JP5043492B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関し、特にシートの幅方向の位置のズレを補正するための構成に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部にシートを搬送するシート搬送装置を備えている。
このシート搬送装置には、シートの斜行を補正して画像形成部に搬送するために斜行補正部を備えている。斜行補正部としては、シートの斜行量を検知し、シートの搬送方向と直交する方向である幅方向に配置された2個の搬送ローラ対のそれぞれの回転比、或は回転数を変更することにより、斜行を補正する方式がある。
また、画像形成部にシートを搬送するまでに、センサ等により搬送中のシートの幅方向(シート搬送方向と直交する方向)における位置(横レジ)のずれが生じる場合がある。そのため、シートの横レジを検知して搬送基準とのずれ(横ずれ)量を算出し、算出した横ずれ量に基づいて、シートを搬送する搬送ローラ対をシートを挟持した状態で幅方向にシフトさせることにより横ずれを補正する横レジ補正部を備えたものがある。
そして、上述した2個の搬送ローラ対を用いた斜行補正部を備えたシート搬送装置では、まず斜行補正部によりシートの斜行を補正する。この後、横レジ補正部によりシートの横ずれを補正し、シートを搬送基準に沿って画像形成部に搬送するようにしている(特許文献1参照)。
特開2002−19999号公報
ところで、このような従来のシート搬送装置において、シートの横ずれを補正する際、搬送ローラ対を一定位置に待機させ、この待機位置でシートを挟持した後、シートのずれ量に応じて搬送ローラを軸方向へ移動させることにより横ずれを補正している。
図17は、このような従来のシート搬送装置の横レジ補正部の構成を示す図である。図17において、305,305は軸方向(幅方向)にシフト可能な搬送ローラであり、Sa、Sbはシートである。なお、シートSaは、例えば幅方向のシート長さが通常のA4,A3サイズよりも大きいサイズに相当する長さ約330mm程度の長さを有している。シートSbは、搬送可能なシートの内の最も小さい小サイズのシート、例えばB5Rサイズのシートで幅方向の長さは約182mmである。
ここで、搬送ローラ305,305は、搬送可能な全てのシートを挟持して横シフト動作ができるように配置する必要があることから、小サイズのシートSbに合わせて配置される。例えば、図17の(a)及び(b)に示すように、搬送ローラ305,305は、シートを搬送する搬送基準(破線で示す搬送中心)からxだけ離れた位置に配置される。
このような横レジ補正部において、図17の(c)のように大サイズのシートSaが大きく横ずれをした状態で搬送されてきた場合は、搬送ローラ305,305を幅方向手前側に移動させることによりシートSaの横ずれ補正を行う。このときの搬送ローラ305,305の移動量は、シートの幅方向の中央が搬送基準と一致させるための量である。このため、図示しないセンサによりシートの横レジを検知して搬送基準からの横ずれ量を算出し、この算出した横ずれ量に基づいて搬送ローラ305,305を移動させる。
このとき搬送ローラ305,305は、大サイズのシートSaをシート幅方向において偏った位置で挟持しながら横シフトすることになる。そして、このような場合、大サイズのシートSaに対する搬送路との摩擦力等のばらつきにより、横シフト力が不均衡になる。すなわち、摩擦力による左右の搬送ローラ305,305にシートから加わる力が異なってしまうため、搬送ローラ305,305とシートSaとの間にスリップ等が発生してシートSaを正確な量でシフト移動させることができない。
また、小サイズのシートSbの場合、横ずれが大きい場合には、図17の(d)のように小サイズのシートSbの側端が搬送ローラ305,305の内側に位置する場合がある。このような場合は、搬送路との摩擦力等のばらつきだけでなく、左右の搬送ローラによるシートの挟持力が異なるようになることから、横シフト力が不均衡になり、この結果、スリップ等が発生して正確な量でシートSbをシフト移動させることができない。
このように、搬送ローラ305,305を、シートの搬送基準から左右にxだけ離れた位置に配置した場合、高い精度で横ずれを補正することができないおそれがある。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、横ずれが大きい場合でも高い精度でシートの横ずれを補正することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置において、搬送されるシートのシート搬送方向と直交する幅方向のずれ量を検出する横ずれ量検出部と、シートを搬送すると共にシートを挟持した状態で幅方向にシフト可能で、かつ同軸上に、幅方向の間隔が変更可能に設けられた複数のシート搬送ローラと、前記複数のシート搬送ローラを軸方向に移動させ、ローラ同士の幅方向の間隔を変更する間隔変更部と、を備え、前記間隔変更部により、前記複数のシート搬送ローラの待機位置が搬送されてくるシートの幅方向の中に近づくようにシートの幅方向の長さに応じて前記ローラ同士の幅方向の間隔を変更すると共に、前記シート搬送ローラにシートが達する前に、前記横ずれ量検出部で検出されたシートのずれ量に応じて、前記シート搬送ローラを待機位置からシートのずれ方向にシフトさせ、シートが達した後はシートを挟持した状態で前記ずれ量に応じて前記ずれ方向と逆方向にシフトさせることを特徴とするものである。
また本発明は、シートを搬送路の中央を搬送基準として搬送するシート搬送装置において、搬送されるシートのシート搬送方向と直交する幅方向の中央の前記搬送基準からのずれ量を検出する横ずれ量検出部と、シートを搬送すると共にシートを挟持した状態で幅方向にシフト可能で、かつ同軸上に、幅方向の間隔が変更可能に設けられた複数のシート搬送ローラと、前記複数のシート搬送ローラを軸方向に移動させ、ローラ同士の幅方向の間隔を変更する間隔変更部と、を備え、前記間隔変更部により、前記複数のシート搬送ローラの待機位置が搬送されてくるシートの幅方向の中に近づくようにシートの幅方向の長さに応じて前記ローラ同士の幅方向の間隔を変更すると共に、前記シート搬送ローラにシートが達する前に、前記横ずれ量検出部で検出されたシートのずれ量に応じて、前記シート搬送ローラを待機位置からシートのずれ方向にシフトさせ、シートが達した後はシートを挟持した状態で、シートの幅方向中央が前記搬送基準に位置するようにシフトさせることを特徴とするものである。
本発明においては、シートが達する前に、幅方向にシフト可能なシート搬送ローラを、シートの幅方向のずれ量に応じて予めずれ方向にシフトさせ、シートが達した後に横ずれ補正のシフトを行うことにより、バランスよくシートをシフトすることができる。これにより、横ずれが大きい場合でも高い精度でシートの横ずれを補正することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の参考例に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるディジタル複写機の構成を示す図である。
図1において、1はディジタル複写機、1Aは複写機本体である。複写機本体1Aの上部には原稿画像を読み取る画像読取装置1Bが、また複写機本体1Aの側部には複写機本体1Aから排出されたシートSの処理を行うシート処理装置13がそれぞれ設けられている。
画像読取装置1Bは、原稿載置台としてのプラテンガラス12b、原稿画像を読み取るスキャナユニット11、原稿をプラテンガラス12bに給送する原稿給送装置12等を備えている。
複写機本体1Aは、感光ドラム31等を備えた画像形成部10と、給紙トレイ34,35に収納されたシートを給送するシート給送部1Cと、シート給送部1Cにより給送されたシートを画像形成部10に搬送するシート搬送装置1Dを備えている。さらに、画像形成部10の下流側にはトナー像をシートに定着させるための定着ローラ32、排出ローラ対40等が配設されている。
シート処理装置13は、複写機本体1Aから出力されたシートを複数の排紙トレイ(ビン)33に仕分けして排紙する処理を行うものである。なお、この複数の排紙トレイ33は、シート処理装置13に設けられた不図示の制御部、或は複写機本体1Aに設けられた制御部60により制御され、出力されたシートは制御部60により指示された排紙トレイ33に仕分けして排出される。
ここで、シート搬送装置1Dは、シートの斜行及び横レジを補正するシート補正部50と、それぞれ独立に、駆動源として不図示のステッピングモータに歯車等の伝達装置を介して接続されている複数の搬送ローラ38,39,42を備えている。
ところで、本参考例において、感光ドラム31はDCブラシレスモータで駆動されると共に、プロセス速度である感光ドラム31及び定着ローラ32の回転速度は、トナーの形状や定着特性、レーザの発光特性等に大きく左右される。このため、このプロセス速度は、ディジタル複写機特有の速度となり、可変制御することは困難である。したがって、これらの感光ドラム31及び定着ローラ32の駆動源としては、厚紙が搬送されるのに十分なトルクを出力できるモータが選択されている。
これに対し、搬送ローラ38,39,42は、シートの搬送のみを行うものであることから、定着ローラ32及び感光ドラム31のいずれかにシートが挟まれていない場合は、できるだけ高速に駆動するようにしている。そして、このように高速駆動することにより、シートとシートとの間の距離をできるだけ短くして、ディジタル複写機1のプロダクティビティを向上させるようにしている。
なお、図1において、36は複写機本体1Aの側方に設置され、シートが大量に収納される給紙デッキであり、37は複写機本体1Aの側部に設けられた手差しトレイである。そして、操作者が少数の任意種類のシート、あるいはOHPシートや厚紙、はがきサイズのシート等特殊なシートを給送する際には、この手差しトレイ37を用いるようにしており、この手差しトレイ37を用いることにより比較的容易に給紙することができる。
次に、このような構成の複写機本体1Aにおける画像形成動作について説明する。
不図示のスタートボタンが押されると、原稿給送装置12の原稿トレイ12aに積載された不図示の原稿は、原稿給送装置12により1枚ずつ順次プラテンガラス12b上に搬送される。原稿が搬送されると、スキャナユニット11のランプ21が点灯し、かつスキャナユニット11が不図示の光学系モータにより移動して原稿を照射する。
原稿からの反射光は、ミラー22〜24を介してレンズ25を通過した後、イメージセンサとしてのCCDセンサ26に入力される。ここで、このCCDセンサ26は、光を電気信号に変換する素子により構成されており、この素子の働きにより、伝送されてきた光学像が電気信号に変換され、更にディジタル信号(画像データ)に変換される。そして、この読み込まれた原稿の画像データには、種々の補正処理とユーザの希望する処理による画像処理が加えられた後、不図示の画像メモリに蓄積される。
次に、画像メモリから画像データが読み出され、この画像データは、後述する図2に示す画像処理回路300によりディジタル信号からアナログ信号に再変換される。更に図2に示すレーザ制御回路27により適正な出力値に増幅されてスキャナ28に設けられた、図2に示すレーザ素子202により光信号に変換する。
そして、この光信号は、スキャナ28、レンズ29及びミラー30を伝播して感光ドラム31上に照射され、これにより感光ドラム31上に静電潜像が形成される。この後、この静電潜像をトナーによって現像することにより、感光ドラム31上にトナー画像が形成される。
一方、この画像形成動作に並行してシートが、給紙カセット34,35、給紙デッキ36及び手差しトレイ37からシート給送部1Cにより送り出され、シート搬送装置1Dのシート補正部50に搬送される。そして、このシート補正部50において斜行及び横レジ補正が行われた後、転写部1Eへと搬送される。
次に、この転写部1Eにおいてシート上にトナー像が転写され、この後、トナー像が転写されたシートは定着ローラ32へと搬送される。そして、この定着ローラ32によって加熱及び加圧されることによりシート上にトナー画像が永久定着され、この後、画像が定着されたシートは、排出ローラ対40により複写機本体1Aから排出され、シート処理装置13に搬送される。
シートの両面に画像を形成する場合には、定着ローラ32を通過したシートSは、反転パスRにより反転された後、再度、画像形成部10(転写部1E)に搬送されて裏面に画像が形成される。そして、この後、排紙ローラ対40によりシート処理装置13へ搬送される。
なお、本参考例のディジタル複写機1では、シートSの幅方向中央をシート搬送路(シート搬送パス)の中央と一致させて搬送する、所謂中央基準でシートを搬送する構成を採用している。シート搬送路の中央がシートの搬送基準としてシートの中央をこの搬送基準に一致させてシートが搬送される。
図2は感光ドラム31のシート搬送方向上流に設けられたシート補正部50の構成及び制御ブロックを示す図である。
図2において、205はシート搬送パス、203はシートの斜行を補正する斜行補正ローラ、203aは斜行補正ローラ203に従動して回転する従動ローラである。この斜行補正ローラ203は、幅方向に一対設けられており、これらの斜行補正ローラ203は、それぞれ別個のモータで独立制御される。
また、この斜行補正ローラ203は、その周面の一部分が切欠き状態となっており、斜行補正が終了したシート搬送待機中は、その切欠き部が上を向き、上部に位置する従動ローラ203aと離間関係となる。これによって、後述する横シフト動作時、斜行補正ローラ203とシートとは常に離間状態となり、横シフト動作の妨げにならないようになっている。
204a、204bはシート搬送パス205に沿って送られてくるシートの斜行量を検知する斜行検知センサであり、この斜行検知センサ204a,204bにより検知された斜行量に応じて、斜行補正ローラ203によりシートの斜行を補正する。
このように構成することにより、シート搬送パス205に沿って搬送されるシートSを、停止させることなく感光ドラム側に送り出すことができる。なお、斜行検知センサ204a,204bは、図2に示すように幅方向に複数(2個)設けられており、この斜行検知センサ204a,204bは、斜行、先端レジ補正制御部105に接続されている。
そして、斜行検知センサ204a,204bがシートSの先端を検知すると、この検知信号に基づき斜行、先端レジ補正制御部105は斜行量を算出し、これに基づき斜行補正ローラ203の駆動を開始する。
なお、図3は、2つのセンサを用いたシートSの斜行量算出方法を説明する模式図である。
図3において、斜行検知センサ204a,204bは反射型の第1及び第2光学センサであり、203,203は斜行補正ローラである。そして、図3に示す状態でシートSが搬送されると、まず斜行検知センサ204bがシートの通過を検知し、この後、斜行検知センサ204aがシートSの通過を検知する。
ここで、斜行補正ローラ203,203はパルスモータにより駆動されており、シートSの搬送速度はステップ角と、パルスを出すタイミングとから計算する事ができる。さらに斜行検知センサ204a,204bにより、シートSが抜けたタイミングを検知することにより、シートSの斜行量を計算する事ができる。
今、斜行検知センサ204a,204b間の距離をL、シート搬送速度をV、斜行検知センサ204bがシートを検知してから斜行検知センサ204aがシートを検知までの時間をTとすると、シートの斜行角度θは、次のように表される。
θ=tan−1(L/V・T)
そして、斜行、先端レジ補正制御部105は、このようにして求めたシートSの斜行量に基づき2個の斜行補正ローラ203の回転を制御することにより、シートSの斜行を補正するようにしている。なお、本参考例においては、2個の斜行補正ローラ203のそれぞれの回転比、又は回転数を変えることにより、シートSの斜行を補正するようにしている。
また、図2において、204cはシートの幅方向の側端位置を検知するための側端検知部である横レジ検知センサである。なお、この横レジ検知センサ204cとしては、画像を読み取る画像読み取りセンサ(イメージセンサ)であるCCD(Charge Coupled Device)やCIS(Contact Image Sensor)が用いられる。
また、204dはシートの横ずれ補正後のシートの先端を検知する先端検知センサであり、この先端検知センサ204dからのシート位置検知信号により、制御部60(図1参照)は、画像生成タイミング信号との同期をとっている。
なお、この横レジ検知センサ204cは、斜行検知センサ204a,204bから距離L1だけ感光ドラム側に配置され、先端検知センサ204dは、斜行検知センサ204a,204bから距離L1+L2だけ感光ドラム側に配置されている。
ここで、画像形成動作を行う際、既述したように斜行補正ローラ203により斜行が補正された状態で送り出されたシートは、シート搬送パス205に沿って感光ドラム31に向かって搬送される。このとき、書き出し位置を調整するために、シートSの搬送方向のタイミングを検知し、レーザ光による書き出しを制御する必要がある。
そこで、本参考例において、制御部60は、先端検知センサ204dでシートの先端位置が検知されてからシートが距離L3だけ進んだときにレーザによる書き出しを開始するようにしている。これにより、シート搬送方向の画像の書き出し位置を調整することができる。
また、305はシートを搬送し、かつシートを挟持した状態で幅方向にシフト可能なシート搬送ローラである横シフト補正ローラ対であり、この横シフト補正ローラ対(以下、横レジローラ対という)305は、幅方向に同軸上に一対設けられている。各横レジローラ対305は、後述する搬送モータにより駆動される駆動ローラと、駆動ローラに従動する従動ローラとから構成されている。そして、この横レジローラ対305,305は、横レジ検知センサ204cで検知した横ずれ量に応じてシートを挟持した状態でシフト部である横シフトモータ303にて幅方向にシフトする。
304は横レジローラ対305,305をシート搬送方向に回転させる搬送モータであり、この搬送モータ304と横シフトモータ303とにより、横レジローラ対305,305は、横シフトしながらシートを搬送することができる。なお、これらのモータ303,304はステッピングモータであり、不図示の歯車装置等の伝達装置を介して横レジローラ対305,305に接続されている。
ところで、横レジローラ対305,305は、横シフト補正前には不図示のHP(ホームポジション)センサにより、シート搬送パス205の幅方向の中心(搬送基準)から幅方向にyだけ離れた位置に待機している。なお、この待機位置は、実際の動作において横ずれが発生せず、横シフト補正の必要が無い場合において、大サイズのシートであっても、小サイズのシートであっても搬送できるような位置(図17の(a)及び(b)参照)が設定されている。
また、本参考例では、シート搬送パス205の搬送基準からyだけ離れた位置にHP位置を設定しているが、これに限らずシート搬送パス205の端部から所定の距離だけ離れた位置にHP位置を設定しても何ら問題は無い。
ここで、横レジ調整を行う場合には、まず横レジ検知センサ204cでシートSの側端位置を検知し、この検知位置から横ずれ量(横レジ量)Δxを検知する。具体的には、シートSが横レジ検知センサ204cのどの位置を通過するかを検知することにより、横ずれ量Δxを検知し、これに基づき横シフト量を算出する。
そして、算出された横シフト量分だけ横レジローラ対305,305を待機位置からシフトさせ、横レジローラ間(シート搬送ローラ間)の中央が、搬送されてくるシートの幅方向中央と一致するようレジ補正を行う。
図4は横レジ検知センサ204cの構成を示す図であり、図4に示すように、横レジ検知センサ204cは、画像読取部206a及びLED発光部206から構成される。画像読取部206aは、受光素子部211a〜217a及びシフトレジスタ211b〜217bが1チップ内に収納された複数、本参考例では7個のチップ211〜217、セレクタ215及び出力部216から構成される。各チップ内の受光素子部211a〜217aには、それぞれ1000個の読み取り画素が設けられている。
セレクタ215は、図2に示す横シフト補正制御部301からのセレクタ信号によって全てのチップ又は特定のチップを選択するためのものである。ここで、セレクタ215が、所定の一つのチップ、例えばチップ211だけを選択すると、受光素子部211aで検知された画像信号は、横シフト補正制御部301からのロード信号(CIS−SH)によって一旦、シフトレジスタ211bに読み出される。
そして、この後、横シフト補正制御部301からのCLK(クロック)に従って順次、シフトレジスタ211bからセレクタ215を介して出力部216に転送される。出力部216は転送されたシリアルの画像信号をパラレルデータに変換し、横レジデータとして出力する。
また、セレクタ215がn個(7個)のチップ211〜217を全て選択すると、各受光素子部211a〜217aで検知された画像信号は、横シフト補正制御部301からのロード信号によって一旦、シフトレジスタ211b〜217bに読み出される。そして、この後、横シフト補正制御部301からのCLK(クロック)に従って順次、シフトレジスタ211b〜217bからセレクタ215を介して出力部216に転送される。出力部216は、転送されたシリアルの画像信号をパラレルデータに変換し、横レジデータとして出力する。
このように構成することにより、横レジ検知センサ204は一部分のチップのみを選択してそのデータのみを読み出したり、全てのチップを選択して全チップのデータを一度に読み出したりすることが可能である。
一方、LED発光部206は、直列に接続されたLED群が複数並列に接続されたLED部221、及び各LED群のカソード側に接続され、各LED群に流れる電流を調節するLED電流調節回路222から構成される。ここで、LED電流調節回路222は、横シフト補正制御部301からの光量制御データにしたがって、LED部221の全体のLED発光量を調節する。
図5は横レジ検知センサ204cによるシートの横ずれ量の検知を説明する図である。CIS−ON信号により横レジ検知センサ204cが駆動されると横レジ検知センサ204cはデータの読取を行い、CIS−SHのタイミングに従ってデータが読み出される。そして、この読み出したデータから、横ずれの無い理想値xからどれだけ横ずれ量Δxが発生したかを検知する。なお、この場合、Δxは所定のライン数分のデータを平均化して算出している。
また、図6のように横レジ検知センサ204cは特定のチップだけを選択して駆動することが可能なため、理想値xの所定の範囲だけのチップを選択して駆動して、横ずれ量Δxを検知することも可能である。この場合は、選択されないチップ(図中×印)からのデータは取得できないようにして、それぞれの検知に不必要なデータをなるべく取り込まなくさせることができる。
図2において、51は横レジ補正制御を行う横レジ制御部であり、この横レジ制御部51は、図7に示すように横シフト補正制御部301、モータ制御部302を備えている。なお、この横レジ制御部51は横レジ補正専用に設けても良いが、既述した図1に示す制御部60を、この横レジ制御部51として機能させても良い。また、既述した斜行、先端レジ補正制御部105についても、同様に制御部60を、斜行、先端レジ補正制御部105として機能させても良い。
ここで、横シフト駆動制御部であるモータ制御部302は、横ずれ量検出部である横シフト補正制御部301にて算出される横ずれ量に応じて出力される信号を基に、横シフトモータに駆動信号を出力する。
横シフト補正制御部301は、横レジ検知センサ204cに横レジ検知センサ制御信号(CIS制御信号)を出力するものである。また、横シフト補正制御部301は、横レジ検知センサ204cで読み取られた横レジデータ(CISデータ)を入力し、この横レジデータを基に横ずれ量を算出(検出)し、モータ制御部302に対してモータオン(M_ON)信号、CLKを出力する。
図8は、横シフト補正制御部301の構成を示すブロック図である。横シフト補正制御部301は、カウンタ310、CIS横レジ検知部311、CISコントローラ312、CIS横レジ検知用周期設定部313、横レジエラー検知部314、シーケンス終了設定部(SEQ END)70を有している。
ここで、カウンタ310は、シーケンススタート信号(SEQ START)により起動し、一定周期のクロックを計数するものである。CIS横レジ検知部311は、横レジ検知センサ204cから入力された横レジデータを基に、シートの横レジ位置を検知するものである。
CISコントローラ312は、横レジ検知センサ204cに対し、ロード信号(CIS−SH)、クロック(CIS−CLK)、モータ駆動信号(M_ON)、セレクタ信号、光量制御データ等の横レジ検知センサ制御信号を出力するものである。CIS横レジ検知用周期設定部313には、シートの横レジ検知を行う際、横レジ検知センサ204cに入力されるロード信号(CIS−SH)の周期が設定される。
横レジエラー検知部314は、CIS横レジ検知部311によって検知されたシートの側端位置が所定範囲(例えば15mm)から外れた場合、エラー信号(ERR)を生成するものである。シーケンス終了設定部(SEQ END)70には、シート1枚の印刷を終了させるシーケンスのカウント値が設定される。
次に、本参考例に係る横レジシフト制御動作について図9を用いて説明する。
図9は、横レジシフト補正前のサイズのシートSの状態を示したものであり、このシートSは、斜行補正ローラ203により斜行が補正された後、Δxだけ幅方向にずれた状態で搬送されて来ている。そして、このようにΔxだけ幅方向にずれた状態で搬送されたシートSは、横レジ検知センサ204cを通過する。
そして、このようにシートSbが通過する際、横レジ制御部51(横シフト補正制御部301)は、横レジ検知センサ204cにより、図9に示す、シートSが横ずれを発生しないで搬送されてきたときの理想の値xからどれだけ横ずれが発生したかを検知する。ここで、このときの理想の値xは、シートSの幅方向の長さをzとすると、z/2になる。
例えば、シートSがA4サイズであれば、シートSの幅方向の長さは297mmであるため、理想の値xは148.5mm、B5Rサイズであれば、シートSの幅方向の長さは182mmであるため、理想の値xは91mmとなる。
次に、このようにシートサイズに応じて理想値xからのずれ量Δxを検知した後、横レジ制御部51はモータ制御部302を介してΔx分だけ横レジローラ対305,305を幅方向にシフトさせる。ここで、シート搬送パス手前側へのずれ量を+Δx、シート搬送パス奥側へのずれ量を−Δxとすると、図9に示す場合は、横ずれがシート搬送パス手前側に発生している。この場合は、横レジローラ対305,305をシート搬送パス205の搬送基準に向かってΔxだけシフトさせることによりシートSの横レジ補正を行うようにしている。
ところで、本参考例においては、ずれ量Δxが算出されと、横レジ制御部51はモータ制御部302により横シフトモータ303を駆動するようにしている。そして、このように横シフトモータ303を駆動することにより、シートSが横レジローラ対305,305に達する前に横レジローラ対305,305をΔx分だけ横シフトさせるようにしている。
即ち、横レジ制御部51は、ずれ量Δxが算出されと、シートSが横レジローラ対305,305に達する前に、横レジローラ対305,305を破線で示すそれまでの待機位置から、ずれ量Δx分、シートがずれている方向(以下、ずれ方向という)に横シフトした位置に予め移動させるようにしている。
これにより、シートSのサイズ及びずれ量Δxに関わらず横レジローラ対305,305は常にシートSに対して均衡した位置、即ち図10に示すシートSの幅方向の中心から、それぞれyの等しい距離離れた位置でシートSを挟持することができる。そして、この後、この位置でシートを挟持しながらずれ方向と逆方向に横シフト動作を行うことにより、シートをバランスよくシフトでき、スリップ等が発生しにくく高い精度でシフト動作が可能となる。
ところで、このように横レジローラ対305,305をシフト動作前に横ずれ量Δxに応じ、予めΔx分だけシフトして待機させた後、Δx分だけ横シフト動作を行うと、結果的に横レジローラ対305,305は常にHP位置に戻ることになる。よって、シートSの搬送速度が早く紙間時間が少ない場合でも、横レジローラ対305,305をHPの位置に戻す必要がないので、スループットに影響を及ぼすことはない。
次に、本参考例における斜行補正及び横シフト制御について図11に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、図2に示すようにシートSが斜行検知センサ204a,204bに突入すると(S1201)、斜行検知センサ204a,204bからの信号により斜行、先端レジ補正制御部105は斜行量を検知する(S1202)。そして、斜行、先端レジ補正制御部105は検知した斜行量に応じて斜行補正ローラ203を駆動し(S1203)、斜行補正動作を完了する(S1204)。
次に、斜行補正ローラ203により斜行が補正されたシートSが、図9に示すように横レジ検知センサ204cに突入する(S1205)。そして、このようにシートSが突入すると、横レジ検知センサ204cが検知信号を出力し、この横レジ検知センサ204cからの信号に基づき横レジ制御部51(横シフト補正制御部301)は横ずれ量を検知する(S1206)。
ここで、検知した横ずれ量が規定値以内であれば(S1207のY)、横レジ制御部51はモータ制御部302を介して横シフトモータ303を駆動する。そして、ステップS1206にて検知した横ずれ量に応じ、図9に示すように横レジローラ対305,305を、横レジローラ対305,305にシートが達する前に、待機位置(HP)からずれ量Δx分、ずれ方向に移動させる(S1208)。
この後、シートSが横レジローラ対305,305に突入すると(S1209)、横シフトモータ303を駆動させ、横レジローラ対305,305をずれ方向と逆方向にシフトさせる横シフト補正動作を行う(S1210)。なお、このような横シフト補正動作を行ったとき、図10に示すように横レジローラ対305,305はHP位置に戻っている。そして、この横シフト補正動作完了後、シートを転写部に向けて搬送する。
一方、横レジ検知センサ204cにて検知した横ずれ量が規定値から外れた場合には(S1207のN)、横ずれ量が大きいと判断し、複写機本体1Aに設けられた不図示の表示部にてエラー表示を行い(S1211)、プリント動作を停止する(S1212)。
以上述べてきたように、本参考例においては、シートが達する前に横レジローラ対305,305を、シートのずれ量に応じて予め、ずれ方向にシフトさせるようにしている。これにより、横レジ補正時、横レジローラ対305,305は常に搬送するシートに対して均衡した状態でバランスよく横シフト動作を行うことができる。この結果、シートのサイズに関わらず、また横ずれが大きい場合でもスリップ等の影響をうけることなく高い精度でシートの横ずれを補正することができる。
ところで、これまでは図12の(a)及び(b)に示すように横レジローラ対同士の間隔が一定の場合、即ち横レジローラ対同士は、シートサイズに関わらず搬送基準からyの間隔を保ったままシフトする場合について説明した。
しかし、本発明は、これに限らず、図12の(c)及び(d)に示すように横レジローラ対同士の間隔をシートサイズに合わせて可変、即ちシートのサイズに応じて横レジローラ対305,305のHPを変更するようにしても良い。これにより、シートサイズにかかわらずシートSのほぼ中央の位置に横レジローラ対305,305を位置させて、シフト動作を行うことが可能になり、スリップ等の無い高い精度でシフト動作が可能となる。
次に、このようなシートのサイズに応じて横レジローラ対305,305のHPを変更するようにした本発明の実施の形態について説明する。
図13は本実施の形態に係るシート搬送装置に設けられたシート補正部50の構成及び制御ブロックを示す図である。なお、図13において、図2と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図13において、306は横レジローラ対305,305のHPを変更するHP変更モータであり、このHP変更モータ306により、横レジローラ対305,305の搬送基準からの距離yをシートサイズに合わせて変更することが可能である。つまり、本実施の形態においては、間隔変更部であるHP変更モータ306により、シートの幅方向の長さに応じてHPを変更することにより、横レジローラ同士の幅方向の間隔を変更可能としている。
なお、本実施の形態においては、2個の横レジローラ対305,305は、軸305aに同軸上に配されると共に、軸305aに沿って、即ち軸方向に移動可能に設けられている。さらに、この横レジローラ対305,305は、HP変更モータ306によって駆動される不図示の横レジローラ対移動機構により、軸305aに沿って移動するようになっている。
ここで、HPは搬送基準からyだけ幅方向にずれた位置であり、このyは、例えばシートSの幅方向の長さの1/4の距離になる。例えば、A4サイズであれば74.25mm、B5Rサイズであれば45.5mm、13インチサイズであれば、81.25mmとなる。
そして、本実施の形態においては、このHP変更モータ306により、横レジローラ対305,305の位置を既述した図12の(c)及び(d)に示すようにシートサイズにかかわらず、シートSの搬送基準の位置に移動させることができる。これにより、スリップ等の無い高い精度でシフト動作が可能となる。
なお、図14は、大サイズのシートSaの場合の、横レジローラ対305,305のHPの位置を示している。この場合、横レジローラ対305,305のHPの位置は、シートSaのシートの幅方向の長さの1/4に等しく、搬送基準からy1の距離に位置する。つまり、横レジローラ対305,305は、シートが達する前にシートサイズに合わせて予め、このようなHP位置に移動待機している。
ここで、シートSaがΔx分ずれて搬送されてきた場合、シートSaは、横レジ検知センサ204cを通過する。そして、このようにシートSaが通過する際、横レジ制御部51(横シフト補正制御部301)は、横レジ検知センサ204cからの信号により、横ずれ量Δxを検知する。
そして、このように横ずれ量Δxを検知すると、横レジ制御部51はモータ制御部302を介してΔx分だけ横レジローラ対305,305を予め幅方向にシフトさせる。これにより、横レジローラ対305,305は常にシートのほぼ中央部に位置して横シフト動作を行うことが可能となるため、スリップ等が発生しにくく高い精度でシフト動作が可能となる。
次に、本実施の形態における斜行補正及び横シフト制御について図16に示すフローチャートを用いて説明する。
給紙動作が開始されると(S1701)、横レジローラ対305,305はシートサイズに応じてHP位置に移動する(S1702)。その後、図13に示すようにシートSaが斜行検知センサ204a,204bに突入すると(S1703)、斜行検知センサ204a,204bからの信号により斜行、先端レジ補正制御部105は斜行量を検知する(S1704)。そして、斜行、先端レジ補正制御部105は検知した斜行量に応じて斜行補正ローラ203を駆動し(S1705)、斜行補正動作を完了する(S1706)。
次に、斜行補正ローラ203により斜行が補正されたシートSaが、図14に示すように斜行検知センサ204a,204bを通過する。そして、この後、横レジ検知センサ204cに突入すると(S1707)、横レジ検知センサ204cからの信号に基づき横レジ制御部51(横シフト補正制御部301)は横ずれ量を検知する(S1708)。
ここで、検知した横ずれ量が規定値以内であれば(S1709のY)、横レジ制御部51はモータ制御部302を介して横シフトモータ303を駆動する。そして、ステップS1708にて検知した横ずれ量に応じ、図15に示すように横レジローラ対305,305を、横レジローラ対305,305にシートが達する前に、待機位置(HP)からずれ量Δx分、ずれ方向に移動させる(S1710)。
この後、シートSaが横レジローラ対305,305に突入すると(S1711)、横シフトモータ303を駆動させ、横レジローラ対305,305をずれ方向と逆方向にシフトさせる横シフト補正動作を行う(S1712)。なお、このような横シフト補正動作を行ったとき、横レジローラ対305,305はHP位置に戻っている。そして、この横シフト補正動作完了後、シートを転写部に向けて搬送する。
一方、横レジ検知センサ204cにて検知した横ずれ量が規定値から外れた場合には(S1709のN)、横ずれ量が大きいと判断し、複写機本体1Aに設けられた不図示の表示部にてエラー表示を行い(S1713)、プリント動作を停止する(S1714)。
以上述べてきたように、シートサイズに応じてHP位置を変更して横レジローラ対同士の間隔を変更することにより、シートサイズに関わらず、常にシートの中心部付近の位置でシートを挟持した状態で横シフト動作を行うことができる。これにより、スリップ等の影響のない安定的な横シフト補正が可能となる。
なお、これまでの説明において、横レジローラ対305,305は1個の横シフトモータ303及び搬送モータ304で駆動しているが、横レジローラ対305,305のそれぞれを独立駆動するようにしても良い。また、横レジ検知センサ204cはCISやCCDなどのイメージセンサを用いているが、これに限られるものではなく、距離センサ、光学センサを用いても良い。
さらに、これまでの説明においては、横レジローラ対305を2個、用いたシート補正部について説明したが、本発明は、これに限らず、3個以上、横レジローラ対305を設けても良い。そして、このように3個以上横レジローラ対305を設けた場合は、シートが達する前に、両側に位置する横レジローラ対305の、シートの幅方向中央との距離が同じになるように横レジローラ対305を待機位置からずれ方向にシフトさせるようにする。
さらに、これまではディジタル複写機(画像形成装置)として、直接シートに画像を転写する構成のものを説明したが、中間転写体を介してシートに画像を転写する構成のものにも用いることができることは言うまでもない。
また、これまでは本発明をディジタル複写機(画像形成装置)に適用した場合について述べてきたが、本発明は、シートを扱う装置、例えばシートに形成された画像を読み取る画像読み取り装置や、フィニッシャ等のシート処理装置にも適用することができる。つまり、本発明に係るシート搬送装置は、画像形成装置のみに限定されるものではなく、シートを取り扱う種々の装置に設けることができ、これにより原稿、転写材等のシートの横レジずれおよび斜行を補正することができる。
本発明の参考例に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるディジタル複写機の構成を示す図。 上記シート搬送装置に設けられたシート補正部の構成及び制御ブロックを示す図。 上記シート補正部におけるシートの斜行量算出方法を説明する模式図。 上記シート補正部に設けられた横レジ検知センサの構成を示す図。 上記横レジ検知センサのシートを検知している領域を示す図。 上記横レジ検知センサのシートを検知している領域を示す他の図。 上記シート補正部に設けられた横レジ制御部の構成を示すブロック図。 上記横レジ制御部に設けられた横シフト補正制御部の構成を示すブロック図。 上記シート補正部における横レジ補正動作を説明する第1の図。 上記シート補正部における横レジ補正動作を説明する第2の図。 上記シート補正部における斜行補正及び横レジ補正動作を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係るシート搬送装置に設けられたシート補正部における横レジローラ対のHP変更動作を説明する図。 本発明の実施の形態に係るシート搬送装置に設けられたシート補正部の構成及び制御ブロックを示す図。 上記シート補正部における横レジ補正動作を説明する第1の図。 上記シート補正部における横レジ補正動作を説明する第2の図。 上記シート補正部における斜行補正及び横レジ補正動作を示すフローチャート。 従来のシート搬送装置の横レジ補正部の構成を示す図。
符号の説明
1 ディジタル複写機
1A 複写機本体
1D シート搬送装置
1E 転写部
10 画像形成部
50 シート補正部
51 横レジ制御部
205 シート搬送パス
203 斜行補正ローラ
204a,204b 斜行検知センサ
204c 横レジ検知センサ
301 横シフト補正制御部
302 モータ制御部
303 横シフトモータ
304 搬送モータ
305 横レジローラ対
306 HP変更モータ
S シート

Claims (6)

  1. シートを搬送するシート搬送装置において、
    搬送されるシートのシート搬送方向と直交する幅方向のずれ量を検出する横ずれ量検出部と、
    シートを搬送すると共にシートを挟持した状態で幅方向にシフト可能で、かつ同軸上に、幅方向の間隔が変更可能に設けられた複数のシート搬送ローラと、
    前記複数のシート搬送ローラを軸方向に移動させ、ローラ同士の幅方向の間隔を変更する間隔変更部と、を備え、
    前記間隔変更部により、前記複数のシート搬送ローラの待機位置が搬送されてくるシートの幅方向の中に近づくようにシートの幅方向の長さに応じて前記ローラ同士の幅方向の間隔を変更すると共に、前記シート搬送ローラにシートが達する前に、前記横ずれ量検出部で検出されたシートのずれ量に応じて、前記シート搬送ローラを待機位置からシートのずれ方向にシフトさせ、シートが達した後はシートを挟持した状態で前記ずれ量に応じて前記ずれ方向と逆方向にシフトさせることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 搬送されてくるシートの幅方向の中央を中心として対称的に設けられた前記シート搬送ローラのシート搬送ローラ間の中央が、搬送されてくるシートの幅方向中央と一致するように前記シート搬送ローラを前記待機位置からシフトさせることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. シートを搬送路の中央を搬送基準として搬送するシート搬送装置において、
    搬送されるシートのシート搬送方向と直交する幅方向の中央の前記搬送基準からのずれ量を検出する横ずれ量検出部と、
    シートを搬送すると共にシートを挟持した状態で幅方向にシフト可能で、かつ同軸上に、幅方向の間隔が変更可能に設けられた複数のシート搬送ローラと、
    前記複数のシート搬送ローラを軸方向に移動させ、ローラ同士の幅方向の間隔を変更する間隔変更部と、を備え、
    前記間隔変更部により、前記複数のシート搬送ローラの待機位置が搬送されてくるシートの幅方向の中に近づくようにシートの幅方向の長さに応じて前記ローラ同士の幅方向の間隔を変更すると共に、前記シート搬送ローラにシートが達する前に、前記横ずれ量検出部で検出されたシートのずれ量に応じて、前記シート搬送ローラを待機位置からシートのずれ方向にシフトさせ、シートが達した後はシートを挟持した状態で、シートの幅方向中央が前記搬送基準に位置するようにシフトさせることを特徴とするシート搬送装置。
  4. シートの幅方向の側端位置を検知する側端検知部を備え、
    前記ずれ量検出部は、前記側端検知部からの信号に基づきシートの前記幅方向のずれ量を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記側端検知部としてイメージセンサを用いたことを特徴とする請求項4記載のシート搬送装置。
  6. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを搬送する請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート搬送装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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