JP2002096944A - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

用紙搬送装置及び画像形成装置

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JP2002096944A JP2000288159A JP2000288159A JP2002096944A JP 2002096944 A JP2002096944 A JP 2002096944A JP 2000288159 A JP2000288159 A JP 2000288159A JP 2000288159 A JP2000288159 A JP 2000288159A JP 2002096944 A JP2002096944 A JP 2002096944A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜行ローラで用紙の姿勢を矯正した場合に、
用紙の搬送バラツキが大きくなる。 【解決手段】 用紙搬送装置の構成として、用紙搬送方
向Xに対して用紙Pを斜めに搬送することにより、その
用紙Pの側端をサイドガイド37に突き当てて姿勢矯正
を行う斜行ローラ33と、この斜行ローラ3の近傍に配
置されて用紙の通過を検知する複数の検知センサ34,
35,36と、各々の検知センサ34,35,36で検
知された用紙の通過タイミングに基づいて斜行ローラ3
3による用紙の搬送速度を制御するコントローラとを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用した複写機等の画像形成装置に係り、特に、画像形成
装置に用いられる用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置には、所定の経
路に沿って用紙を搬送する用紙搬送装置が組み込まれて
いる。用紙搬送装置には、用紙搬送路に沿って複数の搬
送ローラが配設されている。各々の搬送ローラはモータ
等を駆動源として回転駆動され、これによって用紙が用
紙搬送方向の上流側から下流側に向かって搬送されるよ
うになっている。
【0003】ところで、画像形成装置において、搬送中
の用紙に傾き(スキュー)が生じたり、用紙搬送方向と
直交する方向に位置ずれを生じたりした場合には、用紙
に対して画像がずれた状態で形成されることになる。こ
のため、搬送中の用紙のスキューや、搬送方向と交わる
方向における位置ずれ、即ちサイドレジストレーション
(以下、サイドレジと略称する)のずれなどを修正する
ための姿勢矯正機構が用いられている。
【0004】姿勢矯正機構の一つとして、用紙搬送路の
一方側に搬送方向に沿ってサイドガイドを設けるととも
に、用紙搬送路中に斜行ローラを配置し、この斜行ロー
ラによって搬送中の用紙をサイドガイド側に寄せ、用紙
の側端をサイドガイドに突き当てて用紙のスキューを補
正すると同時にサイドレジを合わせる構成のものが知ら
れている(例えば、特開昭57‐90344号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、斜行ロ
ーラによって用紙の姿勢矯正を行う構成のものでは、搬
送中の用紙に対して用紙搬送方向に沿った搬送力とサイ
ドガイド側への幅寄せ力を同時に作用させるため、姿勢
矯正によって用紙の搬送バラツキ(進み遅れ)が大きく
なる。その結果、用紙に画像を形成する場合に、画像形
成の対象となる用紙を所望のタイミングで搬送すること
が非常に困難になる。
【0006】特に、近年においては、画像形成装置の生
産性を向上させるために、用紙の搬送速度を高速化した
り、先行用紙と後続用紙のキャップ(用紙間ギャップ)
を狭くしたりする傾向にあり、また、用紙と画像の位置
合わせを高精度に行うために、用紙を規定通りのタイミ
ングで搬送する必要性に迫られており、そうした状況に
あっては、上述のように姿勢矯正によって用紙の搬送バ
ラツキが大きくなることで、用紙を所望のタイミングで
搬送することが事実上、不可能になることも懸念され
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る用紙搬送装
置においては、用紙搬送方向に対して用紙を斜めに搬送
することにより当該用紙の姿勢を矯正する斜行手段と、
この斜行手段の近傍に配置されて用紙の通過を検知する
検知手段と、この検出手段で検知された用紙の通過タイ
ミングに基づいて斜行手段による用紙の搬送速度を制御
する制御手段とを備えた構成を採用している。
【0008】上記構成からなる用紙搬送装置では、斜行
手段の近傍に配置された検知手段で用紙の通過を検知
し、その検知手段で検知された用紙の通過タイミングに
基づいて斜行手段による用紙の搬送速度を制御手段で制
御することにより、用紙の姿勢矯正に伴う搬送バラツキ
が低減される。
【0009】また本発明に係る画像形成装置において
は、用紙に画像を形成する画像形成部の画像形成処理位
置に向けて用紙を送り込むレジストローラと、このレジ
ストローラよりも用紙搬送方向の上流側に配置され、用
紙搬送方向に対して用紙を斜めに搬送することにより当
該用紙の姿勢を矯正する斜行手段と、この斜行手段の近
傍に配置されて用紙の通過を検知する検知手段と、この
検出手段で検知された用紙の通過タイミングに基づいて
斜行手段による用紙の搬送速度を制御する制御手段とを
備える用紙搬送装置を用いた構成となっている。
【0010】上記構成からなる画像形成装置では、斜行
手段の近傍に配置された検知手段で用紙の通過を検知
し、その検知手段で検知された用紙の通過タイミングに
基づいて斜行手段による用紙の搬送速度を制御手段で制
御することにより、用紙の姿勢矯正に伴う搬送バラツキ
が低減される。そのため、レジストローラに適切なタイ
ミングで用紙を到達させることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】図1は本発明が適用されるフルカラー画像
形成装置の全体構成を示す概略図である。図示したフル
カラー画像形成装置1は、大きくは、画像読み取り部
2、画像形成部3及び用紙搬送装置4によって構成され
ている。
【0013】画像読み取り部2は、透明な原稿台(プラ
テンガラス)にセットされた原稿の画像を読み取るもの
である。この画像読み取り部2は、例えばランプ、ミラ
ー及びキャリッジ等からなる光学走査系と、この光学走
査系で読み取り走査された光学像を結像されるレンズ系
と、このレンズ系で結像された光学像を受光して電気信
号に変換する画像読み取りセンサ(例えば、CCDセン
サ)とを備えて構成されている。
【0014】画像形成部3は、ブラック(K)、Y(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色に対応
する4つの感光体ドラム5,6,7,8と、各々の感光
体ドラムに対応する4つの一次転写ローラ9,10,1
1,12と、中間転写ベルト13と、二次転写ローラ1
4と、バキューム搬送部15と、定着器16とを備えた
4連タンデム式の構成となっている。
【0015】各々の感光体ドラム5,6,7,8の周囲
には、それぞれ帯電器、レーザ書き込み装置(レーザR
OS)、現像器、クリーナー等が配置されている。帯電
器は感光体ドラムの表面を一様に帯電するもので、レー
ザ書き込み装置は帯電器によって帯電された感光体ドラ
ムの表面にレーザ照射によって静電潜像を形成するもの
である。また、現像器は現像剤としてのトナーを感光体
ドラムの表面に供給することにより静電潜像を可視化
(現像)してトナー画像を形成するもので、クリーナー
は感光体ドラムに残留する不要なトナーをクリーニング
するものである。
【0016】これに対して、各々の一次転写ローラ9,
10,11,12は、それぞれに対応する感光体ドラム
5,6,7,8の近傍に中間転写ベルト13を介して対
向状態に配置されている。これらの一次転写ローラ9,
10,11,12は、上述のように感光体ドラム5,
6,7,8上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト
13上に転写(一次転写)するものである。中間転写ベ
ルト13は、複数(図例では5つ)のベルト支持ローラ
によってループ状に張設されている。
【0017】二次転写ローラ14は、中間転写ベルト1
3と対向状態に配置されている。この二次転写ローラ1
4は、上述のように中間転写ベルト13上に形成された
トナー画像を用紙(用紙)に転写(二次転写)するもの
で、このトナー画像の転写位置(二次転写位置)が画像
形成部3における画像形成処理位置となる。バキューム
搬送部15は、二次転写ローラ14によってトナー画像
が転写された用紙を定着器16へと搬送するものであ
る。定着器16は、加熱加圧等によって用紙にトナー画
像を定着させるものである。
【0018】一方、用紙搬送装置4は、第1のトレイ1
7、第2のトレイ18及び第3のトレイ19に収容され
た各々の用紙を、それぞれ所定の経路で搬送するもので
ある。各々のトレイ17,18,19の近傍には、それ
ぞれに対応する送り出しローラ20,21,22が配設
されている。各々の送り出し路0ら20,21,22
は、それぞれ対応するトレイ17,18,19から一枚
ずつ分離して呼び出された用紙をニップして用紙搬送路
上に一時停止させるとともに、所定のスタート信号に基
づくタイミングで用紙搬送方向の下流側に用紙を送り出
すものである。また、画像読み取り部2の近傍には、ユ
ーザーによって操作される操作パネル23が設けられて
いる。
【0019】ここで、各々の送り出しローラ20,2
1,22による用紙の送り出し位置から、上記画像形成
部3における画像形成処理位置を経由して排出トレイ2
4に至る一連の用紙搬送路R1〜R5には、それぞれ用
紙搬送のためのローラが適宜配設されている。第1のト
レイ17に収容された用紙は、送り出しローラ20によ
り送り出された後、第1の用紙搬送路R1を経由して合
流搬送部25へと送り込まれる。また、第2のトレイ1
8に収容された用紙は、送り出しローラ21により送り
出された後、第1の用紙搬送路R1を経由して合流搬送
部25へと送り込まれる。一方、第3のトレイ19に収
容された用紙は、送り出しローラ22によって合流搬送
部25へと直接送り込まれる。
【0020】また、合流搬送部25に送り込まれた用紙
は、第2の用紙搬送路R2を経由して、画像形成部3に
おける画像形成処理位置へと送り込まれる。さらに、画
像形成処理位置を通過した用紙は、バキューム搬送部1
5により定着器16に送り込まれた後、第3の用紙搬送
路R3を経由して排出トレイ24へと排出される。これ
に対して両面(第1面と第2面)に画像が形成される用
紙は、定着器16を通過した後、第4の用紙搬送路R4
を経由して両面用反転部28に送り込まれ、そこで表裏
反転された後、第5の用紙搬送路R5を経由して再び合
流搬送部25へと送り込まれる。
【0021】このような用紙搬送路R1〜R5におい
て、第2の用紙搬送路R2には姿勢矯正部26とレジス
トローラ27とが配設されている。姿勢矯正部26は、
第2の用紙搬送路R2を搬送される用紙の姿勢を矯正
(スキュー補正など)する部分である。姿勢矯正部26
の構成については後段で説明する。レジストローら27
は、互いに圧接状態に保持された一対のローラによって
構成されたもので、それら一対のローラ間で用紙をニッ
プ(挟持)しつつ、当該ローラの回転によって画像形成
処理位置に用紙を送り込むものである。
【0022】レジストローラ27による用紙の送り込み
に際しては、図示しないタイミング調整手段によって画
像形成処理に対する用紙の到達タイミングが調整され
る。タイミング調整手段は、レジストローラ27の手前
(上流側)に設けられたレジセンサ(不図示)が用紙の
通過を検知したタイミングに基づいて、レジストローラ
27による用紙の搬送速度を可変することにより、画像
形成処理位置へのトナー画像の到達タイミングに合わせ
て、当該画像形成処理に対する用紙の到達タイミングを
調整する。
【0023】また、用紙搬送路R3,R5には、それぞ
れカール補正部29,30が設けられている。各々のカ
ール補正部29,30は、定着器16でトナー画像を定
着させるときに生じる用紙のカールを補正するためのも
のである。
【0024】続いて、上記構成からなるフルカラー画像
形成装置1の動作について説明する。先ず、画像読み取
り部2によって原稿の画像が読み取られると、これによ
って得られた画像信号を基に画像形成部3でトナー画像
が形成される。この画像形成部3では、4つの感光体ド
ラム3,4,5,6を回転駆動しつつ、それぞれに対応
する帯電器、レーザ書き込み装置(レーザROS)、現
像器によって各感光体ドラム5,6,7,8の表面に
K,Y,M,Cのトナー画像が順に形成される。このよ
うに形成された各色のトナー画像は、一次転写ローラ
9,10,11,12によって順次、中間転写ベルト1
3上に重ね転写される。これにより、中間転写ベルト1
3には、4色トナーを重ね合わせた多色(フルカラー)
のトナー画像が形成される。このように中間転写ベルト
13に形成されたトナー画像は、当該中間転写ベルト1
3に担持されて画像形成処理位置(二次転写位置)へと
送り込まれる。
【0025】一方、操作パネル23を用いてユーザーに
より選択されたトレイの用紙、或いは自動選択機能によ
って選択されたトレイの用紙は、画像形成処理位置にト
ナー画像が到達するタイミングに合わせてレジローラ2
7により送り込まれる。例えば、上述のように選択され
たトレイが第1のトレイ17であるとすると、送り出し
ローラ20によって送り出された用紙が第1の用紙搬送
路R1を経由して合流搬送部25に送り込まれ、さらに
第2の用紙搬送路R2を経由してレジストローラ27に
より画像形成処理位置へと送り込まれる。
【0026】これにより、画像形成部3の画像形成処理
位置では、中間転写ベルト13に担持されたトナー画像
(フルカラー画像)が二次転写ローラ14によって用紙
に一括転写(二次転写)される。その後、用紙はバキュ
ーム搬送部15によって定着器16に送られ、そこでト
ナー画像の定着処理が施された後、第3の用紙搬送路R
3を経由して排出トレイ24に排出される。
【0027】ただし、両面に画像形成が行われる用紙
は、第4の用紙搬送路R4を経由して両面用反転部28
に送られ、そこで表裏反転されて第5の用紙搬送路R5
に送られる。その後、両面コピー用の用紙は、第5の用
紙搬送路R5に沿って搬送された後、当該用紙搬送路R
5の終端近傍に設けられた送り出しローラ31に突き当
てられて(又はニップされて)一時停止する。そして、
所定の再スタート信号に基づく送り出しローラ31の回
転により両面コピー用の用紙がタイミング調整されて合
流搬送部25に再度送り込まれる。以降は、上記同様に
トナー画像が用紙に転写、定着された後、第3の用紙搬
送路R3を経由して用紙が排出トレイ24に排出され
る。
【0028】図2は姿勢矯正部26の構成と配置を示す
もので、(A)はその平面図、(B)はその側面図であ
る。図2において、用紙Pは、上下一対のシュート部材
32A,32Bの間を矢印X方向に搬送されるようにな
っている。用紙の搬送経路上には斜行ローラ33が配置
されている。この斜行ローラ33は、互いに圧接状態に
保持された一対のローラからなるもので、一方のローラ
を駆動側、他方のローラを従動側としている。また斜行
ローラ33は、用紙搬送方向Xに対して所定の傾きをも
って配置され、これによって用紙Pを用紙搬送方向Xに
対して斜めに搬送し得るものとなっている。
【0029】斜行ローラ33の近傍には、3つの検知セ
ンサ34,35,36が配置されている。各々の検知セ
ンサ34,35,36は、それぞれのセンサ検知ポイン
トで用紙の通過を検知するものである。このうち、検知
センサ34は斜行ローラ33の上流側(手前)に配置さ
れている。また、検知センサ35は斜行ローラ33の下
流側に配置され、さらにその下流側に検知センサ36が
配置されている。検知センサ34,35,36として
は、発光素子と受光素子とを組み合わせた光学センサな
どが用いられる。
【0030】また、斜行ローラ33による用紙Pの幅寄
せ方向にはサイドガイド37が配置されている。このサ
イドガイド37は、姿勢矯正に際して用紙Pの側端を突
き当てる突き当て基準となるもので、用紙搬送方向Xと
平行に配置されている。
【0031】一方、レジストローラ27の上流側(手
前)にはレジセンサ38が配置されている。このレジセ
ンサ38は、そのセンサ検知ポイントで用紙の通過を検
知するものである。レジセンサ38としては、上記検知
センサ34,35,36と同様に、発光素子と受光素子
とを組み合わせた光学センサなどが用いられる。なお、
本実施形態においては、用紙Pの先端がセンサ検知ポイ
ントを通過したときに、センサ出力がオフからオンに切
り替わるものと仮定する。
【0032】図3は用紙搬送装置4における制御構成を
示すブロック図である。図3において、コントローラ3
9は、用紙搬送装置全体の動作を制御するものである。
ただし、ここでは姿勢矯正部26の動作制御とレジスト
ローラ27の動作制御に係るブロック構成のみを示して
いる。
【0033】コントローラ39には、前述した3つの検
知センサ34,35,36とレジセンサ38とが接続さ
れ、各々のセンサ34,35,36,38からのセンサ
出力がコントローラ39に入力される構成となってい
る。
【0034】また、コントローラ39には、動作制御の
対象としてアライナモータ40とレジモータ41とが接
続されている。アライナモータ40は、斜行ローラ33
を回転駆動する駆動源となるもので、レジモータ41
は、レジローラ27を回転駆動する駆動源となるもので
ある。各々のモータ40,41は、例えばステッピング
モータからなるもので、コントローラ39から与えられ
る駆動パルスにしたがって駆動制御される構成となって
いる。
【0035】続いて、本発明の実施形態に係る用紙搬送
装置4の動作機能について、図4のフローチャートを用
いて説明する。
【0036】先ず、コントローラ39は、アライナモー
タ40及びレジモータ41を含む用紙搬送用のモータを
駆動して用紙の搬送を開始した後(ステップS1)、検
知センサ34のセンサ出力がオンしたかどうかを繰り返
し判定する(ステップS2)。検知センサ34のセンサ
出力は、用紙Pの先端が検知センサ34の検知ポイント
に通過した時点でオンする。そうすると、コントローラ
39は、検知センサ34のセンサ出力がオンした時点
で、そのときの用紙先端の通過タイミングを取得すると
ともに、この通過タイミングと予め設定された第1の基
準タイミングとを比較し、その差分(タイミングのズ
レ)に基づいて斜行ローラ33による用紙の搬送速度を
設定する(ステップS3)。
【0037】さらに詳述すると、実際に検知された用紙
先端の通過タイミングが第1の基準タイミングとほぼ同
じタイミングとなっていた場合は、斜行ローラ33によ
る用紙の搬送速度を、予め設定された標準速度に設定す
る。また、通過タイミングが第1の基準タイミングより
も遅かった場合又は早かった場合は、その分の用紙の遅
れ又は進みを解消すべく、斜行ローラ33による用紙の
搬送速度を標準速度よりも高速又は低速に設定する。こ
こで記述した第1の基準タイミングとは、検知センサ3
4の検知ポイントに関して設定された用紙先端の通過基
準タイミングをいう。
【0038】次いで、コントローラ39は、先に設定し
た用紙の搬送速度に応じて、斜行ローラ33による用紙
の搬送速度を変速制御する(ステップS4)。斜行ロー
ラ33による用紙の搬送速度の変速は、例えばアライナ
モータ40にステッピングモータを用いた場合に、その
ステッピングモータに与える駆動パルスの周波数を可変
し、これによって斜行ローラ33の回転速度を加減速す
ることで行う。このとき、斜行ローラ33による用紙の
搬送速度を変速した際に、オーバーシュート等が発生し
ないよう、上述した速度設定を適切に行うことが望まし
い。
【0039】これにより、用紙搬送方向Xの上流側から
搬送されてきた用紙Pは、上述のように速度制御された
斜行ローラ33にニップ(挟持)される。そして、アラ
イナモータ40の駆動に従った斜行ローラ33の回転駆
動により、用紙Pは用紙搬送方向Xに対して斜めに搬送
される。このとき、用紙Pはサイドガイド37側に幅寄
せされる。その結果、用紙Pの側端がサイドガイド37
に突き当てられ、そのままサイドガイド37に沿って案
内されることにより、用紙Pの姿勢が矯正される。この
姿勢矯正により、搬送中の用紙Pの傾き(スキュー)が
補正されるとともに、用紙搬送方向Xと直交する方向で
の用紙Pの位置合わせ(サイドレジ合わせ)が行われ
る。
【0040】上述のように姿勢矯正を行っている間に、
コントローラ39は、検知センサ35のセンサ出力がオ
ンしたかどうかを繰り返し判定する(ステップS5)。
そして、検知センサ35のセンサ出力がオンした時点
で、そのときの用紙先端の通過タイミングを取得すると
ともに、この通過タイミングと予め設定された第2の基
準タイミングとを比較し、その差分に基づいて斜行ロー
ラ33による用紙の搬送速度を設定(再設定)する(ス
テップS6)。さらに、設定した用紙の搬送速度に応じ
て、斜行ローラ33による用紙の搬送速度を変速制御す
る(ステップS7)。ここで記述した第2の基準タイミ
ングとは、検知センサ35の検知ポイントに関して設定
された用紙先端の通過基準タイミングをいう。
【0041】続いて、コントローラ39は、検知センサ
36のセンサ出力がオンしたかどうかを繰り返し判定す
る(ステップS8)。そして、検知センサ36のセンサ
出力がオンした時点で、そのときの用紙先端の通過タイ
ミングを取得するとともに、この通過タイミングと予め
設定された第3の基準タイミングとを比較し、その差分
に基づいて斜行ローラ33による用紙の搬送速度を設定
(再設定)する(ステップS9)。さらに、設定した用
紙の搬送速度に応じて、斜行ローラ33による用紙の搬
送速度を変速制御する(ステップS10)。ここで記述
した第3の基準タイミングとは、検知センサ36の検知
ポイントに関して設定された用紙先端の通過基準タイミ
ングをいう。
【0042】その後、コントローラ39は、予め設定さ
れた枚数分の用紙搬送が終了したかどうかを判定する
(ステップS11)。そして、用紙搬送が終了していな
いと判定した場合は、先のステップS2に戻って上記同
様の処理を繰り返し、用紙搬送が終了したと判定した場
合は、一連の処理を終了する。
【0043】ちなみに、斜行ローラ33によって姿勢矯
正された用紙Pは、その後、レジストローラ27にニッ
プされて画像形成部3の画像形成処理位置へと送り込ま
れる。その際、コントローラ39は、レジセンサ38の
検知ポイントを用紙Pの先端が通過し、これによってレ
ジセンサ38のセンサ出力がオンすると、そのとき検知
した用紙の通過タイミングに基づいてレジストローラ2
7による用紙Pの搬送速度を制御し、これによって用紙
Pを停止させることなく、画像形成部3の画像形成処理
位置に所望のタイミングで用紙Pを送り込む。つまり、
コントローラ39は、前述したタイミング調整手段とし
ての機能も兼ね備えている。
【0044】このように本実施形態においては、斜行ロ
ーラ33の近傍で各検知センサ34,35,36により
用紙先端の通過を検知し、その検知した用紙の通過タイ
ミングに基づいて斜行ローラ33による用紙の搬送速度
をコントローラ39で制御するため、用紙の姿勢矯正に
伴う搬送バラツキ(進み遅れ)を低減することができ
る。
【0045】また、上述のようにレジストローラ27に
よる用紙の搬送速度を制御することにより、画像形成処
理位置に対する用紙の到達タイミングを調整する方式
(以下、ノンストップサーボレジ方式)と、レジストロ
ーラでニップした状態で用紙を一時停止させ、その後、
所定のタイミングでレジストローラを回転させることに
より、画像形成処理位置に対する用紙の到達タイミング
を調整する方式(以下、ローラニップ方式)とを比較し
た場合、前者の方が、レジストローラに対する用紙到達
タイミングの許容範囲が狭くなる。この許容範囲から外
れて用紙がレジストローラに到達すると、画像形成処理
位置に対する用紙の到達タイミングにズレが生じたり、
用紙詰まり(ジャム)として検知されるなどの不具合を
招く。
【0046】これに対して、本実施形態においては、上
述のように斜行ローラ33による用紙の搬送速度を制御
することにより搬送バラツキを低減しているため、レジ
ストローラに対する用紙到達タイミングの許容範囲が狭
いノンストップサーボレジ方式を採用した場合でも、そ
の許容範囲内で用紙をレジストローラ27に到達させる
ことができる。ただし、本発明はノンストップサーボレ
ジ方式への適用に限らず、例えば、上述したローラニッ
プ方式や、ゲートによる用紙の停止及びゲートの開放に
よる用紙の送り出しによってタイミング調整を行うゲー
ト方式などにも適用可能である。
【0047】また、本実施形態によれば、レジストロー
ラ27に対して適切なタイミングで用紙を到達させるこ
とができるため、斜行ローラ33での姿勢矯正に伴う搬
送バラツキを考慮したマージン分が不要になる。そのた
め、画像形成装置の生産性を向上させることができる。
また、斜行ローラ33での搬送バラツキを低減する目的
で、例えば斜行ローラ33のニップ力を強くすると、サ
イドガイド37に対する用紙P側端の押し力が過度に大
きくなって用紙に撓みや座屈が生じ、これによって姿勢
矯正の性能悪化を招く恐れもあるが、本実施形態によれ
ば、斜行ローラ33のニップ力を適切に設定したうえで
搬送バラツキを低減できるため、姿勢矯正の性能悪化を
回避することができる。さらに、用紙の種類(特に、紙
質)や、環境の変化(温度、湿度等の変化)、経時的な
ローラの摩耗や表面状態の変化(紙粉やコート材の付
着)などにより、斜行ローラ33と用紙間の摩擦係数や
搬送抵抗が変化した場合でも、それに伴う用紙の搬送バ
ラツキを低減して適正な用紙搬送を維持することができ
る。
【0048】また、本実施形態においては、レジストロ
ーラ27の上流側(手前)で斜行ローラ33により用紙
の姿勢を矯正し、この姿勢矯正した用紙をレジストロー
ラ27で画像形成処理位置に送り込む構成となっている
ため、用紙のスキューやサイドレジずれに起因した、用
紙上での画像の位置ずれを極力抑えることができる。
【0049】さらに、本実施形態では、斜行ローラ33
の近傍で用紙搬送方向Xの異なる位置に複数(本形態で
は3つ)の検知センサ34,35,36を配置し、各々
の検知センサ34,35,36で用紙の通過タイミング
が検知される度に、それぞれの用紙の通過タイミングに
基づいて斜行ローラ33による用紙の搬送速度を変速制
御する構成となっているため、用紙の搬送速度をきめ細
かく制御して、姿勢矯正による用紙の搬送バラツキを一
層低減することができる。
【0050】なお、上記実施形態においては、レジスト
ローラ27の手前に斜行ローラ33を配置して、この斜
行ローラ33による用紙の搬送速度を制御するようにし
たが、これ以外にも、例えば第5の用紙搬送路R5の終
端近傍に設けられた送り出しローラ31の手前(上流
側)又はそれ以外の用紙搬送路上に斜行ローラを配置し
て、この斜行ローラによる用紙の搬送速度を制御するよ
うにしてもよい。
【0051】また、用紙の通過を検知する検知センサに
ついては、斜行ローラ33の上流側のみ、又は下流側の
みに配置してもよい。さらに、各々の検知センサにおい
ては、用紙の先端通過だけでなく、用紙の後端通過も検
知して、その用紙サイズ(用紙搬送方向Xの用紙長さ)
のデータを基に用紙後端の通過タイミングのズレを把握
することにより、一つの検知センサで用紙の通過タイミ
ングのズレを2度把握して、その都度、斜行ローラ33
による用紙の搬送速度を制御することができる。その結
果、検知センサの個数を増やすことなく、用紙の搬送バ
ラツキを有効に低減することができる。
【0052】また、斜行ローラ33の構成としては、図
5(A)の平面図及び同(B)の側面図に示すように、
一対のローラを互いに異なる向きで斜めに配置し、各々
のローラ間で常に用紙をスリップした状態で搬送する構
成のもの、又は図5(C)の平面図及び同(D)の側面
図に示すように、一対のローラのうち、一方を略円錐形
ローラとした構成のもの、或いは図5(E)の平面図に
示すように、用紙搬送方向Xの異なる位置に複数(図例
では2つ)の斜行ローラ33を配置し、各々の斜行ロー
ラ33で用紙Pを斜めに搬送する構成のものを採用して
もよい。さらに、本発明に係る斜行手段としては、上述
したような斜行ローラを用いる以外にも、斜行ベルト等
を用いるようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、斜
行手段の近傍に配置された検知手段で用紙の通過を検知
し、その検知手段で検知された用紙の通過タイミングに
基づいて斜行手段による用紙の搬送速度を制御手段で制
御することにより、用紙の姿勢矯正に伴う搬送バラツキ
を低減することができる。これにより、レジストローラ
に対して適切なタイミングで用紙を到達させることがで
きるため、画像形成部の画像形成処理位置において用紙
と画像を高精度に位置合わせすることが可能となる。ま
た、画像形成装置の生産性向上に伴う搬送速度の高速化
や用紙間キャップの狭ギャップ化にも適切に対応するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるフルカラー画像形成装置
の全体構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態における姿勢矯正部の構成
と配置を示す図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る用紙搬送装置の制御
構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る用紙搬送装置の制御
フローチャートである。
【図5】 斜行ローラの構成例を説明する図である。
【符号の説明】
1…フルカラー画像形成装置、3…画像形成部、4…用
紙搬送装置、26…姿勢矯正部、27…レジストロー
ラ、33…斜行ローラ、34,35,36…検知セン
サ、38…レジセンサ、39…コントローラ、40…ア
ライナモータ、41…レジモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 裕篤 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 木村 拓善 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 3F102 AA02 AB01 BA02 BA03 BB02 BB04 CA03 CB01 CB07 DA02 DA08 EA03 EA06 EC03 FA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送方向に対して用紙を斜めに搬送
    することにより当該用紙の姿勢を矯正する斜行手段と、 前記斜行手段の近傍に配置されて用紙の通過を検知する
    検知手段と、 前記検出手段で検知された用紙の通過タイミングに基づ
    いて前記斜行手段による用紙の搬送速度を制御する制御
    手段とを備えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、前記用紙搬送方向の異
    なる位置に複数配置され、 前記制御手段は、各々の検知手段によって用紙の通過タ
    イミングが検知される度に、当該用紙の通過タイミング
    に基づいて前記斜行手段による用紙の搬送速度を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 用紙に画像を形成する画像形成部の画像
    形成処理位置に向けて用紙を送り込むレジストローラ
    と、 前記レジストローラよりも用紙搬送方向の上流側に配置
    され、用紙搬送方向に対して用紙を斜めに搬送すること
    により当該用紙の姿勢を矯正する斜行手段と、 前記斜行手段の近傍に配置されて用紙の通過を検知する
    検知手段と、 前記検出手段で検知された用紙の通過タイミングに基づ
    いて前記斜行手段による用紙の搬送速度を制御する制御
    手段とを備える用紙搬送装置を用いたことを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記レジストローラによる用紙の搬送速
    度を制御することにより、前記画像形成処理位置に対す
    る用紙の到達タイミングを調整するタイミング調整手段
    を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
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