JP2006240774A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 斜行検知センサ等の配置ずれ、駆動ローラの補正精度差、記録材の紙種の違い等の影響を受けない安定した転写材の斜行補正の実施および印字位置精度の獲得が可能な画像形成装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】 転写材上に画像を形成するプリンタ部13と、転写材を搬送する搬送ローラ4−1と、転写材の搬送ずれを検知する斜行検知センサ2−4a、2−4bと、斜行検知センサ2−4a、2−4bの検知結果に基づいて転写材の搬送ずれを補正するスキューローラ2−3a、2−3bとを備えた画像形成装置において、スキューローラ2−3a、2−3bにより搬送ずれが補正された転写材上に、所定のマークを形成し、斜行検知センサ2−4a、2−4bにより、転写材の端部とマークとの位置関係を検出するモードを設けることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図3
【解決手段】 転写材上に画像を形成するプリンタ部13と、転写材を搬送する搬送ローラ4−1と、転写材の搬送ずれを検知する斜行検知センサ2−4a、2−4bと、斜行検知センサ2−4a、2−4bの検知結果に基づいて転写材の搬送ずれを補正するスキューローラ2−3a、2−3bとを備えた画像形成装置において、スキューローラ2−3a、2−3bにより搬送ずれが補正された転写材上に、所定のマークを形成し、斜行検知センサ2−4a、2−4bにより、転写材の端部とマークとの位置関係を検出するモードを設けることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えば、電子写真技術を用いたLBP(レーザビームプリンタ)や複写機等の画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関するものである。
従来より、画像形成装置における転写材の搬送ずれを補正する機構として、搬送される転写材の斜行量を検知し、2個の搬送ローラの回転比を変えることにより、転写材の斜行を修正する技術がある。
例えば、転写材の搬送方向と直行する方向に沿って2つの光学センサを設け、搬送される転写材を検知する時間差から転写材の斜行量を検出する発明が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、転写材の搬送方向と直行する方向に沿って、独立に駆動する2つの駆動ローラを設け、上述のように搬送される転写材の斜行量を検出した結果に基づき、2つの駆動ローラの駆動速度を独立に可変制御することで、斜行を補正する発明も提案されている(例えば特許文献2参照)。
あるいは、ライン型センサ(CIS)を使用して転写材送り方向の辺を検知して斜行度合を検出する検出手段が提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開平9−71349号公報
特開平10−212055号公報
特開2003−248410号公報
しかしながら、上記従来例では、斜行を検知するセンサや横レジを検知するセンサの取り付け精度、画像形成装置の紙詰まり処理や運送による振動の影響で、検出精度に誤差が生じるという問題がある。
また、斜行補正する2つの駆動ローラ径の個体差により補正精度に個体差が生じたり、耐久によるローラの磨耗劣化の影響により耐久後の補正精度が維持されないという問題がある。
さらには、転写材の紙種の違いにより補正時の転写材の追従性に差が生じるといった問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とする処は、斜行検知センサや横レジ検知センサの配置ずれや、独立した駆動ローラの補正精度差あるいは記録材の紙種の違いの影響を受けない安定した転写材の斜行補正の実施および安定した印字位置精度の獲得が可能な画像形成装置および画像形成装置の制御方法を提供することである。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その画像形成装置は以下の構成を備える。
転写材上に画像を形成する画像形成手段と、前記転写材を搬送する搬送手段と、前記転写材の搬送ずれを検知する搬送ずれ検知手段と、前記搬送ずれ検知手段の検知結果に基づいて前記転写材の搬送ずれを補正する搬送ずれ補正手段とを備えた画像形成装置において、前記搬送ずれ補正手段により搬送ずれが補正された転写材上に、所定のマークを形成するマーク形成手段と、前記搬送ずれ検知手段により、前記転写材の端部と前記マークとの位置関係を検出するマーク位置検出手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、斜行検知センサや横レジ検知センサの配置ずれや、独立した駆動ローラの補正精度差あるいは記録材の紙種の違いの影響を受けない安定した転写材の斜行補正の実施および安定した印字位置精度の獲得が可能な画像形成装置および画像形成装置の制御方法を提供することができる。
以下本発明の画像形成装置および画像形成装置の制御方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第一の実施形態)
[全体構成]
図1は第一の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。この画像形成装置は、画像形成装置本体10、折り装置40およびフィニッシャ50から構成される。また、画像形成装置本体10は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部11および画像形成手段としてのプリンタ部13から構成される。
[全体構成]
図1は第一の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。この画像形成装置は、画像形成装置本体10、折り装置40およびフィニッシャ50から構成される。また、画像形成装置本体10は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部11および画像形成手段としてのプリンタ部13から構成される。
イメージリーダ部11には、原稿給送装置12が搭載されている。原稿給送装置12は、原稿トレイ12a上に上向きにセットされた原稿を、先頭頁から順に1枚ずつ図中左方向に給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス上に搬送して所定位置に停止させる。続いて、この状態でスキャナユニット21を左側から右側へ走査させることにより原稿を読み取る。読み取り後、外部の排紙トレイ12bに向けて原稿を排出する。原稿読み取り方法は特にこれに限定されず、原稿を直接プラテンガラス上に設置して原稿読み取りを行う構成でもよい。
原稿の読み取り面がスキャナユニット21のランプからの光で照射され、その原稿からの反射光がミラー22、23、24を介してレンズ25に導かれる。このレンズ25を通過した光は、イメージセンサ26の撮像面に結像する。
そして、原稿の画像を主走査方向(原稿送り方向に対して垂直方向)に1ライン毎にイメージセンサ26で読み取りながら、スキャナユニット21を副走査方向(原稿送り方向)に搬送することによって原稿の画像全体の読み取りを行う。光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ26によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ26から出力された画像データは、図示しない画像信号制御部(画像処理回路)において所定の処理が施された後、プリンタ部13の図示しない露光制御部(レーザ制御回路)にビデオ信号として入力される。
プリンタ部13の露光制御部は、入力されたビデオ信号に基づき、レーザ素子(図示せず)から出力されるレーザ光を変調する。変調されたレーザ光は、ポリゴンミラー27によって走査されながら、レンズ28、29およびミラー30を介して感光ドラム31上に照射される。
感光ドラム31には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この感光ドラム31上の静電潜像は、現像器33から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット34、35、36、37、手差給紙部38または両面搬送パスから転写材としての用紙が給紙され、この用紙は搬送ベルトにより感光ドラム31と搬送ベルトの接する転写部に搬送される。感光ドラム31に形成された現像剤像は、転写部で給紙された用紙上に転写される。
現像剤像が転写された用紙は、定着部32に搬送され、定着部32は用紙を熱圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部32を通過した用紙は、フラッパおよび排出ローラを経てプリンタ部13から外部(折り装置40)に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン状態)で排出するときには、定着部32を通過した用紙をフラッパの切換動作により一旦、反転パス内に導き、その用紙の後端がフラッパを通過した後、用紙をスイッチバックさせて排出ローラによりプリンタ部13から排出する。
また、手差給紙部38からOHPシート等の硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成する場合、用紙を反転パスに導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ状態)で排出ローラにより排出する。
さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合、フラッパの切換動作により、用紙を反転パスに導いた後、両面搬送パスに搬送し、両面搬送パスに導かれた用紙を、前述したタイミングで転写部に再度給紙する。
プリンタ部13から排出された用紙は折り装置40に送られる。この折り装置40は、用紙をZ形に折りたたむ処理を行う。例えば、A3サイズやB4サイズのシートで、かつ折り処理が指定されている場合、折り装置40で折り処理を行う。それ以外の場合、プリンタ部13から排出された用紙は折り装置40を通過してフィニッシャ50に送られる。このフィニッシャ50には、画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ90が設けられている。フィニッシャ50では、製本処理、綴じ処理、穴あけ等の各処理が行われる。
[紙送りタイミングと画像書き出しタイミング]
図2は感光ドラムに至る紙搬送パスに配置された印字位置調整機構を示す図である。図において、2−5は用紙搬送パスである。31は前述した感光ドラムである。2−2は感光ドラム31に潜像を形成すべく感光ドラム31を露光走査するレーザ素子である。尚、このレーザ素子2−2の配置は便宜的に描かれており、実際の配置とは異なる。2−4a、2−4bは搬送ずれ検知手段としての斜行検知センサであり、用紙搬送パス2−5に沿って送られてくる用紙の斜行量を検知し、その斜行量に応じて搬送ずれ補正手段としてのスキューローラ(斜行補正ローラ)2−3a、2−3bによって斜行を補正する。スキューローラ2−3a、2−3bは用紙搬送パス2−5に沿って送る用紙を滞留させることなく感光ドラム31側に送り出す。2−6は斜行補正後の用紙の位置を検知するためのレジセンサであり、本実施形態では光学センサが用いられる。この用紙位置検知信号により、画像形成タイミング信号との同期をとっている。2−1は用紙の横端部を検知するために画像を読み取る画像読取センサ(イメージセンサ)であり、CCDやCIS(コンタクトイメージセンサ)が用いられる。本実施形態ではCISを用いた場合について説明する。
図2は感光ドラムに至る紙搬送パスに配置された印字位置調整機構を示す図である。図において、2−5は用紙搬送パスである。31は前述した感光ドラムである。2−2は感光ドラム31に潜像を形成すべく感光ドラム31を露光走査するレーザ素子である。尚、このレーザ素子2−2の配置は便宜的に描かれており、実際の配置とは異なる。2−4a、2−4bは搬送ずれ検知手段としての斜行検知センサであり、用紙搬送パス2−5に沿って送られてくる用紙の斜行量を検知し、その斜行量に応じて搬送ずれ補正手段としてのスキューローラ(斜行補正ローラ)2−3a、2−3bによって斜行を補正する。スキューローラ2−3a、2−3bは用紙搬送パス2−5に沿って送る用紙を滞留させることなく感光ドラム31側に送り出す。2−6は斜行補正後の用紙の位置を検知するためのレジセンサであり、本実施形態では光学センサが用いられる。この用紙位置検知信号により、画像形成タイミング信号との同期をとっている。2−1は用紙の横端部を検知するために画像を読み取る画像読取センサ(イメージセンサ)であり、CCDやCIS(コンタクトイメージセンサ)が用いられる。本実施形態ではCISを用いた場合について説明する。
上記レジセンサ2−6およびCIS2−1は斜行検知センサ2−4a、2−4bから副走査方向に距離L1(図3参照)だけ離れて感光ドラム31側に配置されている。
図3は紙送りタイミングと画像形成タイミングとの関係を示す図である。画像形成動作を行う際、前述したように、スキューローラ2−3a、2−3bから送り出された用紙は、用紙搬送パス2−5に沿って感光ドラム31側に搬送される。このとき、書き出し位置を調整するために、用紙の紙送り方向(副走査方向)のタイミング、およびこの紙送り方向に対して垂直方向(主走査方向)のタイミングを検知し、レーザ光による書き出しを制御する必要がある。
すなわち、レジセンサ2−6で用紙の先端位置が検知されてから用紙が距離L2だけ進んだときにレーザによる書き出しを開始することで、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができる。また、CIS2−1で用紙の横端位置(横レジ)が検知されると、ビームディテクタ(BD)3−2からCIS2−1の下端までの距離L3に、CIS2−1の下端から用紙の横端位置までの距離xを加えた距離(x+L3)が算出される。続いてビームディテクタ3−2によってレーザ光が検知されてから上記算出された距離(x+L3)だけレーザ光が主走査方向に振られた後、レーザによる書き出しを開始することで、主走査方向の画像の書き出し位置を調整することができる。
このようなレーザ光による副走査方向および主走査方向の画像書き出し位置の調整は、後述する補正制御手段としての補正制御回路6−8によって行われる。すなわち、補正制御回路6−8は、スキューローラ2−3a、2−3bで用紙の搬送を開始させた後、レジセンサ2−6からの検知信号に基づき、書き出しタイミング信号をレーザ制御回路6−5に出力する。レーザ制御回路6−5は、補正制御回路6−8から出力された書き出しタイミング信号に同期して、画像処理回路(図示せず)から送られてきた画像信号を基にレーザ素子2−2を駆動する。
ここで、本実施形態における斜行検知、斜行補正、横レジ検知及び横レジ補正について詳細に説明する。
[先端斜行検知方法]
図4に先端斜行量を検出する様子を示す。同図において、斜行検知センサ2−4a、2−4bにより用紙の斜行量を検出する。斜行検知センサ2−4a、2−4bは光学センサであり、反射型センサあるいは透過型センサでもよい。図4では用紙の斜行が原因で、まず斜行検知センサ2−4bが用紙のあることを検知し、さらに用紙を搬送すると斜行検知センサ2−4aが用紙のあることを検知する。搬送手段としての搬送ローラ4−1はパルスモータにより駆動されており、用紙の搬送スピードはステップ角と、パルスを出すタイミングとから計算することができる。さらに斜行検知センサ2−4a、2−4bそれぞれにおける用紙が通り抜けたタイミングを検知することで用紙の斜行量を計算することができる。
図4に先端斜行量を検出する様子を示す。同図において、斜行検知センサ2−4a、2−4bにより用紙の斜行量を検出する。斜行検知センサ2−4a、2−4bは光学センサであり、反射型センサあるいは透過型センサでもよい。図4では用紙の斜行が原因で、まず斜行検知センサ2−4bが用紙のあることを検知し、さらに用紙を搬送すると斜行検知センサ2−4aが用紙のあることを検知する。搬送手段としての搬送ローラ4−1はパルスモータにより駆動されており、用紙の搬送スピードはステップ角と、パルスを出すタイミングとから計算することができる。さらに斜行検知センサ2−4a、2−4bそれぞれにおける用紙が通り抜けたタイミングを検知することで用紙の斜行量を計算することができる。
用紙の斜行量をθ、斜行検知センサ2−4a、2−4b間の距離をL、用紙搬送速度をS、斜行検知センサ2−4aによる検知タイミングから2−4bによる検知タイミングまでの用紙検知時間のずれをTとすると、
θ=tan−1(L/ST)
から用紙の斜行量を計算する事ができる。
θ=tan−1(L/ST)
から用紙の斜行量を計算する事ができる。
[斜行補正方式]
上述の先端斜行検知方法で斜行量が検知された場合について説明する。
上述の先端斜行検知方法で斜行量が検知された場合について説明する。
上述のように、斜行検知センサ2−4a、2−4bの用紙検知時間のずれをT、用紙搬送速度をSとすると、斜行検知センサ2−4aの位置とセンサ2−4bの位置において距離STだけ用紙がずれていることになる。この用紙のずれをスキューローラ2−3a、2−3bの回転速度の速度比を変えることにより吸収し、用紙の斜行を補正する。スキューローラ2−3a、2−3bは各々独立に速度変更が可能なパルスモータにより駆動されている。また、別途説明するが、用紙がスキューローラ2−3a、2−3bに挟持されてから、斜行検知センサ2−4a、2−4bにて用紙を検知した段階で、搬送ローラ4−1の用紙に対する圧を解除する必要がある。
実際に用紙の斜行を補正する場合のスキューローラの速度比の決め方は次のようになる。
まず、速度比を決める条件として、レジセンサ2−6、CIS2−1に用紙が到達する前に斜行補正が終了する必要がある。この条件から、ある時間T1以内に補正を行うという時間制限が生じる。また、パルスモータの応答性、用紙表面の摩擦力(すべりやすさ)等の紙種による影響を考慮して補正スタートから終了までの時間をT2とする。
このとき2つのスキューローラ2−3a、2−3bの速度差ΔSは、
ΔS=(T×S)/T2
で求めることができる。
ΔS=(T×S)/T2
で求めることができる。
ここで求められた速度差に基づき、スキューローラ2−3a、2−3bの回転速度を変更することで、用紙の斜行を補正する。
[横レジ検知及び補正]
上述した斜行検知及び斜行補正が終了した後、図5に示したCIS2−1に用紙が搬送される。用紙先端がCIS2−1を通過してから所定時間経過後に、CIS2−1での読み取りを開始し、主走査方向書き出し側の用紙端部の位置を検知する。そして、本実施形態ではドラム中心位置を基準として、用紙の端部位置ずれを算出し、感光体ドラム31に対する主走査方向のレーザ書き出し位置を調整することで、用紙に対する画像のレジずれを補正する。
上述した斜行検知及び斜行補正が終了した後、図5に示したCIS2−1に用紙が搬送される。用紙先端がCIS2−1を通過してから所定時間経過後に、CIS2−1での読み取りを開始し、主走査方向書き出し側の用紙端部の位置を検知する。そして、本実施形態ではドラム中心位置を基準として、用紙の端部位置ずれを算出し、感光体ドラム31に対する主走査方向のレーザ書き出し位置を調整することで、用紙に対する画像のレジずれを補正する。
ドラム中心位置と一致するCISの画素位置をM、用紙端部検出位置をN、搬送される用紙の主走査方向の長さをR(単位は画素)とすると、
用紙端部位置ずれ量=(N−M)−(M+R/2) [画素]
と表すことができる。このずれ量をレーザ書き出しタイミングの補正値として加減算することで、用紙の主走査方向のずれを補正する。
用紙端部位置ずれ量=(N−M)−(M+R/2) [画素]
と表すことができる。このずれ量をレーザ書き出しタイミングの補正値として加減算することで、用紙の主走査方向のずれを補正する。
[制御回路の構成]
図6は、制御部の回路構成を示すブロック図である。制御回路6−1は、画像メモリ6−2、画像処理CPU6−3を有する画像処理部6−4、レーザ駆動制御回路6−5、スキューローラ駆動回路6−6、CIS駆動制御回路6−7、補正制御回路6−8、脱着モータ駆動回路6−10および本体制御CPU6−9を有する。
図6は、制御部の回路構成を示すブロック図である。制御回路6−1は、画像メモリ6−2、画像処理CPU6−3を有する画像処理部6−4、レーザ駆動制御回路6−5、スキューローラ駆動回路6−6、CIS駆動制御回路6−7、補正制御回路6−8、脱着モータ駆動回路6−10および本体制御CPU6−9を有する。
画像処理部6−4には、イメージスキャナ部11あるいはパソコンから送られてくる画像データを記憶する画像メモリ6−2、およびこの画像メモリ6−2に記憶された画像データを処理する画像処理CPU6−3が設けられている。
レーザ駆動制御回路6−5は、画像処理部6−4から出力される画像処理後のビデオデータ信号を基に、レーザ素子を駆動する信号を出力する。レーザ素子への駆動信号の出力タイミングは補正制御回路6−8からのタイミング信号に基づいて制御される。
CIS駆動回路6−7は、補正制御回路6−8からのタイミング信号に基づき、CISのON/OFF制御や読み取ったアナログ信号をデジタル信号に変換する制御などを行う。
脱着モータ駆動回路6−10は、スキューローラを駆動させる前に、スキューローラ以外の搬送シートを挟持している搬送ローラの圧解除を補正制御回路6−8からのタイミング信号に基づき行う脱着モータを駆動するドライブ回路である。
スキューローラ駆動回路6−6は、補正制御回路6−8で算出される斜行補正量に基づくスキューモータ制御信号に応じてモータを駆動するドライブ回路である。
[補正制御回路の構成]
図7は、補正制御回路6−8内の斜行補正制御に関する基本部分の構成を示すブロック図である。斜行量算出部7−2、斜行補正量算出部7−3、スキューモータ制御部7−4および脱着モータ制御部7−5から成る斜行制御系と、横レジずれ量算出部7−6、横レジ補正量算出部7−7から成る横レジ制御系と、各種制御タイミングをコントロールするタイミングコントロール部7−8を含む構成である。
図7は、補正制御回路6−8内の斜行補正制御に関する基本部分の構成を示すブロック図である。斜行量算出部7−2、斜行補正量算出部7−3、スキューモータ制御部7−4および脱着モータ制御部7−5から成る斜行制御系と、横レジずれ量算出部7−6、横レジ補正量算出部7−7から成る横レジ制御系と、各種制御タイミングをコントロールするタイミングコントロール部7−8を含む構成である。
斜行制御系の斜行量算出部7−2は、斜行検知センサ2−4a、2−4bのタイミング信号の入力タイミングの差を検出するためのカウンタを有しており、カウント値に基づき用紙の斜行量を算出する。
斜行補正量算出部7−3には、斜行量に応じたスキューローラ制御量を表す補正テーブル値が予め記憶されており、斜行量と照合することでスキューローラの制御ステップ数および回転方向を決定する。
スキューモータ制御部7−4では、斜行補正量算出部7−3で決定されたスキューローラの制御ステップ数と回転方向に基づき、スキューローラを駆動するスキューモータの制御信号を生成する。脱着モータ制御部7−5では、スキューモータ制御時に、補正する用紙がスキューローラ以外の搬送ローラで挟持されていると精度良く補正ができないため、対象とする搬送ローラの挟持圧を制御するための脱着モータを制御する信号を生成する。
横レジ制御系の横レジずれ量算出部7−6では、横レジ検知CISの読み取り信号に基づく用紙の主走査方向端部位置と予め決められた用紙端部の基準位置とを比較し、搬送される用紙の主走査方向端部ずれ量を算出する。
横レジ補正量算出部7−7では、用紙の主走査方向端部ずれ量に基づき、レーザの主走査方向書き出しタイミングを調整する量を決定する。
タイミングコントロール部7−8では、スキューモータ制御タイミング、脱着モータ制御タイミングおよびレーザ書き出しタイミングを制御する。
[斜行検知シーケンス]
図8は補正制御回路6−8の動作を示すタイミングチャートである。用紙搬送パスに沿って用紙がスキューローラ2−3a、2−3bまで搬送され、続いて斜行検知センサ2−4a、2−4bのどちらかが用紙の先端を検出するタイミング(タイミングa)で、本実施形態の斜行検知シーケンスが開始される。本実施形態では、斜行検知センサ2−4aが斜行検知センサ2−4bよりも先に用紙の先端を検出するという斜行状態を例にして、以下に説明する。
図8は補正制御回路6−8の動作を示すタイミングチャートである。用紙搬送パスに沿って用紙がスキューローラ2−3a、2−3bまで搬送され、続いて斜行検知センサ2−4a、2−4bのどちらかが用紙の先端を検出するタイミング(タイミングa)で、本実施形態の斜行検知シーケンスが開始される。本実施形態では、斜行検知センサ2−4aが斜行検知センサ2−4bよりも先に用紙の先端を検出するという斜行状態を例にして、以下に説明する。
斜行検知センサ2−4aが用紙の先端を検知すると、センサ2−4aタイミング信号が斜行量算出部7−2に入力され、斜行量算出部7−2内にあるカウンタにより一定周期のクロックによる計測を開始する。斜行検知センサ2−4bが用紙の先端を検知すると、センサ2−4bタイミング信号が斜行量算出部7−2に入力され(タイミングb)、斜行量算出部7−2内のカウンタはクロックの計測を停止する。計測されたカウンタ値は斜行量として斜行補正量算出部7−3に入力される。
そして、センサ2−4bタイミング信号(2nd先端タイミング)がタイミングコントロール部7−8に入力されると、タイミングコントロール部7−8はある一定の時間後(タイミングc)に圧解除タイミングを脱着モータ制御部7−5に出力する。脱着モータ制御部7−5にて搬送ローラを圧解除(離間)させたあと、スキューモータ制御部7−4へ斜行補正タイミングが出力され(タイミングd)、スキューモータ制御部7−4にて斜行補正が行われる。
斜行補正後に、センサ8−1を用紙が通過したら(タイミングf)、ある一定の時間後に(タイミングg)、タイミングコントロール部7−8から加圧タイミングが脱着モータ制御部7−5に出力され、搬送ローラの加圧(接触)が行われる。
そして、レジセンサ2−6によって用紙が検知されると(タイミングe)、タイミングコントロール部7−8は垂直同期信号VSYNCをレーザ制御回路に出力し、レーザ制御回路は垂直同期信号VSYNCを基に、垂直余白を考慮してレーザによる副走査方向の書き出し位置を調整する。図9はレーザによる書き出し位置調整を示す図である。
さらに、用紙の横端位置をCIS2−1により検知するわけであるが、レジセンサ2−6によって用紙が検知されると(タイミングe)、CIS2−1は横端検知モードの動作を開始する。CIS2−1により横端位置が検知されると、補正制御回路6−8はCIS2−1の動作を停止させ、水平同期信号HSYNCおよびクロックVCLKを基に、レーザによる主走査方向の書き出し位置を設定する(図9参照)。
これより本発明の特徴とする部分について説明する。
図10は斜行検知センサ2−4a、2−4bの取り付け配置がずれている状態を示している。上述した先端斜行検知方法に従い、斜行検知センサ2−4a、2−4bが用紙Pの先端を検知するタイミングの差から斜行量を算出する。
用紙の斜行量(斜行検知角度)をθ、斜行検知センサ2−4a、2−4b間の距離をL、搬送速度をS、斜行検知センサの取り付け配置ずれがない場合の2−4b検知から2−4a検知までの時間をT、配置ずれによる誤差時間をΔTとすると、
となり、誤差時間ΔTの影響で斜行補正量がずれることが明らかである。
となり、誤差時間ΔTの影響で斜行補正量がずれることが明らかである。
この検知結果に基づいて斜行補正を行うと、図示したように補正前よりも斜行を大きくさせてしまう場合がある。
また、補正ローラ2−3a表面が耐久により劣化すると、補正ローラ2−3bによる駆動力が補正ローラ2−3aの駆動力と一致せず、両方の補正ローラの補正バランスが崩れることになる。この状態を図11に示している。この場合、斜行検知センサ2−4a、2−4bによる検知結果に基づき補正を行っても、補正量を正確に制御することができない。図では補正した量に対して用紙が追従していない状態を表している。
これらの問題を解決するために、本実施形態においては、以下の方法で斜行検知誤差及び斜行補正誤差を検出する。
まず図10、11で示したようなセンサ配置ずれによる斜行検知誤差や補正ローラ表面の劣化等による斜行補正誤差がある状態で用紙Pの斜行を補正する。続いて誤差検知マーク形成手段としての誤差検知マーク形成装置(不図示)により補正後の用紙上に所定の誤差検知マークa、bを形成する。誤差検知マーク形成装置は、画像形成手段としてのプリンタ部13であってもよいし、用紙の排出部手前にインクジェット方式等のプリンタを設けてもよい。
その用紙を図12に示すように再び斜行検知センサ2−4a、2−4bで検知する。この時、斜行検知センサ2−4a、2−4bの検知信号は、図示したように用紙先端を検知するタイミングでLからHに切り替わり、形成した誤差検知マークa、bを検知するとLになる。
誤差検知マークa、bは用紙が斜行していても予め定められた位置に形成されるため、用紙と誤差検知マークa、bとの位置関係を検出することで、斜行補正制御の誤差成分が分かる。そこで、斜行検知センサ2−4a、2−4bが検知した信号を図15に示した補正制御回路6−8内のカウンタAにより測定し、誤差検出手段としての本体制御CPU6−9において、用紙先端から誤差検知マークa、bの中心までの距離に応じた値La、Lbとの差を算出する。これにより、斜行検知センサ配置ずれσによる斜行検知誤差と斜行補正誤差を含めた誤差量を検出する。
(斜行センサ配置ずれσ+斜行補正誤差)=La−Lb
本体制御CPU6−9は検出した誤差量を補正制御回路6−8内の斜行補正量算出部7−3(図7に図示)にフィードバックする。斜行補正量算出部7−3は誤差分を考慮してスキューモータ制御部7−4を介して補正ローラを駆動することで、補正誤差をキャンセルすることが可能となる。
本体制御CPU6−9は検出した誤差量を補正制御回路6−8内の斜行補正量算出部7−3(図7に図示)にフィードバックする。斜行補正量算出部7−3は誤差分を考慮してスキューモータ制御部7−4を介して補正ローラを駆動することで、補正誤差をキャンセルすることが可能となる。
続いて、横レジ検知及びその補正に適用した例を説明する。
以下、図13に示した斜行補正後の用紙の端部(搬送方向と直行する方向の端部)を検出する横レジ検知CISの配置ずれについて説明する。
画像形成装置の運送等による振動、衝撃あるいはユニット交換や脱着による振動よって、横レジ検知CIS2−1が図示したように正規位置に対しずれた場合(図中、斜線位置)、下流にある感光体ドラム31と横レジ検知CIS2−1との位置関係にずれが生じる。従って、横レジ検知CIS2−1が検出する用紙端部の位置に従って主走査方向の画像書き出しタイミングを補正すると、図13に表したように画像書き出し位置が横レジ検知CIS2−1のずれ分だけ、正規位置からずれてしまう。
こうした問題を解決するために、図14に示したように、横レジ検知CIS2−1がずれている状態で、用紙の所定の位置に誤差検知マーク形成装置により誤差検知マークCを形成する。この用紙を横レジ検知CIS2−1で再び検知して用紙端部からマークCの中心までの距離Xcと正しい基準距離Xdとの差を算出することで、横レジ検知CIS2−1の配置ずれが分かる。
本実施形態では、図15に示すように横レジ検知CIS2−1の検知信号を補正制御回路6−8内のカウンタBで測定し、本体制御CPU6−9で上記XcとXdの差を算出することで、横レジ検知CIS2−1の配置ずれを算出する。この時、補正誤差も含まれているが、主走査書き出し補正は画像クロック同期で調整するため、誤差は1画素未満となる。この1画素未満の誤差は耐久劣化や装置の運送等による影響もないため、主走査方向の補正誤差の主要因は横レジ検知CIS2−1の配置ずれとなる。従って、
横レジ検知CIS配置ずれγ=Xc−Xd
と表される。本体制御CPU6−9は、この誤差分を横レジ補正量算出部7−7(図7に図示)にフィードバックする。横レジ補正量算出部7−7はこの誤差分を考慮した横レジ補正量をタイミングコントローラ部7−8に通知することで誤差をキャンセルすることが可能となる。
横レジ検知CIS配置ずれγ=Xc−Xd
と表される。本体制御CPU6−9は、この誤差分を横レジ補正量算出部7−7(図7に図示)にフィードバックする。横レジ補正量算出部7−7はこの誤差分を考慮した横レジ補正量をタイミングコントローラ部7−8に通知することで誤差をキャンセルすることが可能となる。
続いて、斜行誤差調整モード及び横レジ誤差調整モードが行われるタイミングについて、図16、17に示したフローチャートに則して説明する。
図16に示した調整タイミング1について説明する。
まず、ユーザにより本体電源が投入されると(ステップS101)、定着部32の温度が所定値に達するまでのウォームアップ期間中に、濃度調整やクリーニングなど各種調整モードが実行される(ステップS102)。その後、本発明の特徴とする斜行検知及び補正における誤差を検出する斜行誤差調整モード(ステップS103)が行われる。検出した用紙の端部とマークとの距離が許容範囲内であるか否かを判別し(ステップS104)、範囲外である場合は警告表示を行う(ステップS110)。ステップS104にて許容範囲内であった場合には、検出した誤差分に基づき斜行補正量をオフセットする(ステップS105)。
続いて、横レジ誤差調整モードに移行し(ステップS106)、CISで検出した用紙の端部とマークの距離が許容範囲内にあるか否かを判別し(ステップS107)、範囲外である場合は、ステップS104の場合と同様に警告表示を行う(ステップS110)。ステップS107において許容範囲内である場合、検出した誤差に基づき横レジ補正量をオフセットする(ステップS108)。そして、JOBを受け付けるスタンバイ状態へと移行する(ステップS109)。以上のシーケンスにより、画像形成装置の運送による振動の影響や工場組立て時のセンサ取り付け精度等による斜行及び横レジ補正の精度バラツキや精度低下を防止することが可能となる。
次に図17に示した調整タイミング2について説明する。
まず、JOBを受け付けたら(ステップS201)、前回のJOB内容と比較して紙種が変更されているか否かを判別する(ステップS202)。ステップS202にて紙種が変更されていなければ、プリントを開始する(ステップS209)。
ステップS202にて紙種が変更されていた場合には、斜行誤差調整モードに移行する(ステップS203)。そして、検出したCIS配置ずれや補正手段の劣化等による斜行誤差が許容範囲内であるか否かを判別し(ステップS204)、範囲外である場合は、調整タイミング1の場合と同様で警告表示を行う(ステップS210)。ステップS204にて許容範囲内であった場合には、検出した誤差量に応じて斜行補正量をオフセットする(ステップS205)。
続いて、横レジ誤差調整モードに移行し(ステップS206)、調整タイミング1と同様に誤差が許容範囲内であるか否かを判別し(ステップS207)、警告表示にする(ステップS210)か、横レジ補正量をオフセットする(ステップS208)かを決定する。以上の工程にて、用紙に対する印字位置精度の調整が成された後、プリントを開始する(ステップS209)。
以上、調整タイミング2のシーケンスにより、厚紙と薄紙、光沢紙と普通紙などの紙種による違いから生じる補正制御の追従性の問題を解決することが可能となる。調整タイミングについてはこの限りではなく、装置構成に応じて、所望のタイミングで実施することができる。
以上、本実施の形態によれば、斜行検出センサの取り付け精度、装置の紙詰まり処理や運送による振動の影響で生じる検出誤差、あるいは斜行補正する2つの駆動ローラ径の個体差、耐久によるローラの磨耗劣化の影響による補正精度の個体差や耐久後の精度低下、さらには、紙種の違いにより補正時の追従性に差が生じるといった問題を解決し、安定した印字位置精度を得ることが可能な画像形成装置を提供することができる。
2−3a、2−3b スキューローラ(搬送ずれ補正手段に対応)
2−4a、2−4b 斜行検知センサ(搬送ずれ検知手段に対応)
4−1 搬送ローラ(搬送手段に対応)
6−8 補正制御回路(補正制御手段に対応)
6−9 本体制御CPU
13 プリンタ部(画像形成手段に対応)
2−4a、2−4b 斜行検知センサ(搬送ずれ検知手段に対応)
4−1 搬送ローラ(搬送手段に対応)
6−8 補正制御回路(補正制御手段に対応)
6−9 本体制御CPU
13 プリンタ部(画像形成手段に対応)
Claims (8)
- 転写材上に画像を形成する画像形成手段と、
前記転写材を搬送する搬送手段と、
前記転写材の搬送ずれを検知する搬送ずれ検知手段と、
前記搬送ずれ検知手段の検知結果に基づいて前記転写材の搬送ずれを補正する搬送ずれ補正手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記搬送ずれ補正手段により搬送ずれが補正された転写材上に、所定のマークを形成するマーク形成手段と、
前記搬送ずれ検知手段により、前記転写材の端部と前記マークとの位置関係を検出するマーク位置検出手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記転写材の主走査方向の端部位置を検知する主走査方向端部検知手段と、
前記主走査方向端部検知手段の検知結果に基づいて前記画像形成手段の主走査方向の画像書き出し位置を調整する補正制御手段とを備え、
前記マーク形成手段は、前記補正制御手段により画像書き出し位置が調整された転写材上に、所定のマークを形成し、
前記マーク位置検出手段は、前記主走査方向端部検知手段により、前記転写材の端部と前記マークとの位置関係を検出することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記マーク位置検出手段は、画像形成装置の本体電源投入後のウォームアップ期間中に前記位置関係の検出を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記マーク位置検出手段は、転写材の種類の変更指示があった場合に前記位置関係の検出を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記マーク位置検出手段により検出された位置関係が所定範囲外であった場合に、警告信号を発生する警告手段を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記搬送ずれ補正手段による転写材の搬送ずれの補正前に、前記搬送手段を転写材に対して離間させる離間手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 転写材上に画像を形成する画像形成手段と、前記転写材を搬送する搬送手段と、前記転写材の搬送ずれを検知する搬送ずれ検知手段と、前記搬送ずれ検知手段の検知結果に基づいて前記転写材の搬送ずれを補正する搬送ずれ補正手段と、マーク形成手段と、マーク位置検出手段とを備えた画像形成装置の制御方法であって、
前記マーク形成手段が、前記搬送ずれ補正手段により搬送ずれが補正された転写材上に、所定のマークを形成するステップと、
前記マーク位置検出手段が、前記搬送ずれ検知手段により、前記転写材の端部と前記マークとの位置関係を検出するステップとを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項7記載の画像形成装置の制御方法において、
前記画像形成装置が、前記転写材の主走査方向の端部位置を検知する主走査方向端部検知手段と、前記主走査方向端部検知手段の検知結果に基づいて前記画像形成手段の主走査方向の画像書き出し位置を調整する補正制御手段とを備え、
前記マーク形成手段が、前記補正制御手段により画像書き出し位置が調整された転写材上に、所定のマークを形成するステップと、
前記マーク位置検出手段が、前記主走査方向端部検知手段により、前記転写材の端部と前記マークとの位置関係を検出するステップとを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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