JP5054376B2 - 加圧および吸引によってガラスシートをクラウニング加工するための方法 - Google Patents

加圧および吸引によってガラスシートをクラウニング加工するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5054376B2
JP5054376B2 JP2006505748A JP2006505748A JP5054376B2 JP 5054376 B2 JP5054376 B2 JP 5054376B2 JP 2006505748 A JP2006505748 A JP 2006505748A JP 2006505748 A JP2006505748 A JP 2006505748A JP 5054376 B2 JP5054376 B2 JP 5054376B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
male mold
sheet
mold
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006505748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006521271A (ja
Inventor
テリエ,エルベ
マシユラ,クリストフ
ゴバン,ジエローム
ガルニエ,ジル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain Glass France SAS
Original Assignee
Saint Gobain Glass France SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saint Gobain Glass France SAS filed Critical Saint Gobain Glass France SAS
Publication of JP2006521271A publication Critical patent/JP2006521271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5054376B2 publication Critical patent/JP5054376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • C03B23/0352Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet
    • C03B23/0357Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet by suction without blowing, e.g. with vacuum or by venturi effect
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/0252Re-forming glass sheets by bending by gravity by gravity only, e.g. sagging
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • C03B23/0305Press-bending accelerated by applying mechanical forces, e.g. inertia, weights or local forces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • C03B23/0352Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、曲げセル内のガラスシートまたは重ねられたガラスシートのスタックを曲げる方法に関する。
曲げられるシートは、コンベアで水平オーブンを通って運ばれて該水平オーブン内で曲げ温度まで加熱され、曲げセル中にコンベアによって供給され、凸面で中実の雄型があり、ガラスシートが該雄型に向けて凹面環状雌型によって、雄型と雌型の間で加圧されるように、垂直に動かされる。
得られる曲げられたガラスシートは車両用の透明板ガラス、特にウィンドシールドなどのためのものであり、透明板ガラスは、大抵、積層化され、すなわち、ポリ(ビニールブチラール)(PVB)などのプラスチック材料のシートを間に備えた一方が他方の上に置かれた少なくとも2つのガラスシートから構成される。
車両の透明板ガラス用の曲げられた成形品は、多くの需要があり、曲げは、最初の手法では、透明板ガラスの1つの方向の1つの線の曲率半径によって、ならびに、第1の線に直交する、透明板ガラスの別の方向の第2の線の第2の曲率半径によって画定される。一般的な考え方を示すと、第1の曲率半径は1メートルから無限大であり、第2の曲率半径は、5メートルから無限大であってもよい。今は、シートの2つの次元の少なくとも1つでさらに顕著な曲率が必要とされる。
単一の透明板ガラスを生産する場合、曲げられるガラスシートは個々に曲げセルに導入される。
積層透明板ガラスを生産する場合、積層透明板ガラスが作られる(通常2つの)ガラス板の数が、それらの間に炭酸カルシウム粉末または珪藻土粉末などの分離剤を挟んで互いに重ねて置かれ、このスタックがオーブンの入口に送り込まれる。このことは、単一の積層透明板ガラスに接合することを意図するガラスシートの場合、完全に合致した形状を達成することを可能にする。このようにして生産された曲げシートは、PVB型(ポリビニールブチラール)のプラスチックの中間シートを使用して、共に結合される前に、冷却後に手で分離される。
自動車製造業者は、高い展開可能係数をもち、また非常に優れた形状寸法公差、言い換えれば意図する形状から非常にわずか(2mmより小さくあるいは1mmよりさらに小さく)しか離れない複雑な形状の透明板ガラスの生産を必要とする。さらに、透明板ガラスは、特に中央領域には、曲げ工具による傷ができる限り少なくなければならない。最後に、透明板ガラスが、日よけ層、例えば銀を含む層などの少なくとも1つの層を含む場合、曲げプロセスは、1つまたは複数の層を損傷してはならない。
この本文では、用語「ディフレクション」は、通常最も顕著な曲げに対応する最長の弧の曲げの深さを意味する。これは、両端が前記弧の中心とこの弧の弦の中心にある線分に対応する(詳細には図7に示すディフレクションFを参照)。「クロスベンド」または「クロス曲率」として知られる第2の曲げは、第1の曲げに直交し、一般に第1の曲げほど顕著でない。「クロスベンド」は、また最長の弧に直交する弧によって形成されたこの第2のベンドの深さのことを言い、両端が前記弧の中心とこの弧の弦の中心にある線分に対応する(詳細には図7に示すクロスベンドDBを参照)。
用語「スケルトン」は、それ自体の周りで閉じてサポートを作り、狭い上部エッジにガラスシートが置かれる狭い金属の帯板を意味する(図8a参照)。狭い上部エッジの厚さは、一般に0.1から1cmである。本発明の文脈では、スケルトンは、ガラスシートの狭いエッジが、前記スケルトンから少なくとも2cm、一般には2cmから10cm離れてあるように、ガラスシートを支持する。これは、支持がガラスのエッジに近すぎる場合に起こる「バスタブ型」の垂れ下がり効果を防止する。
用語「フレーム」は、同様にそれ自体の周りで閉じた帯板を意味するが、狭いエッジではなく、その大きい表面の1つを支持表面として与え(図8b参照)、その幅は一般に1から4cmの間である。一般的に言って、フレームは、ガラスシートを、前記シートの狭いエッジの下を含めてその周辺部を支持することによって、支持する。
本発明の文脈では、用語「透明板ガラス」は、個別のガラスシートまたは複数の重ね合わせられたガラスシートを含んでもよい。
国際公開第95/01938号パンフレットは、添付の図面の図1に見ることができるように、
熱い空気ばね1を構成するサポート部材と、
上方に、ガラスシートまたはいくつかの重ね合わされたガラスシート3(これらのシートの2つが図1に示されている)をそれ自身と接触して保持するための手段を備える凸面の雄型2と、
下方に、ガラスシート3の搬送面より低い、低い位置と、雄型2に近い、高い位置との間を移動することができる凹面の環状雌型4とを含む曲げセル内で曲げる方法を開示している。また、この説明では「フレーム」と呼ばれる、この雌型4は、(スケルトンで起きる)単一の線状の接触と比べて、ガラスシート3とのより大きな接触表面積を与える金属の構造体である。
国際公開第95/01938パンフレットの方法では、シート3は、ローラ5で曲げセルに送り込まれ、熱い空気ばね1上に解除される(図1A)。ガラス3が正しく配置されると、環状フレーム4が上げられる。それが上がるにつれて、ガラス3は、環状フレーム4を介して重力により垂れ下がる(図1B)。環状フレーム4が上昇し終わり、次いで曲げが形成され始めると、ガラスシート3またはガラスシート3のスタックは、部分バキューム下になる。したがって、ガラス3は完全に環状フレーム4から離れて、雄型2の凸面に張りつく(図1C)。この知られている曲げプロセスの最後のステップは、雄型2と、ガラスシート3またはガラスシート3のスタックの環状フレーム4との間の加圧作業である。この加圧は、余分な材料を均等に分布させるために、圧縮ストレスをもたらすことなしに、単に、エッジの形状を仕上げることを意図する仕上げのステップである(図1D)。
この知られているプロセスは、特にいくつかのシートが共に重ねられた場合、小さい半径の曲率の場合、ガラスシートのエッジが皺になるのを防止できず、光学的欠陥を起こすので、大きく曲げたシートを生産できないことがわかった。このことは、特に、非展開可能係数(coefficients of non−developability)が局所的に2より大きい透明板ガラスの形状で起こり(特にいくつかの重ね合わされたシートの場合)、前記非展開可能係数は、D=Ln(10/R × R)の公式で定義され、ここでLnは自然対数であり、RおよびRはミリメートルで表された考慮点での主要な曲率半径である。さらに、(積層透明板ガラスを作るために)いくつかの重ね合わされたシートの場合、雄型に接触しないそれらのシートは、型に直接接触して置かれたシートに従わないことが大いにあり得るので、すべてのシートが、バキュームによって適切に保持されるわけではなく、部分バキュームのステップの間でそれらは分離することを経験が示している。これが、生産ラインを止めざるを得ない混乱を起こすことになる。
同様に、この知られているプロセスは、部分バキュームフェーズの間(図1C)とまた空気ばねの使用のための両方で、多くの量の空気を必要とする。ガラスを凸面の上部の型に向けて押すのに、空気ばねを使用することができず、その使用は、ただシートを、前記ばねの空気が吹き出される構成要素から固定した距離(一般に2から6mm)に維持するだけであることも理解すべきである。
本発明の目的は、これらの問題を解決することである。詳細には、本発明による方法は、ディフレクションとクロスベンドの両方を生産するために、より詳細には重ね合わせたシートに対して、最小の傷または傷なしで、深い凹面を製造することができる持続期間の短い曲げ方法である。さらに、これは大量の空気の吹き込みを必要としない。
したがって、好ましくはほぼ最終のディフレクションに等しいディフレクションを生み出し(凸面の雄型によって押し付けられるディフレクション)、続いて、ガラスシート(またはガラスシートのスタック)の周辺形状を画定するために透明板ガラスの周辺を加圧し、続いて、次に、なお周辺部の加圧を維持しながら、ガラスの部分バキュームを中央部に加える、好ましくは主に円筒形のタイプである最初の垂れ下がりが、前記部分バキュームを、直交する凹面を生み出す2つの曲げによってもたらされた効果を、均等に分布させるように、またこれを80から200mmなどの、例えば約100mmの小さい半径(深い曲率に等しい)に対しても加える一方で、ガラスを流動させる効果をもたらすことが見いだされた。シートの外形が加圧されるすぐ前に、透明板ガラスの中央部が雄型の対向する部分に接触する。シートの周辺の単一の成形で、透明板ガラスに望ましい形状を与えるのに十分であろうと考えられていた。しかし、透明板ガラスの周辺部の加圧の間に、中央部での雄型との接触が部分的に失われるので(「ポケット」または「泡」ができる)、この部分に欠陥が現れることがわかった。部分バキュームは、透明板ガラスを雄型に完全に接触させることによってこの問題を解決する。結果は、透明板ガラスに、ほとんど正確に凸面の型を与える。したがって、透明板ガラスを非常に小さい製造交差、その形状寸法が、望みの形状から非常に少し(2mmより小さい誤差または1mmよりさらに小さい誤差)しか離れないで製造することが可能になる。
さらに、いくつかのガラスシートが、本発明による曲げを受ける場合、周辺部の加圧が、前記シートの間の空間を周辺部でシールする程度にまでも、組み合わせられるガラスシートのエッジを共にクランプ締めする。その結果、最初のシート(雄型に押し付けて配置することが意図されたシート)に加えられる部分バキュームの強さが、第2のシート等に伝えられる。これが、積層透明板ガラスを生産するためにガラスシートのスタックを曲げる場合、雄型から最も離れた位置にあるシートまたは複数のシートへの弱いグリップの問題を解決する。したがって、加圧は2つの効果がある。すなわち、まず、それは、直接雄型に接触するシートとの間の周辺部のシールを生み出すだけでなく、さらに、個々のガラスシート間の周辺部のシールを生み出す。部分バキュームの力はいわばシートからシートへ伝えられ、これが、部分バキュームを加えることが雄型に向けてガラスシートのすべてを押し付ける力をもたらすことができる理由である。したがって、泡またはポケットの形成は、雄型とそれに接触するガラスシートとの間だけでなく、個々のシート間でも排除される。その結果、ガラスシートはすべて、正確に同じ形状をもち、この形状は意図する形状に非常に近い。
本発明によれば、時期尚早にバキュームを加えるのは目的を達しないので、最初のガラスシートが凸面の雄型に接触するまで、部分バキュームを加え始めないことが好ましく、不必要に吸引を加えるのは得策ではない。さらに、気体の運動を引き起こすことがあり、一般に曲げセル内で内部ではこれらを最小に抑えるのが望ましい。
したがって、本発明の主題は、第1にシートまたはスタックを凸面中実の雄型と凹面環状の雌型またはフレームの間で成形することによって、少なくとも1つのガラスシート(1つのガラスシートまたはガラスシートのスタック)を曲げる方法であって、一方の他方に対する垂直の移動が、曲げ温度に等しい、またはほぼ等しい周囲温度が好ましくは維持された曲げセル内で可能であるように、前記雄型を前記雌型の上方に配置し、水平オーブンを通ってコンベア上で移動する該水平オーブン内で曲げ温度に加熱されたガラスシートまたはガラスシートのスタックが、最初に重力により誘起された垂れ下がりを受けた後で成形を受け、この方法は、重力により誘起された垂れ下がりが、好ましくは最終のディフレクションにほぼ等しいディフレクションfに至るまたは本質的に至る状況のもとで導入されることを特徴とし、かつ成形プロセスの場合、前記シート(3)またはシートのスタック(3)の中央領域がまず雄型(2)に接触して配置され、前記シート(3)またはシートのスタック(3)の周辺領域が雄型(2)と雌型の間で加圧され、加圧が継続される時間の間、前記シートまたはシートのスタックが、部分バキュームによって雄型に押し付けて保持されることを特徴とする方法である。
「ディフレクションfに至るまたは本質的に至る」という表現は、ディフレクションfがシートの表面の1方向で形成され、他の方向にも、加圧のときに押し付けられるクロスベンドと比べてより小さいクロスベンドを、形成できることを意味する。
したがって、本発明は少なくとも1つのガラスシートを曲げる方法であって、
ガラスが重力の下で垂れ下がることを可能にするステップと、
前記シートを支持する雌型を雄型に向かって前進させることによって、前記1つまたは複数のシートの中央領域を前記雄型に接触させて配置するステップであって、前記雄型が前記雌型の上方にあり曲げセル内で一方の垂直な移動を他方に対して可能とするステップと、
雄型と雌型の間のガラスの周辺領域で該ガラスを加圧するフェーズと、
加圧が継続され、部分バキュームによって、雄型に押し付けてガラスを保持するフェーズと、
雌型から雄型を分離することによって、加圧を中止するステップと、
曲げセルの外側のガラスを冷却するステップとを含む方法に関する。
本発明の方法では、20mmから490mmの最終のディフレクションに対して20mmから400mmのディフレクションfを生み出すことができる垂れ下がりが導入される。この垂れ下がりは、好ましくは「円筒形タイプ」である。「円筒形タイプ」という形容詞は、得られた形状が正確に円筒というのではなく、結果が、円筒に関し、主に1方向に凹面であることを意味する。ここでは、垂れ下がりが主に円筒形であり、すなわち、ディフレクションを生み出すためのより顕著な凹面が1方向に得られ、それほど顕著でない凹面が第1の方向に直交する方向(クロスベンド)に得られる。最も深い凹面に対応する主要方向にこの垂れ下がりによって生み出された中間のディフレクションfは、好ましくは凸面の雄型によって押し付けられるディフレクションの80から100%を表す。この垂れ下がりによって第2の方向に生み出されるより浅い凹面に対応するクロスベンドは、10から150mmまで変化し、好ましくは最終のクロスベンドの10から50%を表す。この垂れ下がりフェーズは比較的短く、2つの重ね合わせたシートの場合、2から10分続けることができる。この短い期間は、自由選択の銀を含む日よけ層の完全性を維持するのに非常に好ましい。短い垂れ下がり時間は、特にスケルトンを使用する場合、透明板ガラスが垂れ下がるとき、それを支持する工具による透明板ガラスの傷を限定するためにも好ましい。短い垂れ下がり時間は、主に円筒形の垂れ下がりをもたらす。もし、垂れ下がりが持続することをより長く許すならば、それは、特徴上、より球面(より顕著なクロスバンド)になるであろう。垂れ下がりサポートは、もちろん、望ましい円筒形の垂れ下がりに導く形状であり、言い換えれば、透明板ガラスの2つの長いエッジが十分に沈むことができるようにサポートの長い辺が十分に曲がっている。
本発明の第1の実施形態では、ガラスシートまたはガラスシートのスタックは、円筒ローラの平らなベッドから構成されるコンベア上に平らな状態で曲げセルに送り込まれ、ガラスシートまたはガラスシートのスタックは、曲げセルに入り、その中央部を支持するサポート手段の上で動かなくなり、この手段は、環状雌型によって囲まれている。それから、ガラスシートまたはガラスシートのスタックを保持する環状雌型が上昇するとき、垂れ下がりフェーズが、完全に曲げセルの中で行われ、このことが前記雌型を介して垂れ下がりが起こることを可能にする。この第1の実施形態では、環状雌型は、まず垂れ下がりサポートとして、それから加圧手段として働く。フェルトまたは編物などの繊維状材料で覆われている必要はないが、しかし、これを除外するわけではない。
第1の実施形態の変形形態では、ガラスシートは、トンネルオーブン内に配置された振動ベッド上の曲げセルに送り込まれ、前記ベッドは、漸進的な垂れ下がりによって、曲げ形状を1つまたは複数のシートに開始するために、形状ロッド(沈んだ形状をもつローラで、時には「ハンドルバー」として知られる)から構成され、それから、ガラスシートまたはガラスシートのスタックは、曲げセルに入り、その中央部を支持するサポート手段の上で動かなくなり、この手段は、環状雌型によって囲まれている。それから、ガラスシートまたはガラスシートのスタックを保持する環状雌型が上昇し、このことが前記雌型を介して垂れ下がりが起こることを可能にするとき、垂れ下がりフェーズが曲げセル内で行われる。上述のサポート手段は、ここでは、一般に空気ばねである。
第2の特に好ましい実施形態では、加圧ステップが行われる曲げセルに通じるトンネルオーブンを介して輸送される間に、垂れ下がりが、ガラスシートまたはガラスシートのスタックに少なくとも部分的に導入され、前記垂れ下がりが、垂れ下がりサポート上で少なくとも部分的に導入され、次に垂れ下がりサポートがコンベアキャリッジ上で輸送され、コンベアキャリッジがトンネルオーブンを通って曲げセル内で、垂直に移動可能な手段の上で動かなくなり、前記手段は環状雌型によって囲まれ、キャリッジが動かなくなると、前記サポートを運ぶキャリッジを排除する手段が提供され、ガラスシートまたはガラスシートのスタックが、環状雌型の周辺部の付近で支持されると、垂れ下がりサポートを排除する手段が提供される。
垂れ下がりサポートが曲げセル内で動かなくなると、前記環状雌型が、動きながらガラスシートまたはガラスシートのスタックを運んで雄型に向かって上昇するとき、前記サポートが環状雌型を通過できるように、前記サポートは環状雌型の内部で(上から見ると)完全に内接する領域を占める。
垂れ下がりサポートは、中実の、有孔の、または露出した表面あるいはフレームでよいが、有利には、スケルトンであり、輸送されるべきガラスシート3(またはガラスシート3のスタック)をスケルトンの上部エッジの上に置く。垂れ下がりサポートは、好ましくは、曲げ温度に耐性をもつフェルトまたは織物または編物などの繊維状材料(一般に耐火性金属またはセラミック)で覆われる。様々な、異なる「スケルトン」を、中でもディフレクションの寸法に応じて使用することができる。より小さいディフレクション(例えば200mmより小さい)の場合、一般に固定した(すなわち、結合されていない)スケルトンを使用することができる。より大きいディフレクション(例えば200mmより大きい)の場合、一般に欧州特許出願公開第448 447号明細書で開示されたような結合されたスケルトンを使用することもできる。この実施形態では、環状雌型は曲げ温度に耐性をもつフェルトまたは織物または編物などの繊維状材料(一般に耐火性金属またはセラミック)で覆われる必要はないが、そのような覆いも可能である。
垂直移動式の手段として有利なのは、曲げセル内で上下に移動できる垂直なカラムである。
本発明による方法の様々な詳細な実施形態に従うと、
圧力は0.1から10秒間加えられ、
部分バキュームは、雄型によって生成された圧力降下によって作られ、
部分バキュームは、加圧と同時に加えられ、
加圧を維持しながら、部分バキュームを加えることに続いて、この方法の次のステップは、曲げられたシートまたは曲げられたシートのスタックを、冷却スケルトンまたは好ましくは冷却フレームなどの冷却サポート上に戻すのに必要な時間の間、好ましくは雄型の周りのスカートによっても部分バキュームを維持しながら、加圧を取り除くことであり、
曲げが640℃より低いかまたはそれに等しい温度で、特に、590から630℃の温度で実行され、
積層透明板ガラスを作るためのガラスシートのスタックの場合、いくつかのガラスシートが、その周囲の付近に挿入された炭酸カルシウムまたは珪藻土などの分離粉末によって重ねられる。
2つの重ね合わされたガラスシートの場合、一般に、シートが垂れ下がりサポート上に置かれる瞬間とシートが曲げセルを離れる瞬間との間で2分10秒から8分が経過する。
本発明の範囲内で、雄型が雌型から分離する間、ガラスは、部分バキュームの効果の下で雄型に接触したままである。
凸面の雄型を介して加えられる部分バキュームを、その表面領域全体に加えることができる。部分バキュームは、好ましくは、正の気体圧力が加えられる別のより中央の領域を囲む周辺部領域に加えられる。この場合、部分バキュームの力は正の気体圧力より大きく、したがって合計の効果は、部分バキュームが上部シートに加えられる。正の気体圧力が中央領域に加えられる場合、凸面の雄型は、空気が前記繊維状材料を通って横方向に、すなわち接触面に平行に通過することを可能にする(フェルト、編物などの)繊維状材料を備えている。したがって、正の気体圧力は、十分に穏やかなので、上部ガラスシートと覆われた凸面の雄型の間の接触損失は起こらない。この穏やかな正の気体圧力は、上部シートと繊維状材料を備える凸面の雄型との間の接触圧力を低減させ、これはさらに接触によりガラスに傷をつけられるリスクを低減させる非常に薄い空気のばねを生み出す。
また、好ましくは、スカートが凸面の雄型を囲み、したがって部分バキュームが、1つまたは複数のガラスシートの1つまたは複数の狭いエッジに隣接する透明板ガラスの外側の周辺にも加えられる。全体として、加えられる合計の部分バキューム(一方で凸面の型による、ならびに他方でスカートによる部分バキュームの合計)は、雌型が取り除かれ、加圧フェーズ後で、もはやガラスに接触していないとき、ガラスシートが雄型に接触し続けるのに十分である。加圧フェーズの間、ガラスが雌型によって接触を維持されるので、スカートを介して部分バキュームを加えることは必須ではない。スカートを介した部分バキュームに主に必要なのは、いくつかのガラスシートが重ね合わされ、雌型が下げられた場合であり、したがって、完全なガラスシートのスタックが雄型に接触して維持される。しかし、実際には、すべての部分バキューム(スカートを介したものと雄型を介したものの両方)を同時に行うことも可能である。
したがって、いくつかのガラスシートが重ね合わされ、同時に互いに曲げられるとき、雄型が雌型から分離される間、好ましくは少なくとも部分的には、雄型を囲むスカートによって加えられた部分バキュームの効果の下、ガラスは雄型に接触したままである。
次に、ガラスが雄型に部分バキュームの効果の下、接触している間に、冷却サポートがガラスの下に持ち込まれ、それから部分バキュームが停止されガラスを前記冷却サポート上に置くことを可能とし、前記冷却サポートがガラスを冷却ステップに持ち去る。
本発明は、また上記で定義された方法の局所的に2より大きい、または3よりさらに大きい、または4よりさらに大きい非展開可能係数をもつ透明板ガラスの生産への適用に関する。多分3あるいは4を超えるより高い非展開可能係数をもつ透明板ガラスは、例えば、自動車のリアウィンドウ(一般に単一の強化ガラスを含む)を含み、一方、それでも2より大きい、または3よりさらに大きい、しばしば2と3の間である、より低い非展開可能係数をもつ透明板ガラスは、例えば自動車用の(一般に2つのガラスシートを含む)積層のウィンドシールドを含む。
最後に、本発明は、第2の実施形態に関して上記で定義された本方法を実行する曲げシステムであって、
一般に、特に、水平部分を含むオーブンと、
オーブン内部で、キャリッジ上で運ぶことができる、特にスケルトンタイプの垂れ下がりサポート上に置かれたガラス(ガラスシートまたは複数のシート)を輸送するためのシステムと、
前記輸送システムによって輸送されるガラスを運ぶ垂れ下がりサポートを受け取りかつ固定する手段をもつ曲げオーブンと、フレームあるいは前記受け取り/固定手段および環状雌型の上方に置かれた凸面雄型を囲む環状雌型と、キャリッジを曲げセルから排除するために提供される手段と、垂れ下がりサポートを曲げセルから排除するために提供される手段と、一方で、環状雌型を垂直に移動させ、他方で、垂れ下がりサポートを受け取りおよび固定する手段を垂直に移動させ、かつ移動の速度を制御するために提供される手段とを備える曲げセルとを含むことを特徴とするシステムに関する。
これらの最後の手段は断熱されたチャンバの外側に配置された動力ねじでよい。
したがって、本発明は、1つまたは複数のスケルトンを曲げセルに移動させるスケルトンに支持されたガラスを輸送するためのシステムがあるオーブンであって、前記セルが、フレームまたは環状雌型と、環状雌型の内部で上から見て完全に内接する領域を占めるスケルトンと、環状雌型の上方に置かれた凸面の雄型とを備えるオーブンと、1つまたは複数のスケルトンを曲げセルから排除するために提供された手段と、一方で環状雌型を垂直に移動させるために提供された手段とを含み、前記雄型が、凸面の表面を介して部分バキュームを加える手段を備える、本発明による方法を実行するための曲げシステムを提供する。
より明確に本発明の方法を説明するために、次にそのいくつかの具体的な実施形態が説明されるが、添付された図面に関してどのような限定も示唆されない。
次に、本発明による方法の第1の実施形態が、積層ウィンドシールドを形成するつもりである2つのガラスシートのスタックの曲げを示す図2Aから2Dに関して、例として説明される。単一のガラスシートを曲げることができることは言うまでもない。
図2A:ガラスシートの送出
ガラスシート3は、水平オーブン(トンネルオーブン)内で曲げ温度に加熱され、その水平オーブンを通ってそれらは平らなローラコンベア5によって運ばれ、ローラコンベア5は、それらを図1に関して説明されたのと同じ曲げセルに渡す。今の場合、シート3は、図2Aに示されるように平らである。曲げセルの内部では、シート3は、国際公開第95/01938号パンフレットでのように空気ばね1上に置かれる。
図2B:垂れ下がり
シート3の重力により誘起された垂れ下がりが、国際公開第95/01938号パンフレットと同じように引き起こされるが、違う点はそれが十分に短く、主に円筒形であり、中間ディフレクションfがほぼ最終ディフレクションに等しいことである(図2C参照)。望む中間ディフレクションfを生み出すために様々なパラメータを変化させることができ、この分野の技術者にはよく知られているように、これらのパラメータは温度および滞在時間である。
図2C:加圧
ガラスが環状フレーム4を介して垂れ下がることが可能になった後、フレームは、ガラスシート3の周辺部を加圧するために、雄型2の凸状の下面に向けて上昇を続ける。
図2D:部分バキューム
加圧が続く間、ガラスシート3は、雄型を介して生み出される負の圧力にさらされる。この部分バキュームは、上部ガラスシート3の全面を中実の凸面上部型2に接触させるのに十分でなければならない。ガラスが上部雄型に接触する前、環状フレーム4からの分離はない。
以前のように部分バキュームを加えた後、ガラスシート3は、部分バキューム、特に、スカート16を介する追加の部分バキュームによって雄型2と接触し続け、単に雌型4を下降させるだけでは、下部シート3は上部シート3から分離することはない。型4を平らなガラスの搬送面の下に下降する間またはその後で、冷却フレームなどの冷却サポートが、曲げられたガラスを取るために雄型の下に導入される。
部分バキュームが停止されるとすぐに、曲げられたシート3は、曲げられたシートを冷却ステーションに持ち出すために、コンベアの上に位置を占める前記冷却サポートの上に落ちる。冷却は、急冷(特に、単一シートの場合)または積層ウィンドシールド(少なくとも2つの重ね合わされたシート)の場合は自然冷却でよい。
しかし、図2に関して上記で説明された方法では、ガラスが送り出される(図2A)方法およびガラスが垂れ下がることを可能にする(図2B)方法は、好ましい実施形態ではないが、本発明から除外するものではない。本発明によれば、垂れ下がりは、好ましくは、主に、最終のディフレクションにほぼ等しいディフレクションfに至る円筒形の垂れ下がりでなければならないので、出発点が平らなガラスの部品の場合、それは、十分に加熱されなくてはならない。
次に、ガラスシート3の送り出しの好ましい方法が図3から5に関して説明される。この実施形態では、ガラスシートまたは複数のシート3は、加熱オーブンを通って輸送されるスケルトン5’上の曲げセルに送り出され、そのスケルトンの上で垂れ下がりが徐々に成長し、大幅に進行させることができ、あるいは、シート3が曲げセル内で本発明による加圧位置に置かれたとき、それが完成する、または、ほぼ完成する。
重ね合わせたガラスの場合、それらを曲げセルに輸送する場合、ガラスシートが加熱されながら、様々なシートが互い同士の位置から移動することがある。これを避けるため、横タブ6に連結された垂直の止め具を提供することが好ましく、前記止め具は、止め具とシートの狭いエッジとの間の接触によって正しい位置にシートを保持する。これが、それらの垂れ下がりをガイドする。
スケルトン5’は、ガラスがその上に置かれた場合に、ガラスシートまたは複数のガラスシートのエッジから十分離れており、それがオーブンの中に輸送される間に、シートの周辺部にすぐ隣接して深すぎるキャビティ(バスタブ効果)を作らず、それに十分に近くで、望ましい垂れ下がり効果および主要なディフレクションが進むような寸法をもつ。装置の他のパラメータの関数として、垂れ下がりスケルトン5’のこれらの特徴を決めることは、当技術分野の技術者の範囲内にある。
図3および4からわかるように、シート3が置かれるスケルトン5’は、次いで、オーブン10内のサイドレール9を移動する車8を備えるキャリッジ7で運ばれる横タブ6によって運ばれる。
図3で、参照番号11は、オーブンの壁を示し、12は、曲げセルの位置で、曲げセルの低い部分に、雄型2の下方でフレーム4の中央に配置された垂直に移動可能な垂直カラム13であり(これらの部品2および4は図3には示されていない)、カラム13の機能は後で説明する。キャリッジ7は、車8およびスケルトン5’を支持するタブ6を備えている。車の軸は壁11の水平開口を通過するので、キャリッジの車は、オーブンの外側にある。この開口からの熱損失を抑えるため、上から吊られた耐火性繊維(図示せず)が、それらを覆うことができ、車の軸によって押されると移動し、それらが通過すると、自動的に所定の位置にもどってくる。
必要な垂れ下がりが生じた透明板ガラス3(1つまたは複数の重ね合わせたシート)を運ぶスケルトン5’が、曲げセル12(図5A)に着くとき、それを運ぶキャリッジ7は、下の位置にある、フレーム4の上でならびにカラム13の上で、止められる。
それから、カラム13に上昇する信号が与えられ、したがって、それは、前記スケルトン5’の一部を形成するベースプレート5’aによって、スケルトン5’およびその透明板ガラス3を押し上げ、キャリッジ7が前進して、オーブン10の入口に戻される(図5B)。スケルトン5’がカラム13によって押し上げられるとき、それは、2軸のインデックスシステムによって、リング4に対して正確な位置に配置するようにXおよびY方向で再度中心合わせされる。
それから、フレーム4は、シート3の周辺部を支持するように押し上げられ、ガラスから排除されたスケルトン5’は、カラム13によって後退させられ、搬送システムによって排除される。
ここで、加圧および部分バキュームステップが適用された(それぞれ、図5Dおよび図5E)。これらは、それぞれ図2Cおよび図2Dの加圧および部分バキュームステップに似ている。図6は、正の気体圧力が、ガラスの中央に向けて、雄型2を介して生み出される好ましい変形形態を示す。図6の矢印は、空気の移動方向を示す。ここでは、雄型2は、通気性の繊維状材料15を備えている。雄型は、雌型4が下げられた場合でも、ガラスを雄型2に接触させ続けるために、それを介して部分バキュームが加えられるスカート16を備えている。
次に、前と同様に、フレーム4が下げられ、シート3は部分バキューム、特に、シートのスタックの場合は、スカート16によって生み出された部分バキュームによって雄型2に押し付けられたままである。一方で、排除または冷却サポート15(一般にフレーム)は曲げられたシート3を運び去る(図5Fおよび図5G)。
上記で説明された方法は、垂直に移動しない固定カラムによっても実行できるが、この場合は、代わりにタブ6が下向きに移動して、垂れ下がりサポート5’をカラム上に置く。
スケルトンの上で、それらが垂れ下がることを可能にするだけで曲げられたシートが生産される従来の技術の場合、シートは、一般に640〜660℃まで加熱される。プロセスは、シートに「バスタブ」の形状を与えないために、中央領域でより大きい範囲でガラスシートを加熱することを試みることをさらに含む。さらに、そのようなプロセスでは、中実の型との接触を欠いているので、正確な形状を生み出すことは不可能ではないけれど、非常に難しい。
これとは対照的に、図3から5に関して説明された方法では、640℃より低い温度、例えば、590〜640℃さらには590〜630℃で有利に作業することができる。この理由は、オーブンの中で、加圧(機械的二次成形)が始まるまで、ディフレクションfを得るために主要な凹面を導入する必要がないためである。また、ガラスシートのより高い局所加熱も必要ない。それゆえ、均等に加熱される。
より低い曲げ温度で、損傷を起こさずにガラスが加工されることは、コストがより小さいこと、ならびにガラスの光学的、機械的あるいは他の特性を変えるリスクがより小さいという両方の理由で有利である。また、特に、本発明の方法では、ガラスの全面に粉末を置く必要がなく、それを周辺付近に置くことだけが必要なので、分離粉末(炭酸カルシウム、珪藻土)によって分離されたガラスシートのスタックで作業する場合、前記粉末が小孔または光学的欠陥を与えるリスクはほとんどあるいは全くない。あるガラスシート、特にウィンドシールドのシートの1つを形成することを意図するものは、1つの面の周辺部付近に黒いエナメル膜をもつことがわかるであろう。このシートは黒いエナメル膜を内側に向けられてスタック内に置かれるであろう。次いで分離粉末が黒いエナメル上に置かれる。このようにして、粉末を使用することにより起こりうる、どのような光学的欠陥も、ウィンドシールドが車に取り付けれられたとき、完全に視界から隠される。
均等な温度の使用は、したがって、ガラスにストレスを導かず、特に、その面の1つが覆われている1つのスタックのシートが、銀を多く含んだ日よけフィルムを含む場合、非常に有益である。そのようなフィルムは、非均等に加熱された場合、ひび割れができやすいことが知られている。
したがって、ウィンドシールドを形成するために言及することができるスタックのタイプは、内部でエナメルの周辺フィルムを備える下部シートと、これも内部で日よけフィルムで完全に覆われた上部シートとをもつ従来のスタックを含む。周辺部の周囲のみに分離粉末を付着させる、そのようなスタックの曲げは、本発明の手段で、最高の可能なやり方で実行される。挿入されたプラスチック(PVB)シートを備える積層ウィンドシールドの組み立ては、例えば10℃/秒の速度の自然冷却の後、同じ曲げ作業の結果から得られる2つのシートで、従来の方法で実行されるであろう。
さらに、曲げを完全にスケルトン上では行わず(冷却を含めて)、本発明で曲げられたシートはより満足に冷却される。第1の場合、プロセスの全く最初から、スケルトンがガラスに直接、接触している。金属であるので、スケルトンはガラスより速く冷却し、したがって伸長ストレスがガラス内に進展し、それをさらに脆くし、無視できないところまで不良率を上げる。
本発明の場合、(冷却スケルトンで置き換えることができる)冷却フレームを、曲げの後で導入することができる。それは、透明板ガラスから金属フレームまたはスケルトンを断熱するために、編物またはフェルトを好ましくは備えており、ガラスとそれらの不完全な接触のために、空気が通ることを可能にする。
本発明による方法で、同じ生産速度の場合、必要な工具の数は、より少なく、したがって、このことは製造された部品間で、より近い同一性を保証する手助けとなる。したがって、スケルトン上の曲げと(冷却を含めて)比較すると、30から40のスケルトンではなく、本発明では3つの冷却フレームが必要である。
国際公開第95/011938号パンフレットで開示された2つのガラスシートのスタックの形成方法の様々なステップ(図1Aから1D)の概略側面図である。 本発明の第1の実施形態の形成方法の様々なステップ(図2Aから2D)を示す図1と同様の図である。 本発明の第2の実施形態における曲げセルに透明板ガラスを供給するオーブンの内部の概略上面図である。 図3に印をつけられたようにIV−IV上で取られた概略図である。 この第2の実施形態の様々なステップ(図5Aから5G)を示す図である。 この第2の実施形態に部分バキュームおよび加圧が適用されるフェーズを示す図である。 凸面側から透視図法で見た車両のウィンドシールド上のディフレクションFおよびクロスベンドDBが示される、透視図法で見た車両のウィンドシールド上のいわゆるディフレクションおよびクロスベンドを示す図である。 いわゆるスケルトン(図8a)およびフレーム(図8b)を示す図である。

Claims (11)

  1. 2つまたはそれ以上の重ね合わせたガラスシート(3)を同時に曲げる方法であって、
    ガラスが重力の下で垂れ下がることを可能にするステップと、
    前記シートを支持する雌型(4)を雄型に向かって前進させることによって、前記シート(3)の中央領域を前記雄型(2)に接触させて配置するステップであって、該ステップにおいて前記雄型(2)が前記雌型(4)の上方にあり曲げセル(12)内で一方の他方に対する垂直な移動を可能とする、ステップと、
    雄型(2)と雌型(4)の間のガラスの周辺領域で該ガラスを加圧するフェーズと、
    雄型(2)を介して部分バキュームをガラスに加えるフェーズであって、加圧が継続され、前記部分バキュームを加えることが最初のシートが雄型に接触するまで開始されないフェーズと、
    雌型から雄型を分離することによって、加圧を中止するステップであって、該ステップにおいて、少なくとも部分的には、雄型およびガラスを囲むスカートを介してガラスシートのエッジの近くでガラスの外側の周囲に加えられた部分バキュームの効果の下でガラスが雄型との接触を維持する、ステップと、
    ガラスが、部分バキュームの効果の下に雄型に接触している間に、冷却サポートが、ガラスの下に持ってこられ、部分バキュームが停止され、したがってガラスを前記冷却サポートの上に置くことを可能にし、次に前記冷却サポートが、ガラスを曲げセルの外側のガラスが冷却されるステップにもっていくステップとを含む方法。
  2. 重力により誘起された垂れ下がりが主に円筒形であり、それが実質的に最終的なディフレクションにほぼ等しいディフレクションfに導くことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 部分バキュームを加える間、正の気体圧力も雄型を通してガラスの中央領域に加えられ、前記雄型が繊維状材料で覆われていることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 垂れ下がりが、ガラスが通って曲げセルに向けて運ばれるトンネルオーブン内で少なくとも部分的に引き起こされ、前記ガラスが、垂れ下がりサポート上に置かれることを特徴とする請求項1から3の一項に記載の方法。
  5. 垂れ下がりが環状雌型内部で上から見て完全に内接された領域を占める垂れ下がりサポート上で少なくとも部分的に引き起こされ、環状雌型が、ガラスを雄型の方へ上げ、前記垂れ下がりサポートの周辺を通過させることによって、動かすことを特徴とする請求項1から4の一項に記載の方法。
  6. 垂れ下がりサポートが、ガラスの狭いエッジから少なくとも2cm後退して置かれたスケルトンであることを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
  7. 曲げが、640℃より低い温度で行われることを特徴とする請求項1から6の一項に記載の方法。
  8. 請求項1から7の一項に記載された方法を実行する曲げシステムにおいて、スケルトンから曲げセル(12)に移動する、スケルトン(5’)に支持されたガラスを輸送するシステムが中にあるオーブン(10)であって、前記セルが、フレームまたは、上から見て内部でスケルトンが完全に内接した領域を占める環状雌型(4)と、環状雌型の上方に配置された凸面の雄型(2)とを備えるオーブンと、スケルトン(5’)を曲げセルから送り出すように提供された手段と、環状雌型(4)を一方で垂直に移動させるように提供された手段と、冷却サポートとを含み、前記雄型が凸面を介して、部分バキュームを加えることができる手段を備えるシステム。
  9. スカート(16)が、ガラスシートのエッジの近くで透明板ガラスの外側に部分バキュームを加えることができるように、凸面雄型(2)を囲むことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 透明板ガラスの非展開可能係数Dが、D=Ln(10/R×R)で定義され、ここでLnは自然対数であり、RおよびRは考慮点での主曲率半径であるとき、局所的に2より大きい非展開可能係数をもつ積層透明板ガラスの製造へ応用した請求項1からの一項に記載の方法。
  11. 透明板ガラスの非展開可能係数Dが、D=Ln(10 /R ×R )で定義され、ここでLnは自然対数であり、R およびR は考慮点での主曲率半径であるとき、局所的に2より大きい非展開可能係数をもつ積層透明板ガラスの製造へ応用した請求項8または9に記載のシステム。
JP2006505748A 2003-03-26 2004-03-24 加圧および吸引によってガラスシートをクラウニング加工するための方法 Expired - Fee Related JP5054376B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0303686A FR2852951B1 (fr) 2003-03-26 2003-03-26 Procede de bombage de feuilles de verre par pressage et aspiration
FR03/03686 2003-03-26
PCT/FR2004/000716 WO2004087590A2 (fr) 2003-03-26 2004-03-24 Procede et dispositif de bombage de feuilles de verre par pressage et aspiration

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006521271A JP2006521271A (ja) 2006-09-21
JP5054376B2 true JP5054376B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=32947168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006505748A Expired - Fee Related JP5054376B2 (ja) 2003-03-26 2004-03-24 加圧および吸引によってガラスシートをクラウニング加工するための方法

Country Status (15)

Country Link
US (1) US20070157671A1 (ja)
EP (1) EP1611064B1 (ja)
JP (1) JP5054376B2 (ja)
KR (1) KR101191259B1 (ja)
CN (1) CN100363282C (ja)
AT (1) ATE392398T1 (ja)
AU (1) AU2004226195A1 (ja)
BR (1) BRPI0408321B1 (ja)
DE (1) DE602004013132T2 (ja)
ES (1) ES2305794T3 (ja)
FR (1) FR2852951B1 (ja)
MX (1) MXPA05010177A (ja)
PL (1) PL1611064T3 (ja)
PT (1) PT1611064E (ja)
WO (1) WO2004087590A2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10434846B2 (en) 2015-09-07 2019-10-08 Sabic Global Technologies B.V. Surfaces of plastic glazing of tailgates
US10597097B2 (en) 2015-09-07 2020-03-24 Sabic Global Technologies B.V. Aerodynamic features of plastic glazing of tailgates
US10690314B2 (en) 2015-09-07 2020-06-23 Sabic Global Technologies B.V. Lighting systems of tailgates with plastic glazing
US11267173B2 (en) 2015-09-07 2022-03-08 Sabic Global Technologies B.V. Molding of plastic glazing of tailgates
US11466834B2 (en) 2015-11-23 2022-10-11 Sabic Global Technologies B.V. Lighting systems for windows having plastic glazing

Families Citing this family (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2855168B1 (fr) * 2003-05-19 2007-03-30 Saint Gobain Bombage de vitrages par gravite sur une multiplicite de supports
FR2880343B1 (fr) * 2004-12-31 2007-06-22 Saint Gobain Procede de bombage de feuilles de verre par aspiration
DE102005001513B3 (de) * 2005-01-13 2006-06-01 Saint-Gobain Sekurit Deutschland Gmbh & Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zum Biegen von Glasscheiben
EP1798206B2 (en) * 2005-12-14 2012-09-26 Asahi Glass Company, Limited Method and apparatus for bending a glass sheet
US20100050694A1 (en) * 2006-11-02 2010-03-04 Saint-Gobain Glass France Bending of glass by heated or cooled form
US7975509B2 (en) * 2007-06-27 2011-07-12 Pilkington North America, Inc. Glass bending process
JP2011520973A (ja) 2008-05-19 2011-07-21 ユニヴァーシティ オブ テネシー リサーチ ファウンデーション,ザ ピリジンの非古典的カンナビノイド化合物及び関連する使用方法
FR2942793B1 (fr) * 2009-03-05 2012-03-23 Saint Gobain Formage d'un vitrage comprenant une ouverture
FR2945985B1 (fr) * 2009-05-27 2011-05-20 Saint Gobain Vitrage a faible niveau de double image.
FR2960232B1 (fr) 2010-05-19 2015-01-02 Saint Gobain Forme de bombage alveolaire
US9296637B2 (en) 2010-06-09 2016-03-29 Glasstech, Inc. Method for press forming glass sheets
JP5696393B2 (ja) * 2010-08-02 2015-04-08 日本電気硝子株式会社 ガラスフィルムの割断方法
FR2963933B1 (fr) * 2010-08-20 2012-08-17 Saint Gobain Miroir bombe par pressage
FR2966147B1 (fr) 2010-10-15 2016-05-27 Saint Gobain Support de trempe thermique
EP2463248A1 (de) 2010-12-13 2012-06-13 Saint-Gobain Glass France Verfahren und Vorrichtung zum Biegen von Scheiben
MX344209B (es) * 2010-12-13 2016-12-08 Saint Gobain Panel doblado.
EP2463247A1 (de) * 2010-12-13 2012-06-13 Saint-Gobain Glass France Verfahren und Vorrichtung zum Biegen von Scheiben
US8833106B2 (en) 2012-09-18 2014-09-16 Corning Incorporated Thermo-mechanical reforming method and system and mechanical reforming tool
TWI591027B (zh) 2011-10-13 2017-07-11 康寧公司 熱機械再成型方法及系統以及機械再成型工具
FR2981295B1 (fr) 2011-10-14 2020-02-21 Saint-Gobain Glass France Fabrication d'un vitrage feuillete
US8549885B2 (en) * 2011-11-23 2013-10-08 Corning Incorporated Process and system for precision glass sheet bending
FR2996803B1 (fr) 2012-10-12 2014-11-21 Saint Gobain Fabrication d'un vitrage feuillete muni d'un conducteur electrique
FR3012072B1 (fr) 2013-10-23 2021-01-01 Saint Gobain Verre feuillete mince pour pare-brise
KR20150048450A (ko) * 2013-10-28 2015-05-07 코닝정밀소재 주식회사 유리기판 성형장치
KR101523497B1 (ko) * 2013-10-29 2015-05-28 주식회사 도우인시스 모바일 기기용 곡면 윈도우 글라스 제조방법
KR101499431B1 (ko) * 2013-11-04 2015-03-06 코닝정밀소재 주식회사 유리기판 성형장치
CN106458684B (zh) 2014-10-28 2019-06-18 法国圣戈班玻璃厂 用于玻璃片材的弯曲工具
JP6362777B2 (ja) 2014-10-28 2018-07-25 サン−ゴバン グラス フランスSaint−Gobain Glass France ガラス曲げプロセス用の工具
RU2677509C1 (ru) * 2015-08-18 2019-01-17 Сэн-Гобэн Гласс Франс Устройство и способ моллирования стекла с использованием вентилятора
PE20180789A1 (es) 2015-09-08 2018-05-08 Saint Gobain Metodo de flexion por gravedad asistido por sobrepresion y dispositivo apropiado para el mismo
KR101621216B1 (ko) 2015-09-15 2016-05-16 (주)대호테크 곡면 글라스 성형기
JP2018535914A (ja) * 2015-10-30 2018-12-06 コーニング インコーポレイテッド 3d形状のガラス系物品、それを製造する方法及び装置
BR112017027456B1 (pt) * 2015-11-25 2022-10-18 Saint-Gobain Glass France Método de curvatura por gravidade auxiliado por sobrepressão, dispositivo adequado para o mesmo e uso de uma ferramenta de moldagem superior
EP3408233B1 (de) 2016-01-28 2019-10-02 Saint-Gobain Glass France Überdruckunterstütztes glasbiegeverfahren und hierfür geeignete vorrichtung
CN107531545B (zh) 2016-04-13 2021-04-13 法国圣戈班玻璃厂 玻璃片的弯曲
FR3054217B1 (fr) * 2016-07-25 2020-02-21 Saint-Gobain Glass France Support de verre a aspiration
CN109416480B (zh) 2016-07-05 2022-08-12 康宁公司 冷成形玻璃制品和其组装工艺
WO2018122767A1 (en) 2016-12-30 2018-07-05 Agp America S.A. Method and apparatus for bending thin glass
JP2020518495A (ja) 2017-01-03 2020-06-25 コーニング インコーポレイテッド 湾曲したカバーガラスとディスプレイまたはタッチパネルを有する乗り物内装システムおよびその形成方法
FR3063287B1 (fr) * 2017-02-27 2021-09-24 Saint Gobain Vitrage a contrainte d'extension reduite
ES2879242T3 (es) 2017-03-22 2021-11-22 Saint Gobain Dispositivo y procedimiento para la recepción, la deformación y la colocación de una lámina de vidrio fina
GB201708761D0 (en) 2017-06-01 2017-07-19 Pilkington Group Ltd Method and apparatus for shaping a glass sheet
WO2019025079A1 (de) 2017-07-31 2019-02-07 Saint-Gobain Glass France Verfahren und vorrichtung zum biegen von scheiben
CA3071357C (en) 2017-07-31 2022-03-22 Saint-Gobain Glass France Method and device for bending panes
CN115602068A (zh) 2017-09-12 2023-01-13 康宁公司(Us) 用于装饰玻璃上的包括触摸面板的显示器的死前端及相关方法
US11065960B2 (en) 2017-09-13 2021-07-20 Corning Incorporated Curved vehicle displays
EP3697733A1 (fr) * 2017-10-19 2020-08-26 Saint-Gobain Glass France Bombage de verre par gravite entre squelette et contre-squelette
EP3700870A1 (de) 2017-10-27 2020-09-02 Saint-Gobain Glass France Mittel zur immobilisierung einer scheibe
FR3076293B1 (fr) 2017-12-29 2022-11-18 Saint Gobain Procede de bombage de feuille de verre
TWI660920B (zh) * 2018-06-25 2019-06-01 海納光電股份有限公司 非接觸成型裝置及方法
KR20210069099A (ko) 2018-10-31 2021-06-10 쌩-고벵 글래스 프랑스 시트를 벤딩하는 방법 및 장치
DE202020005546U1 (de) 2019-07-17 2021-09-09 Saint-Gobain Glass France Vorrichtung zum Biegen von Scheiben
CN112955835A (zh) 2019-09-27 2021-06-11 法国圣戈班玻璃厂 用于利用集成的数字映像弯曲玻璃板的自动化的生产工艺和生产系统
CN112955834A (zh) 2019-09-27 2021-06-11 法国圣戈班玻璃厂 用于利用集成的数字映像弯曲玻璃板的自动化的生产工艺和生产系统
WO2021058527A1 (de) 2019-09-27 2021-04-01 Saint-Gobain Glass France Automatisierter fertigungsprozess und fertigungsanlage zum biegen von glasscheiben mit integriertem digitalen abbild
CN113286765A (zh) 2019-12-19 2021-08-20 法国圣戈班玻璃厂 用于使玻璃板弯曲的自动化制造方法和制造设备
CN113557217A (zh) 2020-02-19 2021-10-26 法国圣戈班玻璃厂 用于压弯玻璃片材的装置和方法
US11772361B2 (en) 2020-04-02 2023-10-03 Corning Incorporated Curved glass constructions and methods for forming same
CN112194348B (zh) * 2020-08-21 2021-12-14 福耀玻璃工业集团股份有限公司 车用玻璃弯曲成型装置及车用玻璃弯曲成型方法
CN112125503A (zh) * 2020-09-02 2020-12-25 四川旭虹光电科技有限公司 一种曲面玻璃热弯成型的方法
WO2023159776A1 (zh) * 2022-05-13 2023-08-31 福耀玻璃工业集团股份有限公司 移载装置及其用途和玻璃弯曲成型系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2058729A1 (en) * 1991-02-11 1992-08-12 Thomas J. Reese Bending glass sheets between a bottom outline mold and an upper vacuum press face
US5143535A (en) * 1991-07-19 1992-09-01 Libbey-Owens-Ford Co. Method of and apparatus for bending glass sheets
FI91061C (fi) * 1992-05-27 1994-05-10 Tamglass Eng Oy Puristustaivutusmenetelmä ja -laite lasilevyjen taivuttamiseksi
FR2707283B1 (fr) * 1993-07-09 1995-09-22 Saint Gobain Vitrage Int Procédé et dispositif de formage de plaques de verre et application de ce procédé à l'obtention de vitrages de formes complexes.
DE4337559C1 (de) * 1993-11-04 1995-03-23 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren zum paarweisen Biegen von Glasscheiben
US5669952A (en) * 1994-10-14 1997-09-23 Ppg Industries, Inc. Pressure forming of glass sheets
DE10105200A1 (de) * 2001-02-06 2002-08-14 Saint Gobain Verfahren und Vorrichtung zum paarweisen Biegen von Glasscheiben

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10434846B2 (en) 2015-09-07 2019-10-08 Sabic Global Technologies B.V. Surfaces of plastic glazing of tailgates
US10597097B2 (en) 2015-09-07 2020-03-24 Sabic Global Technologies B.V. Aerodynamic features of plastic glazing of tailgates
US10690314B2 (en) 2015-09-07 2020-06-23 Sabic Global Technologies B.V. Lighting systems of tailgates with plastic glazing
US10717348B2 (en) 2015-09-07 2020-07-21 Sabic Global Technologies B.V. Surfaces of plastic glazing of tailgates
US10948152B2 (en) 2015-09-07 2021-03-16 Sabic Global Technologies B.V. Lighting systems of tailgates with plastic glazing
US11267173B2 (en) 2015-09-07 2022-03-08 Sabic Global Technologies B.V. Molding of plastic glazing of tailgates
US11458709B2 (en) 2015-09-07 2022-10-04 Sabic Global Technologies B.V. Three shot plastic tailgate
US11845240B2 (en) 2015-09-07 2023-12-19 Sabic Global Technologies B.V. Three shot plastic tailgate
US11466834B2 (en) 2015-11-23 2022-10-11 Sabic Global Technologies B.V. Lighting systems for windows having plastic glazing
US11766965B2 (en) 2015-11-23 2023-09-26 Sabic Global Technologies B.V. Illuminated graphic in an automotive plastic glazing

Also Published As

Publication number Publication date
CN100363282C (zh) 2008-01-23
KR101191259B1 (ko) 2012-10-16
EP1611064A2 (fr) 2006-01-04
WO2004087590A3 (fr) 2004-11-11
US20070157671A1 (en) 2007-07-12
FR2852951B1 (fr) 2007-02-16
ATE392398T1 (de) 2008-05-15
MXPA05010177A (es) 2005-11-08
BRPI0408321B1 (pt) 2013-03-19
EP1611064B1 (fr) 2008-04-16
ES2305794T3 (es) 2008-11-01
WO2004087590A2 (fr) 2004-10-14
JP2006521271A (ja) 2006-09-21
AU2004226195A1 (en) 2004-10-14
DE602004013132D1 (de) 2008-05-29
CN1764607A (zh) 2006-04-26
PL1611064T3 (pl) 2008-09-30
BRPI0408321A (pt) 2006-03-07
PT1611064E (pt) 2008-07-24
DE602004013132T2 (de) 2009-07-02
KR20050109581A (ko) 2005-11-21
FR2852951A1 (fr) 2004-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5054376B2 (ja) 加圧および吸引によってガラスシートをクラウニング加工するための方法
CN101094817B (zh) 通过抽吸弯曲玻璃片的方法
KR100316860B1 (ko) 유리판을성형하기위한방법및장치,및당해방법을이용하는창유리의제조방법
CN1956929B (zh) 使用真空装置的片材弯曲设备及其方法
US7302813B2 (en) Method and device for bending glass panes in pairs
EP0575573B1 (en) Method and apparatus for bending glass sheets
US4813993A (en) Device for forming glass
CN107001135B (zh) 夹层玻璃的制造方法
AU5169700A (en) Laminated transparency
US11661368B2 (en) Method and apparatus for shaping a glass sheet
US4233050A (en) Shaping glass sheets by gravity sag bending followed by blow forming
CN108811497B (zh) 具有减小的拉伸应力的玻璃窗
JP2020511389A (ja) 薄いガラスペインを捕捉、変形及び配置するための装置及び方法
JPH06501912A (ja) 板ガラスを曲げ加工するための方法及び装置
JPS62283834A (ja) 合わせ板ガラス製造用のガラスプレ−ト対を湾曲させる方法
JPS62182125A (ja) 二重ガラスの真空プレス法
US4115090A (en) Shaping glass sheets by gravity sagging on solid molds
US20210403363A1 (en) Method and apparatus for shaping a glass sheet
CN1321081C (zh) 弯曲玻璃板的设备和方法
US4840657A (en) Process and apparatus for bending glass plates
CN113227003B (zh) 玻璃片材的局部冷却工具
CN111867991B (zh) 具有减小的延伸应力的玻璃窗的制造
JPH0255240A (ja) 合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形加工方法及びその装置
JPH0729793B2 (ja) 合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形加工方法及びその装置
CA2058729A1 (en) Bending glass sheets between a bottom outline mold and an upper vacuum press face

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100527

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120717

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5054376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees