JP3404449B2 - デジタル複合機 - Google Patents

デジタル複合機

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JP3404449B2
JP3404449B2 JP23543296A JP23543296A JP3404449B2 JP 3404449 B2 JP3404449 B2 JP 3404449B2 JP 23543296 A JP23543296 A JP 23543296A JP 23543296 A JP23543296 A JP 23543296A JP 3404449 B2 JP3404449 B2 JP 3404449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コピー機能に加
えてファクシミリ、プリンタなどの異なる機能を1台の
装置で実現することができるデジタル複合機のコマンド
インターフェースに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、単なるコピー機能だけではなく、
ファクシミリ機能やプリンタ機能を備えたデジタル複合
機が普及してきている。この種の装置では、コピー機能
やプリンタ機能は操作板からの指示入力やパーソナルコ
ンピュータなどからの指示入力によってコピーやプリン
トが実行され、また、ファクシミリで原稿を受信したと
きに、受信した原稿を受信した時点でプリントアウトす
るようになっている。
【0003】ところで、この種の複合機において省エネ
ルギ運転をする場合には、一般に省エネルギモードとい
うモードが設定され、そのモードでは、複合機は予熱状
態で待機している。そのため、コピーやプリントアウト
の場合には、上記のように指示入力があった時点で、予
熱状態を解除してコピー動作やプリント動作を行い、フ
ァクシミリの場合には、画像メモリに受信した原稿(情
報)を一旦蓄えておき、必要に応じて画像データ出力部
に給電を行い、プリントアウトするのが一般的である。
【0004】しかし、このようにファクシミリにおいて
画像メモリに一旦格納して、必要に応じて出力するよう
に構成しても、複合機本体のシステムコントローラや操
作部などには給電は行われており、たとえ画像形成部へ
の通電は行われていないにしてもファクシミリで受信待
機の状態にあるとき、ファクシミリ以外の部分に給電が
継続されていることには違いない。このため、省エネル
ギとしては改善の余地が残されていた。
【0005】そこで、本出願人は、この発明は、少なく
ともファクシミリ機能を備えた複合機において、ファク
シミリ機能の動作を確立した上で、さらに省エネルギを
実現するために、特願平8−111419号を提案し
た。この既提案に係る発明は、少なくとも画像形成機能
を実現する手段とファクシミリ機能を実現する手段とを
少なくとも1つの装置内に有するデジタル複合機におい
て、画像形成機能を実現する手段の制御を司るシステム
コントローラと、ファクシミリ機能を実現する手段の制
御を司るファクシミリコントローラと、前記システムコ
ントローラ用の第1の電源と、この第1の電源とは独立
して設けられた前記ファクシミリコントローラ用の第2
の電源とを備えていること特徴としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
システムコントローラとファクシミリコントローラの電
源を分けてしまうと、メインスイッチをオンしたとき
に、電源の立ち上がり時間がシステムコントローラとフ
ァクシミリコントローラとで異なり、システムインター
フェース上不都合が生じないともかぎらない。
【0007】本出願は、このように点に鑑みてなされた
もので、その目的は、少なくともシステムの電源が分か
れたデジタル複合機において、システムインターフェー
ス上の不都合が生じることのないようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は達成するた
め、第1の手段は、画像形成機能を実現する手段とファ
クシミリ機能を実現する手段とを少なくとも装置内に有
するデジタル複合機において、画像形成機能を実現する
手段の制御を司るシステムコントローラと、ファクシミ
リ機能を実現する手段の制御を司るファクシミリコント
ローラと、前記システムコントローラ用の第1の電源
と、この第1の電源とは独立して設けられた前記ファク
シミリコントローラ用の第2の電源とを備えるととも
に、前記ファクシミリコントローラが前記システムコン
トローラのスレーブコントローラとして機能するように
構成したことを特徴としている。
【0009】第2の手段は、第1の手段におけるシステ
ムコントローラが前記第2の電源の立ち上がりを検出す
る手段を備え、前記第2の電源の立ち上がりを確認した
後、ファクシミリコントローラとのインタフェースを開
始することを特徴としている。
【0010】第3の手段は、第1の手段におけるファク
シミリコントローラが前記第1の電源をオフする手段を
備え、前記ファクシミリコントローラが前記第1の電源
をオフした状態のときには、前記システムコントローラ
から前記ファクシミリコントローラに対する制御信号の
送信を受け付けない状態にすることを特徴としている。
【0011】第4の手段は、第1の手段におけるシステ
ムコントローラとファクシミリコントローラとのコマン
ドインタフェース上でエラーが発生したときには、あら
かじめ設定した時間が経過した後、再度インターフェー
スチェックを実行し、このチェックで再度エラーであれ
ば異常と判断することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。まず、図1を参照して本発明
の実施形態に係るデジタル複合機の構成を説明する。こ
の装置の機構は概略的に、複写機本体1と、自動原稿送
り装置(ADF)100と、3ビンソータ200と給紙
ユニット(バンク)300により構成されている。
【0013】ADF100は原稿給紙台101上に積載
されたコピー時やFAX送信時の原稿を1枚ずつ複写機
本体1側のコンタクトガラス10上に給紙し、画像読み
取り後に排紙トレイ105上に排紙するように構成され
ている。原稿給紙台101上の原稿は、図示省略のサイ
ドローラにより幅方向が揃えられ、給紙ローラ102に
より一番下の原稿から分離されて給紙され、搬送ベルト
103によりコンタクトガラス10上に給紙される。コ
ンタクトガラス10上の原稿は読み取り終了後に、搬送
ベルト103及び排紙ローラ104により排紙トレイ1
05上に排紙される。
【0014】また、両面の原稿を読み取る場合には、原
稿給紙台101上の原稿は給紙ローラ102により一番
下の原稿から分離されて給紙され、搬送ベルト103に
よりコンタクトガラス10上を通過して反転爪106に
より反転され、再びコンタクトガラス10上に給紙され
て裏面が読み取られる。次いで、コンタクトガラス10
上の原稿は裏面読み取り終了後に、搬送ベルト103に
より搬送されて反転爪106により反転され、再びコン
タクトガラス10上に給紙されて表面が読み取られる。
そして、表面読み取り終了後の原稿は搬送ベルト103
及び排紙ローラ104により排紙トレイ105上に排紙
される。
【0015】複写機本体1はコピー時やFAX送信時の
原稿を読み取るスキャナ、画像処理部及びプロッタなど
を有する。スキャナは原稿を載置するためのコンタクト
ガラス10と光学走査系を有し、光学走査系は露光ラン
プ11、第1ミラー12、第2ミラー13、第3ミラー
14、レンズ15、フルカラーCCD16等を有する。
【0016】露光ランプ11及び第1ミラー12は第1
キャリッジに装備され、第1キャリッジは原稿読み取り
時にステッピングモータ605(図4参照)により一定
の速度で副走査方向に移動する。第2ミラー13及び第
3ミラー14は第2キャリッジに装備され、第2キャリ
ッジは原稿読み取り時にステッピングモータ605によ
り第1キャリッジの1/2の速度で移動する。この第
1、第2のキャリッジの移動によりコンタクトガラス1
0上の原稿が光学的に走査され、レンズ15によりCC
D16の受光面に結像されて光電変換される。
【0017】フルカラーCCD16により赤(R)、緑
(G)及び青(B)の各色に分離された画像信号は、図
4に示す画像処理回路によりA/D変換等された後に画
像処理部611により各種の画像処理が施され、次いで
コピー時には書き込みユニットにより記録紙にコピーさ
れ、他方、FAX送信時に相手側に送信される。
【0018】書き込みユニットはレーザ出力ユニット2
0、f−θレンズ21、ミラー22を有し、レーザ出力
ユニット20はレーザ光源であるレーザダイオード(L
D)614(図4参照)と、図示省略のポリゴンミラー
及びポリゴンモータを有する。レーザ出力ユニット20
からはコピー時にはスキャナにより読み取られた画像、
また、FAX受信時には相手側から受信した画像に応じ
て変調された黒信号のレーザ光が出射され、感光体30
上にその潜像が形成される。感光体30の回りには、黒
現像器32、赤信号の画像を書き込むためのLED書き
込みユニット31、赤の第2現像器33、図示省略の転
写器及び分離器などが配置され、感光体30上のトナー
像が用紙に記録される。
【0019】用紙は複写機本体1内の両面ユニット40
及び第1トレイ50と、給紙ユニット300内の第2ト
レイ310、第3トレイ320及び第4トレイ330の
1つから選択的にそれぞれフィードローラ42及び分離
コロ43のローラ対、第1給紙装置51、第2給紙装置
311、第3給紙装置321及び第4給紙装置331に
より給紙される。両面ユニット40及び第1トレイ50
から給紙された用紙は縦搬送ユニット60により上方向
に搬送され、また、第2トレイ310、第3トレイ32
0及び第4トレイ330から給紙された用紙はバンク縦
搬送ユニット340及び縦搬送ユニット60により上方
向に搬送される。
【0020】そして、この用紙は先端がレジストセンサ
52により検出された後の所定時間後にレジストローラ
53に突き当って一旦停止し、副走査有効期間信号(F
GATE)に同期してレジストローラ53により搬送さ
れ、感光体30上のトナー像が転写される。次いでこの
用紙は感光体30から分離された後、搬送装置54によ
り搬送され、定着装置55によりトナー像が定着され
る。この定着後の用紙は片面印刷時と両面印刷後には切
り換え爪57、排紙ローラ56により3ビンソータ20
0に排出される。
【0021】他方、両面印刷時の表面印刷後の用紙は、
切り換え爪57により両面搬送路41に導かれ、フィー
ドローラ42及び分離コロ43により反転されて両面ユ
ニット40上に集積される。両面ユニット40上の用紙
は、トレイが上昇することによりフィードローラ42に
当接し、フィードローラ42が回転することにより縦搬
送ユニット60に送られて裏面に画像が形成される。
【0022】3ビンソータ200は第1排紙トレイ20
1、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ203及び
反転専用トレイ204を有し、第1〜第3排紙トレイ2
01〜203上にはどの向きでも排紙可能に構成されて
いる。複写機本体1から排紙された用紙は、3ビンソー
タ200内において表面排紙の場合には切り換え爪20
7により上方向に導かれ、第2、第3排紙トレイ20
2、203に排紙する場合にはそれぞれ切り換え爪20
5、206が作動し、第1排紙トレイ201に排紙する
場合には切り換え爪205、206共に作動しない。裏
面排紙の場合の用紙は、切り換え爪207により搬送コ
ロ209の方向に導かれて反転専用トレイ204上に排
紙され、後端が反転検知センサ208により検出される
と搬送コロ209が逆転して上方向に搬送され、第1〜
第3排紙トレイ201〜203の1つに排紙される。そ
して、第1排紙トレイ201は用紙の幅方向(搬送方向
と直交方向すなわち図面と直交方向)とソータ200の
上下方向に移動(シフト)可能であり、幅方向に移動す
る場合には用紙を仕分けることができ、上下方向に移動
する場合には大量の用紙を揃えることができる。
【0023】図2は図1に示したデジタル複合機の操作
部400を示す正面図である。同図において、操作部4
00の中央には400×256ドットの液晶表示部(L
CD)401及びその上に重畳されたタッチパネルが設
けられている。LCD401にはこの複合デジタル複写
機のコピー機能又はFAX機能が選択的に表示され、ユ
ーザがこの表示に従って操作を行う。FAX機能および
コピー機能の表示切り替えは機能切り替えキー412、
413によりそれぞれ行う。
【0024】LCD401の右側にはコピー機能、FA
X機能で共通に使用されるテンキー402、クリア/ス
トップキー403、スタートキー404、プログラムキ
ー405、ジョブリコールキー406、モードクリア/
余熱キー407、割り込みキー408等の各種キーと、
FAX専用のポーズ/リダイヤルキー409、短縮キー
410、受信キー411等のキーが設けられている。
【0025】また、LCD401の左側には前述したF
AX切り替えキー412及びコピー切り替えキー413
と、初期設定キー414、ガイダンスキー415、LC
D濃度調整ボリューム416が設けられている。これら
のキーの更に左側にはFAX専用の表示部417が設け
られ、この表示部417にはFAX通信中のメモリフル
などを示す各種LEDと、通信状態を示す40文字(2
0文字×2行)分のLCDが設けられている。
【0026】図3はこのデジタル複合機の制御系を示す
ブロック図である。同図において、操作部コントローラ
500は図3に示す操作部400の液晶、各種LEDの
表示制御、各種キー入力制御を行い、システムコントロ
ーラ501は給紙、搬送、定着、両面印刷、プロセス制
御等を行う。
【0027】画像処理コントローラ502は画像制御、
スキャナの読み取り制御を行い、ADFコントローラ5
03はADF100の制御を行う。ソータコントローラ
504は3ビンソータ200の制御を行い、給紙トレイ
コントローラ505は給紙トレイの制御を行い、FAX
コントローラ506はFAX送受信の管理、ファイル管
理を行う。G3コントローラ507はG3のプロトコル
制御を行い、G4コントローラ508はG4のプロトコ
ル制御を行う。
【0028】図4はこのデジタル複合機の画像処理回路
を示すブロック図である。この画像処理回路では、CP
U600、ROM601及びRAM602が図3に示す
画像処理コントローラ502内に設けられており、CP
U600はシステムコントローラ501からの読み取り
指示があるとスキャナ制御回路604に対して読み取り
指示を与える。スキャナ制御回路604はこの指示によ
り露光ランプ11を点灯させ、モータ605を動作させ
ることによりスキャナの第1、第2キャリッジを読み取
り基準位置に移動させ、位置センサ603がこれを検出
すると読み取りを開始する。この場合、スキャナ制御回
路604は副走査有効期間信号FGATE(読み取り開
始時にアクティブ、終了時にインアクティブ)を生成し
てタイミング制御回路606に送り、タイミング制御回
路606は画像同期クロックCLK、主走査同期信号L
SYNC及び主走査有効期間信号LGATEを生成す
る。
【0029】このような画像処理回路で画像を処理する
場合の画像の流れは、次のようになる。コンタクトガラ
ス10上のコピー時又はFAX送信時の原稿607が露
光ランプ11により照明され、反射光がカラーCCD1
6により読み取られる。次いでカラーCCD16により
R、G、Bに分離されたアナログの画像信号が信号処理
回路608により増幅されて光量補正され、AD変換器
609によりデジタルの画像信号に変換され、シェーデ
ィング補正回路610によりシェーディング補正され、
画像処理部611に送られる。
【0030】画像処理部611ではMTF補正、γ補
正、黒画像生成、カラー画像生成、2値処理、多値処理
などの基本的な画質処理と、変倍、編集、マーカ検知な
どのデジタル機特有の画像処理が施され、黒データDA
TA0〜7とカラーデータDATACがセレクタ612
に出力される。セレクタ612にはまたタイミング制御
回路606により生成された各種のタイミング信号と、
黒の書き込み制御部613からの書き込み基準信号PM
SYNCが印加される。コピー時にはセレクタ612に
より黒データDATA0〜7が黒の書き込み制御部61
3からLD614に送られ、また、カラーデータDAT
ACがカラーの書き込み制御部615からLED616
に送られてコピーが行われる。
【0031】他方、FAX送信時にはセレクタ612に
より黒データDATA0〜7が図5に示すシステムコン
トローラ501内のFAX用イメージメモリ620に転
送される。また、FAX受信時には、回線から受信デー
タが復調、伸張された後にシステムコントローラ501
内のFAX用イメージメモリ620において展開された
後、セレクタ612により黒の書き込み制御部613か
らLD614に送られる。 引き続き、FAX送受信時
の画像の流れを図5を参照して説明する。FAX画像蓄
積/送信時には、セレクタ612により黒データDAT
A0〜7がシステムコントローラ501内のFAX用イ
メージメモリ620に蓄積され、次いで圧縮伸張器62
2により、指定された圧縮コード(MH、MR、MM
R)に圧縮され、FAXコントローラ506内のSAF
メモリ623に蓄積される。ここで、イメージメモリ6
20に蓄積された画像をA4横やB5横のように90回
転して送信した方が効率的な場合には、圧縮伸張器62
2に渡す前に回転器621により回転した後、圧縮伸張
器622により圧縮する。
【0032】SAFメモリ623に蓄積された圧縮デー
タは、G3送信時にはG3コントローラ507内のライ
ンバッファ624に転送され、受信側のモードに合わせ
て圧縮伸張器627により再圧縮され、モデム625に
より変調され、NCU(網制御ユニット−網コントロー
ラとも称す。)626を介して受信側に送信される。ま
た、G4送信時にも同様に、SAFメモリ623に蓄積
された圧縮データがG4コントローラ508内のライン
バッファ628に転送され、受信側のモードに合わせて
圧縮伸張器631により再圧縮され、ISDN制御部6
29及びトランス630を介して受信側に送信される。
【0033】FAX受信時には送信側から回線から送ら
れてきたデータはNCU626(トランス630)、モ
デム625(ISDN制御部629)、圧縮伸張器62
7(圧縮伸張器631)、ラインバッファ624(ライ
ンバッファ628)を介してSAFメモリ623に蓄積
される。SAFメモリ623に蓄積された圧縮データ
は、システムコントローラ501内の圧縮伸張器622
により伸張され、イメージメモリ620上で展開され
る。この場合にも同様に、A4横やB5横のように90
回転して送信した方が効率的な場合には、回転器621
により回転する。イメージメモリ620上で展開された
データはセレクタ612により図4に示す書き込み制御
部615に送られ、印刷が行われる。
【0034】図6は、この実施形態に係るシステムのD
C電源の接続構成を示すブロック図である。
【0035】この複合機には第1および第2の2つのD
C電源ユニット(PSU1,PSU2)514,515
が設けられており、両者は100Vの商用電源に接続さ
れたACドライブボード518に接続され、前者は複写
機能を実現するための各部に電力を供給し、後者やファ
クシミリ機能を実現するための各部に電力を供給する。
複写機能を実現する部分はこの図では、操作部400、
システムコントローラ(SCU)501、ベースコント
ローラ(BCU)512、画像処理コントローラ50
2、および2色用LED513からなり、これら各部は
第1のDC電源ユニット(PSU1)514から電力を
得ている。また、ファクシミリ機能を実現する部分は、
ファクシミリコントローラ(FCU)506、G3/G
4コントローラ(CCU)510、網コントローラ(N
CU)からなり、これら各部は第2のDC電源ユニット
(PSU)515から電力を得ている。このように構成
することによって、デジタル複合機は、第1のDC電源
ユニット514から給電される部分だけで複写機として
動作することが可能であり、第2の電源ユニット515
から給電される部分だけでファクシミリとして動作する
ことが可能である。
【0036】ACドライブボード518は、メインスイ
ッチ519のオン/オフ状態を検出することができ、そ
の状態は−ACSENおよび−BACSEN信号として
ファクシミリコントローラ(FCU)506およびベー
スコントローラ(BCU)512にそれぞれ通知され
る。また、メインスイッチ519とは別に、デジタル複
合機本体の背面にバックアップスイッチ520が設けら
れており、構成上、バックアップスイッチ520がオン
した状態で、第1および第2のDC電源(PSU1,
2)514,515は通電状態になる。なお、このデジ
タル複合機は、ファクシミリ機能を備えたデジタル複合
機であるため、基本的にバックアップスイッチ520は
常時オンした状態である。また、ファクシミコントロー
ラ(FCU)506とシステムコントローラ(SCU)
501は拡張バスI/F(OBI)521を介して双方
向の信号の送受が行われる。
【0037】メインスイッチ509のオン/オフは、−
ACSENおよび−BASEN信号によってファクシミ
リコントローラ(FCU)506とベースコントローラ
(BCU)512に通知され、メインスイッチ509が
オフのときに操作部500Aの表示を全て消灯して、見
かけ上の電源オフ状態へ移行したり、省エネルギモード
へ移行するトリガになる。
【0038】図7はSCUボードとFCUボードのコマ
ンドI/F上で必要となる制御信号を書き込んだ回路の
ブロック図である。
【0039】図7において、システムコントローラ(S
CU)501はCPU501a、プログラムROM50
1b、第1および第2のASIC501c,501d、
電圧監視IC501eからなり、ファクシミリコントロ
ーラ(FCU)506はCPU506a、プログラムR
OM506b、I/F用デュアルポートRAM(DPR
AM)506c、3ステートバッファ506d、および
電圧監視IC506eからなる。システムコントローラ
501は電圧監視IC501eを介して第1のDC電源
ユニット(PSU1)514に接続され、ファクシミリ
コントローラ506は電圧監視IC506eを介して第
2のDC電源ユニット(PSU2)515に接続されて
いる。
【0040】システムコントローラ501およびファク
シミリコントローラ506の各ボードは、第1および第
2のDC電源ユニット514,515からそれぞれ独立
して+5Vが供給され、それぞれのボード上の電圧監視
用IC501e,506eによってボードの動作可能電
圧である+4.5Vまで第1および第2のDC電源ユニ
ット514,515の出力が立ち上がったかどうかを確
認することができる。また、ファクシミリコントローラ
506の電圧監視IC506eの出力は、システムコン
トローラ501のCPU501aの入力ポートに接続さ
れているので、第2のDC電源ユニット515の出力状
態をシステムコントローラ501側で検出することがで
きる。そこで、システムコントローラ501では、ファ
クシミリコントローラ506側の第2のDC電源ユニッ
ト515の立ち上がりを確認した後、ファクシミリコン
トローラ506とのコマンドインターフェースチェック
を行えば、電源の立ち上がりの差に関係なくファクシミ
リコントローラ506との正常なインターフェースを行
うことができる。
【0041】また、インターフェース用のDPRAM5
06cはファクシミリコントローラ506上に設けられ
ているが、第1のDC電源ユニット514をファクシミ
リコントローラ506がオフしたときにシステムコント
ローラ501側からの制御信号が不安定なレベルになら
ないように、前記制御信号は3ステートバッファ506
d(HC125)を介して接続されている。すなわち、
システムコントローラ501側の電源(第1のDC電源
ユニット514)がオフしたときには、システムコント
ローラ501からの制御信号−CS,−WE,−RDは
ハイインピーダンス状態になり、DPRAM506cの
内容やファクシミリコントローラ506の動作に影響を
与えないように構成されている。
【0042】また、システム構成上、AC100Vの瞬
断が発生した場合、第1および第2のDC電源ユニット
514,515の状態、例えば、一方が通電状態で他方
が出力停止状態になっているような状態を特定すること
ができないため、コマンドインターフェース上のエラー
が発生した場合においても、一度のエラーでインターフ
ェース不良の判定を行わず、ソフト上、一定時間後に再
度インターフェースチェックを行ってエラー判定を実行
するように構成されている。これにより、システムコン
トローラ501とファクシミリコントローラ506で電
源を分けたことによるインターフェース不良の発生を十
分に回避することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、システムコントローラ用電源とファクシミリ
コントローラ用電源をそれぞれ独立して設けるととも
に、ファクシミリコントローラがシステムコントローラ
のスレーブコントローラとして機能するように構成した
ので、システムインターフェース上の不都合が生じるこ
とがなくなる。また、ファクシミリ機能だけを有効にし
ておく省エネルギモードを実現することができるととも
に、ファクシミリコントローラをスレーブとして位置付
けることでファクシミリコントローラをオプションとし
て追加することもできる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、システムコ
ントローラが第2の電源の立ち上がりを確認した後、フ
ァクシミリコントローラとのインタフェースを開始する
ので、システムコントローラがファクシミリコントロー
ラ用の第2の電源が立ち上がる前にファクシミリコント
ローラとのコマンドインターフェースを開始してインタ
ーフェース不良と判断してしまうことを回避することが
可能になり、これによってシステムインターフェース上
の不都合の発生を防止することができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、ファクシミ
リコントローラが第1の電源をオフした状態のときに
は、システムコントローラからファクシミリコントロー
ラへの制御信号の送信を受け付けない状態にするので、
第1の電源がオフされた省エネルギモードにおいて、フ
ァクシミリコントローラの正常な動作を保証することが
できる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、システムコ
ントローラとファクシミリコントローラとのコマンドイ
ンタフェース上でエラーが発生したときには、あらかじ
め設定した時間が経過した後、再度インターフェースチ
ェックを実行し、このチェックで再度エラーであったと
きのみ異常と判断するので、AC100Vの瞬断発生時
においても第1および第2の電源に電源を分けたことに
起因するインターフェース不良を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複合機の機械
的な概略構成を示す構成図である。
【図2】図1のデジタル複合機の操作部の正面図であ
る。
【図3】図1のデジタル複合機の電気的な構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図1のデジタル複合機の画像処理回路を示すブ
ロック図である。
【図5】ファクシミリ送受信時の画像の流れを説明する
ためのブロック図である。
【図6】図1のデジタル複合機のDC電源の接続構成を
示すブロック図である。
【図7】システムコントローラボードとファクシミリコ
ントローラボードのコマンドインターフェース上の制御
信号を示した回路のブロック図である。
【符号の説明】
501 システムコントローラ(SCU) 501a,506a CPU 501b,506b プログラムROM 501e,506e 電圧監視IC 502 画像処理コントローラ 506 ファクシミリコントローラ(FCU) 506c インターフェース用DPRAM 506d 3ステートバッファ 514 第1のDC電源(PSU1) 515 第2のDC電源(PSU2) 518 ACドライブボード 519 メインスイッチ 520 バックアップスイッチ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成機能を実現する手段とファクシ
    ミリ機能を実現する手段とを少なくとも装置内に有する
    デジタル複合機において、 画像形成機能を実現する手段の制御を司るシステムコン
    トローラと、 ファクシミリ機能を実現する手段の制御を司るファクシ
    ミリコントローラと、 前記システムコントローラ用の第1の電源と、 この第1の電源とは独立して設けられた前記ファクシミ
    リコントローラ用の第2の電源と、を備え、前記ファク
    シミリコントローラは前記システムコントローラのスレ
    ーブコントローラとして動作すること特徴とするデジタ
    ル複合機。
  2. 【請求項2】 前記システムコントローラは前記第2の
    電源の立ち上がりを検出する手段を有し、前記第2の電
    源の立ち上がりを確認した後、ファクシミリコントロー
    ラとのインタフェースを開始することを特徴とする請求
    項1記載のデジタル複写機。
  3. 【請求項3】 前記ファクシミリコントローラは前記第
    1の電源をオフする手段を備え、前記ファクシミリコン
    トローラが前記第1の電源をオフした状態のときには、
    前記システムコントローラから前記ファクシミリコント
    ローラに対する制御信号の送信を受け付けない状態にす
    ることを特徴とする請求項1記載のデジタル複合機。
  4. 【請求項4】 前記システムコントローラと前記ファク
    シミリコントローラとのコマンドインタフェース上でエ
    ラーが発生したときには、あらかじめ設定した時間が経
    過した後、再度インターフェースチェックを実行し、こ
    のチェックで再度エラーであれば異常と判断することを
    特徴とする請求項1記載のデジタル複合機。
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