JP2001058741A - シート搬送装置及び画像形成装置及び画像読取装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置及び画像読取装置

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JP2001058741A
JP2001058741A JP11233801A JP23380199A JP2001058741A JP 2001058741 A JP2001058741 A JP 2001058741A JP 11233801 A JP11233801 A JP 11233801A JP 23380199 A JP23380199 A JP 23380199A JP 2001058741 A JP2001058741 A JP 2001058741A
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Saijiro Endo
才二郎 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、部品の耐久劣化等に起因する性能
低下を改善し、シートの斜行補正を高精度のまま長期間
維持することが出来るシート搬送装置及びこれを備えた
画像形成装置及び画像読取装置を提供することを可能に
することを目的としている。 【解決手段】 モータ32,33により独立して回転制御さ
れるアクティブレジストローラ28,29に対して圧接され
るコロ30,31がスラスト方向に移動可能に配置され、シ
ートPの斜行量を検知するために任意に選択して使用出
来る3つのシートセンサ34,35,36を配置して構成した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置及びスキャナ等の画
像読取装置に装備されるシート搬送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置のデジタル化により
搬送されるシート間の離間距離を小さくすることにより
処理速度が高速化しており、これに伴いシートが給送さ
れる際に発生する斜行を短時間で補正する必要がある。
【0003】従来の斜行補正手段としては、停止したロ
ーラ対のニップ部にシートの先端を突き当てて斜行を補
正するものがあるが、シート間の離間距離が小さい場合
には対応が困難であるため、最近ではシートが給送され
る際に発生する斜行を短時間で補正する手段としてシー
トを搬送しつつ斜行を補正する所謂アクティブレジスト
レーション方式と称する斜行補正手段が用いられてい
る。
【0004】アクティブレジストレーション方式は、例
えば、図8に示すように、画像形成手段となる感光体ド
ラム100の手前でシート搬送方向(図8の左側から右側
に向かう方向)と略直交する方向(シート幅方向)に2
つのセンサ101a,101bを配置し、搬送されるシートPの
先端がセンサ101a,101bを通過する際の検知信号に基づ
いてシートPの斜行量を検知する。
【0005】その後、感光体ドラム100の手前でシート
幅方向の同軸上に所定間隔を有して配置され、モータ10
2a,102bにより夫々独立して駆動制御されるレジストロ
ーラ対103a,103bによるシートPの搬送量をセンサ101
a,101bにより検知された斜行量に応じて制御してシー
トPの斜行を補正する。
【0006】レジストローラ対103a,103bによるシート
Pの搬送量の制御は、例えば、図8の破線で示す状態に
斜行したシートPを補正するために一方側(進んだ側)
のレジストローラ対103bの搬送速度を他方側(遅れた
側)のレジストローラ対103aの搬送速度よりも遅くす
る。或いはレジストローラ対103aの搬送速度をレジスト
ローラ対103bの搬送速度よりも速くすることで図8の実
線で示すようにシートPの斜行を補正する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、レジストローラ対103a,103bによるシート
Pの搬送量を変化させるためには該レジストローラ対10
3a,103bにおいてシートPの挟持力がある程度確保され
ていることが要求され、駆動制御されるレジストローラ
対103a,103bの回転数にシートPの搬送量が正確に対応
することが前提となっている。
【0008】一方、ローラ対によりシートPを搬送する
場合、シートPを搬送する駆動ローラと、該駆動ローラ
に圧接して従動する従動ローラとが接触する部位におい
てはローラの摩耗(削れや滑り)等の劣化が発生する。
こうした劣化はレジストローラ対103a,103bにおけるシ
ートPの挟持力を弱め、シートPの搬送量の制御能力を
低下させるため、その結果、所望する斜行量を補正する
ことが出来ない虞がある。
【0009】ローラ対の挟持力を高め、シートPの搬送
量を正確に制御出来るようにするためにローラの材質と
して通常のネオプレン(登録商標)ゴムのような材質で
作成されたローラではなく金属を材料とした所謂ハード
ローラを用い、その表面をブラスト処理等により粗くし
て用いる場合がある。
【0010】このような場合でも耐久劣化に起因する問
題が発生する。即ち、せっかくローラの表面を粗くして
も多数枚のシートPを搬送するうちに、その表面の凹凸
がなくなってしまうためローラ対によるシートPの挟持
力が確保出来なくなり、所定の斜行量だけ補正する制御
が出来なくなってしまうという問題が同様に発生する。
【0011】こうしたローラの物理的な状態劣化により
引き起こされる問題の他にもシートPの斜行量を検知す
るシート検知手段に関して以下のような問題が発生す
る。
【0012】シートPの端部を検知して該シートPの斜
行量を検知する手段としてはLED(発光ダイオード)
等の光学素子を用いたシート検知手段が広く用いられて
いる。しかしながら、こうしたLED等のシート検知手
段はシートPの静電チャージアップ等による放電が原因
で破損する場合が有り、その他に外部からの衝撃が加え
られなくとも経時的な劣化により部品寿命となる。
【0013】シート検知手段が破損或いは寿命になった
場合にはサービスマンによるシート検知手段となる部品
の交換を待つしかなく、その間は装置本体を稼働するこ
とが出来なくなって稼働効率が低下するという問題があ
る。
【0014】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、部品の耐久劣化等に起因する
性能低下を改善し、シートの斜行補正を高精度のまま長
期間維持することが出来るシート搬送装置及びこれを備
えた画像形成装置及び画像読取装置を提供せんとするも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るシート搬送装置の代表的な構成は、シー
ト搬送方向と略直交する方向の軸上に所定間隔を有して
配置された複数の回転体対と、前記複数の回転体対を夫
々独立に駆動する駆動手段と、シートの斜行量を検知す
るための複数のシート検知手段とを有し、前記回転体対
のニップ部の配置位置及び/または前記シート検知手段
相互の配置位置が相対的に移動可能で、且つそれ等の位
置に応じて前記複数の回転体対によるシートの搬送量を
夫々制御可能であることを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、回転体対のニップ部の
配置位置を移動可能とした場合には、経時変化により回
転体対のニップ部が摩耗等により劣化した時、該回転体
対のニップ部の配置位置を移動して未だ劣化していない
部位で新しいニップ部を構成することが出来る。
【0017】また、シート検知手段相互の配置位置を移
動可能とした場合には、シート検知手段が故障したり経
時変化により劣化した時、該シート検知手段相互の配置
位置を移動して未だ故障や劣化していないシート検知手
段を用いて新しいシート検知手段を構成することが出来
る。
【0018】そして、上記新しいニップ部や新しいシー
ト検知手段の位置に応じて複数の回転体対によるシート
の搬送量を夫々制御することでシートの斜行を補正する
ことが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート搬送
装置及びこれを備えた画像形成装置及び画像読取装置の
一例として複写機及びスキャナに適用した場合の一実施
形態を具体的に説明する。図1は本発明に係るシート搬
送装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図、
図2は本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態の構
成を示す模式斜視図、図3は第1実施形態において複数
のシート検知手段によりシートを検知した時の検知信号
を示す図である。
【0020】先ず、図1を用いて本発明に係るシート搬
送装置を備えた画像形成装置の構成について説明する。
図1において、原稿台ガラス1上に原稿面を下向きにし
て載置された原稿の原稿画像を光学読取系2が図1の左
右方向に走査されて画像情報が読み取られる。
【0021】そして、図示しないコントローラによりレ
ーザ発振器に信号が送られ、画像情報に応じてレーザ光
が発せられる。次にこのレーザ光が回転しているポリゴ
ンミラー3に反射し、更に反射ミラー4に反射して再び
折り返されることで表面が一様に帯電された画像形成手
段となる電子写真感光体ドラム5の表面に照射される。
【0022】これにより感光体ドラム5の表面に画像情
報に応じた静電潜像が形成され、現像機6によりトナー
が供給されてトナー画像が形成される。
【0023】一方、給送トレイ7a,7bに収容された
紙や合成樹脂等で構成されるシートPはピックアップロ
ーラ8a,8bにより選択的に繰り出され、フィードロ
ーラ9a,9b及びリタードローラ10a,10bにより1
枚ずつ分離給送されて搬送ローラ対11により搬送され、
詳しくは後述するシート搬送装置であって複数の回転体
対を有するアクティブレジストローラ対12(12a,12
b)によりシートPが搬送されつつ斜行が補正され、感
光体ドラム5の回転に合わせたタイミングで感光体ドラ
ム5と該感光体ドラム5に対向する転写ローラ13との間
に送られる。
【0024】そして、転写ローラ13の作用により感光体
ドラム5の表面に形成されたトナー画像がシートPに転
写された後、搬送ベルト14により定着装置15に導かれ
る。そして、定着ローラ15aと加圧ローラ15bとにより
挟持搬送される際に加熱、加圧処理されてトナー画像が
シートPに永久定着される。
【0025】定着装置15から排出されたシートPはフラ
ッパ16aを適宜切り換えることで両面パス17に導かれて
表裏面が反転し、搬送ローラ対18により搬送されて再給
送されるか排出され、更にフラッパ16bを適宜切り換え
ることで排出ローラ対19に挟持搬送されて画像面が上向
きのフェイスアップで排出トレイ22上に排出されるか、
排出ローラ対19に挟持された状態で該排出ローラ対19が
逆転し、排出ローラ対20,21により挟持搬送されて画像
面が下向きのフェイスダウンで排出トレイ23上に排出さ
れる。
【0026】また、手差しトレイ24にセットされたシー
トPは給送ローラ25により給送されて搬送ローラ対11に
よりアクティブレジストローラ対12(12a,12b)に搬
送され、該アクティブレジストローラ対12(12a,12
b)においてシートPが搬送されつつ斜行が補正され、
感光体ドラム5の回転に合わせたタイミングで感光体ド
ラム5と該感光体ドラム5に対向する転写ローラ13との
間に送られて前述と同様にトナー画像が形成された後、
画像定着を行って機外に排出される。
【0027】図2に示すアクティブレジストローラ対12
a,12bは、シートPが給送される際に発生する斜行を
短時間で補正することが出来る斜行補正手段であり、シ
ートPを搬送しつつ斜行を補正する所謂アクティブレジ
ストレーション方式により構成されたものである。
【0028】アクティブレジストローラ対12a,12b
は、シート搬送方向である図2の矢印a方向と略直交す
る方向(シート幅方向)で同軸上に配置された回転駆動
軸26,27に夫々固定され、互いに所定の間隔を有して配
置された回転体となるアクティブレジストローラ28,29
と、該アクティブレジストローラ28,29の軸方向所定の
部位に夫々圧接して従動回転自在に軸支された従動回転
体となるコロ30,31とにより複数の回転体対を構成して
いる。
【0029】アクティブレジストローラ28,29は駆動手
段となるモータ32,33により夫々独立して回転駆動さ
れ、モータ32,33は図示しない制御装置により制御され
るようになっている。
【0030】アクティブレジストローラ28,29は、その
材質がステンレスやアルミニウム等の金属で成形されて
おり、その表面はブラスト処理等により所定の粗さに仕
上げられている。
【0031】また、アクティブレジストローラ28,29
は、その軸方向の長さが該アクティブレジストローラ2
8,29に圧接されるコロ30,31の軸方向の長さの少なく
とも2倍以上の寸法を有して構成されており、コロ30,
31とアクティブレジストローラ28,29とのニップ部の配
置位置が少なくとも2通り以上変えられるようになって
いる。
【0032】また、コロ30,31は図示しない移動手段に
より軸方向(シート幅方向)に移動可能に構成されてお
り、例えば、図2の実線で示す位置(ニップ部のシート
幅方向の離間距離L)から破線で示す位置(ニップ部
のシート幅方向の離間距離L )に相対的に移動するこ
とでアクティブレジストローラ28,29とコロ30,31との
夫々のニップ部の配置位置を相対的に移動出来るように
なっている。
【0033】アクティブレジストローラ28,29の間に
は、シートPの斜行量を検知するための複数のシート検
知手段となるシートセンサ34,35,36が夫々所定の間隔
を有してシート幅方向に順次配置されている。本実施形
態では、例えば図2に示すようにシートセンサ34,36の
シート幅方向の離間間隔がM、シートセンサ35,36の
シート幅方向の離間間隔がM(M>M)としてい
る。
【0034】シートセンサ34,35,36は、搬送されるシ
ートPの下面側にLED(発光ダイオード)等の発光素
子34a,35a,36aが配置され、該シートPの上面側に
受光素子34b,35b,36bが夫々配置されている。
【0035】また、搬送されるシートPの下面側で発光
素子34a,35a,36aの上方には所定の幅のスリット37
aが形成されたスリット板37が配置されており、発光素
子34a,35a,36aから出射された光はスリット板37の
スリット37aを夫々通過して受光素子34b,35b,36b
により検知される。スリット37aを介在させることでシ
ートPの端部位置を精度良く検知することが出来るもの
である。
【0036】シートPがアクティブレジストローラ対12
a,12bに進入して該シートPの先端が発光素子34a,
35a,36aと受光素子34b,35b,36bとの間の光路を
遮断すると、シートセンサ34,35,36が夫々所定のタイ
ミングでOFFとなり、その時間差に基づいてシートP
の斜行量が測定される。
【0037】図3は斜行したシートPがシートセンサ3
4,35,36により検知された時の検知信号の一例を示
す。先ず、シートセンサ34がシートPの先端を検知して
OFFとなり、そのT時間後にシートセンサ35が該シ
ートPの先端を検知してOFFとなり、シートセンサ34
がシートPの先端を検知してOFFとなってからT
(T >T)時間後にシートセンサ36が該シートP
の先端を検知してOFFとなる。
【0038】シートセンサ34,35,36により検知された
検知信号の時間差からシートPの斜行量が算出され、そ
れに応じて図2の左右に配置されたアクティブレジスト
ローラ28,29によりシートPを搬送すべき搬送量が算出
され、それによりアクティブレジストローラ28,29の回
転速度が制御される。
【0039】複数の検知手段となるシートセンサ34,3
5,36は、該検知手段相互の配置位置が相対的に移動可
能になっている。即ち、3つのシートセンサ34,35,36
から任意に2つのシートセンサを選択して使用出来るも
のである。
【0040】例えば、コロ30,31が図2の実線で示す位
置に設定され、シートセンサ34,36を使用してシートP
の斜行量に応じたシートPの補正搬送距離Lを求める
場合、シートセンサ34,36が夫々シートPの先端を検知
した時間差T、シートセンサ34,36のシート幅方向の
離間間隔M、アクティブレジストローラ28,29とコロ
30,31との夫々のニップ部のシート幅方向の離間距離L
、シートPの搬送速度Vを用いて以下の式により求
められる。
【0041】
【数1】
【0042】即ち、補正搬送距離L分だけ、この場合
であれば、モータ33の回転速度を一旦遅くしてから再び
元の回転速度に戻すことでシートPの搬送量を左右でず
らし、これによりシートPの斜行が補正される。
【0043】一方、アクティブレジストローラ対12a,
12bによりシートPを制御搬送し続けると経時変化によ
りアクティブレジストローラ28,29のコロ30,31が圧接
されたニップ部の表面は摩耗し、それによりブラスト処
理等により粗くしたローラ表面粗さが小さくなってく
る。
【0044】ひどく摩耗した場合は、その表面は鏡面状
にまで摩耗するが、こうした状態になった場合にはアク
ティブレジストローラ28,29とシートPとが滑ってしま
うためシートPの搬送制御能力が著しく低下する。
【0045】こうした摩耗は主にアクティブレジストロ
ーラ28,29とコロ30,31との当接部において生じる。そ
して、摩耗が著しい場合にはシートPの斜行の補正能力
が低下するだけでなく搬送不能な状態に至る。こうした
耐久的な劣化を解決するため、コロ30,31は図2に示す
ようにそのスラスト方向(シート幅方向)に移動設定可
能となっている。
【0046】例えば、図2の実線で示すアクティブレジ
ストローラ28,29とコロ30,31とのニップ部の離間距離
の位置設定においてシートPを搬送し続け、アクテ
ィブレジストローラ28,29のコロ30,31が当接したニッ
プ部が摩耗した場合、コロ30,31を図2の破線で示すア
クティブレジストローラ28,29とコロ30,31とのニップ
部の離間距離Lの位置までスラスト方向位置を相対的
にずらす。
【0047】こうすることで、コロ30,31とアクティブ
レジストローラ28,29とが当接するニップ部は再びシー
トPの搬送制御に必要な挟持力を回復することが出来
る。その際に新しいアクティブレジストローラ28,29等
を交換する必要性はなく、コロ30,31をスラスト方向に
移動させるだけで良い。
【0048】図2に示すコロ30,31を実線位置から破線
位置に移動させた場合、アクティブレジストローラ28,
29とコロ30,31とのニップ部の離間距離LがLに変
化する。そのため、コロ30,31のスラスト位置を移動さ
せてからは前述の式におけるLをLに置き換えて
同様に制御する。
【0049】こうした制御量の補正を行うことでコロ3
0,31の位置を移動しても斜行補正制御には何ら影響が
ない。
【0050】摩耗したアクティブレジストローラ対12
a,12bの当接位置をずらすことでアクティブレジスト
ローラ対12a,12bの搬送力を回復させるためにはアク
ティブレジストローラ28,29をコロ30,31に対してスラ
スト方向に移動させても良いが、アクティブレジストロ
ーラ28,29は回転駆動軸26,27を介して駆動手段となる
モータ32,33やギア列等と連結されているため移動を可
能とする構造が複雑になり前述したようにコロ30,31側
を移動させる方が構成が簡単で有利である。
【0051】一方、LED(発光ダイオード)等の発光
素子34a,35a,36aを有するシートセンサ34,35,36
がシートPの静電チャージアップによる放電等の原因や
その部品寿命により故障して発光しなくなった場合に
は、3つのシートセンサ34,35,36のうちの故障してい
ない2つを使用して対応することが出来る。
【0052】即ち、図2において、例えば、シートセン
サ34が使用不能になった場合、シートPの斜行量を検知
するための検知手段として、その隣に予め予備で設けら
れているシートセンサ35を使用することが出来る。
【0053】そして、シートセンサ35,36によってシー
トPの先端の通過を検知し、その検知信号となる図3の
−Tの時間差を用いて前述と同様にシートPの斜
行量を算出する。
【0054】即ち、前述の式において、シートセンサ
間の時間差をTからT−Tに置き換え、シートセ
ンサ間の離間距離をMからMに置き換えて前述と同
様にアクティブレジストローラ28,29のシートPの搬送
制御量が算出される。
【0055】上記構成によれば、アクティブレジストロ
ーラ対12a,12bのニップ部の配置位置を移動可能とし
たことで経時変化によりアクティブレジストローラ28,
29のニップ部が摩耗等により劣化した時、該アクティブ
レジストローラ対12a,12bのニップ部の配置位置を移
動して未だ劣化していない部位で新しいニップ部を構成
することが出来る。
【0056】また、3つのシートセンサ34,35,36から
任意に2つのシートセンサを選択して使用することでシ
ート検知手段相互の配置位置を移動可能とした場合に
は、シートセンサ34,35,36の何れか1つが故障したり
経時変化により劣化した時、3つのシートセンサ34,3
5,36から残りの2つのシートセンサを選択して使用す
ることで該シート検知手段相互の配置位置を移動して未
だ故障や劣化していないシートセンサを用いて新しいシ
ート検知手段を構成することが出来る。
【0057】そして、上記新しいニップ部や新しいシー
ト検知手段の位置に応じてアクティブレジストローラ対
12a,12bによるシートPの搬送量を夫々制御すること
でシートPの斜行を補正することが出来る。
【0058】次に図4を用いて本発明に係るシート搬送
装置を画像読取装置に適用した場合の一実施形態につい
て説明する。図4は本発明に係るシート搬送装置を備え
た画像読取装置の構成を示す断面説明図である。尚、前
記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付
して説明を省略する。
【0059】図4に示す画像読取装置となるスキャナ
は、固定された光学読取系に対してシート状原稿Dを移
動させることで原稿D上に記録された画像を読み取る所
謂流し読み自動原稿送り装置Aを有し、該自動原稿送り
装置Aは画像読取手段となる画像読取光学系Bの上部に
装着されている。
【0060】原稿トレイ41上に積載された原稿Dはピッ
クアップローラ42により繰り出され、分離ローラ対43に
より1枚ずつ分離給送された後、搬送ローラ対44により
画像読取部45に搬送される。
【0061】画像読取部45の原稿搬送方向前後には図2
に示して前述したアクティブレジストローラ対12a,12
bと略同様に構成されたシート搬送装置となる複数の回
転体対を有するアクティブレジストローラ対46,47が夫
々配置されており、画像読取部45の前方及び後方から搬
送される原稿Dの斜行を搬送しつつ補正する。
【0062】原稿Dの片面の原稿画像を読み取る場合に
は、原稿Dの画像面を上向きにして原稿トレイ41上に載
置してセットし、原稿Dがピックアップローラ42により
繰り出された後、分離ローラ対43により1枚ずつ分離給
送され、搬送ローラ対44により搬送されて反転し、フラ
ッパ57に導かれてアクティブレジストローラ対46に到達
し、該アクティブレジストローラ対46により斜行が補正
されつつ画像読取部45に搬送されて画像読取光学系Bに
より原稿画像が読み取られた後、アクティブレジストロ
ーラ対47、搬送ローラ対48に搬送され、フラッパ49によ
り図4の矢線b方向に導かれて排出ローラ対50により搬
送され、排出トレイ51上に原稿面が下向きの状態で排出
される。
【0063】また、原稿Dの両面の原稿画像を読み取る
場合には、前述と同様に原稿Dを搬送して画像読取部45
において原稿トレイ41上で上向きの第1面の原稿画像を
読み取った後、アクティブレジストローラ対47、搬送ロ
ーラ対48に搬送された原稿Dがフラッパ49により図4の
矢線c方向に導かれて搬送ローラ対52により搬送されて
Uターンパス内で反転してアクティブレジストローラ対
47に到達し、該アクティブレジストローラ対47により斜
行が補正されつつ画像読取部45に搬送されて画像読取光
学系Bにより第2面の原稿画像が読み取られた後、アク
ティブレジストローラ対46により搬送され、フラッパ57
により図4の矢線d方向に導かれて搬送ローラ対53に搬
送され、更に図4の矢線b方向に導かれて排出ローラ対
50により搬送されて排出トレイ51上に第2面が上向きの
状態で排出される。
【0064】また、自動原稿送り装置Aにより搬送する
のが困難な厚い原稿Dや極端に薄い原稿D等の原稿画像
を読み取る場合には、手差しトレイ54上に原稿面を下向
きにして原稿Dを載置してセットし、給送ローラ対55及
び搬送ローラ対56により図4の矢線e方向に搬送して搬
送ローラ対52により搬送され、アクティブレジストロー
ラ対47により斜行が補正されつつ画像読取部45に搬送さ
れ、画像読取光学系Bにより原稿画像が読み取られた
後、アクティブレジストローラ対46に搬送されてフラッ
パ57に導かれて図4の矢線f方向に搬送され、排出ロー
ラ対58により搬送されて排出トレイ59上に原稿面が下向
きの状態で排出される。
【0065】上記アクティブレジストローラ対46,47は
図2及び図3に示して前述した実施形態と同様に斜行し
た原稿Dの斜行量を複数のシート検知手段となるシート
センサ34,35,36により検知した後、その斜行量に応じ
てアクティブレジストローラ28,29の搬送速度を制御
し、前述の実施形態と同様に斜行補正を行う。
【0066】次に図5〜図7を用いて本発明に係るシー
ト搬送装置の第2実施形態について説明する。図5は本
発明に係るシート搬送装置の第2実施形態の構成を示す
平面説明図、図6は第2実施形態において複数のシート
検知手段によりシートを検知した時の検知信号を示す
図、図7は第2実施形態において3つの回転体対のうち
中央の回転体対を中心にシートを回転させて斜行を補正
する場合の補正搬送距離を示す図である。
【0067】本実施形態では図5に示すように、使用す
るシートサイズに応じて複数の検知手段となるシートセ
ンサ34,35,36が配置されており、使用するシートサイ
ズに応じて3つのシートセンサ34,35,36のうち2つの
シートセンサを選択して使用する。
【0068】また、使用するシートサイズに応じて複数
の回転体対となるアクティブレジストローラ対12a,12
b,12cが配置されており、使用するシートサイズに応
じて3つのアクティブレジストローラ対12a,12b,12
cのうち2つのアクティブレジストローラ対を選択して
使用する。
【0069】例えば、使用するシートPが小サイズのシ
ートPの時はシートセンサ34,35を使用すると共にア
クティブレジストローラ対12a,12bを使用し、使用す
るシートPが大サイズのシートPの時はシートセンサ
34,36を使用すると共にアクティブレジストローラ対12
b,12cを使用する。
【0070】尚、回転体対となるアクティブレジストロ
ーラ対12cは図2に示して前述したアクティブレジスト
ローラ対12aと略同様に構成され、独立に駆動される駆
動手段となるモータ61により回転駆動軸62に固定された
回転体となるアクティブレジストローラが回転し、この
アクティブレジストローラに圧接した従動回転体となる
コロが従動回転する。
【0071】装置のスペースに余裕がある場合にはアク
ティブレジストローラ対12a,12b,12c及びシートセ
ンサ34,35,36は夫々シート幅方向の同一直線上に配置
することも出来るが、装置のスペースに余裕がない場合
には複数のアクティブレジストローラ対12a,12b,12
c及びシートセンサ34,35,36を夫々シート幅方向の同
一直線上に配置することが困難になる場合が多い。
【0072】そこで、本実施形態では、図5に示すよう
に、複数のシート検知手段となるシートセンサ34,35
と、シートセンサ36とはシート搬送方向に互いに所定の
離間距離Ld1を有して配置され、複数の回転体対となる
アクティブレジストローラ対12a,12bと、アクティブ
レジストローラ対12cとはシート搬送方向に互いに所定
の離間距離Ld2(Ld2>Ld1)を有して配置されてい
る。
【0073】本実施形態では、各種サイズのシートPを
搬送する際の搬送基準として、シートPの片側の側端部
位置(図5の上側側端部)を基準とする所謂片側基準のシ
ート搬送装置として構成されたものである。図5のシー
トPは使用する最小サイズであり、シートPは使用
する最大サイズである。
【0074】アクティブレジストローラ対12a,12bは
最小サイズのシートPのシート幅に応じて、そのニッ
プ部のシート幅方向の離間間隔Lが設定されており、
アクティブレジストローラ対12b,12cは最大サイズの
シートPのシート幅に応じて、それ等のニップ部のシ
ート幅方向の離間間隔L(L>L)が設定されて
いる。
【0075】また、シートセンサ34,35,36も同様にシ
ートP,Pのシート幅に応じて、それ等のシート幅
方向の離間間隔M及びM(M>M)が夫々設定
されている。
【0076】図5において、先ず、搬送される最小サイ
ズのシートPの斜行を補正する場合には、その斜行量
をシートセンサ34,35により検知される時間差Tによ
り検知する。
【0077】シートセンサ34,35が夫々シートPの先
端を検知した時間差T、シートセンサ34,35のシート
幅方向の離間間隔M、アクティブレジストローラ12
a,12bのニップ部のシート幅方向の離間距離L、シ
ートPの搬送速度Vを用いて以下の式によりシートP
の補正搬送距離Lが求められる。
【0078】
【数2】
【0079】そして、前述した第1実施形態と同様に、
補正搬送距離Lに応じてモータ32,33を駆動制御して
シートPの斜行を補正しつつ搬送する。
【0080】最小サイズのシートPよりも大きなサイ
ズのシートP(最大サイズのPも含む)の斜行を補正
する場合もシートセンサ34,35及びアクティブレジスト
ローラ対12a,12bを用いて斜行を補正しても良い。
【0081】即ち、大きなサイズのシートPの斜行を補
正する場合には、複数の回転体対となるアクティブレジ
ストローラ対12a,12b,12cのうち任意の2つのアク
ティブレジストローラ対を選択して使用出来、それ等の
アクティブレジストローラ対のニップ部の配置位置に応
じて該アクティブレジストローラ対によるシートPの搬
送量を制御しても良い。
【0082】しかしながら、最小サイズのシートP
シート幅に合わせて、その配置位置が設定されている比
較的小さなニップ部間距離で大きなサイズのシートPの
斜行補正を行った場合、アクティブレジストローラの制
御時に大きな慣性力が作用するため、その慣性力に耐え
得るだけの駆動手段を用意しなければならないという問
題があったり、大きな慣性力により制御が困難であった
り、斜行補正の精度が低下する等の問題が発生する場合
がある。
【0083】このような問題を解決するために本実施形
態では、大サイズのシートPの斜行補正用にアクティブ
レジストローラ対12c及びシートセンサ36を設けてい
る。
【0084】大サイズのシートPの斜行検知はシートセ
ンサ34,36により行われるが、シートセンサ34,36はシ
ート搬送方向に離間距離Ld1を有して配置されているた
めシートセンサ34,36が夫々シートPの先端を検知し
た時間差Tから離間距離L d1をシートPが通過する
時間(Ld1/V)だけ差し引いてシートPの斜行量に
よる時間差(T−Ld1/V)が算出される。
【0085】更にシートセンサ34,36のシート幅方向の
離間間隔M、アクティブレジストローラ12b,12cの
ニップ部のシート幅方向の離間距離L、シートPの搬
送速度Vを用いて以下の式によりシートPの補正搬
送距離Lが求められる。
【0086】
【数3】
【0087】そして、前述した第1実施形態と同様に、
補正搬送距離Lに応じてモータ33,61を駆動制御して
シートPの斜行を補正しつつ搬送する。
【0088】この時、小サイズ用に設けられたアクティ
ブレジストローラ対12aは図示しないコロの圧接を解除
することでシートPの搬送の妨げにならないように構
成されている。
【0089】また、アクティブレジストローラ対12aの
コロの圧接解除を行わずに該アクティブレジストローラ
対12aを中心にシートPを駆動制御することで該シー
トP の斜行を補正することでも良い。
【0090】その場合には、図7に示すように、前記
式で算出された補正搬送距離Lに応じて一方のアクテ
ィブレジストローラ対を増速させ、他方のアクティブレ
ジストローラ対を減速させることでシートPの斜行を
補正することが出来る。
【0091】図7では、アクティブレジストローラ対12
c側の補正搬送距離LS1を以下の式に示すようにアク
ティブレジストローラ対12a,12b,12cの夫々のニッ
プ部間の距離の割合に応じて減少させ、アクティブレジ
ストローラ対12b側の補正搬送距離LS2を以下の式に
示すようにアクティブレジストローラ対12a,12b,12
cの夫々のニップ部間の距離の割合に応じて増大させる
ことでシートPの斜行を補正する一例を示す。
【0092】
【数4】
【0093】
【数5】
【0094】この場合、アクティブレジストローラ対12
aは一定速度でシートPの搬送を行うため該アクティ
ブレジストローラ対12aを中心としてシートPが回転
して斜行は補正される。他の構成は前記第1実施形態と
同様に構成され、同様の効果を得ることが出来るもので
ある。
【0095】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、部品の耐久劣化等に起因する性能低下を改善
し、シートの斜行補正を高精度のまま長期間維持するこ
とが出来る。
【0096】即ち、回転体対のニップ部の配置位置を移
動可能とした場合には、経時変化により回転体対のニッ
プ部が摩耗等により劣化した時、該回転体対のニップ部
の配置位置を移動して未だ劣化していない部位で新しい
ニップ部を構成することが出来る。
【0097】また、シート検知手段相互の配置位置を移
動可能とした場合には、シート検知手段が故障したり経
時変化により劣化した時、該シート検知手段相互の配置
位置を移動して未だ故障や劣化していないシート検知手
段を用いて新しいシート検知手段を構成することが出来
る。
【0098】そして、上記新しいニップ部や新しいシー
ト検知手段の位置に応じて複数の回転体対によるシート
の搬送量を夫々制御することでシートの斜行を補正する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成
装置の構成を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態の
構成を示す模式斜視図である。
【図3】第1実施形態において複数のシート検知手段に
よりシートを検知した時の検知信号を示す図である。
【図4】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の構成を示す断面説明図である。
【図5】本発明に係るシート搬送装置の第2実施形態の
構成を示す平面説明図である。
【図6】第2実施形態において複数のシート検知手段に
よりシートを検知した時の検知信号を示す図である。
【図7】第2実施形態において3つの回転体対のうち中
央の回転体対を中心にシートを回転させて斜行を補正す
る場合の補正搬送距離を示す図である。
【図8】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…原稿台ガラス、2…光学読取系、3…ポリゴンミラ
ー、4…反射ミラー、5…感光体ドラム、6…現像機、
7a,7b…給送トレイ、8a,8b…ピックアップロ
ーラ、9a,9b…フィードローラ、10a,10b…リタ
ードローラ、11…搬送ローラ対、12,12a,12b,12c
…アクティブレジストローラ対、13…転写ローラ、14…
搬送ベルト、15…定着装置、15a…定着ローラ、15b…
加圧ローラ、16a,16b…フラッパ、17…両面パス、18
…搬送ローラ対、19,20,21…排出ローラ対、22,23…
排出トレイ、24…手差しトレイ、25…給送ローラ、26,
27…回転駆動軸、28,29…アクティブレジストローラ、
30,31…コロ、32,33…モータ、34,35,36…シートセ
ンサ、34a,35a,36a…発光素子、34b,35b,36b
…受光素子、37…スリット板、37a…スリット、41…原
稿トレイ、42…ピックアップローラ、43…分離ローラ
対、44…搬送ローラ対、45…画像読取部、46,47…アク
ティブレジストローラ対、48…搬送ローラ対、49…フラ
ッパ、50…排出ローラ対、51…排出トレイ、52…搬送ロ
ーラ対、53…搬送ローラ対、54…手差しトレイ、55…給
送ローラ対、56…搬送ローラ対、57…フラッパ、58…排
出ローラ対、59…排出トレイ、61…モータ、62…回転駆
動軸、A…自動原稿送り装置、B…画像読取光学系、D
…原稿、P,P,P…シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 AA03 AA13 AB06 HB07 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA20 BB02 BB05 CC01 DC12 EA15 EB22 EB29 3F102 AA02 AA10 AA11 AB01 BA02 BB04 CA03 CB01 EA03 EC03 FA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送方向と略直交する方向の軸上
    に所定間隔を有して配置された複数の回転体対と、 前記複数の回転体対を夫々独立に駆動する駆動手段と、 シートの斜行量を検知するための複数のシート検知手段
    と、 を有し、 前記回転体対のニップ部の配置位置及び/または前記シ
    ート検知手段相互の配置位置が相対的に移動可能で、且
    つそれ等の位置に応じて前記複数の回転体対によるシー
    トの搬送量を夫々制御可能であることを特徴とするシー
    ト搬送装置。
  2. 【請求項2】 シート搬送方向と略直交する方向の軸上
    に所定間隔を有して配置された複数の回転体対と、 前記複数の回転体対を夫々独立に駆動する駆動手段と、 シートの斜行量を検知するための複数のシート検知手段
    と、 を有し、 前記複数のシート検知手段のうち任意の複数のシート検
    知手段を選択して使用可能であり、それ等のシート検知
    手段の検知信号に応じて前記複数の回転体対によるシー
    トの搬送量を夫々制御可能であることを特徴とするシー
    ト搬送装置。
  3. 【請求項3】 シート搬送方向と略直交する方向の軸上
    に所定間隔を有して配置された複数の回転体対と、 前記複数の回転体対を夫々独立に駆動する駆動手段と、 シートの斜行量を検知するための複数のシート検知手段
    と、 を有し、 前記複数の回転体対のうち任意の複数の回転体対を選択
    して使用可能であり、それ等の回転体対のニップ部の配
    置位置に応じて前記任意の複数の回転体対によるシート
    の搬送量を夫々制御可能であることを特徴とするシート
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の回転体対を構成する複数の回
    転体の配置位置を相対的に移動することで前記複数の回
    転体対のニップ部の配置位置を移動することを特徴とす
    る請求項1に記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 使用するシートサイズに応じて前記複数
    のシート検知手段が配置されており、使用するシートサ
    イズに応じて前記複数のシート検知手段のうち所定の複
    数のシート検知手段を選択して使用可能であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート搬
    送装置。
  6. 【請求項6】 使用するシートサイズに応じて前記複数
    の回転体対が配置されており、使用するシートサイズに
    応じて前記複数の回転体対によるシートの搬送量を夫々
    制御可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 複数の回転体対及び/または複数のシー
    ト検知手段がシート搬送方向に互いに所定の離間距離を
    有して配置され、それ等の配置位置に応じて前記複数の
    回転体対によるシートの搬送量を夫々制御可能であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシ
    ート搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のシ
    ート搬送装置と、シートに画像を形成する画像形成手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のシ
    ート搬送装置と、シート状原稿に記録された画像を読み
    取る画像読取手段を有することを特徴とする画像読取装
    置。
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