JP5078532B2 - シート搬送装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に搭載されて、シートを搬送しつつ斜行を修正するシート搬送装置に関する。
画像形成装置に搭載されて、短い搬送間隔(先のシートの後端と後のシートの先端との間隔)で連続的に給送されるシートを、高速搬送しつつ次々に基準面に沿わせて斜行を修正していくシート搬送装置が実用化されている。
特許文献1には、電子写真方式の画像形成装置のトナー像転写部の上流側に配置されたシート搬送装置が示される。ここでは、シートの搬送経路の側方にシートの搬送方向と平行な基準面を備えた基準部材が配置され、基準面に近い側に複数の斜行ローラが配置される。そして、複数の斜行ローラがシートを搬送しつつ基準面側へ移動させてシートの辺を基準面に突き当てるようにシートを搬送する。また、基準面で斜行を修正されたシートは、基準面の下流側に配置されてシート搬送方向と直角な方向に移動可能な位置決めローラによって、シート搬送方向と直角な方向の所定位置へ移動される。
特許文献2には、電子写真方式の画像形成装置の裏面印刷用搬送経路に配置されたシート搬送装置が示される。ここでは、基準面に近い側に配置された第1斜行ローラの上流側の基準面から遠い位置に、第2斜行ローラが配置される。そして、第2斜行ローラは、斜行量を第1斜行ローラと等しく設定され、第1斜行ローラがシートを搬送開始した際のシートの重心回りの回転を阻止する。
特許文献3には、シート搬送方向と平行なシートの中心線よりも基準面に近い側でシート面に当接する第1斜行ローラの上流側に、同じ中心線よりも遠い側でシート面に当接する第2斜行ローラを配置したシート搬送装置が示される。
特開平11−189355号公報 特開2003−146489号公報 特開2005−104712号公報
近年、画像形成装置の用途拡大に伴って、従来の普通紙やコート紙とは、重量、摩擦係数、大きさ、搬送姿勢等が大きく異なる特殊なシートへの画像形成が要求されている。
特許文献1〜3に示されるシート搬送装置で、このようなシートを斜送して基準面へ寄せる場合、上流側の斜行ローラがシートを搬送して下流側の斜行ローラに接触させるまでの間にシートの姿勢が不安定になる。
詳細は比較例として後述するが、上流側の斜行ローラだけでシートが搬送される期間に、上流側の斜行ローラを中心にしてシートが回転する。そして、下面の摩擦係数が大きくて、軽量で、基準面に沿った方向の長さが短いシートの場合、回転角度が大きくなって大きな斜行量を発生し易くなる。斜行量が大きくなり過ぎると、基準面を通過し終わるまでに基準面の近くに配置されている下流側の斜行ローラによりシートの斜行修正が完了しない可能性が出てくる。
言い換えれば、特許文献2、3に示されるように、意図的なシートの回転を発生させて基準面へ早く寄せようとしても、意図したとおりの回転をシートに発生できず、かえって基準面への寄せを難しくしてしまう。
また、斜行ローラは、斜送されるシートが基準面に倣う過程でシートの斜行修正を妨げたり、シート面を浮かせたりしないように、複数個がシートを斜送している状態でもシート面との間に滑りを生じてシートが回転できるように設計されている。このため、上流側と下流側の一対の斜送ローラでシートを斜送している状態でも、シートの案内面との摩擦によるシートの搬送抵抗に偏りがあると、シートが回転して搬送姿勢が不安定になる。
本発明は、各種のシートに対して共通な部材と制御とを用いて、シートの搬送姿勢の不安定を取り除いて確実な斜行修正が行えるシート搬送装置を提供することを目的としている。
本発明のシート搬送装置は、シート搬送方向に沿って配置され、シートが摺接してシートを整合させる基準部材と、シートに当接回転してシートを前記基準部材へ向けて斜送する第1斜送回転体と、前記第1斜送回転体よりも上流側で且つ前記基準部材から前記第1斜送回転体よりも遠い位置で、前記シート搬送方向と直角な方向におけるシートの中央位置に対応させて配置され、シートに当接回転してシートを前記基準部材へ向けて斜送する第2斜送回転体と、前記第2斜送回転体をシートに接離させる接離機構と、を備え、前記第2斜送回転体をシートから離間させた状態で前記シート搬送方向に搬送されるシートが前記第1斜送回転体に達するタイミングで、前記第2斜送回転体をシートに当接させるように前記接離機構が制御されることを特徴とする。
本発明のシート搬送装置では、シートが第1斜送回転体に達するタイミングまで第2斜送回転体をシートから離間させているので、第2斜送回転体だけでシートが搬送される期間のシートの回転がほとんど発生しない。
そして、シート搬送方向と直角な方向におけるシートの中央位置に第2斜送回転体が当接してシートを斜送するので、当接位置を中心としたシートの案内面の摩擦抵抗のモーメントが低減されてシートを回転させようとする分力(旋回成分)が小さくなる。なお、中央位置とは、シート搬送方向と直角な方向の一方に大きく偏っていない領域という意味である。
従って、従来のシートに比べて重量、摩擦係数、大きさ、搬送姿勢等が異なる各種のシートに対しても、共通な部材と制御とを用いて、確実な斜行修正が行える。
以下、本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、上流側の斜行ローラと基準面との距離がシートサイズに応じて変化する限りにおいて、各実施形態の構成の一部又は全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、電子写真方式の画像形成装置に限らず、オフセット印刷方式、インクジェット方式等、各種の画像形成装置でも実施できる。電子写真方式においては、複数の画像形成部を並べて配置したタンデム方式に限らず、円筒状に配置したロータリー方式でも実施できる。中間転写体に一次転写した後にシートに二次転写する中間転写方式に限らず、感光体から直接シートにトナー像を転写する直接転写方式でも実施できる。
なお、特許文献1〜3に示されるシート搬送装置の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。
図1に示すように、第1実施形態の画像形成装置60は、電子写真方式を用いた4色の画像形成部を中間転写ベルト606の直線部に配列した中間転写タンデム方式フルカラープリンタ複合機である。
中間転写方式は、直接転写方式のようにシートを転写ドラムや転写ベルトに保持する必要がないため、厚紙やコート紙等の多種多様なシートに対応できる。そして、中間転写タンデム方式は、複数の画像形成部における並列処理およびフルカラー画像の一括転写という特長から、高生産性の実現に適している。
シートSは、給紙装置61が有するリフトアップ装置62の上に積載される形で収納されており、給紙部63により画像形成タイミングに合わせて給紙される。
ここで、給紙部63は、給紙ローラ等による摩擦分離を利用する方式や、エアによる分離吸着を利用する方式等が挙げられるが、第1実施形態では、エアによる給紙方式を用いている。
給紙部63が送り出したシートSは、搬送ユニット64が有する搬送パス64aを通過し、本発明に係る斜送レジストレーション装置(以下、レジスト装置という)65へ搬送される。斜送レジスト装置65は、シートSの斜行補正や中間転写ベルト606に形成されているトナー像とシートを合わせるためのタイミング補正を行った後、シートSを二次転写部へ給送する。
二次転写部は、二次転写内ローラ603で支持された中間転写ベルト606に二次転写外ローラ66を圧接して形成される。二次転写部は、通過するシートSへ中間転写ベルト606を重ね合わせて所定の加圧力と転写電界とを作用させることにより、中間転写体606のトナー像をシートSに転写する。
中間転写ベルト606に沿って、それぞれしイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナー像を形成する4つの画像形成部613が配置されている。4つの画像形成部613は、現像装置610に充填されたトナーの色を異ならせて共通に構成されているので、最も上流側のイエロー(Y)の画像形成部613について説明する。なお、色数は4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこの限りではない。
画像形成部613は、図中矢印a方向に回転する感光体608の周囲に、不図示の帯電装置、露光装置611、現像装置610、一次転写装置607、感光体クリーナ609を配置している。
露光装置611は、帯電装置によって一様に帯電された感光体608の表面に対して、ミラー612を介して、画像データで変調されたレーザービームの走査露光を行って画像の静電潜像を書き込む。
現像装置610は、感光体608に形成された静電潜像にトナーを静電的に付着させて現像し、感光体608にトナー像を形成する。
一次転写装置607は、感光体608との間に中間転写ベルト606を挟み込んで一次転写部を形成し、トナー像に所定の加圧力および転写電界を作用させて、感光体608のトナー像を中間転写ベルト606へ転写させる。
感光体クリーナ609は、一次転写部を通過した感光体608の表面に僅かに残った転写残トナーを回収して、感光体608を次の画像形成に備えさせる。
中間転写ベルト606は、駆動ローラ604、テンションローラ605、および二次転写内ローラ603によって張架され、図中矢印b方向へ回転駆動される。
Y、M、C、Bkの画像形成部613は、中間転写ベルト606に転写された上流色のトナー像に重ね合わせるタイミングで、各色の画像形成プロセスを並列処理する。その結果、最終的に、フルカラーのトナー像が中間転写ベルト606上に形成され、二次転写部へと搬送される。
そして、フルカラーのトナー像は、上述したように、二次転写部へ給送されたシートSに転写され、その後、シートSは、定着前搬送部67により定着装置68へ搬送される。
定着装置68は、対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱とを加えて、シートSにトナー像を溶融固着させる。
定着画像が形成されたシートSは、分岐搬送装置69を通じて、そのまま排紙トレー600上に排出される。しかし、両面画像形成を要する場合、分岐搬送装置69は、搬送経路を切り替えてシートSを反転搬送装置601へ搬送する。
反転搬送装置601は、シートSをスイッチバックして先後端を入れ替えた状態で両面搬送装置602へ搬送する。その後、給紙装置61より搬送されてくる後続ジョブのシートSの間隔にタイミングを合わせて、搬送ユニット64は、再給紙パス64bを通じて両面画像形成のシートSを合流させて二次転写部へ給送する。裏面(2面目)の画像形成プロセスに関しては、先述の表面(1面目)の場合と同様なので省略する。
スイッチバック方式は、シートSの表裏を入れ替える方式としては比較的安易な構成で、スペース的にも有利である。しかし、スイッチバック方式は、反転を通じてシートSの先後端が入れ替わるので、表裏の画像を位置決めるための共通した基準辺を、シート搬送方向と直角な方向に設定する必要がある。このため、斜送レジスト装置65は、シート搬送方向と平行な基準面にシートSの一辺を倣わせて斜行補正することにより、表裏のトナー像の転写位置を位置決めている。
ところで、シートを搬送するシート搬送装置において、搬送中に発生するシートの斜行や位置ズレは、搬送ジャムや他の機器との受け渡し不良、またシート表面に印字などを行う場合には印字精度の低下などの問題を招く。画像形成装置に設けられた搬送パスの場合もこの例に漏れず、シート表面に形成される画像の位置精度、特にシートの表裏面に画像形成を行う場合などにはより一層の配慮が必要になる。
従って、画像形成装置60は、シート表面に画像が形成される二次転写部の直前に斜送レジスト装置65を備えて、給紙装置61からの長い搬送パス中で蓄積する斜行や位置ズレを補正して、高い画像位置精度を得ている。斜送レジスト装置65は、シートを高速搬送しつつ斜送してシートの側辺を突き当て基準部材71(図2)に摺接させてシートの側端をシート搬送方向と平行になるように整合(側端整合)する。
斜送レジスト装置65は、画像位置精度に優れた成果物が得られるので、印刷機レベルのハイエンド機に適用されることもある。しかし、このようなハイエンド機の場合、同時に多種多様なシートにも対応しなければならないケースが多い。そのため、シートのサイズ、厚さ、重さ、摩擦係数、平滑性等の様々なパラメータと、温度、湿度などの環境パラメータとの膨大な組み合わせで、十分な側端整合の性能を安定して発揮できることが求められる。
<実施例1>
図2は実施例1の斜送レジスト装置を含む搬送部の平面図、図3は斜送レジスト装置の駆動機構の説明図、図4は搬送制御のフローチャート、図5は搬送制御の各段階の説明図である。
図2に示すように、斜送レジスト装置65は、矢印Aで示されるシート搬送方向に搬送されるシートを、上流側のレジスト前搬送部64Rから受け渡されて、下流側の二次転写部66Pへ送り出す。斜送レジスト装置65は、斜送レジスト部65Pで斜行修正および側端整合したシートを、スライド部65Rでシート搬送方向と直角な方向に所定量搬送して、シートを二次転写外ローラ66の軸方向に位置決める。
レジスト前搬送部64Rは、搬送ガイド75の平面上に載置されたシートを、レジスト前搬送ローラ73、74により矢印A方向に搬送する。レジスト前搬送ローラ73、74は、搬送ガイド75に形成された開口を通じて、不図示の従動ローラと当接回転する(図1参照)。レジスト前搬送部64R、斜送レジスト部65Pは、シート搬送方向に沿った中心線上に搬送基準を設定した中央基準のシート搬送装置である。
プレ斜送ローラ12は、シートの搬送経路のシート搬送方向に沿った中心線上に配置され、レジスト前搬送ローラ73から受け渡されたシートを斜送して、突き当て基準部材71へ向かって移動させる。最も上流側の斜送ローラ70aのニップからプレ斜送ローラ12のニップまでのシート搬送方向における距離は、距離D1に設定してある。距離D1の詳細については後で説明する。
斜送レジスト部65Pは、可動ガイド11と固定ガイド10とに載置されたシートを、斜送ローラ70a、70b、70cで斜送して、シートの側端を基準部材71に摺接させて側端整合をする。
斜送レジスト部65Pは、可動ガイド11、斜送ローラ70a、70b、70c、突き当て基準部材71が一体になった可動ユニット11Uと、固定ガイド10からなる固定ユニット10Uとで構成される。可動ユニット11Uは、シートサイズに応じた位置に移動した状態で、レジスト前搬送ローラ73、74によって搬送されて来るシートを待ち受ける。
搬送されて来たシートは、プレ斜送ローラ12および斜送ローラ70a、70b、70cによって斜送されて、基準部材の一例である突き当て基準部材71に当接する。
スライド部65Rは、搬送ガイド79、スライドローラ7、スライド前センサ77、スライド後センサ78により構成される。スライドローラ7は、回転しつつ矢印B方向にスライド動作して、斜送レジスト部65Pにおいて斜行修正されたシートのスラスト位置を中間転写ベルト(606:図1)上の画像位置に合わせる。
二次転写部66Pは、二次転写外ローラ66、二次転写内ローラ(603:図1)、中間転写ベルト(606:図1)により構成される。中間転写ベルト(606:図1)上のトナー像との転写タイミングは、スライド後センサ78の検知信号に基づきシート先端の到達タイミングを制御することで調整される。
図3に示すように、斜送ローラ70a、70b、70cは、可能な限り突き当て基準部材71に近い位置に配置される。この位置は突き当て基準部材71にシートを押し付けた際にシートが座屈して浮き上がらないようにできる位置である。また、斜送ローラ70a、70b、70cにニップされたシートと突き当て基準部材71との間隔が広いと、側端整合が未完了のままシートが突き当て基準部材71を通過してしまうからである。
第1斜送回転体の一例である斜送ローラ70a、70b、70cは、突き当て基準部材71に対して位置関係を固定して設けられ、可動ガイド11に形成された開口11hを通じて、それぞれ従動ローラ70i、70j、70kに当接する。従動ローラ70i、70j、70kは、シートに対する摩擦力が斜送ローラ70a、70b、70cよりも小さく、当接高さは、可動ガイド11の平面よりもわずかに高く設定されている。
第2斜送回転体の一例であるプレ斜送ローラ12は、斜送ローラ70a、70b、70cと同様に構成され、搬送ガイド75に形成された開口75hを通じて従動ローラ12jに当接する。従動ローラ12jは、シートに対する摩擦力がプレ斜送ローラ12よりも小さく、当接高さは、搬送ガイド75の平面よりもわずかに高く設定されている。
ただし、斜送ローラ70a、70b、70cおよびプレ斜送ローラは、複数個がシートを斜送している状態でも、突き当て基準部材71に倣ってシートが回転できるように摩擦係数および断面形状を設計されている。
斜送ローラ70a、70b、70c、プレ斜送ローラ12、レジスト前搬送ローラ(73、74:図2)、およびスライドローラ(7:図2)は、モータM3によって回転駆動され、矢印A方向の等しい搬送速度を付与される。
斜送ローラ70a、70b、70c、プレ斜送ローラ12、レジスト前搬送ローラ(73、74:図2)は、接離機構の一例であるモータM2に駆動されて昇降し、従動ローラ70i、70j、70k、12j等に当接離間する。
ただし、斜送ローラ70a、70b、70c、プレ斜送ローラ12が下降してシートに当接するとき、レジスト前搬送ローラ(73、74:図2)は、シートから離間する。
可動ユニット11Uは、第1調整手段の一例であるモータM1に駆動されて矢印C方向に移動して、基準部材の一例である突き当て基準部材71をプレ斜送ローラ12に対してシート幅方向に相対移動させてシートサイズに応じた距離を設定する。
図2、図3を参照して図4に示すように、制御手段の一例である制御部9は、レジスト前搬送センサ76がシートの先端を検知すると、レジスト前搬送ローラ73において一旦停止させる。長い搬送パス中に発生する先頭通過タイミングの累積誤差をリセットするためである。
制御部9は、シートサイズを取得して(S11)、シートの幅方向における斜送ローラ70a、70b、70cのニップからプレ斜送ローラ12のニップまでの距離D2を求める。距離D2は、搬送されるシートのシートサイズ(縦送り/横送りを含む)に応じて、幅方向のサイズのほぼ半分に設定される。
制御部9は、モータM1を制御して、可動ユニット11Uを矢印C方向(シートの幅方向)に移動させ、斜送ローラ70a、70b、70cとプレ斜送ローラ12との距離D2にて待機させる(S12)。
制御部9は、モータM3を制御して、レジスト前搬送ローラ73、74によるシート搬送を開始する(S13)。
制御部9は、レジスト前搬送ローラ73、74による搬送開始後、タイマーカウントなどを基に、シートの斜送ローラ70aへの到達を判断する(S14)。
制御部9は、シートの先端が斜送ローラ70aへ到達するタイミング(S14のYES)でモータM2を制御して、レジスト前搬送ローラ73、74を上昇させてシートのニップを解除する(S15)。ニップしたままだと、斜送ローラ70aが斜送を開始してもシートが直進して斜送されないからである。同時に、プレ斜送ローラ12が下降して、シートの中央をニップして斜送を開始し、少し遅れて斜送ローラ70aがシートの端部をニップして搬送を開始する。斜送ローラ70aが搬送を開始する際のシートの回転をプレ斜送ローラ12のニップ力で阻止できるからである。
当初は、プレ斜送ローラ12と斜送ローラ70aによってシートが斜送され(S16)、その後、斜送ローラ70b、70cも順次、シートの斜送を行う。シートは、突き当て基準部材71へ向かって斜送され、シート搬送方向に沿った辺全体を突き当て基準部材71に倣わせるように回転して、斜行修正および側端整合される(S17)。
制御部9は、スライド前センサ77がシートの先端を検知すると、シートがスライドローラ7下に到達したと判断する(S18)。
制御部9は、シートがスライドローラ7下に到達すると(S18のYES)、接離機構の一例であるモータM2を制御して、プレ斜送ローラ12および斜送ローラ70a、70b、70cを上昇させてシートのニップを開放する(S19)。各ローラがニップしたままスライドローラ7をスライドさせるとシートが回転して斜めになってしまうからである。
制御部9は、スライドローラ7を矢印B方向にスライド動作させて、シートを中間転写ベルト606のトナー像に合わせた位置へ移動させる(S20)。
これにより、シートは二次転写部へ搬送される(S21)。
制御部9は、ジョブが終了するまで(S22のNO)、S11〜S22の制御を繰り返す。
図5は、図4のS13〜S17に相当する各段階の状態を図示しており、シートの搬送方向長さが上述した距離D1の2倍である場合を例に挙げている。
図5の(a)は、レジスト前搬送ローラ73でシートが一旦停止した後、再び搬送が開始された直後の状態を示す。この段階では、プレ斜送ローラ12は、ニップを解除された状態にあり、シートSは、レジスト前搬送ローラ73から受ける搬送力F1によって矢印A方向に搬送されている。
図5の(b)は、シートSの先端部がレジストローラ70aのニップ部に達した状態を示す。このとき、レジスト前搬送ローラ73、74は、ニップを解除され、同時に、プレ斜送ローラ12のニップが形成され、シートSは、斜送ローラ70aとプレ斜送ローラ12の2つのローラにより挟持搬送される。
このときの力の関係を考察するが、ここでは、斜送ローラ70aの搬送力F3に対する搬送ガイド75上の摩擦抵抗力Rは、シートSの重心部に集中して発生すると仮定する。
このため、シート搬送方向のシート長さ=距離D1の2倍であれば、プレ斜送ローラ12による搬送力F2がシートSの重心上に作用するので、搬送力F2によって摩擦抵抗力Rは相殺される。
従って、シートSを旋回させる基となる旋回成分R1が低減されるため、図5の(c)に示すように、シートSは、極端に姿勢を変えることなく、緩やかな姿勢で突き当て基準部材71に突き当たる。このように、「シート搬送方向のシート長さ=距離D1の2倍」の関係が成り立つ図5の場合は、旋回成分R1を低減する効果が最も高い場合である。
次に、一般的に、「シート搬送方向のシート長さ=距離D1の2倍」の関係が成り立たない場合、すなわちプレ斜送ローラ12のニップ位置がシートSの重心上にならない場合について説明する。
このとき、斜送ローラ70aが突き当て時の座屈防止のため、突き当て基準部材71に近い位置に配置されている限り、ほとんど全てのサイズにおいて少なからず旋回成分R1が発生する。
しかし、それぞれのシートで重心上を通るシート搬送方向の延長線上にプレ斜送ローラ12を位置決めることで、複数のシートサイズに対して、旋回成分R1の低減効果が高く得られる。すなわち、可動ユニット11Uを移動させて、距離D2(図2)を、シート搬送方向と直角な方向のシート長さ(シートの幅方向サイズ)のほぼ半分になる位置に制御すればよい。
ところで、シート搬送方向の長さが異なるシートに対して、「シート搬送方向の長さ=距離D1の2倍」の関係を成り立たせることが出来れば、旋回成分R1を理想的に低減することが出来る。具体的には、プレ斜送ローラ12および従動ローラ12jの位置を、シート搬送方向に移動可能とする第2調整手段を別途に設け、搬送されるシートSのシート搬送方向の長さの半分の位置へ位置決める。言い換えれば、シートSの搬送方向の長さの半分の位置でプレ斜送ローラ12が搬送開始できるように、斜送ローラ70aのニップからプレ斜送ローラ12のニップまでのシート搬送方向における距離D1を第2調整手段により可変にする。図2に破線でプレ斜送ローラ12を示すように、この距離を、D1、D1’、・・・と複数の値の間で可変である第2調整手段としてもよい。
実施例1の構成によれば、シートSに作用する旋回成分R1そのものを低減できるため、突き当て基準部材71に対するシートSの突き当たり角度を緩やかにすることができる。このため、後述する比較例1、2、3に比較して、シートの先端、あるいは後端から突き当たることを抑えられるため、シートの突き当て基準辺の損傷や、突き当て動作時のロスに起因する突き当て不良を防止できる。これにより、比較例1、2、3の構成に比較して、シート搬送装置および画像形成装置のメディア対応力を向上させる効果が得られる。
また、シートの搬送姿勢を安定に保ってほぼ並進状態で突き当て基準部材71に当接できる。このため、回転したシートの受け入れマージンを含む斜送ローラ70a、70b、70cと突き当て基準部材71との間隔を、比較例1、2、3よりも狭く設定できる。これにより、突き当て基準部材71を短縮して斜送レジスト装置65を小型化することが可能になり、コシの弱いシートへの対応も容易になる。
また、シート搬送方向と直角な方向におけるシートの端部と中央とへそれぞれ斜送ローラ70a(第1斜送回転体)とプレ斜送ローラ12(第2斜送回転体)とを位置決める。このため、シートサイズが変わっても、シートを回転させようとする旋回成分を小さく維持できる。
なお、図2に示した各センサの位置および図4に示した制御タイミングについては、あくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
また、説明中において、「重心」や「半分」等の位置に関する表記は、シートに作用する力の関係に基づいて考えた場合にその位置があくまで理想的な位置であるという意味であり、限定的な意味ではない。つまり、実施に際しては部品公差や搬送精度などのバラツキで「重心」や「半分」の位置には多少のズレが生じるが、これらのズレにより本発明の効果が失われるというものではない。
また、実施例1では、プレ斜送ローラ12および斜送ローラ70a、70b、70cを駆動側とし、従動ローラ12j、70i、70j、70kを従動側としたが、駆動側と従動側の関係を逆にしてもよい。そして、プレ斜送ローラ12および斜送ローラ70a、70b、70cと従動ローラ12j、70i、70j、70kとを共に駆動側としてもよい。
また、実施例1では、プレ斜送ローラ12および斜送ローラ70a、70b、70cと従動ローラ12j、70i、70j、70kとの間でシートをニップして搬送する構成とした。しかし、従動ローラ12j、70i、70j、70kは、摩擦の少ない平面に置き換えてもよい。プレ斜送ローラ12および斜送ローラ70a、70b、70cをいわゆる摩擦ローラとして用いて空転時には対向面を摺擦回転させる構成としてもよい。
また、後述する実施例2、実施例3では、重複を避けて説明しないが、これらのなお書きに関しては同様である。
<比較例1>
図6は比較例1の斜送レジスト装置の平面図、図7は比較例1における搬送制御の各段階の説明図である。比較例1の斜送レジスト装置65Eは、図1に示す斜送レジスト装置65を置き換えて設置されるので、図6中、実施例1と共通する構成には図2と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図6に示すように、レジスト前搬送部64Rは、搬送ガイド75の平面上に載置されたシートをレジスト前搬送ローラ73、74で矢印A方向に搬送する。
レジスト前搬送部64R、斜送レジスト部65Pは、シート搬送方向に沿った中心線上に搬送基準を設定した中央基準のシート搬送装置である。
斜送レジスト部65Pは、固定の搬送ガイド72に載置されたシートSを、シート搬送方向に対して角度αだけ傾けて設置された斜送ローラ70a、70b、70cで斜送して、突き当て基準部材71に当接させる。
斜送ローラ70a、70b、70cは、シートSを搬送方向に高速移動させつつ、斜送して突き当て基準部材71にシートSを押し付け、シートSの辺が突き当て基準部材71に線接触するまでシートを回転させて斜行修正する。このとき、斜送ローラ70a、70b、70cによる斜送を阻害しないように、上流のレジスト前搬送ローラ73、74はニップを解除されている。
図7の(a)に示すように、斜送ローラ70aのニップ部に噛んだシートSは、斜送ローラ70aから搬送力F3を受けて搬送力F3の方向に斜送される。すると、シートSの重心Gには、搬送ガイド75との摩擦による抵抗力Rが搬送力F3の方向の逆方向に作用する。
このとき、抵抗力Rは、斜送に抵抗する分力R2と、斜送ローラ70aを中心にしてシートSを回転しようとする分力(旋回成分)R1とに分解される。旋回成分R1によるモーメントMは、搬送されるシートSを回転させるので、図7の(b)に示すように、突き当て基準部材71の入口のエッジ部Eに、シートSの突き当て基準辺が接触する可能性が出てくる。
比較例1では、基本的にはシートのサイズに関わらず、図7の(a)の状態では、必ずモーメントMが発生する。特に、A4サイズ横送りの場合などで突き当て基準辺の長さがシートの幅方向よりも短いショートエッジになればなるほど、旋回成分R1が大きくなり、かつシートが軽くなる要素も加わるため、接触によるシートの損傷が問題となる。シートSの不必要な回転は、シートの損傷に止まらず、搬送ジャムの発生、側端整合精度の低下、印刷成果物の品質低下をもたらす場合もある。
<比較例2>
図8は比較例2の斜送レジスト装置における搬送制御の各段階の説明図である。比較例2の斜送レジスト装置65Fは、図1に示す斜送レジスト装置65を置き換えて設置されるので、図8中、実施例1と共通する構成には図2と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図8の(a)に示すように、斜送レジスト装置65Fは、固定の搬送ガイド72に載置されたシートSを、搬送方向に対して傾けて設置された斜送ローラ80、81で斜送して、突き当て基準部材71に当接させる。
比較例2では、突き当て基準部材71から斜送ローラ80までの距離x1は、突き当て基準部材71から斜送ローラ81までの距離x2よりも大きい。
図8の(a)に示すように、斜送ローラ80にシートSが噛んだ時には、搬送ガイド75との摩擦による抵抗力Rの旋回成分R1がモーメントM1を発生して、シートSの後端が突き当て基準部材71側に振られる。
その後、図8の(b)に示すように、シートSは、傾いた姿勢で斜送ローラ80、81の2つに噛むことになり、ここで初めてシートSを突き当て基準部材71側に積極的に近付けるモーメントM2を得ることができる。
その結果、図8の(c)に示すように、シートSは、先端側を突き当て基準部材71に突き当てた状態で、姿勢を突き当て基準部材71に倣わせるようにモーメントM3が作用する。
比較例2では、距離x1>距離x2の関係によって、上流側の斜送ローラ80がシートSの重心に近い位置でシートSを搬送するので、比較例1よりも旋回成分R1を小さくできる。しかし、A4サイズ横送りのようにシートSの突き当て基準辺がショートエッジになる場合、図7の(b)に示すように、シートSが突き当て基準部材71に接触する可能性は残っている。
また、距離x1>距離x2の関係だけでは、図8の(a)に示す段階では、むしろシートSの先端を突き当て基準部材71から遠ざける結果となる。そのため、シートSが斜送ローラ80に突入してから斜行修正が完了するまでのシートSの挙動は、旋回方向が交互に変化する非常に不安定なものになる。
<比較例3>
図9は比較例3の斜送レジスト装置における搬送制御の各段階の説明図である。比較例3の斜送レジスト装置65Gは、図1に示す斜送レジスト装置65を置き換えて設置されるので、図9中、実施例1と共通する構成には図2と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図9の(a)に示すように、斜送レジスト装置65Gは、固定の搬送ガイド72に載置されたシートSを、搬送方向に対して傾けて設置された斜送ローラ91、92で斜送して、突き当て基準部材71に当接させる。
比較例3の斜送レジスト装置65Gは、シート搬送方向に沿った中心線上に搬送基準を設定した中央基準のシート搬送装置である。そして、シート搬送方向に沿ったシートSの搬送中心90の両側に斜送ローラ91、92を振り分けて配置している。上流側の斜送ローラ91は、搬送中心90に対して突き当て基準部材71から遠い側に配置され、下流側の斜送ローラ92は、搬送中心90に対して突き当て基準部材71に近い側に配置される。
図9の(a)に示すように、上流側の斜送ローラ91がシートSを噛むと、シートSの重心Gに作用する抵抗力Rの旋回成分R1は、シートSの先端を突き当て基準部材71側に近付けるようなモーメントM1を発生させる。
図9の(b)に示すように、2つの斜送ローラ91、92がシートSを噛むと、シートSの重心Gに作用する抵抗力Rの旋回成分R1は、シートSの先端をさらに突き当て基準部材71側に近付けるようなモーメントM2を発生させる。
その結果、シートSの先端が突き当て基準部材71に接触した時点では、図9の(c)に示すように、大きく斜行した姿勢になり、シートSの辺が突き当て基準部材71に線接触するまでに必要なシートSの回転角度が大きくなる。
比較例3では、シートSの先端が突き当て基準部材71に突き当たるまで、シートSの先端を突き当て基準部材71に近付ける方向にのみモーメントM1、M2を受け続ける。そして、シートSの先端が突き当て基準部材71に突き当たった後に、シートSの後端側を突き当て基準部材71に近付ける方向のモーメントM3を受ける。
その結果、比較例2よりもシートSの挙動が安定し、図7の(b)に示すような突き当て基準部材71への接触も回避できる。
しかし、シートSの先端が突き当て基準部材71に接触するまでのシートSの回転角度は比較例2よりも大きくなる。図9の(b)に示す距離S1は、図9の(c)に示す距離S2へと次第に大きくなる。
このため、図9の(c)以降の斜行修正段階で、モーメントM3ではシートSの後端まで完全に寄せ切れない場合も出てくる。この問題は、搬送ガイド75とシートSとの摩擦力が大きい場合や、厚紙に代表される坪量が大きいシートSの場合に顕著になる。
<実施例2>
図10は実施例2の斜送レジスト装置の平面図である。実施例2の斜送レジスト装置65Bは、図1に示す斜送レジスト装置65を置き換えて設置されるので、図10中、実施例1と共通する構成には図2と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図10に示すように、斜送レジスト装置65Bは、矢印A方向に搬送されるシートを、レジスト前搬送ローラ73、74から受け渡されて、斜行修正し、スライドローラ7へ受け渡す。
スライド部65Rおよび二次転写部66Pは、実施例1と基本的に同じである。スライドローラ7は、シートを挟持したまま矢印B方向にスライド動作して、斜送レジスト装置65Bにおいて斜行修正されたシートのスラスト位置を中間転写ベルト(606:図1)上のトナー像に合わせる。
斜送レジスト装置65Bは、搬送ガイド72に載置されたシートを、斜送ローラ70a、70b、70cおよびプレ斜送ローラ12により斜送し、シートの側端を基準部材71に摺接させて側端整合をする。
実施例2の斜送レジスト装置65Bを含むシート搬送装置は、搬送基準を装置の手前(突き当て基準部材71)側に有する片側基準のシート搬送装置である。このため、シート搬送方向と直角な方向のシート長さ(シート幅)が異なると、シート搬送方向に沿ったシートの中心線の位置が変化する。
実施例2の斜送レジスト装置65Bでは、搬送ガイド72が固定式であり、実施例1のように、固定ガイド10および可動ガイド11に分割されていない。その代わり、プレ搬送ローラ12および従動ローラ(12j:図3)が、シート搬送方向と直角な方向(矢印C方向)へ一体に相対移動して、搬送ガイド72との間にシートサイズに応じた距離を設定する。図3に示す搬送ガイド75に形成された開口75hは、搬送ローラ12および従動ローラ12jの移動ストロークに応じた長さに形成される。
制御部(9:図3)は、プレ搬送ローラ12および従動ローラ(12j:図3)を矢印C方向へ移動させる機構を制御して、シート搬送方向に沿ったシートの中心線上にプレ斜送ローラ12を位置決めてシートを待ち受ける。制御部(9:図3)は、斜送ローラ70a、70b、70cのニップからプレ斜送ローラ12のニップまでのシート搬送方向と直交な方向の距離D2が、搬送されるシートの幅方向の長さの半分になるように、プレ斜送ローラ12を位置決める。
プレ斜送ローラ12および斜送ローラ70a、70b、70cによるシートの斜行修正は、基本的には、図4、図5を参照して実施例1で説明したとおりである。異なる箇所としては、先述のように搬送基準が手前(突き当て基準部材71)側であるため、プレ斜送ローラ12が「距離D2=シート幅の半分」という関係を満足する位置に移動して待機する点である。
従って、実施例2に対しては、図5の(a)〜(c)は、搬送されるシートのサイズ選択に応じて、プレ斜送ローラ12が所定の位置に移動した後の状態であると考えればよい。シートSに作用する力の関係や、プレ斜送ローラ12のニップ着脱タイミングは、実施例1で説明したとおりである。
斜送ローラ70aのニップからプレ斜送ローラ12のニップまでのシート搬送方向における距離は距離D1だけ離れていることに関しても、実施例1で説明したとおりである。
つまり、「シート搬送方向のシート長さ=距離D1の2倍」の関係が成立する場合に旋回成分R1の低減作用が最も高くなる。しかし、この関係になくても、距離D2をシート幅の半分になる位置(シートの重心Gを通るシート搬送方向の線上)でプレ斜送ローラ12による斜送を開始させれば、複数のシートサイズに対して、旋回成分R1の低減効果が高く得られる。
ところで、シート搬送方向の長さが異なるシートに対して、「シート搬送方向の長さ=距離D1の2倍」の関係を成り立たせることが出来れば、旋回成分R1が理想的に低減することが出来る。具体的には、プレ斜送ローラ12および従動ローラ12jの位置を、シート搬送方向に移動可能とする第2調整手段を別途に設け、搬送されるシートSのシート搬送方向の長さの半分の位置へ位置決める。言い換えれば、シートSの搬送方向の長さの半分の位置でプレ斜送ローラ12が搬送開始できるように、斜送ローラ70aのニップからプレ斜送ローラ12のニップまでのシート搬送方向における距離D1を第2調整手段により可変にする。図10に破線でプレ斜送ローラ12を示すように、この距離を、D1、D1’、・・・と複数の値の間で可変であるような機構で第2調整手段を実現してもよい。
実施例2によれば、搬送基準が実施例1のような中央基準でない場合でも、実施例1と同様に、シート搬送装置および画像形成装置のメディア対応力を向上させる効果が得られる。
なお、図10に示したシート搬送装置は、向かって手前側に突き当て動作を行う構成であるため手前基準としたが、向かって奥側に突き当て基準部材を有する奥側基準としても同様の効果が得られる。
<実施例3>
図11は実施例3の斜送レジスト装置の平面図である。実施例3の斜送レジスト装置65Cは、図1に示す斜送レジスト装置65を置き換えて設置されるので、図11中、実施例1と共通する構成には図2と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図11に示すように、斜送レジスト装置65Cは、矢印A方向に搬送されるシートを、レジスト前搬送ローラ73、74から受け渡されて、斜行修正し、スライドローラ7へ受け渡す。
スライド部65Rおよび二次転写部66Pは、実施例1と基本的に同じである。スライドローラ7は、シートを挟持したまま矢印B方向にスライド動作して、斜送レジスト装置65Cにおいて斜行修正されたシートのスラスト位置を中間転写ベルト(606:図1)上のトナー像に合わせる。
実施例3のレジスト前搬送部64R、斜送レジスト部65Pは、シート搬送方向に沿った中心線上に搬送基準を設定した中央基準のシート搬送装置である。
実施例3の斜送レジスト装置65Cは、実施例1と同様に構成され、可動ユニット11Uの可動ガイド11と固定ガイド10とに送られてきたシートを斜送し、シートの側端を基準部材71に摺接させて側端整合する。
可動ユニット11Uは、搬送されるシートのサイズに応じて、矢印C方向に予め移動して待機する。可動ユニット11Uは、斜送ローラ70a、70b、70cのニップからプレ斜送ローラ12のニップまでのシート搬送方向と直交な方向の距離D2が、搬送されるシートのシート幅の半分になるように位置決め制御される。
実施例3では、レジスト前搬送部64Rの中心線(搬送基準)上に、個別に昇降可能に構成された複数のプレ斜送ローラ12、13、14が配置される。複数のプレ斜送ローラ12、13、14は、それぞれのニップ部から斜送ローラ70aのニップ部までのシート搬送方向における距離が距離D1、D1’、D1’’となるように、配置されている。これにより、プレ斜送ローラ12、13、14は、シート搬送方向の異なる位置でシート面に当接可能である。
距離D1、D1’、D1’’は、例えばA4、A4R、A3サイズのシートの搬送方向の長さの半分というように、それぞれ異なるサイズに対応しており、搬送されるシートの重心位置に応じて選択して使い分ける。
具体的には、第2調整手段の一例であるプレ斜送ローラ12、13、14は、それぞれニップ解除機構を備えている。制御部(9:図3)は、搬送されるシートのシートサイズデータに応じて最適なプレ斜送ローラ、すなわちシートの重心上をニップすることが可能なプレ斜送ローラを選択してニップ形成させる。
プレ斜送ローラ12、13、14および斜送ローラ70a、70b、70cによるシートの斜行修正は、基本的には、図4、図5を参照して実施例1で説明したとおりである。異なる箇所としては、先述のように複数のプレ斜送ローラ12、13、14の中から最適な1つを選択してシートを搬送させる点である。このため、実施例3では、実施例1の説明中、プレ斜送ローラ12が、シートサイズによってはプレ斜送ローラ13であったり、プレ斜送ローラ14であったりする。しかし、シートSに作用する力の関係や、選択されたプレ斜送ローラ12、13、14のニップ着脱タイミングに関しては、実施例1と同じである。
実施例3の構成によれば、複数のサイズに対して、旋回成分R1の理想的な低減が期待できるため、より多くのサイズで突き当て基準部材71に対するスムーズな突き当て動作を実現できる。図11では、3つのプレ斜送ローラを配置する例を示したが、3つ以上に数を増やすことで、より細かいシートサイズの違いに対応できる。
また、主要なシートサイズに対応できる必要最低限数のプレ斜送ローラを設け、非定形サイズなどの場合には、シートの重心に最も近い位置にニップを形成できるプレ斜送ローラを選択する構成でも、旋回成分R1の低減効果は十分に得られる。
なお、図11に示したシート搬送装置は、中央基準としたが、実施例2のような片側基準のシート搬送装置でも、複数のプレ斜送ローラを配置して同様に制御することが可能である。この場合には、実施例2で説明したように、複数のプレ斜送ローラをシート搬送方向と直交する方向に移動可能とするための機構を別途設ける必要がある。
第1実施形態の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。 実施例1の斜送レジスト装置を含む搬送部の平面図である。 斜送レジスト装置の駆動機構の説明図である。 搬送制御のフローチャートである。 搬送制御の各段階の説明図である。 比較例1の斜送レジスト装置の平面図である。 比較例1における搬送制御の各段階の説明図である。 比較例2の斜送レジスト装置における搬送制御の各段階の説明図である。 比較例3の斜送レジスト装置における搬送制御の各段階の説明図である。 実施例2の斜送レジスト装置の平面図である。 実施例3の斜送レジスト装置の平面図である。
符号の説明
7 スライドローラ
9 制御手段(制御部)
11U、72 搬送経路(可動ユニット、搬送ガイド)
12 第2斜送回転体(プレ斜送ローラ)
13、14 第2調整手段(プレ斜送ローラ)
61 給紙装置
63 給紙部
65 シート搬送装置(斜送レジスト装置)
71 基準部材(突き当て基準部材)
70a、70b、70c 第1斜送回転体(斜送ローラ)
66P、606 画像形成手段(二次転写部、中間転写ベルト)
601 反転搬送装置
603 二次転写内ローラ
608 感光体
609 感光体クリーナ
610 現像装置
611 露光装置
613 画像形成部
A シート搬送方向(矢印A)
M1 第1調整手段(モータ)
S シート

Claims (5)

  1. シート搬送方向に沿って配置され、シートが摺接してシートを整合させる基準部材と、
    シートに当接回転してシートを前記基準部材へ向けて斜送する第1斜送回転体と、
    前記第1斜送回転体よりも上流側で且つ前記基準部材から前記第1斜送回転体よりも遠い位置で、前記シート搬送方向と直角な方向におけるシートの中央位置に対応させて配置され、シートに当接回転してシートを前記基準部材へ向けて斜送する第2斜送回転体と、
    前記第2斜送回転体をシートに接離させる接離機構と、を備え、
    前記第2斜送回転体をシートから離間させた状態で前記シート搬送方向に搬送されるシートが前記第1斜送回転体に達するタイミングで、前記第2斜送回転体をシートに当接させるように前記接離機構が制御されることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記シート搬送方向と直角な方向における前記第2斜送回転体と前記基準部材との距離を調整する第1調整手段を備え、
    搬送されてくるシートのサイズに応じて前記第2斜送回転体を、前記シート搬送方向と直角な方向におけるシートの中央へ移動させることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記シート搬送方向における前記第2斜送回転体と前記基準部材との距離を調整する第2調整手段を備え、
    搬送されてくるシートのサイズに応じて前記第2斜送回転体を、前記シート搬送方向におけるシートの中央へ移動させることを特徴とする請求項2記載のシート搬送装置。
  4. 前記第2調整手段は、前記シート搬送方向の異なる位置に複数の前記第2斜送回転体を配置し、
    複数の前記第2斜送回転体から搬送されてくるシートのサイズに応じた1つを選択してシートに当接可能とすることを特徴とする請求項3記載のシート搬送装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段にシートを給送する請求項1乃至4いずれか1項記載のシート搬送装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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