JP5047119B2 - ハンガバー保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商品陳列用のハンガバーを室内壁面等に着脱可能に水平保持するハンガバー保持装置に関する。
室内壁面等の被取付面に複数の壁面部材を上下方向に列設し、これらの列設間に商品陳列用のハンガを係脱自在に保持させるための長溝を形成する取付部材を設けて室内壁面等を形成すれば、その長溝の適宜位置にハンガを掛け止めすることができ、商品陳列に適する(例えば、特許文献1参照)。
この場合には、前記壁面部材を被取付面と平行離間して取り付ける場合に、長溝を通して被取付面が露出するため、ハンガ掛止部分を最小にし、壁面部材によって室内等の陳列場所の美観を高める上で大きな障害となる。
これに対して、基部プレートの前部に蟻溝部を形成する構成部材に上下方向から延出する一対の区画壁を設け、この区画壁によって形成されたハンガ係止部に区画壁と同様に一対の係止用壁を形成した商品陳列用壁面構成部材が提案されている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、基部プレートと区画壁との間に装飾プレートを介在することによって被取付面が露出するのを回避でき、一方、区画壁やハンガ係止部にハンガの一端を簡単に片持ち支持することができる。
特公昭61−10122号公報 特公平03−18885号公報
しかしながら、かかる従来の商品陳列用壁面構成部材にあっては、一枚の基部プレート上に2枚の前記構成部材を対向するように立ち上げ、また区画壁も各一端がフリー状態で構成部材に対して単独に設けられているため、これらにハンガの一端を保持させた場合に、ハンガに対する過重負荷が大きくなると、前記区画壁、前記構成部材のほか基部プレートまでが簡単に開くように撓み変形し、区画壁が作る蟻溝からハンガが簡単に脱落してしまうほか、前記装飾プレートが区画壁の内側で位置ズレするなどの不都合があった。
本発明は前記従来の問題点に着目してなされたものであり、前記構成部材や区画壁の補強を図ることで、基部プレートとしてのベース片の変歪を防止でき、従って、ハンガバー自体の重量を含めてこのハンガバーに負荷される商品の重量を、十分に安定的に支持することができるハンガバー保持装置を提供することを目的とする。
前記目的達成のために、本発明にかかるハンガバー保持装置は、室内壁面等の被取付面に固定され、商品陳列用のハンガバーの一端部を保持するハンガバー保持装置であって、板状のベース片と、このベース片前面の上下部に一体に設けられた化粧板固定部と、これらの化粧板固定部の互いに対向する側の前記ベース片前面にそれぞれ一体に設けられて、前記ベース片とともに前記被取付面にねじ固定され、前記ベース片の撓み防止機能を持つベース片固定部と、これらのベース片固定部を繋ぐように前記ベース片の前方に垂直に連設された補強片と、これらのベース片固定部のそれぞれに繋がれ、前記補強片の前方に第1の空隙を介在するように垂直に設けられた上部垂下片および下部起立片と、これらのベース片固定部のそれぞれに繋がれ、前記上部垂下片および下部起立片の前方に第2の空隙を介在するように対称配置された上部L字状支持片および下部L字状支持片と、を備え、前記上部L字状支持片および下部L字状支持片間の前部開口から前記ハンガバー先端の第1の鍔片を前記第1の空隙内に、また、前記ハンガバー先端の第2の鍔片を前記第2の空隙内にそれぞれ挿入させ、続く前記ハンガバーの回動によって、前記第1の鍔片先端を下端に向けて厚みが大きくなるように形成された傾斜面を前記補強片の前面に略密着させ、前記第1の鍔片が前記上部垂下片および下部起立片に対し、第2の鍔片が前記上部L字状支持片および下部L字状支持片に対し、それぞれ同一水平面内で重なるように構成されてなることを特徴とする。
この構成により、前記第1の鍔片および第2の鍔片が、前記上部垂下片および下部起立片と、上部L字状支持片および下部L字状支持片とに同一水平面内でそれぞれ重ならないようにしながら(干渉しないようにしながら)、第1の鍔片が前記補強片に当たるまで、ハンガバー先端部を前記第2の空隙および第1の空隙に挿入することで、このようなハンガバーの挿入位置では、ハンガバーの先端部の第1の空隙および第2の空隙への装着およびこれらの各空隙からの脱抜が自由となる。
これに対しハンガバーを、前記第1の鍔片および第2の鍔片が、前記上部垂下片および下部起立片と、上部L字状支持片および下部L字状支持片とに同一水平面内でそれぞれ重なるように回動操作すると、第1の鍔片および第2の鍔片は上部垂下片、下部起立片および上部L字状支持片、下部L字状支持片から前記前部開口方向への移動が規制される。従って、ハンガバーが棚板保持部から不用意に脱抜することはない。
この状態では、ハンガバーの先端部は前記第1の空隙および第2の空隙内に確実に保持されるため、仮にハンガバーに商品などの重量負荷が掛かっても上部垂下片、下部起立片および上部L字状支持片、下部L字状支持片が撓んで開くようなことはなく、その第1の空隙や第2の空隙からハンガバーの先端部が不用意に脱出するのを確実に回避することができる。また、このハンガバー保持装置に対するハンガバーの装着および取り外しはハンガバーの単純な回動操作のみで任意かつ速やかに実施できる。
本発明によるハンガバー保持装置によれば、ベース片の補強を図ることができ、従って、ハンガバーの装着中はハンガバー自体の重量を含めてこのハンガバーに負荷される商品の重量を、十分に安定的に支持することができるとともに、このハンガバーの着脱を容易、迅速に実施できるという効果が得られる。
以下に、本発明の実施形態によるハンガバー保持装置を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態によるハンガバー保持装置にハンガバーを装着した状態の斜視図、図2は、同じくハンガバー保持装置にハンガバーを装着した状態を拡大して示す縦断面図、図3は、ハンガバー保持装置を示す斜視図、図4は、ハンガバーを示す斜視図、図5は、図4におけるハンガバーの正面図、図6は、図4におけるハンガバーの平面図、図7は、図4におけるハンガバーの右側面図、図8は、ハンガバーをハンガバー保持装置に保持させる手順を示す説明図、図9は、ハンガバー保持装置のC型鋼材に対する組付け状況を示す説明図、図10は、ハンガバーのガタ付き防止用のストッパを示す斜視図、図11は、ガタ付き防止ストッパによるガタ付き防止構造を示すハンガバー保持装置の正面断面図である。
本実施形態によるハンガバー保持装置Aは、全体として鋼材やアルミ材などの押し出し成形により得られ、室内等の被取付面、例えばC型鋼材10の前面に水平配置され、かつ固定される。このハンガバー保持装置Aは、1枚のベース片1と、このベース片1前面の上下端部に一体に設けられた化粧板固定部としての矩形筒状の支持台部2、3と、これらの支持台部2、3の互いに対向する部位にそれぞれ一体に連設されて、一部がこれらと共用される、ベース片固定部としての(小型の矩形筒状の)取付台部4、5と、これらの取付台部4、5間に一体に連設された棚板保持部6とを有する。取付台部4、5は矩形筒状をなすが、前記支持台部2、3の前壁2a、3aに比べて取付台部4、5の前部壁4a、5aはC型鋼材側へ後退している。
そして、これらの支持台部2、3、取付台部4、5および棚板保持部6は、ベース片1の中心線Lに対して対称配置されている。これにより、このハンガバー保持装置Aの上下の向きが異なることによる取付ミスを未然に回避でき、取付作業を効率化できる。この支持台部2、3の前面には化粧板7、8が当接され、この化粧板7、8を通してネジ9をその支持台部2、3にねじ込むことにより、化粧版7、8が支持台部2、3にそれぞれ固定される。
取付台部4、5の前部壁4a、5aは、前述のように支持台部2、3の前部壁2a、3aよりベース片1側に後退した位置に臨み、その前部壁4a、5aの中心部にはねじ挿通用のガイド溝(V溝)4b、5bが形成されている。取付台部4、5は、これらのガイド溝4b、5bから前記C型鋼材10にネジ11をねじ込むことで固着される。これにより、ハンガバー保持装置Aが垂直方向に配列した複数本の前記C型鋼材10に水平に固定される。これらの前部壁4a、5aはベース片1のたわみ防止機能を合わせ持つ。
ベース片1前方の取付台部4、5間には、ベース片1との間に所定幅の空隙G3を介在するように垂直方向に補強片12が一体に設けられている。この補強片12は、商品陳列用のハンガバーまたは棚板に負荷される荷重を受けて、ベース片1自体が変形するのを防止するように機能する。
更に、この補強片12前方の取付台部4、5にはその補強片12から所定幅の第1の空隙G1を介して、それぞれ上部垂下片13および下部起立片14が垂直方向に突設されている。これらの上部垂下片13および下部起立はサイズや形状が同一であり、これらの間には後述のハンガバーの第1の鍔片を通過および保持させるための間隙15が介在されている。
上部垂下片13および下部起立片14の前方にはこれらから更に所定幅の第2の空隙G2を介してそれぞれ上部L字状支持片16および下部L字状支持片17が、互いに対称配置となるように突設されている。ここで各L字状支持片16、17の垂直片16a、17aの前面は、支持台部2、3の前部壁2a、3aの前面と同一の垂直面内にあり、前記化粧版7、8の裏面を均等の圧力で支持可能にしている。
各L字状支持片16、17の水平片16b,17bはサイズや形状が同一で対称配置され、かつ所定の間隙18をおいて配置される。この間隙18は前記上部垂下片13および下部起立片14間の間隙15と略同一寸法とされている。なお、水平片16b,17bの水平方向長は化粧板7、8の厚みに対応した長さとする。
一方、ハンガバー保持装置Aに対し図1および図2に示すように保持されるハンガバーBは、図4〜図7に示すように構成されている。このハンガバーBは、矩形断面の長軸部19と、この長軸部19に連続し、この長軸部より細くて短いサイズの正方形断面の短軸部20と、この短軸部20端に連設された第2の鍔片22と、この第2の鍔片22に間隙23を介在するように連設された第1の鍔片21と、を有する。
これらのうち長軸部19は、商品陳列用の棚板を載置したり、長軸部19に突設された係止ピン24から滑り落ちないように商品を吊持したりする。短軸部20は、各L字状支持片16、17の水平片18b、17b間に挿入された状態にて、その水平片17b上に安定支持される。また、この短軸部20は、略正四角形をなし、その対角線の長さは前記間隙18の間隔より僅かに小さい。
第1の鍔片21および第2の鍔片22は、上端部が半円形の円弧面21a、22aとされ、下端部は両隅が丸い水平面21b、22bとされている。第1の鍔片21は、図5に示すように、正面から見て前後面に垂直なカット面25を有し、これらのカット面25間の幅は図6の平面図に示すように、短軸部20の幅W1に略等しい。長軸部19は、この短軸部20より少し太めに形成されている。
第1の鍔片21のカット面25とは反対側(図5では左端面)は、上半部の所定位置から下端に至る補強用の肉厚部26が一体に設けられている。この肉厚部26は上端から下端に向けて厚みが僅か大きくなるような傾斜面26aとなっている。これは回転するために傾斜させないと抜けなくなるためである。
第1の鍔片21と第2の鍔片22との間隙23には、第1の鍔片21に連続する、前記短軸部20と同形、同サイズの連結軸部27が臨んでいる。この連結軸部27は、これの下部に所定厚みでかつ短軸部20と同一幅の補強片27aが一体に設けられている。従って、第1の鍔片1の下部と補強片27aとの間には、図5に示すように、第1の鍔片21および第2の鍔片22の各上部間の間隙23から肉厚部26方向(図中、左方向)へオフセットした間隙28が作られる。
第2の鍔片21は、第1の鍔片21に対して間隙23をおいて連結軸27に連続するように設けられ、第1の鍔片21に対して側面方向から見て略同一形状をなす。この第2の鍔片22は下半部に厚み方向のカット面29を持ち、従って、この部位で肉薄部30となっている。この肉薄部30には、前記補強片27aが連続している。
第1の鍔片21および第2の鍔片22は、図7に示すように、縦方向の長さ(高さ)L1が、ハンガバー保持装置Aにおける上部垂下片13および下部起立片14間の間隙15や各L字状支持片16、17の間隙18を水平方向に通過不可能なサイズであるが、前記間隙G1、G2内に収納可能なサイズである。一方、第1の鍔片21および第2の鍔片22の横方向の長さ(幅)L2は、上部垂下片13および下部起立片14間の間隙15や各L字状支持片16、17の間隙18を水平方向に通過できるサイズである。
また、短軸部20および連結軸27の下面から各鍔片21、22の下端までの長さL3は、前記下部起立片14によって隔成された空隙G1、G2の深さD1に略等しい。さらに短軸部20の一つの角部から各鍔片21、22の円弧面21a、22aのうちその角部との距離が最長となる点までの長さL4を、前記上部L字状支持片16および下部L字状支持片17の各水平片16b、17b間の間隙D1と前記深さ18とを加えた長さより小さくする。
かかる構成になるハンガバー保持装置Aに対し、ハンガバーBは次のようにして組みつけられる(保持される)。
先ず、図1および図9に示すように、被取付部材としての垂直方向に長いC型鋼材10を、水平方向に複数本配設し、ハンガバー保持装置AをこれらのC型鋼材10に対して水平状態に固定する。この固定は、ベース片1をC型鋼材10の前面に当接し、取付台部4、5の各ガイド溝4b、5bおよびベース片1を貫通して、ネジ11をC型鋼材10にねじ込むことにより行われる。
続いて、化粧板7、8を用意し、化粧板7の下端部を上部L字状支持片16の水平片16b上に当接させる。また、化粧板7の裏面を支持台部2の前部壁2a前面と、上部L字状支持片16の垂直片16a前面に当接させる。同様にして、化粧板8の上端を下部L字状支持片17の水平片17bの下面に当接させる。また、化粧板8の裏面を支持台部3の前部壁3a前面と下部L字状支持片17の垂直片17aの前面に当接させる。
そして、これらの化粧板7、8の表面側から、図2に示すように、前部壁2a、3aにネジ9をねじ込む。これにより各化粧板7、8がハンガバー保持装置Aに固定される。
次に、ハンガバー保持装置AにハンガバーBを組付ける手順を説明する。
先ず、図8(a)に示すように、ハンガバーBの先端をハンガバー保持装置Aの上部L字状支持片16および下部L字状支持片17間の前部開口に臨ませる。このとき第1の鍔片21および第2の鍔片22が寝るように(横になる方向に)、つまり各円弧面21a、22aが横向きとなるように長軸19をその軸芯の廻りに回動操作する。
続いて、第1の鍔片21および第2の鍔片22を上部L字状支持片16の水平片16bおよび下部L字状支持片17の水平片17b間にこれらの前部開口側から矢印P方向に挿し入れるように長軸19を操作する。この操作によって、第1の鍔片21の傾斜面26aの一部が補強片12の前面に当たる。
続いて、長軸19を軸芯の廻りに90°の角度分、矢印Q方向に回動操作し、各円弧面21a、22a側を上方に位置させる。これにより各鍔片21、22の水平片21b、22bは空隙G1、G2を形成する棚板保持部6の底部に支持される。また、第1の鍔片21は空隙G1内に、第2の鍔片22は空隙G2内にそれぞれ介在され、連結軸27は上部垂下片13および下部起立片14を跨ぐ状態になる。
従って、この状態では、第1の鍔片21および第2の鍔片22は、上部が上部垂下片13および上部L字状支持片16の垂直片16aに対し水平方向に重なり、下部が下部起立片14および下部L字状支持片17の垂直片17aに対し水平方向に重なる。従って、この状態では、これらの鍔片21、22が水平片16b、17b間から不用意に外方に脱抜することはない。
この状態では、前記傾斜面26aは補強片12の前面に略密接し、各円弧面21a、22a側では各鍔片21、22が上部垂下片13および上部L字状支持片16の垂直片16aの各内面(背面)に密接可能な状態になる。さらに、第2の鍔片22の補強片27aが下部起立片14の前面に密接可能な状態になる。従って、長軸19に棚板を載せたり商品を吊り下げたりして大きな荷重がかかった場合でも、ハンガバーBはその荷重を受けて傾くことはなく、常に水平状態を維持することとなる。
なお、棚板保持部6に対するハンガバーBの、図1および図2に示すような取付状態においては、短軸部20と上部L字状支持片16の水平片16bとの間に間隙Hが生じる。このため、図10(a)に示すコ字状のストッパ41(短軸部20を所定長分長くした場合に使用可能)や図10(b)に示すL字上のストッパ部材42を用意し、これらを図11(a)、(b)に示すように短軸部20を包むように前記間隙Hに介在することで、短軸部20と上下部の水平片16b、17bとの間でのガタ付きを、より確実に防止することができる。
このように、本実施形態のハンガバー保持装置は、板状のベース片1と、このベース片1前面の上下部に一体に設けられた化粧板固定部2、3と、これらの化粧板固定部2、3の互いに対向する位置の前記ベース片1前面にそれぞれ一体に設けられて、前記ベース片1とともに前記被取付面にねじ固定されるベース片固定部4、5と、これらのベース片固定部4、5間に介在されるように前記ベース片1の前方に垂直に連設された補強片12と、これらのベース片固定部4、5間に介在されるように、前記補強片12の前方に第1の空隙G1を介して垂直に連設された上部垂下片13および下部起立片14と、これらのベース片固定部4、5間に介在されるように、前記上部垂下片13および下部起立片14の前方に第2の空隙G2を介して対称配置された上部L字状支持片16および下部L字状支持片17と、を備え、前記上部L字状支持片16および下部L字状支持片17間の前部開口から前記ハンガバーB先端の第1の鍔片21を前記第1の空隙G1内に、また、前記ハンガバーB先端部の第2の鍔片22を前記第2の空隙G2内にそれぞれ挿入させ、続く前記ハンガバーBの回動によって、前記第1の鍔片21が前記上部垂下片13および下部起立片14に対し、第2の鍔片22が前記上部L字状支持片16および下部L字状支持片17に対し、それぞれ同一水平面内で重なるように構成したものである。
従って、ハンガバーBを回動操作し、前記第1の鍔片21および第2の鍔片22が、前記上部垂下片13および下部起立片14と、上部L字状支持片16および下部L字状支持片17とに同一水平面内でそれぞれ重なるようにすると、第1の鍔片21および第2の鍔片22は上部垂下片13、下部起立片14および上部L字状支持片16、下部L字状支持片17から前記開口方向への移動が規制される。従って、ハンガバーBが棚板保持部から不用意に脱抜することを防止できることとなる。また、補強片12や前部壁4a、5aの設置によってベース片1の変歪を確実に防止でき、従って、ハンガバーB自体の重量を含めてこのハンガバーBに負荷される重量商品を、十分に安定的に支持することができる。
本発明は、ベース片の変歪を防止でき、ハンガバー自体の重量を含めてこのハンガバーに負荷される重量商品を、十分に安定的に支持することができるという効果を有し、商品陳列用のハンガバーをC型鋼材等に着脱可能に水平保持するハンガバー保持装置等に有用である。
本発明の実施形態によるハンガバー保持装置にハンガバーを装着した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるハンガバー保持装置にハンガバーを装着した状態を拡大して示す縦断面図である。 図2に示すハンガバー保持装置を拡大して示す斜視図である。 図1に示すハンガバーの斜視図である。 図1に示すハンガバーを拡大した正面図である。 図1に示すハンガバーを拡大した平面図である。 図1に示すハンガバーを拡大した右側面図である。 本発明の実施形態によるハンガバー保持装置にハンガバーを装着する手順を示す説明図である。 本発明の実施形態によるハンガバー保持装置のC型鋼材に対する組付け方法を示す説明図である。 本発明の実施に利用するストッパ部材を示す斜視図である。 図10に示すストッパ部材のハンガバー保持装置に対する装着状態を示す説明図である。
符号の説明
A ハンガバー保持装置
B ハンガバー
G1、G2 空隙
1 ベース片
2、3 支持台部(化粧坂固定部)
2a、3a 前部壁(ベース片固定部)
4、5 取付台部
4a、5a 前部壁
4b、5b ガイド溝
6 棚板保持部
7、8 化粧坂
9、11 ネジ
10 C型鋼材
12 補強片
13 上部垂下片
14 下部起立片
15 間隙
16 上部L字状支持片
16a 垂直片
16b 水平片
17 下部L字状支持片
17a 垂直片
17b 水平片
18 保持間隙
19 長軸部
20 短軸部
21 第1の鍔片
22 第2の鍔片
23 間隙
24 係止ピン
25 カット面
26 肉厚
26a 傾斜面
27 連結軸
28 間隙
29 カット面
30 肉薄部
41 コ字状のストッパ
42 L字状のストッパ

Claims (1)

  1. 室内壁面等の被取付面に固定され、商品陳列用のハンガバーの一端部を保持するハンガバー保持装置であって、
    板状のベース片と、
    このベース片前面の上下部に一体に設けられた化粧板固定部と、
    これらの化粧板固定部の互いに対向する側の前記ベース片前面にそれぞれ一体に設けられて、前記ベース片とともに前記被取付面にねじ固定され、前記ベース片の撓み防止機能を持つベース片固定部と、
    これらのベース片固定部を繋ぐように前記ベース片の前方に垂直に連設された補強片と、
    これらのベース片固定部のそれぞれに繋がれ、前記補強片の前方に第1の空隙を介在するように垂直に設けられた上部垂下片および下部起立片と、
    これらのベース片固定部のそれぞれに繋がれ、前記上部垂下片および下部起立片の前方に第2の空隙を介在するように対称配置された上部L字状支持片および下部L字状支持片と、を備え、
    前記上部L字状支持片および下部L字状支持片間の前部開口から前記ハンガバー先端の第1の鍔片を前記第1の空隙内に、また、前記ハンガバー先端の第2の鍔片を前記第2の空隙内にそれぞれ挿入させ、続く前記ハンガバーの回動によって、前記第1の鍔片先端を下端に向けて厚みが大きくなるように形成された傾斜面を前記補強片の前面に略密着させ、前記第1の鍔片が前記上部垂下片および下部起立片に対し、第2の鍔片が前記上部L字状支持片および下部L字状支持片に対し、それぞれ同一水平面内で重なるように構成されてなることを特徴とするハンガバー保持装置。
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