JP2010089868A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送不良や位置ズレを発生させることなく画像を形成することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体にシート搬送方向と直交する幅方向の位置をずらして収納される給紙カセット100,100’からそれぞれ搬送されたシートSの幅方向の側端位置を横レジ検知センサ35により検知し、横レジ検知センサ35からのシート側端位置情報に基づいて給紙カセット100,100’の幅方向の位置ずれ量を演算する。そして、演算された位置ずれ量の大きさが所定の大きさを超えた場合には、位置ずれ量を表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に画像形成装置本体に着脱自在に収納されるシート収納部の収納位置を補正するための構成に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成装置本体にシート収納部である給紙カセットを着脱自在に装着している。そして、画像形成時には、給紙カセットに収納されたシートをシート給送ローラにより送り出した後、シート搬送装置により、画像形成部に搬送するようにしている。ここで、シート搬送装置には、画像形成部に搬送するまでにシートの姿勢及び位置を合わせるために、シートの斜行及びシートのシート搬送方向と直交する方向(以下、幅方向という)のズレの補正を行う斜行補正部を備えたものがある。
近年、画像形成装置では、例えばコート紙、エンボス紙、超厚紙、超薄紙等の様々なシートが使用されるようになってきている。このため、画像形成装置においては、高生産性化だけでなく、使用されるあらゆる種類のシートに対応できるように、斜行補正の高速及び高精度化が要望されている。
そこで、このような斜行補正の高速及び高精度化のため、シートを一旦停止させずに搬送しながら斜行を補正するアクティブ斜行補正方式の斜行補正部が提案されている(特許文献1参照)。
図12は、このような従来のアクティブ斜行補正方式の斜行補正部の構成を示す図である。図12において、21、22は斜行補正ローラ対であり、この斜行補正ローラ対21,22は、周面の一部が切り欠かれた形状を有する斜行補正駆動ローラ21a,22aを備えている。30はレジローラ対であり、このレジローラ対30は幅方向に移動可能で、周面の一部が切り欠かれた形状を有するレジ駆動ローラ30aを備えている。
27a、27bは斜行補正ローラ対21,22のシート搬送方向上流側に設けられ、シートの斜行を検知する起動センサ、28a、28bは斜行補正ローラ対21,22のシート搬送方向下流側に設けられた斜行検知センサである。また、131はレジローラ対30のシート搬送方向下流側に設けられ、シートの先端を検知するレジセンサ、35はシートの幅方向の側端位置を検知する横レジ検知センサ、32はレジHPセンサ、34はレジシフトHPセンサである。
そして、このような構成の斜行補正部では、起動センサ27a,27b及び斜行検知センサ28a,28bがシートの先端を検知すると、検知タイミングに応じて斜行補正モータ23,24の駆動を開始する。これにより、図13の(a)に示すように、斜行補正ローラ対21,22が回転し、シートSを搬送しながらシートSの斜行補正が行われる。次に、図13の(b)に示すように、斜行補正駆動ローラ21a,22aが、切り欠き部がシートSに臨む位置となり、斜行補正ローラ対21,22によるシートSの挟持が解除された状態でレジローラ対30により先端レジスト、横端レジスト補正が行なわれる。
すなわち、シートSの先端がレジセンサ131に検知されると、不図示の感光体ドラム上の画像位置とシートSとの先端位置を一致させるようにレジモータ31を駆動し、レジローラ対30の回転制御を行う。また、横レジ検知センサ35からの検知信号に基づき横レジモータ33を駆動し、感光体ドラム上の画像位置とシートSと幅方向の位置を一致させるようにレジローラ対30を横移動させる。これにより、感光体ドラム上の画像に対するシートSの位置を正確に補正することができ、この後、繰り返しシート搬送を行うことができる。
ところで、このように構成した斜行補正部の場合、あらゆる種類のシートに対応して高速で高精度な位置補正が可能となるが、この結果、斜行補正部の下流では、同一位置に繰り返しシートが高速搬送されるようになる。このため、特にこれまでにないようなバリの大きい剛度の高いシートを長時間連続通紙すると、シートが斜行補正部の下流に位置する感光体ドラムの同一位置に搬送され、感光体ドラム表層が削れてしまう問題が発生する。
また、感光体ドラムを通過した後、シートは、同様に、感光体ドラムに形成されたトナー像をシートに定着させる定着部の定着ローラの同一位置に搬送される。ここで、この定着ローラの表層は、エンボス紙等のシートにも対応するように柔らかくなっているため、同一位置にシートが搬送されると、定着ローラ表層に傷がついて極端に寿命が短くなってしまう問題が発生してしまう。
そこで、従来は、例えば感光体ドラム上に形成する画像を所定量ずらすと共に、給紙カセットのセット位置(収納位置)をずらし、さらにレジローラ対30による幅方向のシート補正位置を所定量ずらしてシートを搬送するようにしている。これにより、同一箇所にシートが搬送されてローラ表層が傷付くのを防ぐようにしている。この場合、ローラ表層の傷による寿命を十分に延ばすには、シートの補正位置のずらし量を十分大きくとることが好ましい。
ここで、給紙カセットのセット位置がずれる場合があり、セット位置のズレ量が大きい場合、斜行補正部へ搬送されるシートのズレ量が大きくなる。そして、このように斜行補正部へ搬送されるシートのズレ量が大きくなると、ローラ表層寿命対策のためにシートの補正位置をずらす場合、ずらし量が大きくなる。
しかし、シートの補正位置を大きくずらす場合、シートが感光体ドラムに達する前に、レジローラ対30により、シートを所定の補正位置まで移動させることができない場合があり、この場合、搬送不良あるいは画像位置ズレが発生するおそれがある。このため、従来は、給紙カセットごとに紙位置検知センサを設けることで、給紙カセット位置、即ちシートの幅方向の位置を正確に検出し、カセット位置を調整するようにしている(特許文献2参照)。
特開昭61−233752号公報 特開2001−39546号公報
しかし、このような従来の画像形成装置において、給紙カセットごとに紙位置検知センサを設けた場合でも、各給紙カセットから斜行補正部に至るまでの搬送パス等のゆがみによりシート位置がずれてしまう場合がある。特に、近年の画像形成装置は、シート搬送方向上流側に何重連にも給紙デッキが装着され大型化しているため搬送パスが長くなり、給紙カセットから斜行補正部へ搬送されるシートのズレ量がさらに増大する。
つまり、搬送パス等のゆがみがある場合や、搬送パスが長くなる場合には、紙端検知センサでシートの位置を正確に検出しても、斜行補正部に達するまでにシート位置が大きくずれてしまう。そして、このようにシート位置が大きくずれた場合、定着ローラ表層寿命対策のためシート補正位置のずらし量を大きくとると、斜行補正部でシートを所定のシート補正位置まで移動することができない場合がある。この場合には、搬送不良あるいは画像位置ズレが発生しやすくなるなどの問題がある。
一方、シートに対してステイプル、整合、製本等を行うシート処理装置を備えた画像形成装置の場合、シート補正位置のずらし量を大きくとるようにすると、シートをシート処理装置に排出する際、シートが大きくずれた状態でシート処理装置に排出される。そして、この場合、シート処理装置において、整合不良やジャムなどの搬送不良が発生しやすくなるなどの問題がある。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、搬送不良や位置ズレを発生させることなく画像を形成することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成部と、前記画像形成部にシートを搬送するシート搬送部とを備えた画像形成装置において、装置本体に配置され、シート搬送方向と直交する方向の位置修正が可能なシート収納部と、前記シート収納部から搬送されたシートのシート搬送方向と直交する方向の側端位置を検知する検知部と、前記検知部からのシート側端位置情報に基づいて前記シート収納部のシート搬送基準からのシート搬送方向と直交する方向の位置ずれ量を演算する演算部と、前記シート収納部の前記搬送基準からの位置ずれ量を表示する表示部と、前記位置ずれ量を表示するよう前記表示部を制御する制御部と、を備えていることを特徴とするものである。
また本発明は、画像形成部と、前記画像形成部にシートを搬送するシート搬送部とを備えた画像形成装置において、装置本体に配置され、シート搬送方向と直交する方向の位置修正が可能な複数のシート収納部と、前記複数のシート収納部からそれぞれ搬送されたシートのシート搬送方向と直交する方向の側端位置を検知する検知部と、前記検知部からのシート側端位置情報に基づいて前記各シート収納部のシート搬送基準からの位置ずれ量を演算する演算部と、前記検知部のシート搬送方向下流側に設けられ、前記複数のシート収納部から搬送されたシートをシート搬送方向と直交する方向に移動させてシートの側端位置を補正する補正部と、を備え、前記制御部は前記演算部により演算された位置ずれ量の大きさが所定の大きさ以下の場合には、前記演算部により演算された位置ずれ量に応じてシートの側端位置を補正するよう前記補正部を制御することを特徴とするものである。
本発明のように、位置をずらして収納された複数のシート収納部の位置ずれ量の大きさが所定の大きさを超えた場合に位置ずれ量を表示することにより、搬送不良や画像位置ズレを発生させることなく画像を形成することができる。また、演算部により演算された位置ずれ量の大きさが所定の大きさ以下の場合には、演算された位置ずれ量に応じてシートの側端位置を補正することにより、搬送不良や画像位置ズレを発生させることなく画像を形成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成図である。
図1において、1000はプリンタであり、このプリンタ1000は、装置本体であるプリンタ本体1001と、プリンタ本体1001の上面に配されたスキャナ2000とを備えている。
ここで、原稿を読み取るスキャナ2000は、走査光学系光源201、プラテンガラス202、開閉する原稿圧板203を備えている。また、レンズ204、受光素子(光電変換素子)205、画像処理部206、画像処理部206にて処理された画像処理信号を記憶しておくためのメモリ部208等を備えた画像読取部2001を備えている。
そして、原稿を読み取る際には、プラテンガラス202の上に載置された不図示の原稿に走査光学系光源201によって光を照射することにより読み取るようにしている。そして、読み取った原稿像は画像処理部206により処理された後、電気的に符号化された電気信号207に変換されて作像手段たるレーザスキャナ111に伝送される。なお、画像処理部206にて処理され、符号化された画像情報を一旦メモリ部208に記憶させ、コントローラ120からの信号によって、必要に応じてレーザスキャナ111に伝送することもできる。
プリンタ本体1001は、シート給送装置1002と、シート給送装置1002により給送されたシートSを画像形成部1003に搬送するシート搬送装置1004と、プリンタ1000を制御するための制御手段たるコントローラ120等を備えている。またプリンタ本体1001の一方の側部にはプリンタ本体1001から排出されたシートSの処理を行うシート処理装置500が設けられている。
ここで、シート給送装置1002は、2つ(複数)の給紙カセット100,100’と、ピックアップローラ101と、フィードローラ102及びリタードローラ103とから成る分離部を備えている。そして、シート収納部である給紙カセット100,100’内のシートSは所定のタイミングで昇降/回転するピックアップローラ101と、分離部との作用によって1枚ずつ分離給送されるようになっている。なお、本実施の形態において、この2つの給紙カセット100,100’は、シート搬送方向と直交する幅方向の位置をずらしてプリンタ本体1001にセット(収納)されている。
シート搬送部を構成するシート搬送装置1004は、縦パスローラ対105(105a,105b)と、アシストローラ対10と、後述する斜行補正ローラ部1A及び横レジ補正部1Bを有する斜行補正部1とを備えている。
そして、シート給送装置1002から給送されたシートSは縦パスローラ対105により、上部が湾曲したガイド板106,107によって構成されるシート搬送通路108を通過した後、斜行補正部1に導かれる。この後、この斜行補正部1において、後述するように斜行及び幅方向のズレが補正された後にシートSは画像形成部1003に搬送される。
画像形成部1003は、電子写真方式のものであり、像担持体である感光体ドラム112、画像書き込み手段であるレーザスキャナ111、現像器114、転写帯電器115、分離帯電器116等を備えている。
そして、画像形成の際には、まずレーザスキャナ111からのレーザ光がミラー113によって折り返されて時計方向に回転する感光体ドラム上の露光位置112aに照射されることにより、感光体ドラム上に潜像が形成される。さらにこのようにして感光体ドラム上に形成された潜像は、この後、現像器114によってトナー像として顕像化されるようになっている。
なお、図1において、131は横レジ補正部1Bの下流に設けられたレジセンサであり、このレジセンサ131により、横レジ補正部1Bを通過したシートSを検知する。なお、レジセンサ131が横レジ補正部1Bを通過したシートSを検知すると、この検知信号に基づき、コントローラ120は後述するように例えばT秒後にシート先端信号(画先信号)をレーザスキャナ111へ送る。これにより、レーザスキャナ111によるレーザ光の照射が開始される。
次に、このようにして顕像化された感光体ドラム上のトナー像は、この後、転写部112bにおいて、転写帯電器115によりシートSに転写される。なお、感光体ドラム112のレーザ光照射位置112aから転写部112bまでの距離はlとなっている。
さらに、このようにトナー像が転写されたシートSは、分離帯電器116により感光体ドラム112から静電分離された後、搬送ベルト117により、定着装置118に搬送される。そして、定着装置118に設けられた定着ローラ118aと加圧ローラ118bとの定着ニップを通過する際、転写画像が永久定着される。なお、この定着ローラ118aの表層は、エンボス紙等のシートにも対応するように柔らかくなっている。
この後、画像が定着されたシートSは、搬送ローラ119及び排紙ローラ122によりシート処理装置500へ排出される。この後、シート処理装置500に排出されたシートSは、ステイプル等の処理が施された後、不図示のシート積載トレイへ排出、積載される。
なお、シート両面に画像を形成する場合には、片面に画像が形成されたシートを反転パス123及び両面パス126を経て、再度、画像形成部1003に搬送し、画像形成されていないシートSの裏面に画像を形成する。なお、このように表裏両方とも画像形成されたシートは、この後、排紙ローラ122によりシート処理装置500へ排出される。
次に、斜行補正部1について説明する。斜行補正部1は、図2に示すようにシートの斜行を補正する斜行補正ローラ部1Aと、シートの幅方向のズレを補正する横レジ補正部1Bを備えている。ここで、斜行補正ローラ部1Aは、幅方向に所定間隔を設けて配設された2つの斜行補正ローラ対21,22を備えている。
この斜行補正ローラ対21,22は、それぞれ周面に切り欠き部を有する駆動回転体である駆動ローラ21a,22aと、不図示の加圧バネにより駆動ローラ21a,22aに圧接する従動回転体である従動ローラ21b,22bにより構成されている。なお、駆動ローラ21a,22aには、斜行補正モータ23,24が連結されている。
また、斜行補正ローラ対21,22のシート搬送方向上流には、幅方向に所定間隔を設けて起動センサ27a,27bが設けられている。ここで、この起動センサ27a,27bはシートの斜行量を検出するためのものであり、この起動センサ27a,27bがシート先端を検知するタイミングに応じて斜行補正モータ23,24の駆動を開始する。そして、このように起動センサ27a,27bがシート先端を検知するタイミングに応じて斜行補正モータ23,24を駆動することにより、シートの斜行を補正することができる。
また、斜行補正ローラ対21,22のシート搬送方向下流には、斜行補正ローラ対21,22により、斜行が完全に補正されたかを検知する斜行検知センサ28a,28bが、幅方向に所定間隔を設けて設けられている。そして、この斜行検知センサ28a,28bにより、シートSの斜行が検知された場合、斜行補正ローラ対21,22により、再度、斜行補正を行う。なお、本実施の形態においては、シートの斜行は、シート先端の先行側を減速する先行側減速制御により補正する。
また、横レジ補正部1Bは、周面に切り欠き部を有する駆動回転体であるレジ駆動ローラ30aと、レジ駆動ローラ30aに対し不図示の加圧バネにより圧接する従動回転体であるレジ従動ローラ30bとにより構成されているレジローラ対30を備えている。そして、このレジ駆動ローラ30aは、レジモータ31に連結されている。
ここで、シフトローラを構成するレジ駆動ローラ30は軸方向にスライド可能に設けられており、レジ駆動ローラ30a(レジローラ対30)は、シフト駆動部であるレジシフトモータ33により幅方向に駆動される。また、このレジローラ対30のシート搬送方向上流側には、搬送するシートSの幅方向の位置である横レジ位置を検知するための検知部を構成する横レジ検知センサ35が配設されている。さらに、レジローラ対30のシート搬送方向下流側には、シートSの先端を検知するためのレジセンサ131が配置されている。
なお、図2において、25、26は斜行補正ローラ対21,22のHP(ホームポジション)を検知する斜行補正HPセンサである。530はシート処理装置500に設けられたシート処理ローラ対であり、このシート処理ローラ対530はシート処理駆動ローラ530aと、不図示の加圧バネによって加圧されているシート処理従動ローラ530bとにより構成されている。なお、シート処理駆動ローラ530aは処理シート搬送モータ531によりシート搬送方向に駆動される。
また、シート処理ローラ対530は、幅方向に移動可能となっており、このシート処理ローラ対530は処理シートシフトモータ533により幅方向に駆動するようになっている。また、シート処理ローラ対530の搬送方向上流側には、シートSの横レジ位置を検知するための処理シート横レジ検知センサ535が配設されている。
また、シート処理ローラ対530の下流には、シートSの先端を検知するための処理シート先端検知センサ536が配置されている。シート処理装置下流に不図示の積載処理装置が配置されている。なお、534は、シート処理ローラ対530の幅方向のホームポジション(HP)を検知する処理シートシフトHPセンサである。
ところで、本実施の形態において、搬送されてきたシートSの搬送されてきた各給紙カセットの横レジ位置情報(後述)及び給紙カセット毎の通紙カウント、シート処理装置500のシフト方向に応じて感光体ドラム上の露光位置をずらすようにしている。また、シートの補正位置を、後述する図5に示すように予め設定されたN0〜Nmaxのなかの所定位置にずらすようにしている。
なお、図3は、本プリンタ1000の制御ブロック図であり、コントローラ120(図1参照)に設けられたCPU120Aには、既述した斜行補正HPセンサ25,26、既述した起動センサ27a,27bからの検知信号が入力されるようになっている。また、この制御部であるCPU120Aには、斜行検知センサ28a,28b、レジHPセンサ32、レジシフトHPセンサ34、横レジ検知センサ35、レジセンサ131からの検知信号が入力されるようになっている。さらに、CPU120Aには、処理シートシフトHPセンサ534、処理シート先端検知センサ536、処理シート横レジ検知センサ535からの検知信号が入力されるようになっている。
一方、CPU120Aには、斜行補正モータ23,24、レジモータ31、レジシフトモータ33、レーザスキャナ111、処理シート搬送モータ531、処理シートシフトモータ533、カウンタ(メモリ)129、操作部130が接続されている。そして、CPU120Aは各センサからの検知信号及び操作部130からのコピー或いはプリント開始信号に基づいて各モータを駆動するようにしている。
なお、本実施の形態において、CPU120Aは、後述するように給紙カセット100、100’の位置ずれ量の大きさを演算する不図示の演算部を有している。また、操作部130は、不図示の表示部を備えており、後述するように給紙カセット100、100’の位置ずれ量の大きさが所定の大きさを超えた場合には、この不図示の表示部に位置ずれ量を表示するようにしている。なお、この位置ずれ量の所定の大きさは、レジローラ対30によるシートの幅方向の側端位置の補正が可能な大きさである。
そして、このCPU120A(コントローラ120)により、図4に示すような斜行補正及びレジ補正制御動作が行われる。
即ち、操作部130からコピー或いはプリント信号が入力されると、まず搬送されてくるシートSが収納されている各給紙カセットの幅方向の位置情報である横レジ位置情報及び給紙カセット毎の通紙カウント、シート処理装置の処理シフト方向を判断する。そして、これら横レジ位置情報等により、図5に示されるように予め設定されたN0〜Nmaxのなかからレシプロ位置を決定する(Step1)。この後、所定時間後、決定されたレシプロ位置に応じてレーザ露光を開始する(Step2)。
次に、このようなレシプロ・露光位置決定処理の後、斜行補正部1に搬送されたシートSの先端を起動センサ27a,27bが検出すると、それぞれの起動センサ27a,27bの検知タイミングを基準として斜行補正モータ23,24を起動する。また、起動センサ27a,27bの検知時間差より、シート先端の斜行量を算出し、補正量を演算する。そして、この演算された補正量に基づき、既述した先行側減速制御により、ローラニップ部が解除されていた斜行補正ローラ対21,22を回転させ、第1斜行補正を行う(Step3)。
次に、このような斜行補正ローラ起動制御&第1斜行補正制御処理の後、斜行検知センサ28a,28bがONするのを待つ(Step4)。そして、斜行検知センサ28a,28bがONすると(Step4のY)、それぞれの検知タイミングを基準としてシート先端の斜行量を算出して補正量を演算する。この後、演算された補正量に基づき、既述した先行側減速制御により、斜行補正モータ23,24を駆動して斜行補正ローラ対21,22を回転させ、第2斜行補正を行う(Step5)。
次に、このような第2斜行補正制御の後、斜行検知センサ(の遅れ側)基準でレジモータ31を起動する(Step6:レジローラ起動制御)、これによりローラニップ部が解除されていたレジローラ対30を回転させ、シートSを搬送する。この後、レジローラ対30によりシートSが挟持されると、斜行補正HPセンサ基準で、斜行補正ローラ対21,22のローラニップ部が解除された状態で、斜行補正モータ23,23をそれぞれ停止させる(Step7:斜行補正ローラHP停止制御)。
次に、レジセンサ131がシートを検知してONするのを待つ(Step8)。そして、レジセンサ131がシートを検知してONすると(Step8のY)、この後、横レジ検知センサ35によりシートSの側端位置を検知する(Step9)。次に、このような先レジ横レジ検知処理の後、レジセンサ131からの信号によりレジモータ31の速度演算を行う(Step10)。また、横レジ検知センサ35が検知した横レジ量に応じてレジシフトモータ33を起動する。
この後、本実施の形態においては、図5に示すように、横レジ検知センサ35の検知信号と、予めシートサイズ情報により設定されているN0〜Nmaxのレシプロ位置のうちの中心地Nmidとの差分を算出し、レジシフトモータ33による移動量を演算する。また、この差分から給紙カセット100の横レジズレ量を演算する(Step11)。なお、本実施の形態において、プリンタ1000のシート搬送基準は中央基準であり、給紙カセット100の横レジズレ量は、シート搬送方向の中央を基準とした場合における横レジズレ量である。
そして、この演算結果を次回制御するための情報としてStep1までフィードバックし、メモリ129に登録する。
なお、この演算は通紙毎に行い、移動平均等により随時、横レジズレ量の値を更新していく。特に、給紙カセットの開閉(取り外し)を検出し、シートサイズの変更やシート種類の変更が発生した場合には、これまでのジョブからズレ量が大きくなる可能性があるため、次のジョブが流されるときには一旦リセットし、横レジズレ量の値を更新する。
また、給紙カセット100の横レジズレ量を操作部130で表示させ、ズレ量が予め設定された範囲以内の時には、そのままジョブを続行させ、ズレ量が予め設定された範囲より大きい場合にはサービスマン等に再調整の必要を示すメッセージを表示させる。
次に、レジセンサ131の検知タイミングと、感光体ドラム112上にレーザ光が照射されたタイミングとの時間差を基にレジモータ31の変速制御を行い、感光体ドラム上の画像位置とシートSとの先端位置とを一致させる。また、横レジ検知センサ35の検知信号及び決定されたレシプロ位置を基に、レジシフトモータ33を制御し、感光体ドラム112上の画像位置とシートSの横レジ位置を一致させる(Step12)。
次に、このような先レジ横レジ補正制御の後、レジローラ対30によりシートSが転写部に搬送されると、レジHPセンサ32基準でレジローラ対39のローラニップ部が解除された状態で、レジモータ31を停止する(Step13)。これと同時に、レジシフトモータ33を起動し、補正方向とは逆方向にシフト移動し、レジシフトHPセンサ34がOFFすると、レジシフトモータ33を停止する(Step14)。
次に、このようなレジローラHP停止制御の後、ドラム112上の画像と高精度に位置補正されたシートSは、定着装置118に搬送された後、シート処理装置500に搬送される。この後、処理シート検知センサ536がシートを検知してONするのを待ち(Step15)、処理シート検知センサ536がONすると(Step15のY)、処理シート横レジ検知センサ535によりシート側端位置を検知する(Step16)。
次に、このような処理シート横レジ検知処理の後、処理シート横レジ検知センサ535の検知信号とシート処理装置500のシート処理位置情報とを基に、処理シートシフトモータ533による処理シートの移動量を演算する(Step17)。これにより、シート処理ローラ対530が処理方向に移動する。
なお、処理シートが通過すると、処理シートと次のシートとの間で再びシート処理シフトモータ533が起動され、シート処理ローラ対530は処理方向とは逆方向に移動し、シート処理シフトHPセンサ534が検知されると停止する(Step18)。
次に、このような処理シート&シフトHP停止制御処理の後、給紙カセット毎に通紙枚数がカウントアップされ、次回制御するための情報としてフィードバックされる(Step19)。
図6は通紙カウント(定着ローラ寿命)とレシプロ位置との関係を示す図である。なお、図6において、横軸はレシプロ位置一箇所辺りのカウント枚数である通紙カウント(定着ローラ寿命)、縦軸はレシプロ位置を示している。
ここで、本実施の形態においては、図5に示す給紙カセット100からのシートSは、図6に示すように定着装置118のレシプロ位置の中心地Nmidとレシプロ位置Nmaxとの間の範囲ΔLαを通過させるようにしている。また、本実施の形態においては、図5及び図6に示すように給紙カセット100から搬送されたシートSを、斜行補正部でレシプロ移動させた後、シート処理装置500により前奥2方向にソート排出するようにしている。
そして、このようにシート処理装置500によりソート排出する場合、給紙カセット100に対して設定されたレシプロ位置の方向と、シート処理装置500でのソート方向とが一致するようにレシプロ位置を決定している。
即ち、シート処理装置500により、前奥2方向にソート排出する場合、図6に示すように、給紙カセット100から搬送されるシートは、レシプロ位置Nα1〜Nα2の間で、奥側領域a、手前側領域bに分けられる。つまり、シート処理装置500によりソート排出する場合、シートを通過させる領域は、奥側ソートの場合は奥側領域aに、手前側ソートの場合は手前側領域bに割り当てられる。
ここで、給紙カセット100のセット位置がずれている場合があり、この場合、横レジ検知センサ35が検知するシートの側端位置と、予め給紙カセットのセット位置に応じて設定されている位置とが異なるようになる。なお、本実施の形態においては、図6に示すように、横レジ検知センサ35の検知位置と、予め給紙カセットのセット位置に応じて設定されているレシプロ位置の中心地Nmidとの差分ΔCαを給紙カセット100の横レジズレ量として算出(演算)している。
そして、このように差分ΔCαが生じた場合、この差分ΔCαを基に給紙カセット100からのシートのNα1〜Nα2の間のレシプロ位置が決定される。ここで、本実施の形態においては、このレシプロ位置は、給紙カセット100のズレ側に決定される。これにより、給紙カセット100がズレた場合でも、シート移動量が小さくなり、感光体ドラム上に形成されたトナー像に対応した位置にシートが達することができる。
なお、本実施の形態において、給紙カセット100の横レジズレ量(=ΔCα)が大きすぎる場合は、操作部等に給紙カセット100の横レジズレ量を表示し、サービスマンにより位置修正を行うように促す。また、横レジズレ量(=ΔCα)が十分でない場合には、給紙カセットの識別が困難になるため、この場合も、操作部等に給紙カセット100の横レジズレ量を表示し、サービスマンにより位置修正を行うように促す。
一方、図7及び図8は、給紙カセット100とは、幅方向の位置が異なる位置にセットされている給紙カセット100’から搬送されたシートSの斜行補正及びレジ補正制御動作を示す図及びプリンタの通紙カウントとレシプロ位置との関係を示す図である。
この場合も、図8に示すように、給紙カセット100’から搬送されるシートは、レシプロ位置Nβ1〜Nβ2の間で、奥側a、手前側bに分けられる。即ち、シートは、シート処理装置500による奥側ソートの場合は奥側aに、手前側ソートの場合は手前側bに割り当てられる。つまり、給紙カセット100’に対して設定されたレシプロ位置の方向と、シート処理装置500でのソート方向とが一致するようにレシプロ位置を決定している。
そして、この給紙カセット100’から搬送されたシートSにおいても、横レジ検知センサ35の検知位置と予め設定されている位置(レシプロ位置)の中心地Nmidとの差分ΔCβを給紙カセット100’の横レジズレ量として算出している。そして、この算出された横レジズレ量ΔCβを基に給紙カセット100’のNβ1〜Nβ2の間のレシプロ位置が決定される。なお、この場合も、このレシプロ位置は、給紙カセット100’のズレ側に決定される。
このように、本実施の形態においては、横レジ検知センサ35の検知信号(シート側端位置情報)に基づき、給紙カセット100,100’ごとに設定される斜行補正部1でのレシプロ位置を各給紙カセット100,100’のズレ方向に決定(変更)している。さらに、給紙カセット100,100’ごとに設定されたレシプロ位置の方向と、シート処理装置500でのソート方向とが一致するようにレシプロ位置を決定している。
これにより、定着装置118の定着ローラ118a(図2参照)でのレシプロ位置のずらし量を十分大きくとったとしても、斜行補正部1でのシート移動量やシート処理装置500でのシート移動量を小さくすることができる。
また、図9は、ある通紙ジョブにおいて、シートが給紙カセット100と給紙カセット100’とからそれぞれ搬送された場合のレシプロ位置の変遷を示した図である。なお、図9において、横軸はレシプロ位置一箇所辺りの通紙カウント(定着ローラ寿命)、縦軸はレシプロ位置を示している。
図9の(a)は、給紙カセット100と給紙カセット100’とを用いて1回ずつ通紙ジョブを行った後の状態を示しており、給紙カセット100の方からの通紙枚数が大きいことを示している。そこで、この場合は、図9の(b)に示すように、次のジョブでは、これまでの給紙カセット100のレシプロ位置Nα1〜Nα2、レシプロ距離Lαから、レシプロ位置Nα1’〜Nα2’、レシプロ距離Lα’へ拡大させている。
一方、給紙カセット100’にはレシプロ位置Nβ1〜Nβ2、レシプロ距離Lβから、レシプロ位置Nβ1’〜Nβ2’、レシプロ距離Lβ’へ縮小する変更を実施している。
さらに、これまでの通紙実績から、この後、図9の(c)に示すように、給紙カセット100はレシプロ位置Nα1’’〜Nα2’’、レシプロ距離Lα’’へ修正している。一方、給紙カセット100’はレシプロ位置Nβ1’’〜Nβ2’’、レシプロ距離Lβ’’へ修正している。そして、この修正を、レシプロ位置での通紙枚数が等しくなるようにフィードバック制御を繰り返し実施する。これにより、定着ローラの寿命を最大限に延ばすことが可能となる。
また、図10は給紙カセット100,100’,100’’が3段ある場合を示している。なお、図10において、(1)〜(9)は、通紙ジョブにおけるレシプロ位置を示している。そして、最初の3つの通紙ジョブ(1)〜(3)は、それぞれの3段の給紙カセット100,100’,100’’からのシートのレシプロ位置を示している。
また、次の3つの通紙ジョブ(4)〜(6)は、最初の3つの通紙ジョブ(1)〜(3)におけるシートのレシプロ位置を修正したシートのレシプロ位置を示している。さらに、次の3つの通紙ジョブ(7)〜(9)は、3つの通紙ジョブ(4)〜(6)におけるシートのレシプロ位置を修正したシートのレシプロ位置を示している。
ここで、通紙ジョブ(9)は、各レシプロ位置での通紙カウントが定着ローラ寿命に達した場合を示している。この場合は、通紙カウントが定着ローラ寿命に達していないJの方向に移動しながら、通紙を続行し、全レシプロ位置で通紙カウントが定着ローラ寿命に達するようにしている。
なお、図10では、給紙カセットが3つの場合について説明したが、同様の効果が得られれば給紙カセットの数を限定するものではない。また、給紙カセットの横レジズレについて説明してきたが、一方が両面パスで両面パスからの横レジズレ量を利用した場合でも同様の効果が得られる。
以上説明したように、本実施の形態では、幅方向の位置をずらして収納される複数の給紙カセットからそれぞれ搬送されたシートの側端位置を横レジ検知センサ35により検知し、給紙カセットの幅方向の位置ずれ量を演算する。さらに、演算された位置ずれ量の大きさが所定の大きさを超えた場合には、CPU120Aは表示部を制御し、位置ずれ量を表示するようにしている。そして、このように給紙カセット100、100’の位置ずれ量を表示することにより、サービスマンは給紙カセット100、100’の位置ずれを修正することができ、これにより搬送不良や画像位置ズレを発生させることなく画像を形成することができる。
また、本実施の形態では、給紙カセットの幅方向の位置ずれ量に応じて給紙カセットごとに設定される斜行補正部でのレシプロ位置を各給紙カセットのズレ方向に補正するようにしている。さらには、各給紙カセットに設定されたレシプロ位置の方向と、シート処理装置でのソート方向とが一致するようにレシプロ位置を補正するようにしている。これにより、斜行補正部でのレシプロ位置のずらし量を十分大きくとったとしても、斜行補正部でのシート移動量やシート処理装置でのシート移動量を小さくすることができる。
さらに、各通紙ジョブごと各給紙カセットごとに設定された斜行補正部でのレシプロ位置を見直すことで、上流工程・下流工程での搬送不良を起こすことなく定着ローラ表層傷による寿命を十分に得ることが可能となる。
なお、これまでは、所謂アクティブレジ方式の斜行補正部を例に説明を行ったが、例えば、斜送ローラ対により斜行したシートを突き当て板に突き当て斜送を補正する、所謂斜送レジ方式の斜行補正部にも適用することができる。
図11は、このような斜送レジ方式の斜行補正部の構成を示す図である。図11において、401はシートSを斜送する斜送ローラ対、403は斜送ローラ対401により斜送されたシートSと突き当たってシートの側端位置を規制する規制部材である突き当て板である。そして、このような斜行補正部では、斜送モータ402により駆動される斜送ローラ対401により、斜行したシートSを突き当て板403に突き当てシートの斜送を補正する。
ここで、このような斜送レジ方式の場合、既述したアクティブレジ方式のように各給紙カセットからのシートの横レジずれ量を検出するのではない。各給紙カセットを、予めある設定の横レジズレが発生する位置に調整すると共に、予め調整された横レジズレ量に応じて突き当て板403を予め移動しておく。そして、斜送レジにより搬送方向手前にシフトしたシート先端をレジセンサ131により先端を検出後、レジローラ対30によりシートSを搬送方向奥側にシフトすることで同様の効果が得られる。
なお、この斜送レジ方式の斜行補正部の場合、突き当て板403に突き当たるシートを検知する不図示のセンサが設けられている。そして、給紙カセット100のセット位置がずれている場合、不図示のセンサは、所定時間が経過しても突き当て板403に突き当たるシートを検知しない。
この場合、この後、CPU120Aはセンサがシートを検知するまでの時間に基づき、給紙カセット100の横レジズレ量を求める。そして、演算された位置ずれ量の大きさが所定の大きさ以上の場合には操作部等に給紙カセット100の横レジズレ量を表示し、サービスマンにより位置修正を行うように促す。また、演算された位置ずれ量の大きさが所定の大きさ以下の場合には、演算された位置ずれ量の大きさに応じて不図示のシフト機構部を制御し、所定時間が経過するまでにシートが突き当て板403に当接するよう突き当て板403の位置を調整(補正)する。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成図。 上記プリンタのシート搬送装置に設けられた斜行補正部の構成を説明する図。 上記プリンタの制御ブロック図。 上記斜行補正部による斜行補正及びレジ補正制御動作を示すフローチャート。 上記斜行補正部の斜行補正及びレジ補正制御動作を示す第1の図。 上記プリンタの通紙カウント(定着ローラ寿命)とレシプロ位置との関係を示す第1の図。 上記斜行補正部の斜行補正及びレジ補正制御動作を示す第2の図。 上記プリンタの通紙カウント(定着ローラ寿命)とレシプロ位置との関係を示す第2の図。 上記斜行補正部の通紙ジョブにおいて、シートが2つの給紙カセットからそれぞれ搬送された場合のレシプロ位置の変遷を示す図。 上記斜行補正部の通紙ジョブにおいて、シートが3つの給紙カセットからそれぞれ搬送された場合のレシプロ位置の変遷を示す図。 上記プリンタのシート搬送装置に設けられた他の構成に係る斜行補正部の斜行補正及びレジ補正制御動作を示す図。 従来のアクティブ斜行補正方式の斜行補正部の構成を示す図。 従来のアクティブ斜行補正方式の斜行補正部の動作を説明する図。
符号の説明
1 斜行補正部
1A 斜行補正ローラ部
1B 横レジ補正部
21,22 斜行補正ローラ対
30 レジローラ対
33 レジシフトモータ
35 横レジ検知センサ
100,100’ 給紙カセット
112 感光体ドラム
118 定着装置
118a 定着ローラ
120A CPU
130 操作部
401 斜送ローラ対
403 突き当て板
500 シート処理装置
1000 プリンタ
1001 プリンタ本体
1003 画像形成部
1004 シート搬送装置
S シート

Claims (7)

  1. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを搬送するシート搬送部とを備えた画像形成装置において、
    装置本体に配置され、シート搬送方向と直交する方向の位置修正が可能なシート収納部と、
    前記シート収納部から搬送されたシートのシート搬送方向と直交する方向の側端位置を検知する検知部と、
    前記検知部からのシート側端位置情報に基づいて前記シート収納部のシート搬送基準からのシート搬送方向と直交する方向の位置ずれ量を演算する演算部と、
    前記シート収納部の前記シート搬送基準からの位置ずれ量を表示する表示部と、
    前記位置ずれ量を表示するよう前記表示部を制御する制御部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを搬送するシート搬送部とを備えた画像形成装置において、
    装置本体に配置され、シート搬送方向と直交する方向の位置修正が可能な複数のシート収納部と、
    前記複数のシート収納部からそれぞれ搬送されたシートのシート搬送方向と直交する方向の側端位置を検知する検知部と、
    前記検知部からのシート側端位置情報に基づいて前記各シート収納部のシート搬送基準からの位置ずれ量を演算する演算部と、
    前記検知部のシート搬送方向下流側に設けられ、前記複数のシート収納部から搬送されたシートをシート搬送方向と直交する方向に移動させてシートの側端位置を補正する補正部と、を備え、
    前記制御部は前記演算部により演算された位置ずれ量の大きさが所定の大きさ以下の場合には、前記演算部により演算された位置ずれ量に応じてシートの側端位置を補正するよう前記補正部を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記位置ずれ量の所定の大きさは、前記補正部によるシートの側端位置の補正が可能な大きさであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記シート収納部から搬送されるシートの枚数をカウントするカウンタを備え、
    前記制御部は、前記カウンタのカウント枚数と前記演算部により演算された前記複数のシート収納部の前記位置ずれ量に応じて前記補正部によるシートのシート搬送方向と直交する方向の補正量を変更することを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記補正部のシート搬送方向に下流に設けられ、画像が形成されたシートを処理する少なくとも2つのシート搬送方向と直交する方向の位置が異なるシート処理位置を有するシート処理装置を備え、
    前記制御部は、前記演算部により演算された位置ずれ量と前記シート処理装置のシート処理位置情報に応じて前記補正部によるシートのシート搬送方向と直交する方向の補正量を変更することを特徴とする請求項2又は3記載のシート搬送装置。
  6. 前記補正部は、前記複数のシート収納部から搬送されたシートの斜行を補正する斜行補正ローラと、前記斜行補正ローラにより斜行が補正されたシートをシート搬送方向と直交する方向にシフトさせるシフトローラと、前記シフトローラをシフトさせるシフト駆動部とを備え、
    前記制御部は前記演算部により演算された位置ずれ量の大きさに応じて前記シフトローラをシート搬送方向と直交する方向にシフトさせるよう前記シフト駆動部を制御することを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正部は、前記複数のシート収納部から搬送されたシートを斜送する斜送ローラと、前記斜送ローラにより斜送されたシートを当接してシートのシート搬送方向と直交する方向の側端位置を規制する規制部材と、前記規制部材を幅方向にシフトさせるシフト機構と、を備え、
    前記制御部は前記演算部により演算された位置ずれ量の大きさに応じて前記規制部材をシート搬送方向と直交する方向にシフトさせるよう前記シフト機構を制御することを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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