JPH08333048A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08333048A
JPH08333048A JP7168092A JP16809295A JPH08333048A JP H08333048 A JPH08333048 A JP H08333048A JP 7168092 A JP7168092 A JP 7168092A JP 16809295 A JP16809295 A JP 16809295A JP H08333048 A JPH08333048 A JP H08333048A
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JP7168092A
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Masaki Sato
正毅 佐藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排紙部に積載された受信文書を文書毎に容易
に仕分けでき、且つ装置の大型化、コスト高を招かない
ファクシミリ装置を提供する。 【構成】 記録紙を供給するための複数の給紙カセット
を備えたファクシミリ装置において、それぞれに収納さ
れる記録紙が記録紙の幅方向に相互にずれた状態で収納
される複数の給紙カセット11と、1通信分出力毎に前回
分とは異なった給紙カセットを選択するカセット選択手
段13とを備えた。また上記において、それぞれの給紙カ
セットの記録紙収納位置のずれ長を予め設定し記憶させ
ておくずれ長記憶部15と、記録時に給紙される記録紙の
ずれ長を上記ずれ長記憶部15から取得し、上記ずれ長分
だけ幅方向に補正して書き込みを行う記録制御部16とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録紙を供給するための
複数の給紙カセットを備えたファクシミリ装置に関し、
特に排紙部に積載された複数通信分の受信文書が一文書
毎に容易に自動仕分けされるファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置で受信を行う場合に
は、複数通信分の受信文書が同一の排紙部(排紙トレ
イ)上に区切りなく順次蓄積されるため、文書毎の区切
りがわかりにくいという状態がしばしば発生する。その
ため、1通信の先頭ページに目印を付けて出力するしお
り機能を備えたファクシミリ装置や、1通信毎に受信マ
ークの記録位置を異ならせる手段を備えたファクシミリ
装置(特開平2-233461号公報参照)、1通信毎に排出段
を変えるソータ付きファクシミリ装置などが提供されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
しおり機能を備えた従来技術では、重ねられた記録紙を
めくりながらしおりを探す必要が生じるので文書毎に仕
分けるわずらわしさはそれほど改善されていないし、特
開平2-233461号公報に示された従来技術では、上記不具
合はかなり改善されているものの、重ねられた文書を側
面から見たとき文書間の境界は必ずしも明確でない。ま
たソータ付きファクシミリ装置による従来技術ではファ
クシミリ装置が大型且つコスト高になるという問題があ
る。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような従来技術の問題を
解決し、排紙部に積載された受信文書を文書毎に容易に
仕分けでき、且つ装置の大型化、コスト高を招かないフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
第1の手段として、記録紙を供給するための複数の給紙
カセットを備えたファクシミリ装置において、それぞれ
に収納される記録紙が記録紙の幅方向に相互にずれた状
態で収納される複数の給紙カセットと、1通信分出力毎
に前回分とは異なった給紙カセットを選択するカセット
選択手段とを備えた構成にした。第2の手段として、上
記において、それぞれの給紙カセットの記録紙収納位置
のずれ長を予め設定し記憶させておくずれ長記憶部と、
記録時に給紙される記録紙のずれ長を上記ずれ長記憶部
から取得し、上記ずれ長分だけ幅方向に補正して書き込
みを行う記録制御部とを備えた構成にした。
【0006】第3の手段として、上記の手段で、記録紙
の幅方向に対応した幅方向を有する感光体への書き込み
を行う電子写真方式記録部を備えたプロッタにおいて、
上記感光体の幅方向のライン走査開始側でライン同期を
検出するライン同期検出部と、上記ライン同期検出部が
ライン同期を検出してから書き込みを開始するまでの時
間を記録紙のずれ長に対応付けて設定する記録制御部と
を備えた構成にした。第4の手段として、上記第1の手
段において、それぞれの給紙カセットに記録紙の幅方向
収納位置を検出する位置検出手段と、給紙される記録紙
の収納位置を上記位置検出手段から取得し、上記収納位
置に応じて幅方向に補正して書き込みを行う記録制御部
とを備えた構成にした。
【0007】第5の手段として、上記において、受信文
書が特定文書であることを認知する特定文書認知手段
と、受信時に上記特定文書認知手段により特定文書の受
信が認知されたとき、上記文書の最終出力ページの左端
または右端のずれ幅部分に特定文書である旨を示す文字
または記号を記録する特定文書表記手段と、上記特定文
書表記手段によって記録された上記文字または記号が隠
れないようにその後の給紙カセット選択を行うカセット
選択手段とを備えた構成にした。
【0008】
【作用】上記のように構成したので、第1の手段では、
記録紙は1通信分出力毎に前回出力分とは紙幅方向にず
らされて排紙部に積載される。第2および第3の手段で
は、記録紙が記録部に搬送されるとき、紙幅方向にずら
されて搬送されても、記録紙には画情報がずれずに記録
される。第4の手段では、給紙カセット毎に予めずれ長
を設定しなくても、上記の作用を実現できる。第5の手
段では、排紙部に複数通信分の記録紙が積載された状態
で、積載された中に特定文書があることを一目で知るこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を詳細に説
明する。図14は本発明が適用されるファクシミリ装置の
一例の構成ブロック図である。図示のように、このファ
クシミリ装置は、内蔵されたプログラムに従って装置全
体を管理、制御する制御部1、操作者がファクシミリ装
置に指示を与えるためのキーボード及びファクシミリ装
置が操作者にメッセージ等を与えるための表示手段など
から成る操作表示部2、スキャナ4が読み取った画情報
を符号化復号化部(DCR)8によって圧縮した画情報
データや、受信した圧縮画情報データをDCR8によっ
て伸長した画情報などを一時的に格納しておくRAM
3、DCR8によって伸長された受信画情報をRAM3
を介して出力するプロッタ5、公衆電話網を介して遠隔
のファクシミリ装置との間に呼を設定するための網制御
装置(NCU)6、G3伝送手順に従ってファクシミリ
送受信を行う通信制御部7、低速モデム及び高速モデム
から成るモデム9、画情報を蓄積しておく画像メモリ10
などから構成されている。
【0010】このようなファクシミリ装置で画像情報を
送信する場合は、まず制御部1の制御に従って読取り動
作を実行したスキャナ4からの画情報をRAM3に読み
込む。その画情報はDCR8によって圧縮され再びRA
M3に格納される。また、操作表示部2からキー操作等
により指定された宛先などの発呼時指定情報が制御部1
によって取得され、宛先情報を渡されたNCU6は指定
の宛先との間に呼を設定する。続いて、通信制御部7に
より低速モデムを介してフェーズBが実行され、やがて
フェーズCに移り、RAM3内の上記圧縮された画情報
データがモデム9内の高速モデムにより変調され、NC
U6を介して送出される。受信時は、NCU6により呼
が設定された後、フェーズBに入り、低速モデムを介し
て所定の交信が行われ、フェーズCに入り、圧縮された
画情報データを受信する。その画情報データはNCU
6、通信制御部7を介してRAM3に格納され、更にD
CR8により伸長され、RAM3介してプロッタ5に出
力される。
【0011】図1は上記のようなファクシミリ装置に実
施された本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
の説明図である。図1(a)に示すように、この実施例
のファクシミリ装置は複数の給紙カセット11を備え、そ
れぞれの給紙カセット11には、図1(b)に示すよう
に、記録紙Pがその幅方向、つまり矢印で示す搬送方向
と直角方向に相互にずれた状態で収納されるように収納
位置設定機構14が設けられている。なお(b)におい
て、a1はずれ長(11bを基準にして)である。
【0012】収納位置設定機構14は、複数の位置決め穴
14a'を有したガイド14a と、ガイド14a に沿って幅方向
へ移動し、特定の位置決め穴14a'により係止されて位置
決めされる底板14b 等を有する。各給紙カセットから送
り出された記録紙Pは、機器内部に位置する図示しない
画像形成部(プロッタ5 )において画像形成を受けてか
ら、排紙部12に排出される。この実施例では、給紙前の
各記録紙の位置が幅方向にずれているので、そのまま直
進して機器内を通過して排紙部上に排出されることによ
り、各給紙カセットからの記録紙の排紙位置が必然的に
ずれをもつこととなる。また、図1(c)に示すよう
に、制御部1内にはカセット選択手段13を備えている。
上記カセット選択手段13は、直前に使用された給紙カセ
ット11をRAM3内の所定領域に記憶させており、受信
が発生すると上記所定領域を参照して直前に使用した給
紙カセットとは異なる給紙カセットを選択して給紙、搬
送、記録、排紙させる。
【0013】図2は、カセット選択手段13が給紙カセッ
トを11b、11a、11cの順に選択して、排紙部12に3通
信分の受信文書を順次出力した状態を示している。給紙
カセット11から送り出された記録紙Pは当業者には公知
の方法で斜行することなく搬送路(図示していない)を
直進するので、図2のように蓄積されるわけである。し
たがって、利用者は排紙部12に蓄積された複数通信分の
受信文書を容易に仕分けることができる。
【0014】図3は本発明の第2の実施例のファクシミ
リ装置要部の構成ブロック図である。図示のように、こ
の実施例のファクシミリ装置は前記ずれ長を記憶するず
れ長記憶部15をRAM3内に備え、プロッタ5内には、
選択された給紙カセットに対応させてずれ長記憶部15に
記憶されたずれ長分だけ幅方向に書き込み開始位置をず
らして書き込みを行う記録制御部16を備えている。つま
り、利用者は予め操作表示部2より各給紙トレイの記録
紙収納位置のずれ長を入力して、ずれ長記憶部15にずれ
長を記憶させる。
【0015】図4にずれ長記憶部15に記憶されたずれ長
の例を示す。このずれ長は利用者がずれ長を入力したと
き、制御部1によって取得され、制御部1によって記憶
される。記録時に、記録制御部16がずれ長記憶部15に記
憶された選択された給紙カセットのずれ長を取得し、そ
れに応じて書き込み開始タイミングを補正して記録す
る。例えば基準位置から15mm右へずれたとき図5(a)
のように記録されるとすれば、図5(b)のようにさら
に15mm右へ記録紙がずれると、書き込み開始位置(書き
込み開始タイミング)をずらさない限り記録される文字
または画像などMの位置は(b)に示すように全体とし
て記録紙の左方へずれてしまう。そこで、図5(c)に
実線で示すように、記録紙のずれと同方向に該ずれ量と
同じ距離だけ書き込み開始位置をずらすことによりこの
ような不具合を解決できる。
【0016】図6は電子写真方式で構成されたプロッタ
要部の一実施例を示す説明図である。この実施例のプロ
ッタ5は、図示のように、書き込み画情報によって変調
された光を発するLDユニット51、上記LDユニット51
から発せられた光をシリンダレンズ52を介して受光し、
その光を回転により所定範囲の方向へと反射させるポリ
ゴンミラー53、上記ポリゴンミラー53からの反射光を書
き込みミラー55、シリンダレンズ56、書き込みミラー57
を介して受光する感光体(感光体ベルト)58、上記ポリ
ゴンミラー53からの反射光を、上記所定範囲の一端(ラ
イン走査開始側)で同期ミラー61を介して同期光として
受ける光ファイバ62を備えている。なお図において、感
光体ベルト部に示した矢印はベルトの回転方向であり、
それに直角な幅方向は記録紙の幅方向に対応している。
【0017】図7は上記のような構成を備えたプロッタ
5の主要信号のタイミングチャートである。図7(a)
はポリゴンミラー53を回転させるポリゴンモータ(図示
していない)の駆動信号a、図7(c)はLDユニット
51の出力光量を変調させる光信号c、(b)は光ファイ
バ62の同期光受光によってライン同期検出部60で生成さ
れるライン同期信号bを示している(図8参照)。
【0018】図8に示すように、ライン同期検出部60は
同期ミラー61、光ファイバ62を含んでいる。ポリゴンモ
ータの駆動信号aによりポリゴンモータが回転すると、
これによりポリゴンミラー53が回転し、図7(c)に示
すtなる時間、光ファイバ62で同期光が受光され、ライ
ン同期検出部60はこの同期光からライン同期信号bを生
成する。このライン同期信号bは、図8に示すように記
録制御部16aに入力され、記録制御部16aは図7に示す
ようにライン同期信号bからTなる時間遅らせて画情報
をLDユニット51に対し出力する。
【0019】ポリゴンミラー53の回転により走査され、
書き込み光は図6に示す感光体58上を幅方向に図の右上
から左下へと移動する。したがって図7(c)に示すT
なる時間が大きくなれば感光体58上の書き込み開始位置
は左下方向(中央部)へずれ、Tなる時間が小さくなれ
ば、書き込み開始位置は右上方向(端部)へずれる。感
光体58上に上記のような書き込みを行い、その後現像化
し、記録紙へトナー像を転写する際は、感光体58の右上
側は図5に示す記録紙Pの左端側に、感光体58の左下側
は記録紙Pの右端側に対応付けられて転写されるので、
記録制御部16aによりTなる時間を制御することによ
り、記録紙上の書き込み開始位置を任意に変えることが
できる。
【0020】図9は本発明の第3の実施例のファクシミ
リ装置要部の構成ブロック図である。この実施例のファ
クシミリ装置は、それぞれの給紙カセット11に、図10に
示すような位置検出手段17を備えている。例えば、上記
位置検出手段17は複数のマイクロスイッチなどで構成さ
れ、記録紙の幅方向収納位置を検出する。図9に示すよ
うに、それぞれの給紙カセット11の記録紙収納位置は記
録制御部16bに与えられているので、記録制御部16bは
制御部1から選択された給紙カセットを指示されると、
その給紙カセットの記録紙収納位置を取得でき、したが
って給紙される記録紙のずれ長に応じた書き込み開始位
置を設定できる。上記のように、第3の実施例では、利
用者がずれ長を入力しなくても、自動的に検出するの
で、その分だけ操作性が向上する。
【0021】図11は本発明の第4の実施例のファクシミ
リ装置要部の構成ブロック図である。この実施例のファ
クシミリ装置は、図示のように、受信文書(受信画情
報)が特定文書であることを認知する特定文書認知手段
18を備えている。上記特定文書とは緊急文書とか重要文
書などであり、受信時、上記特定文書認知手段18が特定
文書を認知すると、制御部1内に設けられた特定文書表
記手段19は、図12に示すように、最終出力ページの左端
または右端のずれ幅部分に特定文書である旨を示す文字
または記号を記録する。
【0022】また、制御部1内には、カセット選択手段
13aが設けられ、カセット選択手段13aは、特定文書を
記録紙に出力する際、特定文書である旨の文字などを例
えば左端に記録する場合は、図1に示す給紙カセット11
bを選択すると共に、以後所定時間または所定枚数出力
する期間、特定文書表記手段19によって記録された文字
などが他の記録紙により隠されることがないように他の
給紙カセットを選択する。
【0023】図13に上記実施例の動作フローを示す。以
下、図11〜図13により、第4の実施例の動作を説明す
る。まず、ファクシミリ受信時、通信制御部7でフェー
ズBの信号が受信される。通信制御部7内の特定文書認
知手段18は、フェーズBの所定の非標準信号で送られて
くる特定文書を示す情報を監視しており、例えば緊急文
書(以下同様)であることを認知すると(S1)、その
旨を制御部1内の特定文書認知手段18に通知する。そう
すると、上記特定文書認知手段18はRAM3内に緊急文
書出力フラグをセットすると共に、以後出力される記録
紙の枚数または経過時間を監視する。
【0024】また、上記特定文書認知手段18はカセット
選択手段13aに緊急文書を受信した旨を通知し、それに
よりカセット選択手段13aは記録紙が最左側に収納され
た給紙カセットを選択する(S3)。但し、前回の受信
文書出力時に最左側が選択されている場合は、その文書
との仕分けのために記録紙が一つだけ右側の位置に収納
されたカセットを選択する。
【0025】特定文書認知手段18は上記緊急文書の最終
出力ページを受信し終ると、その旨を特定文書表記手段
19に通知する。そうすると、特定文書表記手段19は、D
CR8によって復号化された画情報の左側(記録紙上
で)に対応するメモリ領域(RAM3内または画像メモ
リ10内)に例えば「緊急」という文字をビットマップ展
開する(S4)。その後、記録制御部16は指示された給
紙カセット11に対応する補正をして(書き込み開始位置
を左にずらして)「緊急」という文字が付加された画情
報を記録紙へ出力させる(S4)。
【0026】それに対して、受信文書が緊急文書でない
場合は(S1、No)、緊急文書出力フラグがセットさ
れているか否かをチェックする(S5)。このフラグは
前記のように緊急文書を受信したときセットされ、その
後の所定時間または所定枚数の記録紙が出力される期間
セットされたままになっているので、このフラグがセッ
トされている期間は排紙部12に出力された緊急文書が取
り出されないままになっているとみなして「緊急」とい
う文字などが隠れないように後続の記録紙を出力するわ
けである。つまり、カセット選択手段13aは、緊急文書
出力フラグがセットされていると、緊急文書よりも右側
にずれた記録紙が収納された給紙カセットで且つ前回選
択した給紙カセットでない給紙カセットを選択する(S
6)。
【0027】一方、上記において緊急文書フラグがセッ
トされていないと、緊急文書は既に排紙部12から取り出
されているとみなして、単に前回選択した給紙カセット
でない給紙カセットを選択するというカセット選択を行
う(S8)。こうして、記録紙が供給されると、記録制
御部16は指示された給紙カセット11に対応するずれ補正
をし、記録紙への書き込みを行う(S7)。上記実施例
では、このように構成したことにより排紙部12に蓄積さ
れた複数の受信文書の中に緊急文書などの特定文書が含
まれていることを一目で認知できるので、それらの文書
に対し適切な対応を取ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、記録紙は1通信分出力毎に前回出力分とは紙幅
方向にずらされて排紙部に積載されるので、文書単位
(1通信単位)の仕分けを容易にできる。且つ、簡単な
構成で実現できるので、装置の大型化、コスト高を招か
ない。第2に、記録紙が記録部に搬送されるとき、紙幅
方向にずらされて搬送されても、記録紙には画情報がず
れずに記録されるので、記録上の問題は生じない。第3
に、給紙カセットに記録紙収納位置検出手段を備えた構
成では、給紙カセット毎に予めずれ長を設定しなくて
も、上記第2の効果を実現できる。第4に、排紙部に複
数通信分の記録紙が積載された状態で、積載された中に
特定文書があることを一目で知ることができるので、特
定文書に対しすばやい対応が取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) (b) 及び(c) は本発明の一実施例のファク
シミリ装置要部の説明図。
【図2】本発明の一実施例のファクシミリ装置の出力文
書の説明図。
【図3】本発明の一実施例のファクシミリ装置要部の構
成ブロック図。
【図4】本発明の一実施例のファクシミリ装置要部のデ
ータ構成図。
【図5】(a) (b) 及び(c) は本発明の一実施例のファク
シミリ装置要部の他の説明図。
【図6】本発明の一実施例のファクシミリ装置要部の他
の説明図。
【図7】(a) (b) 及び(c) は本発明の一実施例のファク
シミリ装置要部のタイミングチャート。
【図8】本発明の一実施例のファクシミリ装置要部の他
の構成ブロック図。
【図9】本発明の一実施例のファクシミリ装置要部の他
の構成ブロック図。
【図10】本発明の一実施例のファクシミリ装置要部の他
の説明図。
【図11】本発明の一実施例のファクシミリ装置要部の他
の構成ブロック図。
【図12】本発明の一実施例のファクシミリ装置の出力文
書の他の説明図。
【図13】本発明の一実施例のファクシミリ装置要部の動
作フロー図。
【図14】本発明が実施されるファクシミリ装置の構成ブ
ロック図。
【符号の説明】
11…給紙カセット、12…排紙部、13…カセット選択手
段、14…収納位置設定機構、15…ずれ長記憶部、16…記
録制御部、17…位置検出手段、18…特定文書認知手段、
19…特定文書表記手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を供給するための複数の給紙カセ
    ットを備えたファクシミリ装置において、それぞれに収
    納される記録紙が記録紙の幅方向に相互にずれた状態で
    収納される複数の給紙カセットと、1通信分出力毎に前
    回分とは異なった給紙カセットを選択するカセット選択
    手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 それぞれの給紙カセットの記録紙収納位
    置のずれ長を予め設定し記憶させておくずれ長記憶部
    と、記録時に給紙される記録紙のずれ長を上記ずれ長記
    憶部から取得し、書込み位置を上記ずれ長分だけ幅方向
    に補正して書き込みを行う記録制御部とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 感光体への書き込みを行う電子写真方式
    記録部を備えたプロッタにおいて、上記感光体の幅方向
    のライン走査開始側でライン同期を検出するライン同期
    検出部と、上記ライン同期検出部がライン同期を検出し
    てから書き込みを開始するまでの時間を記録紙のずれ長
    に対応付けて設定する記録制御部とを備えた構成にした
    ことを特徴とする請求項2のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 それぞれの上記給紙カセットに記録紙の
    幅方向収納位置を検出する位置検出手段を設け、給紙前
    の記録紙の収納位置を上記位置検出手段から取得し、上
    記収納位置のずれに応じて書込み位置を幅方向に補正し
    て書き込みを行う記録制御部を備えたことを特徴とする
    請求項1のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 受信文書が特定文書であることを認知す
    る特定文書認知手段と、受信時に上記特定文書認知手段
    により特定文書の受信が認知されたとき、上記文書の最
    終出力ページの左端または右端のずれ幅部分に特定文書
    である旨を示す文字または記号を記録する特定文書表記
    手段と、上記特定文書表記手段によって記録された上記
    文字または記号が隠れないようにその後の給紙カセット
    選択を行うカセット選択手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1、2、3、又は4記載のファクシミリ装置。
JP7168092A 1995-06-09 1995-06-09 ファクシミリ装置 Pending JPH08333048A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010089868A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Canon Inc 画像形成装置
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