接続継手1を介して下側の竪樋31bに連通する排水管32に排水される。上側の竪樋31aには、その排水路の途中に雨水取り出し装置36が接続され、フィルターなどを内蔵して備える雨水取り出し部37に、ホース38を介して雨水貯留タンク35が接続されている。上側の竪樋31aを流れる雨水は、その一部が、雨水取り出し装置36の雨水取り出し部37から取り出され、雨水貯留タンク35に一定量貯留される。貯留された雨水は、雨水貯留タンク35の底部付近に備えるコックを開けることにより取り出すことができ、散水、洗車などに利用される。このように、雨水利用システム34は、上側の竪樋31aより受水路としてのホース38を介して雨水を受水する雨水貯留タンク35と、雨水貯留タンク35からのオーバーフロー水を排水管32に排水する溢水路としての排水ホース33とを有して構成されている。
なお、雨水貯留タンク35は、タンク本体39と、2つの脚部40を底部に備えた架台41とから構成されている。タンク本体39は、架台41に取り付けられ、脚部40によって架台41のぐらつきなどを抑えて安定に支持され、地表面上に配置される。
排水ホース接続継手1では、上記のとおり、雨水貯留タンク35から延びる排水ホース33の一端部を排水ホース接続部3に接続することができ、雨水貯留タンク35からのオーバーフロー水を下側の竪樋31bに送り出し、上側の竪樋31aを通って流れ落ちる雨水とともに排水することができる。排水ホース接続部3の内部13に挿入される排水ホース33の一端部は、その内側に挿入される内筒16と、内筒16に対向して位置する排水ホース接続部3の外郭部17とによって保持される。このため、排水ホース33の接続作業は、排水ホース33を排水ホース接続部3の内部13に挿入するだけのワンタッチ操作であり、容易である。また、排水ホース33は抜けにくく、接続状態は良好に維持される。その上、側縁リブ20によって排水ホース33は、排水ホース接続部3の底面部15から上方に離れた所定位置に取り付けられるため、排水ホース33を流れるオーバーフロー水を内筒16の側面部に形成された開口部18からスムーズに本体2の内部に排水することができる。
また、排水ホース接続継手1では、内筒16の弧状断面に現れる開口部18の離間する2つの側縁19と弧の中心Oとを結ぶ仮想線21のなす角度θを120°以上180°以下とすることによって、内筒16および排水ホース接続部3の外郭部17による排水ホース33の保持がより確実となる。排水ホース33は一層抜けにくく、接続状態が安定に維持される。
さらに、排水ホース接続継手1では、開口部18の面積を排水ホース33の断面積よりも大きくすることによって、排水ホース33を流れるオーバーフロー水の排水性能を十分に確保することができ、排水性が一層良好となる。
さらにまた、排水ホース接続継手1では、竪樋ストッパー6の上端を、側縁リブ20の上端よりもΔhだけ上方に配置することによって、上部竪樋接続部5に接続される上側の竪樋31aの一端部が、排水ホース33を流れるオーバーフロー水の排水性を阻害せずにすむ。上側の竪樋31aを流れ落ちる雨水の排水性能を十分に維持しながら、オーバーフロー水の排水性がより一層良好となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることはない。各部位の大きさ、形状などの細部については様々な態様が可能である。
1 排水ホース接続継手
2 本体
3 排水ホース接続部
4 排水部
5 上部竪樋接続部
6 竪樋ストッパー
9 下部竪樋接続部
13 排水ホース接続部の内部
15 底面部
16 内筒
17 外郭部
18 開口部
19 側縁
20 側縁リブ
21 仮想線
31a 上側の竪樋
31b 下側の竪樋
32 排水管
33 排水ホース
34 雨水利用システム
35 雨水貯留タンク

Claims (4)

  1. 上側の竪樋より受水路を介して雨水を受水する雨水貯留タンクと、雨水貯留タンクからのオーバーフロー水を排水する溢水路とを有する雨水利用システムに組み込まれる排水ホース接続継手であって、
    上下に開放された筒状の本体の内部に上下方向に連通する排水部が形成され、
    排水部の上端部に上側の竪樋の一端部に接続可能な上部竪樋接続部が配設され、
    排水部の下端部に下側の竪樋の一端部に接続可能な下部竪樋接続部が配設され、
    本体の側部に、雨水貯留タンクから延びるオーバーフロー用の排水ホースの一端部が接続可能な排水ホース接続部が接続され、排水ホース接続部は、上方に開放された有底筒状の形状を有し、内部が排水部に連通し、
    排水ホース接続部の内部に筒状の内筒が配設され、内筒は、排水ホース接続部の底面部から上方に延び、排水ホースの一端部の内側に挿入可能とされるとともに、本体側の側面部に内筒の内外を連通させる開口部が形成され、開口部の側縁の下側部分に、内筒の外側に突出する側縁リブが配設され、
    排水ホース接続部の内部に挿入される排水ホースの一端部が、その内側に挿入される内筒と、内筒に対向して位置する排水ホース接続部の外郭部とによって保持される
    ことを特徴とする排水ホース接続継手。
  2. 内筒は、断面弧状の形状を有し、弧状断面に現れる開口部の離間する2つの側縁と弧の中心とを結ぶ仮想線のなす角度が120°以上180°以下であることを特徴とする請求項1に記載の排水ホース接続継手。
  3. 開口部の面積が排水ホースの断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の排水ホース接続継手。
  4. 排水部の下側部分において、本体内部の内側に突出するリブ状の竪樋ストッパーが配設され、竪樋ストッパーの上端から上側が上部竪樋接続部とされ、竪樋ストッパーの上端は、側縁リブの上端よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排水ホース接続継手。
JP2009195833A 2009-08-26 2009-08-26 排水ホース接続継手 Expired - Fee Related JP5080540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009195833A JP5080540B2 (ja) 2009-08-26 2009-08-26 排水ホース接続継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009195833A JP5080540B2 (ja) 2009-08-26 2009-08-26 排水ホース接続継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011047181A JP2011047181A (ja) 2011-03-10
JP5080540B2 true JP5080540B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=43833772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009195833A Expired - Fee Related JP5080540B2 (ja) 2009-08-26 2009-08-26 排水ホース接続継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5080540B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6470011B2 (ja) * 2013-11-01 2019-02-13 紀伊産業株式会社 棒状化粧料テスター

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0885982A (ja) * 1994-09-16 1996-04-02 Fujita Corp 雨水取水装置
JPH08312080A (ja) * 1995-05-23 1996-11-26 Sekisui Chem Co Ltd 竪樋用集水器
JP4737042B2 (ja) * 2006-11-14 2011-07-27 パナソニック電工株式会社 竪樋継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011047181A (ja) 2011-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4603061B2 (ja) サイホン式雨水排水装置
JP5080540B2 (ja) 排水ホース接続継手
JP2006132287A (ja) 竪樋用継手
JP5166851B2 (ja) 雨水貯溜装置及び基礎継手並びに雨水貯溜装置付き家屋
JP5080539B2 (ja) 排水ホース接続継手
JP4931087B2 (ja) 排水ホース接続継手
JP5006859B2 (ja) 排水ホース接続継手
JP5006858B2 (ja) 排水ホース接続継手
JP3145276U (ja) 雨水貯留設備
FI60754C (fi) Anordning vid stuproer foer takraennor foer avledning av regnvatten fraon stuproeret
CN2934441Y (zh) 房顶雨水管防堵罩
JP2009062701A (ja) 樋配管システム
JP5740589B2 (ja) 雨水継手
JP2010053521A (ja) 雨水貯留槽のオーバーフロー排水構造
JP4145933B2 (ja) 樋継手
JPH0712516Y2 (ja) 雨といの取水口付き継手構造
JP2009052317A (ja) 雨水取り出し装置
JP2009150155A (ja) ドレン取付け構造
JP2011006911A (ja) 雨水貯留タンク
JP3164667U (ja) 雨水取水継手
JP4420723B2 (ja) 排水管連結部材
JP3104067U (ja) 雨水貯蔵システム
JPS6220529Y2 (ja)
JP2011174296A (ja) 取水継手
JP2587936Y2 (ja) 雨水貯水槽用取水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110622

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees