JP2011174296A - 取水継手 - Google Patents

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英生 鎌田
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    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Abstract

【課題】雨水が通水部を通過できなくなったとしても、確実にオーバーフロー経路を確保できる取水継手を提供する。
【解決手段】上下に竪樋8を接続する接続部2,3と、継手1内部に竪樋8を流下してきた雨水を取水する取水部4と、その取水部4で取水されなかった雨水を下側の竪樋8へ排水する通水部5と、側面に取水した雨水を排出する開口部6と、が形成された取水継手であって、上記開口部6が2つに仕切られており、2つに仕切られた開口部6のうち、一方のみが上記取水部4に連通した構成とする。2つに仕切った開口部6のうち、一方(上側開口6a)のみを取水部4に連通させて、もう一方(下側開口6b)は取水部4に連通させないことで、例え落ち葉などによって、取水部4と同じ高さ位置に形成した通水部5が塞がれてしまったとしても、オーバーフロー経路を確実に確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、竪樋の経路途中に設置されて、取水した雨水を雨水貯溜タンクに導く取水継手に関し、詳しくは取水とオーバーフローを一つの経路で行うことのできる取水継手に関するものである。
近年、地球温暖化による気候変動で、日本の気候も亜熱帯地方に近づいてきている。それに伴い、乾期には殆ど雨が降らず、ダムや湖の水位が低下して水不足となるため、各地で水道水の給水制限が実施され、庭の植物に充分量の水を与えることも難しくなっている。その一方、短時間で非常に激しい雨が降る局地的豪雨も珍しくなくなってきており、このように一時に大量の雨が降ると、雨水の排水施設や処理場の容量をオーバーして、所謂、都市型洪水などを引き起こす危険性がある。
このような事情から、家屋の屋根に降った雨水を、竪樋の経路途中に設置された取水装置によって取水し、タンクに一時貯溜したのち、洗車や植物の水やり等に有効活用するようになってきている。
従来、取水装置によって竪樋から取水した雨水を貯溜するタンクにおいては、タンクが満水になった場合に、雨水を外部へと排出するためのオーバーフロー経路を取水経路とは別に設ける必要があった。しかしながら、このような方法では、取水経路とオーバーフロー経路の二つの経路が必要となり、部材が多く必要となるのでコストが嵩み、施工も面倒であった。
そこで、取水とオーバーフローを一つの経路で行える竪樋取水装置も提案されている(例えば特許文献1)。この特許文献1の竪樋取水装置は、竪樋外径寸法よりも大きな径を有する集水タンク内に、上部竪樋の下端と下部竪樋の上端を固定すると共に、竪樋の径よりも小さな径を有する水位調整管を該集水タンク内に摺動自在となるように設けたものである。
上記竪樋取水装置は、側面から貯水タンク側に向って取水パイプが形成されており、竪樋を流下してきた雨水は、当該パイプから貯水タンクへと流入するようになっている。一方、貯水タンクが満水になると、竪樋を流下してきた雨水は当該パイプから貯水タンクへ流入することができなくなって、行き場を失った雨水は、集水タンク内に設けられた水位調整管から下側の竪樋へオーバーフローするようになっている。
特開2001−279725号公報
上記のような、取水とオーバーフローを一つの経路(取水パイプ)で行える竪樋取水装置は、竪樋を流下するのが雨水だけの場合は問題が生じない。しかしながら、竪樋には雨水だけでなく、落ち葉や虫などが雨水に混じって流下してくることも多い。この落ち葉などが、上部竪樋の真下に位置する水位調整管を通過できなかった場合、水位調整管の開口を塞ぎ始め、更にその上から落ち葉などが堆積すると、竪樋から流下してきた雨水が水位調整管を通過できなくなってしまうことがあった。このように竪樋から流下してきた雨水が水位調整管を通過できなくなると、タンクが満水になっても雨水がオーバーフローできなくなってしまい、オーバーフローできなくなった雨水は、取水装置と上部竪樋の接続部から漏水したり、或いは、上部竪樋の内部に雨水が溜まり、やがて竪樋の上端に接続されている軒樋にまで逆流してしまうことになって、非常に大きな問題であった。特に、上記特許文献1の竪樋取水装置は、水位調整管の外径が竪樋の内径よりも小さいので(図1参照)、水位調整管が落ち葉などで詰まってしまうことが多かった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、通水部に落ち葉などが堆積して、雨水が通水部を通過できなくなったとしても、確実にオーバーフロー経路を確保できる取水継手を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る取水継手は、上下に竪樋を接続する接続部と、継手内部に竪樋を流下してきた雨水を取水する取水部と、その取水部で取水されなかった雨水を下側の竪樋へ排水する通水部と、側面に取水した雨水を排出する開口部と、が形成された取水継手であって、上記開口部が2つに仕切られており、2つに仕切られた開口部のうち、一方のみが上記取水部に連通していることを特徴とするものである。
本発明の取水継手においては、上記開口部が、上記取水部の底壁によって上下2つに仕切られていることが好ましく、上記開口部から外側へ筒体が突設されており、その筒体も仕切板によって2つに仕切られて、上記取水部の底壁と筒体の仕切板が一続きに形成されているとより好ましい。
本発明の取水継手は、取水した雨水を排出する開口部を2つに仕切り、その2つに仕切った開口部のうち、一方のみを取水部に連通させることで、その取水部に連通しているほうが雨水貯溜タンクに雨水を導入するための取水経路となる。そして、雨水貯溜タンクが満水になると、連通していないもう一方が、行き場を失った雨水のオーバーフロー経路となる。このように本発明の取水継手は、2つに仕切った開口部のうち、一方のみを取水部に連通させて、もう一方は取水部に連通させないことで、例え落ち葉などによって、雨水を下側の竪樋へ排水する通水部が塞がれてしまったとしても、オーバーフロー経路を確実に確保することができるので、雨水貯溜タンクが満水になっても、オーバーフローできなくなった雨水が、取水装置と上部竪樋の接続部から漏水したり、竪樋の上端に接続されている軒樋に逆流してしまう心配はない。
また、上記開口部が、上記取水部の底壁によって上下2つに仕切られている取水継手は、取水部の底壁によって開口部を上下2つに仕切ることで、取水とオーバーフローがよりスムーズに行われるようになる。
特に、上記開口部から外側へ筒体が突設されており、その筒体も仕切板によって2つに仕切られて、上記取水部の底壁と筒体の仕切板が一続きに形成されている取水継手は、筒体を突設し、更に取水部の底壁と筒体の仕切板を一続きに形成することで、より明確に取水経路とオーバーフロー経路が仕切られて、取水部によって取水した雨水は、確実に開口部の一方より雨水貯溜タンクに導かれるようになり、また、雨水貯溜タンクよりオーバーフローしてきた雨水は、確実に取水部と連通していないもう一方の経路から下側の竪樋へと排出されるようになる。このように、取水経路とオーバーフロー経路を明確に仕切ることで、前述した作用効果がより顕著となる。しかも、取水経路が満水となっても、オーバーフロー経路と雨水貯溜タンク内は連通状態にあるので、該タンク内の空気がオーバーフロー経路を通って排出されて、取水がよりスムーズに行える。
本発明の一実施形態に係る取水継手の断面図である。 同取水継手の右側面図である。 同取水継手を設置した状態を示す概略図である。 本発明の他の実施形態に係る取水継手の断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る取水継手の断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る取水継手の断面図である。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1に示す本発明の取水継手1は、図3に示すように、竪樋8の経路途中に設置されて、家屋の屋根に降った雨水を雨水貯溜タンクTに導入することで、乾期の水不足に備えると共に、豪雨時の都市型洪水の被害を少しでも軽減するために開発された合成樹脂製の継手である。
図1に示すように、この取水継手1の上部には、上側の竪樋8aが差込み接続される上側接続部2が形成されており、取水継手1の下部には、下側の竪樋8bが差込み接続される下側接続部3が形成されている。
尚、本実施形態では竪樋8が円筒であるので、取水継手1も円筒形に形成されているが、竪樋8が角筒である場合は、取水継手1もそれに対応する形状に形成すればよいことは言うまでもない。
また、取水継手1の内部には、図1に示すように、上側の竪樋8aを流下してきた雨水を取水する取水部4が形成されている。この取水部4は、取水継手1内部の略中間地点の内周面から内側へ向って張り出すように周設された底壁4aと、その底壁4aの先端から上方へ立設された立ち上がり壁4bからなる断面形状が略L字型の環状壁で、この取水部4によって、上側の竪樋8aの内壁面に沿って流下してきた雨水を取水して、後述する開口部6(6a)より外部へ排出するようになっている。
尚、この取水部4を形成する底壁4aに、雨水を下方に排出する孔径が3mm程度の水抜き孔(不図示)を穿孔してもよい。
図1に示すように、上記取水部4の内側は開口しており、その開口が、取水部4によって取水されなかった雨水を下側の竪樋8bへと排水する通水部5となっている。上側の竪樋8aを流下してくる雨水が通常量の場合、雨水は上側の竪樋8aの内壁面に沿って流下してくるので、取水継手1の内周面に形成された取水部4によって効率よく取水することができるが、豪雨時のように雨量が非常に多いときは、雨水が上側の竪樋8aの内部を略満たして閉塞しながら流下してくるので、この通水部5を形成していなければ、次に説明する開口部6の排出容量をオーバーして上側接続部2から雨水が溢れ出してしまう恐れがある。そこで、この通水部5を取水部4と同じ高さ位置に形成することで、上側の竪樋8aの内部を略満たして閉塞しながら流下してくる雨水は、通水部5から下側の竪樋8bへと直下し、上側接続部2から雨水が溢れ出してしまうことがなくなる。
また、図1、図2に示すように、取水継手1の右側面には、上記取水部4で取水した雨水を排出すると共に、雨水貯溜タンクTが満水になった場合のオーバーフロー経路ともなる円形の開口部6が形成されている。即ち、この開口部6は、上記取水部4の底壁4aによって上下2つに完全に仕切られて(開口部6の上側開口6aと下側開口6bの開口面積は略同じ)、その2つに仕切られた開口部6のうち、上側開口6aのみが取水部4に連通しており、もう一方の下側開口6bは取水部4と完全に分離されていて、上側開口6aとは一切連通しないようになっている。このように開口部6を、取水部4の底壁4aによって上下2つに完全に仕切ることで、取水部4と連通された上側開口6aが、取水部4で取水した雨水を外部に排出するための経路(取水経路)となると共に、取水部4と連通していない下側開口6bが、雨水貯溜タンクTが満水になった場合のオーバーフロー経路となって、取水部4で取水された雨水が下側開口6bから排出されることや、オーバーフローしてきた雨水が上側開口6aから取水部4に流入することが殆どなくなる。
しかも、本発明の取水継手1は、上記作用効果をより顕著とするため、図1に示すように、上記開口部6から外側へ向って筒体7が突設されており、この筒体7も上記開口部6と同様に、仕切板4aによって上下2つに完全に仕切られている。このように筒体7を上下2つに仕切る仕切板4aは、取水部4の底壁4aを外側へ向って延設することによって形成されたもので、従って、取水部4の底壁4aと筒体7の仕切板4aは同一部材(一続き)となっている。
尚、本実施形態では、筒体7を仕切る仕切板4a、即ち、取水部4の底壁4aは、筒体7の先端まで形成されているが、必ずしも筒体7の先端まで形成する必要はなく、筒体7が長い場合などは途中まででもよい。
また、上記筒体7は、水平に突設してもよいが、ここでは取水効率を向上させるために3/100〜15/100程度の水勾配が付与されている。この水勾配の値を大きくしすぎると、雨水貯溜タンクTが満水になった場合に、雨水がオーバーフローしにくくなって、連結管9の内部に雨水が滞溜した状態が続くことになるので、筒体7の水勾配は、15/100程度までに抑えておく必要がある。そして、このように水勾配が付与された筒体7の外周に連結管9を差し込むことで、取水継手1と雨水貯溜タンクTが連結される。このような筒体7を開口部6より外側へ突設すると、開口部6の上側開口6aと下側開口6bが完全に分離されるので、取水部4で取水された雨水が下側開口6bから排出されることや、オーバーフローしてきた雨水が上側開口6aから取水部4に流入することが皆無となる。従って、雨水貯溜タンクTよりオーバーフローしてきた雨水が上側開口6aを経由して取水部4に逆戻りすることがなく、通水部5に落ち葉などが堆積してその開口が塞がれてしまったとしても、オーバーフロー経路(下側開口6b)は確実に確保されているので、取水継手1と上側の竪樋8aの上側接続部2から漏水したり、竪樋8の上端に接続されている軒樋(不図示)にまで逆流してしまう心配がない。
尚、本実施形態の取水継手1は、開口部6から外側へ筒体7を突設し、更にその内部に仕切板4a(底壁4a)を形成することで、開口部6の上側開口6aと下側開口6bが完全に仕切られて、互いに連通することが一切なくなり、取水経路とオーバーフロー経路が明確に分離されたものであるが、前述したように、取水継手1の側面に形成された開口部6は、取水部4の底壁4aによって完全に仕切られているので、必ずしも筒体7の内部に仕切板4aを形成する必要はなく、図4に示すように、筒体7内部の仕切板4aを省略した取水継手1Aであっても充分にその作用効果を奏する。この場合、筒体7は、水平に突設させると、開口部6の上側開口6aから排出された雨水が筒体7から直接下側開口6bに排出される可能性があるので、ここでは確実に取水効率を向上させるために3/100〜15/100程度の水勾配が付与されている。そして、筒体7は上下に仕切られていないので、開口部6の上側開口6aから排出された雨水はスムーズに筒体7、連結管9を経由し、雨水貯溜タンクTの内部に貯溜される。更に、筒体7も形成する必要はなく、図5に示すように、筒体7を省略した取水継手1Bであっても充分にその作用効果を奏する。この場合、開口部6に直接連結管9を接続するなどして使用される。
また、取水効率をより一層向上させるため、図6に示すように、筒体70の根元部分(取水継手1側)を拡径した取水継手1Cも好ましい。このように筒体70の根元部分を拡径する場合は、筒体70の先端部分に連結管9を取付ける必要があるので、先端部分の外径はそのままにしておくことに留意する。このように根元部分が拡径された筒体70の先端部分を縮径するには、図6に示すように、筒体70の途中に段部7bを形成することで、その段部7bから先を縮径してもよいし、筒体70の根元から先端にかけて徐々に縮径し、先端部分の外径を連結管9の内径に合致させるようにしてもよい。
尚、この実施形態の取水継手1Cのように、筒体70が段部7bを境目に急に縮径されていると、大量の雨水を取水した際に、段部7bより先の筒体70内で閉塞する恐れがあるので、仕切板4a(底壁4a)は段部7bよりも取水継手1側までしか形成されていない。その際、万が一、取水した雨水が逆戻りしないように、仕切板4aの先端よりも少し雨水貯溜タンクT側に逆流防止片7aが形成されている。
更に、本実施形態の取水継手1は、前述したように、上側接続部2、下側接続部3、取水部4、通水部5、開口部6、筒体7が一体に形成されたものであるが、上側接続部2が接続された上側部材と、下側接続部3、取水部4、通水部5、開口部6、筒体7が形成された下側部材とから構成された2部材からなる別体式の取水継手も好適に用いられる。
以上のような構成の取水継手1は、図3に示すように、竪樋8を雨水貯溜タンクTよりも上側で切断、或いは、切欠くことで、竪樋8を上側の竪樋8aと下側の竪樋8bに分離して竪樋8に接続される。そして、連結管9の一端を取水継手1の筒体7に接続すると共に、連結管9の他端を雨水貯溜タンクTに接続することで、取水継手1と雨水貯溜タンクTを連結して取水継手1の設置が完了する。
上記のように、本発明の取水継手1を竪樋8の経路途中に設置すると、家屋の屋根に降って竪樋8の内壁面に沿って流下してくる雨水の大半は取水部4によって取水されて、開口部6の上側開口6aより筒体7、連結管9を経由し、雨水貯溜タンクTの内部に貯溜される。その一方、雨水貯溜タンクTが満水となって、行き場を失った雨水がオーバーフローしてきたとしても、オーバーフロー経路が確実に確保されているので、例え通水部5が落ち葉などで塞がれてしまったとしても、取水継手1と上側の竪樋8aの上側接続部2から漏水したり、竪樋8の上端に接続されている軒樋(不図示)にまで逆流してしまう心配が皆無に等しくなる。
1,1A,1B,1C 取水継手
2 上側接続部
3 下側接続部
4 取水部
4a 底壁(仕切板)
4b 立ち上がり壁
5 通水部
6 開口部
6a 上側開口
6b 下側開口
7,70 筒体
7a 逆流防止片
7b 段部
8 竪樋
8a 上側の竪樋
8b 下側の竪樋
9 連結管
T 雨水貯溜タンク

Claims (3)

  1. 上下に竪樋を接続する接続部と、継手内部に竪樋を流下してきた雨水を取水する取水部と、その取水部で取水されなかった雨水を下側の竪樋へ排水する通水部と、側面に取水した雨水を排出する開口部と、が形成された取水継手であって、
    上記開口部が2つに仕切られており、
    2つに仕切られた開口部のうち、一方のみが上記取水部に連通していることを特徴とする取水継手。
  2. 上記開口部が、上記取水部の底壁によって上下2つに仕切られていることを特徴とする請求項1に記載の取水継手。
  3. 上記開口部から外側へ筒体が突設されており、その筒体も仕切板によって2つに仕切られて、上記取水部の底壁と筒体の仕切板が一続きに形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の取水継手。
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JP3039306U (ja) * 1996-11-12 1997-07-15 有限会社東新幸社 雨樋用着脱式取水装置
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JP3078216U (ja) * 2000-12-08 2001-06-29 茂喜 大久保 雨水再利用t型ソケット

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