JPH06253084A - 複合機能端末装置及びその操作システム - Google Patents

複合機能端末装置及びその操作システム

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JPH06253084A
JPH06253084A JP5061168A JP6116893A JPH06253084A JP H06253084 A JPH06253084 A JP H06253084A JP 5061168 A JP5061168 A JP 5061168A JP 6116893 A JP6116893 A JP 6116893A JP H06253084 A JPH06253084 A JP H06253084A
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JP5061168A
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Morizumi Kurose
守澄 黒瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合機能を有する端末装置において,標準装
備の操作パネルと拡張装備される操作パネルの2つの操
作パネルを装着および連動可能にして経済性を向上させ
ると共に,その操作手順を簡易にし,かつ,パラメータ
変更の操作性を向上させて,全体的な操作効率の向上を
図る。 【構成】 複数の機能を有する複合機能端末装置におい
て,標準的に装着する操作パネルS203と機能拡張時
に装着する操作パネルT207とを連動可能に制御する
コントローラ202を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プリンタ機能,コピー
機能,ファクシミリ(以下,FAXという)機能等の複
数の機能を有する複合機能端末装置及びその操作システ
ムに関し,より詳細には,標準装備の操作パネルと拡張
装備される操作パネルの両パネルを装着可能にし,操作
手順の簡易化とパラメータ変更に関する操作性を向上さ
せた複合機能端末装置及びその操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ機能,コピー機能,FAX機能
等の複数の機能を有する複合機能端末装置にあっては,
機能拡張の必要性が発生した場合には,標準装備の操作
パネルを取り外し,新たに拡張機能を実行させるための
拡張操作パネルを装置に対しオプションとして装着する
と共に,全体的な操作手順を新たな操作パネルに対応さ
せて変更していた。
【0003】また,上記複合機能端末装置にホストコン
ピュータ(パソコン)を接続して操作システムとして使
用する場合においては,必要なパラメータの設定をホス
ト側と複合機能端末装置の操作パネル側でそれぞれ実行
していた。
【0004】また,本発明に関連する参考技術文献とし
て,特開昭55−4058号公報に開示されている「複
写機の制御装置」,特開昭57−133459号公報に
開示れている「電子写真複写装置」,特開昭58−12
79545号公報に開示されている「複写機」,および
特開平1−116653号公報に開示されている「画像
形成装置システム」がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来における装置にあっては,機能拡張
の必要性が生じた場合に,標準装備の操作パネルを取り
外してしまうため,経済的でなく,また,全体的な操作
手順も変更になるため,最初から操作手順をマスターし
なおす必要性が生じ,操作効率が悪いという問題点があ
った。
【0006】また,従来,例えば,プリンタ等において
は,プリンタのパラメータ変更を実行しようとすると,
ホストを操作している場所からプリンタの所まで移動し
て変更操作を行った後,ホストの所まで戻って操作を続
行しなければならない。また,単体のプリンタならばそ
れほどパラメータの変更を必要としないが,複合機能を
持つ複合機能端末装置にあっては,パラメータは頻繁に
変更する必要があるため,その操作性が低下するという
問題点があった。
【0007】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,複合機能を有する端末装置において,標準装備の
操作パネルと拡張装備される操作パネルの2つの操作パ
ネルを装着および連動可能にして経済性を向上させると
共に,その操作手順を簡易にし,かつ,パラメータ変更
の操作性を向上させて,全体的な操作効率の向上を図る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を
達成するために,複数の機能を有する複合機能端末装置
において,標準的に装着する標準操作表示手段と機能拡
張時に装着する拡張操作表示手段とを連動可能に制御す
る制御手段を具備する複合機能端末装置を提供するもの
である。
【0009】また,前記標準操作表示手段の操作キーと
前記拡張操作表示手段の操作キーによる操作組合せによ
り複合機能端末装置の操作を実行するものである。
【0010】また,複数の機能を有する複合機能端末装
置の操作システムにおいて,標準的に装着する標準操作
表示手段と,機能拡張時に装着する拡張操作表示手段
と,前記標準操作表示手段と拡張操作表示手段とを連動
可能に制御する制御手段と,前記制御手段を操作ユーテ
ィリティ・ソフトに基づいて制御するホスト制御手段と
を具備する複合機能端末装置の操作システムを提供する
ものである。
【0011】
【作用】本発明による複合機能端末装置は,標準装備さ
れる標準操作表示手段と拡張装備される拡張操作表示手
段の2つ操作表示手段とを装着し,標準操作表示手段を
破棄することなく,その2つの操作表示手段を連動さ
せ,それぞれの操作手順の簡易化とパラメータの変更に
関する操作性を向上させる。また,本発明による複合機
能端末装置の操作システムは,操作ユーティリティ・ソ
フトに基づいて複合機能端末装置を集中的に操作可能に
して,操作性を向上させる。
【0012】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は,本発明が適用される複合機能端末
装置の概略構成を示す説明図であり,プリンタ機能,コ
ピー機能,FAX機能等の複数種の機能を備えている。
本装置は,一般的なレーザ書込手段が適用されるプリン
タエンジン(レーザプリンタ)120と画像読取装置
(以下,イメージスキャナという)100とが一体的に
構成されており,プリンタエンジン120の上部にイメ
ージスキャナ100を載置したような連結構造をなして
いる。
【0013】図1において,イメージスキャナ100
は,以下の如く構成されている。すなわち,101は原
稿102を給紙搬送する手差し給紙ユニット,103は
読取タイミングローラ,104は密着型のCCDイメー
ジセンサ(等倍センサ)を用いた読取センサ,105は
原稿排紙トレイ106側と転写チャージャ133側へ搬
送経路を切り換える回動自在の分岐ガイド,106は原
稿排紙トレイである。なお,本イメージスキャナ100
は,画像読取密度100dpi,200dpiおよび4
00dpiの3種類を備えている。
【0014】また,プリンタエンジン120は,以下の
如く構成されている。すなわち,レーザ書込系は,レー
ザ出力ユニット(図示せず)を備え,レーザ出力ユニッ
トの内部には,レーザ光源であるレーザダイオードが備
わり,書込ユニットにはモータによって高速で定速回転
する多角形ミラー(ポリゴンミラー)121が備わって
いる。レーザ書込系から出力されるレーザ光は,多角形
ミラー121,ミラー122を介して画像再生系に装備
された感光体ドラム130に照射される。
【0015】図1に示すように,上記感光体ドラム13
0の周囲には,感光体ドラム130の表面を均一に帯電
する帯電チャージャ131と,感光体ドラム130上に
形成された静電潜像を可視像化する現像ユニット132
と,搬送されてきた記録紙に対し感光体ドラム130表
面に形成されたトナー像を転写する転写チャージャ13
3と,転写処理後において感光体ドラム130表面をク
リーニングするクリーニングユニット134等が装備さ
れている。なお,感光体ドラム130の一端近傍のレー
ザ光を照射する位置に,主走査同期信号を発生するビー
ムセンサ(図示せず)が配置されている。
【0016】また,135は搬送されてきた記録紙上の
画像を定着させる定着ユニット,136は排紙トレイ,
137は記録紙を積載する給紙カセット,138は給紙
カセット137から記録紙を給紙する給紙コロ,139
は所定のタイミングをとって記録紙を転写部へ搬送する
レジストローラである。
【0017】以上の構成において,イメージスキャナ1
00の基本的な動作について説明する。手差し給紙ユニ
ット101から読取タイミングローラ103方向に搬送
された原稿102は,読取タイミングローラ103によ
って搬送タイミングが取られ,読取センサ104に搬送
される。読取タイミングローラ103はステッピングモ
ータ(図示せず)からの駆動伝達を受けて原稿102を
読取密度に対応した所定速度で回転し,読取センサ10
4は原稿102が通過するとき1ライン毎に原稿102
上の画像情報を読み取る。読取センサ104を通過した
原稿は,搬送経路上に配置されている分岐ガイド105
により原稿排紙トレイ106に排出される。また,原稿
102は給紙カセット137を用いることにより複数枚
連続して給紙搬送することができる。
【0018】次に,プリンタエンジン120の動作を説
明する。感光体ドラム130の表面は,帯電チャージャ
131によって一様に高電位に帯電される。その感光体
ドラム130面にレーザ光が照射されると,照射された
部分は電位が低下する。レーザ光は記録画素の黒/白に
応じてON/OFF制御されるので,レーザ光の照射に
よって感光体ドラム130面に記録画像に対応する電位
分布,すなわち,静電潜像が形成される。
【0019】静電潜像が形成された部分が現像ユニット
132を通過すると,その電位の高低に応じてトナーが
付着し,静電潜像を可視像化したトナー像が形成され
る。トナー像が形成された部分に所定のタイミングでレ
ジストローラ139により記録紙が搬送され,上記トナ
ー像に重なる。このトナー像が転写チャージャ133に
よって記録紙に転写された後,該記録紙は感光体ドラム
130から曲率分離される。分離された記録紙は搬送経
路を通って定着ユニット135へ送られ,定着ユニット
135のヒータを内蔵した熱ローラおよび加圧ローラに
よって熱定着処理が実行された後,排紙トレイ136上
に排出される。転写処理終了後,感光体ドラム130の
表面はクリーニングユニット134によりクリーニング
され,次回の複写処理の指令が入力されるまで待機状態
となる。
【0020】給紙カセット137に積載される記録紙は
給紙コロ138によって一枚毎に給紙される。給紙され
た記録紙は,レジストローラ139に当接した状態で一
旦停止してスキュー(斜め搬送)補正された後,記録プ
ロセスの進行に同期したタイミングで,感光体ドラム1
30の転写部へ搬送される。なお,各給紙系には,カセ
ットの記録紙サイズを検知するサイズ検知センサ(図示
せず)が設けられている。また,記録紙の給紙搬送は手
差し給紙ユニット101からも可能である。
【0021】図2は,本発明による電装制御系の概略構
成を示すブロック図である。図において,201はディ
スプレイ201aおよびキーボード201bを備えたパ
ーソナルコンピュータを用い,ユーザインターフェイス
(RS−232C)を兼ねた情報処理装置となるホスト
コンピュータである。また,202は画像メモリ202
aおよびフォント202bを持つコントローラ,203
は標準装備の操作パネルS,204はプログラム,フォ
ント情報,および増設メモリ用のICカード,205は
記憶装置(HDD),206はFAX用I/F,207
は着脱可能な操作パネルTであり,ICカード204,
記憶装置205,FAX用I/F206,および操作パ
ネルT207はコントローラ202に対して内部バスで
接続されている。
【0022】また,208は図1に示したプリンタエン
ジン120の制御を実行するエンジン制御部,209は
プリンタエンジン120に装着される両面給紙を含むオ
プション給紙部である。
【0023】また,上記の操作パネルS203および操
作パネルT207は,次のように構成されている。ま
ず,操作パネルS203は標準的に装備されているもの
であり,図3(a),(b)に示すように,キー1個お
よびLED3個から構成されている。
【0024】また,着脱可能な操作パネルT207は,
図4(a),(b),(c)に示すようなキー群,LE
D群およびLCD群により構成されている。なお,図4
に示した網かけ部分は標準的なディフォルトを示してい
る。
【0025】次に,以上のように構成された電装制御系
の基本的な各動作を, プリントモード 画像読取モード FAXモード に分けて詳細に説明する。
【0026】 プリントモード ホストコンピュータ201によりプリント用に加工され
た情報は,テキストおよびビットマップ等としてコント
ローラ202に出力される。該コントローラ202はフ
ォント202bや内部の関数を使用して画像メモリ20
2a上にラスタデータを生成する。該生成されたラスタ
データはエンジン制御部208に対してホストコンピュ
ータ201やコントローラ202からの制御信号も含め
て出力される。エンジン制御部208はプリント動作に
必要なプリントエンジン120やオプション給紙部20
9を制御して記録紙の搬送等を実行すると共に,コント
ローラ202からラスタデータを順次送出し,上記図1
を用いて説明したように一連の画像形成処理が実行され
る。
【0027】 画像読取モード ホストコンピュータ201からの画像読取要求がコント
ローラ202を経由してエンジン制御部208に出力さ
れると,エンジン制御部208はスキャナ動作に必要な
イメージスキャナ100およびプリンタエンジン120
の一部を制御して原稿102の搬送等を実行する。イメ
ージスキャナ100からの読出データは一度コントロー
ラ202でバッファリングされた後,ホストコンピュー
タ201に出力される。
【0028】 FAXモード 画像情報の送信時にあっては,相手先の電話番号情報が
ホストコンピュータ201からコントローラ202を経
由してFAX用I/F206に出力される。同時に,画
像情報もコントローラ202からエンジン制御部208
に対し,画像取込要求を出力してイメージスキャナ10
0により画像の取り込みを実行し,FAX用I/F20
6に送出される。FAX用I/F206は,通信回線を
介して相手先を呼び出すと共に,画像情報をMH,MR
等で圧縮して送り出す。なお,送信原稿がホストコンピ
ュータ201や記憶装置205からの内部情報のときは
画像情報の取り込みを実行しない。
【0029】また,受信時にあっては,受信データをす
ぐにプリント処理するか,あるいは記憶装置205に蓄
積するかに分かれる。すなわち,すぐにプリント処理す
る場合には,受信データはFAX用I/F206で伸長
処理され,コントローラ202を介してプリンタエンジ
ン120に送られる。また,受信データを蓄積する場合
には,受信データは圧縮されたままの状態で記憶装置2
05に送られる。該蓄積された受信データはコントロー
ラ202を介してホストコンピュータ201のディスプ
レイ201aに表示することにより内容確認が可能であ
り,プリント処理は必要に応じて実行される。
【0030】なお,図5は,本発明によるホストユーテ
ィリティ・ソフトを示す機能図である。上記各モード
は,このホストユーティリティに基づいて実行可能とな
っており,さらに代表的な, プリントモード コピーモード FAXモード について操作パネルT207の非装着状態/装着状態の
オペレーションに分けて詳細に説明する。
【0031】第1に,操作パネルS203のみ装着状態
のオペレーションについて,上記,,の順に説明
する。 プリントモード まず,電源がONされ初期動作確認がすむと,操作パネ
ルS203のLED表示は図6に示すようになる。な
お,図6に示したレディ/ビジーのLEDは電源ONの
表示を兼ねている。
【0032】また,図6に示したLED表示のうち警告
は,例えば,プリンタエンジン120においてはトナー
が空になりそうな場合,給紙カセットが空になりそうな
場合にニアエンドとして知らせるものであり,この場
合,LEDは黄色を点灯する。また,エラーは,例え
ば,記録紙のフィードジャム等のユーザが回復可能なエ
ラー状態を知らせるものでLEDは赤に点灯される。ま
た,ハード故障は,サービスマンを呼ばなければ修復で
きない故障が発生したときに,サービスマンコールとし
て赤を点灯する。
【0033】さらに,レディ/ビジーのLED表示は,
本装置がホストコンピュータ201からのデータを受け
取れる状態にある場合,あるいは操作パネルT207か
らの指示を受入れ可能な状態にある場合に,緑に点灯す
る。また,既に,プリント処理等の動作中でいずれも受
け取れない状態にある場合には,緑に点滅する。
【0034】また,ホストコンピュータ201はユーテ
ィリティ(図5参照)が起動されると,ディスプレイ2
01a上には,図7に示すような印刷メニューが出力さ
れ,各機能毎のパラメータ選択を実行する。パラメータ
を設定した後に設定終了を指定する。これによって,プ
リンタエンジン120のパラメータ設定が完了し,プリ
ント中は,操作パネルS203のレディ/ビジーのLE
Dが緑に点滅する。
【0035】 コピーモード コピーモードの場合にあっては,ディスプレイ201a
の画面は,図8に示すようなコピーメニューが表示され
る。図8に示したコピーメニューの各パラメータを選択
し,該パラメータの設定後,設定終了を指定する。これ
により,イメージスキャナ100にコピー対象の原稿1
02をセットし,操作パネルS203のスタートキーを
押下することにより,上記したようなコピー動作が実行
される。したがって,ホストユーティリティおよび操作
パネルS203とを合わせて実質的なコピー操作が実行
可能となる。
【0036】 FAXモード FAXモードの場合は,ディスプレイ201aの画面は
図9に示すようなFAXメニューが表示される。図9に
示したFAXメニューの各パラメータを選択し,該パラ
メータの設定後,設定終了を指定する。また,イメージ
スキャナ100を使用しない場合にあっては,設定終了
後,ただちにあらかじめ設定してあるファイルが送信さ
れる。なお,この場合,操作パネルS203のキーは使
用しない。また,イメージスキャナ100を使用する場
合には,イメージスキャナ100に原稿102をセット
する。最後に操作パネルS203のスタートキーを押下
することによりFAX動作が実行される。
【0037】第2に,操作パネルT207を装着した場
合のオペレーションについて, イニシャル動作 コピーモード FAXモード の順に説明する。
【0038】操作パネルT207が装着されている場合
であっても,操作パネルS203とホストユーティリテ
ィは,操作パネルTが装着されてない場合と全く同一の
動作を実行する。また,操作パネルT207は,FAX
モードおよびコピーモードをオフライン操作で実行する
ものであり,オンライン操作は操作パネルS203とホ
ストユーティリティによって実行される。
【0039】また,本発明の特徴である操作パネルS2
03と操作パネルT207との連動は,下記にて説明す
るようにオフライン操作においてパラメータの設定を操
作パネルT207により実行し,動作(オフラインのF
AXおよびコピー)のスタートを操作パネルS203に
より実行する。
【0040】 イニシャル動作 電源のONチェック中におけるLCDの表示は,図10
に示すような,“イニシャル□チェック□チュウ”がブ
リンクされる。本体がレディ状態になると,LCDの表
示は図11に示すように,“オンライン□モード□チュ
ウ”がブリンクされ,さらに,LEDは図12に示すよ
うに表示される。図12においては,網かけ部分が点灯
する。また,オフラインに切り換えなければ,そのまま
の表示を続けアイドリングを実行する。なお,本体はオ
ンラインモードで動作している。
【0041】また,オフラインに切り換えたときには,
次のように表示される。すなわち,LCDは,図13に
示すように,“ツウシン□デキマス”がブリンク表示さ
れると共に,LEDは図14に示すように表示される。
図14においては,網かけ部分が点灯する。なお,図1
4におけるLED表示は,オフラインを切り換えた時点
であらかじめ記憶してあったディフォルトである。ま
た,ディフォルト記憶の内容変更は,設定メモライズキ
ー(図示せず)を押下し,その時点で表示されていた内
容が本体に記憶することにより実行される。
【0042】 コピーモード 上記図13および図14の表示中に,FAX/コピーキ
ーを押下してコピーモードに設定する。その後,以下の
パラメータをセットする。すなわち, a.読取濃度を設定する(濃い/普通/薄い/ハーフト
ーン) b.読取文字サイズを指定する(細かい字/小さい字/
普通字) c.給紙口を選択する(手差し,100枚,500枚)
【0043】このとき,LCDは図15に示すように,
“コピー□ブスウ=1”となり,“1”がブリンク表示
される。また,LED表示は,図16に示すように表示
される。図16において,網かけ部分が点灯する。
【0044】上記のように,LCDに“1”がブリンク
表示され,テンキーが押下されたとき,押されたテンキ
ーの置数に応じて,例えば,図17に示すようにLCD
には,“コピー□ブスウ=6”が表示される。なお,こ
のときのLED表示は図16に示した表と同一となる。
なお,この置数は1〜9の1桁であり,2桁以上は受け
付けない。また,クリヤキーが押下されたとき,上記図
15および図16の表示状態に戻る。
【0045】上記図17および図16に示した表示状態
に続いて,あるいは部数設定がなされることなく(図1
7,図15および図16になることなく),スタートキ
ーが押下される。該スタートキーの押下により,原稿1
02が読み取られて原稿102が排紙された後,給紙カ
セットから記録紙が給紙され,一連の作像処理を実行し
て記録紙を排紙する。このときコピー動作中は次の図1
8に示すようにLCDには,“コピーチュウ”がブリン
クされると共に,図19に示すようにLED表示され
る。図19において,網かけ部分が点灯される。
【0046】その後,コピー動作が正常に終了すると,
上記図13および図14に示した状態に戻る。一方,搬
送ジャム等のエラーが発生したときには,次の表示にな
る。すなわち,LCDには図20に示すように,“エラ
ーガオキマシタ!”がブリンク表示され,同時にそのエ
ラーコードが表示されると共に,LEDは図21に示す
ように表示される。図21において,網かけ部分が点灯
される。上記にて,エラー状態が修復され,スタートキ
ーが押下されると図13および図14に示した状態に戻
る。
【0047】ただし,上記においてコピー動作に入ると
き,給紙口選択が手差し指定のときには,スタートキー
が押下されると次のように表示される。すなわち,LC
Dには図22に示すように“コピーチュウ”がブリンク
表示され,同時に,“ゲンコウガハイシサレタラ,コピ
ーヨウシヲ□テザシクダサイ”が表示される。また,L
EDは図23に示すように表示される。図23におい
て,網かけ部分が点灯される。
【0048】上記にて,コピー動作が正常に終了したと
きには,図13および図14に示した状態に戻る。一
方,エラーが発生したときには,次の表示になる。すな
わち,LCDは図24に示すように,“エラーガオキマ
シタ!”をブリンク表示すると共に,エラーコードを同
時に表示する。また,LEDは図25に示すように表示
される。この場合,図25における網かけ部分が点灯
し,エラーが回復され,スタートキーが押下されると,
図13および図14に示した状態に戻る。
【0049】 FAXモード FAXモードに設定し,LCDおよびLEDが図13お
よび図14に示したように表示されたときに,以下のパ
ラメータを設定する。 a.読取濃度を設定する(濃い/普通/薄い/ハーフト
ーン) b.読取文字サイズを指定する(細かい字/小さい字/
普通字) c.給紙口を選択する(手差し,100枚,500枚) 次に,テンキーにより相手先電話番号を押下する。
【0050】これにより,LCDは図26に示すよう
に,“ツウシン□デキマス”をブリング表示する。すな
わち,LCDには図26に示すように通信可能状態が表
示され,白三角マーク部分にテンキーに応じて1文字づ
つダイヤル番号が表示される。また,次の数字の場所で
黒三角マークがブリンクする。また,クリアキーが一回
押下される毎にブリンクしながら1文字分戻る。また,
LEDには図27に示すように表示され,図27におい
て,網かけ部分が点灯する。
【0051】次に,スタートキーが押下されると,原稿
102が次々に読み取られ始め,以下の表示になる。す
なわち,LCDは図28に示すようにテンキーで入力さ
れた相手先の電話番号(黒三角マーク)を表示すると共
に,“ゲンコウチクセキチュウ”がブリンク表示され
る。なお,図28における黒菱形マークは,メモリの蓄
積状態で,全く蓄積されてない状態が100%,メモリ
フルの状態が0%であり,この情報は本体から与えられ
る。また,LEDは,図29に示すように表示される。
図29においては,網かけ部分が点灯する。
【0052】上記において,原稿102を全て正常に蓄
積し終わると,上記図13および図14に示すようにL
CDおよびLEDの表示を戻す。一方,エラーが発生し
たときには,LCDおよびLEDを次の図30および図
31に示すように表示する。すなわち,LCDには,
“エラーガオキマシタ!”をブリンク表示すると共に,
そのエラーコードを表示する。図31においては,網か
け部分が点灯する。
【0053】上記において,エラー状態が回復され,ス
タートキーが押下されると,上記図13および図14に
示したようにLCDおよびLEDの表示に戻される。
【0054】ここで,上記実施例の効果について以下に
まとめて説明する。第1に,オプションの操作パネルT
207を追加する場合,従来は,標準装備の操作パネル
S203を取り外し,オプションの操作パネルT207
を代わりに装着していたが,このような無駄を排除する
と共に,多機能化を図ることができる。
【0055】第2に,標準装備の操作パネルS203で
操作可能な機能を必要最小限とすることにより,ユーザ
に対して標準で安価な装置を提供できる。また,必要最
小限の機能では満足しないユーザに対しては,オプショ
ンの操作パネルT207で機能追加ができる。この場
合,追加した操作パネルT207によって標準装備の操
作パネルS203の操作を変更することなく機能アップ
が実現する。したがって,ユーザにとっては,それまで
マスターした標準的なオペレーションを何等変更するこ
となく,追加機能のオペレーションのみを覚えればよ
く,マン・マシンコミニュケーションが実現し,その操
作性が向上する。
【0056】第3に,従来,例えば,プリンタ等におい
ては,プリンタのパラメータ変更を実行しようとする
と,ホストコンピュータ201を操作している場所から
プリンタの所まで移動して変更操作を行った後,ホスト
コンピュータ201の設置箇所まで戻って操作を続行し
なければならない。また,単体のプリンタならばそれほ
どパラメータの変更を必要としないが,複合機能を持つ
本装置では,パラメータは頻繁に変更する必要があるの
で,本発明を適用することによって,頻繁に実行される
パラメータ変更の操作性が極めて簡単となる。また,数
人で共用して使用するシェアードの場合に対しても頻繁
に実行されるパラメータ変更の操作性が向上する。した
がって,本発明の適用により,操作場所を移動すること
なくパラメータの設定変更を可能したことによって,操
作性が著しく向上する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように,本発明による複合
機能端末装置及びその操作システムは,複数の機能を有
する複合機能端末装置において,標準的に装着する標準
操作表示手段と機能拡張時に装着する拡張操作表示手段
とを連動可能に制御する制御手段を具備し,また,前記
標準操作表示手段の操作キーと前記拡張操作表示手段の
操作キーによる操作組合せにより複合機能端末装置の操
作を実行し,さらに,複数の機能を有する複合機能端末
装置の操作システムにおいて,標準的に装着する標準操
作表示手段と,機能拡張時に装着する拡張操作表示手段
と,前記標準操作表示手段と拡張操作表示手段とを連動
可能に制御する制御手段と,前記制御手段を操作ユーテ
ィリティ・ソフトに基づいて制御するホスト制御手段と
を具備するため,標準装備の操作パネルと拡張装備され
る操作パネルの2つの操作パネルを装着および連動可能
にして経済性を向上させると共に,その操作手順を簡易
にし,かつ,パラメータ変更の操作性を向上させて,全
体的な操作効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される複合機能端末装置の概略構
成を示す説明図である。
【図2】本発明による電装制御系の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明による標準装備操作パネルの構成を示す
説明図である。
【図4】本発明による拡張装備操作パネルの構成を示す
説明図である。
【図5】本発明によるホストユーティリティ・ソフトを
示す機能図である。
【図6】標準装備操作パネルのLED表示例を示す説明
図である。
【図7】表示される印刷メニューの内容を示す説明図で
ある。
【図8】表示されるコピーメニューの内容を示す説明図
である。
【図9】表示されるFAXメニューの内容を示す説明図
である。
【図10】標準装備操作パネルのLCDにおけるイニシ
ャル表示例を示す説明図である。
【図11】標準装備操作パネルのLCDにおけるレディ
状態を示す説明図である。
【図12】LED表示例を示す説明図である。
【図13】標準装備操作パネルのLCDにおけるオンラ
イン切り換え時の状態を示す説明図である。
【図14】LED表示例を示す説明図である。
【図15】標準装備操作パネルのLCDにおけるコピー
部数表示を示す説明図である。
【図16】LED表示例を示す説明図である。
【図17】標準装備操作パネルのLCDにおけるコピー
部数入力表示を示す説明図である。
【図18】標準装備操作パネルのLCDにおけるコピー
動作中を示す説明図である。
【図19】LED表示例を示す説明図である。
【図20】標準装備操作パネルのLCDにおけるコピー
動作中におけるエラー表示を示す説明図である。
【図21】LED表示例を示す説明図である。
【図22】標準装備操作パネルのLCDにおけるスター
トキー押下後の表示を示す説明図である。
【図23】LED表示例を示す説明図である。
【図24】標準装備操作パネルのLCDにおけるコピー
動作中におけるエラー表示を示す説明図である。
【図25】LED表示例を示す説明図である。
【図26】標準装備操作パネルのLCDにおけるFAX
モード時における相手先番号入力表示を示す説明図であ
る。
【図27】LED表示例を示す説明図である。
【図28】標準装備操作パネルSのLCDにおけるFA
Xモード時における原稿蓄積表示を示す説明図である。
【図29】LED表示例を示す説明図である。
【図30】標準装備よる操作パネルSのLCDにおける
FAXモード時におけるエラー表示を示す説明図であ
る。
【図31】LED表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 イメージスキャナ 120 プリン
タエンジン 201 ホストコンピュータ 201a ディス
プレイ 201b キーボード 202 コン
トローラ 203 操作パネルS 207 操作パ
ネルT 208 エンジン制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を有する複合機能端末装置に
    おいて,標準的に装着する標準操作表示手段と機能拡張
    時に装着する拡張操作表示手段とを連動可能に制御する
    制御手段を具備することを特徴とする複合機能端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記標準操作表示手段の操作キーと前記
    拡張操作表示手段の操作キーによる操作組合せにより複
    合機能端末装置の操作を実行することを特徴とする請求
    項1記載の複合機能端末装置。
  3. 【請求項3】 複数の機能を有する複合機能端末装置の
    操作システムにおいて,標準的に装着する標準操作表示
    手段と,機能拡張時に装着する拡張操作表示手段と,前
    記標準操作表示手段と拡張操作表示手段とを連動可能に
    制御する制御手段と,前記制御手段を操作ユーティリテ
    ィ・ソフトに基づいて制御するホスト制御手段とを具備
    することを特徴とする複合機能端末装置の操作システ
    ム。
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