JP2008051576A - 形状測定装置および形状測定方法 - Google Patents

形状測定装置および形状測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より高速に円筒状ワークの3次元形状を測定することのできる、共焦点光学系を用いた形状測定装置および形状測定方法を提供する。
【解決手段】円筒状被検物215の測定範囲を拡大するためのマイクロレンズアレイ206と、対物レンズ218の合焦位置にある円筒状被検物215からの反射光が結像する位置に配置されたピンホールアレイ207と、各ピンホールを通過して戻ってくる光量を測定する2次元検出器214と、円筒状被検物215を軸周りに駆動回転させる回転駆動機構と、円筒状被検物215の回転と共に2次元検出器214で逐次得られる共焦点画像の画素と画素ごとの信号が得られた時刻を選択し、円筒状被検物215の形状を測定する形状演算手段217と、を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、共焦点光学系を用いて円筒状ワークを含むワークの3次元形状を測定する形状測定装置および形状測定方法に関するものである。
従来、複写機やプリンタに用いられる感光体ドラム、定着ローラ、現像ローラ等の円筒状ワークには、数μmレベルの凹みやうねりに起因する欠陥がある。これらの欠陥は、目視検査による検出が難しいため、自動的に検出する技術、特に円筒状ワークの3次元的な形状を測定する技術が望まれている。
この種の技術として、共焦点光学系を用いた形状測定方法が知られている。この共焦点光学系では、レーザ等の光を試料面に照射し、ピンホールを通して反射光を検出器に集光する。ここで、焦点の合っている場所からの反射光の大部分はピンホールを通過するが、焦点の合っていない場所からの反射光はピンホールの部分で広がってしまうため、ピンホールを通過する光量は激減する。したがって、焦点が合っている部分だけの画像を得ることができる。さらに、試料をZ軸方向に移動させ、映像の各画素で最大輝度信号を記憶すると、試料全面に焦点の合った画像が得られる。また、走査ラインの各画素において、焦点の合うZ軸の高さ情報を記憶することにより、10nmレベルの分解能で3次元形状を測定できる。
ここで、従来の共焦点光学系を用いた形状測定装置の構成を具体的に説明する。
図6に、従来の共焦点光学系を用いた形状測定装置を示す。図7に、従来の焦点距離変更機構を示す。
図6において、光源3からの照明光はピンホール2を通過してコリメータレンズ4により平行光となって射出される。次いで、光路分岐光学素子5を通過した照明光はマイクロレンズアレイ6に入射し、各マイクロレンズの所定に集光される。マイクロレンズアレイ6の焦点位置にはピンホールアレイ7が配設され、各マイクロレンズにより集光された照明光の焦点の位置に各ピンホールが存在するように構成されている。このピンホールアレイ7により、照明光は、言わば点光源アレイ化されたことになる。各ピンホールを通過した照明光は、対物レンズ8に入射し、各ピンホールの像を物体Aに投影する。この物体Aからの反射光は再び対物レンズ8に入射し、集光されて再びピンホールアレイ7に到達する。このピンホールアレイ7のピンホールを通過した反射光は、マイクロレンズアレイ6により平行光束となって射出される。次いで、反射光は結像レンズ12に入射し、絞り13を通過して2次元検出器14に到達する。前記の結像レンズ12は、マイクロレンズアレイ6の表面と2次元検出器14の表面が共役になっている。このため、2次元検出器14上には共焦点画像が得られ、2次元検出器14により光電変換されて電気信号として出力される(例えば、特許文献1参照)。ここで、被検物の3次元形状を測定するためには、さらに、光軸方向に焦点の位置を変更して(焦点距離を変更して)測定を繰り返し、各受光素子に対してピーク強度が得られる焦点位置を探索する必要がある。例えば、厚みによって焦点距離を変更するための平行平面15を円弧状に並べた円盤16(図7に示す焦点距離変更機構)を物体Aと対物レンズ8の間に配置し、この円盤16を回転させることにより焦点位置を変更する方法が知られている。
図8に、従来の共焦点光学系を用いた他の形状測定装置(例えば、特許文献2参照)を示す。図8において、前記他の形状測定装置は、共焦点光学系101と、観察用光学系102と、これらを駆動制御するための制御系と、を有する構成である。
図8の観察用光学系102には、白色光L2を射出する観察用光源120と、集光レンズ121と、ハーフミラー123と、対物レンズ118と、結像レンズ117と、第1のハーフミラー116と、CCDカメラ124と、を備えている。また、前記制御系は、コントローラ150と、A/Dコンバータ145と、ゲイン制御回路144と、CCD駆動回路143と、同期回路140と、ガルバノ駆動回路142と、ステージ制御回路141と、を備えている。
図8の共焦点光学系101において、レーザ110の光軸上には、ビームエキスパンダ111、ガルバノミラー(偏向手段)112、fθレンズ113が配設されている。レーザ光L1はfθレンズ113によって点光源となり、この点光源となったレーザ光L1の光軸上には、ビームスプリッタ114、1/4波長板115、第1のハーフミラー116、結像レンズ117および対物レンズ118が、順次配設されている。この対物レンズ118の焦点位置の付近には、試料ステージ130が配設されており、対物レンズ118はレーザ光L1を試料wの表面に集光する。次いで、レーザ光L1は試料wで反射され、対物レンズ118、結像レンズ117を透過する。この結像レンズ117の焦点位置には、例えば、CCDラインセンサのような1次元イメージセンサ119が配設されており、結像レンズ117を透過したレーザ光L1は、第1のハーフミラー116およびビームスプリッタ114で反射されて、1次元イメージセンサ119の表面に集光する。前記のガルバノミラー112は、不図示の駆動装置により回転駆動され、レーザ光L1を偏向させることで、試料wへの集光位置を紙面に垂直なY方向とし、試料wを1次元的に走査する。このY方向に対応する方向に1次元イメージセンサ119の長手方向が設定されている。
図8の共焦点光学系101において、1次元イメージセンサ119は、結像レンズ117の焦点位置に配設されており、1次元イメージセンサ119の各素子は極めて微小であることから、レーザ光L1が試料w上で焦点を結ぶと、その反射光としてのレーザ光L1が1次元イメージセンサ119上で結像し、1次元イメージセンサ119の1個の受光素子における受光量が増大する。この逆に、レーザ光L1が試料w上で広がっていると、その反射光としてのレーザ光L1も1次元イメージセンサ119上で拡がるため、当該素子の受光量が減少する。したがって、試料ステージ130を上下方向に移動させると(つまり、Z軸方向に上下させると)、その受光量Iは変化し、ピントの合ったZ軸の位置(ピーク位置Zp)において最大となる。このピーク位置Zpを1次元イメージセンサ119の各受光素子について求めることにより、紙面に垂直なY方向についての深さの情報(つまり、断面形状)が得られる。
特開平11−118446号公報 特許第3544019号公報
しかしながら、従来の形状測定装置においては、円筒状ワークの全周を測定する場合、例えば、前述の図7の円盤16を1回転あるいは被検物をZ方向に動かすことにより、ある領域の測定が終了すると、次に円筒状被検物を回転させて別の領域の測定を開始するという工程の繰り返しを、周方向の全面に渡って行う必要があるために、測定時間が長いという問題がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、より高速に円筒状ワークの3次元形状を測定することのできる、共焦点光学系を用いた形状測定装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の形状測定装置は、平行光束を放射する光源と、前記光源の光を円筒状被検物に集光する対物レンズと、前記円筒状被検物からの反射光を結像させるための結像レンズと、前記円筒状被検物の測定点を1次元的又は2次元的に拡大するための測定拡大手段と、前記対物レンズの合焦位置にある前記円筒状被検物からの反射光が結像する位置に配置されたピンホールと、前記ピンホールを通過して戻ってくる光量を測定する、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサと、前記円筒状被検物を軸周りに駆動回転させる回転駆動手段と、前記測定拡大手段により拡大された測定範囲で、前記円筒状被検物の回転と共に前記光電センサで逐次得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻を選択し、前記円筒状被検物の形状を演算する形状演算手段と、を備えた構成を有している。
また、請求項2に記載の形状測定装置は、平行光束を放射する光源と、前記光源の光を被検物に集光する対物レンズと、前記被検物からの反射光を結像させるための結像レンズと、前記被検物の測定点を1次元的又は2次元的に拡大するための測定拡大手段と、前記対物レンズの合焦位置にある前記被検物からの反射光が結像する位置に配置されたピンホールと、前記ピンホールを通過して戻ってくる光量を測定する、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサと、前記光源を含む走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向に前記被検物を移動する移動手段と、前記測定拡大手段により拡大された測定範囲で、前記被検物の移動と共に前記光電センサで逐次得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻を選択し、前記被検物の形状を演算する形状演算手段と、を備えた構成を有している。
また、請求項3に記載の形状測定装置は、請求項1又は請求項2において、前記光源は、前記光電センサの受光タイミングに同期して点滅する構成を有している。
さらに、請求項4に記載の形状測定方法は、円筒状被検物を軸回りに回転させながら、平行光束を放射する光源からの光を前記円筒状被検物に集光し、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサを用いて前記円筒状被検物からの反射光の光量を測定し、前記光電センサで得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻のデータを、1次元的又は2次元的な配列データから選択することにより、前記円筒状被検物の周面を走査して形状を測定している。
また、請求項5に記載の形状測定方法は、平行光束を放射する光源を含む走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向に被検物を移動させながら、前記光源からの光を前記被検物に集光し、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサを用いて前記被検物からの反射光の光量を測定し、前記光電センサで得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻のデータを、1次元的又は2次元的な配列データから選択することにより、前記被検物の表面を走査して形状を測定している。ここで、測定対象の被検物は非円筒状被検物(例えば、平板状被検物)である。
本発明は、平行光束を放射する光源と、前記光源の光を円筒状被検物に集光する対物レンズと、前記円筒状被検物からの反射光を結像させるための結像レンズと、前記円筒状被検物の測定点を1次元的又は2次元的に拡大するための測定拡大手段と、前記対物レンズの合焦位置にある前記円筒状被検物からの反射光が結像する位置に配置されたピンホールと、前記ピンホールを通過して戻ってくる光量を測定する、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサと、前記円筒状被検物を軸周りに駆動回転させる回転駆動手段と、前記測定拡大手段により拡大された測定範囲で、前記円筒状被検物の回転と共に前記光電センサで逐次得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻を選択し、前記円筒状被検物の形状を演算する形状演算手段と、を設けることにより、より高速に円筒状ワークの3次元形状を測定することができるという効果を有する、共焦点光学系を用いた形状測定装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の一形態としての形状測定装置について、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施形態としての形状測定装置を図1に示す。これは、請求項1、4の実施の一形態に相当する。
図1の形状測定装置において、光源(例えば、レーザ光源)203からの照射光は、ピンホール202を通過してコリメータレンズ204により平行光となって射出される。光路分岐光学素子205を通過した照射光は、マイクロレンズアレイ206に入射し、各マイクロレンズの焦点に集光される。マイクロレンズアレイ206の焦点位置には、ピンホールアレイ207が配設され、各マイクロレンズにより集光された照射光の焦点位置に各ピンホールがあるように構成されている。このピンホールアレイ207により前記照射光は、言わば点光源アレイ化されたことになる。ピンホールアレイ207を通過した照射光は、対物レンズ218に入射し、ピンホールの像を円筒状被検物215に投影する。円筒状被検物215からの反射光は、再び対物レンズ218に入射して集光され、再びピンホールアレイ207に到達する。ピンホールアレイ207のピンホールを通過した反射光は、マイクロレンズアレイ206により平行光束となって射出される。前記反射光は結像レンズ212に入射し、絞り213を通過して2次元検出器214に到達する。結像レンズ212は、マイクロレンズアレイ206の表面と2次元検出器214の表面が共役になっている。この構成により、2次元検出器214上には共焦点画像が得られ、この共焦点画像は2次元検出器214により光電変換されて電気信号として出力される。2次元検出器214の出力は、形状演算手段217(例えば、後述のマイクロコンピュータ)に入力される。ここで、ピンホール202、レーザ光源203、コリメータレンズ204、光路分岐光学素子205、マイクロレンズアレイ206、ピンホールアレイ207および対物レンズ218が前記走査光学系を形成している。
円筒状被検物215は、紙面に垂直な軸回りにX方向に回転駆動される。ここでは、円筒状被検物215を回転可能に保持する回転機構と、前記回転機構を回転させる駆動モータ(例えば、ステッピングモータ)を有する駆動機構と、円筒状被検物215の周面に対する走査と同期するように前記駆動モータの駆動を制御する制御手段(例えば、CPUとRAM、ROM等のメモリを有するマイクロコンピュータ)と、を有している。円筒状被検物215が例えば、感光体ドラムである場合、前記回転機構は感光体ドラムの軸を保持する機構に相当し、前記駆動機構は、前記軸に連結されたステッピングモータおよび駆動回路に相当する。この円筒状被検物215の回転により、焦点位置の異なる共焦点画像が得られる。つまり、前述した従来技術の円盤(例えば、図7の16)を回転させて焦点位置を変更する動作、あるいはステージ駆動によるZ方向の走査(図8に示す)を、円筒状被検物215の回転動作によって行うようにしている。
以上のように構成された形状測定装置について、図2、図3を用いて円筒状被検物215の回転動作を説明する。ここで、時刻tにおける2次元検出器214のデータを共焦点画像と呼ぶ。また、円筒状被検物215の所定の領域に対応する画素の位置と、当該画素の信号(画像信号)が得られた時刻を示す時系列のデータ群が、前記した1次元的又は2次元的な配列データに相当する。この配列データ(前記時系列のデータ群)を構成する画素(測定点に相当する)群が、前記した測定拡大手段により拡大された測定範囲に相当する。
まず、2次元検出器214の1方向(例えば、図1のX方向(円筒状被検物215の周方向))の画素配列について説明する。
例えば、時刻tにおいて円筒状被検物215の領域aが2次元検出器214上の画素に結像されていたと仮定する。次の時刻tにおいては、円筒状被検物215は回転し、領域aは2次元検出器214上の画素に結像され、さらに時刻tで画素に結像されるものとする。このように円筒状被検物215を回転させることにより、領域aの光軸方向(Z方向)の高さが変化するため、焦点位置の異なる画像が得られる。
同様に、円筒状被検物215の領域bについては、時刻tで画素に結像され、時刻tで画素に結像され、時刻tで画素に結像されたものを用いれば、焦点位置の異なる共焦点画像が得られる。
同様に、円筒状被検物215の領域cについては、時刻tで画素に結像され、時刻tで画素に結像され、時刻tで画素に結像されたものを用いれば、焦点位置の異なる共焦点画像が得られる。ここでは、円筒状被検物215の周面における所定の領域ごとに3枚の共焦点画像を取得する場合を示したが、分割数を増やせば、さらに高精度の測定を行うことができる。
次に、形状演算手段17において円筒状被検物215の各領域の形状を測定する手順を説明する。
本実施形態では、前述の回転駆動機構により円筒状被検物215(例えば、感光体ドラム)を軸回りに回転させながら、平行光束を放射する光源としてのレーザ光源203からの光を円筒状被検物215に集光し、1次元的又は2次元的に配列された受光素子(画素に相当する)からなる光電センサとしての2次元検出器214により円筒状被検物215からの反射光の光量を測定し、2次元検出器214で得られる共焦点画像に対応する画素と前記画素に対応する信号(前記受光素子からの信号)が得られた時刻を選択することにより、円筒状被検物215の周面を走査して形状を測定する。
ここで、レーザ光源203の光は、前述のようにピンホール202およびコリメータレンズ204を通過して平行光束となり、光路分岐光学素子205、マイクロレンズアレイ206、ピンホールアレイ207および対物レンズ218を通過して、ピンホールアレイ207の各ピンホールの像(前述の点光源アレイ化された照射光に相当する)を円筒状被検物215に投影する。次いで、円筒状被検物215からの反射光は、再び対物レンズ218に入射し、ピンホールアレイ207およびマイクロレンズアレイ206を通過して平行光束となり、さらに、光路分岐光学素子205、結像レンズ212および絞り213を通過して2次元検出器214に入射される。ここで、2次元検出器214に入射された前記反射光は光電変換され、前述の共焦点画像を表す画素ごとの電気信号として形状演算手段217へ出力される。
例えば、前述の領域aの形状を測定する。この場合、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度を読み取り、図3に示すように並べ、いずれの画素でピークとなるかを算出する。図3では、受光量は画素でピークとなっている。
同様に、前述の領域bの形状を測定する。この場合、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度を読み取り、いずれの画素でピークとなるかを算出する。
同様に、前述の領域cの形状を測定する。この場合、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度、時刻tにおける共焦点画像の画素の受光強度を読み取り、いずれの画素でピークとなるかを算出する。
ここで、円筒状被検物215の周面に凹みやうねりが無ければ、同一画素、例えば画素で受光量がピークとなる。これに対し、前記周面におけるいずれかの領域に凹みやうねりがあれば、すなわち、円筒状被検物215の周面の形状が変化すると、ピークを示す画素の位置が変化することになる。
なお、本実施形態では、2次元検出器214の1方向(例えば、図1のX方向(円筒状被検物215の周方向))の画素配列に関して説明したが、同様に、円筒状被検物215の軸方向(例えば、図1のY方向)の画素配列についても、各時刻における各画素の受光量を並べ、そのピークを算出することにより、2次元的に形状を測定することができる。
このような本発明の第1の実施形態としての形状測定装置によれば、平行光束を放射する光源(例えば、図1の202、203、204)と、前記光源の光を円筒状被検物215に集光する対物レンズ(例えば、図1の218)と、円筒状被検物215からの反射光を結像させるための結像レンズ(例えば、図1の212)と、円筒状被検物215の測定点(又は測定範囲)を1次元的又は2次元的に拡大するための測定拡大手段(例えば、図1の206)と、対物レンズ218の合焦位置にある円筒状被検物215からの反射光が結像する位置に配置されたピンホール(例えば、図1の207に含まれる)と、ピンホールアレイ207の各ピンホールを通過して戻ってくる光量を測定する、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサ(例えば、図1の214に相当する)と、円筒状被検物215を軸周りに駆動回転させる回転駆動手段(不図示の回転駆動機構)と、円筒状被検物215の回転と共に2次元検出器214で逐次得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置(画素に相当する)と画素に対応する信号が得られた時刻を選択し、円筒状被検物215の形状を演算する形状演算手段(例えば、図1の217)と、を備えた構成を有している。
この構成によって、2次元検出器214の画素と、この画素に対応する信号が取得された時刻を適宜選択することにより、円筒状被検物215を1回転させるだけで、円筒状被検物215の各領域の焦点位置が異なる共焦点画像が得られるため、従来の技術に比べて測定時間を大幅に短縮することができる。また、円筒状被検物215の軸方向に対して、2次元検出器214の画素が並んでいる範囲では、同時に共焦点画像を取得することができる。本実施形態では、2次元検出器214の1次元的又は2次元的な配列データに基づいて、当該データを取得した時刻と当該画素を適宜選択する必要があるため、1次元的又は2次元的に測定点の範囲(測定範囲)を拡大している。このように所定の測定範囲を設定するので、2次元検出器214からポイント計測で取得したデータは使用することができない。
なお、円筒状被検物215が等速で回転し、2次元検出器214の画素の取り込み速度が一定の場合、得られる共焦点画像の焦点位置の変化量は一定でない。これに対し、2次元検出器214の各画素において、強度がピークになる焦点位置を算出する際、変化させる焦点位置は等間隔である方が正確な測定ができる。そこで図4に示すように、円筒状被検物215を等速で回転させ、光軸方向において焦点位置の間隔が一定量mとなるように、2次元検出器214の画素と、その取り込み時刻を適宜選択することが好ましい。
また、前述した実施形態では、光源としてレーザ光源203とコリメータレンズ204とピンホール202を用いた場合について説明したが、本発明はレーザ光源203のほかに、LDあるいはLED等を用いても同様の効果が得られるものである。
次に、本発明の第2の実施形態としての形状測定装置を図5に示す。これは、請求項2、5の実施の一形態に相当する。また、第1の実施形態とは、円筒状被検物215に代えて他の形状(例えば、平板状)の被検物216を所定の方向(例えば、レーザ光源203を含む走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向)に移動させながら測定する点が相違している。
図5において、被検物216は、不図示の傾斜移動機構により、走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向に移動する。この傾斜移動機構は、例えば、被検物216を載置するためのワーク台と、前記ワーク台の角度θを設定する傾き変更機構と、前記ワーク台をXY方向に移動する移動機構と、前記傾き変更機構および前記移動機構を駆動する駆動モータ(例えば、ステッピングモータ)と、被検物216の表面に対する走査と同期するように前記駆動モータの駆動を制御する制御手段(例えば、CPUとRAM、ROM等のメモリを有するマイクロコンピュータ)と、を有している。
ここで、形状演算手段217において被検物216の各領域の形状を測定する手順を説明する。第1の実施形態と同様にして被検物216の移動と共に、焦点位置の異なる共焦点画像が得られる。
本実施形態では、前述の傾斜移動機構によって、平行光束を放射する光源としてのレーザ光源203を含む走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向に被検物216を移動させながら、レーザ光源203からの光を被検物216に集光し、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサとしての2次元検出器214を用いて被検物216からの反射光の光量を測定し、2次元検出器214で得られる共焦点画像に対応する画素と前記画素に対応する受光素子からの信号が得られた時刻を選択することにより、被検物216の表面を走査して形状を測定する。
ここで、レーザ光源203の光は前述のように点光源アレイ化された照射光として被検物216に照射され、被検物216からの反射光は結像レンズ212および絞り213を通過して2次元検出器214に入射され、2次元検出器214は、前述の共焦点画像を表す画素ごとの信号を形状演算手段217へ出力する。
例えば、時刻tにおいて被検物216の領域aが、2次元検出器214の画素に結像されたとする。この後、被検物216は移動し、次の時刻tにおいて、被検物216の領域aは2次元検出器214の画素に結像され、次の時刻tにおいて、被検物216の領域aは2次元検出器214の画素に結像されたとする。
また、時刻tにおいて被検物216の領域bが、2次元検出器214の画素に結像されたとする。この後、被検物216は移動し、次の時刻tにおいて、被検物216の領域bは2次元検出器214の画素に結像され、次の時刻tにおいて、被検物216の領域bは2次元検出器214の画素に結像されたとする。
また、時刻tにおいて被検物216の領域cが、2次元検出器214の画素に結像されたとする。この後、被検物216は移動し、次の時刻tにおいて、被検物216の領域cは2次元検出器214の画素に結像され、次の時刻tにおいて、被検物216の領域cは2次元検出器214の画素に結像されたとする。
このように、被検物216を走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向に移動させることにより、各領域について焦点位置の異なる共焦点画像が得られる。ここで、2次元検出器214の画素と、信号が取得された時刻を適宜選択することにより、被検物216を1方向(例えば、図5に示すB方向)に移動させるだけで、被検物216の領域a、領域b、領域cの焦点位置が異なる共焦点画像が得られるため、従来の技術に比べて大幅に測定時間を短縮することができる。また、被検物216のY軸方向(紙面に垂直な方向)に対しては、2次元検出器214の画素が並んでいる範囲について、同時に共焦点画像を得ることができる。
形状演算手段217は、第1の実施形態を適用し、被検物216の各領域において、戻ってきた前記反射光の光強度が最も高くなる画素位置を焦点位置として検出し、被検物216の表面の3次元形状を算出する。
このような本発明の第2の実施形態としての形状測定装置によれば、前記光源(例えば、図1の202、203、204)を含む走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向に被検物216を移動する移動手段としての前記傾斜移動機構と、被検物216の移動と共に2次元検出器214で逐次得られる共焦点画像に対応する受光素子の位置(画素に相当する)と前記受光素子からの信号が得られた時刻を選択し、被検物216の形状を演算する形状演算手段(例えば、図1の217)と、を設けたことにより、前述のように従来の技術に比べて測定時間を大幅に短縮することができる。
ここで、従来の形状測定装置には、被測定面からの反射光を受光する位置センサ(例えば、CCDカメラ)と、この位置センサの出力に対して所定の演算を行う演算手段と、を備え、前記被測定面の傾斜分布を測定し、得られた傾斜分布を積分することにより前記被測定面の形状を求めているものがある(例えば、特開平8−261734号公報(以下「特許文献3」という)を参照)。しかしながら、特許文献3に記載の形状測定装置では、位置センサとしてCCDカメラを用いた場合、被測定物の1点を測定するのに1回の撮像動作(例えば、NTSC方式のCCDカメラならば1/30秒かかる)を要するので、被検物全体のデータを取得するのに多大な時間を費やすことになる。これに対し、本実施形態によれば、被検物216を1方向に移動させながら(第1の実施形態によれば、円筒状被検物215を1回転させるだけで)、被検物216(又は円筒状被検物215)の各領域の焦点位置が異なる共焦点画像を取得して3次元形状を測定するため、測定時間が少なくて済む。
なお、前述した第1および第2の実施形態では、被検物の移動中に撮像を行うため、露光中に位置が変動して測定精度が低下することがあり得る。そこで、第1および第2の実施形態に限らず、例えば、2次元検出器214の撮像タイミングに同期させてレーザ光源203を短時間点灯させる構成とする。2次元検出器214のシャッタ機能を用い、露光時間を短縮するようにしてもよい。ここでは、2次元検出器214の受光タイミングに同期して点滅するレーザ光源203を用いることにより、撮像時における被検物の移動に起因する測定精度の低下が抑制される。この構成は、請求項3の実施の一形態に相当する。この構成により、第1および第2の実施形態に比べて、さらに測定精度を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態としての形状測定装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態としての2次元検出器の画素配列を示す図である。 本発明の第1の実施形態としての2次元検出器の各画素の受光強度を示す図である。 本発明の第1の実施形態としての共焦点画像の画素と前記画素の信号が得られた時刻との関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態としての形状測定装置の構成図である。 従来の形状測定装置の一例を示す構成図である。 図6に追加した円盤を示す構成図である。 従来の形状測定装置の他の例を示す構成図である。
符号の説明
202 ピンホール
203 光源(レーザ光源)
204 コリメータレンズ
205 光路分岐光学素子
206 マイクロレンズアレイ
207 ピンホールアレイ
212 結像レンズ
213 絞り
214 2次元検出器
215 円筒状被検物
216 被検物
217 形状演算手段
218 対物レンズ

Claims (5)

  1. 平行光束を放射する光源と、
    前記光源の光を円筒状被検物に集光する対物レンズと、
    前記円筒状被検物からの反射光を結像させるための結像レンズと、
    前記円筒状被検物の測定点を1次元的又は2次元的に拡大するための測定拡大手段と、
    前記対物レンズの合焦位置にある前記円筒状被検物からの反射光が結像する位置に配置されたピンホールと、
    前記ピンホールを通過して戻ってくる光量を測定する、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサと、
    前記円筒状被検物を軸周りに駆動回転させる回転駆動手段と、
    前記測定拡大手段により拡大された測定範囲で、前記円筒状被検物の回転と共に前記光電センサで逐次得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻を選択し、前記円筒状被検物の形状を演算する形状演算手段と、
    を備えたことを特徴とする形状測定装置。
  2. 平行光束を放射する光源と、
    前記光源の光を被検物に集光する対物レンズと、
    前記被検物からの反射光を結像させるための結像レンズと、
    前記被検物の測定点を1次元的又は2次元的に拡大するための測定拡大手段と、
    前記対物レンズの合焦位置にある前記被検物からの反射光が結像する位置に配置されたピンホールと、
    前記ピンホールを通過して戻ってくる光量を測定する、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサと、
    前記光源を含む走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向に前記被検物を移動する移動手段と、
    前記測定拡大手段により拡大された測定範囲で、前記被検物の移動と共に前記光電センサで逐次得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻を選択し、前記被検物の形状を演算する形状演算手段と、
    を備えたことを特徴とする形状測定装置。
  3. 前記光源は、前記光電センサの受光タイミングに同期して点滅することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の形状測定装置。
  4. 円筒状被検物を軸回りに回転させながら、平行光束を放射する光源からの光を前記円筒状被検物に集光し、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサを用いて前記円筒状被検物からの反射光の光量を測定し、前記光電センサで得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻のデータを、1次元的又は2次元的な配列データから選択することにより、前記円筒状被検物の周面を走査して形状を測定することを特徴とする共焦点光学系を用いた形状測定方法。
  5. 平行光束を放射する光源を含む走査光学系の光軸と垂直な方向に対して所定の角度傾いた方向に被検物を移動させながら、前記光源からの光を前記被検物に集光し、1次元的又は2次元的に配列された受光素子からなる光電センサを用いて前記被検物からの反射光の光量を測定し、前記光電センサで得られる共焦点画像に対応する前記受光素子の位置と前記受光素子からの信号が得られた時刻のデータを、1次元的又は2次元的な配列データから選択することにより、前記被検物の表面を走査して形状を測定することを特徴とする共焦点光学系を用いた形状測定方法。
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