JPH07193673A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07193673A
JPH07193673A JP5332564A JP33256493A JPH07193673A JP H07193673 A JPH07193673 A JP H07193673A JP 5332564 A JP5332564 A JP 5332564A JP 33256493 A JP33256493 A JP 33256493A JP H07193673 A JPH07193673 A JP H07193673A
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Katsumi Watai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カット紙が無駄になることを防止することが
できるファクシミリ装置を提供する。 【構成】 両面プロッタ42は受信原稿やコピー原稿の
2値データに基づいて画像をカット紙の片面または両面
に印刷可能であり、本体制御部43は両面印刷モードで
は受信画像が両面印刷されるように両面プロッタ42を
制御する。また、両面印刷時に1ページのみは片面印刷
を行ったり、表裏の天地方向を揃えたり、表裏の受信画
像の幅が異なる場合には画情報が欠落したり、余白が発
生しないように最適な大きさのカット紙を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信画像をカット紙に
記録するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受信画像をカット紙に記録するいわゆる
普通紙ファクシミリ装置では、複写機のように複数種類
の大きさのカット紙を選択可能に構成し、受信画像の大
きさに応じたカット紙を選択する自動用紙選択機能を付
加することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、受信画像を用紙の片面に記録す
るので、用紙の裏面を利用することができず、したがっ
て、用紙が無駄になるという問題点がある。
【0004】ところで、一般的な複写機では、用紙の裏
表を反転することにより片面原稿や両面原稿を用紙の両
面に記録するいわゆる両面複写機能が知られている。し
かしながら、この両面複写機能をファクシミリ装置を適
用して受信画像を用紙の両面に記録しようとすると、ペ
ージ毎に送られてくる受信画像の大きさが前のページと
異なる場合に用紙上において画情報が欠落したり、余白
が発生するという問題点がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、カット
紙が無駄になることを防止することができるファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
【0006】本発明はまた、受信画像を用紙の両面に記
録する場合に画情報が欠落したり、余白が発生すること
を防止して最適な大きさのカット紙に記録することがで
きるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、カット紙の両面に印刷可能な両面印刷
手段と、受信画像の各ページがカット紙の両面に印刷さ
れるように前記両面印刷手段を制御する制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0008】第2の手段は、第1の手段において前記制
御手段が、受信画像の1ページ目がカット紙の片面に印
刷され、2ページ目以降がカット紙の両面に印刷される
ように前記両面印刷手段を制御することを特徴とする。
【0009】第3の手段は、第2の手段において受信画
像の1ページ目以降がカット紙の両面に印刷される第1
のモードと、受信画像の1ページ目がカット紙の片面に
印刷され、2ページ目以降がカット紙の両面に印刷され
る第2のモードを有し、ユーザが前記第1または第2の
モードを選択する手段を備えたことを特徴とする。
【0010】第4の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて前記両面印刷手段が、カット紙の搬送方向をスイッ
チバックしてカット紙を反転することによりカット紙の
両面に印刷する方式であり、更に、前記制御手段が、受
信画像をカット紙の裏面に印刷する場合に180°回転
して印刷されるように制御することを特徴とする。
【0011】第5の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて前記両面印刷手段が、縦方向にセットされたカット
紙と横方向にセットされたカット紙を給紙可能であると
ともに、カット紙の搬送方向をスイッチバックしてカッ
ト紙を反転することによりカット紙の両面に印刷する方
式であり、更に、前記制御手段が、カット紙が横方向の
場合には受信画像を回転することなく両面に印刷され、
カット紙が縦方向の場合には受信画像をカット紙の表面
に印刷するときには回転することなく、裏面に印刷する
ときには180°回転して印刷されるように制御するこ
とを特徴とする。
【0012】第6の手段は、第1ないし第4の手段にお
いて前記制御手段が、受信画像を最終ページまで蓄積し
て各ページの幅を判断し、全ページの幅が同一の場合に
はそのサイズのカット紙をページ毎に連続して選択して
各ページの受信画像が両面に印刷され、異なる場合にペ
ージ毎に同一サイズのカット紙を選択して各ページの受
信画像が片面に印刷されるように制御することを特徴と
する。
【0013】第7の手段は、第1ないし第5の手段にお
いて前記制御手段が、受信画像を最終ページまで蓄積し
て各ページの幅を判断し、最大幅のカット紙を選択して
各ページの受信画像が両面に印刷されるように制御する
ことを特徴とする。
【0014】第8の手段は、第1ないし第5の手段にお
いて前記制御手段が、2ページ分の受信画像を随時蓄積
して各ページの幅を判断し、各ページの幅が同一の場合
にはそのサイズのカット紙を選択して各ページの受信画
像が両面に印刷され、各ページの幅が異なる場合には前
のページと同一サイズのカット紙を選択してそのページ
の受信画像が片面に印刷されるように制御することを特
徴とする。
【0015】
【作用】第1の手段では、受信画像の各ページがカット
紙の両面に印刷されるので、カット紙が無駄になること
を防止することができる。
【0016】第2の手段では、受信画像の1ページ目が
カット紙の片面に印刷され、2ページ目以降がカット紙
の両面に印刷されるので、1枚目のカット紙には送付状
のみが片面に印刷され、2ページ目以降の本来の受信画
像の各ページがカット紙の両面に印刷され、したがっ
て、送付状が印刷されたカット紙は破棄することができ
るとともにカット紙が無駄になることを防止することが
できる。
【0017】第3の手段では、受信画像の1ページ目以
降がカット紙の両面に印刷される第1のモードと、受信
画像の1ページ目がカット紙の片面に印刷され、2ペー
ジ目以降がカット紙の両面に印刷される第2のモードを
ユーザが選択することができるので、ユーザが受信する
文書の形式に応じて両面印刷を行うことができる。
【0018】第4の手段では、カット紙の搬送方向をス
イッチバックしてカット紙を反転することによりカット
紙の両面に印刷する方式では受信画像をカット紙の裏面
に印刷する場合に180°回転して印刷されるので、カ
ット紙の表面と裏面の画像の天地方向を揃えることがで
きる。
【0019】第5の手段では、カット紙が横方向の場合
には受信画像を回転することなく両面に印刷され、カッ
ト紙が縦方向の場合には受信画像をカット紙の表面に印
刷するときには回転することなく、裏面に印刷するとき
には180°回転して印刷されるので、カット紙の搬送
方向をスイッチバックしてカット紙を反転することによ
りカット紙の両面に印刷する方式においてカット紙のセ
ット方向にかかわらずカット紙の表面と裏面の画像の天
地方向を揃えることができる。
【0020】第6の手段では、受信画像を最終ページま
で蓄積して各ページの幅を判断し、全ページの幅が同一
の場合にはそのサイズのカット紙をページ毎に連続して
選択して各ページの受信画像が両面に印刷され、異なる
場合にページ毎に同一サイズのカット紙を選択して各ペ
ージの受信画像が片面に印刷されるので、受信画像を用
紙の両面に記録する場合に画情報が欠落したり、余白が
発生することを防止して最適な大きさのカット紙に記録
することができる。
【0021】第7の手段では、受信画像を最終ページま
で蓄積して各ページの幅を判断し、最大幅のカット紙を
選択して各ページの受信画像が両面に印刷されるので、
画情報が欠落することを防止することができ、また、カ
ット紙が無駄になることを防止することができる。
【0022】第8の手段では、2ページ分の受信画像を
随時蓄積して各ページの幅を判断し、各ページの幅が同
一の場合にはそのサイズのカット紙を選択して各ページ
の受信画像が両面に印刷され、各ページの幅が異なる場
合には前のページと同一サイズのカット紙を選択してそ
のページの受信画像が片面に印刷されるので、画情報が
欠落することを防止することができ、また、カット紙が
無駄になることを防止することができるとともに、蓄積
手段がオーバフローすることを防止することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係るファクシミリ装置の一実施例
を示すブロック図、図2は図1のファクシミリ装置を示
す構成図、図3は両面印刷動作を説明するためのフロー
チャート、図4は受信画像の第1ページのみを片面印刷
する両面印刷動作を説明するためのフローチャート、図
5は図3および図4に示す両面印刷動作が選択可能な場
合の動作を説明するためのフローチャート、図6は表裏
の天地方向を揃える両面印刷動作を説明するためのフロ
ーチャート、図7はカット紙のセット方向に応じた両面
印刷動作を説明するためのフローチャート、図8は受信
画像の幅に応じた両面印刷動作を説明するためのフロー
チャート、図9は受信画像の最大幅に応じた両面印刷動
作を説明するためのフローチャート、図10は連続する
2ページの受信画像の幅に応じた両面印刷動作を説明す
るためのフローチャート、図11は受信可能最大ページ
幅に応じた両面印刷動作を説明するためのフローチャー
トである。
【0024】図1および図2において、スキャナ41は
両面ADF100により給紙された片面や両面の送信原
稿やコピー原稿の白/黒を読み取り、両面プロッタ42
は図2に詳しく示すような受信原稿やコピー原稿の2値
データに基づいて画像をカット紙の片面または両面に印
刷可能である。本体制御部43はこのファクシミリ装置
全体の制御を行い、特に受信画像を両面印刷する場合に
後述するような制御を行う。
【0025】NCU(網制御ユニット)44はアナログ
公衆電話回線に対して回線閉結、選択信号の送出、着信
検出等の制御を行う。モデム48は送信時に圧縮/伸長
部47により圧縮された符号を変調し、受信時には受信
データを復調して圧縮/伸長部47に送出する。通信制
御部51はCCITT勧告の通信手順を実行することに
よりファクシミリ通信を制御する。
【0026】SAFメモリ45はメモリ送信時や、代行
受信時に圧縮データを蓄積するために用いられ、ページ
メモリ46はスキャナ41により読み取られた画像や、
プロッタ42により印刷される画像を1ページ分記憶す
るために用いられる。圧縮/伸長部47は送信画像を圧
縮し、また、受信した圧縮符号を伸長する。画像回転部
49はページメモリ46に記憶された1ページ分の画像
の読み出しアドレスを制御することにより画像を180
°回転し、また、操作/表示部50はファクシミリ装置
として必要な各種入力キーと表示器を有し、特に片面印
刷モードと両面印刷モードを設定するためのキー等を有
する。
【0027】次に、図2を参照して両面プロッタ42に
ついて説明する。感光体ベルト201の表面は帯電器2
02により帯電され、レーザ書き込み器203により受
信画像やコピー画像の静電潜像が形成され、次いでこの
静電潜像が現像器204によりトナーで可視化される。
画像が記録される用紙は手差しトレイ205、両面トレ
イ206、給紙トレイ207、オプションの2段給紙テ
ーブル208から選択的に給紙され、両面トレイ206
を除く手差しトレイ205、給紙トレイ207および2
段給紙テーブル208には異なる大きさの用紙をセット
可能に構成されている。
【0028】このように給紙された用紙は、感光体ベル
ト201上のトナー像に一致するようにレジストローラ
209により搬送されて転写器210によりトナー像が
転写され、次いで定着器211により用紙上のトナー像
が定着される。次いで、この用紙は、片面記録時および
両面記録時において裏面記録が終了した場合にはそのま
ま排紙トレイ212に排出され、他方、両面記録時にお
いて表面記録が終了した場合には両面トレイ206に搬
送される。両面トレイ206上の用紙はスイッチバック
により裏表が反転され、転写器210の位置まで再度搬
送されて裏面に画像が記録される。
【0029】次に、図3を参照して両面印刷時の動作を
説明する。制御部43は奇数ページを印刷する場合に
は、図2に示すような両面プロッタ42において例えば
給紙トレイ207の用紙を選択して給紙し(ステップS
1→S2)、次いで用紙の表面に印刷を行い(ステップ
S3)、次いでこの用紙を両面トレイ206に排紙する
(ステップS4)。これに対し、偶数ページを印刷する
場合には両面トレイ206の用紙を選択して裏表を給紙
し(ステップS1→S5)、次いで用紙の裏面に印刷を
行い(ステップS6)、次いでこの用紙を排紙トレイ2
12に排出する(ステップS7)。
【0030】ここで、ファクシミリ受信画像は、送付相
手先名や発信元名などが記載された送付状が1ページ目
に追加されることが多く、この送付状はそれに続く本来
の画像が伝達されれば破棄されることが多い。したがっ
て、両面印刷の受信紙の1ページ目に送付状を印刷し、
2ページ目に本来の画像を印刷すると、不具合が発生す
ることがある。そこで、1ページ目を両面に印刷しない
ことにより上記不具合を防止することができる。
【0031】図4を参照してこの動作を説明すると、先
ず、受信画像の1ページ目を印刷する場合には例えば給
紙トレイ207の用紙を選択して給紙し(ステップS1
1→S12)、次いで用紙の表面に印刷を行い(ステッ
プS13)、次いでこの用紙を排紙トレイ212に排出
する(ステップS14)。
【0032】これに対し、2ページ目以降を印刷する場
合には、偶数ページ(すなわち本来の画像の奇数ペー
ジ)を印刷するときには給紙トレイ207の用紙を選択
して給紙し(ステップS15→S16)、次いで用紙の
表面に印刷を行い(ステップS17)、次いでこの用紙
を両面トレイ206に排紙する(ステップS18)。ま
た、奇数ページ(すなわち本来の画像の偶数ページ)を
印刷する場合には両面トレイ206の用紙を選択して裏
表を給紙し(ステップS15→S19)、次いで用紙の
裏面に印刷を行い(ステップS13)、次いでこの用紙
を排紙トレイ212に排出する(ステップS14)。
【0033】また、図5に示すようにユーザがこの送付
状を印刷するか否かを選択可能に構成することにより上
記不具合を防止することができる。ステップS21にお
いて用紙の1枚目の両面に印刷するモードが設定されて
いない場合には図4に示す両面印刷を行い(ステップS
22)、他方、用紙の1枚目の両面に印刷しないモード
が設定されている場合には図3に示す両面印刷を行う
(ステップS23)。また、この図5に示す例では、通
信管理レポートは両面印刷を行い、受信画像は片面に印
刷することをユーザが選択可能に構成することができ
る。
【0034】ところで、図2に示す用紙反転機構では、
両面トレイ206上の用紙がスイッチバックにより裏表
が反転されるので、表面と裏面の各画像の天地方向が逆
になる。したがって、このように印刷された用紙をファ
イリングする場合、上綴じの場合は良いが、左綴じの場
合には文書として役に立たなくなる。そこで、例えば図
6に示すように偶数ページの天地方向を逆にして印刷す
ることにより上記不具合を防止することができる。
【0035】図6に示す処理を説明すると、奇数ページ
を印刷する場合には、図2に示す場合と同様に例えば給
紙トレイ207の用紙を選択して給紙し(ステップS3
1→S32)、次いで用紙の表面に印刷を行い(ステッ
プS33)、次いでこの用紙を両面トレイ206に排紙
する(ステップS34)。これに対し、偶数ページを印
刷する場合には両面トレイ206の用紙を選択して裏表
を給紙し(ステップS31→S35)、次いで受信画像
を180°回転してページメモリ46から読み出し(ス
テップS36)、次いで用紙の裏面に印刷を行い(ステ
ップS37)、次いでこの用紙を排紙トレイ212に排
出する(ステップS38)。
【0036】また、ユーザが受信画像を90°(または
270°)回転して用紙に記録しようとして、縦方向に
セットされている用紙を選択した場合にはこのままでは
表面と裏面の各画像の天地方向が逆になるが、横方向に
セットされている用紙を選択した場合にはこのままで天
地方向が揃うので180°回転すると、逆に天地方向が
逆になる。そこで、図7に示すように用紙が横方向の場
合には(ステップS41)図3に示す両面印刷を行うこ
とにより回転せず(ステップS42)、縦方向の場合に
は図6に示す両面印刷を行って偶数ページを180°回
転することにより(ステップS43)上記不具合を防止
することができる。
【0037】さて、SAFメモリ45に蓄積される受信
画像の大きさを判別して同一サイズの用紙を選択するこ
とにより、用紙上において画像が欠落することなく、ま
た、余白が発生することなく記録することができる。し
かしながら、一般的なファクシミリ通信では、送られて
くる各ページの受信画像の幅は同一ではなく、異なるこ
とがある。例えば1ページ目に送られてくる原稿は送付
状の場合が多く、この送付状の幅は本来の画像より小さ
い場合が多い。したがって、1ページ目に送られてくる
原稿の大きさを判別し、次ページ以降についても1ペー
ジ目と同一サイズの用紙を連続して選択すると次ページ
以降の画像が欠落する。そこで、図8および図9に示す
ような処理により上記不具合を解決することができる。
【0038】先ず、図8を参照して説明すると、先ず、
受信した各ページの画像をSAFメモリ45に蓄積して
各ページの幅を判定し、全ページの幅が同一の場合には
最終ページまでの受信を完了するとその幅の用紙をペー
ジ毎に連続して選択し、全ページを両面に記録する(ス
テップS51〜S54)。これに対し、受信済の複数ペ
ージの幅が同一でない場合には各ページ毎に同一サイズ
の用紙を選択し、全ページを片面に記録する(ステップ
S51→〜S55〜S57)。
【0039】また、図9に示す処理では、最終ページま
での各ページの画像をSAFメモリ45に蓄積すると
(ステップS61)、各ページ毎の受信画像の大きさを
判別して最大ページ幅の用紙を選択し、全ページを両面
に記録する(ステップS62、S63)。
【0040】ここで、図8および図9に示すような処理
では、最終ページまでの各ページの画像をSAFメモリ
45に蓄積して各ページ幅を判定するので、SAFメモ
リ45がオーバフローする問題が発生する。そこで、図
10に示す処理では、2ページ分のSAFメモリ45に
随時蓄積し、前のページと後のページの幅が同一か否か
を判定し(ステップS71)、同一の場合にはその2ペ
ージ分を両面に印刷し(ステップS72、S74)、同
一でない場合には前のページ幅と同一の用紙を選択して
その画像を片面に印刷する(ステップS73,S7
4)。したがって、SAFメモリ45には2ページ分の
画像を随時蓄積し、また、両面印刷と片面印刷をページ
単位で切り換えることによりSAFメモリ45がオーバ
フローすることを防止することができる。
【0041】また、図11に示す処理では、受信時に発
呼先に通知する受信可能ページ幅の用紙を選択し(ステ
ップS81)、全ページを両面に記録することにより
(ステップS82)、SAFメモリがオーバフローする
ことを防止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、受信画像の各ページがカット紙の両面に印刷される
ので、カット紙が無駄になることを防止することができ
る。
【0043】請求項2記載の発明は、受信画像の1ペー
ジ目がカット紙の片面に印刷され、2ページ目以降がカ
ット紙の両面に印刷されるので、1枚目のカット紙には
送付状のみが片面に印刷され、2ページ目以降の本来の
受信画像の各ページがカット紙の両面に印刷され、した
がって、送付状が印刷されたカット紙は破棄することが
できるとともにカット紙が無駄になることを防止するこ
とができる。
【0044】請求項3記載の発明は、受信画像の1ペー
ジ目以降がカット紙の両面に印刷される第1のモード
と、受信画像の1ページ目がカット紙の片面に印刷さ
れ、2ページ目以降がカット紙の両面に印刷される第2
のモードをユーザが選択することができるので、ユーザ
が受信する文書の形式に応じて両面印刷を行うことがで
きる。
【0045】請求項4記載の発明は、受信画像を最終ペ
ージまで蓄積して各ページの幅を判断し、全ページの幅
が同一の場合にはそのサイズのカット紙をページ毎に連
続して選択して各ページの受信画像が両面に印刷され、
異なる場合にページ毎に同一サイズのカット紙を選択し
て各ページの受信画像が片面に印刷されるので、受信画
像を用紙の両面に記録する場合に画情報が欠落したり、
余白が発生することを防止して最適な大きさのカット紙
に記録することができる。
【0046】請求項5記載の発明は、受信画像を最終ペ
ージまで蓄積して各ページの幅を判断し、最大幅のカッ
ト紙を選択して各ページの受信画像が両面に印刷される
ので、画情報が欠落することを防止することができ、ま
た、カット紙が無駄になることを防止することができ
る。
【0047】請求項6記載の発明は、2ページ分の受信
画像を随時蓄積して各ページの幅を判断し、各ページの
幅が同一の場合にはそのサイズのカット紙を選択して各
ページの受信画像が両面に印刷され、各ページの幅が異
なる場合には前のページと同一サイズのカット紙を選択
してそのページの受信画像が片面に印刷されるので、画
情報が欠落することを防止することができ、また、カッ
ト紙が無駄になることを防止することができるととも
に、蓄積手段がオーバフローすることを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置を示す構成図である。
【図3】両面印刷動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】受信画像の第1ページのみを片面印刷する両面
印刷動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図3および図4に示す両面印刷動作が選択可能
な場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】表裏の天地方向を揃える両面印刷動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】カット紙のセット方向に応じた両面印刷動作を
説明するためのフローチャートである。
【図8】受信画像の幅に応じた両面印刷動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】受信画像の最大幅に応じた両面印刷動作を説明
するためのフローチャートである。
【図10】連続する2ページの受信画像の幅に応じた両
面印刷動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】受信可能最大ページ幅に応じた両面印刷動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
41 スキャナ 42 両面プロッタ 43 本体制御部 45 SAFメモリ 46 ページメモリ 49 画像回転部 50 操作/表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カット紙の両面に印刷可能な両面印刷手
    段と、 受信画像の各ページがカット紙の両面に印刷されるよう
    に前記両面印刷手段を制御する制御手段と、を備えたフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、受信画像の1ページ目
    がカット紙の片面に印刷され、2ページ目以降がカット
    紙の両面に印刷されるように前記両面印刷手段を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 受信画像の1ページ目以降がカット紙の
    両面に印刷される第1のモードと、受信画像の1ページ
    目がカット紙の片面に印刷され、2ページ目以降がカッ
    ト紙の両面に印刷される第2のモードを有し、ユーザが
    前記第1または第2のモードを選択する手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、受信画像を最終ページ
    まで蓄積して各ページの幅を判断し、全ページの幅が同
    一の場合にはそのサイズのカット紙をページ毎に連続し
    て選択して各ページの受信画像が両面に印刷され、異な
    る場合にページ毎に同一サイズのカット紙を選択して各
    ページの受信画像が片面に印刷されるように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、受信画像を最終ページ
    まで蓄積して各ページの幅を判断し、最大幅のカット紙
    を選択して各ページの受信画像が両面に印刷されるよう
    に制御することを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、2ページ分の受信画像
    を随時蓄積して各ページの幅を判断し、各ページの幅が
    同一の場合にはそのサイズのカット紙を選択して各ペー
    ジの受信画像が両面に印刷され、各ページの幅が異なる
    場合には前のページと同一サイズのカット紙を選択して
    そのページの受信画像が片面に印刷されるように制御す
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
JP33256493A 1993-12-27 1993-12-27 画像形成装置 Expired - Lifetime JP3146819B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7312888B2 (en) 2002-09-13 2007-12-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Image formation method and apparatus
JP2008193419A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Seiko Epson Corp ファクシミリ装置、複合機および複合機の制御方法

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JP2008193419A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Seiko Epson Corp ファクシミリ装置、複合機および複合機の制御方法

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