JP5079930B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機械に関し、特に、エンジンを含む電気機器の電源となるバッテリを備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成され、この作業装置を俯仰動させることにより土砂の掘削作業等を行うものである。
上部旋回体は、ベースとなる旋回フレームと、該旋回フレームの左前部に配設され運転室を画成するキャブと、旋回フレームの後端部に配設され作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に配設されたエンジン、熱交換器、油圧ポンプ、バッテリ等の搭載機器と、これらエンジン等の搭載機器を収容する建屋カバーとにより大略構成されている。
ここで、エンジンを含む電気機器の電源となるバッテリは、例えば上部旋回体に載置台、バッテリ押え、固定杆等からなるバッテリ固定装置を用いて搭載される構成となっている(特許文献1:特開2006−82682号公報)。
ところで、上述した従来技術では、バッテリ固定装置の載置台に2個のバッテリを、2個のアングルが固着されたバッテリ押えと2本の固定杆を用いて固定する構成となっている。このため、部品点数が多くなり、組立工数、部品コストが嵩むという問題がある。
一方、例えば2個のバッテリの固定を1本の固定杆により行うことを考えた場合に、例えば従来技術によるバッテリ押えや固定杆をそのまま用いると、バッテリの固定強度やバッテリ押えの剛性を十分に確保できない虞がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、複数個のバッテリの固定を少ない部品点数で強固に行うことのできる建設機械を提供することを目的としている。
(1).上述した課題を解決するため、本発明は、支持構造体をなし作業装置が取付けられるフレームと、該フレーム上に設けられたエンジンと、前記フレームに搭載され前記エンジンを含む電気機器の電源となる複数個のバッテリと、該各バッテリを前記フレームに対して固定するバッテリ固定装置とを備えてなる建設機械に適用される。
本発明が採用する構成の特徴は、前記バッテリ固定装置は、前記フレームに固定され前記各バッテリのうち隣合う2個のバッテリを隙間をもって載置するバッテリ台と、該バッテリ台に載置される前記各バッテリの背面側に位置して前記バッテリ台に設けられ前記各バッテリの背面を位置決めする背面位置決め部と、前記隣合うバッテリ間の隙間に対応する位置で前記バッテリ台に設けられた連結具係止部と、前記隣合うバッテリの正面側の上端角隅部をそれぞれ跨いで配置された挟持ブラケットと、前記隣合うバッテリ間の隙間に挿通され前記挟持ブラケットと前記連結具係止部とを斜めに連結することによって前記背面位置決め部と挟持ブラケットとの間で前記各バッテリを固定する連結具とにより構成したことにある。
この構成によれば、隣合う2個のバッテリ間の隙間に挿通される連結具を用いてこれら隣合うバッテリを一まとめにしてバッテリ台に固定する構成としているので、従来技術に比べてバッテリ固定装置の部品点数を少なくすることができ、組立工数、部品コストの低減を図ることができる。また、各バッテリは、連結具を用いて挟持ブラケットと背面位置決め部との間で挟持される構成としているので、これら各バッテリをバッテリ台に強固に固定することができる。
(2).本発明によると、前記背面位置決め部は、前記バッテリ台の上面側に設けられた突起体により構成したことにある。この構成によれば、簡素な構成で各バッテリの背面を確実に位置決めすることができる。
(3).本発明によると、前記バッテリ台には、該バッテリ台に載置される前記各バッテリの左,右の側面を位置決めする側面位置決め部を設ける構成としたことにある。この構成によれば、側面位置決め部により各バッテリの左,右の側面が位置ずれするのを抑えることができ、各バッテリを確実に固定することができる。
(4).本発明によると、前記連結具は、一端側に前記連結具係止部に係止される鉤部が設けられると共に他端側に前記挟持ブラケットを固定するためのナットを螺合する雄ねじ部が設けられたJボルトにより構成したことにある。この構成によれば、連結具係止部と挟持ブラケットとを確実に連結することができる。
(5).上記(4)項の場合、本発明は、前記連結具係止部は、前記バッテリ台に設けられた引掛用の挿通孔により構成したことにある。この構成によれば、引掛用の挿通孔にJボルトの鉤部を係合させることにより、Jボルトを用いて各バッテリを挟持ブラケットと背面位置決め部との間で確実に挟持することができる。
(6).上記(5)項の場合、本発明は、前記連結具係止部は、前記Jボルトの鉤部が前記バッテリ台に対して係合するように前記バッテリ台に設けられた2個の挿通孔により構成したことにある。この構成によれば、2個の挿通孔にJボルトの鉤部は強固に係合させることができる。
(7).上記(6)項の場合、本発明は、前記バッテリ台の下面側であって、前記各挿通孔に対応する位置には、該各挿通孔に対して前記Jボルトの鉤部を引掛けるときに該鉤部を案内するガイド部材を設ける構成としたことにある。この構成によれば、Jボルトの鉤部を各挿通孔に引掛ける作業を容易に行うことができ、組付性、組立性を向上することができる。
(8).上記(4)項の場合、本発明は、前記連結具係止部は、前記バッテリ台の上面に設けられた引掛用のフックにより構成することができる。この構成によれば、引掛用のフックにJボルトの鉤部を係合させることにより、Jボルトを用いて各バッテリを挟持ブラケットと背面位置決め部との間で確実に挟持することができる。
(9).本発明によると、前記バッテリ台には、3個のバッテリをそれぞれ隙間をもって載置し、隣合う前記各バッテリ間の隙間のうち一方の隙間には、前記連結具を前記バッテリの正面側の上端角隅部から前記バッテリの背面側に向けて挿通すると共に、隣合う前記各バッテリ間の隙間のうち他方の隙間には、別の連結具を前記バッテリの背面側の上端角隅部から前記バッテリの正面側に向けて挿通することにより、前記連結具と前記別の連結具とを互いに交叉する位置関係で配置する構成としたことにある。この構成によれば、3個のバッテリをバッテリ台により一層強固に固定することができる。
(10).本発明によると、前記挟持ブラケットには、前記各バッテリの上面を覆うカバーを取付けることができる。この構成によれば、各バッテリの上面にカバーを安定して取付けることができると共に、これら各バッテリに雨水や異物が付着することを防止して、バッテリの信頼性を高めることができる。
本発明の第1の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルを上方からみた平面図である。 フレーム上に、バッテリ固定装置、バッテリ、カバーを搭載した状態を示す平面図である。 図3中のフレーム、バッテリ固定装置、バッテリ、カバー等の要部を示す斜視図である。 バッテリ、バッテリ固定装置を示す斜視図である。 バッテリ、バッテリ固定装置、カバーの分解斜視図である。 バッテリ、バッテリ固定装置を示す平面図である。 バッテリ、バッテリ固定装置を図7中の矢示VIII−VIII方向からみた断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるバッテリ、バッテリ固定装置を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態によるバッテリ、バッテリ固定装置を示す分解斜視図である。 本発明の第4の実施の形態によるバッテリ、バッテリ固定装置を示す斜視図である。 バッテリ、バッテリ固定装置を示す図11の平面図である。 本発明の第5の実施の形態によるバッテリ、バッテリ固定装置を示す平面図である。 バッテリ、バッテリ固定装置を図13中の矢示XIV−XIV方向からみた断面図である。 本発明の第6の実施の形態によるバッテリ、バッテリ固定装置を示す分解斜視図である。 バッテリ、バッテリ固定装置を示す図8と同様な位置の断面図である。 バッテリ固定装置の要部を示す斜視図である。 本発明の第7の実施の形態によるバッテリ、バッテリ固定装置を示す分解斜視図である。 バッテリ、バッテリ固定装置を示す図8と同様な位置の断面図である。 バッテリ固定装置の要部を示す斜視図である。 バッテリ台、ガイド部材等を示す図20の下方からみた斜視図である。 本発明の第1の変形例によるバッテリ固定装置を示す図20と同様な位置の斜視図である。 バッテリ台、ガイド部材等を示す図22の下方からみた斜視図である。 本発明の第2の変形例によるバッテリ固定装置を示す図20と同様な位置の斜視図である。 バッテリ台、ガイド部材等を示す図24の下方からみた斜視図である。 本発明の第3の変形例によるバッテリ、バッテリ固定装置を示す図8と同様な位置の断面図である。 本発明の第4の変形例によるバッテリ、バッテリ固定装置等を示す図2と同様な平面図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1ないし図8は本発明に係る建設機械の第1の実施の形態を示している。
図中、1は建設機械の代表例としての油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置4とにより大略構成され、土砂の掘削作業等に好適に用いられるものである。上部旋回体3は、後述の旋回フレーム5、キャブ6、カウンタウエイト7、エンジン8、バッテリ14、バッテリ固定装置21等により構成されている。
5は上部旋回体3のベースとなるフレームとしての旋回フレームで、該旋回フレーム5は、強固な支持構造体をなしている。図3に示すように、旋回フレーム5は、前,後方向に延びる厚肉な鋼板等からなる底板5Aと、該底板5A上に立設され、左,右方向で所定の間隔をもって対面しつつ前,後方向に延びた左縦板5B,右縦板5Cと、左縦板5Bの左側に配置され前,後方向に延びた左サイドフレーム5Dと、右縦板5Cの右側に配置され前,後方向に延びた右サイドフレーム5Eと、底板5Aと左縦板5Bと左サイドフレーム5Dとの間を連結すると共に、底板5Aと右縦板5Cと右サイドフレーム5Eとの間を連結する複数の張出しビーム5Fとにより大略構成されている。
左,右の縦板5B,5Cの前部側には、作業装置4の基端側が回動可能に取付けられ、左,右の縦板5B,5Cの後部側には、後述のカウンタウエイト7、エンジン8等が取付けられる構成となっている。左縦板5Bと左サイドフレーム5Dとの間には、後述のキャブ6を支持するキャブ支持枠5Gが設けられ、該キャブ支持枠5Gの後側には、後述の熱交換器10を支持する熱交換器支持台5Hが設けられている。さらに、熱交換器支持台5Hと左サイドフレーム5Dとの間には、後述するバッテリ固定装置21のバッテリ台22を支持する支持板5Jが設けられている。
6は旋回フレーム5の前部左側に配設されたキャブで、該キャブ6は、旋回フレーム5のキャブ支持枠5G上に支持され、運転室を画成するものである。キャブ6内には、オペレータが着席する運転席、走行用の操作レバー、作業用の操作レバー等(いずれも図示せず)が配設されている。
7は旋回フレーム5の後端部に設けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト7は、作業装置4との重量バランスをとるものである。
8はカウンタウエイト7の前側に搭載されたエンジンで、該エンジン8は、左,右方向に延びる横置き状態に配置されている。エンジン8の左側には、後述の熱交換器10に冷却風を供給する冷却ファン8Aが設けられ、エンジン8の右側には、後述の油圧ポンプ9が取付けられている。
9はエンジン8の右側に取付けられた油圧ポンプで、該油圧ポンプ9は、エンジン8によって駆動されるものである。この油圧ポンプ9は、下部走行体2、上部旋回体3、作業装置4に設けられた各種の油圧アクチュエータに向け、作動用の圧油を吐出するものである。
10はエンジン8の左側に冷却ファン8Aと対面して設けられた熱交換器で、該熱交換器10は、旋回フレーム5の熱交換器支持台5Hに固定されている。この熱交換器10は、例えばエンジン冷却水を冷却するラジエータ、作動油を冷却するオイルクーラ、ターボ過給機(図示せず)によって圧縮された空気を冷却するインタクーラ等により構成されている。
11はカウンタウエイト7の前側に配設されたエンジン8等を覆う建屋カバーである。この建屋カバー11は、エンジン8、油圧ポンプ9、熱交換器10、後述のバッテリ14等を上方から覆う上面カバー11Aと、カウンタウエイト7の左端部とキャブ5との間に開,閉可能に設けられ熱交換器10、バッテリ14等を左側方から覆う左側面カバー11Bと、カウンタウエイト7の右端部と後述の燃料タンク13との間に設けられエンジン8、油圧ポンプ9等を右側方から覆う右側面カバー11Cとにより構成されている。
12は旋回フレーム5の前部右側に配設された作動油タンクで、該作動油タンク12は、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータに供給される作動油を貯溜するものである。13は作動油タンク12の前側に配設された燃料タンクで、該燃料タンク13は、エンジン8に供給される燃料を貯溜するものである。
14は旋回フレーム5の後部左側に後述のバッテリ固定装置21を用いて搭載された2個のバッテリである。これら各バッテリ14は、電気エネルギを貯え、エンジン8に取付けられるスタータモータ、プラグ等の電気機器(図示せず)、さらに、油圧ショベル1に搭載される各種の照明具、電磁弁、電子部品等の電気機器(図示せず)の電源となるものである。
次に、各バッテリ14を旋回フレーム5に固定するためのバッテリ固定装置21について説明する。
即ち、21は各バッテリ14を旋回フレーム5に対して固定するバッテリ固定装置で、該バッテリ固定装置21は、旋回フレーム5の後部左側、より具体的には、旋回フレーム5を構成する左サイドフレーム5Dと熱交換器支持台5Hとの間に設けられている。ここで、バッテリ固定装置21は、後述のバッテリ台22と、折曲げ部23と、側面位置決め部24と、挿通孔25と、挟持ブラケット26と、Jボルト29と、バッテリカバー31とにより大略構成されている。
22は隣合う2個のバッテリ14を隙間をもって載置するバッテリ台で、該バッテリ台22は、例えば鋼板等の金属製の板材に折曲げ加工、穿孔加工等を施すことにより形成されたもので、旋回フレーム5を構成する支持板5Jに固定されている。ここで、バッテリ台22は、油圧ショベル1の前,後方向に延びその上面に各バッテリ14を載置する載置部22Aと、この載置部22Aの上面(載置面)から上方に突出する後述の折曲げ部23とにより構成されている。バッテリ台22の載置部22Aには、各バッテリ14が油圧ショベル1の前,後方向に直列に載置されている。
この場合、各バッテリ14の各面を、後述の折曲げ部23と当接する面(油圧ショベル1の左,右方向でいえば右側の面)を背面14Aとし、後述の挟持ブラケット26が取付けられる側の面(油圧ショベル1の左,右方向でいえば左側の面)を正面14Bとし、該正面14Bに対して左側の面(油圧ショベル1の前,後方向でいえば前側の面)を左側面14Cとし、正面14Bに対して右側の面(油圧ショベル1の前,後方向でいえば後側の面)を右側面14Dと定義すると、各バッテリ14は、一方のバッテリ14の左側面14Cと他方のバッテリ14の右側面14Dとの間に隙間Sを設けた状態でバッテリ台22の載置部22A上に載置されている。
23はバッテリ台22に載置される各バッテリ14の背面14A側に位置してバッテリ台22に設けられた背面位置決め部としての折曲げ部で、該折曲げ部23は、各バッテリ14の背面14Aを位置決めするものである。ここで、折曲げ部23は、バッテリ台22の上面側に該バッテリ台22と一体の突起体として形成されたものである。即ち、折曲げ部23は、バッテリ台22のうち各バッテリ14の背面14A側の端縁部を、載置部22Aの上面側に直角に折曲げることにより形成されている。さらに、折曲げ部23は、各バッテリ14の背面14Aと当接することにより、これら各バッテリ14が背面14A側(図2に示す熱交換器10側)に位置ずれするのを阻止するものである。
24はバッテリ台22の長手方向の両端側にそれぞれ設けられた一対の側面位置決め部で、該各側面位置決め部24は、バッテリ台22上に載置された各バッテリ14の左,右の側面14C,14Dを位置決めするものである。ここで、図7に示すように、バッテリ14の背面14Aから正面14Bへと延びる直線を直線A−Aとし、この直線A−Aと直交しバッテリ14の左側面14Cから右側面14Dへと長手方向に延びる直線を直線B−Bとすると、各側面位置決め部24は、直線B−B上に設けられている。
一方、各側面位置決め部24は、バッテリ台22の載置部22Aの一部を下方から上面側に突出させることによりこの載置部22Aに一体に形成されている。この場合、各側面位置決め部24は、一方のバッテリ14の左側面14Cに当接すると共に、他方のバッテリ14の右側面14Dに当接することにより、各バッテリ14が、図7中の直線B−Bで示す長手方向(油圧ショベル1の前,後方向)に移動するのを抑える構成となっている。
25は隣合うバッテリ14間の隙間Sに位置してバッテリ台22に設けられた引掛用の挿通孔である。この挿通孔25は、本発明による連結具係止部の具体例であり、後述するJボルト29の鉤部29Aを係止する(引掛ける)ためのものである。ここで、挿通孔25は、バッテリ台22の載置部22Aのうち折曲げ部23寄りに位置しており、Jボルト29の鉤部29Aを挿通孔25に挿通すると共に、この鉤部29Aを挿通孔25の端縁と折曲げ部23との間に引掛けるものである。従って、Jボルト29の一端側は、バッテリ台22の挿通孔25に係止されるものである。
26は隣合うバッテリ14の正面14B側の上端角隅部をそれぞれ跨いで配置された挟持ブラケットである。この挟持ブラケット26は、2個の当接片27と、該各当接片27間を連結する1個の連結片28とを一体的に組合わせ、固着することにより構成されている。
ここで、各当接片27は、例えば板材を略L字状に折曲げることにより形成されたもので、各バッテリ14の上面に沿って水平方向に延びる上面部27Aと、各バッテリ14の正面14Bに沿って上,下方向に延びる正面部27Bとにより構成されている。上面部27Aには、後述のバッテリカバー31を固定するためのねじ筒27Cが設けられている。
一方、連結片28は、例えば板状の部材を略U字状に折曲げることにより形成されたものである。この連結片28は、当接片27の上面部27Aに対して斜め方向に延び後述のJボルト29が取付けられるJボルト取付部28Aと、該Jボルト取付部28Aから当接片27の正面部27Bに向けて延び、両端側がこの正面部27Bに溶接により固着される正面側脚部28Bと、Jボルト取付部28Aから当接片27の上面部27Aに向けて延び、両端側がこの上面部27Aに溶接により固着されると共に、中間部が各当接片27の間を通って各バッテリ14間の隙間Sに突出する上面側脚部28Cとにより構成されている。さらに、Jボルト取付部28Aには、後述するJボルト29の雄ねじ部29Bを挿通する取付孔28Dが設けられている。
29は隣合うバッテリ14間の隙間Sに挿通された連結具としてのJボルトで、該Jボルト29は、一端側に鉤部29Aが設けられることにより全体としてJ字状に形成されている。ここで、鉤部29Aは、バッテリ台22の挿通孔25に挿通すると共にこの挿通孔25の端縁と折曲げ部23との間に引掛けることにより、バッテリ台22と挟持ブラケット26との間を連結するものである。また、Jボルト29の他端側には、挟持ブラケット26を固定するための一対のナット30を螺合する雄ねじ部29Bが設けられている。
さらに、Jボルト29を取付けるには、該Jボルト29は、隣合うバッテリ14間の隙間Sに斜め方向、より具体的には、各バッテリ14の左,右の側面14C,14Dの対角線方向に配置(挿通)される。次に、Jボルト29の鉤部29Aがバッテリ台22の挿通孔25に係止され、Jボルト29の雄ねじ部29Bが挟持ブラケット26の取付孔28Dに挿通され、この状態で、雄ねじ部29Bにナット30が螺合される。これにより、挟持ブラケット26とバッテリ台22とは、両者間に斜めに配置されたJボルト29を介して連結される。この結果、2個のバッテリ14を挟持ブラケット26と折曲げ部23との間で挟持することができ、1本のJボルト29を用いて2個のバッテリ14に対し、バッテリ台22の折曲げ部23に押付ける力とバッテリ台22の載置部22Aに押付ける力とを同時に作用させた状態で、各バッテリ14がバッテリ台22の載置部22A上に強固に固定することができる。
31は各バッテリ14の上面を覆うカバーとしてのバッテリカバーで、該バッテリカバー31は、挟持ブラケット26のねじ筒27Cに螺合するボルト32を用いて挟持ブラケット26に取付けられている。このように、各バッテリ14をバッテリカバー31で覆うことにより、各バッテリ14に雨水や異物が付着することを防止している。
第1の実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。
オペレータはキャブ6内の運転席に着座し、この状態で走行用のレバー等を操作することにより、下部走行体2を走行させることができる。一方、オペレータが、作業用のレバー等を操作することにより、作業装置4を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行なうことができる。
ここで、2個のバッテリ14は、油圧ショベル1の稼働時に、エンジン8、各種照明具、電磁弁、電子部品等の電気機器に電流を供給するもので、各バッテリ14は、上述したバッテリ固定装置21を用いて旋回フレーム5に固定されている。この場合、2個のバッテリ14は、隣合うバッテリ14間の隙間Sに斜め方向に挿通される1本のJボルト29により一まとめにしてバッテリ台22に固定されているから、従来技術に比べてバッテリ固定装置21の部品点数を少なくすることができ、組立工数、部品コストの低減を図ることができる。
また、2個のバッテリ14は、バッテリ台22の折曲げ部23と挟持ブラケット26との間に斜めに配置された1本のJボルト29を用いてこれら挟持ブラケット26と折曲げ部23との間で挟持されている。この結果、各バッテリ14に対しバッテリ台22の折曲げ部23に押付ける力とバッテリ台22の載置部22Aに押付ける力とを同時に作用させた状態で、これら各バッテリ14は、バッテリ台22に強固に固定される。
一方、第1の実施の形態によれば、バッテリ台22にバッテリ14の左,右の側面14C,14Dを位置決めする側面位置決め部24を設ける構成としているので、該側面位置決め部24により各バッテリ14の左,右の側面14C,14Dが位置ずれするのを抑え、各バッテリ14を長手方向(油圧ショベル1の前,後方向)に確実に固定することができる。
第1の実施の形態によれば、折曲げ加工により形成された折曲げ部23を各バッテリ14の背面14Aに当接させる構成としているので、簡素な構成で各バッテリ14の背面14Aを確実に位置決めすることができる。
第1の実施の形態によれば、挟持ブラケット26は、断面L字状の当接片27とこれら当接片27を連結する断面U字状の連結片28とにより一体的に構成されている。この結果、挟持ブラケット26の剛性を十分に確保でき、この挟持ブラケット26により各バッテリ14の正面14B側の上端角隅部を確実に抑え付けることができる。
また、第1の実施の形態によれば、Jボルト29の鉤部29Aを引掛用の挿通孔25に係止すると共にJボルト29の雄ねじ部29Bを一対のナット30を用いて挟持ブラケット26に固定する構成としているので、各バッテリ14は、1本のJボルト29を用いて連結された挟持ブラケット26と折曲げ部23との間で確実に挟持されることになる。この場合、Jボルト29の鉤部29Aを、引掛用の挿通孔25を通じてこの挿通孔25の端縁と折曲げ部23との間に引掛ける構成としているので、この折曲げ部23により鉤部29Aが係止される部分の剛性を確保することができ、Jボルト29の鉤部29Aとバッテリ台22との連結を一層強固に行うことができる。
さらに、第1の実施の形態によれば、挟持ブラケット26にバッテリカバー31を取付ける構成としているので、各バッテリ14の上面にバッテリカバー31を安定して取付けることができると共に、これら各バッテリ14に雨水や異物が付着することを防止でき、各バッテリ14の信頼性を高めることができる。
次に、図9は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、連結具係止部をフックにより構成したことにある。なお、第2の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、41は隣合う2個のバッテリ14を隙間をもって載置するバッテリ台で、該バッテリ台41は、油圧ショベル1の前,後方向に延びその上面に各バッテリ14を載置する載置部41Aを有し、該載置部41Aには、後述の折曲げ部42、フック43および側面位置決め部44が設けられている。
42は、各バッテリ14の背面14A側に位置してバッテリ台41に設けられた背面位置決め部としての折曲げ部で、該折曲げ部42は、上述した第1の実施の形態の折曲げ部23と同様に構成されている。
43は隣合う2個のバッテリ14間の隙間Sに対応する位置でバッテリ台41に設けられた連結具係止部としてのフックで、該フック43は、上述した第1の実施の形態による挿通孔25に代えて本実施の形態に用いたものである。ここで、フック43は、例えば金属製の棒材をU字状に折曲げ加工することにより形成されたもので、折曲げられた部分を上側にした状態でバッテリ台41の載置部41A上に例えば溶接により固着されている。このU字状のフック43は、Jボルト29の鉤部29Aを引掛けることにより、Jボルト29の一端側を係止するものである。
さらに、バッテリ台41の長手方向の両端側には、側面位置決め部44がそれぞれ設けられており、該各側面位置決め部44は、上述した第1の実施の形態の側面位置決め部24と同様に、各バッテリ14の左,右の側面14C,14Dを位置決めするものである。
第2の実施の形態による油圧ショベルは、上述の如きフック43にJボルト29の鉤部29Aを係止するもので、その基本的作用については、上述した第1の実施の形態によるものと格別差異はない。
然るに、第2の実施の形態によれば、バッテリ台41の上面にJボルト29の鉤部29Aを係止するフック43を設ける構成としているため、Jボルト29の鉤部29Aとの係合を確実に行えると共に、Jボルト29の長さを短くでき、軽量化、コスト低減を図ることができる。
次に、図10は本発明の第3の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、背面位置決め部をバッテリ台の上面に固着されたブロック体により構成したことにある。なお、第3の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、51は隣合う2個のバッテリ14を隙間をもって載置するバッテリ台で、該バッテリ台51は、油圧ショベル1の前,後方向に延びその上面に各バッテリ14を載置する載置部51Aを有し、該載置部51Aには、後述のブロック体52、側面位置決め部53および挿通孔54が設けられている。
52はバッテリ台51に載置される各バッテリ14の背面14A側に位置してバッテリ台51に設けられた背面位置決め部としての2個のブロック体で、該各ブロック体52は、各バッテリ14の背面14Aを位置決めするものである。ここで、各ブロック体52は、第1の実施の形態による折曲げ部23に代えて設けられたもので、該各ブロック体52は、バッテリ台51の上面側に該バッテリ台51とは別体の突起体として形成されている。即ち、各ブロック体52は、例えば鋼材等の金属材を直方体状に形成してなるブロックにより構成されており、バッテリ台51の載置部51Aに例えば溶接により固着されている。各ブロック体52は、各バッテリ14の背面14Aと当接することにより、これら各バッテリ14が背面14A側に位置ずれするのを阻止するものである。
なお、バッテリ台51の長手方向の両端側には、側面位置決め部53がそれぞれ設けられており、該各側面位置決め部53は、各バッテリ14の左,右の側面14C,14Dを位置決めするものである。さらに、バッテリ台51には、隣合うバッテリ14間の隙間Sに対応する位置に連結具係止部としての引掛用の挿通孔54が設けられており、該挿通孔54は、第1の実施の形態による挿通孔25と同様に、Jボルト29の鉤部29Aを係止するものである。
第3の実施の形態による油圧ショベルは、上述の如き一対のブロック体52により各バッテリ14の背面14Aの位置決めを行うもので、その基本的作用については、上述した第1の実施の形態による折曲げ部23の機能と格別に差異はない。
従って、第3の実施の形態においても、各バッテリ14の背面14Aの位置決めを各ブロック体52によって行うことにより、各バッテリ14を挟持ブラケット26と各ブロック体52との間で強固に挟持することができる。
次に、図11および図12は本発明の第4の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、バッテリ台の載置部上に3個のバッテリを載置する構成としたことにある。なお、第4の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、61は3個のバッテリ14を載置するバッテリ台で、該バッテリ台61は、3個のバッテリ14を搭載できるように、上述した第1の実施の形態のバッテリ台22に比べて長手方向の寸法を大きくしている。バッテリ台61は、油圧ショベル1の前,後方向(図11および図12の左,右方向)に延びその上面に3個のバッテリ14を載置する載置部61Aを有し、バッテリ台61には、載置部61Aの上面から上方に突出し各バッテリ14の背面14Aを位置決めする折曲げ部62が設けられている。
この場合、バッテリ台61の載置部61Aには、隣合うバッテリ14間にそれぞれ隙間S1,S2をもたせて3個のバッテリ14が直列に載置されている。バッテリ台61のうち一端側(図11および図12の左側)のバッテリ14と中央のバッテリ14との間の隙間S1に対応する部位には、折曲げ部62寄り(バッテリ14の背面14A寄り)に位置してJボルト29の鉤部29Aを係止する連結具係止部としての引掛用の挿通孔63が設けられている。
一方、バッテリ台61のうち他端側(図11および図12の右側)のバッテリ14と中央のバッテリ14との間の隙間S2に対応する部位にも、折曲げ部62寄り(バッテリ14の背面14A寄り)に位置して別のJボルト29の鉤部29Aを係止する連結具係止部としての引掛用の挿通孔64が設けられている。
さらに、各バッテリ14の正面14B側の上端角隅部には、隣合うバッテリ14の各隙間S1,S2に対応してそれぞれ挟持ブラケット26が配置されている。隣合うバッテリ14の各隙間S1,S2には、それぞれJボルト29がバッテリ14の正面14B側の上端角隅部からバッテリ14の背面14A側の下端角隅部に向けて挿通され、これら2本のJボルト29と2個の挟持ブラケット26とを用いてバッテリ台61に3個のバッテリ14を固定する構成となっている。
なお、バッテリ台61の長手方向の両端側には側面位置決め部65がそれぞれ設けられており、該各側面位置決め部65は、両側のバッテリ14の左,右の側面14C,14Dを位置決めするものである。
第4の実施の形態による油圧ショベルは、上述の如きバッテリ台61に3個のバッテリ14を載置するもので、その基本的作用については、バッテリ台61の長手方向の長さと、バッテリ14、挿通孔63,64、挟持ブラケット26、Jボルト29の数等が相違する以外、上述した第1の実施の形態によるものと格別差異はない。
即ち、第4の実施の形態においても、Jボルト29と挟持ブラケット26とを用いてバッテリ台61上にバッテリ14を強固に固定することができる。なお、図示は省略するが、4個以上のバッテリをバッテリ台に載置することも可能であり、この場合には、隣合うバッテリの隙間の数に対応して挟持ブラケット、連結具係止部(挿通孔、フック)、連結具(Jボルト)等を配置すればよい。
次に、図13および図14は本発明の第5の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、バッテリ台の載置部上に3個のバッテリを載置すると共に連結具を互いに交叉する関係で配置する構成としたことにある。なお、第5の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、71は3個のバッテリ14を載置するバッテリ台で、該バッテリ台71は、3個のバッテリ14を搭載できるように、上述した第1の実施の形態のバッテリ台22に比べて長手方向の寸法を大きくしている。バッテリ台71は、油圧ショベル1の前,後方向(図13の左,右方向)に延びその上面に3個のバッテリ14を載置する載置部71Aを有し、また、バッテリ台71には、載置部71Aの上面から上方に突出し各バッテリ14の背面14Aを位置決めする折曲げ部72が設けられている。
この場合、バッテリ台71の載置部71Aには、隣合うバッテリ14間にそれぞれ隙間S1,S2をもたせた状態で3個のバッテリ14が載置されている。バッテリ台71のうち一端側(図13の左側)のバッテリ14と中央のバッテリ14との間の隙間S1に対応する部位には、折曲げ部72寄り(バッテリ14の背面14A寄り)に位置してJボルト29の鉤部29Aを係止する連結具係止部としての引掛用の挿通孔73が設けられている。
一方、バッテリ台71のうち他端側(図13の右側)のバッテリ14と中央のバッテリ14との間の隙間S2に対応する部位には、折曲げ部72とは反対寄り(バッテリ14の正面14B寄り)に位置してJボルト29の鉤部29Aを係止する連結具係止部としての引掛用の2個の挿通孔74,75が設けられている。これら2個の挿通孔74,75には、Jボルト29の鉤部29Aが挿通され、該鉤部29Aをバッテリ台71に対して係合するものである。この結果、手前側の挿通孔74にJボルト29の鉤部29Aを挿通し奥側の挿通孔75から鉤部29Aの先端を突出させることにより、Jボルト29の鉤部29Aを挿通孔74,75間でバッテリ台71に引掛けることができる。
ここで、一端側(図13の左側)のバッテリ14と中央のバッテリ14との間の隙間S1には、これら両バッテリ14の正面14B側の上端角隅部を跨いで挟持ブラケット26が配置されている。隙間S1には、Jボルト29がバッテリ14の正面14B側の上端角隅部からバッテリ14の背面14A側の下端角隅部に向けて挿通されている。
一方、他端側(図13の右側)のバッテリ14と中央のバッテリ14との間の隙間S2には、これら両バッテリ14の背面側14Aの上端角隅部を跨いで挟持ブラケット26が配置されている。隙間S2には、別のJボルト29がバッテリ14の背面14A側の上端角隅部からバッテリ14の正面14B側の下端角隅部に向けて挿通されている。これにより、隙間S1に挿通されたJボルト29と隙間S2に挿通された別のJボルト29とは、図14に示すように、バッテリ14の左,右の側面14C,14D側からみて互いに交叉する位置関係(互いにX字状となる位置関係)で配置されるものである。
76は他端側(図13の右側)のバッテリ14の正面14B側に位置してバッテリ台71の載置部71A上に設けられたブロック体で、該ブロック体76は、他端側のバッテリ14の正面14Bを位置決めするものである。ここで、ブロック体76は、例えば鋼材等の金属材を直方体状に形成してなるブロックにより構成されており、バッテリ台71の載置部71Aに例えば溶接により固着されている。
なお、バッテリ台71の長手方向の両端側には側面位置決め部77がそれぞれ設けられ、該各側面位置決め部77は、両側のバッテリ14の左,右の側面14C,14Dを位置決めするものである。
第5の実施の形態による油圧ショベルは、上述の如きバッテリ台71に3個のバッテリ14を載置するもので、その基本的作用については、バッテリ台71の長手方向の長さと、バッテリ14、挿通孔73,74,75、挟持ブラケット26、Jボルト29の数等が相違する以外、上述した第1の実施の形態によるものと格別差異はない。即ち、第5の実施の形態においても、Jボルト29と挟持ブラケット26とを用いてバッテリ台71上にバッテリ14を強固に固定することができる。
しかも、第5の実施の形態によれば、隙間S1に挿通されるJボルト29と隙間S2に挿通される別のJボルト29とを交叉する位置関係(互いにX字状となる位置関係)に配置する構成としている。このため、例えば上述した第4の実施の形態のように隙間S1に挿通されるJボルト29と隙間S2に挿通される別のJボルト29とを同方向に延びるように配置した場合に比べ、3個のバッテリ14をバッテリ台71上により一層強固に固定することができる。
次に、図15ないし図17は本発明の第6の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、連結具係止部を2個の挿通孔により構成したことにある。なお、第6の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、81は隣合う2個のバッテリ14を隙間Sをもって載置するバッテリ台で、該バッテリ台81は、油圧ショベル1の前,後方向に延びその上面に各バッテリ14を載置する載置部81Aを有し、この載置部81Aには、後述する挿通孔82,83、板体84、補強部材85および側面位置決め部86が設けられている。
82,83は隣合うバッテリ14間の隙間Sに対応する位置でバッテリ台81に設けられた連結具係止部としての2個の挿通孔で、該各挿通孔82,83は、Jボルト29の鉤部29Aを係止する(引掛ける)ためのものである。2個の挿通孔82,83には、Jボルト29の鉤部29Aが挿通され、該鉤部29Aをバッテリ台81に対して係合するものである。この結果、バッテリ14の正面14B側の挿通孔82にJボルト29の鉤部29Aを挿通し、バッテリ14の背面14A側の挿通孔83から鉤部29Aの先端を突出させることにより、Jボルト29の鉤部29Aを挿通孔82,83間でバッテリ台81に引掛けることができる。
84は挿通孔83を挟んでバッテリ台81に設けられた背面位置決め部としての2個の板体で、該各板体84は、各バッテリ14の背面14Aを位置決めするものである。ここで、各板体84は、第1の実施の形態による折曲げ部23に代えて設けられたもので、各板体84は、バッテリ台81の上面側に該バッテリ台81とは別体の突起体として形成されている。即ち、各板体84は、例えば鋼板等の金属板を矩形状に形成され、各板体84は、バッテリ台81の載置部81Aに例えば溶接手段を用いて固着されている。
85はバッテリ台81の下面側で2個の挿通孔82,83の間部分に設けられた補強部材(補強板)で、該補強部材85は、挿通孔82,83の間、即ち、Jボルト29の鉤部29Aが引掛けられる(係止される)部位を補強するためのものである。この補強部材85は、例えば鋼板等の金属製の板体を矩形状に形成され、バッテリ台81の下面側で挿通孔82,83の間部分に例えば溶接手段を用いて固着されている。この補強部材85を設けることにより、バッテリ台81のうちJボルト29の鉤部29Aが引掛けられる(係止される)部位の厚さ寸法を大きくし、当該部位の剛性、耐久性を向上することができる。
なお、バッテリ台81の長手方向の両端側には側面位置決め部86がそれぞれ設けられており、該各側面位置決め部86は、両側のバッテリ14の左,右の側面14C,14Dを位置決めするものである。
第6の実施の形態による油圧ショベルは、上述の如きバッテリ台81の挿通孔82,83にJボルト29の鉤部29Aを係止するもので、その基本的作用については、上述した第1の実施の形態によるものと格別差異はない。
然るに、第6の実施の形態によれば、バッテリ台81に2個の挿通孔82,83を設ける構成としているので、これら各挿通孔82,83にJボルト29の鉤部29Aを強固に係合させることができる。さらに、バッテリ台81の下面側で挿通孔82,83の間部分には補強部材85を設ける構成としているので、Jボルト29の鉤部29Aが引掛けられる部位の剛性、耐久性を向上することができる。
次に、図18ないし図21は本発明の第7の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、連結具係止部を2個の挿通孔により構成すると共にバッテリ台の下面側にJボルトの鉤部を案内するガイド部材を設ける構成としたことにある。なお、第7の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、91は隣合う2個のバッテリ14を隙間Sをもって載置するバッテリ台で、該バッテリ台91は、油圧ショベル1の前,後方向に延びその上面に各バッテリ14を載置する載置部91Aを有し、この載置部91Aには、後述する挿通孔92,93、板体94、側面位置決め部95およびガイド部材96が設けられている。
92,93は隣合うバッテリ14間の隙間Sに対応する位置でバッテリ台91に設けられた連結具係止部としての2個の挿通孔で、該各挿通孔92,93は、上述した第6の実施の形態の挿通孔82,83と同様に、Jボルト29の鉤部29Aを係止するものである。
一方、バッテリ台91には、背面位置決め部としての2個の板体94が設けられ、該各板体94は、上述した第6の実施の形態の各板体84と同様に、各バッテリ14の背面14Aを位置決めするものである。また、バッテリ台91の長手方向の両端側には側面位置決め部95がそれぞれ設けられ、該各側面位置決め部95は、両側のバッテリ14の左,右の側面14C,14Dを位置決めするものである。
96はバッテリ台91の下面側で各挿通孔92,93に対応する位置に設けられたガイド部材で、該ガイド部材96は、各挿通孔92,93に対してJボルト29の鉤部29Aを引掛けるときに該鉤部29Aを案内するものである。ここで、ガイド部材96は、例えば鋼板等の金属製の板材を折曲げ加工することにより断面略U字状に形成されたもので、上,下方向に延び一端側(上端側)がバッテリ台91の下面に例えば溶接手段により固着される一対の縦板部96A,96Bと、水平方向に延び各縦板部96A,96Bの下端側同士を連結する横板部96Cとにより構成されている。そして、図20および図21に示すように、ガイド部材96は、Jボルト29の鉤部29Aをバッテリ14の正面14B側の挿通孔92に挿通し、鉤部29Aの先端をバッテリ14の背面14A側の挿通孔93から突出させるときに、該鉤部29Aを縦板部96A,96B、横板部96Cにより案内することができる。
これにより、Jボルト29の鉤部29Aを手前側の挿通孔92に挿通した状態で、該Jボルト29が前,後方向と左,右方向に動いても、鉤部29Aがガイド部材96の縦板部96A,96Bと当接することにより、Jボルト29は自由な動きが阻止される。この結果、Jボルト29の鉤部29Aがバッテリ14の背面14A側の挿通孔93に対してずれることを防止することができ、Jボルト29の鉤部29Aを各挿通孔92,93に引掛ける作業を容易に行うことができる。
第7の実施の形態による油圧ショベルは、上述の如きバッテリ台91の挿通孔92,93にJボルト29の鉤部29Aを係止するもので、その基本的作用については、上述した第1の実施の形態によるものと格別差異はない。
然るに、第7の実施の形態によれば、バッテリ台91に2個の挿通孔92,93を設ける構成としているので、これら各挿通孔92,93にJボルト29の鉤部29Aを強固に係合させることができる。
しかも、第7の実施の形態によれば、バッテリ台91の下面側にJボルト29の鉤部29Aを案内するガイド部材96を設ける構成としている。このため、Jボルト29の鉤部29Aを各挿通孔92,93に引掛けるときに、ガイド部材96によりJボルト29が任意の方向に自由に動くのを拘束することができる。これにより、Jボルト29の鉤部29Aを各挿通孔92,93に引掛ける作業を容易に行うことができ、組付性、組立性を向上することができる。
なお、上述した第7の実施の形態では、断面U字状のガイド部材96によりJボルト29の鉤部29Aを案内する構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、図22と図23に示す第1の変形例、または、図24と図25に示す第2の変形例のような構成としてもよい。即ち、図22および図23に示す第の変形例は、U字状のガイド部材96に代えて、断面がL字形のガイド部材101を形成し、該ガイド部材101によりJボルト29の鉤部29Aを案内する構成としたものである。ここで、ガイド部材101は、バッテリ台91の挿通孔92,93に沿って延びる縦板部101Aと、該縦板部101Aの下端側に接続され該下端側からバッテリ14の左,右方向に延びる横板部101Bとにより構成したものである。
一方、図24および図25に示す第2の変形例は、ガイド部材96に代えて、ガイド部材102を、屈曲方向が第1の変形例のガイド部材101と異なるL字形に形成したものである。ここで、ガイド部材102は、バッテリ台91の挿通孔93側に設けられバッテリ14の左,右方向に延びる縦板部102Aと、該縦板部102Aの下端側に接続され該下端側からバッテリ14の正面14B側に向けて延びる横板部102Bとにより構成したものである。この場合は、Jボルト29の鉤部29Aの先端が縦板部102Aに当接することになる。
これら第1の変形例および第2の変形例の場合も、第7の実施の形態と同様に、Jボルト29の鉤部29Aを各挿通孔92,93に引掛けるときに、ガイド部材101,102によりJボルト29が任意の方向に自由に動くのを拘束することができる。これにより、Jボルト29の鉤部29Aを各挿通孔92,93に引掛ける作業を容易に行うことができ、組付性、組立性を向上することができる。
また、上述した各実施の形態では、バッテリ14間の隙間S,S1,S2に連結具としてのJボルト29を各バッテリ14の左,右の側面14C,14Dの対角線方向に斜めに挿通した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、図26に示す第3の変形例のように、Jボルト29を鉛直方向に立てるように大きな傾斜角をもって支持する構成してもよい。
即ち、バッテリ台111の載置部111Aのうちバッテリ14の背面14Aよりも正面14B側に寄った位置に連結具係止部としての2個の挿通孔112,113を形成する。そして、上述した各実施の形態の挟持ブラケット26と同様な当接片115、連結片116等からなる挟持ブラケット114を用いて、Jボルト29は、挟持ブラケット114とバッテリ台111の挿通孔112,113との間を大きな傾斜角をもって連結し、これら挟持ブラケット114とバッテリ台111との間で各バッテリ14を挟持する構成としてもよい。
また、上述した各実施の形態では、バッテリ固定装置21を旋回フレーム5の後部左側に設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、図27に示す第4の変形例のように、バッテリ固定装置121を旋回フレーム5の中央部右側でキャブ6の後側となる位置に設ける構成としてもよい。一方、同じく図27に示すように、バッテリ固定装置122を旋回フレーム5の前部右側で燃料タンク13よりも前側となる位置に設ける構成としてもよい。
また、上述した各実施の形態では、各バッテリ14を前,後方向に長い縦置きに配置した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば各バッテリを左,右方向に長い横置きに配置してもよい。この場合も、各バッテリは、前,後方向に隙間をもって対向し、この隙間に連結具が斜め方向に挿通される構成となる。
さらに、上述した各実施の形態では、建設機械として油圧ショベル1を例に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば油圧クレーン、ホイールローダ等の他の建設機械に広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
4 作業装置
5 旋回フレーム(フレーム)
8 エンジン
14 バッテリ
14A 背面
14B 正面
21,121,122 バッテリ固定装置
22,41,51,61,71,81,91,111 バッテリ台
23,42,62,72 折曲げ部(背面位置決め部、突起体)
24,44,53,65,77,86,95 側面位置決め部
25,54,63,64,73,74,75,82,83,92,93,112,113 挿通孔(連結具係止部)
26,114 挟持ブラケット
29 Jボルト(連結具)
29A 鉤部
29B 雄ねじ部
30 ナット
31 バッテリカバー(カバー)
43 フック(連結具係止部)
52 ブロック体(背面位置決め部、突起体)
84,94 板体(背面位置決め部、突起体)
96,101,102 ガイド部材
S,S1,S2 隙間

Claims (10)

  1. 持構造体をなし作業装置が取付けられるフレーム(5)と、該フレーム(5)上に設けられたエンジン(8)と、前記フレーム(5)に搭載され前記エンジン(8)を含む電気機器の電源となる複数個のバッテリ(14)と、該各バッテリ(14)を前記フレーム(5)に対して固定するバッテリ固定装置(21,121,122)とを備えてなる建設機械において、
    前記バッテリ固定装置(21,121,122)は、
    前記フレーム(5)に固定され前記各バッテリ(14)のうち隣合う2個のバッテリ(14)を隙間(S,S1,S2)をもって載置するバッテリ台(22,41,51,61,71,81,91,111)と、
    該バッテリ台(22,41,51,61,71,81,91,111)に載置される前記各バッテリ(14)の背面(14A)側に位置して前記バッテリ台(22,41,51,61,71,81,91,111)に設けられ前記各バッテリ(14)の背面(14A)を位置決めする背面位置決め部(23,42,52,62,72,84,94)と、
    前記隣合うバッテリ(14)間の隙間(S,S1,S2)に対応する位置で前記バッテリ台(22,41,51,61,71,81,91,111)に設けられた連結具係止部(25,43,54,63,64,73,74,75,82,83,92,93,112,113)と、
    前記隣合うバッテリ(14)の正面(14B)側の上端角隅部をそれぞれ跨いで配置された挟持ブラケット(26,114)と、
    前記隣合うバッテリ(14)間の隙間(S,S1,S2)に挿通され前記挟持ブラケット(26,114)と前記連結具係止部(25,43,54,63,64,73,74,75,82,83,92,93,112,113)とを斜めに連結することによって前記背面位置決め部(23,42,52,62,72,84,94)と挟持ブラケット(26,114)との間で前記各バッテリ(14)を固定する連結具(29)と
    により構成したことを特徴とする建設機械。
  2. 前記背面位置決め部(23,42,52,62,72,84,94)は、前記バッテリ台(22,41,51,61,71,81,91,111)の上面側に設けられた突起体(23,42,52,62,72,84,94)により構成してなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記バッテリ台(22,41,51,61,71,81,91,111)には、該バッテリ台(22,41,51,61,71,81,91,111)に載置される前記各バッテリ(14)の左,右の側面(14C、14D)を位置決めする側面位置決め部(24,44,53,65,77,86,95)を設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  4. 前記連結具(29)は、一端側に前記連結具係止部(25,43,54,63,64,73,74,75,82,83,92,93,112,113)に係止される鉤部(29A)が設けられると共に他端側に前記挟持ブラケット(26,114)を固定するためのナット(30)を螺合する雄ねじ部(29B)が設けられたJボルト(29)により構成してなる請求項1に記載の建設機械。
  5. 前記連結具係止部(25,54,63,64,73,74,75,82,83,92,93,112,113)は、前記バッテリ台(22,51,61,71,81,91,111)に設けられた引掛用の挿通孔(25,54,63,64,73,74,75,82,83,92,93,112,113)により構成してなる請求項4に記載の建設機械。
  6. 前記連結具係止部(74,75,82,83,92,93,112,113)は、前記Jボルト(29)の鉤部(29A)が前記バッテリ台(71,81,91,111)に対して係合するように前記バッテリ台(71,81,91,111)に設けられた2個の挿通孔(74,75,82,83,92,93,112,113)により構成してなる請求項5に記載の建設機械。
  7. 前記バッテリ台(91)の下面側であって、前記各挿通孔(92,93)に対応する位置には、該各挿通孔(92,93)に対して前記Jボルト(29)の鉤部(29A)を引掛けるときに該鉤部(29A)を案内するガイド部材(96,101,102)を設ける構成としてなる請求項6に記載の建設機械。
  8. 前記連結具係止部(43)は、前記バッテリ台(41)の上面に設けられた引掛用のフック(43)により構成してなる請求項4に記載の建設機械。
  9. 前記バッテリ台(71)には、3個のバッテリ(14)をそれぞれ隙間(S1,S2)をもって載置し、
    隣合う前記各バッテリ(14)間の隙間(S1,S2)のうち一方の隙間(S1)には、前記連結具(29)を前記バッテリ(14)の正面(14B)側の上端角隅部から前記バッテリ(14)の背面(14A)側に向けて挿通すると共に、隣合う前記各バッテリ(14)間の隙間(S1,S2)のうち他方の隙間(S2)には、別の連結具(29)を前記バッテリ(14)の背面(14A)側の上端角隅部から前記バッテリ(14)の正面(14B)側に向けて挿通することにより、前記連結具(29)と前記別の連結具(29)とを互いに交叉する位置関係で配置する構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  10. 前記挟持ブラケット(26,114)には、前記各バッテリ(14)の上面を覆うカバー(31)を取付ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
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