JP3375826B2 - デジタル複合機 - Google Patents

デジタル複合機

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ機能
を有するデジタル複合機に関し、詳細には、例えば、夜
間やコピ−機能を使用しない時間帯に自動的に省エネル
ギー(以下、省エネという。)モ−ドに移行するデジタ
ル複合機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ファクシミリ装置や、ファクシミ
リ機能を有する複写機やプリンタなどのデジタル複合機
には、消費エネルギーを省くために、夜間などのように
受信画像を直ぐにプリントアウトする必要がないときに
は受信した画像データを画像メモリに蓄えておき、メモ
リの蓄積データ量が所定量以上になったときなど、必要
に応じて画像デ−タ出力部への給電を行なってプリント
アウト画像を得るようになしたものがある(例えば、特
開平5−268439号公報、)。また、通信網からの
電源で動作する着信検出部を有し、着信を検出したとき
に画像データ受信部と画像データ出力部とに電源からの
電力の供給を開始してプリントアウト画像を得るように
なしたものもある(例えば、特開平4−355556号
公報参照)。この種の装置は、省エネモードとそれ以外
のモードとを使用者が選択でき、また、夜間やコピ−機
能を使用しない時間帯に自動的に省エネモ−ドに移行す
るものもある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した省エ
ネモードで運転できる従来のデジタル複合機では、ファ
クシミリ動作のみを行っている場合でも、複合機のシス
テム全体を制御するシステムコントロ−ラや操作部等へ
の給電は常時なされており、ファクシミリ動作に必要な
部分以外の給電を完全に停止するわけではないため、省
エネ効果は不充分である。 【0004】そこで、本発明の課題は、ファクシミリ動
作のみを行う場合には、ファクシミリ動作に必要な部分
以外の給電を完全に停止することができる省エネモード
での運転が可能なデジタル複合機を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、請求項1に記載するように、複合機本体、
すなわち複合機のシステム全体の制御(操作部や表示部
の制御、用紙搬送系の制御、原稿画像の読み取り系の制
御、電子写真方式による画像形成プロセス制御、等)を
行うシステムコントロ−ラと、FAX送受信制御を行う
FAXコントロ−ラとを有するデジタル複合機におい
て、前記システムコントロ−ラ用の電源と前記FAXコ
ントロ−ラ用の電源を別々に有するとともに、省エネル
ギー状態であることを示す発光素子を備え、該発光素子
用の電力は前記FAXコントローラ用電源から供給され
るようになしたことを特徴とする。上記のように、デジ
タル複合機のシステムコントロ−ラとFAXコントロ−
ラに各々専用の電源を設けることによって、省エネモ−
ド時にシステムコントロ−ラ側電源をOFFし、ファク
シミリ動作に必要な部分以外の給電を完全に停止するこ
とができるとともに、OFFした時点で、FAXコント
ローラ用の電源によって操作部などに設けられた省エネ
状態を示すLED、ELなどの発光素子を点灯させ、省
エネルギー状態であることを使用者に知らせることがで
きる。 【0006】 【0007】 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタル複合機の
実施の形態について説明する。図1は本発明のデジタル
複合機の実施の形態の一例を示す概略全体構成図であ
る。この例ではファクシミリ装置の機能と複写機の機能
と兼ね備えたデジタル複合機を示す。このデジタル複合
機は、複合機本体1、自動原稿送り装置(以後ADF)
100、3ビンソ−タ−200、給紙ユニット(以後、
バンクという)300を有する。複合機本体1は、スキ
ャナ−、画像処理部及びプロッタ−などを有し、スキャ
ナ−は、原稿を載置するコンタクトガラス10と光学走
査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ1
1、第1ミラ−12、レンズ15、フルカラ−CCD1
6等々で構成されている。露光ランプ11及び第1ミラ
−12を装備していて、原稿読み取り時はステッピング
モ−タ−により駆動されて一定の速度で移動する第1キ
ャリッジと、第2ミラ−13及び第3ミラ−14を装備
していて、原稿読み取り時にステッピングモ−タ−によ
り駆動されて第1キャリッジの1/2の速度で駆動する
第2キャリッジを有する。この第1キャリッジ、第2キ
ャリッジによりコンタクトガラス10上の図示しない原
稿が光学的に走査され、光源11、第1ミラ−12、第
2ミラ−13、第3ミラ−14及びレンズ15を介して
CCD16上に結像され光電変換される。CCDで赤
(R)、緑(G)、青(B)の各色に分離された画像信
号はAD変換器によりAD変換され画像処理を行ってい
る画像処理部へ出力される。画像処理部は、AD変換器
からの画像信号に種々の画像処理(2値化、多値化、変
倍、編集など)を施し、デジタル信号に変換する。書き
込みユニットは、レ−ザ−出力ユニット20、fθレン
ズ21、ミラ−22で構成され、レ−ザ−出力ユニット
20の内部には、レ−ザ−光源であるレ−ザ−ダイオ−
ド及びポリゴンモ−タ−が備わっている。 【0009】画像処理部から出力された黒画像信号は、
この画像信号に対応した強度を有するレ−ザ−光に転換
され、コリメ−トレンズ、アパ−チャ−、シリンダレン
ズにより一定形状の光束に整形されポリゴンモ−タ−の
ポリゴンミラー面に照射され、レ−ザ−出力ユニット2
0から出力される。レ−ザ−出力ユニット20から出力
されたレ−ザ−光は、fθレンズ21、ミラ−22を介
して感光体ドラム30に照射される。また、fθレンズ
21を通過したレ−ザ−光は、画像領域外に配置された
主走査同期検知信号PMSYNCを発生するビ−ムセン
サ−に照射される。画像処理部から出力された赤画像信
号は、黒画像信号との書き込み位置を合わせるためにバ
ッファリングされ、LED書き込みユニット(2色用L
EDアレイ)31に送られ感光体ドラム30に照射され
る。 【0010】ADF100は原稿を1枚ずつ複合機本体
1のコンタクトガラス10へ給紙し、複写後に排紙す
る。原稿は原稿給紙台101上に積載され、サイドガイ
ドにより幅方向がそろえられる。原稿給紙台101上の
原稿は、一番下の原稿から給紙ロ−ラ−102により1
枚ずつ分離して給紙され、搬送ベルト103により、複
写本体1のコンタクトガラス10上に送られる。コンタ
クトガラス10上の原稿は読み取り終了後、搬送ベルト
103及び排紙ロ−ラ−104により排紙トレイ105
に排紙される。両面の原稿を読み取る場合、原稿給紙台
101上の両面原稿は、一番下の原稿から給紙ロ−ラ−
102により1枚ずつ分離して給紙され、搬送ベルト1
03により、複写本体1のコンタクトガラス10上に送
られ、反転爪106によって原稿反転後コンタクトガラ
ス10上にセットされる。原稿の裏面読み取り終了後、
搬送ベルト103によって搬送され、反転爪106によ
って原稿反転後コンタクトガラス10上にセットされ
る。原稿の表面は読み取り終了後、搬送ベルト103及
び排紙ロ−ラ−104により排紙トレイ105に排紙さ
れる。 【0011】第1トレイ50、第2トレイ310、第3
トレイ320、第4トレイ330に積載された転写紙
は、各々の第1給紙装置51、第2給紙装置311、第
3給紙装置321、第4給紙装置331によって給紙さ
れ、バンク縦搬送ユニット340及び本体搬送ユニット
60によって搬送される。この転写紙の先端がレジスト
センサ−52で検出されると一定時間搬送後、レジスト
ロ−ラ53で停止する。この転写紙は、画像有効信号
(FGATE)の先端に合わせて感光体ドラム30上に
送出され、転写チャ−ジャ−により画像を転写され、感
光体から転写紙を分離後、搬送装置54により搬送さ
れ、定着ロ−ラ−及び加圧ロ−ラ−を有する定着装置5
5により定着され、排紙ロ−ラ−56によって3ビンソ
−タ−200に排紙される。 【0012】感光体上への画像形成は、第1帯電装置に
よって感光体ドラム30上に帯電された電荷をレ−ザ−
光を照射することにより静電潜像を形成し、黒現像器3
2によって感光体ドラム30上に画像を形成する。その
後、第2帯電装置により感光体ドラム30上に再度帯電
を行い、LEDアレイ31によって2色目の静電潜像を
形成し、第2現像器33によって感光体ドラム30上に
画像を形成している。両面ユニット40を使用して両面
印刷を行う場合、定着装置55からの転写紙は切り替え
爪57により両面搬送路41に導かれ、フィ−ドロ−ラ
42、分離コロ43を通過して両面トレイに集積され
る。トレイに集積された転写紙は、トレイが上昇するこ
とによりフィ−ドロ−ラ−42と接触し、フィ−ドロ−
ラ−42が回転することにより本体縦搬送ユニット60
に送られ、レジストロ−ラ53へ再給紙された後に裏面
に対して印刷が行われる。3ビンソ−タ−200には第
1排紙トレイ201、第2排紙トレイ202、第3排紙
トレイ203、反転専用トレイ204があり、それぞれ
のトレイに転写紙を反転して出力できるように構成され
ている。 【0013】複合機本体1から排紙された転写紙は、表
面排紙の場合、切り替え爪207によって排紙トレイ方
向に導かれ、あらかじめ設定したトレイに排紙される。
第2排紙トレイ202に排紙する場合には第2トレイ切
り替え爪205、第3排紙トレイ203に排紙する場合
には、第3トレイ切り替え爪206がそれぞれ作動して
転写紙を導く。反転排紙する場合には、切り替え爪20
7によって反転トレイ204方向に導かれ、転写紙の後
端が反転検知センサ−208を通過すると、搬送コロ2
09が逆転し、排紙トレイ方向に導かれ、あらかじめ設
定したトレイに排紙される。また、第1排紙トレイ20
1には、トレイを前後にシフトする機能、上下にシフト
する機能が搭載されている。シフト機能は、転写紙を仕
分けする時に使用し、上下機能は、大量の転写紙を用紙
そろえ性を確保しながら積載するために使用する。 【0014】図2は上記デジタル複合機の操作部の正面
図である。操作部400の中央には、400×256d
otの液晶表示部(LCD)401及びタッチパネルが
設けられている。この液晶表示部401には、機械に組
み込まれている機能(コピ−、FAX)の表示が行わ
れ、ユ−ザ−はこの表示に従って機械の操作を行う。機
能(コピ−、FAX)の切り替えは、機能切り替えキ−
418によって行われる。この液晶表示部の右側にはコ
ピ−、FAXで共通に使用する各種テンキ−402、ク
リア/ストップキ−403、スタ−トキ−404、プロ
グラムキ−405、ジョブリコ−ルキ−406、モ−ド
クリア−/予熱キ−407、割り込みキ−408等の各
種キ−と、FAX専用で使用するポ−ズ/リダイアルキ
−409、短縮キ−410、受信キ−411等のキ−が
配置されている。割り込みキ−408の更に右側には、
このデジタル複合機が通電状態になっていることを示す
通電用LED705が設けられている。この液晶部の左
側には、FAX切り替えキ−412、コピ−切り替えキ
−413、初期設定キ−414、ガイダンスキ−41
5、LCD濃度調整ボリュ−ム416、コピー/FAX
切り替えキー418がそれぞれ設けられている。このキ
−の更に左の部分には、FAX専用の表示部417が設
けられている。この表示部には、通信中、メモリ−フル
などの各種LEDと、通信状態を表示する40文字(2
0文字×2行)のLCDが設けられている。 【0015】図3は上記デジタル複写機のブロック図で
ある。この複合機本体1の制御は、液晶表示、各種LE
D制御、各種キ−入力制御を行う操作部コントロ−ラ5
00、給紙、搬送、定着、両面、プロセス制御等を行う
メインコントロ−ラ(システムコントローラ、SCU)
501、画像制御/スキャナ−読み取り制御を行う画像
処理コントロ−ラ502、ADF制御を行うADFコン
トロ−ラ503、3ビンソ−タ−制御を行うソ−タ−コ
ントロ−ラ504、給紙ユニット制御を行う給紙トレイ
コントロ−ラ505、FAXの送受信管理、ファイル管
理を行うFAXコントロ−ラ(FCU)506、G3の
プロトコル制御を行うG3コントロ−ラ507、G4の
プロトコル制御を行うG4コントロ−ラ508などで構
成されている。 【0016】図4は画像処理部のブロック図である。上
記画像処理コントロ−ラ502部のCPU600は上記
メインコントロ−ラ501から読み取り開始の指示があ
ると、スキャナ−制御回路604に対して指示を伝え
る。スキャナ−制御回路604は露光ランプ11を点灯
させ、モ−タ−605を動作させることにより第1キャ
リッジ、第2キャリッジを読み取り基準位置に移動さ
せ、位置センサ−603で検出後読み取りを開始する。
この時、副走査有効期間信号FGATE(読み取り開始
時アクティブ、終了時にネガティブ)を作りタイミング
制御回路606に送る。タイミング制御回路606で
は、画像同期クロックCLK、主走査同期信号LSYN
C、主走査有効信号LGATEを生成し出力する。画像
の流れは、コンタクトガラス10上に置かれた原稿60
7が光源11により照明され、反射光がカラ−CCD1
6に結像され、カラ−CCD16から赤(R)、緑
(G)、青(B)に分離されたアナログ画像信号が、信
号処理回路608により増幅/光量補正され、AD変換
器609によりデジタル多値信号に変換され、シェ−デ
ィング補正回路610によりシェ−ディング補正され画
像処理部611に送られる。画像処理部611では、M
TF補正、γ補正、黒画像生成、カラ−画像生成、2値
処理、多値処理などの基本的な画質処理と、変倍、編
集、マ−カ−検知等のデジタル特有の画像処理を行い黒
デ−タDATA0〜7、カラ−デ−タDATACが出力
される。画像処理部611から出力された画像デ−タ、
タイミング制御回路606で生成された同期信号、書き
込みの基準信号PMSYNCは画像セレクタ−612に
入力される。コピ−の場合は、黒画像は書き込み制御部
(黒)613からLD614に送られ、カラ−画像は書
き込み制御部(カラ−)615からLED616に送ら
れ、感光体ドラムに照射されることによって像を形成す
る。FAX送信を行う場合は、セレクタ−612からメ
インコントロ−ラ501内部にあるFAX用メモリ−に
転送される。又、FAX受信出力は、回線から受信した
デ−タを伸張してFAX用メモリ−に展開後、画像デ−
タ、同期信号と共に画像セレクタ−612に入力され、
書き込みが行われる。 【0017】図5にFAX送受信時の画像データの流れ
を示す。FAX画像蓄積/送信時は、スキャナ−から読
み取られたデ−タ−が、画像処理コントロ−ラ502で
各種画像処理を施された後、セレクタ−612からメイ
ンコントロ−ラ501上のイメ−ジメモリ−620に蓄
積される。その後、圧縮伸張器622により指定された
圧縮コ−ド(MH、MR、MMR)に圧縮され、FAX
コントロ−ラ506上のSAFメモリ−623に蓄積さ
れる。この時、イメ−ジメモリ−620に蓄積されたデ
−タが、A4横又は、B5横など回転して送信した方が
効率が良い場合は、イメ−ジメモリ−620から圧縮伸
張器622にデ−タ−を渡すときに回転器621を使用
してイメ−ジを回転させて圧縮を行う。SAF623に
蓄積されたデ−タ−はG3コントロ−ラ507内にある
ラインバッファ624に転送され受信機のモ−ドに合わ
せて圧縮伸張器627で再圧縮後、モデム625を介し
てNCU626から送信される。G4の場合も同様に、
G4コントロ−ラ508内にあるラインバッファ628
に転送され受信機のモ−ドに合わせて圧縮伸張器631
で圧縮後、ISDN制御部629、トランス630を介
して送信される。 【0018】FAX受信/印刷時は、回線から送られて
きたデ−タ−は、NCU626、モデム625を介しS
AFメモリ−623に蓄積される。SAFメモリ−62
3に蓄積されたデ−タは、メインコントロ−ラ501上
の圧縮伸張器622により伸張され、イメ−ジメモリ−
620上に展開される。伸張時にA4横又は、B5横な
ど回転して印刷した方が効率が良い場合は、圧縮伸張器
622からイメ−ジメモリ−620にデ−タ−を渡すと
きに回転器621を使用してイメ−ジを回転させて伸張
を行う。イメ−ジメモリ−620上に展開されたデ−タ
−は、画像処理コントロ−ラ502に送られ、セレクタ
−612から書き込み制御部に渡され印刷が行われる。 【0019】図6は、上記デジタル複合機における電源
の接続構成を示したものである。このデジタル複写機
は、2つのDC電源(PSU(1) )651及び(PSU
(2) )652を備えている。第1DC電源(PSU(1)
)651によって電源供給されるのは操作部400、
メインコントロ−ラ(SCU)501、ベースコントロ
ーラ(BCU)701、画像処理コントロ−ラ502、
2色用LEDアレイ31であり、この部分への給電だけ
でこのデジタル複合機は複写機として動作できる。ま
た、第2DC電源(PSU(2) )652によって電源供
給されるのはFAXコントローラ(FCU)506、G
3/G4コントローラ(CCU)507、508、及び
網制御ユニット(NCU)626の部分であり、この部
分への給電だけでこのデジタル複合機はファクシミリと
して動作することができる。 【0020】図6において、ACドライブボ−ド702
はメインSW703のON/OFF状態を検出すること
ができ、検出されたON/OFF状態は、−ACSEN
及び−BACSEN信号として、FAXコントローラ
(FCU)506及びベースコントローラ(BCU)7
01へ通知される。メインSW703とは別に、デジタ
ル複合機本体1の背面にはバックアップSW704が設
けられており、その回路構成上バックアップSW704
がONした状態で第1DC電源651及び第2DC電源
652が通電状態になる。また、本装置は、FAX機能
を有しているデジタル複合機であるため、基本的にバッ
クアップSW704は常にONされた状態にあり、メイ
ンSW703のON/OFFについてのデータは上記の
−ACSEN及び−BACSEN信号によってFAXコ
ントローラ(FCU)506及びベースコントローラ
(BCU)701に出力され、OFFの時に操作部40
0上の通電用LED705だけが点灯する。すなわち、
メインSW703がOFFの時はコピー枚数、変倍値、
用紙トレイなどを表示するためのLED、操作パネル4
01の照明などは消灯する一方で、通電用LED705
だけが点灯状態となり、見かけ上の電源OFF状態へ移
行したり、以下に示す省エネモ−ドへ移行する。操作部
400の状態が通、電用LED705だけが点灯した状
態になっていることにより、使用者はこのデジタル複合
機の状態が通電状態であり且つ現在省エネモードになっ
ていることを確認することができる。 【0021】図7に、省エネモ−ドへ移行する際の動作
フロ−図を示す。バックアップSW704がON状態の
とき、FAXコントローラ506は送受信ファイルの有
無とメインSW703のON/OFF状態をチェック
し、送受信動作が完了し(S1でYes)、メインSW
703がOFFであれば(S2でYes)、省エネモ−
ドへの移行が可能であると判断し、通電用LED705
を点灯させる(S3)。この時点で操作部400は通電
用LED705だけが点灯した状態になる。第1DC電
源651への通電は通常、閉結状態にあるリレ−706
を介して行なわれており、FAXコントローラ506は
SCUPWOFF信号によってリレ−の入/切を設定できる。上
記通電用LED705は第2DC電源652から電力供
給されており、第1DC電源651への通電の有無に関
係なく点灯したままである。省エネモ−ドへ移行しても
第2DC電源652が通電されているため、ファクシミ
リとしての時刻指定ファイルの送信や、受信動作は、通
常通り行なうことができる。すなわち、FAXコントロ
ーラ506は、時刻指定ファイルがある場合は(S4で
Yes)、送信時刻になったらFAX送信を開始する
(S5)。また、受信ファイルがあった場合は(S6は
Yes)、SCUPWOFF信号をOFFして、第1DC電源6
51への通電を開始し(S7)、メインコントロ−ラ5
01、ベースコントローラ701、画像処理コントロ−
ラ502、2色用LEDアレイ31など作動させて、受
信ファイルの出力を行う。 【0022】このように本発明によれば、ファクシミリ
として動作が必要な部分以外の電源を別個の構成とする
ことにより、簡単な構成で省エネモ−ドを実現すること
ができる。複写機として機能するのに必要な構成部分に
おいては、各種コントロ−ラへの通電や、図1に示した
定着装置55の温度管理等のために大きな電力を消費す
る。したがって、この部分の電源をファクシミリとして
機能する部分の電源と分けてOFFすることで、大幅な
低消費電力の達成が可能である。なお、以上の実施の形
態では、本発明をファクシミリ機能と複写機としての機
能を兼ね備えたデジタル複合機に適用した場合を例にと
り説明したが、ファクシミリ機能とパーソナルコンピュ
ータなどの外部装置からのデータを取り込みプリントア
ウトするプリンタ機能とを兼ね備えたデジタル複合機、
さらには、ファクシミリ、プリンタ、及び複写機の3つ
の機能を兼ね備えたデジタル複合機にも適用できる。 【0023】 【発明の効果】以上要するに本発明によれば以下のよう
な優れた効果を発揮できる。請求項1記載の発明によれ
ば、デジタル複合機のシステムコントロ−ラとFAXコ
ントロ−ラに各々専用の電源を設けることによって、省
エネモ−ド時にシステムコントロ−ラ側電源をOFF
し、ファクシミリ動作に必要な部分以外の給電を完全に
停止することができるので、消費電力の大幅に低減する
ことができるとともに、システムコントロ−ラ用の電源
がOFFのときに、FAXコントロ−ラ用の電源によっ
て省エネ状態を示す発光素子を点灯させることにより、
現在通電状態にあり且つ省エネ状態であることを使用者
に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のデジタル複合機の実施の形態の一例を
示す概略全体構成図である。 【図2】上記デジタル複合機の操作部の正面図である。 【図3】上記デジタル複写機のブロック図である。 【図4】上記デジタル複写機の画像処理部のブロック図
である。 【図5】上記デジタル複写機のFAX送受信時における
画像データの流れを示すブロック図である。 【図6】上記デジタル複合機における電源の接続構成を
示したものである。 【図7】上記デジタル複合機のバックアップスイッチO
FF状態における動作フロ−図である。 【符号の説明】 1 複合機本体、501 メインコントローラ(システ
ムコントロ−ラ)、506 FAXコントロ−ラ、65
1 第1DC電源、652 第2DC電源、705 L
ED(発光素子)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】複合機本体の制御を行うシステムコントロ
    ーラと、FAX送受信制御を行うFAXコントローラと
    を有するデジタル複合機において、前記システムコント
    ローラ用の電源と前記FAXコントローラ用の電源を別
    々に有するとともに、省エネルギー状態であることを示
    す発光素子を備え、該発光素子用の電力は前記FAXコ
    ントローラ用電源から供給されるようになしたことを特
    徴とするデジタル複合機。
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