JP2010101959A - 顕微鏡装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受光部の長手方向の寸法を大きくした場合であっても、容易に受光部とスライドガラスの面を平行状態に保つことが可能であり、精度よく合焦できる顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】画素が列をなして配置されるラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)の直線と、試料120が配置されたスライドガラス103がなす面との傾きを傾き検出部202により検出し、この傾きを傾き調整部203により調整することにより、ラインセンサ104とスライドガラス103の面とが平行状態になるようにする。
【選択図】図3
【解決手段】画素が列をなして配置されるラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)の直線と、試料120が配置されたスライドガラス103がなす面との傾きを傾き検出部202により検出し、この傾きを傾き調整部203により調整することにより、ラインセンサ104とスライドガラス103の面とが平行状態になるようにする。
【選択図】図3
Description
本発明は、顕微鏡装置に関し、特に病理標本などの顕微鏡画像を取得する顕微鏡装置に関するものである。
近年、細胞、組織診断といった病理学の分野などにおいて、試料が配置されているスライドガラスの標本全体を撮影しデジタル画像化し、これをパーソナルコンピュータのモニタ上に表示を行い、あたかも実際の顕微鏡で試料を観察しているかのように操作ができるバーチャル顕微鏡がよく知られている。
ところで、バーチャル顕微鏡で利用する画像データを取得する顕微鏡システムでは、高解像度且つ高速で画像を取得することが要求されている。そこで、複数の画素(正確には試料画像の画素を形成するための受光素子)が一次元配列された撮像素子による1次元キャンカメラを利用した顕微鏡装置が提案されている(特許文献1を参照)。
この顕微鏡装置では、試料が配置されたスライドガラスを載置したステージを水平方向に移動させることにより一次元スキャンカメラでライドガラスの画像を取得する。この場合、一次元スキャンカメラの観察フィールドに対応するスライドガラスの主走査方向の画像データを走査して取得できるので、結果として、高解像度でスライドガラスの画像データを取得することができる。
図14に、一次元スキャンカメラによってスライドガラスを走査してスライドガラスの画像を取得する例を示す。図14において、スライドガラス103は試料120が配置され、図示しないステージに載置されている。ラインセンサ104´は、一次元スキャンカメラに内蔵されているスライドガラス(試料)からの光を受光し電気信号に変換する撮像素子である。
図14において、スライドガラス103からの光は図示しない光学系を通してラインセンサ104´に入射される。そして、ステージを矢印X1に示す水平方向(X軸方向:主走査方向)に移動させることにより最初の走査を行う(図中矢印a)。続いて、ステージを矢印Y1に示す垂直方向(Y軸方向:副走査方向)に、ラインセンサ104´の長手方向(Y軸方向)の寸法だけ移動させた後に、矢印X2に示す水平方向にステージを移動させ走査を行う(図中、矢印b)。このような操作を繰り返し行ない、結果としてラインセンサ104´により図中に示された矢印a、b、c、dの順で合計4回の走査を行い、スライドガラス103の全面の画像データの取得が行われる。
特表2004―514920号公報
ところで、一次元スキャンカメラの観察フィールドを広くする、即ち、一次元スキャンカメラに内蔵されている撮像素子であるラインセンサの画素数を増やし、ラインセンサ104´の長手方向(図14におけるY軸方向)の寸法を大きくすることによって一度に広範囲のエリアを走査して走査回数を減らして高速化する方法がある。
図15は、図14の例で示したラインセンサ104´に対し画素数を2倍に増やし、ラインセンサの長手方向(標本のY軸方向)の寸法を2倍にしたラインセンサ104によりスライドガラス全面の画像データを取得する例を示す。図15に示すように、ラインセンサの画素数を2倍にし、ラインセンサの長手方向の寸法を2倍にすることにより走査回数を矢印a、bで示す2回、即ち1/2に減らすことができるので、高速に画像データを取得することができる。
一方、図15に示すように、ラインセンサの長手方向(Y軸方向)の寸法を大きくしたとき、図16に示すように、スライドガラス103がラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)に対して傾いていた場合には、ラインセンサ104の両端部a,bの画素で合焦状態が著しく異なってしまい、同じラインセンサ内で部分的に焦点が合わなくなってしまうことがあり、この問題の解決が望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、効率よくスライドガラス上に配置された試料の画像データを取得するために、受光部の長手方向の寸法を大きくした場合であっても、容易に受光部とスライドガラスの面とを平行状態に保つことが可能であり、精度よく合焦できる顕微鏡装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の顕微鏡装置は、列をなして画素が配置されている受光部を有し、前記受光部によりスライドガラスに配置された試料からの光を受光して光電変換する光電変換部と、前記受光部の長手方向の直線と、前記スライドガラスがなす面との傾きの検出を行う傾き検出部と、前記傾き検出部が検出した傾きに基づいて、前記受光部の長手方向の直線と前記スライドガラスの面内に含まれる少なくとも1つの直線とが平行になるように前記光電変換部、または前記スライドガラスの傾きを調整する傾き調整部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡装置は、前記スライドガラスに配置され、かつ、前記長手方向に沿って距離を隔てて複数配置される検出点と、前記検出点毎に結像状態を検出する結像状態検出部と、を更に備え、前記傾き検出部は、前記検出された結像状態の相関関係に基づいて前記傾きの検出を行うことを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡装置は、前記光電変換部は、受光素子が列をなして配置されたラインセンサであることを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡装置は、前記光電変換部は、前記受光部の長手方向の直線に対する垂直方向であって水平面と略平行に走査され、前記走査方向に対して自動合焦を行うことを特徴とする。
本発明の顕微鏡装置においては、受光部の長手方向の寸法を大きくした場合であっても、容易に受光部とスライドガラスの面とを平行状態に保つことが可能となり、精度よく合焦させることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係わる顕微鏡装置の構成を示す図である。図1は、本発の顕微鏡装置1の具体的な構成例を示しており、以下、その構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる顕微鏡装置の構成を示す図である。図1は、本発の顕微鏡装置1の具体的な構成例を示しており、以下、その構成について説明する。
図1に示す顕微鏡装置1は、試料が配置されるスライドガラス103が載置されるステージ101と、ステージ101を上下方向(図上でZ軸方向)及び左右前後方向(図上でXY軸方向)に移動させ、且つ傾きを変えるステージ駆動部102を備えている。このステージ駆動部102により、ステージ101に載置されたスライドガラス103を、上下及び左右前後に移動可能であり、且つスライドガラス103の傾きを可変にできるように構成されている。
また、顕微鏡装置1においては、スライドガラス103に対向して光電変換部104が設けられている。この光電変換部104は、試料画像の画素を形成するための受光素子が長手方向に列をなして配置された受光部を有しており、例えば、CCD(Charge Coupled Device)等で構成されている。光電変換部104は、この受光部により試料からの反射光を受光して光電変換する。
なお、前述したように、光電変換部104の受光部は、受光素子が列をなしてライン状に配置された構成であるため、この光電変換部104はラインセンサとも呼ばれる。このため、以下の説明では、「光電変換部104」を「ラインセンサ104」とも呼ぶ。
傾き制御装置200は、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)の直線と、スライドガラス103がなす面との傾きを制御するための装置である。この傾き制御装置200内には、傾き制御装置200内の各部を統括して制御し、傾き制御装置200における必要な処理を実行するための主制御部201が設けられている。
また、傾き制御装置200内には、ラインセンサ104の長手方向の直線と、スライドガラス103がなす面との傾きを検出する傾き検出部202が設けられている。なお、ここでいう傾きとは、ラインセンサ104の長手方向の直線と、当該長手方向の直線に交差する任意に選択された鉛直線とを含む面がスライドガラスの面に交差することにより特定される直線と、がなす角であり、この傾きの定義については、図9において後述する。
また、傾き制御装置200内には、傾き検出部202の傾き検出結果に基づいて、ラインセンサ104の長手方向の直線と、スライドガラス103の面内に含まれる少なくとも1つの直線とが平行になるように、ステージ駆動部102を制御してスライドガラス103の傾きを調整する傾き調整部203が設けられている。また、傾き制御装置200内には、ステージ駆動部102を制御して、スライドガラス103を水平方向(XY軸方向)に移動させるXY駆動部204と、スライドガラス103を上下方向(Z軸方向)に移動させるZ駆動部205とが設けられている。
なお、傾き制御装置200内には、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含むコンピュータシステムを有している。そして、上述した主制御部201、傾き検出部202、傾き調整部203、XY駆動部204、Z駆動部205により行われる処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、各部における処理が行われる。すなわち、主制御部201、傾き検出部202、傾き調整部203、XY駆動部204、Z駆動部205における処理は、CPU等の中央演算処理装置がROMやRAM等の主記憶装置に上記プログラムを読み出して、情報の加工、演算処理を実行することにより、実現されるものである。
また、この顕微鏡装置1には、スライドガラス103に対向するように対物レンズ105が設けられている。また、この対物レンズ105を介して撮影光路A1に沿って得られる試料の画像を、図示しない光路分割プリズムにより双眼にして接眼レンズユニット106に導く三眼鏡筒ユニット107が設けられている。三眼鏡筒ユニット107の上部には、撮影光路A1に沿って結合レンズユニット108が設けられ、結合レンズユニット108の上部には撮像装置109が設けられている。
撮像装置109にはラインセンサ104が設けられている。このラインセンサ104は、前述したように、試料からの光を受光し光電変換するのに最も好適である受光素子を一次元配列して成る受光部を有するラインセンサである。なお、撮像装置109は、オートフォーカス機能を備えており、ラインセンサ104は、ステージ101に載置されたスライドガラス103が水平面内を主走査方向(X軸方向)に移動するのに合わせて、スライドガラス103に配置された試料に対して自動的に焦点を合わせるように構成されている。
また、図2に示すように、スライドガラス103には、ラインセンサ104の長手方向に沿って距離を隔てて検出点301と302とが配置されている。この検出点301は、スライドガラス103上に設けられるパターンマークであり、反射率の高い材料で形成されるものであり、例えば、アルミ等の金属材料を使用して蒸着により形成する。この検出点301、302により得られる反射像(結像)の形状と、この検出点の結像の形状による傾き検出方法については後述する。
また、図1において、傾き検出ユニット110には、検出点301および302に光を照射する傾き計測用光源111と、計測用光源111からの光を平行にするコリメータレンズ112とが設けられている。
また、傾き検出ユニット110には、検出点301若しくは302からの反射光をシリンドリカルレンズ113を介して結像状態検出部114に導く第1のハーフミラー115が設けられている。結像状態検出部114では、検出点301若しくは302からの反射光をシリンドリカルレンズ113を介して受光し、この反射光により検出点301および302の結像状態を検出する。
また、前述の三眼鏡筒ユニット107には、計測用光源111からの光を対物レンズ105を介して検出点301若しくは302に照射させ、その反射光を傾き検出ユニット110に戻す第2のハーフミラー116が設けられている。
上記構成の顕微鏡装置1においては、結像状態検出部114により検出点301および302の結像状態を検出し、結像状態検出部114の出力は傾き検出部202に伝達される。傾き検出部202では、結像状態検出部114により検出された結像状態の相関関係に基づいてラインセンサの長手方向の直線とスライドガラス103がなす面の傾きの検出を行う。この傾き検出部202の出力は、主制御部201を介して、傾き調整部203に伝達される。
傾き調整部203では、傾き検出部202から、主制御部201を介して入力される傾きの情報を基に、ステージ駆動部102を制御する制御信号を生成する。この制御信号はステージ駆動部102に伝達される。このステージ駆動部102により、ステージ101に載置されたスライドガラス103の傾きが調整され、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103の面内に含まれる少なくとも1つの直線とが平行になるようにスライドガラス103の傾きが調整される。
これにより、受光部の長手方向の寸法を大きくした場合であっても、容易に受光部とスライドガラスの面を平行状態に保つことが可能となり、精度よく合焦できる顕微鏡装置1を提供することができる。
図3は、本実施の形態の顕微鏡装置1における傾き調整の動作原理を説明するための図である。図3においては、顕微鏡装置1の要部の構成のみを示しており、スライドガラス103を載置するステージ101、スライドガラス103上の試料に対する光の照射、像を受光素子に結像させるための光学系、およびスライドガラス103を駆動する駆動系等については省略して示している。
図3に示すように構成された顕微鏡装置1の動作について、図4を参照しつつ説明する。まず、ラインセンサ104の受光部の長手方向の直線とスライドガラス103がなす面の傾き状態を傾き検出部202にて検出を行う(ステップS101)。次に、主制御部201が、傾き検出部202が検出した傾きの検出結果を判定し(ステップS102)、傾いている場合(ステップS102:YES)、主制御部201は、傾きが無くなるように傾き調整部203に対して調整を行う指示を入力する。例えば、検出された傾きの角度と同じ角度分、逆になるようにステージ1010を移動させるためのステージ駆動部102を動作させる指示を傾き調整部203に入力する(ステップS103)。
そして、ラインセンサ104の受光部の長手方向の直線と、スライドガラス103がなす面との傾きがなくなるまで図中のステップS101からS103の処理を繰り返し、傾きがなくなる、即ち、ラインセンサ104の受光部の長手方向の直線とスライドガラス103の面内に含まれる少なくとも1つの直線とが平行になった場合(ステップS102:NO)、本動作を終了する(ステップS104)。
このように構成された顕微鏡装置1においては、ラインセンサ104の長手方向の直線と、試料が配置されたスライドガラス103がなす面との傾き情報を容易に検出でき、且つその傾き情報を基に容易に傾き調整ができる。よって、ラインセンサの長手方向の寸法を大きくした場合であっても、容易にラインセンサの長手方向の直線とスライドガラスの面内に含まれる少なくとも1つの直線とを平行状態に保つことが可能であり、精度良く合焦できる顕微鏡装置を提供することができる。
次に、このように構成された顕微鏡装置1の詳細な動作について、図5のフローチャートおよび図1の顕微鏡装置構成図を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、ラインセンサ104の長手方向の直線をY軸方向、長手方向と直交する方向をX軸方向とし、X軸とY軸がなす面に対して直交する方向(鉛直方向)、つまり、対物レンズ105を貫く撮影光路A1の方向をZ軸方向とする。また、ステージ101には、ラインセンサ104の長手方向、すなわちY軸方向に沿って距離を隔てて複数の検出点301と302が配置されたスライドガラス103が載置されているものとする。また、以下に説明する処理手順は、傾き制御装置200内の主制御部201により実行されるものである。
まず、傾きを計測するための計測用光源111を点灯させる(ステップS201)。次に、XY駆動部204の指示により、ステージ駆動部102によりステージ101をX軸方向およびY軸方向に移動させてスライドガラス103に配置されている検出点301を、計測点である顕微鏡装置の撮影光路A1上に移動させる(ステップS202)。
次に、この位置で計測用光源111から照射された光はコリメータレンズ112により平行にされ、第1のハーフミラー115を通過し、第2のハーフミラー116により反射されて撮影光路A1と同様の光路に沿って対物レンズ105を通過して撮影光路上にある検出点301に投射される。このとき、検出点301に投射された光は検出点301で反射され、その反射光は対物レンズ105を通って第2のハーフミラー116に到達、反射されて第1のハーフミラー115に到達する。反射光は第1のハーフミラー115で反射されてシリンドリカルレンズ113の方向に導かれる。この反射光はシリンドリカルレンズ113を通過し結像状態検出部114上に像が形成される。
ところで、検出点301からの反射光はシリンドリカルレンズ113を通過しているため、光軸に対し垂直に交わる平面での集光特性が変わる。そのため、検出点301が合焦位置にいる場合には図6(B)に示すように結像状態検出部114上には円形の像が現れ(ジャスピン)、検出点301が合焦位置より近い位置にいる場合には図6(A)に示すように結像状態検出部114上には左斜めに長い楕円形の像が現れ(前ピン)、また、検出点301が合焦位置より遠い位置にいる場合には図6(C)に示すように結像状態検出部114上には右斜めに長い楕円形の像が現れる(後ピン)。
結像状態検出部114上に形成された検出点301の反射像の形状を結像状態検出部114で検出し(ステップS203)、その形状を傾き検出部202内に保持する(ステップS204)。
次に、XY駆動部204の指示により、ステージ駆動部102によりステージ101をY軸方向、つまりラインセンサ104の長手方向に移動させてスライドガラス103に配置されている検出点302を計測点である顕微鏡装置の撮影光路A1上に移動させる(ステップS205)。
次に、結像状態検出部114上に形成された検出点302の反射像の形状を結像状態検出部114で検出し(ステップS206)、その検出点302の反射像の形状を、傾き検出部202にて保持された検出点301の反射像の形状と比較する(ステップS207)。
図7は、ラインセンサとスライドガラスとの位置関係に応じた結像の形状を示す図である。図7(A)および図7(B)は、図16に示すように、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)において、ラインセンサ104とスライドガラス103とが平行でない場合における検出点301と302の結像の例を示している。これらの図に示されるように、ラインセンサ104とスライドガラス103が平行でない場合は、検出点301の結像の形状と検出点302の結像の形状とは一致しない。
一方、図7(C)は、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)において、ラインセンサ104とスライドガラス103とが平行である場合における検出点301と302の結像の例を示している。図に示すように、ラインセンサ104とスライドガラス103が平行である場合は、検出点301の結像の形状と検出点302の結像の形状とが一致する。
なお、このラインセンサ104とスライドガラス103とが平行である場合は、図8(A)に示すように、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)が水平方向(図上で横方向)にある場合に限らず、図8(B)に示すように、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)が水平方向から傾いている場合でもよく、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103の面内に含まれる少なくとも1つの直線とが平行であればよい。
さらに、図9を参照して説明すると、図9(A)に示すように、傾き検出部202は、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向:副走査方向)の直線L1と、当該直線L1に交差する任意に選択された鉛直線とを含む面P1がスライドガラス103の面P2に交差することにより特定される直線L2と、がなす角を傾きとして検出する。従って、この直線L1とL2とに傾きがなく、直線L1とL2とが平行であればよい。
従って、Y軸方向において直線L1とL2とが平行であればよく、図9(B)に示すように、X軸方向(主走査方向)において、スライドガラス103が傾きθを有していても問題とはならない。すなわち、ラインセンサ104の長手方向の直線(Y軸方向の直線)と、スライドガラス103の面内の少なくとも一本の直線が平行になる状態であればよい。
なお、図9(B)に示す状態において、ステージ101に載置されたスライドガラス103を移動させ、ラインセンサ104を主走査方向(X軸)に走査して試料画像を取得する場合に、ラインセンサ104とスライドガラス103の面との間の距離が変化するが、ラインセンサ104で検出される画像はオートフォーカス機能により合焦されるように光学系により調整される。このように、ラインセンサ104の長手方向の直線に対してスライドガラス103の面内に含まれる少なくとも1つの直線が平行であり、かつ、スライドガラス103が水平面に対して傾きを有する場合においても、オートフォーカス機能により精度良く合焦させることができる。
図5に戻り、2つの検出点の反射像の形状を比較した結果、一致していない場合(ステップS208:NO)、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103がなす面は傾いていると判定し、傾き検出部202よりその傾き量に関する情報が、主制御部201を介して、傾き調整部203に伝達される。そして傾き調整部203の指示に従いステージ駆動部102によりステージ101の傾き調整が行なわれ、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103がなす面の傾き調整が行われる(ステップS209)。
検出点301と302の反射像の形状が一致するまでS202〜S208を繰り返し、両者検出点の反射像の形状が一致する、即ち、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103の面内に含まれる少なくとも1つの直線とが平行となった場合は(ステップS208:YES)、本動作を終了する(ステップS210)。
このように構成された顕微鏡装置1においては、ラインセンサの長手方向の直線と、試料が配置されたスライドガラスがなす面との傾き情報を容易に検出でき、且つその傾き情報を基に容易に傾き調整ができる。よって、ラインセンサの長手方向の寸法を大きくした場合であっても、容易にラインセンサの長手方向の直線とスライドガラスの面内に含まれる少なくとも1つの直線とを平行状態に保つことが可能であり、精度良く合焦できる顕微鏡装置を提供することができる。
なお、ここで、傾き検出部202における傾き検出方法の一例について説明する。図10は、傾き検出部202における傾き検出方法の例を示す図である。
図10において、図10(A)と(B)は、傾き検出を行うために計測された2つの検出点の反射像(結像)の例を示しており、図10(A)は、検出点301(図2を参照)の結像を示し、図10(B)は検出点302の結像を示すものとする。
また、図10(A)に示す結像は、一例として、検出点301が前ピンの状態にある場合の結像を示し、図10(B)に示す結像は、検出点302が後ピンの状態にある場合の結像を示している。
ここで、結像状態検出部114では、光検出器として働く半導体のダイオードである4分割された4分割フォトダイオード(Photodiode)を使用するものとする。そして、4分割フォトダイオードにより、図10(A)に示すように、検出点301の結像を領域a、領域b、領域c,領域dに4分割して、各領域における明るさ(光エネルギー)を検出する。この4分割フォトダイオードの検出信号は電流信号であり、結像状態検出部114では、検出された電流信号を電圧信号に変換し、各領域a、b、c、dに対応して、明るさに応じた電圧信号Va、Vb、Vc、Vd、を得る。
同様にして、4分割フォトダイオードにより、図10(B)に示すように、検出点302の結像を領域a´、領域b´、領域c´,領域d´に4分割して、各領域における明るさ(光エネルギー)を検出する。4分割フォトダイオードの検出信号は、電流信号であり、結像状態検出部114では、検出された電流信号を電圧信号に変換し、各領域a´、b´、c´、d´に対応して、明るさに応じた電圧信号Va´、Vb´、Vc´、Vd´、を得る。
そして、対角にあるフォトダイオードからの信号を互いに足し合わせ、足し合わせた信号の差分を取る。具体的には、図10(A)に示す結像に対し、(Va+Vc)−(Vb+Vd)、を算出し、図10(B)に示す結像に対し、(Va´+Vc´)−(Vb´+Vd´)、を算出する。そして
「(Va+Vc)−(Vb+Vd)」と「(Va´+Vc´)−(Vb´+Vd´)」とを比較する。
「(Va+Vc)−(Vb+Vd)」と「(Va´+Vc´)−(Vb´+Vd´)」とを比較する。
ここで、(Va+Vc)−(Vb+Vd)>(Va´+Vc´)−(Vb´+Vd´)、ならば、図10に示すZ軸方向に対し、「検出点301の位置>検出点302の位置」となる。すなわち、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)に対して、検出点301が検出点302に対して上方になるように傾いている。図10(A)および(B)に示す例は、この状態を示している。
(Va+Vc)−(Vb+Vd)=(Va´+Vc´)−(Vb´+Vd´)、ならば、図10に示すZ軸方向に対し、「検出点301の位置=検出点302の位置」となる。すなわち、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)に対して検出点301と検出点302が平行になる。
(Va+Vc)−(Vb+Vd)<(Va´+Vc´)−(Vb´+Vd´)、ならば、図10に示すZ軸方向に対し、「検出点301の位置<検出点302の位置」となる。すなわち、ラインセンサ104の長手方向(Y軸方向)に対して検出点301が検出点302に対して下方になるように傾いている。
また、図10(C)は、具体的な検出回路の例を示しており、検出点301の反射像から生成される信号Va、Vb、Vc,Vdから、信号「(Va+Vc)−(Vb+Vd)」生成する回路の例を示している。
図10(C)において、加算器501により、電圧信号VaとVcを加算して、電圧信号(Va+Vc)を出力し、加算器502により、電圧信号VbとVdを加算して、電圧信号(Vb+Vd)を出力する。そして、減算器503により、電圧信号(Va+Vc)から電圧信号(Vb+Vd)を減算し、出力信号Voutとして、
Vout=(Va+Vc)−(Vb+Vd)、を得る。
Vout=(Va+Vc)−(Vb+Vd)、を得る。
検出点302の反射像から生成される信号Va´、Vb´、Vc´,Vd´から、信号「(Va´+Vc´)−(Vb´+Vd´)」生成する回路についても同様である。
なお、図10に示す例では、ラインセンサ104と検出点301および302の位置関係を計測するために、結像状態検出部114に4分割フォトダイオードを使用する例を示したが、これに限定されず種々の方法を使用することができる。
例えば、結像状態検出部114に、受光素子が二次元配列されて成るセンサを使用し、得られた結像を所定のパーンとパターン比較することにより、結像の前ピンおよび後ピン状態を判定し、スライドガラス103の傾きを判定する方法を使用することもできる。
[第2の実施の形態]
前述した第1の実施の形態では、傾き調整部203の指示に従いステージ駆動部102によりステージ101の傾き調整が行なわれ、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103がなす面の傾き調整が行われる。
前述した第1の実施の形態では、傾き調整部203の指示に従いステージ駆動部102によりステージ101の傾き調整が行なわれ、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103がなす面の傾き調整が行われる。
本発明の第2の実施の形態として、図11に示すように、ラインセンサ104にセンサ駆動部401を設けて、傾き制御装置200Aにおいて、傾き調整部203の指示に従いセンサ駆動部401によりラインセンサ104の傾き調整を行い、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103がなす面の傾き調整を行うようにもできる。
このように構成された顕微鏡装置2においてもラインセンサの長手方向の直線と、試料が配置されたスライドガラスがなす面との傾き情報を容易に検出でき、且つその傾き情報を基に容易に傾き調整ができる。よって、ラインセンサの長手方向の寸法を大きくした場合であっても、容易にラインセンサの長手方向の直線とスライドガラスの面内に含まれる少なくとも1つの直線とを平行状態に保つことが可能であり、精度良く合焦できる顕微鏡装置を提供することができる。
[第3の実施の形態]
また、図12に示す顕微鏡装置3のように、傾き制御装置200Bにおいて、傾き調整部203の指示に従い、ステージ駆動部102によりステージ101の傾き調整を行い、センサ駆動部401によりラインセンサ104の傾き調整を行い、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103がなす面の傾き調整を行なってもよい。このように構成された顕微鏡装置3においてもラインセンサの長手方向の直線と、試料が配置されたスライドガラスがなす面との傾き情報を容易に検出でき、且つその傾き情報を基に容易に傾き調整ができる。
また、図12に示す顕微鏡装置3のように、傾き制御装置200Bにおいて、傾き調整部203の指示に従い、ステージ駆動部102によりステージ101の傾き調整を行い、センサ駆動部401によりラインセンサ104の傾き調整を行い、ラインセンサ104の長手方向の直線とスライドガラス103がなす面の傾き調整を行なってもよい。このように構成された顕微鏡装置3においてもラインセンサの長手方向の直線と、試料が配置されたスライドガラスがなす面との傾き情報を容易に検出でき、且つその傾き情報を基に容易に傾き調整ができる。
これにより、ラインセンサの長手方向の寸法を大きくした場合であっても、容易にラインセンサの長手方向の直線とスライドガラスの面内に含まれる少なくとも1つの直線とを平行状態に保つことが可能であり、精度良く合焦できる顕微鏡装置を提供することができる。
なお、前述した実施の形態では、スライドガラス103には、ラインセンサ104の長手方向に沿って距離を隔てて検出点301と302が一組配置された例を示しているが、図13に示すように、検出点301と302に加えて、さらに検出点303と304を設けるなど検出点を複数組配置しても良い。この場合、複数組の検出点でラインセンサの長手方向の直線とスライドガラスがなす面の傾き情報を検出するので、より高精度にラインセンサの長手方向の直線とスライドガラスの面内に含まれる少なくとも1つの直線とを平行状態に保つことができ、より精度良く合焦を行える顕微鏡装置を提供することができる。
また、前述した実施の形態では、受光部を有する光電変換部の例として、受光素子が一次元に配置されるラインセンサの例を示したが、これに限定されない。例えば、TDI−CCD(Time Delayed Integration CCD)のように受光素子を一次元配列して成るラインセンサを複数並列に並べて構成されたラインセンサであってもよい。また、ラインセンサではなく受光素子が二次元配列されたエリアセンサであってもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の顕微鏡装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1、2、3・・・顕微鏡装置、101・・・ステージ、102・・・ステージ駆動部、103・・・スライドガラス、104・・・ラインセンサ(光電変換部)、105・・・対物レンズ、106・・・接眼レンズユニット、107・・・三眼鏡筒ユニット、108・・・結合レンズユニット、109・・・撮像装置、110・・・検出ユニット、111・・・計測用光源、112・・・コリメータレンズ、113・・・シリンドリカルレンズ、114・・・結像状態検出部、115・・・ハーフミラー、116・・・ハーフミラー、200、200A、200B・・・傾き制御装置、201・・・主制御部、202・・・傾き検出部、203・・・傾き調整部、204・・・XY駆動部、205・・・Z駆動部、301、302、303、304・・・検出点、401・・・センサ駆動部
Claims (4)
- 列をなして画素が配置されている受光部を有し、前記受光部によりスライドガラスに配置された試料からの光を受光して光電変換する光電変換部と、
前記受光部の長手方向の直線と、前記スライドガラスがなす面との傾きの検出を行う傾き検出部と、
前記傾き検出部が検出した傾きに基づいて、前記受光部の長手方向の直線と前記スライドガラスの面内に含まれる少なくとも1つの直線とが平行になるように前記光電変換部、または前記スライドガラスの傾きを調整する傾き調整部と、
を備えることを特徴とする顕微鏡装置。 - 前記スライドガラスに配置され、かつ、前記長手方向に沿って距離を隔てて複数配置される検出点と、
前記検出点毎に結像状態を検出する結像状態検出部と、
を更に備え、
前記傾き検出部は、前記検出された結像状態の相関関係に基づいて前記傾きの検出を行うこと
を特徴とする請求項1に記載の顕微鏡装置。 - 前記光電変換部は、受光素子が列をなして配置されたラインセンサであること
を特徴とする請求項1に記載の顕微鏡装置。 - 前記光電変換部は、
前記受光部の長手方向の直線に対する垂直方向であって水平面と略平行に走査され、
前記走査方向に対して自動合焦を行うこと
を特徴とする請求項1に記載の顕微鏡装置。
Priority Applications (1)
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