JP5068156B2 - 半導体素子の微細パターン形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子の製造技術に関し、特に、半導体素子の微細パターン形成方法に関する。
半導体素子の高集積化に伴い、パターンの微細化が要求されている。しかし、現在までに開発されている露光装置の解像度の限界により、40nm以下の微細パターンを有する素子を実現することは困難であるのが実情である。
このような問題を解決するため、近年、2回のフォトリソグラフィ工程により微細パターンを形成する二重パターニング(double patterning)法が提案されている。以下、図1A〜図1Dを参照して、二重パターニング法をより詳細に説明する。
図1A〜図1Dは、従来の技術に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、形成過程の各段階における素子の構造を示す断面図である。
図1Aは、第1フォトレジストパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。図1Aに示すように、被エッチング層10上に、第1ハードマスクパターン用層11及び第2ハードマスクパターン用層12を順に形成する。
次いで、第2ハードマスクパターン用層12上に第1フォトレジストを塗布した後、露光及び現像を行い、第1フォトレジストの層をパターニングすることにより、第1フォトレジストパターン13を形成する。ここで、第1フォトレジストパターン13は、露光限界レベルの線幅に形成することができる。
図1Bは、第2ハードマスクパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。第1フォトレジストパターン13をエッチングバリアとして、第2ハードマスクパターン用層12をエッチングすることにより、図1Bに示すように、第2ハードマスクパターン12Aを形成する。ここで、第1フォトレジストパターン13は、第2ハードマスクパターン12Aの形成過程で除去されるか、又は後続の工程で除去される。
図1Cは、第2フォトレジストパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。第2ハードマスクパターン12A及び第1ハードマスクパターン用層11を含む全面に第2フォトレジストを塗布した後、露光及び現像を行い、第2フォトレジストの層をパターニングすることにより、図1Cに示すように、第2フォトレジストパターン14を形成する。第2フォトレジストパターン14も第1フォトレジストパターン13と同様に、露光限界レベルの線幅に形成することができる。
図1Dは、第1ハードマスクパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。第2ハードマスクパターン12A及び第2フォトレジストパターン14をエッチングバリアとして、第1ハードマスクパターン用層11をエッチングすることにより、図1Dに示すように、第1ハードマスクパターン11Aを形成する。ここで、第2ハードマスクパターン12A及び第2フォトレジストパターン14は、第1ハードマスクパターン11Aの形成過程で除去されるか、又は後続の工程で除去される。
次いで、図示していないが、第1ハードマスクパターン11Aをエッチングバリアとして、被エッチング層10をエッチングすることにより、被エッチングパターンを形成する。
このように、2回のフォトリソグラフィ工程を用いて被エッチングパターンを形成するため、露光装置に限界があるにもかかわらず、その限界よりも微細な線幅を有する被エッチングパターンを形成することができる。
しかしながら、このような二重パターニング法には、次のような問題がある。
被エッチングパターンの線幅の均一性を確保するためには、第1フォトレジストパターン13と第2フォトレジストパターン14とのオーバーレイ精度を確保しなければならない。これは、第2フォトレジストパターン14が、第1フォトレジストパターン13間のスペースをほぼ等しく二分する位置に形成されなければならないことを意味する。しかし、現在の露光装置では、これらの位置の正確な制御が難しいという問題がある。
また、2回のフォトリソグラフィ工程を行うことは、製造コストの上昇を招くという問題がある。
本発明は、上記従来の技術における問題を解決するためになされたものであって、その目的は、1回のフォトリソグラフィ工程だけで、二重パターニング法と同程度の微細パターンを実現することができ、パターンの線幅の均一性の確保及び製造コスト節減を可能とする半導体素子の微細パターン形成方法を提供することにある。
記の目的を達成するための本発明に係る半導体素子の微細パターン形成方法は、被エッチング層上に、ハードマスクパターン用層、エッチング停止膜及び犠牲膜を順に形成するステップと、該犠牲膜上にフォトレジストパターンを形成するステップと、該フォトレジストパターンをエッチングバリアとして、前記犠牲膜をエッチングすることにより、犠牲膜パターンを形成するステップと、該犠牲膜パターンの両側壁にスペーサを形成するステップと、前記スペーサ形成後の全面に、前記スペーサの形成時に前記エッチング停止膜がアタックされて発生したエッチング消失部の深さに相当する厚さを有し、かつ、前記エッチング停止膜と同じ物質からなる第1物質膜を形成するステップと、該第1物質膜上に、前記犠牲膜パターンを覆う厚さを有し、かつ、前記犠牲膜パターンと同じ物質からなる第2物質膜を形成するステップと、前記犠牲膜パターンが露出するまで、平坦化処理を行うステップと、前記犠牲膜パターン及び前記第2物質膜を除去するステップと、前記スペーサをエッチングバリアとして、前記エッチング停止膜、前記ハードマスクパターン用層、及び前記被エッチング層を順にエッチングすることにより、微細な線幅を有する被エッチングパターンを形成するステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係る半導体素子の微細パターン形成方法は、1回のフォトリソグラフィ工程だけでも、二重パターニング法と同程度の微細パターンを実現することができ、パターンの線幅の均一性の確保及び製造コストの節減が可能である。
以下、添付された図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法をより詳細に説明する。
図2A〜図2Fは、本発明の第1の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、形成過程の各段階における素子の構造を示す断面図である。
図2Aは、犠牲膜上にフォトレジストパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。図2Aに示すように、被エッチング層20上にハードマスクパターン用層(第1ハードマスクパターン用層)21を形成する。このハードマスクパターン用層21は、後続の被エッチング層20のエッチング時に、エッチングバリアとしての役割を果たすものであって、必要に応じて省略可能である。
次いで、ハードマスクパターン用層21上にエッチング停止膜22を形成する。エッチング停止膜22は、窒化物又は酸窒化珪素(SiON)で形成することが好ましい。このエッチング停止膜22は、後続の犠牲膜を形成するためのエッチング時、及び/又は後続のスペーサを形成するためのエッチング時に、エッチングを停止するターゲットになる膜である。さらに、後続のハードマスクパターン用層21のエッチング時には、エッチングバリアとして機能する。
その後、エッチング停止膜22上に犠牲膜23を形成する。このとき、犠牲膜23は、その下層、すなわち、エッチング停止膜22のエッチング時におけるエッチングマージンを確保することができる程度の厚さに形成する。例えば、犠牲膜23は、500Å〜2000Åの範囲の厚さに形成することが好ましい。また、犠牲膜23は、後続の工程で除去しなければならないため、湿式法又は乾式法により容易に除去することができる物質からなることが好ましい。例えば、犠牲膜23は、湿式法により容易に除去することができるTEOS、HARP、SOD若しくはSOG、又は乾式法により容易に除去することができるポリシリコン若しくは非晶質炭素により形成することが好ましい。
次いで、犠牲膜23上にフォトレジストを塗布した後、露光及び現像を行い、フォトレジストパターン24を形成する。このフォトレジストパターン24のライン/スペース比は、1:2.5〜1:3.5の範囲であることが好ましい。図示していないが、フォトレジストパターン24の下には、反射防止膜(図示せず)を介在させてもよい。
図2Bは、フォトレジストパターンをエッチングバリアとして、犠牲膜パターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。フォトレジストパターン24をエッチングバリアとして犠牲膜23をエッチングすることにより、図2Bに示すように、犠牲膜パターン23Aを形成する。このとき、図示していないが、フォトレジストパターン24と犠牲膜23との間に、もう1つのハードマスクパターン(第2ハードマスクパターン)を介在させ、犠牲膜23のエッチングを行うこともできる。これは、フォトレジストパターン24をエッチングバリアとする犠牲膜23のエッチング時に発生する可能性がある犠牲膜パターン23Aの変形など、パターン不良の発生を防止するためである。
図2Cは、犠牲膜パターンの側壁にスペーサを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。フォトレジストパターン24を除去した後、犠牲膜パターン23Aを含む全面にスペーサ用膜を形成し、このスペーサ用膜のエッチング(スペーサエッチング)を行うことにより、図2Cに示すように、犠牲膜パターン23Aの両側壁にスペーサ25を形成する。
このスペーサ25は、後続の被エッチングパターンを形成するためのエッチング時に、エッチングバリアとしての役割を果たすものであるため、被エッチングパターンの線幅が均一になるように、スペーサ25の側面が被エッチング層に対してほぼ垂直で、かつ、スペーサ25の幅を一定に形成することが好ましい。したがって、スペーサ用膜には、ステップカバレッジが比較的高い、例えば、ステップカバレッジ0.9以上の物質を用いることが好ましい。また、スペーサ用膜は、ステップカバレッジ特性に優れた方法、例えば、ALD(Atomic Layer Deposition)法によって形成することが好ましい。
さらに、スペーサエッチングは、スペーサ用膜の下のエッチング停止膜22に対するアタックをできるだけ防止するため、エッチング停止膜22に比べスペーサ用膜に対するエッチング選択比が高いエッチングガスを用いて行うことが好ましい。
図2Dは、犠牲膜パターンを除去した段階における素子の構造を示す断面図である。図2Dに示すように、湿式法又は乾式法によって犠牲膜パターン23Aを除去する。特に、犠牲膜パターン23Aの除去は、その下のエッチング停止膜22に比べて犠牲膜パターン23A対するエッチング選択比が高い条件下で行うことが好ましい。例えば、犠牲膜パターン23AがTEOS、HARP、SOD又はSOGからなり、エッチング停止膜22が窒化物からなる場合、HF(フッ酸)又はBOE(Buffered Oxide Etchant)を用いる湿式法によって犠牲膜パターン23Aを除去することができる。また、犠牲膜パターン23Aが非晶質炭素からなる場合、N/O混合ガスを用いる乾式法によって犠牲膜パターン23Aを除去することができ、犠牲膜パターン23Aがポリシリコンからなる場合は、HBrガスを用いる乾式法によって犠牲膜パターン23Aを除去することができる。
図2Eは、エッチング停止膜パターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。スペーサ25をエッチングバリアとしてエッチング停止膜22のエッチングを行うことにより、図2Eに示すように、エッチング停止膜パターン22Aを形成する。
図2Fは、ハードマスクパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。少なくともエッチング停止膜パターン22Aをエッチングバリアとしてハードマスクパターン用層(第1ハードマスクパターン用層)21をエッチングすることにより、図2Fに示すように、ハードマスクパターン(第1ハードマスクパターン)21Aを形成する。
次いで、図示していないが、少なくともハードマスクパターン21Aをエッチングバリアとして被エッチング層20をエッチングすることにより、微細な線幅を有する被エッチングパターンを形成することができる。
このように、犠牲膜パターン23Aの両側壁に自己整合されたスペーサ25を用いて被エッチングパターンを形成することができるため、1回のフォトリソグラフィ工程により、微細な線幅を有する被エッチングパターンの形成が可能である。したがって、従来の二重パターニング法におけるオーバーレイに関する問題及び製造コスト上昇に関する問題を解決することができる。
図3A〜図3Cは、本発明の第2の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、形成過程の各段階における素子の構造を示す断面図である。第2の実施の形態に係る方法は、上述した第1の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法をさらに改善したものであって、特に、図2Cから図2Eまでに行われるステップ、すなわち、図2Dに示したステップに代わるステップに関する。以下、これらの図において同一又は類似の部分は、同じ符号を使用するものとする。
図2Cに示した段階で、犠牲膜パターン23Aの両側壁にスペーサ25が形成される。このスペーサ25を形成するためのスペーサエッチング時には、エッチング停止膜22がアタックされることをできるだけ防止するため、エッチング停止膜22に比べて犠牲膜に対するエッチング選択比が高いエッチングガスを用いることが好ましいことは、すでに説明した。しかし、実質的にこのような条件下でスペーサエッチングを行っても、エッチング停止膜22がアタックされ、ある程度の深さのエッチング消失部が発生する(図2Cに示した「A」部参照)。
したがって、図2Dに示したように、犠牲膜パターン23Aを除去した段階では、犠牲膜パターン23Aが存在した箇所「B」におけるエッチング停止膜22と、スペーサエッチング時にアタックされた箇所「A」におけるエッチング停止膜22との間には段差が発生する。エッチング停止膜22に、このような段差がある場合には、エッチング停止膜22のエッチングによってエッチング停止膜パターン22Aを形成する際に、エッチング停止膜パターン22Aの線幅を一定に調整することが難しくなるため、被エッチングパターンの線幅の均一性を確保することに支障を来すことがある。そのような問題を解決するためには、図2Cに示したステップと、図2Eに示したステップとの間で、次の図3A〜図3Cを参照して説明するステップを、さらに行うことが好ましい。
図3Aは、図2Cに示した段階の後、全面に第1物質膜及び第2物質膜を形成した段階における素子の構造を示す断面図である。スペーサエッチングによりエッチング停止膜22には、アタックされて消失した箇所「A」が発生する。その全面に、図3Aに示すように、エッチング停止膜22がアタックされて発生した消失部の深さに相当する厚さだけ、エッチング停止膜22と同じ物質、例えば、窒化膜からなる第1物質膜31を形成する。
次いで、第1物質膜31上に犠牲膜パターン23A及びスペーサ25を十分に覆う厚さ、例えば、500Å〜2000Åの範囲の厚さで、犠牲膜パターン23Aと同じ物質からなる第2物質膜32を形成する。
図3Bは、第1物質膜及び第2物質膜の平坦化処理を行った段階における素子の構造を示す断面図である。図3Bに示すように、犠牲膜パターン23Aが露出するまで、CMPなどの方法によって平坦化処理を行う。
図3Cは、犠牲膜パターンを除去した段階における素子の構造を示す断面図である。上記平坦化処理によって露出した犠牲膜パターン23Aを、図3Cに示すように除去する。このとき、犠牲膜パターン23Aは、図2Dに関して説明した方法と同じ方法によって除去することができる。犠牲膜パターン23Aの除去時に、犠牲膜パターン23Aと同じ物質からなる第2物質膜32も併せて除去される。
その後のステップは、図2E及び図2Fを参照して説明したとおりである。
このように、図3A〜図3Cを参照して説明したステップにより、エッチング停止膜22がアタックされることによって生じた消失部が、第1物質膜31により埋め込まれ、その後、犠牲膜パターン23A及び第2物質膜32が同時に除去されるため、エッチング停止膜22に段差が発生することを防止することができる。
本発明に係る半導体素子の微細パターン形成方法は、1回のフォトリソグラフィ工程だけでも、二重パターニング法と同程度の微細パターンを実現することができ、パターンの線幅の均一性の確保及び製造コストの節減が可能である。
以上、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
従来技術に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、第1フォトレジストパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 従来技術に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、第2ハードマスクパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 従来技術に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、第2フォトレジストパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 従来技術に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、第1ハードマスクパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、犠牲膜上にフォトレジストパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施形の態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、フォトレジストパターンをエッチングバリアとして、犠牲膜パターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、犠牲膜パターンの側壁にスペーサを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、犠牲膜パターンを除去した段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、エッチング停止膜パターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、ハードマスクパターンを形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、図2Cに示した段階の後、全面に第1物質膜及び第2物質膜を形成した段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、第1物質膜及び第2物質膜の平坦化処理を行った段階における素子の構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体素子の微細パターン形成方法を説明するための図であり、犠牲膜パターンを除去した段階における素子の構造を示す断面図である。
符号の説明
20 被エッチング層
21 ハードマスクパターン用層
22 エッチング停止膜
23 犠牲膜
24 フォトレジストパターン
25 スペーサ

Claims (2)

  1. 被エッチング層上に、ハードマスクパターン用層、エッチング停止膜及び犠牲膜を順に形成するステップと、
    該犠牲膜上にフォトレジストパターンを形成するステップと、
    該フォトレジストパターンをエッチングバリアとして、前記犠牲膜をエッチングすることにより、犠牲膜パターンを形成するステップと、
    該犠牲膜パターンの両側壁にスペーサを形成するステップと、
    前記スペーサ形成後の全面に、前記スペーサの形成時に前記エッチング停止膜がアタックされて発生したエッチング消失部の深さに相当する厚さを有し、かつ、前記エッチング停止膜と同じ物質からなる第1物質膜を形成するステップと、
    該第1物質膜上に、前記犠牲膜パターンを覆う厚さを有し、かつ、前記犠牲膜パターンと同じ物質からなる第2物質膜を形成するステップと、
    前記犠牲膜パターンが露出するまで、平坦化処理を行うステップと、
    前記犠牲膜パターン及び前記第2物質膜を除去するステップと、
    前記スペーサをエッチングバリアとして、前記エッチング停止膜、前記ハードマスクパターン用層、及び前記被エッチング層を順にエッチングすることにより、微細な線幅を有する被エッチングパターンを形成するステップと
    を含むことを特徴とする半導体素子の微細パターン形成方法。
  2. 前記平坦化処理を、CMP法によって行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の微細パターン形成方法。
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