JP5071058B2 - 圧電振動片 - Google Patents

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Description

本発明は、n本の振動腕それぞれが面外振動を行う圧電振動片に関する。
HDD(ハード・ディスク・ドライブ)、モバイルコンピュータ、ICカード等の小型情報機器や、携帯電話等の移動体通信機器では圧電振動子が広く採用されている。これらの圧電振動子(圧電振動片)は、製品の小型化に伴い一層の小型化が要求されている。
特に、圧電振動片の薄型化に関して、基部から平行に延在される複数の振動腕のそれぞれを面外振動させる振動モードを有する圧電振動片が提案されている(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照)。ここで、面外振動とは、圧電振動片が展開される面に対して垂直方向の振動を表す。
そして、このような面外振動モードを有する圧電振動片において、基材としての水晶の切り出し角の工夫や、3本の振動腕のうちの中央腕の幅を他の側腕の幅の1.5〜2.5倍とすることにより高精度化をはかり、基部に貫通孔を設けること、支持部を振動腕の連結部よりも細く形成することで漏れ振動の除去を目的とした圧電振動片が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−196891号公報(第4頁、図1,4,6) 永井健三、近野正著、コロナ社出版、電子回路素子としての電気・機械振動子とその応用(第12頁、図1・2・20(a)) J.Baborowski,C.Bourgeois,A.Pezous,C.Muller,M.A>Dubois、2007 IEEE Frequency Cntrol Aimposium、Joinntry With the 21st Eropian Frequenncy And Time Forum Proceedings p1210−1213、ISBN:1−4244−0647−1
このような非特許文献1,2では、3本の振動腕を面外振動させることで圧電振動子の薄型化をはかっているが、3本の振動腕それぞれの捩れによる漏れ振動を十分除去することはできない。
そこで、非特許文献2では、基部に貫通孔及び基部側面に切り欠き部を設けて漏れ振動が支持部に伝達されることを抑制する形態が図示されているが、振動腕自身の捩れは残留するため、漏れ振動除去効果としては不十分である。
また、上述した特許文献1では、側腕の幅に対して中央腕の幅を1.5〜2.5倍としている。具体的には、中央腕の質量を側腕の質量の略2倍として互いの共振周波数の差(df)を小さくしているが、面外振動における各振動腕の捩れによる漏れ振動は、捩れモーメントの影響を受けることから質量の調整だけでは捩れモーメントに差異が生じ、捩れによる漏れ振動を除去することは困難であると考えられる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る圧電振動片は、直交するXY平面に展開され、支持部に連続する基部と、前記基部の1辺から互いに離間してX方向に並列されると共にY方向に延在されるn(n>3)本の振動腕と、を有する振動体と、前記振動腕それぞれの主面に設けられ励振信号が印加されることによりY方向に伸縮する薄膜圧電素子と、が備えられ、前記n本の振動腕のうち隣り合う振動腕が互いに逆方向の面外振動を行い、前記振動体のX方向の中心軸に対して発生する前記n本の振動腕それぞれの捩れモーメントの総和が略0であることを特徴とする。また、他の態様では、基部と、前記基部の一端から互いに離間して第1方向に並列されると共に前記第1方向に直交する第2方向に延在されるn(n≧3)本の振動腕と、を有する振動体と、前記振動腕のそれぞれの主面には、励振信号が印加されることにより伸縮する薄膜圧電素子が備えられ、前記振動腕は、前記第1方向と前記第2方向とを含む平面に対し法線方向に振動し、且つ、前記n本の振動腕のうち隣り合う振動腕は、互いに逆方向に振動し、前記振動体の前記第1方向の中心軸に対して発生する前記n本の振動腕の捩れモーメントの総和が零であることを特徴とする。
ここで、主面とは、XY平面に平行な面であって、振動腕の主面である。
また、捩れモーメントの総和を略0にする手段としては、上述の中心軸からの各振動腕の距離と質量の積を調整することで実現可能である。
このような構成によれば、振動体の中心軸に対して発生する前記n本の振動腕それぞれの捩れモーメントの総和を略0とすることにより、捩れモーメントの影響による漏れ振動を除去することができることから、薄型化及び高精度の圧電振動片を実現できる。また、このようにすれば、振動腕の数をn>4とする構成に対しても効果がある。
[適用例2]上記適用例に係る圧電振動片は、前記n本の振動腕のうち前記中心軸から外側方向の振動腕の幅が順次縮小されていることが好ましい。また、他の態様では、前記第1方向の両端に配置された前記振動腕の幅は、内側に配置された前記振動腕の幅よりも縮小されていることを特徴とする。
ここで、振動腕の幅とは、振動腕のX方向の長さである。
[適用例3]また、上記適用例に係る圧電振動片は、前記n本の振動腕のうち前記中心軸から外側方向の振動腕の厚さが順次縮小されていることが望ましい。また、他の態様では、前記第1方向の両端に配置された前記振動腕の厚さは、内側に配置された前記振動腕の厚さよりも縮小されていることを特徴とする。
ここで、振動腕の厚さとは、XY平面に直交するZ方向の振動腕長さである。
上記適用例2,3に記載の構成によれば、捩れモーメントの総和を略0とする具体的手段として振動腕の幅または厚さを調整することにより、捩れモーメントの総和を略0とすることができる。このような手段は、各振動腕がエッチング法等の加工手段で容易に、しかも高精度に形成できるという効果もある。
また、中心軸から外側方向の振動腕の幅を順次縮小することにより、薄膜圧電素子の幅(平面積)も縮小される。従って、振動腕の数を3本以上に増加させても薄膜圧電素子の総容量の増加を抑えることができ、安定した共振振動を持続することができるという効果がある。
なお、各振動腕の幅または厚さは振動腕全体を一様にしてもよく、部分的に調整する構成としてもよい。
[適用例4]上記適用例に係る圧電振動片は、前記振動腕の少なくとも一本の主面には窪みが設けられ、前記窪みの内部に前記薄膜圧電素子が設けられていることが好ましい。
このような構成にすれば、振動腕に形成される窪み内に薄膜圧電素子を設けることにより、より一層、圧電振動片の薄型化を実現できる。
[適用例5]上記適用例に係る圧電振動片は、前記振動腕の面であって、前記薄膜圧電素子が形成された主面に対向する裏面に、前記薄膜圧電素子に対向するカウンタ膜が設けられていることが好ましい。また、他の態様では、前記振動腕の前記主面に対向する面に、前記薄膜圧電素子と平面視で重なるようにカウンタ膜が設けられていることを特徴とする。
なお、カウンタ膜としては、例えば、金属膜を用いることができる。また、上述の薄膜圧電素子に対向する薄膜圧電素子を設ける構造としてもよい。
振動腕の主面に薄膜圧電素子を設けることにより、振動腕に反りが発生することが考えられるが、裏面側にカウンタ膜を設けることにより、振動腕の反りを抑制することができる。また、裏面側にも薄膜圧電素子を設ける構成とし、主面側の薄膜圧電素子と逆位相の伸縮を行うようにすれば、反り防止効果と、振動効率を高めることができるという効果がある。
[適用例6]上記適用例に係る圧電振動片は、互いに隣り合う振動腕の間の前記基部に溝が設けられていることが好ましい。
このような構成にすれば、振動腕の間に溝を設けることにより、隣り合う薄膜圧電素子間に電界が発生することを防止し、隣り合う振動腕の共振振動への影響を抑制することができる。
[適用例7]上記適用例に係る圧電振動片は、前記n本の振動腕と前記基部との連結部近傍に厚さ方向の貫通孔、または/及び前記基部と前記支持部の間の両側側面に窪みが設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、各振動腕の捩れモーメントの総和を略0とすることと、さらに、上述した貫通孔または窪みを基部と支持部の間に設けることにより、漏れ振動が支持部まで伝達することを抑制することができ、高精度の圧電振動片を提供することができる。
[適用例8]上記適用例に係る圧電振動片は、前記振動体が水晶からなることが好ましい。
水晶は、周波数温度特性に優れており、振動体として水晶を用いることにより、周波数温度特性が優れた高精度の圧電振動片を実現できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施形態1に係る圧電振動片を示し、図2,3は実施形態2、図4は実施形態3、図5は実施形態4、図6は実施形態6、図7は実施形態7、図8は実施形態8、図9は実施形態9を示している。
なお、以下の説明で参照する図は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
(実施形態1)
図1は実施形態1に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A切断面を示す断面説明図、(c)は振動モードを示す説明図である。図1(a),(b)において、圧電振動片100は、直交するXY平面に展開され、図示しないパッケージ等の基台に固定される支持部12に連続する基部11と、基部11の1辺から互いに離間してX方向に並列されると共にY方向に互いに平行に延在される3本の振動腕13,14,15とを有する振動体10と、振動腕13,14,15のそれぞれの主面に設けられ励振信号が印加されることによりY方向に伸縮する薄膜圧電素子62,61,63と、が備えられて構成されている。
本実施形態では、振動体10は水晶からなり、X軸は電気軸、Y軸は機械軸、Z軸は光学軸を表す水晶Z板を例示している。但し、水晶のカット角は特に限定されず、振動腕13〜15が面外振動をするために最も振動効率の高い適正なカット角で切り出される。
振動体10は、薄膜圧電素子61〜63を含んで幅方向(X方向)の中央の中心軸P0に対して線対称形である。本実施形態の場合、振動体10の厚さ(Z方向の長さ)は一定である。従って、振動腕14,15の幅(幅w1で表される)は等しく、中心軸P0から振動腕14の中心軸P1までの距離と、中心軸P0から振動腕15の中心軸P2までの距離(共に距離L1で表される)は等しい。振動腕13の幅はw0、振動腕13〜15の実効長さは、長さL0で表される。また、振動腕14,15の幅w1は、中央の振動腕13の幅w0よりも縮小されている。
薄膜圧電素子62は、振動腕13の主面側から下部電極32、圧電薄膜52、上部電極42の順に積層形成されている。また、薄膜圧電素子61は、振動腕14の主面側から下部電極31、圧電薄膜51、上部電極41の順に積層形成され、薄膜圧電素子63は、振動腕15の主面側から下部電極33、圧電薄膜53、上部電極43の順に積層形成されている。
次に、図1(b)を参照して、各下部電極及び上部電極の接続構成について説明する。下部電極31,33及び上部電極42とが接続され第1電極群を構成し接続電極81に接続されている。また、下部電極32と上部電極41,43とが接続され第2電極群を構成し接続電極82に接続されている。
続いて、本実施形態の振動モードについて図1(b),(c)を参照して説明する。なお、本実施形態では、圧電薄膜51〜53の分極方向を共通にしている。第1電極群及び第2電極群それぞれに逆位相の電圧を印加すると、圧電薄膜52が縮小して中央の振動腕13が+Z方向に変位するとき(振動腕13´で表す)、両側の圧電薄膜51,53は伸張して振動腕14,15は−Z方向に変位する(振動腕14´,15´で表す)。従って、上述した電圧と逆相の電圧を印加すると、振動腕13は−Z方向に、振動腕14,15は+Z方向に変位する。こうして3本の振動腕のうちの隣り合う振動腕が互いに逆方向の面外振動を行う。
この際、中心軸P0と振動体10の厚さ(Z方向)中心との交点である中心点G0を中心として中心軸P0から振動腕14側では、振動腕14に反時計周りの捩れモーメント+M1が発生する。捩れモーメント+M1は、M1=ρhw101によって求められる。ここで、水晶の密度ρ、振動腕の厚さhとする。この際、ρhw10は振動腕14の質量であり、捩れモーメントM1は振動腕14の質量と振動腕の長さL0の積によって求められる。そして、振動腕13には、捩れモーメント+M1を抑制しようとする反力としての時計周りの捩れモーメント−M0が発生する。
また、中心軸P0から振動腕15側では、振動腕15には振動腕14と同様な計算式によって求められる時計周りの捩れモーメント−M1が発生し、振動腕13に、捩れモーメント−M1を抑制しようとする反力としての反時計周りの捩れモーメント+M0が発生する。
従って、振動腕14,15に発生する捩れモーメント±M1と反力として発生する捩れモーメント±M0の総和は0となる。振動体10の中心軸P0に対して発生する3本の振動腕13〜15それぞれの捩れモーメントの総和を略0とすることにより、捩れモーメントの影響による漏れ振動の発生を除去することができることから、薄型化及び高精度の圧電振動片を実現できる。
また、振動体10の基材として水晶を用いることにより、周波数温度特性が優れた高精度の圧電振動片100を実現できる。
なお、振動体10の基材としての材質は、水晶の他にSi、GaP4等を採用することができ、圧電薄膜51〜53の材質としては、ZnO(酸化亜鉛)、AlN(窒化アルミ)、PZT(チタン酸ジルコン酸塩)等を採用できるが、基材よりも電気結合係数が大きい材料を採用することがより好ましい。
(実施形態2)
次に、実施形態2について図面を参照して説明する。実施形態2では、振動腕を3本より多い奇数本とする場合を振動腕5本とした構成を例示している。
図2は、実施形態2に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は振動モードを示す説明図である。図2(a),(b)において、圧電振動片100は、支持部12に連続する基部11と、基部11の1辺から互いに離間してX方向に並列されると共にY方向に互いに平行に延在される5本の振動腕13〜17とを有する振動体10と、振動腕13〜17のそれぞれの主面に設けられ励振信号が印加されることによりY方向に伸縮する薄膜圧電素子61〜65と、が備えられ構成されている。
圧電振動片100は、薄膜圧電素子61〜65を含めて中心軸P0に対して線対称形である。そして、振動腕13には薄膜圧電素子61、振動腕14には薄膜圧電素子62、振動腕15には薄膜圧電素子63、振動腕16には薄膜圧電素子64、振動腕17には薄膜圧電素子65がそれぞれ設けられている。薄膜圧電素子61〜65はそれぞれ、下部電極と圧電薄膜と上部電極とから構成されており、これらの構成と接続構成は前述した実施形態1(図1(b)、参照)と同構成及び同じ考え方で接続されているため図示及び説明を省略する。
次に、本実施形態の振動腕13〜17の振動モードについて説明する。本実施形態においても各圧電薄膜は分極方向を同じにしている。従って、振動腕13が+Z方向に変位する(振動腕13´で表す)とき、隣り合う振動腕14,15は−Z方向に変位(振動腕14´,15´で表す)し、また、振動腕14,15の外側の振動腕16,17は+Z方向に変位する(振動腕16´,17´で表す)。
この際、振動腕14には中心点G0に対して反時計回りの捩れモーメント+M1が発生し、振動腕16には時計回りの捩れモーメント−M2が発生する。同様に、振動腕15には時計回りの捩れモーメント−M1が発生し、振動腕17には反時計周りの捩れモーメント+M2が発生する。振動腕14に発生する捩れモーメント+M1は、M1=ρhw101で表される。また、振動腕16に発生する捩れモーメント−M2の大きさは、M2=ρhw202で表わされる。なお、振動腕16の幅をw2、中心軸P0から振動腕16の中心軸P3までの距離をL2で表している。
ここで、本実施形態では、捩れモーメントの大きさをM1=M2(共に絶対値)となるように、振動腕14の幅w1と距離L1と、振動腕16の幅w2と距離L2とを設定している。圧電振動片100は、中心軸P0に対して線対称形であるため、振動腕15,17についても同じ関係となることから、発生方向を加味した捩れモーメント±M1と捩れモーメント±M2の総和は0となる。
この際、各振動腕の幅寸法の関係は、w0>w1>w2となるよう中心腕としての振動腕13(中心軸P0)から外側に向かって順次縮小されている。従って、各圧電薄膜の幅寸法においても薄膜圧電素子61から外側に向かって順次縮小されている。
なお、振動腕の数(薄膜圧電素子の数)を増やしても薄膜圧電素子の総容量C0は、振動腕の数ほど増加しないことを図面を参照して説明する。
図3は、振動腕の数(n)と総容量C0の増加について模式的に表すグラフである。このグラフで表すように、振動腕の数が増加するに従い、総容量C0は増加量(変化量)が減少していく。
従って、振動腕が3本から5本に増加させても捩れモーメントの大きさの総和を0に近づけるように振動腕14〜17の幅及びそれぞれの中心軸P0からの距離L1,L2を設定することにより、捩れモーメントの影響を除去し、高精度な圧電振動片を実現することができる。
また、本実施形態の構成は、振動腕の数を奇数本とし、且つ、5本以上にしても同様な効果を奏し、数が多ければ、微調整がしやすくなることが予測できる。さらに、中心軸から外側方向の振動腕の幅を順次縮小することにより、薄膜圧電素子の幅(平面積)も縮小される。従って、振動腕の数を5本以上に増加させても薄膜圧電素子の総容量C0の増加を抑えることができ、安定した共振振動を持続できるという効果がある。
(実施形態3)
続いて、実施形態3について図面を参照して説明する。実施形態3は、振動腕の数を3本以上の偶数本にしていることに特徴を有する。
図4は、実施形態3に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は振動モードを示す説明図である。図3(a),(b)において、圧電振動片100は、支持部12に連続する基部11と、基部11の1辺から互いに離間してX方向に並列されると共にY方向に互いに平行に延在される4本の振動腕18〜21とを有する振動体10と、振動腕18〜21のそれぞれの主面に設けられ励振信号が印加されることによりY方向に伸縮する薄膜圧電素子64〜67と、が備えられ構成されている。
圧電振動片100は、薄膜圧電素子64〜67を含めて中心軸P0に対して線対称形である。そして、振動腕18には薄膜圧電素子64、振動腕19には薄膜圧電素子65、振動腕20には薄膜圧電素子66、振動腕21には薄膜圧電素子67が設けられている。薄膜圧電素子64〜67はそれぞれ、下部電極と圧電薄膜と上部電極とから構成されており、これらの構成と接続構成は前述した実施形態1(図1(b)、参照)と同構成及び同じ考え方で接続され第1電極群と第2電極群とが構成されるため図示及び説明を省略する。
次に、本実施形態の振動腕18〜21の振動モードについて説明する。本実施形態においても各圧電薄膜は分極方向を同じにしている。従って、振動腕18が+Z方向に変位する(振動腕18´で表す)とき、隣り合う振動腕20は−Z方向に変位(振動腕20´で表す)し、振動腕19は−Z方向に変位する(振動腕19´で表す)。さらに、振動腕19の外側にて隣り合う振動腕21は、振動腕19とは逆方向の+Z方向に変位する(振動腕21´で表す)。
この際、振動腕18には中心点G0に対して時計回りの捩れモーメント−M3が発生し、振動腕19には時計回りの捩れモーメント−M4が発生する。同様に、振動腕20には反時計回りの捩れモーメント+M5が発生し、振動腕21には反時計周りの捩れモーメント+M6が発生する。振動腕18に発生する捩れモーメント−M3の大きさは、M3=ρhw001で表される(振動腕18の幅w0、中心点G0から振動腕18の中心軸P1までの距離L1とする)。また、振動腕20に発生する捩れモーメント+M5の大きさは、M5=ρhw102で表わされる(振動腕20の幅をw1、中心軸P0から振動腕20の中心軸P3までの距離をL2とする)。
ここで、本実施形態では、捩れモーメントの大きさをM3=M5(共に絶対値)となるように、振動腕18の幅w0と距離L1、振動腕20の幅w1と距離L2とを設定している。圧電振動片100は、中心軸P0に対して線対称形であるため、振動腕19,21についても同じ関係となることから、発生方向を加味した捩れモーメントM3〜M6の捩れモーメントの総和は0となる。
この際、各振動腕の幅寸法の関係は、w0>w1となるよう振動腕18〜21が設定されている。
(実施形態4)
続いて、振動腕を偶数本として前述した実施形態3よりも多く有する実施形態4について図面を参照して説明する。
図5は、実施形態4に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は振動モードを示す説明図である。図5(a),(b)において、圧電振動片100は、支持部12に連続する基部11と、基部11の1辺から互いに離間してX方向に並列されると共にY方向に互いに平行に延在される6本の振動腕18〜23とを有する振動体10と、振動腕18〜23のそれぞれの主面に設けられ励振信号が印加されることによりY方向に伸縮する薄膜圧電素子64〜69と、が備えられ構成されている。
圧電振動片100は、薄膜圧電素子64〜69を含めて中心軸P0に対して線対称形である。そして、振動腕18には薄膜圧電素子64、振動腕19には薄膜圧電素子65、振動腕20には薄膜圧電素子66、振動腕21には薄膜圧電素子67、振動腕22には薄膜圧電素子68、振動腕23には薄膜圧電素子69が設けられている。薄膜圧電素子64〜69はそれぞれ、下部電極と圧電薄膜と上部電極とから構成されており、これらの構成と接続構成は前述した実施形態1(図1(b)、参照)と同構成及び同じ考え方で接続され第1電極群と第2電極群とが構成されるため図示及び説明を省略する。
次に、本実施形態の振動腕18〜23の振動モードについて説明する。本実施形態においても各圧電薄膜は分極方向を同じにしている。従って、振動腕18が+Z方向に変位する(振動腕18´で表す)とき、隣り合う振動腕20は−Z方向に変位(振動腕20´で表す)し、さらに、振動腕20の外側の振動腕20と隣り合う振動腕22は、振動腕20とは逆方向の+Z方向に変位する(振動腕22´で表す)。
一方、振動腕18と隣り合う振動腕19は、振動腕18とは逆方向の−Z方向に変位し(振動腕19´で表す)、隣り合う振動腕21は+Z方向に変位し(振動腕21´で表す)、さらに、振動腕21の外側の振動腕21と隣り合う振動腕23は、振動腕21とは逆方向の−Z方向に変位する(振動腕23´で表す)。
この際、振動腕18には中心点G0に対して時計回りの捩れモーメント−M3が発生し、振動腕19には時計回りの捩れモーメント−M4が発生する。同様に、振動腕20には反時計回りの捩れモーメント+M5が発生し、振動腕21には反時計周りの捩れモーメント+M6が発生する。また、振動腕22には時計回りの捩れモーメント−M7が発生し、振動腕23には時計周りの捩れモーメント−M8が発生する。
振動腕18に発生する捩れモーメント−M3の大きさは、M3=ρhw001で表わされる(振動腕18の幅w0、中心点G0から振動腕18の中心軸P1までの距離L1とする)。また、振動腕20に発生する捩れモーメント+M5の大きさは、M5=ρhw102で表される(振動腕20の幅をw1、中心軸P0から振動腕20の中心軸P3までの距離をL2とする)。また、振動腕22に発生する捩れモーメント−M7の大きさは、M7=ρhw203で表わされる(振動腕22の幅をw2、中心軸P0から振動腕22の中心軸P5までの距離をL3とする)。
一方、振動腕19,21,23は、中心点G0に対して振動腕18,20,22と線対称形をしている。従って、捩れモーメントの大きさ(絶対値)は、M3+M7=M5、M4+M8=M6の関係となるように、振動腕の幅w0,w1,w2及び中心軸P0からの距離L1,L2,L3を設定する。圧電振動片100は、中心軸P0に対して線対称形であるため、捩れモーメントの発生方向を加味した捩れモーメントM3〜M8の総和は0となる。
この際、各振動腕の幅寸法の関係は、w0>w1>w2となるよう振動腕18〜23が設定される。
従って、実施形態3及び実施形態4では、振動腕が偶数本であって、且つ6本以上にしても同様な効果を奏し、数が多ければ、微調整がしやすくなることが予測できる。さらに、中心軸P0から外側方向の振動腕の幅を順次縮小することにより、薄膜圧電素子の幅(平面積)も縮小される。従って、振動腕の数を6本以上に増加させても薄膜圧電素子の総容量C0の増加を抑えることができ、安定した共振振動を持続することができるという効果がある。
(実施形態5)
続いて、実施形態5に係る圧電振動片について説明する。なお、図示は省略する。前述した実施形態1〜実施形態4が捩れモーメントの除去手段として各振動腕の幅と中心軸P0からの距離の設定により行う構成に対し、本実施形態は、各振動腕の厚さで調整することを特徴とする。振動腕の厚さ調整においては、振動腕の全体厚さを変更する構成と、振動腕の部分厚さを調整する方法がある。
前述したように、中心点G0に対する捩れモーメントの大きさは、振動腕の質量と、中心点G0(または、中心軸P0)から振動腕の中心軸までの距離との積によって決定される。従って、振動腕の厚さにより質量を調整することにより捩れモーメントの大きさを調整し、圧電振動片の捩れモーメントの総和を0に近づけることにより、捩れモーメントの影響を最小に抑制することができる。
また、本実施形態では、振動腕の部分厚さを変更する構成としてもよい。例えば、振動腕には主面(表面)に薄膜圧電素子を設け、裏面側に、薄膜圧電素子に対向する位置に窪みを設け部分的に厚さを薄くする。窪みの大きさ(面積と深さ)及び位置は、各振動腕の捩れモーメントの総和が0となるように設定するが、窪みの位置は、各振動腕の最大応力発生位置に設けることが効果的である。
なお、各振動腕の厚さは、中心軸P0から外側方向に順次縮小するが、面外振動における各振動腕の共振周波数を一致させるために、振動腕の長さまたは幅も合わせて調整することが好ましい。
(実施形態6)
次に、実施形態6に係る圧電振動片について図面を参照して説明する。実施形態6は、振動腕の主面に窪みを形成し、その窪みの内部に薄膜圧電素子を設けていることに特徴を有する。振動腕15を代表例示して説明する。
図6は、実施形態6に係る圧電振動片を示す側面図である。図6において、振動腕15の主面には窪み72が形成され、この窪み72内に下部電極と圧電薄膜と上部電極からなる薄膜圧電素子63が設けられている。
図6では、窪み72の深さは、薄膜圧電素子63の表面が振動腕15の表面から僅かに突出する形状を例示しているが、薄膜圧電素子63が振動腕15の表面から突出しない深さにすることがより好ましい。
このような構成にすれば、圧電振動片100のより一層の薄型化を実現できる。
(実施形態7)
続いて、実施形態7に係る圧電振動片について図面を参照して説明する。実施形態7は、振動腕の裏面にカウンタ膜を設けていることに特徴を有する。
図7は、実施形態7に係る圧電振動片を示す側面図である。振動腕15を代表例示して説明する。振動腕15の主面(表面)には、薄膜圧電素子63が設けられている。そして、裏面側にはカウンタ膜71が設けられている。
カウンタ膜71は、薄膜圧電素子63と対向して設けられ、薄膜より形成されている。カウンタ膜71の材料は特に限定されず、金属膜、樹脂膜、セラミック膜、シリコン膜等から選択できる。
振動腕15の主面に薄膜圧電素子63を設けることにより、振動腕15に反りが発生することが考えられるが、裏面側にカウンタ膜71を設けることにより、振動腕の反りを抑制することができる。従って、カウンタ膜71の材質は、上述した材料群のうちで、薄膜圧電素子63と膨張率が近い材料とすることがより望ましい。
なお、カウンタ膜として薄膜圧電素子を用いる構成としてもよい。この構成では、振動腕の裏面側に、主面に設けられる薄膜圧電素子と対になる薄膜圧電素子が設けられる。表裏両面に薄膜圧電素子を設けることにより、振動腕の反りを防止すると共に、裏面側の薄膜圧電素子を主面側の薄膜圧電素子と逆位相となる伸縮を行うように各下部電極及び上部電極を接続すれば、一層、振動効率を高めることができるという効果がある。
振動腕の表裏両面に薄膜圧電素子を設ける構成では、前述した実施形態6(図6、参照)と同様に、振動腕の表裏両面に窪みを形成し、この窪み内に薄膜圧電素子を設ける構成にすれば、厚さを増加せずに高精度の圧電振動片を提供できる。
(実施形態8)
続いて、実施形態8に係る圧電振動片について図面を参照して説明する。実施形態8は、振動腕の連結部(基部)に、互いに隣り合う振動腕の間に溝が設けられていることを特徴とする。
図8は、実施形態8に係る圧電振動片を示す部分平面図である。実施形態1で示した振動腕が3本の場合(図1(a)も参照)を例示して説明する。図8において、振動腕13と振動腕14の間には溝73、振動腕13と振動腕15の間には溝74がそれぞれ設けられている。
溝73,74は、振動腕13〜15が基部11において連結される位置に設けられており、薄膜圧電素子61〜63の端部位置よりも支持部12側に近い位置の範囲に形成されている。
隣り合う各振動腕は、互いに逆位相となる面外振動を行うため、隣り合う下部電極には逆位相の電圧が印加される。従って、溝73,74を設けることにより、隣り合う下部電極間に電界が発生することを防止し、隣り合う振動腕の共振振動への影響を抑制することができる。
また、振動腕13〜15は、面外振動を行うことから、溝73,74を設けることにより、各振動腕間の漏れ振動の伝達を抑制し、高精度の圧電振動片を提供できる。
(実施形態9)
続いて、実施形態9に係る圧電振動片について図面を参照して説明する。実施形態9は、前述した実施形態1〜実施形態8の構成に加え、さらに基部または基部と支持部の間に漏れ振動を抑制するための貫通孔または窪みを設けていることに特徴を有する。実施形態1(図1(a)、参照)に記載の圧電振動片を例示して説明する。
図9は、実施形態9に係る圧電振動片を示す部分平面図である。図9において、振動腕13〜15と基部11との連結部近傍に厚さ方向に貫通する貫通孔11aと、基部11と支持部12との間の両側側面に窪み12aが設けられている。
なお、貫通孔11aと窪み12aとは、いずれか一方を設ける構成としてもよく、図9に示すように両方設ける構造としてもよい。
前述した実施形態1〜実施形態8で記載したように各振動腕の捩れモーメントの総和を略0とすることに加え、さらに、貫通孔11a、窪み12aを設けることにより、漏れ振動が支持部まで伝達することを抑制することができ、より一層高精度の圧電振動片を提供することができる。
実施形態1に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A切断面を示す断面説明図、(c)は振動モードを示す説明図。 実施形態2に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は振動モードを示す説明図。 振動腕の数(n)と総容量C0の増加について模式的に表すグラフ。 実施形態3に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は振動モードを示す説明図。 実施形態4に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は振動モードを示す説明図。 実施形態6に係る圧電振動片を示す側面図。 実施形態7に係る圧電振動片を示す側面図。 実施形態8に係る圧電振動片を示す部分平面図。 実施形態9に係る圧電振動片を示す部分平面図。
符号の説明
10…振動体、11…基部、12…支持部、13〜15…振動腕、61〜63…薄膜圧電素子、100…圧電振動片。

Claims (6)

  1. 基部と、
    前記基部の一端から互いに離間して第1方向に並列されると共に前記第1方向に直交する方向に延在されるn(n3)本の振動腕と、を有する振動体と、
    前記振動腕それぞれの主面に、励振信号が印加されることにより伸縮する薄膜圧電素子備えられ、
    前記振動腕は、前記第1方向と前記第2方向とを含む平面に対し法線方向に振動し、且つ、前記n本の振動腕のうち隣り合う振動腕は、互いに逆方向に振動し
    前記振動体の前記第1方向の中心軸に対して発生する前記n本の振動腕の捩れモーメントの総和がであることを特徴とする圧電振動片。
  2. 請求項1に記載の圧電振動片において、
    前記第1方向の両端に配置された前記振動腕の幅は、内側に配置された前記振動腕の幅よりも縮小されていることを特徴とする圧電振動片。
  3. 請求項1または請求項2に記載の圧電振動片において、
    前記第1方向の両端に配置された前記振動腕の厚さは、内側に配置された前記振動腕の厚さよりも縮小されていることを特徴とする圧電振動片。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の圧電振動片において、
    前記振動腕の少なくとも一本の主面には窪みが設けられ、
    前記窪みの内部に前記薄膜圧電素子が設けられていることを特徴とする圧電振動片。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の圧電振動片において、
    前記振動腕の前記主面に対向するに、前記薄膜圧電素子と平面視で重なるようにカウンタ膜が設けられていることを特徴とする圧電振動片。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の圧電振動片において、
    互いに隣り合う振動腕の間の前記基部に溝が設けられていることを特徴とする圧電振動片。
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