JP2007137625A - シート搬送装置、その制御方法および画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、その制御方法および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】短時間で、かつシートの側端の位置のばらつきに拘わらずに、シート位置の矯正を確実に行うことができるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】シート姿勢検知センサ101の信号から得られたシートの端部の主走査方向位置に応じた待機位置まで横位置矯正側板106が移動される。そして、シート側端センサ104によりシートが検知されると、横位置矯正側板106が主走査方向(方向B)へ上記待機位置から所定位置まで移動される。これにより、シートは、その側端が横位置矯正側板106のガイド面107と当接されながら搬送される。すなわち、シートは、その側端が搬送路上の基準位置と合致する姿勢に矯正された状態で搬送されることになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートの側端の位置を前記搬送路上の基準位置に矯正することが可能なシート搬送装置、その制御方法および画像形成装置に関する。
近年、レーザビームプリンタは、コンピュータの出力装置として広く使用されている。特に低印字密度(例えば300dpi)のレーザビームプリンタは、低価格、コンパクトという利点を有し、この利点により広く普及している。
このような低印字密度で印字を行うレーザビームプリンタについて図6を参照しながら説明する。図6は従来のレーザビームプリンタの構成を示すブロック図である。
レーザビームプリンタ500は、図6に示すように、画像コントローラ200と、プリンタエンジン部300と、表示部350とを備える。画像コントローラ200は、外部ホストコンピュータ400から送信されたコードデータを受信し、このコードデータに基づいてページ情報を生成する。このページ情報は、プリンタエンジン部300へ送信される。プリンタエンジン部300は、ページ情報に基づいて画像形成プロセスを実行し、用紙上に画像を形成する。ここで、プリンタエンジン部300は、エンジン制御部301、プリンタエンジン302および画像定着部310を有する。表示部350は、画像コントローラ200またはプリンタエンジン部300からの情報に基づいてプリンタの動作状況などを表示する。
ホストコンピュータ400は、記録媒体例えばフロッピー(登録商標)ディスク600により記録されているアプリケーションソフトウェアを読み取り、実行することによって、例えばワードプロセッサとして機能する。
このようなレーザビームプリンタの機械的な構成について図7および図8を参照しながら説明する。図7は図6のレーザビームプリンタの機械的な構成を示す縦断面図である。図8は図7の横位置制御部806の構成を示す平面図である。
レーザビームプリンタ500は、図7に示すように、感光ドラム512およびレーザスキャナ516を有する。感光ドラム512の周囲には、感光ドラム512表面を一様の電位に帯電するための一次帯電器514、現像器515、および転写ローラ513が配置されている。レーザスキャナ516は、画像コントローラ200により作成されたページ情報に基づいてレーザ光を発する。レーザスキャナ516から発せられたレーザ光は、ミラー517を介して、感光ドラム512上に照射される。これにより、感光ドラム512上には、潜像が形成される。感光ドラム512上に形成された潜像は、現像器515から供給されるトナーによりトナー像として可視像化される。このトナー像は、転写ローラ513により、感光ドラム512と転写ローラ513との間に送り出されたシートの表面に転写される。
このトナー像が転写されたシートは、定着ローラ対518,519間のニップ部に向けて送られる。このシートが定着ローラ対518,519間のニップ部を通過する際に、シート上のトナー像は熱圧され、当該シート上に定着される。定着後のシートは、排紙ローラ対520,521を経て、排紙トレイ523上へ排出される。
シートは、給紙カセット501に収納されている。給紙カセット501内に収納されたシートは、給送ローラ502により送り出され、分離ローラ対503,504および搬送ローラ対505,506を経て、レジストローラ対507,508に向けて送られる。シートは、その先端がレジストローラ対507,508に突き当てられて一旦停止される。これにより、シートの斜行が補正される。そして、シートは、レジストローラ対507,508により、画像形成開始タイミングに同期して、感光ドラム512と転写ドラム513との間に送り出される。
また、シートは、手差しガイド522から給紙することが可能である。この場合、シートが手差しガイド522に差し込まれると、当該シートは手差しセンサ510によって検知される。この検知に応答して、ローラ509がシートと接触する位置まで下降する。そして、ローラ509が駆動され、シートは、レジストローラ対507,508に向けて送り出される。
レジストローラ対507,508の下流には、シートセンサ511が配置されている。シートセンサ511がレジストローラ対507,508により送り出されたシートを検知するタイミングが、レーザスキャナ516からのレーザ光の照射開始を規定するタイミングに用いられる。これにより、シートの先端が感光ドラム512上のトナー像の先端に一致される。
このような構成を有するレーザビームプリンタ500には、オプションとして、両面ユニット800および給送ユニット900が装着されている。両面ユニット800は、表面に画像形成されたシートの裏面を画像形成面として当該シートを再給紙するためのユニットである。給紙ユニット900は、シートを給紙するためのユニットである。
両面ユニット800は、フラッパ801を有する。両面モード時、このフラッパ801の動作により、片面に画像形成されたシートは、両面ユニット800内に導かれる。両面ユニット800内に導かれたシートは、スイッチバックローラ対802によってスイッチバックパス809に一旦搬送される。そして、センサ803がシートの後端を検知すると、スイッチバックローラ対802は、逆方向へ回転駆動される。これにより、シートのスイッチバックが行われる。スイッチバックにより、シートは、その先後端が入れ替わり、表裏が反転される。そして、シートは、各搬送ローラ対804,805によって横位置制御部806へ搬送される。この横位置制御部806においては、シートの搬送方向と直交する方向の中央位置が搬送路の中央位置と一致するように、シートの位置を矯正する動作が行われる。この横位置制御部806で位置が矯正されたシートは、搬送ローラ対807および搬送ローラ対505,506を経て、レジストローラ対507,508に向けて送られる。
この横位置制御部806には、図8に示すように、互いにシート搬送方向Aと直交する方向Bへ対向するように配置されている1対の横位置矯正側板811,812が設けられている。各横位置矯正側板811,812は、それぞれ、シート搬送方向Aと直交する方向Bへ移動可能なように装置本体に支持されている。各横位置矯正側板811,812には、それぞれ、ラック815,816が一体的に取り付けられ、各ラック815,816は、ピニオン817と噛み合う。このピニオン817がモータ(図示せず)により回転駆動されると、横位置矯正側板812,813は、方向Bへ同時に移動される。
この横位置制御部806へ搬送されたシート700は、その先端が再給紙センサ818により検知されると、一時的に停止される。そして、ピニオン817が回転駆動され、各横位置矯正側板811、812がシート搬送方向Aと直交する方向Bへ同時に移動される。そして、各横位置矯正側板811、812は、そのガイド面813,814がシートサイズに応じた所定の位置へ達すると、停止される。このとき、シート700の両側端は、それぞれ、対応するガイド面813,814に当接される。これにより、シート700の方向Bに沿う中央位置が搬送路の中央位置と整合するように、シート700の位置が矯正されることになる。
給紙ユニット900は、シートを収納する給紙カセット901、給紙カセット901内のシートを送り出すための給送ローラ902、および給送ローラ902により送り出されたシートを1枚ずつに分離するための分離ローラ対903,904を有する。
しかしながら、上記横位置制御部806は、横位置矯正側板812,813を同時に移動させることによって、シート700の中央位置を搬送路の中央位置に整合させるので、メカニカル的な構成要素が多くなり、コストが高くなる。そこで、このような問題点を解決するためのシート搬送装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
次に、この種のシート搬送装置について図9および図10を参照しながら説明する。図9は従来のシート搬送装置の構成を示す平面図である。図10は図9のシート搬送装置の動作を模式的に示す平面図である。
このシート搬送装置1001は、図9に示すように、搬送ローラ1002、複数の斜送ローラ1003、および再給紙ローラ1009を有する。各斜送ローラ1003は、シート搬送方向Aと直交する方向Bに沿って配列されている。各斜送ローラ1003は、シートを、斜めに横位置矯正側板1006に向けて搬送可能なように、その回転軸がシート搬送方向Aに対して傾くように配置されている。
各斜送ローラ1003と再給紙ローラ1009との間には、シートの位置を矯正するための横位置矯正側板1006が配置されている。横位置矯正側板1006は、モータ(図示せず)の駆動力を受けて、図中のシート搬送方向Aと直交する方向Bへ移動可能なように装置本体に支持されている。
横位置矯正側板1006には、シート側端センサ1004が搭載されている。このシート側端センサ1004は、シートの側端が横位置矯正側板1006のガイド面1007への接近を検知するためのセンサである。
横位置矯正側板1006の上方位置には、横位置矯正側板1006の近傍に位置するシートの搬送を補助するための搬送ローラ1010が配置されている。この搬送ローラ1010は、横位置矯正側板1006の移動に同期して、方向Bへ移動される。
再給紙ローラ1009の上流側には、再給紙されるシートを検知するための再給紙センサ1008が設けられている。
横位置矯正側板1006は、通常、基準位置(ホームポジション)に位置する(図9に示す位置)。この横位置矯正側板1006のホームポジションへの位置決めは、ホームポジションセンサ(図示せず)の出力に基づいて行われる。
特開平8−188300号公報
上述したシート搬送装置において、図10(a)に示すように、シート1101Aを搬送する場合と、シート1101Bを搬送する場合とについて説明する。
ここで、シート1101Aは、図10(a)に示すように、シート1101Bより、横位置矯正側板1006側に位置する状態で、各斜送ローラ1003により、横位置矯正側板1006へ向けて搬送されるものとする。
シート1101Aの場合、図10(b)に示すように、シート側端センサ1004によりシート1101Aが検知されると、シート1101Aの端部がガイド面1007に到達したと判断され、横位置矯正側板1006の方向Bへの移動が開始される。これに対し、シート1101Bの場合、シート側端センサ1004によりシート1101Aが検知された時点では、シート1101Bの端部はシート側端センサ1004に到達していない。よって、シート側端センサ1004によりシート1101Bが検知されるタイミングは、シート1101Aの場合に比して遅れることになる。すなわち、横位置矯正側板1006の方向Bへの移動が開始されるタイミングは、シート1101Aの場合に比して遅れる。その結果、図10(c)に示すように、シート1101Bは、その側端の位置が搬送路上の基準位置になるように矯正されない状態で、再給紙センサ1008により検知され、再給紙ローラ1009により再給紙される可能性がある。
そこで、シートの側端の位置のばらつきに拘わらずに、確実にシートの側端の位置が搬送路上の基準位置になるようにシートの矯正を行うために、斜送ローラ1003と再給紙センサ1008間の間隔(距離)を長くすることが考えられる。しかしながら、この場合、シートの搬送距離が長くなり、シートの搬送に余分な時間が掛かる。換言すれば、シート位置の矯正に余分な時間が掛かることになる。
本発明の目的は、短時間で、かつシートの側端の位置のばらつきに拘わらずに、シート位置の矯正を確実に行うことができるシート搬送装置、その制御方法および画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、搬送路上を搬送されるシートの側端の位置を規制する位置規制手段と、前記位置規制手段をシート搬送方向と直交する方向へ移動させる移動手段と、前記位置規制手段の上流位置に配置され、前記搬送路上を搬送されるシートの側端が前記位置規制手段に当接されるように該シートを斜め方向へ前記位置規制手段に向けて搬送する斜送手段と、前記移動手段および前記斜送手段を制御する制御手段とを備えるシート搬送装置であって、前記斜送手段の上流位置に配置され、前記搬送路上を搬送されるシートの姿勢を特定するための変位量を検知する姿勢検知手段と、前記位置規制手段に一体に設けられ、前記斜送手段により前記位置規制手段に向けて搬送されるシートを検知するためのシート検知手段とを有し、前記制御手段は、前記姿勢検知手段により検出された変位量に応じた待機位置へ前記位置規制手段を移動させるように前記移動手段を制御し、前記シート検知手段によりシートが検知されると、前記位置規制手段を、前記待機位置から、シートの側端の位置が前記搬送路上の基準位置に合致する所定位置まで移動させるように前記移動手段を制御することを特徴とするシート搬送装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、搬送路上を搬送されるシートの側端の位置を規制する位置規制手段と、前記位置規制手段をシート搬送方向と直交する方向へ移動させる移動手段と、前記位置規制手段の上流位置に配置され、前記搬送路上を搬送されるシートの側端が前記位置規制手段に当接されるように該シートを斜め方向へ前記位置規制手段に向けて搬送する斜送手段と、前記斜送手段の上流位置に配置され、前記搬送路上を搬送されるシートの姿勢を特定するための変位量を検知する姿勢検知手段と、前記位置規制手段に一体に設けられ、前記斜送手段により前記位置規制手段に向けて搬送されるシートを検知するシート検知手段とを備えるシート搬送装置の制御方法であって、前記姿勢検知手段により検出された変位量に応じた待機位置へ前記位置規制手段を移動させるように前記移動手段を制御する工程と、前記シート検知手段によりシートが検知されると、前記位置規制手段を、前記待機位置から、シートの側端の位置が前記搬送路上の基準位置に合致する所定位置まで移動させるように前記移動手段を制御する工程とを有することを特徴とするシート搬送装置の制御方法を提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、上記シート搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、短時間で、かつシートの側端の位置のばらつきに拘わらずに、シートの側端の位置の矯正を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るシート搬送装置の構成を示す平面図である。ここでは、本実施の形態のシート搬送装置が、図7に示すレーザビームプリンタにおいて、両面モード時に再給紙されるシートの側端の位置を矯正するための横位置制御部として用いられる場合を説明する。
シート搬送装置100は、図1に示すように、搬送ローラ102、複数の斜送ローラ103、および再給紙ローラ109を有する。各斜送ローラ103は、シート搬送方向Aに搬送されているシートを横位置矯正側板106に近付く方向へ搬送するためのローラである。各斜送ローラ103は、その回転軸がシート搬送方向Aに対して傾くように配置されている。
各斜送ローラ103と再給紙ローラ109との間の位置には、シートの位置を規制するための横位置矯正側板106が配置されている。横位置矯正側板106は、図中のシート搬送方向Aと直交する方向Bへ移動可能に装置本体に支持されている。横位置矯正側板106には、方向Bに沿って伸びるラック(図示せず)が設けられ、該ラックには、ピニオン(図示せず)が噛み合わされている。これにより、ピニオンがモータ(図示せず)により回転駆動されると、横位置矯正側板106は方向Bへ移動される。
横位置矯正側板106には、シート側端センサ104が搭載されている。このシート側端センサ104は、シートの側端がガイド面107の近傍に位置するか否かを検知するためのセンサである。
横位置矯正側板106の近傍位置には、横位置矯正側板106の近傍に位置するシートの搬送を補助するための搬送ローラ110が配置されている。この搬送ローラ110は、横位置矯正側板106の方向Bへの移動に同期して、方向Bへ移動される。
搬送ローラ102の上流側位置には、シート姿勢検知センサ101シートおよび検知センサ113が配置されている。シート姿勢検知センサ101は、搬送されたシートの端部位置を検出するセンサであり、例えばラインセンサまたはエリアセンサから構成される。シート検知センサ113は、シートを検出するセンサであり、シートを検出した際の出力信号は、シート姿勢検知センサ101の読み取りを開始するタイミングを示す信号として用いられる。
搬送ローラ102と斜送ローラ103との間の位置には、斜送位置検知センサ111が配置されている。この斜送検知センサ111は、シートを検知するためのセンサであり、シートを検出した際の出力信号は、斜送ローラ103の駆動タイミング、横位置矯正側板106の移動タイミングを示す信号として用いられる。
再給紙ローラ109の上流側位置には、再給送されるシートを検知するための再給紙センサ108が配置されている。
上記各センサの出力信号は、制御部(図示せず)に入力される。この制御部は、例えば図6に示すエンジン制御部に相当するものであり、その構成の説明は省略する。上記制御部は、入力された各出力信号に基づいて、斜送ローラ103、横位置矯正側板106、再給紙ローラ109などを対応するタイミングで駆動するように、対応するモータの駆動を制御する。
次に、上記シート搬送装置100によるシートの横位置矯正動作について図2〜図5を参照しながら説明する。図2および図3は図1のシート搬送装置の動作を模式的に示す平面図である。図4はシート姿勢検知センサが斜行したシートの端部を読み取る際の読み取り位置を時系列で示す図である。図5は図1のシート搬送装置の動作の手順を示すフローチャートである。
図2(a)に示すように、シート112がシート検知センサ113により検知されると、シート姿勢検知センサ101は、所定周期での読み取りを開始する。これと同時に、上記制御部により、搬送ローラ102の回転駆動が開始される。シート姿勢検知センサ101の所定周期での読み取りにより得られた信号は、上記制御部に入力される。制御部は、シート姿勢検知センサ101から入力された信号に基づいて、シート112の端部の主走査方向位置を検出し、この検出された端部の主走査方向位置を保持する。このシート112の端部の主走査方向位置の検出方法については、後述する。
次いで、シート112は、搬送ローラ102により搬送される。ここで、図2(b)に示すように、シート112が斜送位置検知センサ111により検知されると、上記制御部は、横位置矯正側板106のモータを駆動する。そして、横位置矯正側板106は、主走査方向(方向B)へ、制御部に保持されているシート112の端部の主走査位置に応じた位置すなわち待機位置まで移動される。
シート112が斜送位置検知センサ111に検知された後、搬送ローラ102により所定量搬送されると、図2(c)に示すように、各斜送ローラ103が上記制御部により駆動され、シート112は、横位置矯正側板106に向けて搬送される。
シート側端センサ104が斜送ローラ103により搬送されたシート112を検知すると、図3(a),(b)に示すように、上記制御部は、搬送ローラ110の駆動を開始すると同時に、横位置矯正側板106を主走査方向の所定位置まで移動させる。ここで、横位置矯正側板106の主走査方向の所定位置とは、シートの側端が搬送路上の基準位置に合致するような位置であり、例えばシートの主走査方向に沿う中央位置が搬送路の主走査方向に沿う中央位置と合致する位置である。
横位置矯正側板106が主走査方向の所定位置へ移動することにより、シート112は、その側端が搬送路上の基準位置と合致する姿勢に矯正された状態で搬送される。そして、シート112が再給紙センサ108により検知されると、再給紙ローラ109が駆動され、シート112は、再給紙ローラ109により搬送される。
次に、シート112の端部の主走査位置の検出方法について説明する。
シート姿勢検知センサ101は、搬送されたシート112がシート検知センサ113により検知された後に、シート112の端部を読み取るための読み取りを開始する。ここで、図4に示すように、シート検知センサ113により検知された直後のシート姿勢検知センサ101によりシート112に対する読み取り位置を位置101aとし、以降の読み取り位置を位置101b〜101e,…とする。そして、各位置101a〜101e,…で読み取られた値をそれぞれ、f(101a)〜f(101e),…とする。
そして、前後の読み取り位置での値の差分ΔDが読み取り順に算出される。すなわち
ΔDa=f(101a)−f(101b)
ΔDb=f(101b)−f(101c)
ΔDc=f(101c)−f(101d)
ΔDd=f(101d)−f(101e)
というように、差分ΔDが算出される。
ここで、図4から明らかなように、差分ΔDbとΔDcで極性が変化する。これは、f(101b)<f(101c)、f(101c)>f(101d)という関係が成立するからである。
差分ΔDの極性の変化した読み取り位置すなわち位置101cで読み取られた値がシート112の端部の主走査方向位置を示す値を含むことになるので、位置101cで読み取られた値に基づいてシート112の端部の主走査方向位置が算出される。
次に、上述した動作の手順について図5を参照しながら説明する。図5のフローチャートで示す手順は、制御部により実行されるものである。
制御部は、図5に示すように、シート検知センサ113によりシートが検知されるのを待つ(ステップS101)。シート検知センサ113によりシートが検知されると、制御部は、搬送ローラ102の駆動を開始し(ステップS102)、シート姿勢検知センサ101により所定周期での読み取りを開始するように制御する(ステップS103)。
次いで、制御部は、シート姿勢検知センサ101の所定周期での読み取りにより得られた信号に基づいて、シートの端部の主走査方向位置を検出する(ステップS104)。この検出されたシートの端部の主走査方向位置は、保持される。
次いで、制御部は、横位置矯正側板106のモータを駆動し、横位置矯正側板106を主走査方向(方向B)へ待機位置まで移動させる(ステップS105)。この待機位置は、検出されたシートの端部の主走査位置に応じた位置である。ここで、シート112は、搬送ローラ102により搬送され続けている。そして、制御部は、斜送位置検知センサ111によりシートが検知されるのを待つ(ステップS106)。上記斜送位置検知センサ111によりシートが検知されると、制御部は、各斜送ローラ103を駆動する(ステップS107)。この斜送ローラ103により、シートは、横位置矯正側板106に向けて搬送されることになる。
次いで、制御部は、シート側端センサ104によりシートが検知されるのを待つ(ステップS108)。ここで、シート側端センサ104によりシートが検知されると、制御部は、搬送ローラ110の駆動を開始すると同時に、横位置矯正側板106を主走査方向へ上記待機位置から所定位置まで移動させる(ステップS109)。横位置矯正側板106が主走査方向の所定位置へ移動することにより、シートは、その側端が横位置矯正側板106のガイド面107と当接されながら搬送される。その結果、シートは、その側端が搬送路上の基準位置と合致する姿勢に矯正された状態で搬送されることになる。
次いで、制御部は、再給紙センサ108によりシートが検知されるのを待つ(ステップS110)。再給紙センサ108によりシートが検知されると、制御部は、再給紙ローラ109を駆動する(ステップS111)。これにより、シートは、再給紙ローラ109により搬送される。そして、制御部は、本処理を終了する。
このように、本実施の形態によれば、シート姿勢検知センサ101の信号から得られたシートの端部の主走査方向位置に応じた待機位置まで横位置矯正側板106が移動される。そして、シート側端センサ104によりシートが検知されると、横位置矯正側板106が主走査方向へ上記待機位置から所定位置まで移動される。これにより、シートは、その側端が横位置矯正側板106のガイド面107と当接されながら搬送される。すなわち、シートは、その側端が搬送路上の基準位置と合致する姿勢に矯正された状態で搬送されることになる。その結果、シートの側端の位置のばらつきに拘わらずに、シートの側端の位置の矯正を確実に行うことができる。また、余分な時間を掛けずにすなわち短時間で、シートの側端の位置の矯正を行うことができる。
本発明の一実施の形態に係るシート搬送装置の構成を示す平面図である。 図1のシート搬送装置の動作を模式的に示す平面図である。 図1のシート搬送装置の動作を模式的に示す平面図である。 シート姿勢検知センサが斜行したシートの端部を読み取る際の読み取り位置を時系列で示す図である。 図1のシート搬送装置の動作の手順を示すフローチャートである。 従来のレーザビームプリンタの構成を示すブロック図である。 図6のレーザビームプリンタの機械的な構成を示す縦断面図である。 図7の横位置制御部806の構成を示す平面図である。 従来のシート搬送装置の構成を示す平面図である。 図9のシート搬送装置の動作を模式的に示す平面図である。
符号の説明
101 シート姿勢検知センサ
103 斜送ローラ
104 シート側端センサ
106 横位置規制側板
107 ガイド面
110 搬送ローラ
111 斜送位置検知センサ

Claims (8)

  1. 搬送路上を搬送されるシートの側端の位置を規制する位置規制手段と、前記位置規制手段をシート搬送方向と直交する方向へ移動させる移動手段と、前記位置規制手段の上流位置に配置され、前記搬送路上を搬送されるシートの側端が前記位置規制手段に当接されるように該シートを斜め方向へ前記位置規制手段に向けて搬送する斜送手段と、前記移動手段および前記斜送手段を制御する制御手段とを備えるシート搬送装置であって、
    前記斜送手段の上流位置に配置され、前記搬送路上を搬送されるシートの姿勢を特定するための変位量を検知する姿勢検知手段と、
    前記位置規制手段に一体に設けられ、前記斜送手段により前記位置規制手段に向けて搬送されるシートを検知するためのシート検知手段とを有し、
    前記制御手段は、前記姿勢検知手段により検出された変位量に応じた待機位置へ前記位置規制手段を移動させるように前記移動手段を制御し、前記シート検知手段によりシートが検知されると、前記位置規制手段を、前記待機位置から、シートの側端の位置が前記搬送路上の基準位置に合致する所定位置まで移動させるように前記移動手段を制御することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記姿勢検知手段は、ラインセンサまたはエリアセンサであることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記位置規制手段は、シートの側端と当接するガイド部材を有することを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  4. 前記斜送手段は、シート搬送方向に対して回転軸が傾くように配置されている搬送ローラを有することを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  5. シートの側端の位置に対する前記搬送路上の基準位置は、該シートのサイズに応じて規定される位置であることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  6. 前記斜送手段の近傍の上流位置に設けられ、シートを検知するための第2のシート検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記第2のシート検知手段によりシートが検知されると、前記斜送手段を駆動するように制御することを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  7. 搬送路上を搬送されるシートの側端の位置を規制する位置規制手段と、前記位置規制手段をシート搬送方向と直交する方向へ移動させる移動手段と、前記位置規制手段の上流位置に配置され、前記搬送路上を搬送されるシートの側端が前記位置規制手段に当接されるように該シートを斜め方向へ前記位置規制手段に向けて搬送する斜送手段と、前記斜送手段の上流位置に配置され、前記搬送路上を搬送されるシートの姿勢を特定するための変位量を検知する姿勢検知手段と、前記位置規制手段に一体に設けられ、シートを検知するシート検知手段とを備えるシート搬送装置の制御方法であって、
    前記姿勢検知手段により検出された変位量に応じた待機位置へ前記位置規制手段を移動させるように前記移動手段を制御する工程と、
    前記シート検知手段によりシートが検知されると、前記位置規制手段を、前記待機位置から、シートの側端の位置が前記搬送路上の基準位置に合致する所定位置まで移動させるように前記移動手段を制御する工程と
    を有することを特徴とするシート搬送装置の制御方法。
  8. 請求項1記載のシート搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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