JP5057561B2 - 限界荷重付き回転軸構造 - Google Patents

限界荷重付き回転軸構造 Download PDF

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Description

本発明は、操作部材又は負荷取付部材が所定荷重内の荷重であれば、固定部材に対してロックされているが、所定荷重、すなわち、限界荷重以上の荷重が働くと、操作部材のロックが解かれて動作する限界荷重付き回転軸構造に関するものであり、このロック機構に関するものである。
この構造として、第一軸(固定軸)と第二軸(回転軸)とを設けてこれらにコイルスプリングを巻き掛けたものがあり、操作ノブやダイアルの回動軸、椅子や蓋の回動軸等に種々の名称で使用されている(特許文献1及び2)。これらは操作するときに適度の抵抗力(限界荷重を超える操作力を要する)を働かせたロック機構を持ち、重量感のある操作を求めた限界荷重付き回転軸構造である。また、自動車のアームレスト等には上方には上がっても下方には下がらない角度調整機構が採用されているが(特許文献3)、これは、通常の荷重はロックして支えるロック機構を持つもので、過度の力が掛かったときには下方に滑って部材破損を防ぎ、安全を確保する限界荷重付き回転軸構造となっている。
以上の先行例に共通しているのは、抵抗、すなわちロック荷重は、回転軸に巻き掛けるコイルスプリングの巻径の内周を回転軸等の外径よりも小さくすることで生ずる縮径力と、回転軸をコイルスプリングを締め付ける方向に回転させることで生ずるコイルスプリングの巻締力とによる軸とコイルスプリングの摩擦抵抗力(摩擦力)である。したがって、このロック荷重を上げるには、最も重要なコイルスプリングの巻径の内径と回転軸の外径(径差)、コイルスプリングの線材の材質と直径、巻数等の増大で行う以外には方法がない。しかし、最も大きなウェイトを占める径差については、コイルの疲労寿命等から限界があって縮径力も限られる。よって、所謂、サイズアップが必要になるが、スペース等の問題でそれができないような場合には、設計を根本からやり直さなければならないといったことがある。
実開平05−003561号公報 特開平09−165967号公報 特開2003−299547号公報
本発明は、このような課題を解決するものであり、大したサイズアップなしにロック荷重(限界荷重)を引き上げることができるようにしたものである。換言すれば、今のロック荷重の性能であれば、反対にサイズダウンができるようにしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、回転不能な第一軸と、第一軸に芯ずれ可能に突き合わされ又は嵌合されて負荷を受け持って回転可能な第二軸と、第一軸と第二軸とにまたがって嵌合される第一軸及び第二軸よりも径が小さい径差を有するコイルスプリングとからなり、第二軸をコイルバネを締め付ける方向に回転させることでコイルバネとの摩擦力を増大させて所定の限界荷重を超えたときに回転できる限界荷重付き回転軸構造において、第一軸と第二軸を芯ずれ範囲よりも小さい隙間を有してケースに収容し、第二軸を回転させるときの第一軸との芯ずれにより、ケースがコイルバネに押圧してその押付力を上記摩擦力に付加させて限界荷重を増すことを特徴とする限界荷重付き回転軸構造を提供したものである。
また、本発明は、以上の回転軸構造において、請求項2に記載した、第一軸とケースとが一体化され、第二軸はケースに挿入されて第一軸と同芯に配置されるものであり、第一軸と第二軸との間に芯ずれが起こっても両軸を同芯に保つスライダを設けた手段、請求項3に記載した、第一軸と第二軸との径が芯ずれ範囲内で違っている手段、請求項4に記載した、ケースが第一軸又は第二軸に固定され、若しくはフリーである手段、請求項5に記載した、コイルスプリングの一端が第一軸又は第二軸に連結されている手段を提供したものである。
請求項1の手段によると、両軸に巻き掛けたコイルスプリングの摩擦力にケースでコイルスプリングに外力を加えて軸に押し付ける押付力が加わることで、コイルスプリングと第二軸との摩擦力が高まり、その結果、ロック荷重が増大する。したがって、ロック荷重の増大の要請があったときにも、サイズアップは必要ないし、反対に、現在のロック荷重であれば、サイズダウンができるものとなる。この場合、押付力は、第二軸に掛ける荷重に比例して増大するから合理的でもある。なお、コイルスプリングを押し付ける部分のケースは全周である必要はなく、芯ずれに対応した限られた角度範囲であってもよい。
請求項2及び3の手段によれば、第二軸と第一軸が芯ずれを起こしても両軸を同芯に配置できるし、請求項3及び4の手段によれば、設計の自由度が増す。請求項5の手段によれば、コイルスプリングの長さを短くできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明の縦断面図、図2は横断面図であるが、本発明を構成する要素は、第一軸1と第二軸2及びこれらに巻き掛けられるコイルスプリング3とこれらが収容されるケース4とからなる。これにおいて、第二軸2とは負荷を受け持つ可動部材であり、第一軸1とは第二軸2をコイルスプリング3で保持している固定部材のことであり、いずれも軸に限られるものではない。また、第一軸1と第二軸2とは同じ径である必要はないし、コイルスプリング3は、これら第一軸1と第二軸2双方に跨がって巻き掛けられる(第一軸1と第二軸2とで径が異なる場合には、コイルスプリング3の巻径もそれに対応させてある)。
このとき、当然にコイルスプリング3の巻径の内径は第一軸1、第二軸2の外径よりは小さく設定されている(これを上記したように径差という)。したがって、コイルスプリング3を両軸1、2に巻き掛けると、径差に基づいて巻径が膨張させられる反動でコイルスプリング3には縮径力が働き、両軸1、2との間に摩擦力が発生し、これがロック荷重となる。ところで、このとき、第二軸2をコイルスプリング3の締付け方向に回転させると、コイルスプリング3はその摩擦力で更に両軸1、2を締め付ける巻締力が発生し、この巻締力と縮径力によって摩擦力を一層高めることになる。このため、摩擦力を超える荷重を第二軸2に加えない限り第二軸2は回転しないことになるが、この摩擦力をロック荷重(限界荷重)と称し、第二軸2を回転させるには、このロック荷重を超える荷重を加えなければならないのである。
本発明は、コイルスプリング3を外力によって両軸1、2に押し付けるという従来にはない発想を加えた点が特徴である。これにより、コイルスプリング3の寿命から限界のある径差に基づく縮径力による摩擦力の倍増に匹敵する摩擦力が得られたのである。本発明のもう一つの特徴は、第一軸1と第二軸2とが芯ずれ可能に配される点である。芯ずれの具体的な構造としては、第一軸1と第二軸2とを径方向に偏位可能に独立させてその端面同士を突き合わせたもの、互いを芯ずれ可能に嵌合したもの等、種々のものがある。第一軸1と第二軸2とを芯ずれ可能に配したことにより、縮径力を持たせて巻かれたコイルスプリング3が締まる方向に回転させられようとしたときに生ずる巻締力により、芯ずれ境界点において、コイルスプリング3の線材に引張力が生じ、これによって両軸1、2は芯ずれを起こす。
加えて、本発明では、第一軸1と第二軸2とが相互に芯ずれを起したとき、コイルスプリング3はケース4の内周に当たるようにしてある。具体的には、芯ずれの量の最大(以下、偏差Sという)は、コイルスプリング3の外周とケース4の内周との隙間tよりも大きく設定してあることである(S>t)。コイルスプリング3がケース4の内周に当たれば、回転させようとして加える力に比例した押付力が発生する。これにより、縮径力の増強と同じ効果が生じ、押付力による摩擦力の増強が付加されてトータルとしてのロック荷重が増大する。なお、増強される摩擦力は、回転させようとして加える力に比例して増大する合理的なものである。
ところで、この構造には、第一軸1と第二軸2の芯ずれの態様、これらとコイルスプリング3の連結の有無、ケース4が独立又はどちらかと連結しているかどうか等の異なる形態がある。これらを整理してみると、次のようになる。まず、(A)ケース4が独立している場合において、第一軸1と第二軸2の芯ずれ態様であるが、これには、(イ)第一軸1と第二軸2のいずれかが位置を固定され(第一軸1は固定軸の場合であっても、それは回転ができないという意味であって、位置が固定されるという意味ではない)、他方が芯ずれ可能に配される場合と、(ロ)第一軸1、第二軸2共に芯ずれ可能に配される場合とがある。
(イ)の場合は、ケース4は第一軸1又は第二軸2に巻回しているコイルスプリング3に当たってこれを第一軸1又は第二軸2に押し付け、(ロ)の場合は、ケース4は両軸1、2に巻回しているコイルスプリング3に当たってこれらを押し付ける(ケース4が独立しているから)。しかし、ロック荷重については、芯ずれに伴う第二軸2とコイルスプリング3の押付力によるものであるから、(イ)、(ロ)どちらの態様でも変わらない。このとき、コイルスプリング3は、(ハ)両端ともフリーな場合、(ニ)一端が第一軸1に連結されていて他端がフリーな場合、(ホ)一端が第二軸2に連結されて他端がフリーな場合と分けられる。なお、コイルスプリング3の一端を第一軸1か第二軸2に連結すると、その連結強度に見合った巻数の縮減ができ、その分、サイズの縮小が可能になる。
一方、ケース4が第一軸1又は第二軸2に連結されている場合があり、これには(B)第一軸1と連結されている場合、(C)第二軸2に連結されている場合とがある。製品の設計要求により選択され、上記(イ)〜(ホ)と組み合わせられる。なお、ケース4は芯ずれに対応した角度範囲に配すればよい訳であり、コイルスプリング3の全周を覆っている必要はない。
因みに、図1と図2は芯ずれと押付力発生の仕組みの説明図であるが、これにおいて、第一軸1と第二軸2及びケース4とコイルスプリング3が配置され、両軸1、2とケース4との隙間tより両軸1、2の偏差Sを大きくした芯ずれを可能にしたものである。そして、両軸1、2の芯ずれ境界点におけるコイルスプリング3の線材に付与される引張力で両軸1、2が芯ずれした状態である。すなわち、コイルスプリング3を締め付ける方向に第一軸1に荷重を掛けると(回転させると)、両軸1、2は芯ずれを起こすとともに、両軸1、2に巻回されているコイルスプリング3が外に設けられたケース4の内周に当たり、両軸1、2双方に押付力が発生する状態を示している。
図3はある実施例を示す縦断面図、図4はその構成要素たるスライダの斜視図であるが、本例のものは、第一軸1とケース4とが一体化され、第二軸2はケース4に第一軸1と同芯で回転可能に支承されているものである。これにおいて、第一軸1と第二軸2とは偏差Sの芯ずれを起こすから、両軸1、2の間に第一補助軸18とスライダ5を介在させている。具体的には、スライダ5の表裏面に十字に向く二本の突条5a、5bを形成し、各突条5a、5bを第一軸1と第一補助軸18のそれぞれ端面に形成された凹溝1a、18aに嵌入している。これにより、第一軸1と第二軸2は同芯を保ったまま芯ずれが可能になる。
図5も同様の例を示す縦断面図であるが、本例のものは、第二軸2に孔2bを形成し、この孔2bに第一軸1に突設されて偏差Sだけ径の小さなスリーブ1bを挿入したものである。この場合、第二軸2は実際に芯ずれを起こすから、第二軸2にゴム製のカップリング6を取り付けて第一軸1との同芯を確保している。なお、この場合、ケース4はフリーにしてあり、第二軸2と共に芯ずれを起こすが、コイルスプリング3とケース4の内周との隙間tは偏差Sより小さいから、独立したケース4はコイルスプリング3を第二軸2に押し付け、その押付力が本来有する縮径力に加わって摩擦力、すなわちロック荷重が増大する。
図6はこの構造が適用される自動車のアームレスト装置の縦断面図であるが、第一軸1はシート(図示省略)の側面に固定されるドラム7であり、第二軸2はドラム7の小径部7aに嵌合されて同じく大径部7bと同径で対面するアームレスト8のリング部8aということになる。以上のドラム7の大径部7bとリング部8aとにコイルスプリング3を巻き掛けるとともに(この場合、一端をアームレスト8に連結していて巻数を縮減している)、リング部8aの外周側にコイルスプリング3を収容するカバー9を形成してある。この場合において、ドラム7の小径部7aとリング部8aとの間には偏差Sが確保され、カバー9(ケース4に該当)とコイルスプリング3の外周には隙間tが確保されており、S>tの関係に設定されている。
なお、図6には、この他に、ドラム7はボルト10によってシートに固定されるようになっているし、ドラム7とアームレスト8との間には下方回動を規制して上方回動を許容する角度調整機構が設けられていて、これらを制御する係止金具11やカムプレート12といった制御部材が設けられている。これにより、アームレスト8を下方に回動させようとしたときには、コイルスプリング3を締める方向に回動させるから、リング部8aはドラム7に対して芯ずれを起し、これに基づいてコイルスプリング3はカバー9によってドラム7の大径部7bに押し付けられ、押付力が生じて摩擦力が大幅に増強される結果、ロック荷重が増大する。このことは、コイルスプリング3の巻数等を少なくできることになり、アームレスト装置の幅を縮小できる等、より好ましい方向に導けることを意味する。ところで、本発明者等が第一軸1と第二軸2の径及びコイルスプリング3の巻径の内径が45mmで、線径が4mm、巻数8の例でテストした結果、ロック荷重は2倍強に増大したことが確認されている。
図7はアームレスト装置の他の例を示す縦断面図、図8は横断面図であるが、本例のものは、コイルスプリング3の端側をドラム7の大径部7bから外れて伸長させ、この伸長部13をスプリング14で引っ張って巻回部分を大径部7bに押し付けたものである。これによると、コイルスプリング3の縮径力に伸長部13による押付力が加わって摩擦力が増強する。さらに、コイルスプリング3を締め付ける方向に回転させることで生じる巻締力による摩擦力の増強も加わってロック荷重は増大する。なお、伸長部13をアームレスト8で押圧しておいても、スプリング14と同等の効果を奏する。本例の場合、芯ずれは必要ないから構造が簡単になるし、ロック荷重の増大については、上記した例でテストした結果、5割程度アップすることが確認されている。
図9も芯ずれを起こす構造であるフットレスト装置の縦断面図であるが、第一軸1は床面に固定されるドラム15を構成するインナドラム15aであり、第二軸2はアーム16に固定されてインナドラム15aに内嵌されるスリーブ17である。この場合のスリーブ17は、インナドラム15aに内嵌する小径部17aとインナドラム15aと同径又は異径に設定されてこれと対面する大径部17bとに形成されている。以上のインナドラム15aとスリーブ17の大径部17bの外周にコイルスプリング3を巻き掛けている(一端をドラム15に固定している)。なお、インナドラム15aの外周側にはアウタドラム15bが設けられており、コイルスプリング3はアウタドラム15bに収容されている。
以上において、スリーブ17の小径部17aとインナドラム15aとの間には偏差Sが確保され、アウタドラム15b(ケース4に該当)とコイルスプリング3の外周には隙間tが確保されており、S>tの関係に設定されている点は上記と同じである。これにより、アーム16を下方に回動させようとしたときには、コイルスプリング3を締める方向に回動させるから、スリーブ17の小径部17aはインナドラム15aに対して芯ずれを起し、コイルスプリング3はアウタドラム15bによってスリーブ17の大径部17bに押し付けられ、その押付力によってロック荷重が増大する。このことは、コイルスプリング3の巻数等を少なくできることになり、フットレスト装置の幅を縮小できる等、より好ましい方向に導けることを意味する。
本発明の縦断面図である。 本発明の横断面図である。 本発明の他の例を示す縦断面図である。 構成要素であるスライダの斜視図である。 本発明の他の例を示す縦断面図である。 本発明の応用例を示すアームレスト装置の縦断面図である。 アームレスト装置の他の例を示す縦断面図である。 アームレスト装置の他の例を示す横断面図である。 本発明の応用例を示すフットレスト装置の縦断面図である。
1 第一軸
1a 〃 の凹溝
2 第二軸
3 コイルスプリング
4 ケース
5 スライダ
5a 〃 の突条
5b 〃 の突条
6 カップリング
7 ドラム
7a 〃 の小径部
7b 〃 の大径部
8 アームレスト
8a 〃 のリング部
9 カバー
10 ボルト
11 係止金具
12 カムプレート
13 伸長部
14 スプリング
15 ドラム
15aインナドラム
15bアウタドラム
16 アーム
17 スリーブ
17a 〃 の小径部
17b 〃 の大径部
18 第一補助軸
18a 〃 の凹溝

Claims (5)

  1. 回転不能な第一軸と、第一軸に芯ずれ可能に突き合わされ又は嵌合されて負荷を受け持って回転可能な第二軸と、第一軸と第二軸とにまたがって嵌合される第一軸及び第二軸よりも径が小さい径差を有するコイルスプリングとからなり、第二軸をコイルバネを締め付ける方向に回転させることでコイルバネとの摩擦力を増大させて所定の限界荷重を超えたときに回転できる限界荷重付き回転軸構造において、第一軸と第二軸を芯ずれ範囲よりも小さい隙間を有してケースに収容し、第二軸を回転させるときの第一軸との芯ずれにより、ケースがコイルバネに押圧してその押付力を上記摩擦力に付加させて限界荷重を増すことを特徴とする限界荷重付き回転軸構造。
  2. 第一軸とケースとが一体化され、第二軸はケースに挿入されて第一軸と同芯に配置されるものであり、第一軸と第二軸との間に芯ずれが起こっても両軸を同芯に保つスライダを設けた請求項1の限界荷重付き回転軸構造。
  3. 第一軸と第二軸との径が芯ずれ範囲内で違っている請求項1又は2の限界可能付き回転軸構造。
  4. ケースが第一軸又は第二軸に固定され、若しくはフリーである請求項1〜3いずれかの限界荷重付き回転軸構造。
  5. コイルスプリングの一端が第一軸又は第二軸に連結されている請求項1〜4いずれかの限界荷重付き回転軸構造。
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