JP5049052B2 - アニロックス式インキ装置を洗浄する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アニロックス式インキ装置を洗浄する方法に関する。
特許文献1には、スクリーンローラと、洗浄ローラと、調量ドクターと、洗浄ドクターとを含むアニロックス式インキ装置が記載されている。印刷動作のときには、調量ドクターによって印刷インキがスクリーンローラへ供給される。洗浄のときには、洗浄ドクターが洗浄ローラに当接し、洗浄ローラがスクリーンローラに当接し、それにより、印刷インキが洗浄ドクターによって洗浄ローラを介してスクリーンローラから除去される。
調量ドクターは通常、この先行技術に記載されている調量ドクターと同じく、印刷機の操作側と駆動側に、印刷動作時にスクリーンローラに当接する板状の側面シール材を有している。側面シール材は、調量ドクターに蓄積された印刷インキが入っている蓄積室を、側方に向かって仕切っている。側面シール材の下にあるスクリーンローラの縁部領域の洗浄は、上に挙げた先行技術では扱われていない問題である。
ドイツ特許出願公開明細書102004005576A1
したがって、本発明の目的は、縁部領域も一緒に洗浄される、アニロックス式インキ装置を洗浄する方法を提供することにある。
この目的は、請求項1の特徴を備える方法によって達成される。アニロックス式インキ装置を洗浄する本発明の方法では、ドクターがローラに当接し、中間ローラが該ローラとスクリーンローラに当接する。さらに、本発明の方法では、中間ローラは軸方向へ位置調節され、もしくは位置調節されている。このように本発明の方法は、互いに密接に関連する2つのケースを含んでいる。いずれのケースでも、中間ローラは軸方向へ位置調節可能なように構成されており、洗浄の目的のために、中間ローラの軸方向の位置調節が行われる。一方のケースでは、中間ローラの軸方向の位置調節は洗浄の前に行われ、洗浄のために設定された中間ローラの軸方向位置は、洗浄中にはそのままずっと維持される。他方のケースでは、洗浄中に中間ローラの軸方向位置が継続的または周期的に変更される。
本発明による方法の利点は、たとえば調量ドクターまたはインキ溝の側面シール材の下にあるスクリーンローラの縁部領域も、洗浄で対象にできるという点にある。中間ローラの軸方向長さは、それぞれの側面シール材の間隔またはそれぞれの縁部領域の間隔よりも短いか、またはこれと等しくてよく、それにもかかわらず、縁部領域の洗浄が可能である。中間ローラの軸方向のこのような短縮は、印刷動作にとって好ましい。
従属請求項には、本発明による方法の有利な実施態様が記載されている。
1つの発展例では、中間ローラは洗浄中に印刷動作中とは違う軸方向位置に保たれる。この場合、中間ローラは印刷動作中には軸方向の中央位置に保たれ、洗浄中には軸方向の外側位置に保たれるのが好ましい。つまりこの場合、中間ローラは、印刷動作中にはスクリーンローラに対して相対的に軸方向中心に揃えられ、洗浄中には、中間ローラは軸方向の中央位置から外された位置にある。この場合、中間ローラは、中間ローラに組み込まれた膨張室への圧縮空気の作用によって、軸方向の外側位置に保つことができる。さらに、別の中間ローラがローラおよびスクリーンローラに当接することができ、中間ローラおよびこの別の中間ローラは、互いに反対方向へ軸方向に位置調節されていてよい。たとえば、両方の中間ローラのうち一方は印刷機の操作側に向かって位置調節されていてよく、そのとき、他方の中間ローラは駆動側に向かって位置調節されていてよい。このような両方の中間ローラの逆平行の位置調節は洗浄中にのみ行われ、両方の中間ローラが中央位置にある印刷動作中には行われない。
別の発展例では、中間ローラは洗浄中に横振り運動をする。すなわち、中間ローラは洗浄中に軸方向の往復運動を行う。中間ローラは印刷動作中には軸方向で停止しており、すなわち、印刷動作中には横振り運動が中止されることが意図されるのが好ましい。中間ローラは、印刷動作中には、中央位置で停止していてよい。
本発明の方法またはその発展例のうちの1つに準ずる方法を実施するために構成された印刷機も、本発明の範疇に含まれる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1から図9では、互いに対応する部材や部品には同じ符号が付けられている。
図1は、平版オフセット印刷用の印刷機1を示している。印刷機1は、スクリーンローラ3と、ローラ4と、第1の中間ローラ5と、第2の中間ローラ6とを備えるアニロックス式インキ装置2を含んでいる。スクリーンローラ3は両中間ローラ5,6と転動接触しており、両間ローラ5,6は、ローラ4と同時に転動接触している。ローラ4は嵌合によって回転駆動され、軸方向に横振り運動する横振りローラである。印刷動作のとき、インキ供給装置7がスクリーンローラ3に押し当てられる。インキ供給装置7は、チャンバ型ドクター(Kammerrakel)または図示しているように箱型ドクター(Rakelkasten)であってよく、調量ドクターとして機能する。アニロックス式インキ装置を洗浄するときは、洗浄ドクターとして機能するドクター8がローラ4に押し当てられる。符号9は、洗浄のために必要な洗浄剤と水をアニロックス式インキ装置2に送り込む噴射装置を示している。
図2は、インキ供給装置7が板状の側面シール材10を含んでいることを示しており、これらの側面シール材10のうち、一方はスクリーンローラ3の駆動側ASに位置する縁部領域にあり、他方は、スクリーンローラ3の操作側BSに位置する縁部領域にある。側面シール材10の厚みは符号dで示されており、両側面シール材10の間隔には符号aが付されている。
第2の中間ローラ6の支持部は、ローラ回転軸に対して垂直に延びる中心平面に関して、以下において詳細に説明する第1の中間ローラ5の支持部と鏡像対称になっているので、一方の支持部の説明は、他方の支持部についても転用する意味で当てはまる。
中間ローラ5は、ラジアル軸受12,13によって、軸11に回転可能に支持されている。ラジアル軸受12,13は玉軸受であり、駆動側ASにあるラジアル軸受12は固定軸受(Festlager)であり、それにより、中間ローラ5は軸11の上で変位しないように固定されている。操作側BSにある回転軸受13は浮動軸受である。軸11は、回転しない固定軸であってよい。模式的にのみ図示しているローラロック21に、軸11がスライド可能に差し込まれた軸受リング14,15が固定されている。
圧縮ばね16が、その一方の端部で支持部18を介して軸11に支持されるとともに、他方の端部で軸受リング14に支持されている。駆動側ASに位置する軸受リング14は、圧縮ばね16と中間ローラ5の間にある。操作側BSには、一方の端部で軸11の鍔20を介して当該軸に支持されるとともに、他方の端部では、支持部19に対するストッパとしての役目をする軸受リング15に支持された、別の圧縮ばね17が配置されている。支持部19は、後でまた説明する軸11の軸方向スライドの大きさを制限するための止め部材としての役目をする。支持部18,19は、軸の上に着座する止め板であってよく、または、軸11の中に差し込まれた横方向ピンであってよい。
駆動側ASには、アクチュエータ22が軸11を押圧することによって、軸11をその上に支持された中間ローラ5とともに、図2に示す中央位置から図3に示す外側位置へスライドさせることができるアクチュエータ22が配置されている。図示した実施形態では、アクチュエータ22は空気圧式の作業シリンダとして構成されており、そのピストンロッドは、引き込まれた状態では、図2に示すように軸11を押圧せず、繰り出された状態では、図3に示すように軸11を押圧する。
作業シリンダに代えて、モータまたは手動により回転可能な偏心器を設けてもよい。
アクチュエータ22は、駆動側ASに位置する機械壁に取り付けられている。図2から明らかなように、第1の中間ローラ5だけでなく、第2の中間ローラ6にも、このようなアクチュエータ22が付属している。両中間ローラ5,6は、すでに説明したように互いに鏡像対称に構成されているので、第2の中間ローラ6に付属するアクチュエータ22が操作側に位置していなくてはならないことは自明である。さらに、図2から明らかなように、両中間ローラ5,6は、それぞれの側面シール材10の間にある間隔aとちょうど同じ大きさである、同じ軸方向長さを有している。
図2および図3に示す装置は次のように機能する。
図2は、印刷動作時には中間ローラ5,6がそれぞれ中央位置にあり、それにより、中間ローラ5,6は軸方向に、厚さdによって規定される側面シール材10の領域に入り込まないことを示している。しかし、厚さdによって規定されるスクリーンローラ3のこの縁部領域には、印刷動作中に印刷インキが溜まり、これを洗浄時に取り除かなくてはならない。図1に示すように、スクリーンローラ3の洗浄は、スクリーンローラ3の上にある残留インキが中間ローラ5,6によってスクリーンローラ3から取り除かれ、ローラ4によって中間ローラ5,6から取り除かれ、最終的に、ドクター8によってローラ4から掻き落とすことができることによって行われる。
図3には、スクリーンローラ3の洗浄中にはアクチュエータ22が作動し、それにより、中間ローラ5,6が互いに反対方向の外側位置で保たれることが示されている。アクチュエータ22は、圧縮ばね16,17の復帰作用に抗して、中間ローラ5,6を前述した外側位置に保つ。このとき、第1の中間ローラ5の軸11は当該中間ローラ5とともに、第1の中間ローラ5に付属するアクチュエータ22によって、符号sで示す調節距離だけ中央位置から操作側BSに向かって外側位置へスライドし、この外側位置で保たれる。さらに、第2の中間ローラ6の軸11は当該中間ローラ6とともに、第2の中間ローラ6に付属するアクチュエータ22によって、同じく大きな調節距離sだけ中央位置から駆動側ASに向かって外側位置へスライドする。それぞれの調節距離sは、側面シール材10の厚みdよりも若干大きい。
中間ローラ5,6が互いに反対方向へ軸方向にスライドする結果、第1の中間ローラ5は、操作側に位置する側面シール材10の下にある、スクリーンローラ3の縁部領域へ入るように変位し、第2の中間ローラ6は、駆動側ASに位置する側面シール材10の下にある、スクリーンローラ3の他方の縁部領域へ入るように変位する。中間ローラ5,6は、洗浄時には、図3に示す外側位置でずっと保たれ、このとき中間ローラ5,6は、側面シール材10とスクリーンローラ3の間に溜まった残留インキをスクリーンローラ3から取り除き、それにより、スクリーンローラ3は、間隔aによって規定される直接的な着肉領域だけでなく、汚れた縁部領域でも洗浄される。
図4から図7には、第2の中間ローラ6が省略された実施形態が示されている。第2の実施形態では、中間ローラ5は軸11の上で横振り運動可能なように支持されている。洗浄時(図6と図7参照)に行われるローラ5の横振り運動は、すでに述べたように、中間ローラ5に当接するローラ4の円周表面摩擦によってのみ駆動される。ローラ4は、ローラ中央位置を基準として、駆動側ASへと向かう横振りローラ並進経路sRにわたって、および、これと同じ大きさの操作側BSへと向かう横振りローラ並進経路sRにわたって行われる横振り運動を行う。ローラ4のこの横振り運動は、連行体23を介して嵌合により駆動される。連行体23はローラであり、ローラ4のジャーナルにある円周溝に係合している。
中間ローラ5には、選択的に、印刷動作時(図4と図5参照)に中間ローラ5の横振り運動を阻止するか、または洗浄時(図6と図7参照)にこれを解除するロック装置24が付属している。ロック装置24は、幾何学軸がローラ3,4,5の回転軸に対して横向きに向いたジョイント26を中心として揺動可能なレバー25を、駆動側ASと操作側BSにそれぞれ含んでいる。それぞれのレバー25は、中間ローラ5に向かってレバー25を押そうとするばね27で付勢されており、それによってレバー25は、ころ28を介して、中間ローラ5の側方の平坦面に当接する。
図4と図5は印刷動作を示しており、このときばね27は若干緩んでおり、レバー25はころ28を介して中間ローラ5に当接した状態に保たれており、それにより、中間ローラ5はレバー25によって中央位置に保たれ、軸方向運動に関しては停止している。ロック装置24のロック作用に基づき、中間ローラ5は、印刷動作のときには、横振り運動をするローラ4によって軸方向へ連行されない。ばね27はその剛性に関して、ローラ4から中間ローラ5へ摩擦によって伝達される軸方向力に抵抗し、中間ローラ5が、これに当接するレバー25を押し離すことができないように設定されている。中間ローラ5は、図4と図5に示すその中央位置では、軸方向に短いために、側面シール材同士10の間にある。
洗浄モードのために、レバー25が中間ローラ5から離れるように揺動するようにロック装置24が切り換えられ、それにより、駆動側ASと操作側BSで、それぞれのレバー25ないしそのころ28と中間ローラ5との間に、中間ローラ並進経路sZと呼ぶ、横振り運動をするための余裕ができる。
図6と図7で明らかなように、中間ローラ並進経路SZは、中間ローラ5がその横振り運動の過程で、側面シール材10の下にあるスクリーンローラ3の縁部領域を通過できるように設定されている。ただし、中間ローラ並進経路sZは、洗浄モードのときにロック装置24によって起動される、中間ローラ5の横振り運動を駆動するローラ4の横振りローラ並進経路sRよりも、若干短くなっている。中間ローラ5が洗浄モードのときに、側面シール材10の高さにあるスクリーンローラ3の縁部領域へも入るように横振り運動をする結果、そこにある残留インキは、中間ローラ5によってスクリーンローラ3から除去される。この残留インキは、各側面シール材の間に位置しているスクリーンローラ3の領域に由来する残留インキとともに、中間ローラ5によって取り除かれ、ローラ4へ転移され、ローラ4からすべての残留インキがドクター8によって掻き落とされる。
ドクター8をローラ4へ押し当てるために、ドクター8は、図4に示す受動位置から、図6に示す能動位置へと揺動する。これは手動で行うことができ、または(図面に示すように)アクチュエータによって行うことができる。この押し当て運動中、ドクター8もしくはその保持部は、これに形成されている面取り29によってレバー25を互いに離れるように押圧し、それにより、レバー25は中間ローラ5の横振り運動を阻止しなくなる。面取り29は、ドクター8が揺動したときにレバー25と接触し、楔伝動装置(Keilgetriebe)のような形式でレバー25を押圧し、ばね27の復帰作用に抗してこれを拡張させる。このように、ドクター8とロック装置24は同一のアクチュエータによって操作され、または、手動操作の場合には同一のグリップを通じて操作されるのが好ましい。
図8と図9には、中間ローラ5を例にとって、中間ローラ5および6の考えられる構成が図示されている。この場合、軸11は、印刷動作時に回転しないように、ローラロック21に取外し可能にねじ止めされた固定軸である。スリーブ状または管状の中間ローラ5は、回転可能、かつ軸方向へスライド可能なように軸11に支持されている。軸11の上には、軸方向へスライド可能であるが回り止めされた状態で、第1の摺動ブッシュ31と第2の摺動ブッシュ32が着座している。
図9は、中間ローラ5がない場合の、軸11と第1の摺動ブッシュ31を平面図で示しており、第1の摺動ブッシュ31の回り止めは、第1の摺動ブッシュ31の縁部にある実質的にU字形の軸方向溝34に係合する、軸11に固着された横方向ピン33によって行われることがわかる。
中間ローラ5は、ラジアル軸受(玉軸受)12を介して、第1の摺動ブッシュ31上に回転可能に支持されており、第1の摺動ブッシュ31と中間ローラ5は、止め輪35およびこれに向かい合う第1の摺動ブッシュ31の段部によって、互いに相対的に軸方向へ動かないように固定されている。中間ローラ5と第1の摺動ブッシュ31が一緒に軸方向運動をするとき、これらは、そのためにプラスチックブッシュ36を備えていてよい軸11に沿って摺動し、横方向ピン33は軸方向溝34に沿って摺動する。
ローラロック21は、軸11がローラロックに差し込まれたときに、軸11に穿たれた長手方向穴と連通する軸11に穿たれた横方向穴と一直線上に並ぶ、圧縮空気の接続部37を備えている。横方向穴と長手方向穴は、接続部37から軸11へ流入する圧縮空気のための通路38を一緒に形成している。この通路38は、第1の摺動ブッシュ31の底面と、これに向かい合う軸11の段部とで仕切られた、圧縮空気が作用可能な膨張室39に連通している。中間ローラ5を図3に示す軸方向の外側位置へ位置調節し、この位置で保つために、膨張室39に通路38を通じて圧縮空気が作用し、それによって第1の摺動ブッシュ31は中間ローラ5とともに、復帰ばね40の作用に抗して、軸11の段部から離れるように押圧される。中間ローラ5のこのような空気圧によるスライドの場合、第1の摺動ブッシュ31と軸11は、作業シリンダのシリンダとピストンのように協働する。
復帰ばね40は、圧縮によって付勢可能なねじりばねである。中間ローラ5に組み込まれている復帰ばね40は、中間ローラ5とともに軸方向へスライド可能な第2の摺動ブッシュ32と、軸11の段部との間で初期応力をかけられている。膨張室39に圧縮空気が作用しなくなると、復帰ばね40は、中間ローラ5およびこれとともに両摺動ブッシュ31,32を再び軸方向の初期位置へ、すなわち中間ローラ5の中央位置(図2参照)へと戻す。
中間ローラ5を偏心して位置調節するアクチュエータとして、空気圧式のピストン・シリンダ・ユニットが組み込まれている中間ローラ5の構成は、いろいろな観点から好ましい。すなわち、中間ローラ5を、スクリーンローラ3(図1参照)に押し当てられた能動位置、これから離された受動位置、ならびにこれらの間に介在するすべての位置へ、軸方向に切り換えることができる。中間ローラ5の外側に追加の構造空間は必要ない。コンパクトな構造形態が得られる。
中間ローラを備えるアニロックス式インキ装置を示す図である。 図1の中間ローラを、印刷動作用として意図される中央位置で示す図である。 図1の中間ローラを、洗浄用として意図される外側位置で示す図である。 印刷動作中における図1のアニロックス式インキ装置の変形例を示す図である。 印刷動作中における図1のアニロックス式インキ装置の変形例を示す図である。 アニロックス式インキ装置の洗浄中における図4と図5の変形例を示す図である。 アニロックス式インキ装置の洗浄中における図4と図5の変形例を示す図である。 図2と図3の中間ローラの変形例である。 図2と図3の中間ローラの変形例である。
符号の説明
1 印刷機
2 アニロックス式インキ装置
3 スクリーンローラ
4 ローラ
5 第1の中間ローラ
6 第2の中間ローラ
7 インキ供給装置
8 ドクター
9 噴射装置
10 側面シール材
11 軸
12 ラジアル軸受
13 ラジアル軸受
14 軸受リング
15 軸受リング
16 圧縮ばね
17 圧縮ばね
18 支持部
19 支持部
20 鍔
21 ローラロック
22 アクチュエータ
23 連行体
24 ロック装置
25 レバー
26 ジョイント
27 ばね
28 ころ
29 面取り
31 第1の摺動ブッシュ
32 第2の摺動ブッシュ
33 横方向ピン
34 軸方向溝
35 止め輪
36 プラスチックブッシュ
37 接続部
38 通路
39 膨張室
40 復帰ばね
AS 駆動側
BS 操作側
a 間隔
d 厚み
s 調節経路
R 横振りローラ並進経路
Z 中間ローラ並進経路

Claims (6)

  1. スクリーンローラ(3)と、洗浄ローラ(4)と、中間ローラ(5)と、調量ドクター(7)と、洗浄ドクター(8)を含み、前記中間ローラ(5)は軸方向に位置調節可能であり前記調量ドクター(7)は、印刷機の操作側と駆動側に、印刷動作時に前記スクリーンローラ(3)に当接する板状の側面シール材(10)を有しているアニロックス式インキ装置(2)を洗浄する方法であって、印刷動作のとき、前記調量ドクター(7)によって印刷インキが前記スクリーンローラ(3)へ供給され、アニロックス式インキ装置(2)を洗浄するときは、前記洗浄ドクター(8)が前記洗浄ローラ(4)に当接し、前記洗浄ローラ(4)が前記中間ローラ(5)に当接し、前記中間ローラ(5)が前記スクリーンローラ(3)に当接し、前記中間ローラ(5)の軸(11)は該中間ローラ(5)とともに、調節距離(s)だけ中央位置から外側位置へスライドし、該スライド位置に保たれ、前記調節距離(s)は、前記側面シール材の厚み(d)よりも大きい、アニロックス式インキ装置を洗浄する方法。
  2. 他の中間ローラ(6)が前記洗浄ローラ(4)および前記スクリーンローラ(3)に当接し、洗浄時、両方の前記中間ローラ(5、6)は互いに反対方向へ軸方向に位置調節される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記中間ローラ(5)は洗浄中に横振り運動をする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記中間ローラ(5)は印刷動作中には軸方向に停止している、請求項に記載の方法。
  5. 前記中間ローラ(5)は前記中間ローラ(5)の内部にある膨張室(39)への圧縮空気の作用によって軸方向の外側位置に保たれる、請求項に記載の方法。
  6. 請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法を実施するように構成された印刷機。
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