JP5043629B2 - レーザ走査型顕微鏡及びその表面形状の測定方法 - Google Patents

レーザ走査型顕微鏡及びその表面形状の測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、レーザ走査型顕微鏡に関し、更に詳しくはレーザ走査型顕微鏡により複数に分割した領域の高さ情報や輝度画像を繋ぎ合わせる技術に関する。
3次元形状を非接触で測定する装置としてレーザ走査型顕微鏡が知られている。
レーザ走査型顕微鏡は、対物レンズでスポット状に集光したレーザ光により被検物上を2次元的に走査し、その反射光を対物レンズの焦点位置の共役な位置に配置した共焦点絞りを介して受光する。この共焦点絞りにより焦点の合った部分の光しか受光されないので、合焦部分のみが観察できる。
この原理を利用して、対物レンズと被検物の相対距離Zを変えながら、合焦位置を被検物面全体に渡り求めることで被検物全面の高さ測定が行われる。
この測定原理では焦点位置を求める手法なので、高精度な測定のためには焦点深度の小さな、つまり倍率の大きい対物レンズを使う必要がある。
この場合、一度に測定できる範囲が狭くなってしまうので、所望の測定領域をいくつかの細かな領域に分割して測定を行い、それらの測定データを面方向につなぎ合わせることで、測定の縦、横の分解能を維持したまま、測定視野を大きくすることが行われている。
複数の画像を繋ぎ合わせて測定画像を形成する非接触型の装置の例としては、特許文献1がある。特許文献1では、複数の測定画像に分割して撮影し、各測定画像に対して干渉縞を利用して形状データを算出し、形状データが最も合致するように画像を繋ぎ合わせている。
一方、大きな測定領域の高さ情報を比較的簡単に測定できる装置として、触針式の粗さ計がある。
触針式粗さ計は、触針と被検物を相対移動させながら、触針で試料表面をトレースすることで被検物の高さ情報を得るものである。
特許第3835505号公報
上述したような非接触方式のレーザ走査型顕微鏡で測定した場合、所望の測定領域が大きくなると、場合によっては数十枚、数百枚の分割画像が必要となり、測定に非常に多くの時間を要してしまう。
さらにはこれらのデータ容量は非常に大きなものなので、つなぎ合せ処理にも多くの時間と大きな作業用のメモリ領域が必要で、高性能な演算装置、大容量のメモリ装置が必要となり、高価な装置となる。
触針式表面粗さ計では、測定範囲を大きく取ることは出来るが、接触式なので被検物表面に傷を付けてしまうおそれがある。また、触針を測定したい微小な領域に位置合わせを行なうことが困難であり、更にゴミや異物の存在により特異な測定結果が出ても、その原因が分からない、といった問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するレーザ走査型顕微鏡及びその表面形状の測定方法を提供することを目的とする。
本発明による走査型レーザ顕微鏡は、レーザ光源からの光を対物レンズを通して被検物に集光すると共に被検物の面方向にそれぞれ独立に前記レーザ光を走査可能な光偏向部と、対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された光学絞りを通過する被検物からの反射光量を検出する光検出部と、被検物と対物レンズの光軸方向の相対距離を変えるZ走査部と、前記Z走査部により相対距離を変化させた際の、前記レーザ光源を被検物上に走査する際に得られる光検出器からの輝度出力が最大値となる前記相対距離を求めることで、被検物の各走査ポイントにおける高さ情報を求める制御部を有するレーザ走査型顕微鏡において、前記光偏向器により被検物上をライン状に走査して得られる1ライン分の高さプロファイルをその走査方向に所定量だけずらしながら複数取得し、複数の前記高さプロファイルから走査方向に1つのプロファイルを求める演算処理部を更に備え、前記演算処理部は、前記高さプロファイルを取得するときに当該高さプロファイルに対応した面の輝度情報も共に取得し、前記面の輝度情報を使って前記走査方向の高さプロファイル連結位置を決め、前記高さプロファイル情報を使って前記対物レンズの光軸方向の高さプロファイル連結位置を決めて前記1つのプロファイルを求め、複数の前記面の輝度情報から一枚の輝度画像を生成し、前記高さプロファイルを測定した場所を前記一枚の輝度画像上に表示することを特徴とする。
また本発明による走査型レーザ顕微鏡の別の形態は、レーザ光源からの光を対物レンズを通して被検物に集光すると共に被検物の面方向にそれぞれ独立に前記レーザ光を走査可能な光偏向部と、対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された光学絞りを通過する被検物からの反射光量を検出する光検出部と、被検物と対物レンズの光軸方向の相対距離を変えるZ走査機構と、前記Z走査機構により相対距離を変化させた際の、前記レーザ光源を被検物上に走査する際に得られる光検出器からの輝度出力が最大値となる前記相対距離を求めることで、被検物の各走査ポイントにおける高さ情報を求める制御部と、を有するレーザ走査型顕微鏡において、前記レーザ走査型顕微鏡の光学系内部に前記対物レンズを共用する形で配置された顕微鏡の照明光学系と、前記照明光学系からの光により撮像を行なう2次元撮像部と、前記光偏向部により被検物上をライン状に走査して得られる1ライン分の高さプロファイルを前記走査の方向に所定量だけずらしながら複数取得し、前記高さプロファイルを取得する際に、前記2次元撮像部により輝度画像を取得し、複数の前記高さプロファイルと前記輝度画像を基に、1つの高さプロファイルおよび1つの輝度画像を求める演算処理部と、を備えることを特徴とする。
さらに本発明によるレーザ走査型顕微鏡装置における表面形状の測定方法は、レーザ光源からの光を対物レンズを通して被検物に集光すると共に被検物の面方向にそれぞれ独立に前記レーザ光を走査可能な光偏向部と、対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された光学絞りを通過する被検物からの反射光量を検出する光検出部と、被検物と対物レンズの光軸方向の相対距離を変えるZ走査機構と、前記Z走査機構により相対距離を変化させた際の、前記レーザ光源を被検物上に走査する際に得られる光検出器からの輝度出力が最大値となる前記相対距離を求めることで、被検物の各走査ポイントにおける高さ情報を求める制御部とを有するレーザ走査型顕微鏡による被検物の表面形状の測定方法であって、被検物の顕微鏡画像の中の測定したい場所を操作者に指示させ、前記指示した場所を通る1ライン分の高さプロファイルを測定すると共に、当該高さプロファイルに対応した面の輝度情報を取得し、測定した高さプロファイルの走査方向に、被検物と前記対物レンズとの位置を、前記走査方向に所定距離移動させると共に、前記測定した高さプロファイルの延長線上の高さプロファイルを測定し、前記移動した長さが特定値に達するまで、前記移動と前記測定した高さプロファイルの延長線上の高さプロファイルの測定と当該高さプロファイルに対応した面の輝度情報の取得とを繰り返し、前記面の輝度情報を使って前記走査方向の高さプロファイル連結位置を決め、前記高さプロファイル情報を使って前記対物レンズの光軸方向の高さプロファイル連結位置を決めて前記測定した複数の前記高さプロファイル情報から前記1つのプロファイルを求め、複数の前記面の輝度情報から一枚の輝度画像を生成し、前記高さプロファイルを測定した場所を前記一枚の輝度画像上に表示することを特徴とする。
また本発明による別の形態レーザ走査型顕微鏡装置における表面形状の測定方法は、レーザ光源からの光を対物レンズを通して被検物に集光すると共に被検物の面方向にそれぞれ独立に前記レーザ光を走査可能な光偏向部と、対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された光学絞りを通過する被検物からの反射光量を検出する光検出部と、被検物と対物レンズの光軸方向の相対距離を変えるZ走査機構と、前記Z走査機構により相対距離を変化させた際の、前記レーザ光源を被検物上に走査する際に得られる光検出器からの輝度出力が最大値となる前記相対距離を求めることで、被検物の各走査ポイントにおける高さ情報を求める制御部とを有するレーザ走査型顕微鏡による被検物の表面形状の測定方法であって、被検物の顕微鏡画像の中の測定したい場所を操作者に指示させ、前記指示させた場所を通る1ライン分の高さプロファイルを測定すると共に、当該測定した位置での2次元輝度画像を撮像し、前記1ラインの高さプロファイルを測定時に走査した方向に被検物と前記対物レンズとの位置を所定距離相対移動させ、前記相対移動させた位置において、前記測定した1ラインの高さプロファイルの延長線上の高さプロファイルを測定すると共に、当該測定した位置での2次元輝度画像を撮像し、前記相対移動させた距離が特定値以上となるまで前記延長線上の高さプロファイルを測定及び当該測定した位置での2次元輝度画像撮像を繰り返し、前記測定した複数の前記高さプロファイルおよび前記2次元輝度画像を接続し、連続した1つの高さプロファイルデータおよび連続した画像を生成することを特徴とする。
本発明によれば、所望の測定領域が大きくなり、数十枚、数百枚の分割画像が必要となっても面で同じ領域を測定する場合の測定時間に比べ遥かに短時間で高さプロファイルを測定できる。
また、これらのデータは面でのデータの接続に比べ容量が少なくて済むので、メモリ容量が少なく、かつ高速に各種演算が可能となり、高価な演算装置や大容量のメモリを必要とせず安価に実現することが出来る。
更に表面粗さ測定、レンズの面形状測定といった必ずしも面での測定を必要としない場合に余分な面での形状データを時間をかけて取得しなくても、求める測定結果を得られる。
また、触針式粗さ計では不可能な、微細領域を通る1ラインの測定が簡単に行え、かつそのライン上に存在するゴミなどの特異物や傷などの存在も識別可能であり、データの解析効率が向上できる。
以下に図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態におけるレーザ走査型顕微鏡の構成を示す図である。
同図のレーザ走査型顕微鏡100は、平行光1を発するレーザ光源2と、平行光1を所望の方向に反射させる2次元光偏向器9を有する。
2次元光偏向器9は、その反射面の方向を独立に変更可能であり、後述する制御部16からの偏向タイミング指示を受けてその偏向角度θx、θyが変わるものである。なお図1では、θx方向にだけ偏向された光だけを光線として図示している。
また、レーザ走査型顕微鏡100は、2次元光偏向器9で反射された平行光束の径を拡大投影する瞳投影レンズ8と、瞳投影レンズ8の焦点位置付近を後ろ側の焦点位置23となるように配置された対物レンズ5を有し、対物レンズ5の前側焦点位置付近には被検物3が配置される。
また、レーザ光源2と2次元光偏向器9との間には、第1のビームスプリッタ10が配置され、その反射光路側には結像レンズ11、第2のビームスプリッタ12が配置される。第2のビームスプリッタ12の透過光路側の結像レンズ11の焦点位置には、共焦点絞り13が、そして共焦点絞り13の後ろ側には第1の光ディテクタ14が配置される。また、第2のビームスプリッタ12の反射光路側の結像レンズ11の焦点位置には第2の光ディテクタ15が配置される。
対物レンズ5は、その光軸6と平行な方向に移動可能なZ走査ステージ7に固定されている。被検物3は、2次元光偏向器9の走査方向θx方向と平行な方向に移動可能なステージ装置4に設置される。ステージ装置4及びZ走査ステージ7には、その移動距離を読み取るための第1、第2の変位計24、25が備わっている。
制御部16は、コンピュータ17と接続され、コンピュータ17に接続された指示入力部20(例えばキーボードやポインティングデバイス等)から入力指示を受け、ステージ装置4、Z走査ステージ7、及び2次元光偏向器9への制御を行う。また制御部16は、第1、第2の光ディテクタ14、15で得られた輝度値や、第1、第2の変位計24、25からの変位(座標値)を受取り、コンピュータ17にこれらのデータを伝える。
コンピュータ17には、測定結果や測定条件等の表示する表示部21や、ハードディスクやUSBメモリ、CD−R、DVD、フレキシブルディスクなどの外部記憶部22が接続される。また、コンピュータ17の内部には、制御部16からのデータを一時的に記憶したり、演算結果を記憶するための記憶部18と、各種演算を行う演算処理部19を備える。
レーザ光源2から発した平行光1は、第1のビームスプリッタ10を透過し、2次元光偏向器9で反射される。2次元偏向器9で反射した光の出射角度と、被検物3上での関係については後述する。
様々な方向に偏向された反射光は、瞳投影レンズ8で拡大され、対物レンズ5の後ろ側の焦点位置23に集光された後に対物レンズ5へと入射する。対物レンズ5に入射した光は被検物3の1点をスポット状に照明する。
このスポット状の光は、被検物3の上で図2に示すような軌跡にて走査される。これは一般にラスタスキャンと呼ばれる方法で、2次元光偏向器9のθx、θyの走査がそれぞれ図2のX方向、Y方向の走査に対応する。この走査方法ではθx方向には高速に、θyはそれよりも低速な走査が行われているが、このような走査に適した機構として例えば高速なθx走査には共振ガルバノミラー、低速なθy走査にはガルバノミラー等が用いられる。
被検物3で反射した光は、再び対物レンズ5、瞳投影レンズ8を通り、2次元光偏向器9で反射され、第1のビームスプリッタ10で反射する。そして結像レンズ11にて集光された光は、第2のビームスプリッタ12へと入射し、そこを透過した光は、共焦点絞り13に入射し、通過できた光は、第1の光ディテクタ14で受光される。
ここで、共焦点絞り13を通過できる光は、合焦位置の光のみである。一方、第2のビームスプリッタを反射した光は、そのまま第2の光ディテクタ15で受光される。
2次元光偏向器9の動作と共に変化する第1、第2の光ディテクタで受光された光は、制御部16に伝送され、制御部16にて発した2次元光偏向器9への偏向タイミング指示信号に応じて輝度画像を構築し、その結果はコンピュータ17を経由して表示部21にリアルタイムで表示される。
表示する画像が、第1の光ディテクタ14の輝度情報を基にしたものであれば、それは共焦点画像(以下CF画像)であり、第2光ディテクタ15の輝度情報を基にしたものであればそれは非共焦点画像(以下NCF画像)となる。
Z走査ステージ7により対物レンズ5と被検物3の相対距離を変えながら(以下ではこの動作をZ走査と呼ぶ)CF画像を取得すると、被検物3の上のある1点では図3のような輝度変化曲線となる(以下ではこの輝度変化曲線をIZ曲線と呼ぶ)。
IZ曲線のピークを与えるZ位置Z0を各測定ポイント毎に求めることで、被検物3の高さを測定することができる。IZ曲線のZ座標(Z)は、第1の変位計24からの座標値が、輝度値(I)は第1の光ディテクタ14で得られた値が用いられ、これらは共に制御部16を経由してコンピュータ17に伝送され、演算処理部19によってピーク位置の検出が行われる。
ピーク位置の検出には、離散的なZ走査間隔により得られたデータのうち、最大輝度を与えるZ座標を同定しても良いし、または離散的な測定ポイントから補間等の方法でサンプリング点以外のピーク位置を推定しても良い。
また、Z走査する手段としては、図1の例では対物レンズ5を動かして被検物3との相対距離を変化させたが、対物レンズ5の位置は固定で被検物3を光軸6方向に動かすための走査機構も設けてもよく、対物レンズ5と被検物3との相対距離を変化させることの出来る機構であれば、なんでも良い。
以下では、被検物の表面粗さを測定する場合を例に、その詳細な動作について説明する。
図4に示すように被検物3の表面粗さを測定する場合は、所望の測定領域をレーザ走査型顕微鏡の観察可能な視野の大きさに合わせて分割する。
図4ではA1、A2、A3の3つの分割領域に分割し、それぞれの分割領域は隣り合う2枚が互いにオーバラップする領域が設けられている。
A1領域を観察している状態で2次元光偏向器9のθy方向の走査は行わず、θx方向の走査(以下X走査)だけを行う。このとき被検物3の上ではθx方向に対応するA1領域内の1ラインだけが走査される。
X走査を行いながらZ走査を行うことでA1領域内の1ラインの高さプロファイルが得られる。
ここで高速走査可能なX走査だけを使用し、低速なY走査を併用しないのでZ走査の際にラインデータを取り込むたびにZの動きを止める必要は無く、動いたままX走査しても問題にはならない。
次にステージ装置4をX方向に動かして、顕微鏡の観察視野をA2の領域に移動させる。
このときも同様にA2領域内の1ラインだけのX走査、Z走査を行いA2領域内の1ラインの高さプロファイルを得る。以下A3領域に対しても同様の測定を行う。
これらの動作により図5(a)、図5(b)、図5(c)の3つの高さプロファイルデータz1、z2、z3が得られる。
高さプロファイルデータz1、z2、z3をデータのオーバラップ領域(同図の点線枠内)の高さ形状情報が最も一致するようにX方向及びZ方向にずらしながら繋ぎ合わせることにより、図5(d)に示すような連続した1つの高さプロファイルを得ることができる。
接続された高さプロファイルデータは1つのデータファイルとして記憶部18に保存され、この保存データに対して各種データ解析が行われる。またこのデータは、必要に応じて外部記憶部22に保存して、持ち運ぶことが可能であり、外部記憶部22を用いて別のデータ解析アプリケーションで解析を行なうことも可能である。
解析例として、表面あらさの算出について説明する。
一般的には、触針式あらさ計による表面あらさの測定を行う際には、評価長さは数mm〜数十mm必要であるが、レ−ザ走査型顕微鏡を用いて高さ測定を行う場合、1つの視野の大きさは0.5mm程度である場合が多く、触針式あらさ計と同等の演算によるデータ解析を行うことができない。
しかし、接続された高さプロファイルを解析対象データとすることにより、測定長さを触針式あらさ計並みに大きくすることが可能となるので、触針式あらさ計と同等の解析が可能となる。
具体的には触針式あらさ計のカットオフフィルターは日本工業規格JIS(Japan Industrial Standard ) B0601:2001に規定されている。
JIS B0601:2001に開示されるように、周波数フィルタ処理を行なってプロファイルデータを、粗さ成分とうねり成分に分離した後に、各種あらさパラメータ(例えば算術平均高さPa、Ra、Waや最大断面高さPz、Rz、Waの計算が行われる。周波数フィルタにはJIS B0632:2001に開示されるような位相補償フィルタの一種であるガウシアンフィルタなどが用いられる。なお、本例では周波数フィルタとしてガウシアンフィルタを例に説明したが、これに限定されるものではなく、JIS B0601:2001の解説図7−9に記載されるような旧規格の2RCフィルタや、周波数フィルタとして一般に広く用いられるバターワースフィルタなどであってよい。
また、必要に応じてデータは外部記憶部22を用いて、別のデータ解析アプリケーションにデータを読み込ませて、そのデータ解析アプリケーションによって解析を行うことも可能である。
なお上記説明では測定領域を3つの領域に分けた例を用いて説明したが、2領域又は4領域以上に分けるようにしても良い。
また上記例では、高さプロファイルの接続は、1組のオーバラップ領域の高さ形状情報が最も一致するように接続したが、本実施形態はこの方法に限定されるものではなく、第1、第2の変位計24、25の座標値を用いて各データの座標値からデータを接続しても良い。
更に上記例では、X方向に走査することで1ラインのプロファイル測定を行ったが、Y方向の1ラインの測定でもよく、ステージ装置4をY方向に位置を変えながら複数の高さプロファイルを測定してもよい。さらには、X方向とY方向のスキャナの動作を連動させることで、斜め1ラインの測定を行ってもよい。
また図4では領域をX方向に分割して、これを繋ぎ合わせていたが、Y方向に分割して繋ぎ合わせても、XY両方向に分割して繋ぎ合わせても良い。
この第1の実施形態のレーザ走査型顕微鏡100によれば、1ライン分の高さプロファイルを用いて、分割領域の画像のつなぎ合わせを行なうので、処理を高速に行なうことができる。
また、この1ライン分の高さプロファイルをX方向にとった場合、レーザ顕微鏡の3つの走査軸(X走査、Y走査、Z走査)のうち走査の遅いY走査を使用しないので、更に高速に高さプロファイルを得ることが可能となる。
これらの高速化の効果は、測定対象領域が大きく分割領域が増える程、その効果が大きい。
また、レーザ顕微鏡で、サブミクロンオーダの断面形状を測定するのに十分な対物レンズを用いる場合の視野は、0.5mm程度であることが多く、例えば表面粗さ測定で要求される数ミリから数十ミリの測定長さの確保には測定領域を10領域以上に分割することは珍しくない。仮に従来方法の3次元的な面の測定が1領域につき1分で10領域に分割したとすると、10領域で10分必要である。一方本実施形態のレーザ走査型顕微鏡100を用いた場合、高さプロファイル測定では1領域につき数秒に測定完了できるので10領域分測定しても1分程度で完了でき、10倍程度のタクト向上が見込める。
更には、接続されたプロファイルを解析対象データとすることで、従来から一般に広く使用されている触針式あらさ計と同等の解析を行なうことができ、触針式あらさ計との互換を保った測定、比較が行うことが出来る。
また、取り扱うデータ量が少なくなるので演算処理やデータの解析、保存に多くのメモリを必要とせず、安価な装置として実現することが出来る。また必要に応じて外部記憶部22に保存する場合も、データ容量が小さいので、例えばフレキシブルディスクのようなメモリ容量が小さいようなメモリ媒体にデータを保存して持ち運ぶことも出来る。
また、上記した第1の実施の形態では、各分割領域のオーバラップ部分の高さプロファイル(断面の高さ情報)を用いて最も一致するようにプロファイルを接続したが、分割領域の接続の仕方はこの方法に限定されるものではない。
例えば変形例として、1ラインの高さプロファイルを求める際に、図3で示したZ0を各測定ポイント毎に求めたが、輝度のピーク値I0を各測定ポイントで求めると輝度の断面プロファイルも同様に求めることができる。つまり各測定領域で求められる情報は図6の(a)〜(c)に示したような断面の輝度情報(I1、I2、I3)と高さ情報(Z1、Z2、Z3)の組データとして算出される。
高さプロファイルを接続する際には、この輝度プロファイルの情報(I1、I2、I3)を基にX方向の移動量(繋ぎ合わせのX方向に位置)を決定し、その後オーバラップ部分の高さ情報(Z1、Z2、Z3)を最も一致するようにZ方向に移動させる量を決定する。このようにして3つの分割領域を接合して求めた断面の高さ情報が図6(d)である。
なお接続したデータに対する表示、解析、データ保存などにおける処理は、上述したオーバラップ部分の高さプロファイル(断面の高さ情報)を用いる場合と同じある。
輝度プロファイルの情報(I1、I2、I3)は、表面の微細な傷や凹凸に敏感に反応し、高さ情報のプロファイル(Z1、Z2、Z3)より特徴のあるプロファイルになりやすい。
したがって、この変形例の方法を用いた場合、輝度情報はIZ曲線の最大輝度値から求めたものなので、被検物の表面に合焦したコントラストの良い情報であって、なおかつ表面の微細なテクスチャや反射率の違いといった高さ情報には現れないような表面の特徴も反映される。従って、この輝度情報を用いて繋ぎ合わせを行なうことで、X方向においてより精度良いデータの接続が可能となり、測定データの信頼性が向上する。
次に第2の実施形態について説明する。
図7は、第2の実施の形態のレーザ走査型顕微鏡200の構成を示す図である。
図7の第2の実施形態のレーザ走査型顕微鏡200は、図1に示した第1の実施形態のレーザ走査型顕微鏡100の構成に、新たにTV光学系49を付加したものであり、その他同様の構成については、第1の実施形態のレーザ走査型顕微鏡100とほぼ同じである。よってその他の構成要素についての詳細な説明は省略する。
図7の構成では、TV光学系49は対物レンズ5と瞳投影レンズ8の間の光路に挿入され、光路上には第3のビームスプリッタ50が配置されている。第3のビームスプリッタ50による反射側の光路には第4のビームスプリッタ51が、また透過側の光路には投影レンズ52、及び白色LED光源53が配置される。そして第4のビームスプリッタ51の反射側の光路には、TV結像レンズ54が、またその焦点位置にはCCDカメラ55が配置される。
レーザ走査型顕微鏡200では、白色LED光源53から発した光は、投影レンズ52で集光されながら第4のビームスプリッタを透過する。この光は第3のビームスプリッタ50で反射し、対物レンズ5に入射し、被検物3を照射する。被検物3からの反射光は、再び対物レンズ5で集光され、その後第3のビームスプリッタ50、第4のビームスプリッタ51をそれぞれ反射し、TV結像レンズ54により集光されCCDカメラ55の撮像面上に結像する。
なお、CCDカメラ55の撮像エリアは、レーザ走査型顕微鏡200の光学系の観察エリア、すなわち2次元光偏向器9の最大走査エリアと同じ大きさになるようにTV結像レンズ54の倍率が調整されている。
次に、第2の実施形態のレーザ走査型顕微鏡200による、高さプロファイルデータを取得する手順について説明する。
第2の実施形態においても、第1の実施形態で図4を用いて示したように、被検物3の所望の測定領域を、レーザ顕微鏡の観察可能な視野の大きさに合わせて分割する。このとき、それぞれの分割領域は、隣り合う2枚が互いにオーバラップする領域が設けられている。本例では、A1領域、A2領域、及びA3領域の3つの領域に分割したものとする。
まずA1領域を観察している状態で被検物3の面の輝度画像をCCDカメラ55で撮像し、それをメモリに保存する。次に2次元光偏向器9のθy方向の走査は行わず、θx方向の走査(以下X走査)だけを行う。このとき被検物3の上では、θx方向に対応するA1内の1ラインだけが走査する。X走査を行いながらZ走査を行うことで、A1内の1ラインの高さプロファイルが得られる。
次にステージ装置4をX方向に動かして、顕微鏡の観察視野をA2の領域に移動させる。そしてA1領域の場合と同様に、A2領域の面の輝度画像をCCDカメラ55で撮像し、それをメモリ保存する。レーザ光を1ラインだけのX走査しながらZ走査を行い、A2内の1ラインの高さプロファイルを得る。A3領域に対しても同様の測定を行う。
これらの動作により図8(a)に示すA1領域の輝度画像Img1、同図(b)に示すA2領域の輝度画像Img2、同図(c)に示すA3領域の輝度画像Img3が得られる。
次に輝度画像のオーバラップ領域61−1、61−2の各輝度画像のImg1、Img2、Img3の輝度情報が最も一致するように、X方向に各輝度画像をずらしながら輝度画像を接続する。さらに、高さプロファイルデータのオーバラップ領域の高さ情報が最も一致するように、Z方向に輝度画像をずらしながらプロファイルを接続する。これらの処理で連続した1つ輝度画像と高さプロファイルを得ることができる。
得られた輝度画像と高さプロファイルは、表示部21の画面上で図9に示すようなアプリケーション画面71として表示される。CCDカメラ55の撮像エリアは、2次元光偏向器9の走査範囲と一致するようにレーザ走査型顕微鏡200は構成されているので、アプリケーション画面71上に、高さプロファイルを測定した1ラインの位置を、接続した輝度画像内にインポーズライン70として表示する。
この第2の実施形態のレーザ走査型顕微鏡200によれば、ライン状の輝度ではなく、それよりも情報量の多い面の輝度情報を用いてX方向の接続を行うので、精度良いデータの接続が可能となり、測定データの信頼性が向上できる。
さらに面の輝度画像の接続結果は、高さプロファイルを測定した箇所の状態を把握するのに非常に有効な情報となる。例えば、高さプロファイルデータだけでは分からないような表面の傷、ゴミなどの異物も輝度画像からその存在を確認することができる。またCCDカメラとしてカラーカメラを用いれば色情報も分かるので、被検物の素材の違いといった情報も得ることが出来、データの解析効率が向上する。
なお、上述した白色LED光源53を光源とした構成について説明したが、例えば白色LED光源53の代わりにハロゲンランプ、水銀ランプを用いる構成でも良い。また、撮像素子としてCCDカメラ55を利用したが、撮像素子として例えばCMOSカメラを用いてもよく、2次元の画像を取得できる素子であれば何でも良い。
また、本例で例示したCCDカメラ55による輝度画像に代わって、第1の光ディテクタ14で得られたCF輝度画像、又は第2の光ディテクタ15で得られたNCF輝度画像を用いても良い。NCF輝度画像を用いた場合には、ピントの合っていない部分においても特徴が出るので、画像全体を考慮した繋ぎ合わせが行なえる。
第2の実施形態のレーザ走査型顕微鏡200では、輝度画像を取得するときだけ2次元光偏向器9を2次元的に走査すれば良い。輝度画像を取得するためには、3次元ではなく2次元の走査でよく、Z走査を行なう必要がないので、輝度画像を取得するために必要な測定時間は微々たる時間となり、測定のタクト時間を悪化させることはない。
次に第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態のレーザ走査型顕微鏡の構成は、図1に示した第1の実施形態のレーザ走査型顕微鏡100と基本的には同じであり、制御部16が実行する制御プログラムや、記憶部18に記憶され、演算処理部19によって実行されるプログラムのみが第1の実施形態のレーザ走査型顕微鏡100とは異なる。
第3の実施形態のレーザ走査型顕微鏡は、所望のレンズなどの曲率を有する被検物の面頂を通るラインでの断面プロファイルを得るためのもので、そのための処理フローを以下に説明する。
図10は、第3の実施形態のレーザ走査型顕微鏡の動作処理を示すフローチャートである。同図の処理は、演算処理部19が記憶部18内のプログラムを実行することにより実現される。
同図の処理が開示されると、まずレーザ走査型顕微鏡は、操作者にステージ装置4を移動させて、所望の測定したい領域、つまり本例ではレンズの面頂部分が顕微鏡の視野に入るように被検物の位置を合わせる(ステップS1)。
次にステップS2として、レーザ走査型顕微鏡は、操作者に、2D輝度画像内でレンズの面頂位置を探し、ポインティングデバイス等の指示入力部20により表示部21の表示画面内で面頂位置を指示させる。
共焦点観察によって被検物であるレンズを観察したときに、図11(a)に示すような2D輝度画像として画像が得られる場合は、その輝度パターンが同心円状なのでこれはレンズの傾斜面にフォーカスされている状態である。そして同図(b)のようなスポット上に明るくなる部分を探せば、そこが面頂である。このようにレンズの面頂は、2次元画像情報から容易に確認できる。なおこのステップS2は、操作者が行なうのではなく、レーザ走査型顕微鏡が自動的に面頂位置を検出するように構成しても良い。
次にステップS3として、操作者に、指示入力部20から測定長さ“L”を指定させる。ここでは“L”の値として、例えばレンズの直径の値などが指定される。
そして次に、ステップS4として図12に示すように、ステップS2で指示した位置から“−L/2”だけステージ装置4を移動させ、この位置を測定開始位置(図12のA1領域)とする。
次にレーザ走査型顕微鏡は、X方向の高さプロファイルを測定するが、2次元光偏向器9のy方向の光偏向角θyは、ステップS5としてステップ72で指示した画面内のY方向に位置に対応する角度に設定してから測定し、結果を記憶部18に保存する。
続いてステップS6として、所定ステップ“Δx”だけステージ装置4を移動し、図12で示すA2の領域に移動する。再び走査するY方向の位置を所定の位置にした状態で測定を行い、結果を記憶部18に保存する(ステップS7)。なおこのステップ6での“Δx”の大きさは、例えば隣り合う測定領域が一部オーバラップするように、X方向の測定視野よりも小さい値に設定する。
次にステップS8として、ステップS6によるステージ装置4の総移動距離が“L”に達しているかどうかを判断し、総移動距離が“L”に達していなければ(ステップS8、NO)、ステップ6へ処理を戻す。
ステップS8において、ステップS6によるステージ装置4の総移動距離が“L”に達していれば(ステップS8、YES)、ステップS9として、図13に示すように、これまでにステップS7で取得した高さプロファイルデータ(図13(a)〜(c))を接続処理(同図(d))を行い、本処理を終了する。
この図10に示した処理フローにより、測定位置を決めて、複数の高さプロファイルを取得、データの接続といった一連の動作が完了する。接続したデータについては第1、第2の実施形態と同様に解析、保存等が行われる。
触針式粗さ計では基本的にはライン測定しか行えないので、このようなレンズの面頂を探して測定するのは困難であるが、第3の実施形態の方法によれば、簡単に面頂を見つけることが出来、そこを通る1ラインの高さデータを求めることでレンズの曲率半径や、非球面レンズであれば非球面係数といったデータ解析が正しく行うことができる。
なお上記説明では、被検物として凸レンズの測定を行った例を挙げたが、凹レンズを被検物としても、同様の方法により測定を行うことが出来る。
なお上記例では、面頂を探すのに共焦点輝度画像を用いたが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば面頂付近にて一旦3D計測を行い、そのデータから面頂位置を特定しても良い。または、TV光学系を有する図7のような装置を用いてTV画像のフォーカス状態から画像処理等の方法を用いて面頂を特定しても良い。
また、上記例ではレンズの形状測定を例にして説明したが、被検物はどんなものでも良く被検物の種類は限定されない。
第3の実施形態は、上述した方法に限らず、面の輝度情報、あるいは面の高さ情報を用いて所望の測定ラインを指定した上で、そこを通るラインについてライン測定を行い、それらの測定結果を接続するフローのものは全て含む。
次に第3の実施形態の変形例について説明する。
この変形例では、第3の実施形態の処理に輝度画像を取り込む処理が追加されている。
図14は、第3の実施形態の変形例の処理フローを示すフローチャートである。同図は、図10に示した第2の実施形態のフロー、いくつかの処理を追加したものである。よって図14は図10と実質的に同じ処理ステップには同じ符号を記し、その説明は省略する。
図14のフローチャートでは、ステップS4とステップS5の間にその観察位置での輝度画像を取得して、記憶部18に保存するステップS11、ステップS6とステップS7の間にその観察位置での輝度画像を取得し、それを記憶部18に保存するステップS12、及びステップS9の次のステップに輝度画像と高さプロファイルの両方を接続するステップS13を追加している。
このステップS13の接続処理は、上述したように、面輝度画像を用いてX方向の位置を決め、高さプロファイルを用いてZ方向の位置を決めて接続する。
なお図14の処理フローにおいて、ステップS11とステップS5順序を逆にしてステップS5を行なった後にステップS11を行なっても良い。同様にステップS7を行なった後にステップS12を行なっても良い。
この図14の処理フローに従えば、各測定ポイントの高さプロファイルと共に面での輝度画像もセットで取得できる。そして得られる接続した輝度画像は、高さプロファイルを測定した箇所の状態を把握するのに非常に有効な情報となる。例えば、高さプロファイルデータだけでは分からないような表面の傷、ゴミなどの異物も輝度画像からその存在を確認することができる。またCCDカメラとしてカラーカメラを用いれば色情報も分かるので、被検物の素材の違いといった情報も得ることが出来、データの解析効率が向上する。
第1の実施形態におけるレーザ走査型顕微鏡の構成を示す図である。 ラスタスキャンによる走査の軌跡を示す図である。 Z走査ステージ2より対物レンズと被検物の相対距離を変えながら得られる輝度変化曲線を示す図である。 測定領域をレーザ走査型顕微鏡の観察可能な視野の大きさに合わせて分割する例を示である。 得られる3つの高さプロファイルデータとそれらを繋ぎ合わせた高さプロファイルを示すである。 第1の実施形態の変形例で得られる図6の断面の輝度情報と高さ情報を示す図である。 第2の実施の形態のレーザ走査型顕微鏡の構成を示す図である。 第2の実施の形態のレーザ走査型顕微鏡で得られる輝度画像を示す図である。 第2の実施の形態のレーザ走査型顕微鏡で得られる輝度画像と高さプロファイルの表示画面例を示す図である。 第3の実施形態のレーザ走査型顕微鏡の動作処理を示すフローチャートである。 共焦点観察によって被検物としてレンズを観察したときの2D輝度画像を示す図である。 第3の実施形態において−L/2だけステージ装置を移動させ、また所定ステップΔxだけステージ装置を移動させた場合を示す図である。 第3の実施形態で取得した高さプロファイルデータ及びそれらを接続した高さプロファイルデータを示す図である。 第3の実施形態の変形例の処理フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1 平行光
2 レーザ光源
3 被検物
4 ステージ装置
5 対物レンズ
6 光軸
7 Z走査ステージ
8 瞳投影レンズ
9 2次元光偏向器
10 第1のビームスプリッタ
11 結像レンズ
12 第2のビームスプリッタ
13 共焦点絞り
14 光ディテクタ
15 第2の光ディテクタ
16 制御部
17 コンピュータ
18 記憶部
19 演算処理部
20 指示入力部
21 表示部
22 外部記憶部
23 焦点位置
24 第1の変位計
25 第2の変位計
49 TV光学系
50 第3のビームスプリッタ
51 第4のビームスプリッタ
52 投影レンズ
53 白色LED光源
54 TV結像レンズ
55 CCDカメラ
100、200 走査型レーザ顕微鏡

Claims (15)

  1. レーザ光源からの光を対物レンズを通して被検物に集光すると共に被検物の面方向にそれぞれ独立に前記レーザ光を走査可能な光偏向部と、対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された光学絞りを通過する被検物からの反射光量を検出する光検出部と、被検物と対物レンズの光軸方向の相対距離を変えるZ走査部と、前記Z走査部により相対距離を変化させた際の、前記レーザ光源を被検物上に走査する際に得られる光検出器からの輝度出力が最大値となる前記相対距離を求めることで、被検物の各走査ポイントにおける高さ情報を求める制御部を有するレーザ走査型顕微鏡において、
    前記光偏向部により被検物上をライン状に走査して得られる1ライン分の高さプロファイルをその走査方向に所定量だけずらしながら複数取得し、複数の前記高さプロファイルから走査方向に1つのプロファイルを求める演算処理部を更に備え、
    前記演算処理部は、前記高さプロファイルを取得するときに当該高さプロファイルに対応した面の輝度情報も共に取得し、前記面の輝度情報を使って前記走査方向の高さプロファイル連結位置を決め、前記高さプロファイル情報を使って前記対物レンズの光軸方向の高さプロファイル連結位置を決めて前記1つのプロファイルを求め、複数の前記面の輝度情報から一枚の輝度画像を生成し、前記高さプロファイルを測定した場所を前記一枚の輝度画像上に表示することを特徴とすレーザ走査型顕微鏡装置。
  2. 前記面の輝度画像は非共焦点画像であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  3. 前記面の輝度情報は共焦画像であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  4. レーザ光源からの光を対物レンズを通して被検物に集光すると共に被検物の面方向にそれぞれ独立に前記レーザ光を走査可能な光偏向部と、対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された光学絞りを通過する被検物からの反射光量を検出する光検出部と、被検物と対物レンズの光軸方向の相対距離を変えるZ走査機構と、前記Z走査機構により相対距離を変化させた際の、前記レーザ光源を被検物上に走査する際に得られる光検出器からの輝度出力が最大値となる前記相対距離を求めることで、被検物の各走査ポイントにおける高さ情報を求める制御部と、を有するレーザ走査型顕微鏡において、
    前記レーザ走査型顕微鏡の光学系内部に前記対物レンズを共用する形で配置された顕微鏡の照明光学系と、
    前記照明光学系からの光により撮像を行なう2次元撮像部と、
    前記光偏向部により被検物上をライン状に走査して得られる1ライン分の高さプロファイルを前記走査の方向に所定量だけずらしながら複数取得し、前記高さプロファイルを取得する際に、前記2次元撮像部により輝度画像を取得し、複数の前記高さプロファイルと前記輝度画像を基に、1つの高さプロファイルおよび1つの輝度画像を求める演算処理部と、
    を備えることを特徴とする走査型レーザ顕微鏡。
  5. 前記高さプロファイルを求めるために走査した位置を、前記接続した輝度画像上に表示することを特徴とする請求項4記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  6. 前記2次元撮像部は、CCD撮像素子であることを特徴とする請求項4記載のレーザ顕微鏡装置。
  7. 前記1つの高さプロファイルを求める際に、前記輝度情報を使って前記走査の方向の高さプロファイル連結位置を決め、前記高さプロファイルを使って前記対物レンズの光軸方向の高さプロファイル連結位置を決めて接続することを特徴とする請求項4記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  8. 前記演算処理部は、取得した複数の前記1ライン分の高さプロファイルがそれぞれ一部オーバラップするように前記所定量ずらし、前記オーバラップの領域の高さプロファイルが最も一致するように前記1ライン分の高さプロファイルを繋ぎ合わせて前記1つの高さプロファイルを求めることを特徴とする請求項1又は4記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  9. 前記対物レンズの光軸方向の相対距離を変えながら1ライン分の前記輝度出力を取得する際に、前記対物レンズの光軸方向の走査を止めずに動かし続けながら前記輝度出力を順次取得することを特徴とする請求項1又は4記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  10. データを記憶する記憶部または外部記憶部を更に備え、
    前記演算処理部は、求めた前記1つの高さプロファイルを前記記憶部または前記外部記憶部に保存することを特徴とする請求項1又は4記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  11. 求めた前記1つの高さプロファイルに対し、周波数フィルタ処理を行うことを特徴とする請求項1又は4記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  12. 求めた前記1つの高さプロファイルに対し、触針式の粗さ計用に規定されたカットオフフィルター処理を適用し、粗さパラメータ演算を行うことを特徴とする請求項1又は4記載のレーザ走査型顕微鏡装置。
  13. レーザ光源からの光を対物レンズを通して被検物に集光すると共に被検物の面方向にそれぞれ独立に前記レーザ光を走査可能な光偏向部と、対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された光学絞りを通過する被検物からの反射光量を検出する光検出部と、被検物と対物レンズの光軸方向の相対距離を変えるZ走査機構と、前記Z走査機構により相対距離を変化させた際の、前記レーザ光源を被検物上に走査する際に得られる光検出器からの輝度出力が最大値となる前記相対距離を求めることで、被検物の各走査ポイントにおける高さ情報を求める制御部とを有するレーザ走査型顕微鏡による被検物の表面形状の測定方法であって、
    被検物の顕微鏡画像の中の測定したい場所を操作者に指示させ、
    前記指示した場所を通る1ライン分の高さプロファイルを測定すると共に、当該高さプロファイルに対応した面の輝度情報を取得し、
    測定した高さプロファイルの走査方向に、被検物と前記対物レンズとの位置を、前記走査方向に所定距離移動させると共に、前記測定した高さプロファイルの延長線上の高さプロファイルを測定し、
    前記移動した長さが特定値に達するまで、前記移動と前記測定した高さプロファイルの延長線上の高さプロファイルの測定と当該高さプロファイルに対応した面の輝度情報の取得とを繰り返し、
    前記面の輝度情報を使って前記走査方向の高さプロファイル連結位置を決め、前記高さプロファイル情報を使って前記対物レンズの光軸方向の高さプロファイル連結位置を決めて前記測定した複数の前記高さプロファイル情報から前記1つのプロファイルを求め、
    複数の前記面の輝度情報から一枚の輝度画像を生成し、前記高さプロファイルを測定した場所を前記一枚の輝度画像上に表示する
    ことを特徴とするレーザ走査型顕微鏡装置における表面形状の測定方法。
  14. レーザ光源からの光を対物レンズを通して被検物に集光すると共に被検物の面方向にそれぞれ独立に前記レーザ光を走査可能な光偏向部と、対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された光学絞りを通過する被検物からの反射光量を検出する光検出部と、被検物と対物レンズの光軸方向の相対距離を変えるZ走査機構と、前記Z走査機構により相対距離を変化させた際の、前記レーザ光源を被検物上に走査する際に得られる光検出器からの輝度出力が最大値となる前記相対距離を求めることで、被検物の各走査ポイントにおける高さ情報を求める制御部とを有するレーザ走査型顕微鏡による被検物の表面形状の測定方法であって、
    被検物の顕微鏡画像の中の測定したい場所を操作者に指示させ、
    前記指示させた場所を通る1ライン分の高さプロファイルを測定すると共に、当該測定した位置での2次元輝度画像を撮像し、
    前記1ラインの高さプロファイルを測定時に走査した方向に被検物と前記対物レンズとの位置を所定距離相対移動させ、
    前記相対移動させた位置において、前記測定した1ラインの高さプロファイルの延長線上の高さプロファイルを測定すると共に、当該測定した位置での2次元輝度画像を撮像し、
    前記相対移動させた距離が特定値以上となるまで前記延長線上の高さプロファイルを測定及び当該測定した位置での2次元輝度画像の撮像を繰り返し、
    前記測定した複数の前記高さプロファイルおよび前記2次元輝度画像を接続し、連続した1つの高さプロファイルデータおよび連続した画像を生成する
    ことを特徴とするレーザ走査型顕微鏡装置における表面形状の測定方法。
  15. 前記被検物は特定の曲率を有するものであり、前記測定したい場所として前記被検物の形状の極大又は極小値となる位置であることを特徴とする請求項13または14に記載のレーザ走査型顕微鏡装置における表面形状の測定方法。
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