JPH0936998A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0936998A
JPH0936998A JP7179128A JP17912895A JPH0936998A JP H0936998 A JPH0936998 A JP H0936998A JP 7179128 A JP7179128 A JP 7179128A JP 17912895 A JP17912895 A JP 17912895A JP H0936998 A JPH0936998 A JP H0936998A
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Seiji Sakata
誠二 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の原稿を1回の読み取り操作で自動的に
コピーすると共にファクシミリ送信可能にする。 【解決手段】 コピー/FAXキー418が押下される
とコピー/FAXの同時動作(融合動作)モードに設定
される。先ず、画像データがメインコントローラ501
側に流れるように設定してスキャナ10〜16がFAX
送信用の読み取りを行い、読み取りが行われた画像デー
タがイメージメモリ620に格納され、圧縮伸長器62
2により圧縮された後にSAFメモリ623に蓄積され
る。次に読み取りが行われた画像データがコピー側に流
れるように設定し、スキャナ10〜16が同一の原稿に
対するコピー用の読み取りをスタートすることにより画
像データが転写紙にコピーされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー機能とファ
クシミリ機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置では、共通のスキ
ャナによりコピー原稿とファクシミリ送信原稿を読み取
ることができ、また、共通のプリンタによりコピー原稿
とファクシミリ受信原稿を記録紙に記録することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、同一の原稿をコピーすると共に
ファクシミリ送信する場合、ユーザがコピー用の読み取
り操作とファクシミリ用の読み取り操作を行わなければ
ならないので、読み取り操作が面倒であるという問題点
がある。原稿自動送り装置(ADF)を備えている場合
には原稿を2回搬送するので原稿が破損するという問題
点がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、同一の
原稿を1回の読み取り操作で自動的にコピーすると共に
ファクシミリ送信することができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、コピー原稿とファクシミリ送信原稿を
読み取る原稿読み取り手段と、コピー機能とファクシミ
リ送信機能を同時に設定するための設定手段と、前記設
定手段によりコピー機能とファクシミリ送信機能が同時
に設定された場合に前記原稿読み取り手段が同一の原稿
に対するコピー用の読み取りとファクシミリ送信用の読
み取りをそれぞれ行うように制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0006】第2の手段は、第1の手段において前記制
御手段が、ファクシミリ送信用に読み取られた原稿画像
データをメモリに蓄積して送信するメモリ送信モード
と、メモリに蓄積することなく送信する直接送信モード
を有し、前記設定手段によりコピー機能とファクシミリ
送信機能が同時に設定された場合に自動的にメモリ送信
モードに設定することを特徴とする。
【0007】第3の手段は、第2の手段において前記制
御手段が、ユーザにより直接送信モードが設定された場
合、ファクシミリ送信用に読み取られた原稿画像データ
をメモリに蓄積して即時送信する蓄積型即時送信モード
に設定することを特徴とする。
【0008】第4の手段は、第2または第3の手段にお
いて前記制御手段が、コピー枚数が複数部の場合に自動
的にメモリ送信モードに設定することを特徴とする。
【0009】第5の手段は、第1ないし第4の手段にお
いて前記制御手段が、ファクシミリ送信用の読み取りを
コピー用の読み取りより先に行うように制御することを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係る画像形
成装置の一つの実施の形態としての複合デジタル複写機
の画像処理回路を示すブロック図、図2は図1の複合デ
ジタル複写機を示す構成図、図3は図1の複合デジタル
複写機の全体構成を示すブロック図、図4は図3の操作
部を示す説明図、図5は図1の複合デジタル複写機のフ
ァクシミリ回路を示すブロック図、図6は融合動作モー
ドチェック処理を説明するためのフローチャート、図7
は直接送信チェック処理を説明するためのフローチャー
ト、図8は融合動作チェック処理を説明するためのフロ
ーチャート、図9は融合処理を説明するためのフローチ
ャート、図10は図9に示す読み取り処理を詳しく説明
するためのフローチャートである。
【0011】先ず、図2を参照して本発明のファクシミ
リ装置が適用された複合デジタル複写機の構成を説明す
る。この装置の機構は概略的に、複写機本体1と、自動
原稿送り装置(ADF)100と、3ビンソータ200
と給紙ユニット(バンク)300により構成されてい
る。
【0012】ADF100は原稿給紙台101上に積載
されたコピー時やFAX送信時の原稿を1枚ずつ複写機
本体1側のコンタクトガラス10上に給紙し、画像読み
取り後に排紙トレイ105上に排紙するように構成され
ている。原稿給紙台101上の原稿は、図示省略のサイ
ドローラにより幅方向が揃えられ、給紙ローラ102に
より一番下の原稿から分離されて給紙され、搬送ベルト
103によりコンタクトガラス10上に給紙される。コ
ンタクトガラス10上の原稿は読み取り終了後に、搬送
ベルト103及び排紙ローラ104により排紙トレイ1
05上に排紙される。
【0013】また、両面の原稿を読み取る場合には、原
稿給紙台101上の原稿は給紙ローラ102により一番
下の原稿から分離されて給紙され、搬送ベルト103に
よりコンタクトガラス10上を通過して反転爪106に
より反転され、再びコンタクトガラス10上に給紙され
て裏面が読み取られる。次いで、コンタクトガラス10
上の原稿は裏面読み取り終了後に、搬送ベルト103に
より搬送されて反転爪106により反転され、再びコン
タクトガラス10上に給紙されて表面が読み取られる。
そして、表面読み取り終了後の原稿は搬送ベルト103
及び排紙ローラ104により排紙トレイ105上に排紙
される。
【0014】複写機本体1はコピー時やFAX送信時の
原稿を読み取るスキャナ、画像処理部及びプロッタなど
を有する。スキャナは原稿を載置するためのコンタクト
ガラス10と光学走査系を有し、光学走査系は露光ラン
プ11、第1ミラー12、第2ミラー13、第3ミラー
14、レンズ15、フルカラーCCD16等を有する。
【0015】露光ランプ11及び第1ミラー12は第1
キャリッジに装備され、第1キャリッジは原稿読み取り
時にステッピングモータ605(図1参照)により一定
の速度で副走査方向に移動する。第2ミラー13及び第
3ミラー14は第2キャリッジに装備され、第2キャリ
ッジは原稿読み取り時にステッピングモータ605によ
り第1キャリッジの1/2の速度で移動する。この第
1、第2のキャリッジの移動によりコンタクトガラス1
0上の原稿が光学的に走査され、レンズ15によりCC
D16の受光面に結像されて光電変換される。
【0016】フルカラーCCD16により赤(R)、緑
(G)及び青(B)の各色に分離された画像信号は、図
1に示す画像処理回路によりA/D変換等された後に画
像処理部611により各種の画像処理が施され、次いで
コピー時には書き込みユニットにより記録紙にコピーさ
れ、他方、FAX送信時に相手側に送信される。
【0017】書き込みユニットはレーザ出力ユニット2
0、f−θレンズ21、ミラー22を有し、レーザ出力
ユニット20はレーザ光源であるレーザダイオード(L
D)614(図1参照)と、図示省略のポリゴンミラー
及びポリゴンモータを有する。レーザ出力ユニット20
からはコピー時にはスキャナにより読み取られた画像、
また、FAX受信時には相手側から受信した画像に応じ
て変調された黒信号のレーザ光が出射され、感光体30
上にその潜像が形成される。感光体30の回りには、黒
現像器32、赤信号の画像を書き込むためのLED書き
込みユニット31、赤の第2現像器33、図示省略の転
写器及び分離器などが配置され、感光体30上のトナー
像が用紙に記録される。
【0018】用紙は複写機本体1内の両面ユニット40
及び第1トレイ50と、給紙ユニット300内の第2ト
レイ310、第3トレイ320及び第4トレイ330の
1つから選択的にそれぞれフィードローラ42及び分離
コロ43のローラ対、第1給紙装置51、第2給紙装置
311、第3給紙装置321及び第4給紙装置331に
より給紙される。両面ユニット40及び第1トレイ50
から給紙された用紙は縦搬送ユニット60により上方向
に搬送され、また、第2トレイ310、第3トレイ32
0及び第4トレイ330から給紙された用紙はバンク縦
搬送ユニット340及び縦搬送ユニット60により上方
向に搬送される。
【0019】そして、この用紙は先端がレジストセンサ
52により検出された後の所定時間後にレジストローラ
53に突き当って一旦停止し、副走査有効期間信号(F
GATE)に同期してレジストローラ53により搬送さ
れ、感光体30上のトナー像が転写される。次いでこの
用紙は感光体30から分離された後、搬送装置54によ
り搬送され、定着装置55によりトナー像が定着され
る。この定着後の用紙は片面印刷時と両面印刷後には切
り換え爪57、排紙ローラ56により3ビンソータ20
0に排出される。
【0020】他方、両面印刷時の表面印刷後の用紙は、
切り換え爪57により両面搬送路41に導かれ、フィー
ドローラ42及び分離コロ43により反転されて両面ユ
ニット40上に集積される。両面ユニット40上の用紙
は、トレイが上昇することによりフィードローラ42に
当接し、フィードローラ42が回転することにより縦搬
送ユニット60に送られて裏面に画像が形成される。
【0021】3ビンソータ200は第1排紙トレイ20
1、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ203及び
反転専用トレイ204を有し、第1〜第3排紙トレイ2
01〜203上にはどの向きでも排紙可能に構成されて
いる。複写機本体1から排紙された用紙は、3ビンソー
タ200内において表面排紙の場合には切り換え爪20
7により上方向に導かれ、第2、第3排紙トレイ20
2、203に排紙する場合にはそれぞれ切り換え爪20
5、206が作動し、第1排紙トレイ201に排紙する
場合には切り換え爪205、206は共に作動しない。
【0022】他方、裏面排紙の場合の用紙は、切り換え
爪207により搬送コロ209の方向に導かれて反転専
用トレイ204上に排紙され、後端が反転検知センサ2
08により検出されると搬送コロ209が逆転して上方
向に搬送され、第1〜第3排紙トレイ201〜203の
1つに排紙される。また、第1排紙トレイ201は用紙
の幅方向(搬送方向と直交方向すなわち図面と直交方
向)とソータ200の上下方向に移動(シフト)可能で
あり、幅方向に移動する場合には用紙を仕分けることが
でき、上下方向に移動する場合には大量の用紙を揃える
ことができる。
【0023】次に、図1を参照して画像処理回路につい
て説明する。先ず、制御について説明すると、CPU6
00、ROM601及びRAM602は図3に示す画像
処理コントローラ502内に設けられており、CPU6
00はメインコントローラ501からの読み取り指示が
あるとスキャナ制御回路604に対して読み取り指示を
与える。スキャナ制御回路604はこの指示により露光
ランプ11を点灯させ、モータ605を動作させること
によりスキャナの第1、第2キャリッジを読み取り基準
位置に移動させ、位置センサ603がこれを検出すると
読み取りを開始する。この場合、スキャナ制御回路60
4は副走査有効期間信号FGATE(読み取り開始時に
アクティブ、終了時にインアクティブ)を生成してタイ
ミング制御回路606に送り、タイミング制御回路60
6は画像同期クロックCLK、主走査同期信号LSYN
C及び主走査有効期間信号LGATEを生成する。
【0024】次に、画像の流れについて説明する。コン
タクトガラス10上のコピー時又はFAX送信時の原稿
607が露光ランプ11により照明され、反射光がカラ
ーCCD16により読み取られる。次いでカラーCCD
16によりR、G、Bに分離されたアナログの画像信号
が信号処理回路608により増幅されて光量補正され、
AD変換器609によりデジタルの画像信号に変換さ
れ、シェーディング補正回路610によりシェーディン
グ補正され、画像処理部611に送られる。
【0025】画像処理部611ではMTF補正、γ補
正、黒画像生成、カラー画像生成、2値処理、多値処理
などの基本的な画質処理と、変倍、編集、マーカ検知な
どのデジタル機特有の画像処理が施され、黒データDA
TA0〜7とカラーデータDATACがセレクタ612
に出力される。セレクタ612にはまたタイミング制御
回路606により生成された各種のタイミング信号と、
黒の書き込み制御部613からの書き込み基準信号PM
SYNCが印加される。コピー時にはセレクタ612に
より黒データDATA0〜7が黒の書き込み制御部61
3からLD614に送られ、また、カラーデータDAT
ACがカラーの書き込み制御部616からLED616
に送られてコピーが行われる。
【0026】他方、FAX送信時にはセレクタ612に
より黒データDATA0〜7が図5に示すメインコント
ローラ501内のFAX用イメージメモリ620に転送
される。また、FAX受信時には、回線から受信データ
が復調、伸長された後にメインコントローラ501内の
FAX用イメージメモリ620において展開された後、
セレクタ612により黒の書き込み制御部613からL
D614に送られる。
【0027】次に、図3を参照してこの複合デジタル複
写機の制御系の全体構成を説明する。操作部コントロー
ラ500は図4に示す操作部400の液晶、各種LED
の表示制御、各種キー入力制御を行い、メインコントロ
ーラ500は給紙、搬送、定着、両面印刷、プロセス制
御等を行い、特にコピー機能とファクシミリ送信機能が
同時に設定された場合にスキャナが共通の原稿に対する
コピー用の読み取りとファクシミリ送信用の読み取りを
別個に行うための全体的な制御を行う。
【0028】画像処理コントローラ502はメインコン
トローラ500の制御に基づいて画像制御、スキャナの
読み取り制御を行い、ADFコントローラ503はAD
F100の制御を行う。ソータコントローラ504は3
ビンソータ200の制御を行う。給紙トレイコントロー
ラ505は給紙トレイの制御を行い、FAXコントロー
ラ506はFAX送受信の管理、ファイル管理を行う。
G3コントローラ507はG3のプロトコル制御を行
い、G4コントローラ508はG4のプロトコル制御を
行う。
【0029】次に、図4を参照して操作部400の構成
を説明する。操作部400の中央には400×256ド
ットの液晶表示部(LCD)401及びその上に重畳さ
れたタッチパネルが設けられている。LCD401には
この複合デジタル複写機のコピー機能又はFAX機能が
選択的に表示され、ユーザがこの表示に従って操作を行
う。特にFAX機能画面には、原稿画像データをメモリ
に蓄積して送信するメモリ送信モードを設定するための
キー及び表示、メモリに蓄積することなく送信する直接
送信モードを設定するためのキー及び表示が示される。
コピー機能、FAX機能の表示切り替えは機能切り替え
キー412、413により行い、また、コピー機能とF
AX送信機能を同時に動作させる場合にはLED418
a付きのコピー/FAXキー418により行う。
【0030】LCD401の右側にはコピー機能、FA
X機能で共通に使用されるテンキー402、クリア/ス
トップキー403、スタートキー404、プログラムキ
ー405、ジョブリコールキー406、モードクリア/
余熱キー407、割り込みキー408等の各種キーと、
FAX専用のポーズ/リダイヤルキー409、短縮キー
410、受信キー411等のキーが設けられている。
【0031】また、LCD401の左側には前述したF
AX切り替えキー412、コピー切り替えキー413及
びコピー/FAXキー418と、初期設定キー414、
ガイダンスキー415、LCD濃度調整ボリューム41
6が設けられている。これらのキーの更に左側にはFA
X専用の表示部417が設けられ、この表示部417に
はFAX通信中のメモリフルなどを示す各種LEDと、
通信状態を示す40文字(20文字×2行)分のLCD
が設けられている。
【0032】次に、図5を参照してFAX送受信時の画
像の流れについて説明する。FAX画像のメモリ送信/
直接送信時には、セレクタ612により黒データDAT
A0〜7がメインコントローラ501内のFAX用イメ
ージメモリ620に蓄積され、次いで圧縮伸長器622
により、指定された圧縮コード(MH、MR、MMR)
に圧縮され、FAXコントローラ506内のSAFメモ
リ623に蓄積される。ここで、イメージメモリ620
に蓄積された画像をA4横やB5横のように90回転し
て送信した方が効率的な場合には、圧縮伸長器622に
渡す前に回転器621により回転した後、圧縮伸長器6
22により圧縮する。
【0033】SAFメモリ623に蓄積された圧縮デー
タは、G3送信時にはG3コントローラ507内のライ
ンバッファ624に転送され、受信側のモードに合わせ
て圧縮伸長器627により再圧縮され、モデム625に
より変調され、NCU(網制御ユニット)626を介し
て受信側に送信される。また、G4送信時にも同様に、
SAFメモリ623に蓄積された圧縮データがG4コン
トローラ508内のラインバッファ628に転送され、
受信側のモードに合わせて圧縮伸長器631により再圧
縮され、ISDN制御部629及びトランス630を介
して受信側に送信される。
【0034】FAX受信時には送信側から回線から送ら
れてきたデータはNCU626(トランス630)、モ
デム625(ISDN制御部629)、圧縮伸長器62
2(圧縮伸長器627)、ラインバッファ624(ライ
ンバッファ628)を介してSAFメモリ623に蓄積
される。SAFメモリ623に蓄積された圧縮データ
は、メインコントローラ501内の圧縮伸長器622に
より伸長され、イメージメモリ620上で展開される。
この場合にも同様に、A4横やB5横のように90回転
して送信した方が効率的な場合には、回転器621によ
り回転する。イメージメモリ620上で展開されたデー
タはセレクタ612により図1に示す書き込み部に送ら
れ、印刷が行われる。
【0035】次に、図6を参照して融合動作モードチェ
ック処理について説明する。コピー/FAXキー418
が押下されると(ステップS1)、先ず、コピー/FA
Xの同時動作(融合動作)モードになっているか否かを
LED418aのオン/オフ状態によりチェックし(ス
テップS2)、同時動作モードになっている場合にはL
ED418aをオンからオフにし(ステップS6)、リ
ターンする。
【0036】他方、同時動作モードになっていない場合
にはLED418aをオフからオンにし(ステップS
3)、次いで直接送信モードになっているか否かをチェ
ックし(ステップS4)、直接送信モードになっている
場合にはメモリ送信モードに設定し(ステップS5)、
他方、直接送信モードになっていない場合すなわちメモ
リ送信モードになっている場合にはそのままリターンす
る。したがって、コピー/FAXの同時動作モードが設
定されるとFAX送信モードは初期値としてメモリ送信
モードに設定される。
【0037】ここで、この実施例ではコピー/FAXキ
ー418によりコピー/FAXの同時動作モードを設定
するように構成されているか、LCD401によるコピ
ー画面中にFAX選択キーを設けるか又はFAX画面中
にコピー選択キーを設けるようにしてもよい。
【0038】次に、図7を参照して直接送信チェック処
理について説明する。先ず、LCD401のFAX機能
画面の直接送信キーがオンか否かをチェックし(ステッ
プS11)、オンの場合にはステップS12以下に進
み、他方、オフの場合にはステップS16以下に分岐す
る。ステップS12以下では先ず、直接送信モードにな
っているか否かをチェックし(ステップS12)、直接
送信モードになっている場合にはそのままリターンす
る。
【0039】他方、ステップS12において直接送信モ
ードになっている場合には、コピー枚数が複数部設定さ
れているか否かをチェックし(ステップS13)、設定
されている場合にはそのままリターンし、他方、設定さ
れていない場合には直接送信表示をオンにし(ステップ
S14)、次いで蓄積型送信モードに設定し(ステップ
S15)、リターンする。
【0040】ステップS16以下ではコピー枚数が複数
部設定されているか否かをチェックし(ステップS1
6)、設定されていない場合にはそのままリターンし、
他方、設定されている場合には直接送信表示をオフにし
(ステップS17)、次いでメモリ送信表示をオンにし
(ステップS18)、リターンする。
【0041】すなわち、図6において説明したようにコ
ピー/FAXの同時動作モードが設定されるとFAX送
信モードは初期値としてメモリ送信モードに設定される
が、その後、直接送信モードが選択されると蓄積型即時
送信モードに切り替える。このとき、コピー枚数が複数
部設定されている場合には直接送信に切り替えない。ま
た、既に直接送信モードが設定されている場合には直接
送信モードからメモリ送信モードに切り替える。この理
由は、FAX送信では原稿間の時間が規定されているの
で、直接送信時に複数枚のコピー原稿読み取り動作を行
うと原稿間タイムアウトにより通信エラーとなる可能性
が高いからである。
【0042】ここで、通常の直接送信モードでは相手機
と接続された後に原稿を読み取り、その原稿についての
送信が全て終了するまで次の原稿の読み取りは行わない
が、蓄積型即時送信モードでは相手機と接続された後に
原稿を読み取り、その後は通常のメモリ蓄積と同じ速度
でSAFメモリ623に蓄積する。したがって、通常、
公衆回線を介した交信速度は非常に遅いので、原稿の読
み取り間隔が非常に遅いが、この方法により通常のメモ
リ送信モードと同じ速度で入力処理が可能になるので、
コピー処理に与える影響を大幅に軽減することができ
る。
【0043】次に、図8を参照して融合動作チェック処
理について説明する。先ず、融合動作モードになってい
るか否かをチェックし(ステップS21)、融合動作モ
ードになっている場合にスタートキー404がオンにな
るとステップS22からステップS23以下に進む。ス
テップS23以下ではコピー機能、FAX機能が設定さ
れているか否かをチェックし(ステップS23、S2
4、S26)、FAX機能のみが設定されている場合に
はFAX処理のみを実行し(ステップS25)、コピー
機能のみが設定されている場合にはコピー処理のみを実
行し(ステップS27)、両方が設定されている場合に
は融合処理を実行する(ステップS28)。
【0044】次に、図9を参照して融合処理を説明す
る。先ず、ADF100に原稿が有るか否かをチェック
し(ステップS31)、有る場合にはステップS32以
下に進み、無い場合にはステップS39以下に分岐す
る。ステップS32以下ではADF100による原稿給
紙をスタートし(ステップS32)、原稿がコンタクト
ガラス10上にセットされると図10に詳しく示す読み
取り処理を実行する(ステップS33→S34)。読み
取り処理を終了するとADF100により原稿を排紙し
(ステップS35)、原稿画像の圧縮処理を完了すると
ADF100の次の原稿の有無をチェックする(ステッ
プS36→S37)。そして、ADF100に次の原稿
が有る場合にはステップS32に戻り、他方、無い場合
にはFAX送信の蓄積終了処理を行い(ステップS3
8)、リターンする。
【0045】ステップS39以下では原稿がコンタクト
ガラス10上に有るか否かをチェックし(ステップS3
9)、有る場合にはステップS40以下に進み、他方、
無い場合には例えば「原稿を確認して下さい」のような
原稿確認表示を行い(ステップS45)、リターンす
る。なお、この原稿確認表示は圧板、ADF100等の
リフトアップ操作により解除される。ステップS40以
下では図10に詳しく示す読み取り処理を実行し、原稿
画像の圧縮処理を完了すると(ステップS41)次の原
稿が交換されたか否かを20秒間チェックし(ステップ
S42〜S44)、次の原稿がコンタクトガラス10上
にセットされた場合には再度読み取り処理を行う(ステ
ップS44→S40)。また、20秒間経過しても次の
原稿がセットされないか、又は蓄積終了キー(例えばテ
ンキー402上の#キー)が押下された場合には蓄積終
了処理を行い(ステップS38)、リターンする。
【0046】図10に詳しく示す読み取り処理では、先
ず、コピー動作のための転写紙の給紙を開始し、FAX
送信用の読み取りを行う(ステップS51)。そして、
FAX読み取りが終了していない場合には、この転写紙
がレジストセンサ52に到達する前に画像処理コントロ
ーラ502に対し、画像データがメインコントローラ5
01側に流れるように設定してFAX送信用の読み取り
を行う(ステップS52〜S54)。したがって、読み
取りが行われた画像データがイメージメモリ620に格
納され、圧縮伸長器622により圧縮された後にSAF
メモリ623に蓄積される。
【0047】また、FAX用の読み取りが終了すると転
写紙がレジストセンサ52に到達しているか否かをチェ
ックし(ステップS55)、到達すると画像処理コント
ローラ502に対し、読み取りが行われた画像データが
コピー側に流れるように設定し(ステップS56)、次
いで同一の原稿に対するコピー用の読み取りをスタート
する(ステップS57)。したがって、読み取りが行わ
れた画像データが転写紙にコピーされる。次いで、コピ
ーセット枚数を示すコピーカウントを1枚デクリメント
して「0」でない場合にはステップS58からステップ
S51に戻り、他方、「0」の場合にはリターンする。
ここで、FAX送信用の読み取りは1回のみである。
【0048】したがって、上記実施例によれば、同一の
原稿を先ずFAX送信用として読み取り、次いでコピー
用として読み取るので、同一の原稿をコピーすると共に
ファクシミリ送信することができる。なお、上記実施例
では、FAX読み取りはコピー読み取りの前に行ってい
るが、コピー中であってもコピー後であってもよい。但
し、FAX用蓄積時の圧縮時間が必要になるので、FA
X読み取りを最初に行い、コピー読み取り中に圧縮処理
を行うほうが処理スピードを早くすることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、コピー機能とファクシミリ送信機能が同時に
設定された場合に原稿読み取り手段が同一の原稿に対す
るコピー用の読み取りとファクシミリ送信用の読み取り
をそれぞれ行うので、同一の原稿を1回の読み取り操作
で自動的にコピーすると共にファクシミリ送信すること
ができる。また、ADFを備えている場合には、原稿を
1回しか搬送しないので、原稿の破損を低減することが
できる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、ファクシミ
リ送信用に読み取られた原稿画像データをメモリに蓄積
して送信するメモリ送信モードと、メモリに蓄積するこ
となく送信する直接送信モードを有する場合、コピー機
能とファクシミリ送信機能が同時に設定されたときには
自動的にメモリ送信モードに設定するので、コピー処理
とファクシミリ送信処理を融合して処理することができ
る。
【0051】請求項3記載の発明によれば、ユーザによ
り直接送信モードが設定された場合、ファクシミリ送信
用に読み取られた原稿画像データをメモリに蓄積して即
時送信する蓄積型即時送信モードに設定するので、コピ
ー処理とファクシミリ送信処理を融合して行うことがで
きる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、コピー枚数
が複数部の場合に自動的にメモリ送信モードに設定する
ので、ファクシミリ送信時の通信エラーを防止すること
ができる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、ファクシミ
リ送信用の読み取りをコピー用の読み取りより先に行う
ので、最適な処理速度でコピー処理とファクシミリ送信
処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一つの実施の形態
としての複合デジタル複写機の画像処理回路を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の複合デジタル複写機を示す構成図であ
る。
【図3】図1の複合デジタル複写機の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図3の操作部を示す説明図である。
【図5】図1の複合デジタル複写機のファクシミリ回路
を示すブロック図である。
【図6】融合動作モードチェック処理を説明するための
フローチャートである。
【図7】直接送信チェック処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図8】融合動作チェック処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】融合処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図10】図9に示す読み取り処理を詳しく説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
10〜16 スキャナ 418 コピー/FAXキー 501 メインコントローラ 502 画像処理コントローラ 506 FAXコントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コピー原稿とファクシミリ送信原稿を読
    み取る原稿読み取り手段と、 コピー機能とファクシミリ送信機能を同時に設定するた
    めの設定手段と、 前記設定手段によりコピー機能とファクシミリ送信機能
    が同時に設定された場合に前記原稿読み取り手段が同一
    の原稿に対するコピー用の読み取りとファクシミリ送信
    用の読み取りをそれぞれ行うように制御する制御手段
    と、を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、ファクシミリ送信用に
    読み取られた原稿画像データをメモリに蓄積して送信す
    るメモリ送信モードと、メモリに蓄積することなく送信
    する直接送信モードを有し、前記設定手段によりコピー
    機能とファクシミリ送信機能が同時に設定された場合に
    自動的にメモリ送信モードに設定することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、ユーザにより直接送信
    モードが設定された場合、ファクシミリ送信用に読み取
    られた原稿画像データをメモリに蓄積して即時送信する
    蓄積型即時送信モードに設定することを特徴とする請求
    項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、コピー枚数が複数部の
    場合に自動的にメモリ送信モードに設定することを特徴
    とする請求項2または3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、ファクシミリ送信用の
    読み取りをコピー用の読み取りより先に行うように制御
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191368A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Sharp Corp 画像処理装置及びその操作方法
JP2016111417A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 株式会社リコー ネットワークシステム、電子機器、電子機器管理方法及び電子機器管理プログラム

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