JP5056945B2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP5056945B2
JP5056945B2 JP2010508536A JP2010508536A JP5056945B2 JP 5056945 B2 JP5056945 B2 JP 5056945B2 JP 2010508536 A JP2010508536 A JP 2010508536A JP 2010508536 A JP2010508536 A JP 2010508536A JP 5056945 B2 JP5056945 B2 JP 5056945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
frame
vehicle seat
seat back
headrest frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010508536A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010150373A1 (ja
Inventor
学 石本
啓祐 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5056945B2 publication Critical patent/JP5056945B2/ja
Publication of JPWO2010150373A1 publication Critical patent/JPWO2010150373A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/42Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
    • B60N2/4207Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats characterised by the direction of the g-forces
    • B60N2/4214Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats characterised by the direction of the g-forces longitudinal
    • B60N2/4228Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats characterised by the direction of the g-forces longitudinal due to impact coming from the rear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/809Head-rests movable or adjustable vertically slidable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/838Tiltable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/888Head-rests with arrangements for protecting against abnormal g-forces, e.g. by displacement of the head-rest
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/897Head-rests with sleeves located in the back-rest for guiding the rods of the head-rest
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2205/00General mechanical or structural details
    • B60N2205/20Measures for elimination or compensation of play or backlash

Description

本発明は、ヘッドレストを備えた車両用シートに関する。
従来、シートバックフレームとアクティブヘッドレストとの間に減衰制御装置が設けられた車両用シートバックが知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用シートバックでは、減衰制御装置の共振周波数がアクティブヘッドレストの左右共振周波数とほぼ一致するように設定されており、これにより、シートバックの左右方向の振動を低減するようにしている。
特開2007−161102号公報
しかしながら、上述の如き車両用シートバックでは、アクティブヘッドレストがシートバックフレームに対して左右に並進運動する構成であるため、シートバックフレームに対するアクティブヘッドレストの相対変位量を十分に確保することが困難であり、十分な振動低減効果が得られない可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、左右方向の振動を効果的に低減することができる車両用シートを得ることを目的としている。
請求項1に記載の発明に係る車両用シートは、左右一対の脚部および前記一対の脚部を繋ぐ中間部を有するヘッドレストフレームに一乃至複数の関節部が設けられ、前記ヘッドレストフレームが前記関節部において屈曲動作可能な状態で前記一対の脚部がシートバックフレームに連結されることで、シートバックに対して左右に回動可能とされたヘッドレストと、前記ヘッドレストを前記シートバックに対する回動範囲の中間位置へ付勢する付勢手段とを備えている。
請求項1に記載の車両用シートでは、ヘッドレストフレームが一乃至複数の関節部において屈曲動作可能な状態でシートバックフレームに連結されることで、ヘッドレストがシートバックに対して左右に回動可能(振子運動可能)とされている。また、ヘッドレストは、付勢手段によってシートバックに対する回動範囲の中間位置へ付勢されている。このため、本車両用シートに左右方向の振動が加えられた際にはヘッドレストをダイナミックダンパとして機能させることができる。これにより、本車両用シートの左右方向の振動を低減することができる。しかも、ヘッドレストがシートバックに対して左右に並進運動する場合に比べて、シートバックに対するヘッドレストの相対変位量を大きくすることができる。これにより、ヘッドレストが発揮するダイナミックダンパとしての効果を増大させることができるので、左右方向の振動を効果的に低減することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記ヘッドレストフレームは、前記関節部を介した一側部分と他側部分とが互いに当ることで前記関節部における曲がり角度を所定の範囲内に制限される。
請求項2に記載の車両用シートでは、ヘッドレストフレームの関節部における曲がり角度が所定の範囲内に制限されるため、ヘッドレストフレームが外力によって大きく変形することを抑制できる。また、車両の衝突時等にヘッドレストがシートバックに対して大きく変位することを防止できる。
請求項3に記載の発明に係る車両用シートでは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シートにおいて、前記ヘッドレストフレームは、前記関節部の屈曲動作に伴って伸縮する振動減衰器を備え、前記屈曲動作に対して前記振動減衰器が減衰力を付与する。
請求項3に記載の車両用シートでは、ヘッドレストフレームの屈曲動作、すなわちシートバックに対するヘッドレストの回動に対して振動減衰器が減衰力を付与するため、この減衰力によって振動を効果的に低減することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記ヘッドレストフレームは、前記一対の脚部が前記シートバックフレームに対して前記シートバックの前後方向の軸線周りに相対回転可能に連結されている。
請求項4に記載の車両用シートでは、ヘッドレストフレームの一対の脚部がシートバックフレームに対して相対回転可能に連結される。これにより、ヘッドレストフレームに設ける関節部の数を少なくすることができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用シートは、請求項4に記載の車両用シートにおいて、前記ヘッドレストフレームは、前記一対の脚部と前記中間部とが分割されると共に前記関節部を構成する連結部材によって連結されている。
請求項5に記載の車両用シートでは、ヘッドレストフレームの一対の脚部がシートバックフレームに対して相対回転可能に連結され、一対の脚部と中間部との間に関節部が設けられている。これにより、4リンク機構(Four−Bar linkage)を構成することができるため、ヘッドレストをシートバックに対して安定的に回動(振子運動)させることができる。
請求項6に記載の発明に係る車両用シートは、請求項4に記載の車両用シートにおいて、前記ヘッドレストフレームは、前記中間部が左右に分割されると共に前記関節部を構成する連結部材によって連結されている。
請求項6に記載の車両用シートでは、ヘッドレストフレームの一対の脚部がシートバックフレームに対して相対回転可能に連結され、ヘッドレストフレームの中間部に関節部が1つだけ設けられている。これにより、ヘッドレストをシートバックに対して左右に回動させることができるため、ヘッドレストフレームを簡単な構成にすることができる。
請求項7に記載の発明に係る車両用シートは、請求項3に記載の車両用シートにおいて、前記ヘッドレストフレームは、前記一対の脚部と前記中間部とが分割されると共に前記関節部を構成する連結部材によって連結され、前記中間部が前記振動減衰器を備えて伸縮可能とされると共に、一方の前記脚部が前記シートバックフレームに対して前記シートバックの前後方向の軸線周りに相対回転可能に連結され、他方の前記脚部が前記シートバックフレームに対して相対移動不能に連結されている。
請求項7に記載の車両用シートでは、ヘッドレストフレームの中間部が伸縮にすることにより、一対の脚部の一方がシートバックの前後方向の軸線周りに相対回転する。これにより、ヘッドレストをシートバックに対して左右に回動させることができる。しかも、振動減衰器がヘッドレストフレームの中間部に設けられるため、ヘッドレストフレームを簡単な構成にすることができる。
請求項8に記載の発明に係る車両用シートは、請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記連結部材は、軸線方向が前記シートバックの前後方向に沿った軸である。
請求項8に記載の車両用シートでは、軸による連結構造によってヘッドレストフレームの関節部が構成されるため、ヘッドレストフレームの関節部を簡単な構成にすることができる。
請求項9に記載の発明に係る車両用シートは、請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記連結部材は、弾性体である。
請求項9に記載の車両用シートでは、弾性体による連結構造によってヘッドレストフレームの関節部が構成されるため、ヘッドレストフレームの関節部を簡単な構成にすることができる。
請求項10に記載の発明に係る車両用シートは、一乃至複数の関節部が設けられることで変形可能とされたヘッドレストフレームを備え、前記ヘッドレストフレームが変形可能な状態でシートバックフレームに連結されることで、シートバックに対して左右に回動可能とされたヘッドレストと、前記ヘッドレストを前記シートバックに対する回動範囲の中間位置へ付勢する付勢手段とを備えている。
請求項10に記載の車両用シートでは、一乃至複数の関節部が設けられたヘッドレストフレームが変形可能な状態でシートバックフレームに連結されることで、ヘッドレストがシートバックに対して左右に回動可能(振子運動可能)とされている。また、ヘッドレストは、付勢手段によってシートバックに対する回動範囲の中間位置へ付勢されている。このため、本車両用シートに左右方向の振動が加えられた際には、ヘッドレストをダイナミックダンパとして機能させることができる。これにより、本車両用シートの左右方向の振動を低減することができる。しかも、ヘッドレストがシートバックに対して左右に並進運動する場合に比べて、シートバックに対するヘッドレストの相対変位量を大きくすることができる。これにより、ヘッドレストが発揮するダイナミックダンパとしての効果を増大させることができるので、左右方向の振動を効果的に低減することができる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明に係る車両用シートでは、左右方向の振動を効果的に低減することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用シートでは、ヘッドレストフレームが外力によって大きく変形することを抑制できると共に、車両の衝突時等にヘッドレストがシートバックに対して大きく変位することを防止できる。
請求項3に記載の発明に係る車両用シートでは、振動減衰器が発生させる減衰力によって振動を効果的に低減することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シートでは、ヘッドレストフレームに設ける関節部の数を少なくすることができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用シートでは、ヘッドレストをシートバックに対して安定的に回動させることができる。
請求項6に記載の発明に係る車両用シートでは、ヘッドレストフレームを簡単な構成にすることができる。
請求項7に記載の発明に係る車両用シートでは、ヘッドレストフレームが振動減衰器を備えている場合でも、ヘッドレストフレームを簡単な構成にすることができる。
請求項8に記載の発明に係る車両用シートでは、ヘッドレストフレームの関節部を簡単な構成にすることができる。
請求項9に記載の発明に係る車両用シートでは、ヘッドレストフレームの関節部を簡単な構成にすることができる。
請求項10に記載の発明に係る車両用シートでは、左右方向の振動を効果的に低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用シートを示す斜視図である。 図1に示される車両用シートのヘッドレストフレームを含む周辺部材の構成を示す正面図である。 図1に示される車両用シートのヘッドレストサポート及び支持ブラケットの構成を示す部分断面図である。 図3に示されるヘッドレストサポートが支持ブラケットに対して相対回転した状態を説明するための部分断面図である。 図2に示されるヘッドレストフレームの関節部の構成を示す分解斜視図である。 図2に示されるヘッドレストフレームがシートバックフレームに対して相対回転した状態を説明するための正面図である。 図6Aに示されるヘッドレストフレームの概念図である。 一般的なヘッドレストフレームとその周辺部材の構成を示す正面図である。 図7Aに示されるヘッドレストフレームの概念図である。 振子動作のダイナミックダンパを示す概念図である。 並進動作のダイナミックダンパを示す概念図である。 本第1実施形態に係る車両用シートの概略的な正面図である。 図9Aに示される車両用シートの質量効果について説明するための概念図である。 ヘッドレスト及びシート本体の等価質量とシート本体の振動倍率との関係を示す線図である。 車両用シートの左右方向の振動レベルの実測結果を示す線図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用シートのヘッドレストフレームを含む周辺部材の構成を示す正面図である。 図12に示されるヘッドレストフレームの関節部の構成を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用シートのヘッドレストフレームを含む周辺部材の構成を示す正面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用シートのヘッドレストフレームを含む周辺部材の構成を示す正面図である。 図15に示されるヘッドレストフレームの関節部の構成を示す分解斜視図である。 図15に示される関節部の通常時の状態を示す正面図である。 ストッパーによって関節部の屈曲動作が制限された状態を示す正面図である。 本発明の第5実施形態に係る車両用シートのヘッドレストフレームを含む周辺部材の構成を示す正面図である。 図18に示されるヘッドレストフレームの関節部の構成を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る車両用シートのヘッドレストフレームの関節部の構成を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る車両用シートのヘッドレストフレームを含む周辺部材の構成を示す正面図である。 図21に示されるヘッドレストフレームの概念図である。 車両用シートの左右方向の振動レベルのシミュレーション結果を示す線図である。 本発明の第8実施形態に係る車両用シートのヘッドレストサポート及び支持ブラケットの構成を示す部分断面図である。 図24Aに示されるヘッドレストサポートが支持ブラケットに対して相対回転した状態を示す部分断面図である。 本発明の第9実施形態に係る車両用シートのヘッドレストサポート及び支持ブラケットの構成を示す正面図である。 図25Aに示されるヘッドレストサポートが支持ブラケットに対して相対回転した状態を示す部分断面図である。 本発明の第10実施形態に係る車両用シートのヘッドレストサポート及び支持ブラケットの構成を示す部分断面図である。 図26Aに示されるヘッドレストサポートが支持ブラケットに対して相対回転した状態を示す部分断面図である。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図11を参照して、本発明の第1実施形態に係る車両用シート10について説明する。なお、各図中矢印Xはこの車両用シート10を構成するシートバック18の左方向を示し、矢印Yはシートバック18の前方向を示し、矢印Zはシートバック18の上方向を示している。また、以下の説明に記載する前後左右上下の方向性は、シートバック18に対する方向性を示している。
図1に示されるように、車両用シート10は、シート本体12とヘッドレスト14とを備えている。シート本体12は、着座乗員の尻部を支持するシートクッション16と、着座乗員の背部を支持するシートバック18とによって構成されている。シートクッション16は、図示しない車体のフロアに連結されている。また、シートバック18は、下端部が図示しないリクライニング機構を介してシートクッション16に連結されている。
図2に示されるように、シートバック18は、骨格部材であるシートバックフレーム20を備えている。シートバックフレーム20は、シートバック18の上下方向に延びる左右一対のサイドフレーム20Aと、これらのサイドフレーム20Aの上端部を繋ぐアッパクロスメンバ20Bと、サイドフレーム20Aの下端部を繋ぐ図示しないロアクロスメンバとを備えている。
アッパクロスメンバ20Bの前側面には、左右一対の支持ブラケット20Cが溶着されている。これらの支持ブラケット20Cは、角筒状に形成されており、軸線方向がシートバック18の上下方向に沿う状態で配置されている。これらの支持ブラケット20Cには、それぞれヘッドレストサポート24が支持されている。
ヘッドレストサポート24は、長尺状に形成されており、図3に示されるように、支持ブラケット20Cの内側を貫通した本体部24Aと、この本体部24Aの下端側に設けられた下ガイド部24Bと、本体部24Aの上端側に設けられた上ガイド部24Cと、上ガイド部24Cの上側に設けられたロック部24Dとを備えている。また、このヘッドレストサポート24には、長手方向(シートバック18の上下方向)に貫通した貫通孔24Eが形成されている。
下ガイド部24Bには、シートバック18の前後方向に沿った軸線を中心とする円筒面26(曲面)が形成されており、この円筒面26は、支持ブラケット20Cの下端に当接している。また、上ガイド部24Cには、下ガイド部24Bの円筒面26と同心状の円筒面28が形成されており、この円筒面28は、支持ブラケット20Cの上端に当接している。これにより、ヘッドレストサポート24は、支持ブラケット20C(シートバックフレーム20)に対して上下方向に相対移動不能に支持されている。また、ヘッドレストサポート24は、円筒面26が支持ブラケット20Cの下端と摺接すると共に、円筒面28が支持ブラケット20Cの上端と摺接することにより、支持ブラケット20C(シートバックフレーム20)に対してシートバック18の前後方向に沿った軸線周りに相対回転可能とされている(図4参照)。
図3に示されるように、支持ブラケット20Cの内側で本体部24Aの左右両側には、それぞれ付勢手段を構成する複数(ここでは左右に2個づつ)のゴム部材30が配設されている(図4では図示省略)。これらのゴム部材30は、角柱状に形成されており、支持ブラケット20Cの内周面と本体部24Aの外周面とに接触している。これにより、ヘッドレストサポート24は、支持ブラケット20Cに対する相対回転範囲の中間位置(図3に示される位置)へ付勢されており、通常は上記中間位置に保持されている。そして、ヘッドレストサポート24に加えられる外力によってゴム部材30が弾性変形することで、支持ブラケット20Cに対するヘッドレストサポート24の相対回転が許容されるようになっている。
なお、他の実施形態では、ゴム部材30の代わりに他の種類の弾性体を用いることもできる。また、ゴム部材30(弾性体)の数や形状は適宜変更することができる。また例えば、ヘッドレストサポート24の本体部24の外周部に弾性変形可能な突起(付勢手段)を設け、この突起を支持ブラケット20Cの内周面に当接させることにより、ヘッドレストサポート24を支持ブラケット20Cに対する相対回転範囲の中間位置へ付勢する構成にしてもよい。
上記構成のヘッドレストサポート24には、ヘッドレスト14に設けられたヘッドレストフレーム32が連結されている。ヘッドレストフレーム32は、シートバック18の上下方向に延びる左右一対の脚部32Aと、左右一対の脚部32Aの上端部を繋ぐ中間部32Bとを備えており、一対の脚部32Aと中間部32Bとの間がそれぞれ関節部32C(変形手段)とされている。
すなわち、このヘッドレストフレーム32は、左右一対の脚部32Aと中間部32Bとが分割されており、一対の脚部32Aの上端部と中間部32Bの左右方向端部とが左右一対のピン34(軸)によって連結されている。これらのピン34は、図5に示されるように、脚部32Aの上端部に形成された貫通孔36、及び中間部32Bの左右方向端部に形成された貫通孔38に挿通されてカシメられている。これにより、一対の脚部32Aと中間部32Bとが相対回転自在に連結されており、ヘッドレストフレーム32は、一対の脚部32Aと中間部32Bとの間の各関節部32Cにおいて屈曲動作可能(変形可能)とされている。なお、本実施形態では、脚部32A及び中間部32Bは、いずれも長尺な帯板状に形成されている。
一対の脚部32Aは、それぞれ下端側から各ヘッドレストサポート24の貫通孔24Eに挿入されており、ヘッドレストサポート24のロック部24Dに設けられた図示しないロック部材によってヘッドレストサポート24に対する軸線方向への相対移動を規制されている。これにより、ヘッドレストフレーム32の一対の脚部32Aが各ヘッドレストサポート24を介してシートバックフレーム20に連結されている。
ここで、前述したように、各ヘッドレストサポート24は、シートバックフレーム20に対してシートバック18の前後方向に沿った軸線周りに相対回転可能とされている。このため、各ヘッドレストサポート24を介してシートバックフレーム20に連結された一対の脚部32Aは、シートバックフレーム20に対してシートバック18の前後方向に沿った軸線周りに相対回転可能とされている。また、ヘッドレストフレーム32の左右一対のピン34は、軸線方向がシートバック18の前後方向に沿う状態で配置されており、これらのピン34及び中間部32Bを介して左右一対の脚部32Aがシートバック18の左右方向に連結されている。これにより、4リンク機構(Four−bar linkage)が構成されており、ヘッドレストフレーム32は、図6(A)に示されるようにシートバックフレーム20に対してX−Z平面内(シートバック18の前後方向と交差する平面内)で左右に回動可能(振子運動可能)とされている(図6(A)の矢印R参照)。
また、前述したように、各ヘッドレストサポート24は、複数のゴム部材30によって支持ブラケット20Cに対する相対回転範囲の中間位置へ付勢されている。このため、ヘッドレストフレーム32の一対の脚部32Aは、通常は図6に実線で示される中間位置に保持されている。
上記構成のヘッドレストフレーム32には、ヘッドレスト14の本体部40が取り付けられている。この本体部40は、表皮によって覆われたクッション部材を主要部として構成されており、本第1実施形態ではヘッドレストフレーム32の中間部32Bに連結されている。このため、本体部40は、ヘッドレストフレーム32の上記振子運動に伴ってシートバック18に対し左右に回動(振子運動)するようになっており、通常は当該回動範囲の中間位置に保持されている。このヘッドレスト14の左右共振周波数は、車両のエンジンのアイドリング時におけるシート本体12の左右共振周波数と略一致するように設定されている。
なお、図6(B)には、ヘッドレストフレーム32の屈曲動作を説明するための概念図が示されている。また、図7(A)には、比較のために、一般的なヘッドレストフレーム200(関節部が設けられていないもの)が示されており、図7(B)には、このヘッドレストフレーム200の概念図が示されている。このような一般的なヘッドレストフレーム200では、シートバックフレーム20に対して左右に相対移動することができない。
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
本第1実施形態では、車両のエンジンのアイドリング時の車体振動によって、車両用シート10に左右方向の振動が加えられると、ヘッドレスト14に左右方向の慣性力が作用する。このため、この慣性力によってヘッドレストフレーム32の一対の脚部32Aが複数のゴム部材30を弾性変形させつつシートバック18に対して左右に回動する。これにより、ヘッドレスト14がシートバック18に対して振子運動する(円弧を描いて振動する)。このとき、複数のゴム部材30の弾性力(復元力)は、シートバック18の上部の振れを押し戻す方向に作用するため、これらのゴム部材30の弾性力によってシート本体12の振動が抑制される。すなわち、この車両用シート10では、ヘッドレスト14がダイナミックダンパとして機能することで、シート本体12の左右方向の振動が低減される。
しかも、車両用シート10では、ヘッドレスト14がシートバック18に対して左右に回動可能(振子運動可能)とされている。このため、ヘッドレスト14がシートバック18に対して左右に並進運動する(直線的に相対移動する)場合に比べて、シートバック18に対するヘッドレスト14の相対変位量が大きく設定されている。これにより、ヘッドレスト14が発揮するダイナミックダンパとしての効果が増大する。
すなわち、図8(A)及び図8(B)に示されるように、弾性体50(ここではバネ)を介して支持体52に支持された錘54を支持体52に対して左右に相対移動させる場合、図8(A)に示される振子運動では、支持体52にモーメントが加わるため、図8(B)に示される並進運動よりも錘54の質量効果が大きくなる。
また、図9(A)及び図9(B)に示されるように、ヘッドレスト14の等価質量をm1とし、シート本体12の質量をm2とした場合、図10に示されるように、m1を大きくすることにより、シート本体12の振動倍率が低減する(ダイナミックダンパの質量による振動低減効果が大きくなる)。
したがって、本車両用シート10のように、ヘッドレスト14がシートバック18に対して回転運動(振子運動)する構成では、ヘッドレスト14の質量効果が大きくなり、シート本体12の左右方向の振動が効果的に低減される。
なお、図11には、車両用シートの左右方向の振動レベルの実測結果(周波数とイナータンスとの関係)が線図にて示されている。この図11において、一点鎖線は振動対策が施されていない一般的な車両用シート(図7参照)の振動レベルを示している。また、図11において、点線は従来の振動対策が施された車両用シート(ヘッドレストがシートバックに対して左右に並進運動する構成の車両用シート)の振動レベルを示している。また、図11において、実線は本第1実施形態による振動対策が施された車両用シート10(ヘッドレスト14がシートバック18に対して左右に回転運動する構成の車両用シート)の振動レベルを示している。この図11により、本車両用シート10では、振動対策が施されていない車両用シートや従来の振動対策が施された車両用シートと比較して振動低減効果が大きいことが分かる(図11の矢印D参照)。
また、本車両用シート10に係るヘッドレスト構造(振動低減構造)は、シートバック18と別体となっている全てのヘッドレストに適用可能であるため、背景技術の欄で説明した車両用シートバックのようにアクティブヘッドレストを備えていない場合には適用できない構造と比較して適用範囲が広く、好適である。
さらに、本車両用シート10では、ヘッドレストフレーム32やヘッドレストサポート24等によって4リンク機構が構成されているため、ヘッドレスト14がシートバック18に対して安定的に回動する。
また、本車両用シート10では、ヘッドレストフレーム32の一対の脚部32Aがそれぞれシートバックフレーム20に対して相対回転可能に連結されているため、ヘッドレストフレーム32に2つの関節部32Cが設けられるだけで、4リンク機構が構成されており、ヘッドレストフレーム32の構成が簡素化されている。したがって、ヘッドレストフレーム32の製造を容易なものにすることができ、製造コストの低コスト化を図ることができる。
また、本車両用シート10では、ヘッドレストフレーム32の関節部32Cがピン34によるシンプルな連結構造とされているため、これによってもヘッドレストフレーム32の製造容易化、低コスト化を図ることができる。
さらに、本車両用シート10では、背景技術の欄で説明した車両用シートバックのように減衰制御装置を設ける必要がないため、減衰制御装置の追加による重量の増加を抑制できる。
なお、上記第1実施形態では、ヘッドレストフレーム32の一対の脚部32Aがシートバックフレーム20に対してシートバック18の前後方向の軸線周りに相対回転可能に連結された構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、左右一対のヘッドレストサポート24をシートバックフレーム20に対して相対回転不能に取り付けると共に、各ヘッドレストサポート24と各関節部32Cとの間に更に関節部を設ける構成(一対の脚部32Aの長手方向中間部に関節部を設ける構成)にしてもよい。この構成の場合でも、一対の脚部32Aの長手方向中間部に設けられた関節部を中心としてヘッドレスト14をシートバック18に対し左右に回動させることが可能である。この点は、以下に説明する本発明の他の実施形態においても同様である。
また、上記第1実施形態において、ヘッドレストフレーム32の一方の脚部32Aの長手方向中間部と中間部32Bの長手方向中間部との間、又は一方の脚部32Aの長手方向中間部と他方の脚部32Aの長手方向中間部との間などに、アブソーバ(振動減衰器)を掛け渡し、ヘッドレストフレーム32の屈曲動作に対してアブソーバが減衰力を付与する構成にしてもよい。このようにした場合、アブソーバの減衰力によってシート本体12の振動を一層効果的に低減することができる。この点は、以下に説明する本発明の他の実施形態においても同様である。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1の実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
<第2の実施形態>
図12には、本発明の第2実施形態に係る車両用シート60の部分的な構成が概略的な正面図にて示されている。この車両用シート60は、前記第1実施形態に係る車両用シート10と基本的に同様の構成とされているが、この車両用シート60では、ヘッドレストフレーム62の構成が前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32とは異なっている。
このヘッドレストフレーム62は、前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32と同様に、左右一対の脚部62Aと中間部62Bとを備えている。右側の脚部62Aと中間部62Bとの間、及び左側の脚部62Aと中間部62Bとの間はそれぞれ分割されており、各脚部62Aと中間部62Bとが左右一対のゴム部材64(弾性体)によって相対回転可能に連結されている。これらのゴム部材64は、図13に示されるように球状に形成されており、脚部62Aの上端部と中間部62Bの左右方向端部とがゴム部材64に埋め込まれて連結されている。これにより、ヘッドレストフレーム62の左右の関節部62Cが構成されている。
この実施形態においても、ヘッドレストフレーム62を関節部62Cにおいて屈曲動作させることができるため、前記第1実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。しかも、この実施形態では、ゴム部材64の弾性力によってヘッドレストフレーム62をシートバック18に対する回動範囲の中間位置へ付勢することができるため、ゴム部材64を付勢手段として兼用することができる。また、ゴム部材64によって関節部62Cが構成されているため、関節部62Cを簡単な構成にすることができる。
なお、上記第2実施形態において、一対のゴム部材64の一方が省略され、当該一方の側の脚部62Aと中間部62Bとが強固に連結された構成(一方の関節部62Cが省略された構成)にしてもよい。また、一方の関節部62Cをゴム部材64による連結構造とし、他方の関節部62Cを前記第1実施形態に係るピン34による連結構造としてもよい。また、ゴム部材64以外の弾性体を用いる連結構造としてもよい。
<第3の実施形態>
図14には、本発明の第3の実施形態に係る車両用シート70の部分的な構成が概略的な正面図にて示されている。この車両用シート70は、前記第1実施形態に係る車両用シート10と基本的に同様の構成とされているが、この車両用シート70では、ヘッドレストフレーム72の構成が前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32とは異なっている。
このヘッドレストフレーム72は、前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32と同様に、左右一対の脚部72Aと中間部72Bとを備えている。中間部72Bは左右方向中央部付近で分割されており、中間部72Bの右側部分と左側部分とがゴム部材74(弾性体)によって相対回転可能に連結されている。これにより、ヘッドレストフレーム72の関節部72Cが構成されている。なお、中間部72Bの右側部分は右側の脚部72Aと一体に形成されており、中間部72Bの左側部分は左側の脚部72Bと一体に形成されている。
この実施形態においても、ヘッドレストフレーム72を関節部72Cにおいて屈曲動作させることができるため、前記第1実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。また、前記第2実施形態と同様に、ゴム部材74を付勢手段として兼用することができる。しかも、中間部72Bに1つだけ関節部72Cを設ければよいため、ヘッドレストフレームを簡単な構成にすることができる。
<第4の実施形態>
図15には、本発明の第4の実施形態に係る車両用シート80の部分的な構成が概略的な正面図にて示されている。この車両用シート80は、前記第1実施形態に係る車両用シート10と基本的に同様の構成とされているが、この車両用シート80では、ヘッドレストフレーム82の構成が前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32とは異なっている。
このヘッドレストフレーム82は、前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32と基本的に同様の構成とされているが、このヘッドレストフレーム82では、一対の脚部32Aにそれぞれストッパー84が設けられている。これらのストッパー84は、図16に示されるようにブロック状に形成されており、関節部32Cの付近で脚部32Aの前側面に一体的に形成されている。各ストッパー84は、中間部32Bの左右方向端部の下面33に対向する上面85が、ヘッドレスト14の左右方向中央部側へ向かうに従い降下するように傾斜している。
各ストッパー84の上面85は、ヘッドレストフレーム82がゴム部材30(図3参照)の弾性力によってシートバックフレーム20に対する回動範囲の中間位置に保持されている状態(図17(A)図示状態)では、中間部32Bの下面33に対して離間しているが、脚部32Aと中間部32Bとのなす角が小さくなる方向へ両者が相対回転すると、図17(B)に示されるように中間部32Bの下面33に当接する。これにより、関節部32Cにおけるヘッドレストフレーム82の曲がり角度が所定の範囲内に制限されるようになっている。
この実施形態では、ヘッドレストフレーム82の関節部32Cにおける曲がり角度が所定の範囲内に制限されるため、ヘッドレストフレーム82が外力によって大きく変形することを抑制することができ、上下方向や左右方向の外力に対するヘッドレストフレーム82の強度を向上させることができる。また、車両の衝突時等にヘッドレスト14がシートバック18に対して大きく変位することを防止することができる。
<第5の実施形態>
図18には、本発明の第5の実施形態に係る車両用シート90の部分的な構成が概略的な正面図にて示されている。この車両用シート90は、前記第2実施形態に係る車両用シート60と基本的に同様の構成とされているが、この車両用シート90では、ヘッドレストフレーム92の構成が前記第2実施形態に係るヘッドレストフレーム62とは異なっている。
このヘッドレストフレーム92は、前記第2実施形態に係るヘッドレストフレーム62と基本的に同様の構成とされているが、このヘッドレストフレーム92では、一対の脚部62Aにそれぞれストッパー94が設けられている。これらのストッパー94は、図19に示されるようにブロック状に形成されており、ゴム部材64の下側近傍で脚部62Aの内側面(ヘッドレスト14の左右方向中央部側を向いた面)に一体的に形成されている。
各ストッパー94は、ヘッドレストフレーム92がゴム部材64の弾性力などによってシートバックフレーム20に対する回動範囲の中間位置に保持されている状態(図18及び図19図示状態)では、中間部62Bに対して離間しているが、脚部62Aと中間部62Bとのなす角が小さくなる方向へ両者が相対回転すると、中間部62Bの下面に当接する。これにより、関節部62Cにおけるヘッドレストフレーム92の曲がり角度が所定の範囲内に制限されるようになっている。
この実施形態においても、ヘッドレストフレーム92の関節部62Cにおける曲がり角度が所定の範囲内に制限されるため、前記第4の実施形態と同様の作用効果を奏する。
<第6の実施形態>
図20には、本発明の第6の実施形態に係る車両用シートを構成するヘッドレストフレーム102の部分的な構成が斜視図にて示されている。このヘッドレストフレーム102は、前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32と同様に、左右一対の脚部102Aと中間部102Bとを備えている。各脚部102Aの上端部はL字状に屈曲しており、脚部102Aの上端部には中間部102B側へ突出した連結部104が形成されている。また、中間部102Bはパイプ状に形成されており、軸線方向端部(開口部)の内側に円筒状のゴム部材106(弾性体)が挿嵌されている。このゴム部材106の内側(筒内)には脚部102Aの連結部104が嵌合しており、各脚部102Aと中間部102Bとがゴム部材106を介して相対回転可能に連結されている。これにより、ヘッドレストフレーム102の関節部102Cが構成されている。
この実施形態においても、ヘッドレストフレーム102を関節部102Cにおいて屈曲動作させることができるため、前記第1実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。しかも、ヘッドレストフレーム102に大きな外力が入力された際には、連結部104(脚部102A)が中間部102Bに当ることで、関節部32Cにおける曲がり角度が所定の範囲内に制限される。したがって、前記第4及び第5実施形態と同様の作用効果を奏する。
<第7の実施形態>
図21には、本発明の第7の実施形態に係る車両用シート110の部分的な構成が概略的な正面図にて示されている。この車両用シート110は、前記第1実施形態に係る車両用シート10と基本的に同様の構成とされているが、この車両用シート110では、ヘッドレストフレーム112の構成が前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32とは異なっている。
このヘッドレストフレーム112は、前記第1実施形態に係るヘッドレストフレーム32と基本的に同様の構成とされているが、中間部32Bの中央部がアブソーバ114によって構成されており、中間部32Bが長手方向に伸縮可能とされている。このアブソーバ114は、例えばオイル式のアブソーバとされており、中間部32Bの伸縮時に減衰力を発生させる。
また、この実施形態では、一方のヘッドレストサポート116が支持ブラケット20C(シートバックフレーム20)に対して相対移動不能に取り付けられており、他方のヘッドレストサポート24が支持ブラケット20Cに対してシートバック18の前後方向の軸線周りに相対回転可能に取り付けられている。なお、以下の説明では、上記一方のヘッドレストサポート116に連結された脚部32Aを「固定脚部118」といい、上記他方のヘッドレストサポート24に連結された脚部32Aを「可動脚部120」という。この可動脚部120には、ヘッドレスト14の本体部40が取り付けられている。
この実施形態では、車両用シート110に左右方向の振動が加えられることでヘッドレスト14に左右方向の慣性力が作用すると、可動脚部120(ヘッドレストサポート24)がゴム部材30(図3参照)を弾性変形させつつシートバックフレーム20に対して左右に回動し、ヘッドレスト14の本体部40が可動脚部120と共にシートバック18に対して左右に回動(振子運動)する。これにより、ヘッドレスト14がダイナミックダンパとして機能するので、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
しかも、この実施形態では、可動脚部120が左右に回動する際には、図22に示されるように可動脚部120が固定脚部118に対して接離移動し、中間部32Bが伸縮する。これにより、可動脚部120の回転すなわちシートバック18に対するヘッドレスト14の回動に対してアブソーバ114の減衰力が付与されるため、当該減衰力によってシート本体12の振動が効果的に低減される。
なお、図23には、車両用シートの左右方向の振動レベルのシミュレーション結果(周波数とイナータンスとの関係)が線図にて示されている。この図23において、点線は振動対策が施されていない一般的な車両用シート(図7参照)の振動レベルを示している。また、図23において、実線は本第7実施形態による振動対策が施された車両用シート110の振動レベルを示している。この図23により、本車両用シート110では、振動対策が施されていない車両用シートと比較して振動低減効果が大きいことが分かる。
なお、上記第7実施形態では、アブソーバ114(振動減衰器)がヘッドレストフレーム112の中間部32Bに設けられた構成にしたが、本発明はこれに限らず、アブソーバ114が固定脚部118又は可動脚部120に設けられた構成にしてもよい。
<第8の実施形態>
図24(A)及び図24(B)には、本発明の第8実施形態に係る車両用シートの一部の構成が概略的な部分断面図にて示されている。なお、図24(B)では、説明の都合上、ゴム部材30の図示を省略してある。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされているが、この実施形態では、ヘッドレストサポート130の構成が前記第1実施形態に係るヘッドレストサポート24とは異なっている。
ヘッドレストサポート130は、前記第1実施形態に係るヘッドレストサポート24と同様に本体部24A及びロック部24Dを備えているが、下ガイド部24B及び上ガイド部24Cが省略されている。その代わりに、このヘッドレストサポート130の本体部24Aには、前側面及び後側面にそれぞれ支持軸132が設けられている。これらの支持軸132は、軸線方向がシートバック18の前後方向(図24では紙面に垂直な方向)に沿う状態で配置されており、支持ブラケット20Cに形成された軸受孔(図示省略)に回転自在に軸支されている。これにより、ヘッドレストサポート130は、支持ブラケット20C(シートバックフレーム20)に対してシートバック18の前後方向に沿った軸線周りに相対回転可能に支持されている。この実施形態においても前記第1実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。
<第9の実施形態>
図25(A)及び図25(B)には、本発明の第9実施形態に係る車両用シートの一部の構成が概略的な部分断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされているが、この実施形態では、ヘッドレストサポート140の構成が前記第1実施形態に係るヘッドレストサポート24とは異なっている。
ヘッドレストサポート140は、前記第1実施形態に係るヘッドレストサポート24と同様に本体部24A、下ガイド部24B、及びロック部24Dを備えているが、上ガイド部24Cが省略されている。また、下ガイド部24Bは、円筒面26が省略されており、上面が平坦に形成されている。
また、この実施形態では、支持ブラケット20Cの上端縁がシートバック18の前後方向(図25では紙面に垂直な方向)から見て円弧状に形成された上円弧部142とされており、支持ブラケット20Cの下端縁が上円弧部142と同心の円弧状に形成された下円弧部144とされている。これらの上円弧部142及び下円弧部144は、シートバック18の前後方向に沿った軸線を中心とする円弧状に形成されている。上円弧部142はロック部24Dの下面に当接しており、下円弧部144は下ガイド部24Bの上面に当接している。これにより、ヘッドレストサポート140は、支持ブラケット20C(シートバックフレーム20)に対して上下方向に相対移動不能に支持されている。また、ヘッドレストサポート140は、ロック部24Dの下面が支持ブラケット20Cの上円弧部142と摺接すると共に、下ガイド部24Bの上面が支持ブラケット20Cの下円弧部144と摺接することにより、支持ブラケット20C(シートバックフレーム20)に対してシートバック18の前後方向に沿った軸線周りに相対回転可能とされている(図25(B)参照)。この実施形態においても前記第1実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。
<第10の実施形態>
図26(A)及び図26(B)には、本発明の第10実施形態に係る車両用シートの一部の構成が概略的な部分断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされているが、この実施形態では、ヘッドレストサポート150の構成が前記第1実施形態に係るヘッドレストサポート150とは異なっている。
ヘッドレストサポート150は、前記第1実施形態に係るヘッドレストサポート24と同様に本体部24A及びロック部24Dを備えているが、下ガイド部24B及び上ガイド部24Cが省略されている。その代わりに、このヘッドレストサポート130の本体部24Aには、右側面から突出した右ガイド突起152と左側面から突出した左ガイド突起154とが設けられている。
また、この実施形態では、支持ブラケット20Cの右側の内周面には、右円筒面156が形成されており、支持ブラケット20Cの左側の内周面には、左円筒面158が形成されている。右円筒面156と左円筒面158は、シートバック18の前後方向(図26では紙面に垂直な方向)の軸線を中心とした同心の円弧状に形成されている。右円筒面156には、ヘッドレストサポート150の右ガイド突起152の先端が当接しており、左円筒面158には、左ガイド突起154の先端が当接している。これにより、ヘッドレストサポート150は、支持ブラケット20C(シートバックフレーム20)に対して上下方向に相対移動不能でかつシートバック18の前後方向に沿った軸線周りに相対回転可能に支持されている(図26(B)参照)。この実施形態においても前記第1実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。
なお、上記各実施形態では、ヘッドレストフレーム32、62、72、82、92、102、112に関節部32C、62C、72C、102Cが設けられることで、各ヘッドレストフレームが屈曲動作可能(変形可能)とされた構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。例えばヘッドレストフレームに撓み変形容易な可撓部(変形手段)を設けることで、ヘッドレストフレームを変形可能とし、これにより、ヘッドレストフレームをシートバックフレームに対して左右に回動させる構成にしてもよい。また、例えばヘッドレストフレームの全部又は一部をバネ材によって形成することで、ヘッドレストフレームを変形可能とするようにしてもよい。
以上、実施形態を挙げて本発明について説明したが、上記各実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 車両用シート
14 ヘッドレスト
18 シートバック
20 シートバックフレーム
30 ゴム部材(付勢手段)
32 ヘッドレストフレーム
32A 脚部
32B 中間部
32C 関節部
34 ピン(軸、連結部材)
60 車両用シート
62 ヘッドレストフレーム
62A 脚部
62B 中間部
62C 関節部
64 ゴム部材(弾性体)
70 車両用シート
72 ヘッドレストフレーム
72A 脚部
72B 中間部
72C 関節部
74 ゴム部材(弾性体)
80 車両用シート
82 ヘッドレストフレーム
90 車両用シート
92 ヘッドレストフレーム
102 ヘッドレストフレーム
110 車両用シート
112 ヘッドレストフレーム
114 アブソーバ(振動減衰器)

Claims (10)

  1. 左右一対の脚部および前記一対の脚部を繋ぐ中間部を有するヘッドレストフレームに一乃至複数の関節部が設けられ、前記ヘッドレストフレームが前記関節部において屈曲動作可能な状態で前記一対の脚部がシートバックフレームに連結されることで、シートバックに対して左右に回動可能とされたヘッドレストと、
    前記ヘッドレストを前記シートバックに対する回動範囲の中間位置へ付勢する付勢手段と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記ヘッドレストフレームは、前記関節部を介した一側部分と他側部分とが互いに当ることで前記関節部における曲がり角度を所定の範囲内に制限される請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記ヘッドレストフレームは、前記関節部の屈曲動作に伴って伸縮する振動減衰器を備え、前記屈曲動作に対して前記振動減衰器が減衰力を付与する請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記ヘッドレストフレームは、前記一対の脚部が前記シートバックフレームに対して前記シートバックの前後方向の軸線周りに相対回転可能に連結されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用シート。
  5. 前記ヘッドレストフレームは、前記一対の脚部と前記中間部とが分割されると共に前記関節部を構成する連結部材によって連結されている請求項4に記載の車両用シート。
  6. 前記ヘッドレストフレームは、前記中間部が左右に分割されると共に前記関節部を構成する連結部材によって連結されている請求項4に記載の車両用シート。
  7. 前記ヘッドレストフレームは、前記一対の脚部と前記中間部とが分割されると共に前記関節部を構成する連結部材によって連結され、前記中間部が前記振動減衰器を備えて伸縮可能とされると共に、一方の前記脚部が前記シートバックフレームに対して前記シートバックの前後方向の軸線周りに相対回転可能に連結され、他方の前記脚部が前記シートバックフレームに対して相対移動不能に連結されている請求項3に記載の車両用シート。
  8. 前記連結部材は、軸線方向が前記シートバックの前後方向に沿った軸である請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の車両用シート。
  9. 前記連結部材は、弾性体である請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の車両用シート。
  10. 一乃至複数の関節部が設けられることで変形可能とされたヘッドレストフレームを備え、前記ヘッドレストフレームが変形可能な状態でシートバックフレームに連結されることで、シートバックに対して左右に回動可能とされたヘッドレストと、
    前記ヘッドレストを前記シートバックに対する回動範囲の中間位置へ付勢する付勢手段と、
    を備えた車両用シート。
JP2010508536A 2009-06-24 2009-06-24 車両用シート Expired - Fee Related JP5056945B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/061524 WO2010150373A1 (ja) 2009-06-24 2009-06-24 車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5056945B2 true JP5056945B2 (ja) 2012-10-24
JPWO2010150373A1 JPWO2010150373A1 (ja) 2012-12-06

Family

ID=43386167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010508536A Expired - Fee Related JP5056945B2 (ja) 2009-06-24 2009-06-24 車両用シート

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8308236B2 (ja)
EP (1) EP2447113B1 (ja)
JP (1) JP5056945B2 (ja)
CN (1) CN102076521B (ja)
WO (1) WO2010150373A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5047334B2 (ja) * 2010-07-01 2012-10-10 本田技研工業株式会社 車両用シート
JP5617522B2 (ja) * 2010-10-21 2014-11-05 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6068348B2 (ja) * 2011-09-25 2017-01-25 テイ・エス テック株式会社 車両用シート装置
WO2014017232A1 (ja) * 2012-07-24 2014-01-30 テイ・エス テック株式会社 乗り物用シート装置
JP5850169B2 (ja) 2012-09-25 2016-02-03 トヨタ自動車株式会社 ヘッドレスト及びこれを備えた車両用シート、並びにヘッドレストの製造方法
JP6208865B2 (ja) 2013-06-29 2017-10-04 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション 摺動するヘッドレストに使用されるベアリング
JP6098494B2 (ja) * 2013-12-04 2017-03-22 トヨタ自動車株式会社 車両用シートのヘッドレスト支持構造
KR101517041B1 (ko) * 2014-05-08 2015-05-04 현대다이모스(주) 전동식 헤드레스트
DE102014011563A1 (de) * 2014-08-02 2016-02-04 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Fahrzeugsitz für ein Fahrzeug und Fahrzeugflotte mit dem Fahrzeugsitz
US10336231B2 (en) * 2014-09-30 2019-07-02 Cj Albert Builders Pty Ltd Head and neck rest
US11649858B2 (en) 2017-03-31 2023-05-16 Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh Ring, method, and assembly for component displacement control
JP7200701B2 (ja) * 2019-01-30 2023-01-10 トヨタ紡織株式会社 シート
US11135957B2 (en) * 2019-03-20 2021-10-05 Ami Industries, Inc. Continuously adjusting headrest device
DE102020133562A1 (de) * 2020-12-15 2022-06-15 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10226255A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Aichi Mach Ind Co Ltd ヘッドレスト
JP2000038070A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Mitsubishi Motors Corp 自動車用ヘッドレスト構造
JP2000287781A (ja) * 1999-04-02 2000-10-17 Tokai Chem Ind Ltd 可倒式ヘッドレスト
JP2003112545A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Nissan Motor Co Ltd 車両用ヘッドレスト装置
JP2010268970A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Honda Motor Co Ltd 車両用シート

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6313054A (ja) 1986-07-03 1988-01-20 Konica Corp 像形成方法
US6022078A (en) * 1999-01-13 2000-02-08 Chang; Yung-Tsung Headrest of a seat with adjustable positioning rods
JP2000217660A (ja) 1999-01-28 2000-08-08 Ikeda Bussan Co Ltd 自動車用シートバック
JP2001294064A (ja) * 2000-02-07 2001-10-23 Aprica Kassai Inc 自動車用年少者安全座席
US7264313B2 (en) * 2000-09-20 2007-09-04 Robert Clough Seat headrest
JP3757864B2 (ja) * 2001-12-27 2006-03-22 日産自動車株式会社 車両用ヘッドレスト装置
US6692071B2 (en) * 2002-02-08 2004-02-17 Lear Corporation Side impact active head restraint
JP3915730B2 (ja) * 2003-04-07 2007-05-16 日産自動車株式会社 車両用ヘッドレスト装置
DE102004021554A1 (de) * 2004-05-03 2005-12-08 Daimlerchrysler Ag Kraftfahrzeugsitz
JP2007161102A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用シートバック
US8016352B2 (en) * 2006-10-31 2011-09-13 Edward Liu Vehicle multimedia system for vehicle
US7597394B2 (en) * 2006-10-31 2009-10-06 Edward Liu Car seat head rest with built-in screen
US8066329B2 (en) * 2006-10-31 2011-11-29 Edward Liu Car seat head rest with built-in screen

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10226255A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Aichi Mach Ind Co Ltd ヘッドレスト
JP2000038070A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Mitsubishi Motors Corp 自動車用ヘッドレスト構造
JP2000287781A (ja) * 1999-04-02 2000-10-17 Tokai Chem Ind Ltd 可倒式ヘッドレスト
JP2003112545A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Nissan Motor Co Ltd 車両用ヘッドレスト装置
JP2010268970A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Honda Motor Co Ltd 車両用シート

Also Published As

Publication number Publication date
CN102076521A (zh) 2011-05-25
WO2010150373A1 (ja) 2010-12-29
JPWO2010150373A1 (ja) 2012-12-06
US20120086255A1 (en) 2012-04-12
CN102076521B (zh) 2013-10-16
US8308236B2 (en) 2012-11-13
EP2447113A4 (en) 2012-11-14
EP2447113B1 (en) 2014-10-22
EP2447113A1 (en) 2012-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5056945B2 (ja) 車両用シート
JP5067480B2 (ja) 車両用シート
JP5440705B2 (ja) 車両用シート
JP5343978B2 (ja) 車両用シート
JP5481866B2 (ja) アクティブヘッドレストを組み付けたシートバックの内部構造
WO2010122858A1 (ja) シートバック装置
KR101598163B1 (ko) 헤드레스트 지지 구조
WO2014007201A1 (ja) ヘッドレスト支持構造
JP6041048B2 (ja) ヘッドレスト支持構造
US9248767B2 (en) Vehicle seat
JP7369923B2 (ja) ダイナミックダンパ、ヘッドレスト及び乗物用シート
JP7364848B2 (ja) 乗物用シート
JP5692205B2 (ja) ヘッドレスト支持構造
JP2007161102A (ja) 車両用シートバック
JP2024025532A (ja) シートスプリングの取付構造及び車両用シート
JP6439567B2 (ja) 乗物用シート
JP2024025079A (ja) シートスプリングの取付構造及び車両用シート
JP2023167958A (ja) 乗物用シート
JP2014181002A (ja) 乗物用シート
JP4931479B2 (ja) 車両用シート
JP2020083141A (ja) ヘッドレスト支持構造
JP2009018707A (ja) キャブマウント構造
JP2009023510A (ja) 車両用シート
JP2014031048A (ja) ヘッドレスト支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5056945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees