JPH08331340A - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JPH08331340A
JPH08331340A JP7132239A JP13223995A JPH08331340A JP H08331340 A JPH08331340 A JP H08331340A JP 7132239 A JP7132239 A JP 7132239A JP 13223995 A JP13223995 A JP 13223995A JP H08331340 A JPH08331340 A JP H08331340A
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JP
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JP7132239A
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Inventor
Ryoji Yamamoto
良二 山本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信画像が不必要な場合に記録紙が無駄にな
ることを防止する。 【構成】 FAX受信時には送信側から回線を介してか
ら送られてきたデータがSAFメモリ623に蓄積さ
れ、SAFメモリ623に蓄積された圧縮データがメイ
ンコントローラ501内のイメージメモリ620上で展
開される。メインコントローラ501はSAFメモリ6
23に蓄積されている複数枚の受信画像の内容を集約し
た受信レポートを印刷するように制御する。例えば相手
先Aから3枚の画像A1〜A3を、相手先Bから2枚の
B1、B2を受信してSAFメモリ623に蓄積した場
合、受信画像A1〜A3、B1、B2が相手先A、B毎
に1枚の記録紙に記録されるようにメインコントローラ
501内のイメージメモリ620上で縮小、集約されて
展開され、セレクタ612を介して書き込み部に送ら
れ、印刷が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置において受信画像などを記録紙に記録する画像出力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置などにおいて
は、画像を受信すると受信画像を直ちにそのサイズや所
定サイズの記録紙に記録して出力するように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置などにおいては、画像を受信すると受
信画像を直ちに出力するので、受信者にとって必要、不
必要にかかわらず受信画像が記録紙に出力され、したが
って、不必要な場合に記録紙が無駄になるという問題点
がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、受信画
像が不必要な場合に記録紙が無駄になることを防止する
ことができる画像出力装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、複数枚の受信画像を蓄積する画像蓄積
手段と、前記画像蓄積手段に蓄積されている受信画像を
記録紙に印刷する印刷手段と、前記印刷手段が前記画像
蓄積手段に蓄積されている複数枚の受信画像を各記録紙
に印刷しないで、前記複数枚の受信画像の内容を集約し
た受信レポートを記録紙に印刷するように制御する制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】第2の手段は、第1の手段において前記制
御手段が、受信レポートを印刷する場合に、前記画像蓄
積手段に蓄積されている複数枚の受信画像を縮小し、前
記印刷手段が1枚または前記受信画像の枚数より少ない
枚数の記録紙に印刷するように制御することを特徴とす
る。
【0007】第3の手段は、第2の手段において前記制
御手段が、受信レポートを印刷する場合に、複数の受信
回数に渡って受信して前記画像蓄積手段に蓄積されてい
る複数枚の受信画像を縮小し、前記印刷手段が1枚また
は前記受信画像の枚数より少ない枚数の記録紙に印刷す
るように制御することを特徴とする。
【0008】第4の手段は、第2または第3の手段にお
いて前記制御手段が、受信レポートを印刷する場合に、
前記記録紙に印刷される受信画像の指定枚数に応じた縮
小率で縮小し、前記印刷手段が1枚または前記受信画像
の枚数より少ない枚数の記録紙に印刷することを特徴と
する。
【0009】第5の手段は、第2または第3の手段にお
いて前記制御手段が、受信レポートを印刷する場合に、
前記画像蓄積手段に蓄積されている枚数に応じた縮小率
で縮小し、前記印刷手段が1枚または前記受信画像の枚
数より少ない枚数の記録紙に印刷することを特徴とす
る。
【0010】第6の手段は、第1ないし第5の手段にお
いて前記制御手段が、受信レポートを印刷する場合に、
受信画像の属性を示す情報を受信レポートに付加するこ
とを特徴とする。
【0011】第7の手段は、第1ないし第6の手段にお
いて前記制御手段が、前記画像蓄積手段に蓄積されてい
る受信画像が所定時間以内に前記印刷手段により等倍で
印刷されない場合に、前記画像蓄積手段に蓄積されてい
る受信画像を削除することを特徴とする。
【0012】第8の手段は、第1ないし第7の手段にお
いて前記制御手段が、受信レポートを印刷する場合に、
前記画像蓄積手段に蓄積されている受信画像を分類し、
受信レポートが分類毎に異なる記録紙に印刷されるよう
に制御することを特徴とする。
【0013】第9の手段は、第1ないし第8の手段にお
いて前記制御手段が、前記画像蓄積手段に蓄積されてい
る送信待機文書の内容を集約した送信レポートを印刷す
るように制御することを特徴とする。
【0014】
【作用】第1の手段では、蓄積されている複数枚の受信
画像を印刷しないで複数枚の受信画像の内容を集約した
受信レポートを印刷するので、受信者が受信レポートを
見て受信画像を印刷するか否かを判断することができ
る。
【0015】第2の手段では、受信レポートを印刷する
場合に、蓄積されている複数枚の受信画像を縮小し、1
枚または受信画像の枚数より少ない枚数の記録紙に印刷
するので、受信者が縮小画像を見て受信画像を印刷する
か、しないかを判断することができる。
【0016】第3の手段では、受信レポートを印刷する
場合に、複数の受信回数に渡って受信して蓄積されてい
る複数枚の受信画像を縮小し、1枚または受信画像の枚
数より少ない枚数の記録紙に印刷するので、受信者が縮
小画像を見て受信画像を印刷するか否かを判断すること
ができる。
【0017】第4の手段では、受信レポートを印刷する
場合に、記録紙に印刷される受信画像の指定枚数に応じ
た縮小率で縮小し、1枚または前記受信画像の枚数より
少ない枚数の記録紙に印刷するので、受信者が縮小画像
の見やすさを調整することができる。
【0018】第5の手段では、受信レポートを印刷する
場合に、蓄積されている枚数に応じた縮小率で縮小し、
1枚または前記受信画像の枚数より少ない枚数の記録紙
に印刷するので、縮小率を自動的に調整することができ
る。
【0019】第6の手段では、受信レポートを印刷する
場合に、受信画像の属性を示し情報を受信レポートに付
加するので、例えば受信画像が親展の場合にその旨の情
報を印刷することにより秘密を維持することができる。
【0020】第7の手段では、蓄積されている受信画像
が所定時間以内に等倍で印刷されない場合に受信画像を
削除するので、受信者は不必要な受信画像に対して何ら
操作を行う必要がなく、放置するのみでよい。
【0021】第8の手段では、受信レポートを印刷する
場合に、蓄積されている受信画像を分類し、受信レポー
トを分類毎に異なる記録紙に印刷するので、例えば発信
者毎や受信者毎に分類して受信レポートを印刷すること
により受信レポートを見やすくすることができる。
【0022】第9の手段では、蓄積されている送信待機
文書の内容を集約した送信レポートを印刷するので、ユ
ーザにとって蓄積送信時の送信・蓄積状況を把握するこ
とができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る画像出力装置の一実施例とし
て複合デジタル複写機の要部を示すブロック図、図2は
図1の複合デジタル複写機を示す構成図、図3は図1の
複合デジタル複写機の操作部を示す説明図、図4は図1
の複合デジタル複写機のコントローラ系を示すブロック
図、図5は図1の複合デジタル複写機の画像処理回路を
示すブロック図、図6〜図11は図1の複合デジタル複
写機により印刷される受信レポートを示す説明図、図1
2は図1の複合デジタル複写機の受信レポート印刷処理
を説明するためのフローチャート、図13は図12に示
す処理における縮小処理を示す説明図、図14は図1の
複合デジタル複写機の蓄積画像削除処理を説明するため
のフローチャートである。
【0024】先ず、図2を参照して本発明の画像出力装
置が適用された複合デジタル複写機の構成を説明する。
この装置の機構は概略的に、複写機本体1と、自動原稿
送り装置(ADF)100と、3ビンソータ200と給
紙ユニット(バンク)300により構成されている。
【0025】ADF100は原稿給紙台101上に積載
されたコピー時やFAX送信時の原稿を1枚ずつ複写機
本体1側のコンタクトガラス10上に給紙し、画像読み
取り後に排紙トレイ105上に排紙するように構成され
ている。原稿給紙台101上の原稿は、図示省略のサイ
ドローラにより幅方向が揃えられ、給紙ローラ102に
より一番下の原稿が分離されて給紙され、搬送ベルト1
03によりコンタクトガラス10上に給紙される。コン
タクトガラス10上の原稿は読み取り終了後に、搬送ベ
ルト103及び排紙ローラ104により排紙トレイ10
5上に排紙される。
【0026】また、両面の原稿を読み取る場合には、原
稿給紙台101上の原稿は給紙ローラ102により一番
下の原稿が分離されて給紙され、搬送ベルト103によ
りコンタクトガラス10上を通過して反転爪106によ
り反転され、再びコンタクトガラス10上に給紙されて
裏面が読み取られる。次いで、コンタクトガラス10上
の原稿は裏面読み取り終了後に、搬送ベルト103によ
り搬送されて反転爪106により反転され、再びコンタ
クトガラス10上に給紙されて表面が読み取られる。そ
して、表面読み取り終了後の原稿は搬送ベルト103及
び排紙ローラ104により排紙トレイ105上に排紙さ
れる。
【0027】複写機本体1はコピー時やFAX送信時の
原稿を読み取るスキャナ、画像処理部及びプロッタ(画
像書き込みユニット)などを有する。スキャナは原稿を
載置するためのコンタクトガラス10と光学走査系を有
し、光学走査系は露光ランプ11、第1ミラー12、第
2ミラー13、第3ミラー14、レンズ15、フルカラ
ーCCD16等を有する。
【0028】露光ランプ11及び第1ミラー12は第1
キャリッジに装備され、第1キャリッジは原稿読み取り
時にステッピングモータ605(図5参照)により一定
の速度で副走査方向に移動する。第2ミラー13及び第
3ミラー14は第2キャリッジに装備され、第2キャリ
ッジは原稿読み取り時にステッピングモータ605によ
り第1キャリッジの1/2の速度で移動する。この第
1、第2のキャリッジの移動によりコンタクトガラス1
0上の原稿が光学的に走査され、レンズ15によりCC
D16の受光面に結像されて光電変換される。
【0029】フルカラーCCD16により赤(R)、緑
(G)及び青(B)の各色に分離された画像信号は、図
5に示す画像処理回路によりA/D変換等された後に画
像処理部611により各種の画像処理が施され、次いで
コピー時には書き込みユニットにより記録紙にコピーさ
れ、他方、FAX送信時に相手側に送信される。
【0030】書き込みユニットはレーザ出力ユニット2
0、f−θレンズ21、ミラー22を有し、レーザ出力
ユニット20はレーザ光源であるレーザダイオード(L
D)614(図5参照)と、図示省略のポリゴンミラー
及びポリゴンモータを有する。レーザ出力ユニット20
からはコピー時にはスキャナにより読み取られた画像、
また、FAX受信時には相手側から受信した画像に応じ
て変調された黒信号のレーザ光が出射され、感光体30
上にその潜像が形成される。感光体30の回りには、黒
現像器32、赤信号の画像を書き込むためのLED書き
込みユニット31および赤の第2現像器33、図示省略
の転写器及び分離器などが配置され、感光体30上のト
ナー像が用紙に記録される。
【0031】用紙は複写機本体1内の両面ユニット40
及び第1トレイ50と、給紙ユニット300内の第2ト
レイ310、第3トレイ320及び第4トレイ330の
1つから選択的にそれぞれフィードローラ42及び分離
コロ43のローラ対、第1給紙装置51、第2給紙装置
311、第3給紙装置321及び第4給紙装置331に
より給紙される。両面ユニット40及び第1トレイ50
から給紙された用紙は縦搬送ユニット60により上方向
に搬送され、また、第2トレイ310、第3トレイ32
0及び第4トレイ330から給紙された用紙はバンク縦
搬送ユニット340及び縦搬送ユニット60により上方
向に搬送される。
【0032】そして、この用紙は先端がレジストセンサ
52により検出された後の所定時間後にレジストローラ
53に突き当って一旦停止し、副走査有効期間信号(F
GATE)に同期してレジストローラ53により搬送さ
れ、感光体30上のトナー像が転写される。次いでこの
用紙は感光体30から分離された後、搬送装置54によ
り搬送され、定着装置55によりトナー像が定着され
る。この定着後の用紙は片面印刷時と両面印刷後には切
り換え爪57、排紙ローラ56により3ビンソータ20
0に排出される。
【0033】他方、両面印刷時の表面印刷後の用紙は、
切り換え爪57により両面搬送路41に導かれ、フィー
ドローラ42及び分離コロ43により反転されて両面ユ
ニット40上に集積される。両面ユニット40上の用紙
は、トレイが上昇することによりフィードローラ42に
当接し、フィードローラ42が回転することにより縦搬
送ユニット60に送られて裏面に画像が形成される。
【0034】3ビンソータ200は第1排紙トレイ20
1、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ203及び
反転専用トレイ204を有し、第1〜第3排紙トレイ2
01〜203上にはどの向きでも排紙可能に構成されて
いる。複写機本体1から排紙された用紙は、3ビンソー
タ200内において表面排紙の場合には切り換え爪20
7により上方向に導かれ、第2、第3排紙トレイ20
2、203に排紙する場合にはそれぞれ切り換え爪20
5、206が作動し、第1排紙トレイ201に排紙する
場合には切り換え爪205、206共に作動しない。
【0035】他方、裏面排紙の場合の用紙は、切り換え
爪207により搬送コロ209の方向に導かれて反転専
用トレイ204上に排紙され、後端が反転検知センサ2
08により検出されると搬送コロ209が逆転して上方
向に搬送され、第1〜第3排紙トレイ201〜203の
1つに排紙される。そして、第1排紙トレイ201は用
紙の幅方向(搬送方向と直交方向すなわち図面と直交方
向)とソータ200の上下方向に移動(シフト)可能で
あり、幅方向に移動する場合には用紙を仕分けることが
でき、上下方向に移動する場合には大量の用紙を揃える
ことができる。
【0036】次に、図3を参照して操作部400の構成
を説明する。操作部400の中央には400×256ド
ットの液晶表示部(LCD)401及びその上に重畳さ
れたタッチパネルが設けられている。LCD401には
この複合デジタル複写機のコピー機能又はFAX機能が
選択的に表示され、ユーザがこの表示に従って操作を行
う。コピー機能、FAX機能の表示切り替えは機能切り
替えキー412、413により行う。
【0037】LCD401の右側にはコピー機能、FA
X機能で共通に使用されるテンキー402、クリア/ス
トップキー403、スタートキー404、プログラムキ
ー405、ジョブリコールキー406、モードクリア/
余熱キー407、割り込みキー408等の各種キーと、
FAX専用のポーズ/リダイヤルキー409、短縮キー
410、受信キー411等のキーが設けられている。こ
こで、蓄積されている複数枚の受信画像を各記録紙に印
刷しないで複数枚の受信画像の内容を集約した受信レポ
ートを記録紙に印刷する「受信画像集約出力モード」を
設定する場合には、プログラムキー405によりそのプ
ログラムを呼び出すことによりメインコントローラ50
1(図4)に登録することができる。
【0038】また、LCD401の左側には前述したF
AX切り替えキー412及びコピー切り替えキー413
と、初期設定キー414、ガイダンスキー415、LC
D濃度調整ボリューム416が設けられている。これら
のキーの更に左側にはFAX専用の表示部417が設け
られ、この表示部417にはFAX通信中のメモリフル
などを示す各種LEDと、通信状態を示す40文字(2
0文字×2行)分のLCDが設けられている。
【0039】次に、図4を参照してこの複合デジタル複
写機の制御系を説明する。操作部コントローラ500は
図3に示す操作部400の液晶、各種LEDの表示制
御、各種キー入力制御を行い、メインコントローラ50
1は給紙、搬送、定着、両面印刷、プロセス制御等を行
い、特にFAX受信時に図6〜図14に示すような受信
レポートの出力制御を行う。
【0040】画像処理コントローラ502は画像制御、
スキャナの読み取り制御を行い、ADFコントローラ5
03はADF100の制御を行う。ソータコントローラ
504は3ビンソータ200の制御を行い、給紙トレイ
コントローラ505は給紙トレイの制御を行う。FAX
コントローラ506はFAX送受信の管理、ファイル管
理を行い、特にFAX受信時にメインコントローラ50
0の制御に基づいて受信画像をSAFメモリ623に蓄
積する。G3コントローラ507はG3のプロトコル制
御を行い、G4コントローラ508はG4のプロトコル
制御を行う。
【0041】次に、図5を参照して画像処理回路につい
て説明する。先ず、制御について説明すると、CPU6
00、ROM601及びRAM602は図1および図4
に示す画像処理コントローラ502内に設けられてお
り、CPU600はメインコントローラ501からの読
み取り指示があるとスキャナ制御回路604に対して読
み取り指示を与える。スキャナ制御回路604はこの指
示により露光ランプ11を点灯させ、モータ605を動
作させることによりスキャナの第1、第2キャリッジを
読み取り基準位置に移動させ、位置センサ603がこれ
を検出すると読み取りを開始する。この場合、スキャナ
制御回路604は副走査有効期間信号FGATE(読み
取り開始時にアクティブ、終了時にインアクティブ)を
生成してタイミング制御回路606に送り、タイミング
制御回路606は画像同期クロックCLK、主走査同期
信号LSYNC及び主走査有効期間信号LGATEを生
成する。
【0042】次に、画像の流れについて説明する。コン
タクトガラス10上のコピー時又はFAX送信時の原稿
607が露光ランプ11により照明され、反射光がカラ
ーCCD16により読み取られる。次いでカラーCCD
16によりR、G、Bに分離されたアナログの画像信号
が信号処理回路608により増幅されて光量補正され、
AD変換器609によりデジタルの画像信号に変換さ
れ、シェーディング補正回路610によりシェーディン
グ補正され、画像処理部611に送られる。
【0043】画像処理部611ではMTF補正、γ補
正、黒画像生成、カラー画像生成、2値処理、多値処理
などの基本的な画質処理と、変倍、編集、マーカ検知な
どのデジタル機特有の画像処理が施され、黒データDA
TA0〜7とカラーデータDATACがセレクタ612
に出力される。セレクタ612にはまたタイミング制御
回路606により生成された各種のタイミング信号と、
黒の書き込み制御部613からの書き込み基準信号PM
SYNCが印加される。コピー時にはセレクタ612に
より黒データDATA0〜7が黒の書き込み制御部61
3からLD614に送られ、また、カラーデータDAT
ACがカラーの書き込み制御部616からLED616
に送られてコピーが行われる。
【0044】他方、FAX送信時にはセレクタ612に
より黒データDATA0〜7が図1に示すメインコント
ローラ501内のFAX用イメージメモリ620に転送
される。また、FAX受信時には、回線から受信データ
が復調、伸長された後にメインコントローラ501内の
FAX用イメージメモリ620において展開された後、
セレクタ612により黒の書き込み制御部613からL
D614に送られる。
【0045】次に、図1を参照してFAX送受信時の画
像の流れを詳細に説明する。FAX画像蓄積/送信時に
は、セレクタ612により黒データDATA0〜7がメ
インコントローラ501内のFAX用イメージメモリ6
20に蓄積され、次いで圧縮伸長器622により、指定
された圧縮コード(MH、MR、MMR)に圧縮され、
FAXコントローラ506内のSAFメモリ623に蓄
積される。ここで、イメージメモリ620に蓄積された
画像をA4横やB5横のように90回転して送信した方
が効率的な場合には、圧縮伸長器622に渡す前に回転
器621により回転した後、圧縮伸長器622により圧
縮する。
【0046】SAFメモリ623に蓄積された圧縮デー
タは、G3送信時にはG3コントローラ507内のライ
ンバッファ624に転送され、受信側のモードに合わせ
て圧縮伸長器627により再圧縮され、モデム625に
より変調され、NCU(網制御ユニット)626を介し
て受信側に送信される。また、G4送信時にも同様に、
SAFメモリ623に蓄積された圧縮データがG4コン
トローラ508内のラインバッファ628に転送され、
受信側のモードに合わせて圧縮伸長器627により再圧
縮され、ISDN制御部629及びトランス630を介
して受信側に送信される。
【0047】FAX受信時には送信側から回線を介して
送られてきたデータはNCU626(トランス63
0)、モデム625(ISDN制御部629)、圧縮伸
長器627(圧縮伸長器631)、ラインバッファ62
4(ラインバッファ628)を介してSAFメモリ62
3に蓄積される。SAFメモリ623に蓄積された圧縮
データは、メインコントローラ501内の圧縮伸長器6
22により伸長され、イメージメモリ620上で展開さ
れる。この場合にも同様に、A4横やB5横のように9
0回転して送信した方が効率的な場合には、回転器62
1により回転する。イメージメモリ620上で展開され
たデータはセレクタ612を介して図5に示す書き込み
部に送られ、印刷が行われる。
【0048】次に、図6〜図14を参照して上記実施例
の動作を説明する。先ず、「受信画像集約出力モード」
が設定されている場合、図6(a)に示すように相手先
A、Bから受信した画像は、FAXコントローラ506
内のSAFメモリ623に蓄積される。なお、図6
(a)は相手先Aから3枚の画像A1〜A3を、相手先
Bから2枚のB1、B2を受信してSAFメモリ623
に蓄積した場合を示している。
【0049】そして、「受信レポート」の出力指示が行
われると、SAFメモリ623に蓄積された複数の受信
画像A1〜A3、B1、B2が図6(b)〜図11に示
すように相手先A、B毎に1枚の記録紙に記録されるよ
うにメインコントローラ501内のイメージメモリ62
0上で縮小、集約されて展開され、セレクタ612を介
して図5に示す書き込み部に送られ、印刷が行われる。
【0050】ここで、図6(b)は4分割出力モードが
指定されている場合を示し、相手先A、B毎に受信画像
A1〜A3、B1、B2が1/4に縮小され、それぞれ
1枚分のデータ720、721として集約される。した
がって、受信者はこの各記録紙上に集約された複数の受
信画像を見て必要か不必要かを判断し、必要な受信画像
のみを正規にプリントアウトさせることができる。
【0051】また、図7〜図11は出力モードが指定さ
れていない場合の各例を示し、図7に示す例では相手先
Bの第1ページB1が相手先Aのデータ730の第4ペ
ージの欄に展開される。この場合、次の画像を受信して
いた場合にはその縮小画像は相手先Bのデータ731の
第2ページの欄に展開される。図8は相手先A、Bから
の5枚の受信画像A1〜A3、B1、B2が1/6に縮
小されて1枚分のデータ740として展開された例を示
し、また、図9は相手先Aから3枚の画像A1〜A3が
1/3に縮小されて1枚分のデータ750として展開さ
れ、相手先Bから2枚の画像B1、B2が1/2に縮小
されて1枚分のデータ751として展開された例を示し
ている。
【0052】図10は相手先Bから画像B1、B2が親
展である場合を示し、この場合にはデータ761には画
像B1、B2は展開されず、親展であることを例えば図
10に示すような「鍵マーク」を記録する。図11は部
門Aの一人が3枚の画像A1〜A3を、部門Aの他の人
が1枚の画像A’1の合計4枚を受信し、また、部門B
の二人がそれぞれ2枚の画像(B1、B2)、(B’
1、B’2)の合計4枚を受信した場合に、部門A、B
毎に1/4に縮小してそれぞれデータ780、781と
して展開した例を示している。
【0053】次に、図12に示すフローチャートを参照
して上記実施例の受信レポート出力動作を説明する。先
ず、ステップS1において受信データをSAFメモリ6
23から探し、受信データが蓄積されている場合にはそ
の受信データの枚数とサイズを得る(ステップS2)。
ここで、図6(b)、図9〜図11に示すように相手先
毎や部門毎に分類して出力する場合には次の分類の受信
データを探す。次いでその枚数とサイズに基づいて図1
3に示すように最適な用紙サイズと縮小率を選択し(ス
テップS3)、次いで図6(b)〜図11に示すような
縮小、展開を行い(ステップS4)、画像処理コントロ
ーラ502に出力する(ステップS5)。
【0054】次に、図14に示すフローチャートを参照
して蓄積画像を削除する後処理を説明する。先ず、ステ
ップS11において受信データをSAFメモリ623か
ら探し、受信データが蓄積されている場合には図6
(b)、図7〜図11に示すような受信レポートを出力
したか否かをチェックする(ステップS12)。そし
て、受信レポートを出力していない場合には図12に示
すような受信レポート出力を行い(ステップS13)、
他方、受信レポートを出力した場合には削除指定時間が
経過しているか否かをチェックする(ステップS1
4)。そして、削除指定時間が経過していない場合には
ステップS11に戻り、他方、経過している場合にはS
AFメモリ623に蓄積されている画像を削除し(ステ
ップS15)、ステップS11に戻る。
【0055】また、本発明は、送信文書をSAFメモリ
623に蓄積するので、送信が完了していない送信待機
文書を図6(b)〜図11に示すような形式でプリント
アウトするようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、蓄積されている複数枚の受信画像を印刷しないで複
数枚の受信画像の内容を集約した受信レポートを印刷す
るので、受信者が受信レポートを見て受信画像を印刷す
るか否かを判断することができ、したがって、受信画像
が不必要な場合に記録紙が無駄になることを防止するこ
とができる。
【0057】請求項2記載の発明は、受信レポートを印
刷する場合に、蓄積されている複数枚の受信画像を縮小
し、1枚または受信画像の枚数より少ない枚数の記録紙
に印刷するので、受信者が縮小画像を見て受信画像を印
刷するか否かを判断することができ、したがって、受信
画像が不必要な場合に記録紙が無駄になることを防止す
ることができる。
【0058】請求項3記載の発明は、受信レポートを印
刷する場合に、複数の受信回数に渡って受信して蓄積さ
れている複数枚の受信画像を縮小し、1枚または受信画
像の枚数より少ない枚数の記録紙に印刷するので、受信
者が縮小画像を見て受信画像を印刷するか否かを判断す
ることができ、したがって、受信画像が不必要な場合に
記録紙が無駄になることを防止することができる。
【0059】請求項4記載の発明は、受信レポートを印
刷する場合に、記録紙に印刷される受信画像の指定枚数
に応じた縮小率で縮小し、1枚または前記受信画像の枚
数より少ない枚数の記録紙に印刷するので、受信者が縮
小画像の見やすさを調整することができる。
【0060】請求項5記載の発明は、受信レポートを印
刷する場合に、蓄積されている枚数に応じた縮小率で縮
小し、1枚または前記受信画像の枚数より少ない枚数の
記録紙に印刷するので、縮小率を自動的に調整すること
ができる。
【0061】請求項6記載の発明は、受信レポートを印
刷する場合に、受信画像の属性を示す情報を受信レポー
トに付加するので、例えば受信画像が親展の場合にその
旨の情報を印刷することにより秘密を維持することがで
きる。
【0062】請求項7記載の発明は、蓄積されている受
信画像が所定時間以内に等倍で印刷されない場合に受信
画像を削除するので、受信者は不必要な受信画像に対し
て何ら操作を行う必要がなく、放置するのみでよい。
【0063】請求項8記載の発明は、受信レポートを印
刷する場合に、蓄積されている受信画像を分類し、受信
レポートを分類毎に異なる記録紙に印刷するので、例え
ば発信者毎や受信者毎に分類して受信レポートを印刷す
ることにより受信レポートを見やすくすることができ
る。
【0064】請求項9記載の発明は、蓄積されている送
信待機文書の内容を集約した送信レポートを印刷するの
で、蓄積送信時の送信・蓄積状況を把握することができ
る。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像出力装置の一実施例として複
合デジタル複写機を示すブロック図である。
【図2】図1の複合デジタル複写機を示す構成図であ
る。
【図3】図1の複合デジタル複写機の操作部を示す説明
図である。
【図4】図1の複合デジタル複写機のコントローラ系を
示すブロック図である。
【図5】図1の複合デジタル複写機の画像処理回路を示
すブロック図である。
【図6】図1の複合デジタル複写機により印刷される受
信レポートの一例を示す説明図である。
【図7】図1の複合デジタル複写機により印刷される受
信レポートの他の例を示す説明図である。
【図8】図1の複合デジタル複写機により印刷される受
信レポートの他の例を示す説明図である。
【図9】図1の複合デジタル複写機により印刷される受
信レポートの他の例を示す説明図である。
【図10】図1の複合デジタル複写機により印刷される
受信レポートの他の例を示す説明図である。
【図11】図1の複合デジタル複写機により印刷される
受信レポートの他の例を示す説明図である。
【図12】図1の複合デジタル複写機の受信レポート印
刷処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】図12に示す処理における縮小処理を示す説
明図である。
【図14】図1の複合デジタル複写機の蓄積画像削除処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
501 メインコントローラ 502 画像処理コントローラ 506 FAXコントローラ 620 イメージメモリ 623 SAFメモリ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の受信画像を蓄積する画像蓄積手
    段と、 前記画像蓄積手段に蓄積されている受信画像を記録紙に
    印刷する印刷手段と、 前記印刷手段が前記画像蓄積手段に蓄積されている複数
    枚の受信画像を各記録紙に印刷しないで、前記複数枚の
    受信画像の内容を集約した受信レポートを記録紙に印刷
    するように制御する制御手段と、を備えた画像出力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、受信レポートを印刷す
    る場合に、前記画像蓄積手段に蓄積されている複数枚の
    受信画像を縮小し、前記印刷手段が1枚または前記受信
    画像の枚数より少ない枚数の記録紙に印刷するように制
    御することを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、受信レポートを印刷す
    る場合に、複数の受信回数に渡って受信して前記画像蓄
    積手段に蓄積されている複数枚の受信画像を縮小し、前
    記印刷手段が1枚または前記受信画像の枚数より少ない
    枚数の記録紙に印刷するように制御することを特徴とす
    る請求項2記載の画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、受信レポートを印刷す
    る場合に、前記記録紙に印刷される受信画像の指定枚数
    に応じた縮小率で縮小し、前記印刷手段が1枚または前
    記受信画像の枚数より少ない枚数の記録紙に印刷するこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の画像出力装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、受信レポートを印刷す
    る場合に、前記画像蓄積手段に蓄積されている枚数に応
    じた縮小率で縮小し、前記印刷手段が1枚または前記受
    信画像の枚数より少ない枚数の記録紙に印刷することを
    特徴とする請求項2または3記載の画像出力装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、受信レポートを印刷す
    る場合に、受信画像の属性を示す情報を受信レポートに
    付加することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の画像出力装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記画像蓄積手段に蓄
    積されている受信画像が所定時間以内に前記印刷手段に
    より等倍で印刷されない場合に、前記画像蓄積手段に蓄
    積されている受信画像を削除することを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載の画像出力装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、受信レポートを印刷す
    る場合に、前記画像蓄積手段に蓄積されている受信画像
    を分類し、受信レポートが分類毎に異なる記録紙に印刷
    されるように制御することを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれかに記載の画像出力装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記画像蓄積手段に蓄
    積されている送信待機文書の内容を集約した送信レポー
    トを印刷するように制御することを特徴とする請求項1
    ないし8のいずれかに記載の画像出力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990049846A (ko) * 1997-12-15 1999-07-05 윤종용 팩시밀리에서 수신화상데이터 프린트방법

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