JP5331750B2 - 建設機械のサクションパイプ配管構造 - Google Patents

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Description

この発明は、建設機械の作動油タンクから油圧ポンプへ作動油を供給するサクションパイプの配管構造に関するものである。
従来の油圧ショベル等の建設機械では、クローラ式の下部走行体の上側に旋回ベアリングを介して上部旋回体が旋回自在に載置されている。上部旋回体の基部はフロントアタッチメントを装着したり、エンジン等の重量物を配置可能にするためにフレーム構造体が採用されている。しかし、作動油タンクは重量物であるが、フレーム構造体上に直接配置せずにフレーム構造体に鋼板を固設してフロアを形成し、フロア上に作動油タンクを配設する方式が採用されている。例えば、特許文献1に記載されているように、作動油タンクは上部旋回体のプラットフォーム上に固定されている。
公開特許公報特開2006−28930、建設機械の作動油タンク
建設機械のフロア面積はフロア上に配置する装置の種類や数に比べて余裕の有る面積を確保することが一般的に困難である。特に小型建設機械や超小型の建設機械では特にフロア面積を広く取ることが困難である。このために、フロア上に配置された作動油タンクの下部から水平にサクションパイプを配管し、途中から垂直に上方に立ち上げてポンプ装置の作動油吸入口に接続するという従来方式では、重量物である作動油タンクを配置するとフロアの強度が不十分な場合もあり得た。
図3は、前述した構成を示した例であり、鋼板101を図示省略のフレーム構造体に固設して形成したフロア101を示す。フロア101上に作動油タンク110が配置されている。作動油タンク110の下部に作動油供給口111を設け、この供給管111にサクションパイプ(作動油吸入管)112を接続する。サクションパイプ112は途中から鉛直上方向に曲げられ、ポンプ装置120の吸入管113に接続されている。ポンプ装置120の吸入口121はポンプ装置120の側面に設けられている。吸入口121は側面に限定されるものではない。ポンプ装置120は1個又は複数個の油圧ポンプから構成される。例えば、2個のメイン油圧ポンプと1個のパイロット油圧ポンプから構成される。ポンプ装置120はエンジン125(減速機を含んでいてもよい)によって駆動される。尚、ポンプ装置120の下方のフロア101にはポンプ装置120の点検用の穴123が設けられている。また、エンジン125はフレーム構造体のリブ127上に配置、固定されている。
上記した従来構造例では、作動油タンク110とポンプ装置120の点検用の穴123との間に十分な強度を持つ補強部材を設ける事は困難であった。例えば、図示の位置に補強部材130を設けたとしても、補強部材130は、図4に示すように、一部に供給管111を通すだけの貫通穴131(図A)又は切欠部132(図B、C)を設ける必要があり、実効性の有る補強部材を設ける事は困難であった。
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、上記した問題を解決したサクションパイプ配管構造を提供することを課題とする。即ち、建設機械における上部旋回体のフロアの強度を補強するためのスペースを十分に確保できる配管構造を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するための手段として以下の構成を採用している。即ち、
請求項1に記載の発明は、建設機械の上部旋回体のフロアに作動油タンクを配置し、前記作動油タンクから油圧ポンプ装置に作動油を供給するためのサクションパイプを配管した建設機械において、前記フロア上面に前記作動油タンクの下面が接するように前記作動油タンクを配置し、前記作動油タンクから前記油圧ポンプ装置に作動油を供給するサクションパイプの送油口を前記作動油タンクの側面のフロア上面に近接させ、かつ、斜め上方に向けて設けると共に、サクションパイプ本体のラインを斜め上方に配管して、前記サクションパイプ本体の下側にフロアの強度を補強する補強部材を設けるスペースを確保したことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記油圧ポンプ装置の作動油吸込口を前記油圧ポンプの下側面に設けてサクションパイプのラインの吸込側ラインを垂直にしたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、フロアの補強部材は、前記作動油タンクの固定部材の一部と同一部材又は共通部材により補強したことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3に記載の発明において、前記フロアの補強部材は前記作動油タンクとポンプ装置の下方のフロアに設けたポンプ装置点検穴との間の位置に配設したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、フロアの上面空間にスペースが確保されるので、補強部材を設けてフロアの実効性のある補強が可能になるという効果が得られる。更に、サクションパイプラインの短縮が可能になるという効果が得られる。請求項2では更にサクションパイプラインの短縮が可能になるという効果が得られる。請求項3では固定部材の一部と補強部材を共通又は同一としたので固定部材の有効利用が図れるという効果が得られる。
以下本発明の実施形態を図1に基づいて説明する。図1は本実施形態を示す斜視図である。図1において、作動油タンク110は上部旋回体のフロア101の所定の位置に配置される。この位置は通常の建設機械では定まっている。作動油タンクの下部に作動油の供給口(送油口)にサクションパイプライン30を接続する。サクションパイプライン30は送油口の接続管31、サクションパイプ本体32、吸込口接続管33より構成される。送油口の接続管31は斜め上方に向けて設けられており、サクションパイプ本体32も同一角度で斜め上方に傾斜して設けられている。油圧ポンプ装置21の吸込口35は下側面に設けられており、吸込口接続管33は鉛直方向に配管されている。油圧ポンプ装置21は1個又は複数個の油圧ポンプから構成されている。油圧ポンプ装置21はエンジン、減速機等から構成される駆動装置22によって駆動される。油圧ポンプ装置21の下方のフロア101には該装置21の点検用の開口123が設けられている。また、適宜の位置、例えば作動油タンク110と開口123の間に補強部材37を設けてフロア101の強度の増大を図っている。例えば、補強部材37の下面はフロア101に溶接等により固設し、補強部材37の両端はフレームに固設してもよい。
図2は補強部材37を作動油タンク110の固定部材43と共用又は兼用した実施例を示す。作動油タンク110は金属製又は樹脂製の何れでもよい。作動油タンク110の下部には固定用の突起部44が設けられており、この突起部44の略中央にはボルト穴又は縁部をコ字形状に形成した切欠(何れも図示省略)が設けられている。固定部材としては、例えば、2本の固定部材片(L字アングル)43、43で構成し、補強部材37に対して両端に固定部材片43、43を連結し(図2に示めすように、コ字形状に連結し)、或いは、固定部材片43、43を補強部材37の両端から少し内側に入れてπ字形状に連結し(図示省略)、固定部材片43、43が作動油タンクの両端辺近くに配置するように構成してもよい。この場合に突起部44に設けたボルト穴又は切欠と対応する位置にネジ棒をL字アングルの上面に立設しておく。尚、補強部材37、固定部材片43はフロア101又は上部旋回体のリブ、その他に固設する。従って、作動油タンク110の固定は前記ボルト穴又は切欠を前記ネジ棒に嵌合させ、突起部44の上からナットで固定すればよい。
本実施形態は以上のように構成したので、サクションパイプライン30(サクションパイプ本体32)とフロア101の間に補強部材37を設ける十分なスペースが確保されている。補強部材37は単独に補強部材としてフロア101又は上部旋回体のリブ、その他に溶接等で固設してもよい。また、作動油タンク20を固定する固定部材と兼用又は共用としてもよい。更に、本実施形態ではサクションパイプライン30の長さを短縮し、配管距離を短くできたという効果もある。
以上本発明の実施形態を図面に基づいて詳述してきたが、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
本実施形態の説明図を示す斜視図。 補強部材を作動油タンクの固定部材と共用した実施例を示す。 従来装置のサクションパイプの配管例を示す。 従来装置の補強部材の例を示す。
21 油圧ポンプ装置
22 駆動装置
30 サクションパイプ
31 送油口接続管
32 サクションパイプ本体
33 吸込口接続管
37 補強部材
43 作動油タンク固定部材
110 作動油タンク
101 上部旋回体フロア
123 ポンプ装置点検用穴

Claims (4)

  1. 建設機械の上部旋回体のフロアに作動油タンクを配置し、前記作動油タンクから油圧ポ
    ンプ装置に作動油を供給するためのサクションパイプを配管した建設機械において、前記
    フロア上面に前記作動油タンクの下面が接するように前記作動油タンクを配置し、前記作動油タンクから前記油圧ポンプ装置に作動油を供給するサクションパイプの送油口を前記作動油タンクの側面のフロア上面に近接させ、かつ、斜め上方に向けて設けると共に、サクションパイプ本体のラインを斜め上方に配管して、前記サクションパイプ本体の下側にフロアの強度を補強する補強部材を設けるスペースを確保したことを特徴とする建設機械のサクションパイプ配管構造。
  2. 前記油圧ポンプ装置の作動油吸込口を前記油圧ポンプの下側面に設けてサクションパイ
    プのラインの吸込側ラインを垂直にしたことを特徴とする請求項1に記載の建設機械のサ
    クションパイプ配管構造。
  3. フロアの補強部材は、前記作動油タンクの固定部材の一部と同一部材又は共通部材により
    補強したことを特徴とする請求項1又は請求項2の何れか1に記載の建設機械のサクショ
    ンパイプ配管構造。
  4. 前記フロアの補強部材は前記作動油タンクとポンプ装置の下方のフロアに設けたポンプ装
    置点検穴との間の位置に配設したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1に記載
    の建設機械のサクションパイプ配管構造。
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