JPH09247397A - デジタル複合機 - Google Patents

デジタル複合機

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JPH09247397A
JPH09247397A JP7105596A JP7105596A JPH09247397A JP H09247397 A JPH09247397 A JP H09247397A JP 7105596 A JP7105596 A JP 7105596A JP 7105596 A JP7105596 A JP 7105596A JP H09247397 A JPH09247397 A JP H09247397A
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JP
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memory
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image
data
controller
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JP7105596A
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Ryoji Yamamoto
良二 山本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 速度アップ及び格納する画情報の容量アップ
を図り、画情報蓄積メモリのオーバーフローの発生を少
なくしたデジタル複合機を得る。 【解決手段】 操作部コントローラ500のキー操作に
より外部から取り込んだ画情報を、符号化コードに変換
して格納する。この処理において画情報蓄積メモリを介
さず画情報展開メモリから直に送受信を行う。よって、
画情報蓄積メモリを用いず画情報展開メモリから送信を
行うことで、格納する画情報の容量アップが図れる。ま
た、画情報に於けるコード化処理が短縮される為、処理
速度アップも図れ、メモリのオーバーフローの発生を少
なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複合機に
関し、特に、ファクシミリ装置等を備えたデジタル複合
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ等を備えたデジタル
複合機は一般に、各メモリに、それぞれの異なる役目/
機能をもたせている。
【0003】例えば、特開昭62−227268号で
は、送信指定された原稿の線密度と原稿枚数及びサイズ
を考慮して、画情報蓄積メモリの残量に余裕がないと判
断した場合には、指定線密度より粗い線密度で蓄積格納
して情報量を減少させる。
【0004】特開昭64−13865号では、メモリ残
量が予め定めた値に低下したとき画像信号の蓄積動作を
中断し、画情報蓄積メモリの画像信号を送信した後、蓄
積を再開させる。
【0005】特開平4−306964号では、空きメモ
リとして画像メモリに残しておくメモリ量を登録して記
憶しておき、メモリ残量が登録値より少なくなった場
合、画像メモリのファイルに付属情報を付加してホスト
コンピュータに転送する。
【0006】特開平5−244368号では、画信号を
ページ単位で格納する第1記憶手段と、画信号を通信単
位で格納する第2記憶手段とを備え、第1記憶手段がフ
ル状態となった後に第2記憶手段を用いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例では、画情報蓄積メモリがオーバーフローになる
と、画情報展開メモリは利用可能であるにも関わらず使
用出来なくなる問題点を伴う。
【0008】さらに、上掲の具体的従来例にはそれぞれ
下記の問題点を有している。特開昭62−227268
号では画質が悪くなる。特開昭64−13865号は、
メモリの空きを待って再開していたのでは、いつ終わる
のかわからないという不都合がある。特開平4−306
964号では、必ずホストコンピュータを接続しておか
なければならない。特開平5−244368号では、同
一メモリ内でのレイアウト構成手段であり、限界容量自
体は変化しない。
【0009】本発明は、速度アップ及び格納する画情報
の容量アップを図り、画情報蓄積メモリのオーバーフロ
ーの発生を少なくしたデジタル複合機を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のデジタル複合機は、外部から取り込んだ画
情報を格納する画情報展開メモリと、格納した画情報を
符号化コードに変換して格納する画情報蓄積メモリとを
有するファクシミリ装置を備え、画情報蓄積メモリを介
さず画情報展開メモリから直に送受信を行うことを特徴
としている。
【0011】また、上記の画情報蓄積メモリの使用可能
容量が少なくなった時のみ、直に送信を行い、画情報展
開メモリの任意のメモリ領域を画情報蓄積メモリ領域と
して用い、任意のメモリ領域に符号化コードを格納する
とよい。
【0012】さらに、画情報蓄積メモリの使用可能容量
が、所定の容量になった時に画情報展開メモリの画情報
を画情報蓄積メモリへ格納するとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるデジタル複合機の実施の形態を詳細に説明する。図
1〜図10を参照すると本発明のデジタル複合機の一実
施形態が示されている。
【0014】図1は複合デジタル複写機の実施形態の全
体構成例を示す断面図である。このデジタル複写機は、
複写機本体1、自動原稿送り装置(以降、ADFとも言
う)100、3ビンソータ200、給紙ユニット(以
降、バンクとも言う)300を有する。
【0015】複写機本体1は、スキャナ、画像処理部及
びプロッタなどを有している。スキャナは、原稿を載置
するコンタクトガラス10と光学走査系で構成されてい
る。光学走査系には、露光ランプ11、第1ミラー1
2、レンズ15、フルカラーCCD16等々で構成され
ている。
【0016】露光ランプ11及び第1ミラー12を装備
していて、原稿読み取り時はステッピングモータにより
駆動されて一定の速度で移動する第1キャリッジと、第
2ミラー13及び第3ミラー14を装備していて、原稿
読み取り時にステッピングモータにより駆動されて、第
1キャリッジの1/2の速度で駆動する第2キャリッジ
を有する。
【0017】この第1キャリッジ、第2キャリッジによ
りコンタクトガラス10上の図示しない原稿が光学的に
走査され、光源11、第1ミラー12、第2ミラー1
3、第3ミラー14及びレンズ15を介してCCD16
上に結像され光電変換される。
【0018】CCDで赤(R)、緑(G)、青(B)の
各色に分離された画像信号は、AD変換器によりAD変
換され画像処理を行っている画像処理部へ出力される。
【0019】画像処理部は、AD変換器からの画像信号
に種々の画像処理(2値化、多値化、変倍、編集など)
を施し、デジタル信号に変換する。
【0020】書き込みユニットは、レーザ出力ユニット
20、fθレンズ21、ミラー22で構成され、レーザ
出力ユニット20の内部には、レーザ光源であるレーザ
ダイオード及びポリゴンモータが備わっている。
【0021】画像処理部から出力された黒画像信号は、
この画像信号に対応した強度を有するレーザ光に転換さ
れ、コリメートレンズ、アパーチャ、シリンダレンズに
より一定形状の光束に整形されてポリゴンモータに照射
され、レーザ出力ユニット20から出力される。レーザ
出力ユニット20から出力されたレーザ光は、fθレン
ズ21、ミラー22を介して感光体ドラム30に照射さ
れる。
【0022】また、fθレンズ21を通過したレーザ光
は、画像領域外に配置された主走査同期検知信号PMS
YNCを発生するビームセンサに照射される。
【0023】画像処理部から出力された赤画像信号は、
黒画像信号との書き込み位置を合わせるためにバッファ
リングされ、LED書き込みユニット31に送られ感光
体ドラム30に照射される。
【0024】ADF100は、原稿を1枚ずつ複写機本
体1のコンタクトガラス10へ給紙し、複写後に排紙す
る。原稿は原稿給紙台101上に積載され、サイドガイ
ドにより幅方向が揃えられる。
【0025】原稿給紙台101上の原稿は、一番下の原
稿から給紙ローラ102により1枚ずつ分離して給紙さ
れ、搬送ベルト103により、複写機本体1のコンタク
トガラス10上に送られる。コンタクトガラス10上の
原稿は読み取り終了後、搬送ベルト103及び排紙ロー
ラ104により排紙トレイ105に排紙される。
【0026】両面の原稿を読み取る場合、原稿給紙台1
01上の両面原稿は、一番下の原稿から給紙ローラ10
2により1枚ずつ分離して給紙され、搬送ベルト103
により、複写機本体1のコンタクトガラス10上に送ら
れ、反転爪106によって原稿を反転後、コンタクトガ
ラス10上にセットされる。原稿の裏面読み取り終了
後、搬送ベルト103によって搬送され、反転爪106
によって原稿反転後コンタクトガラス10上にセットさ
れる。原稿の表面は、読み取り終了後、搬送ベルト10
3及び排紙ローラ104により排紙トレイ105に排紙
される。
【0027】第1トレイ50、第2トレイ310、第3
トレイ320、第4トレイ330に積載された転写紙
は、各々の第1給紙装置51、第2給紙装置311、第
3給紙装置321、第4給紙装置331によって給紙さ
れ、バンク縦搬送ユニット340及び本体縦搬送ユニッ
ト60によって搬送される。この転写紙の先端がレジス
トセンサ52で検出されると一定時間搬送後、レジスト
ローラ53で停止する。
【0028】この転写紙は、画像有効信号(FGAT
E)の先端に合わせて感光体ドラム30上に送出され、
転写チャージャにより画像を転写され、感光体から転写
紙を分離後、搬送装置54により搬送され、定着ローラ
及び加圧ローラを有する定着装置55により定着され、
排紙ローラ56によって3ビンソータ200に排紙され
る。
【0029】感光体上への画像形成は、第1帯電装置に
よって感光体ドラム30上に帯電された電荷をレーザ光
を照射することにより静電潜像を形成し、黒現像器32
によって感光体ドラム30上に画像を形成する。その
後、第2帯電装置により感光体ドラム30上に再度帯電
を行い、LEDアレイ31によって2色目の静電潜像を
形成し、第2現像器33によって感光体ドラム30上に
画像を形成している。
【0030】両面ユニット40を使用して両面印刷を行
う場合、定着装置55からの転写紙は切り替え爪57に
より両面搬送路41に導かれ、フィードローラ42、分
離コロ43を通過して両面トレイに集積される。トレイ
に集積された転写紙は、トレイが上昇することによりフ
ィードローラ42と接触し、フィードローラ42が回転
することにより本体縦搬送ユニット60に送られ、レジ
ストローラ53へ再給紙された後に裏面に対して印刷が
行われる。
【0031】3ビンソータ200には第1排紙トレイ2
01、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ203、
反転専用トレイ204があり、それぞれのトレイに転写
紙を反転して出力できるように構成されている。
【0032】複写機本体1から排紙された転写紙は、表
面排紙の場合、切り替え爪207によって排紙トレイ方
向に導かれ、あらかじめ設定したトレイに排紙される。
第2排紙トレイ202に排紙する場合には第2トレイ切
り替え爪205、第3排紙トレイ203に排紙する場合
には、第3トレイ切り替え爪206がそれぞれ作動して
転写紙を導く。
【0033】反転排紙する場合には、切り替え爪207
によって反転トレイ204方向に導かれ、転写紙の後端
が反転検知センサ208を通過すると、搬送コロ209
が逆転し、排紙トレイ方向に導かれ、あらかじめ設定し
たトレイに排紙される。
【0034】また、第1排紙トレイ201には、トレイ
を前後にシフトする機能、上下にシフトする機能が搭載
されている。シフト機能は、転写紙を仕分けする時に使
用し上下機能は、大量の転写紙を用紙揃え性を確保しな
がら積載するために使用する。
【0035】図2は操作部400正面図である。操作部
の中央には、400×256dotの液晶表示部(LC
D)401及びタッチパネルが設けられる。この液晶表
示部401には、機械に組み込まれている機能(コピ
ー、FAX)の表示が行われ、ユーザーはこの表示に従
って機械の操作を行う。機能(コピー、FAX)の切り
替えは、機能切り替えキー412、413によって行わ
れる。
【0036】この液晶表示部の右側にはコピー、FAX
で共通に使用する各種テンキー402、クリア/ストッ
プキー403、スタートキー404、プログラムキー4
05、ジョブリコールキー406、モードクリア/予熱
キー407、割り込みキー408等の各種キーと、FA
X専用で使用するポーズ/リダイアルキー409、短縮
キー410、受信キー411等のキーが配置されてい
る。
【0037】この液晶部の左側には、FAX切り替えキ
ー412、コピー切り替えキー413、初期設定キー4
14、ガイダンスキー415、LCD濃度調整ボリュー
ム416がそれぞれ設けられている。
【0038】このキーの更に左の部分には、FAX専用
の表示部417が設けられている。この表示部には、通
信中、メモリフルなどの各種LEDと、通信状態を表示
する40文字(20文字×2行)のLCDが設けられて
いる。
【0039】図3はデジタル複写機のブロック図であ
る。この複写機本体1の制御は、液晶表示、各種LED
制御、各種キー入力制御を行う操作部コントローラ50
0、給紙、搬送、定着、両面、プロセス制御等を行うメ
インコントローラ501、画像制御/スキャナ読み取り
制御を行う画像処理コントローラ502、ADF制御を
行うADFコントローラ503、3ビンソータ制御を行
うソータコントローラ504、給紙ユニット制御を行う
給紙トレイコントローラ505、FAXの送受信管理、
ファイル管理を行うFAXコントローラ506、G3の
プロトコル制御を行うG3コントローラ507、G4の
プロトコル制御を行うG4コントローラ508などで構
成されている。
【0040】図4は画像処理部のブロック図である。画
像処理コントローラ502部のCPU600はメインコ
ントローラ501から読み取り開始の指示があると、ス
キャナ制御回路604に対して指示を伝える。スキャナ
制御回路604は露光ランプ11を点灯させ、モータ6
05を動作させることにより第1キャリッジ、第2キャ
リッジを読み取り基準位置に移動させ、位置センサ60
3で検出後読み取りを開始する。この時、副走査有効期
間信号FGATE(読み取り開始時アクティブ、終了時
にネガティブ)を作りタイミング制御回路606に送
る。タイミング制御回路606では、画像同期クロック
CLK、主走査同期信号LSYNC、主走査有効信号L
GATEを生成し出力する。
【0041】画像の流れは、コンタクトガラス10上に
置かれた原稿607が光源11により照明され、反射光
がカラーCCD16に結像され、カラーCCD16から
赤(R)、緑(G)、青(B)に分離されたアナログ画
像信号が、信号処理回路608により増幅/光量補正さ
れ、AD変換器609によりデジタル多値信号に変換さ
れ、シェーディング補正回路610によりシェーディン
グ補正され画像処理部611に送られる。画像処理部6
11では、MTF補正、γ補正、黒画像生成、カラー画
像生成、2値処理、多値処理などの基本的な画質処理
と、変倍、編集、マーカ検知等のデジタル特有の画像処
理を行い黒データDATA0〜7、カラーデータDAT
ACが出力される。画像処理部611から出力された画
像データ、タイミング制御回路606生成された同期信
号、書き込みの基準信号PMSYNCは画像セレクタ6
12に入力される。
【0042】コピーの場合は、黒画像は書き込み制御部
(黒)613からLD614に送られ、カラー画像は書
き込み制御部(カラー)615からLED616に送ら
れ、感光体ドラムに照射されることによって像を形成す
る。
【0043】FAX送信を行う場合は、セレクタ612
からメインコントローラ501内部にあるFAX用メモ
リに転送される。又、FAX受信出力は、回転から受信
したデータを伸張してFAX用メモリに展開後、画像デ
ータ、同期信号と共に画像セレクタ612に入力され、
書き込みが行われる。
【0044】図5に本発明でのFAX送受信時の画像の
流れを示す。ここでは、画情報展開メモリを「イメージ
メモリ」とし、画情報蓄積メモリを「SAF(Store An
d Forward )メモリ」とする。
【0045】FAX画像蓄積/送信時は、スキャナから
読み取られたデータが、画像処理コントローラ502で
各種画像処理を施された後、セレクタ612からメイン
コントローラ501上のイメージメモリ620に蓄積さ
れる。その後、圧縮伸張器622により指定された圧縮
コード(MH、MR、MMR)に圧縮されFAXコント
ローラ506上のSAFメモリ623に蓄積される。こ
の時、イメージメモリ620に蓄積されたデータが、A
4横または、B5横など回転して送信した方が効率がい
い場合は、イメージメモリ620から圧縮伸張器622
にデータを渡すときに回転器621を使用してイメージ
を回転させて圧縮を行う。
【0046】SAFメモリ623に蓄積されたデータは
G3コントローラ507内にあるラインバッファ624
に転送されて圧縮伸張器627で一度伸張され受信機の
モードに合わせて再圧縮後、モデム625を介してNC
U626から送信される。G4の場合も同様に、G4コ
ントローラ508内にあるラインバッファ628に転送
されて圧縮伸張器631で一度伸張され受信機のモード
に合わせて再圧縮後、ISDN制御629、トランス6
30を介して送信される。
【0047】しかし、スキャナから読み取られたデータ
が、セレクタ612からメインコントローラ501上の
イメージメモリ620に蓄積された後、SAFメモリ6
23の使用可能容量が少ない場合、SAFメモリ623
へは蓄積されない。そして、このデータはG3コントロ
ーラ507内にあるラインバッファ624に転送されて
圧縮伸張器627で受信機のモードに合わせて圧縮さ
れ、モデム625を介してNCU626から送信される
(請求項1、請求項2)。
【0048】この場合、SAFメモリ623への圧縮器
伸張器622による圧縮処理及び、ラインバッファ62
4からの圧縮伸張器による伸張処理は行われない為、全
体の送信処理が速くなる。また、イメージメモリ620
に蓄積されたデータが、A4横または、B5横など回転
して送信した方が効率がいい場合は、イメージメモリ6
20からラインバッファ624データを渡すときに回転
器621を使用してイメージを回転させて送信を行う。
G4の場合も同様に、G4コントローラ508内にある
ラインバッファ628に転送されて圧縮伸張器631で
受信機のモードに合わせて圧縮され、ISDN制御62
9、トランス630を介して送信される。
【0049】また、より多くの画像を蓄積する為には、
イメージメモリ620の任意のメモリをSAFメモリと
して扱い画情報を圧縮コードに圧縮して蓄積することが
できる(請求項3)。スキャナから読み取られたデータ
が、セレクタ612からメインコントローラ501上の
イメージメモリ620に蓄積された後、SAFメモリ6
23の使用可能容量が少ない場合、SAFメモリ623
へは蓄積されない。
【0050】その後、圧縮伸張器622により指定され
た圧縮コード(MH、MR、MMR)に圧縮されイメー
ジメモリ620上のSAFメモリに蓄積される。この
時、イメージメモリ620に蓄積されたデータが、A4
横または、B5横など回転して送信した方が効率がいい
場合は、イメージメモリ620から圧縮伸張器622に
データを渡すときに回転器621を使用してイメージを
回転させて圧縮を行う。
【0051】イメージメモリ620上のSAFメモリに
蓄積されたデータは、データの転送元の違いのみ以外
は、SAFメモリ623からの送信手順と同様である。
【0052】また、SAFメモリ623に使用可能容量
が十分確保された場合、イメージメモリ620内にある
画像をSAFメモリ623へ転送させて、イメージメモ
リ620の領域を常に最大にしておく(請求項4)。こ
れは、SAFメモリ623の使用可能容量が少ない時の
みイメージメモリ620を利用するように制御する為で
もある。
【0053】上記のメインコントローラの蓄積制御フロ
ー、送信制御フロー、転送制御フローを図6、図7、図
9、に、G3/G4コントローラの送信制御フローを図
8に示す。
【0054】FAX受信/印刷時は、回線から送られて
きたデータは、NCU626、モデム625を介しSA
Fメモリ623に蓄積される。SAFメモリ623に蓄
積されたデータは、メインコントローラ501上の圧縮
伸張器622により伸張され、イメージメモリ620上
に展開される。伸張時にA4または、B5横など回転し
て印刷した方が効率がいい場合は、圧縮伸張器622か
らイメージメモリ620にデータを渡すときに回転器6
21を使用してイメージを回転させて伸張を行う。イメ
ージメモリ620上に展開されたデータは、画像処理コ
ントローラ502に送られ、セレクタ612から書き込
み制御に渡され印刷が行われる。
【0055】しかし、SAFメモリ623の使用可能容
量が少ない場合、SAFメモリ623へは蓄積されな
い。そして、回転から送られてきたデータは、NCU6
26、モデム625を介しイメージメモリ620上のS
AFメモリに蓄積される。イメージメモリ620上のS
AFメモリに蓄積されたデータは、データの展開元の違
いのみ以外はSAFメモリ623からの印刷手順と同様
である。
【0056】この場合も、SAFメモリ623に使用可
能容量が十分確保された場合、イメージメモリ620内
にある画像をSAFメモリ623へ転送させて、イメー
ジメモリ620の領域を常に最大にしておく(請求項
4)。これも、SAFメモリ623の使用可能容量が少
ない時のみイメージメモリ620を利用するように制御
する為である。上記のG3/G4コントローラの受信制
御フローを図10に示す。
【0057】上記の実施形態によれば、画情報蓄積メモ
リを用いず画情報展開メモリから送信を行うことで、格
納する画情報の容量アップが図れる。また、画情報に於
けるコード化処理が短縮され、処理速度アップが図れ、
メモリのオーバーフローの発生を少なくすることができ
る。
【0058】また、変化例として、画情報蓄積メモリの
使用可能容量が少なくなった時のみ上記の動作を実行す
る。画情報展開メモリの任意のメモリを画情報蓄積メモ
リとして符号化コードを格納する。画情報蓄積メモリの
使用可能容量が任意の容量になった時に、画情報展開メ
モリの画情報を画情報蓄積メモリヘ格納する。これらの
変化で、メモリの最適化および次の画情報の取り込みが
より適正化され、メモリのオーバーフローの発生を少な
くすることができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のデジタル複合機は、外部から取り込んだ画情報を格納
し、格納した画情報を符号化コードに変換して格納する
ファクシミリ装置を備え、画情報蓄積メモリを介さず画
情報展開メモリから直に送受信を行う。よって、画情報
蓄積メモリを用いず画情報展開メモリから送信を行うこ
とで、格納する画情報の容量アップが図れる。また、画
情報に於けるコード化処理が短縮される為、処理速度ア
ップも図れ、メモリのオーバーフローの発生を少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル複合機の実施形態を示す全体
構成の断面図である。
【図2】操作部の正面図である。
【図3】デジタル複写機のブロック図である。
【図4】画像処理部のブロック図である。
【図5】FAX送受信時の画像の流れを示す概念図であ
る。
【図6】メインコントローラの蓄積制御を示すフローチ
ャートである。
【図7】送信制御を示すフローチャートである。
【図8】G3/G4コントローラの送信制御のフローチ
ャートを示す。
【図9】転送制御を示すフローチャートである。
【図10】G3/G4コントローラの受信制御のフロー
チャートを示す。
【符号の説明】
1 複写機本体 10 コンタクトガラス 11 露光ランプ 12 第1ミラー 13 第2ミラー 14 第3ミラー 15 レンズ 16 フルカラーCCD 20 レーザ出力ユニット 21 fθレンズ 22 ミラー 30 感光体ドラム 31 LED書き込みユニット 50 第1トレイ 52 レジストセンサ 53 レジストローラ 60 本体縦搬送ユニット 100 自動原稿送り装置(ADF) 200 3ビンソータ 300 給紙ユニット(バンク) 310 第2トレイ 320 第3トレイ 330 第4トレイ 340 バンク縦搬送ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から取り込んだ画情報を格納する画
    情報展開メモリと、 前記格納した画情報を符号化コードに変換して格納する
    画情報蓄積メモリとを有するファクシミリ装置を備え、
    前記画情報蓄積メモリを介さず前記画情報展開メモリか
    ら直に送受信を行うことを特徴とするデジタル複合機。
  2. 【請求項2】 前記画情報蓄積メモリの使用可能容量が
    少なくなった時のみ、前記直に送受信を行うことを特徴
    とする請求項1記載のデジタル複合機。
  3. 【請求項3】 前記画情報展開メモリの任意のメモリ領
    域を前記画情報蓄積メモリ領域として用い、前記任意の
    メモリ領域に前記符号化コードを格納することを特徴と
    する請求項1または2に記載のデジタル複合機。
  4. 【請求項4】 前記画情報蓄積メモリの使用可能容量
    が、所定の容量になった時に前記画情報展開メモリの画
    情報を前記画情報蓄積メモリへ格納することを特徴とす
    る請求項2記載のデジタル複合機。
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