JP2005084375A - 画像形成装置 - Google Patents

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秀彦 木下
Taku Sugiura
卓 杉浦
Seiji Shibaki
誠司 柴木
Takahiro Atomichi
高広 後路
Masaaki Saito
雅昭 齋藤
Wataru Kawada
渡 川田
Kenichi Tamura
健一 田村
Akihiro Sato
彰洋 佐藤
Masami Kawada
正美 河田
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Abstract

【課題】用紙送りタイミングを高精度に検知できるとともに、縁無しプリント実施時においても高品位な画像を提供することが可能で、出力紙を1枚1枚チェックすることなく、ユーザが満足するような記録位置精度を得ることができる画像形成装置の提供。
【解決手段】シートサイズ検知手段と、複数の読取画素がシートの搬送方向に対して垂直方向に並ぶように、搬送されるシートの通過領域であって、給送パスに配置されたシート読取手段を備えた画像形成装置において、前記シート読取手段の前記複数の読取画素を繰り返し読み出すことにより前記搬送されるシートの位置ズレ量を検知するずれ量検知手段と、前記シートサイズ検知手段の検知結果に基づいて前記シート読取手段の検知領域を決定し、前記ずれ量検知手段による位置ズレ量に基づいて前記シート読取手段の検知領域における有効信号領域を制御する制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、電子写真技術を用いたLBP(レーザビームプリンタ)や複写機等の画像形成装置に関する。特に、画像を用紙に転写する際に、用紙の縁に余白を設けない縁無しプリントに関する。
図13は従来の技術における感光ドラムに至る紙搬送パスに配置された印字位置調整機構を示す図である。
図13において、205は紙搬送パスである。206は両面記録用の循環パスである。31は感光ドラムである。202は感光ドラム31に潜像を形成するレーザ素子である。尚、このレーザ素子202の配置は便宜的に描かれており、実際の配置とは異なる。203は紙搬送ローラ(レジストローラ)であり、紙搬送パス205に沿って送られてくる用紙を一旦突き当てた状態で滞留させた後、所定の紙送りタイミングに合わせて感光ドラム31側に送り出す。
204は用紙位置を検出するために画像を読み取る画像読取センサ(イメージセンサ)であり、CCDやCIS等の光電変換素子アレイから構成される。本例ではCIS(コンタクトイメージセンサ)が用いられる。このCIS204は、感光ドラム31から距離L1だけ離れたレジストローラ203側に配置されている。又、CIS204は後述する画像形成ポイント(a点)から距離L2だけ離れたレジストローラ203側に配置されている。更に、CIS204は後述するBD検出器108から紙送り方向に対して垂直方向に距離L3だけ離れて配置されている。
108はレーザ素子(単にレーザと言う)202の照射時期を検出するビームディテクト(BD)検出器である。レーザ光は、ポリゴンミラーによってBD検出器108に照射された後、振られて感光ドラム31上に照射されると、感光ドラム31上には、潜像が形成される。
図中、a点は画像形成ポイントを示す。例えば、用紙がa点を5mm過ぎたタイミングでレーザ202による画像形成を行った場合、感光ドラム31の回転と用紙107の搬送が同期して行われ、結果として、出力画像は用紙先端から5mmの位置に形成される。
又、図中、b点は転写ポイントを示し、c点はレーザ書き出しポイントを示す。レーザ書き出しポイントc点で、レーザ102によって感光ドラム31上に潜像が形成されると、現像ユニットを経由し、転写ポイントb点でトナーが用紙上に転写され、画像形成が行われる。
この画像形成の際、レジストローラ203から送り出された用紙107は、紙搬送パス205に沿って感光ドラム31側に搬送され、CIS204によって先端検知されてから距離L2だけ進んだときに、感光ドラム31にレーザ光を照射するように制御が行われる。具体的に、用紙107が距離L2進む時間をタイマでカウントし、その時間が経過すると、レーザ光を感光ドラム31に照射する。
更に、高精度にレーザ書き出し位置を調整するためには、用紙の紙送り方向(便宜上、副走査方向と言う)のタイミング及びこの紙送り方向に対して垂直方向(便宜上、主走査方向と言う)のタイミングを検知し、この検知情報に従ってレーザ光による書き出しを制御する必要がある。
即ち、CIS204で用紙の先端位置が検知されてから画像形成の開始時期を決定し、用紙が距離L2だけ進んだときにレーザによる書き出しを開始することで、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができる。従って、距離L2は、CIS204が用紙107の先端を検出してから、この用紙の送り方向に対して垂直方向のズレを検出し、それぞれの方向におけるレーザ光の書き出しのタイミングを設定するまでの時間に相当する距離を少なくとも有していることが必要になる。
又、通常の画像形成装置では、用紙の搬送スピードと感光ドラム31の回転速度は等しく設定されている。これは、CIS204から距離L2だけ進んだ位置(画像形成ポイントa点)から、転写ローラ39と感光ドラム31のニップ位置である用紙への転写位置(転写ポイントb点)までの距離L1−L2と、レーザの書き出し位置(書き出しポイントc点)から用紙への転写位置(転写ポイントb点)までの感光ドラム31上の円周(周回)距離とが等しいことを意味する。
そして、CIS204で用紙の横端位置(横レジ)が検知されると、ビームディテクタ(BD)108からCIS204の下端までの距離L3に、CIS204の下端から用紙の横端位置までの距離xを加えた距離(x+L3)を算出し、ビームディテクタ108によってレーザ光が検知されてから上記算出された距離だけレーザ光が主走査方向に振られた後、レーザによる書き出しを開始することで、主走査方向の画像の書き出し位置を調整することができる。
このようなレーザ光による副走査方向及び主走査方向の画像の書き出し位置の調整は、後述するタイミングコントロールユニット(TCU)105によって行われる。即ち、TCU105は、レジストローラ203をオンにして用紙の搬送を開始させた後、CIS204からの検知信号に基づき、書き出しタイミングをレーザ制御回路27に出力する。レーザ制御回路27は、TCU105から出力された書き出しタイミングに同期し、画像処理回路(図示せず)から送られてきた画像データを基にレーザ素子202を駆動する。
図14は用紙の通過領域に対するCIS204の配置を示す図である。
CIS204は、用紙107の搬送方向に対して垂直方向に読み取り画素が並ぶように配置される。しかも、CIS204の一端が通過する用紙107の略中央の位置となり、他端が通過する用紙107の横端を越えた位置となるようにCIS204は配置される。そこで、CIS204の用紙107の略中央側のA部分において、先端検知を実施し、横端を越えた側のB部分において、横端位置(横レジ)検知が実施される構成となっている。そして、検知タイミングとしてはA部分で先端位置検知を実施した後に、B部分で横端(横レジ)検知を実施する構成が考えられる(特許文献1参照)。
特開2002−311188号公報
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、図14に示すように、斜行した用紙107bが搬送された場合に、CIS204A部にて先端検知するため、A部で先端検知した時点で既に用紙の端部Cは既にCIS204を通過していることになる。このため、高精度な先端検知が十分に実施できず、画像を用紙に転写する際に、用紙に余白を付けずに出力する縁無しプリント実施時において、用紙に余白ができてしまう等の問題があった。
又、上記従来の構成では、横端(横レジ)検知時には、CIS204のB部にて、検知を実施しているため、B部における検知領域が大きく、横端(横レジ)検知に時間を要するという問題があった。
又一方では、所定値以下のずれ量であっても、画像の記録位置品位を優先するユーザによっては、画像の記録精度が満足できない場合が多々あった。このため、従来の方式では、ユーザが画像の品位が満足できるものか否かを1枚1枚出力紙をチェックして確かめなければならなかった。
そこで、本発明は、用紙送りタイミングを高精度に検知できるとともに、縁無しプリント実施時においても高品位な画像を提供することが可能で、出力紙を1枚1枚チェックすることなく、ユーザが満足するような記録位置精度を得ることができる画像形成装置の提供を目的とする。
又、本発明は、用紙サイズに応じて検知領域を制御するため検知時間を短縮し、更には検知時のノイズによる誤判定を防止することができる画像形成装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、シートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、画像を読み取る複数の読取画素を有し、該複数の読取画素が前記シートの搬送方向に対して垂直方向に並ぶように、前記搬送されるシートの通過領域であって、前記給送パスに配置されたシート読取手段を備えた画像形成装置において、
前記シート読取手段の前記複数の読取画素を繰り返し読み出すことにより前記搬送されるシートの位置ズレ量を検知するずれ量検知手段と、前記シートサイズ検知手段の検知結果に基づいて前記シート読取手段の検知領域を決定し、前記ずれ量検知手段による位置ズレ量に基づいて前記シート読取手段の検知領域における有効信号領域を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、用紙送りタイミングを高精度に検知することができるとともに、縁無しプリント実施時においても、高品位な画像を提供することが可能で、更に出力紙を1枚1枚チェックすることなく、ユーザが満足するような高い記録位置精度を得ることができる。
又、検知領域を制御するための検知時間を用紙サイズに応じて短縮し、更には検知時のノイズによる誤判定を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[全体構成]
図1は実施の形態における画像形成装置の構成を示す図である。この画像形成装置は、画像形成装置本体10、折り装置40及びフィニッシャ50から構成されている。又、画像形成装置本体10は、原稿画像を読み取るイメージリーダ11及びプリンタ13から構成される。
イメージリーダ11には、原稿給送装置12が搭載されている。原稿給送装置12は、原稿トレイ12a上に上向きにセットされた原稿を、先頭頁から順に1枚ずつ図中左方向に給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット21を左側から右側へ走査させることにより原稿を読み取る。読み取り後、外部の排紙トレイ12bに向けて原稿を排出する。
原稿の読み取り面がスキャナユニット21のランプからの光で照射され、その原稿からの反射光がミラー22,23,24を介してレンズ25に導かれる。このレンズ25を通過した光は、イメージセンサ26の撮像面に結像する。
そして、原稿の画像を主走査方向に1ライン毎にイメージセンサ26で読み取りながら、スキャナユニット21を副走査方向に搬送することによって原稿の画像全体の読み取りを行う。光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ26によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ26から出力された画像データは、図示しない画像信号制御部(画像処理回路)において所定の処理が施された後、プリンタ13の図示しない露光制御部(レーザ制御回路)にビデオ信号として入力する。
プリンタ13の露光制御部は、入力された画像データに基づき、レーザ素子(図示せず)から出力されるレーザ光を変調し、変調されたレーザ光は、ポリゴンミラー27によって走査されながら、レンズ28,29及びミラー30を介して感光ドラム31上に照射される。
感光ドラム31には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この感光ドラム31上の静電潜像は、現像器33から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。又、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット34,35,36,37、手差給紙部38又は両面搬送パスから用紙が給紙され、レジストローラ43を介して画像形成部に搬送される。
この用紙は感光ドラム31と転写ローラ39との間に搬送され、感光ドラム31に形成された現像剤像は、転写ローラ39で給紙された用紙上に転写される。現像剤像が転写された用紙は、定着部32に搬送され、定着部32は用紙を熱圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部32を通過した用紙は、フラッパ及び排出ローラを経てプリンタ13から外部(折り装置40)に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン状態)で排出するときには、定着部32を通過した用紙をフラッパの切換動作により一旦、反転パス42内に導き、その用紙の後端がフラッパを通過した後、用紙をスイッチバックさせて排出ローラによりプリンタ13から排出する。
又、手差給紙部38からOHP用紙等の硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成する場合、用紙を反転パスに導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ状態)で排出ローラにより排出する。
更に、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合、フラッパの切換動作により、未記録用紙を用紙を反転パス42に導いた後、両面搬送パスに搬送する。両面搬送パスに導かれた用紙は、両面搬送ローラ40を経由して両面搬送ローラ41にニップした位置まで搬送され、次の給紙タイミングまで一時停止する。両面搬送パスに、両面搬送ローラ41にニップした位置に停止する用紙が既に有る場合は、両面搬送ローラ41の上流に位置する両面搬送ローラ40にニップした位置に用紙を停止することになる。
ここで、両面搬送パスに、両面搬送ローラ41にニップした位置に停止する用紙が無くてもカセット35を使用している場合は、用紙は搬送ローラ40にニップした位置まで搬送され、用紙を停止する。
そして、カセットから給紙されて、画像形成部に搬送された後に、両面搬送ローラ41にニップされている片面プリント済の用紙を再給紙する。その後、片面給紙プリント済みの用紙が画像形成部に搬送されると、カセットから用紙を給送する。この上記動作を繰り返す交互給紙により両面記録を行う。この時、両面搬送パスには、最大2枚の用紙が滞留していることになる。
プリンタ13から排出された用紙は折り装置40に送られる。この折り装置40は、用紙をZ形に折り畳む処理を行う。例えば、A3サイズやB4サイズの用紙で、且つ、折り処理が指定されている場合、折り装置40で折り処理を行い、それ以外の場合、プリンタ13から排出された用紙は、折り装置40を通過してフィニッシャ50に送られる。このフィニッシャ50には、画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙等の特殊用紙を給送するインサータ90が設けられている。フィニッシャ50では、製本処理、綴じ処理、穴あけ等の各処理が行われる。
又、第1の排出トレイ51は、主にステープルや製本処理が設定されていない用紙や後述するエラーシートが排出されるトレイである。第2の排出トレイ52は、ステープル処理トレイ53でステープル処理されたシートが排出されるトレイである。尚、本実施の形態では、画像形成装置の像担持体として感光ドラムを用いたが、感光ベルトであっても構わない。
又、画像形成装置には、操作パネル60が設けられている。
図13は画像形成装置に設けられた操作パネル60の構成を示す図である。
図13において、400は複写開始を指示するコピースタートキーである。401は標準モードに戻すためのリセットキーである。402はガイダンス機能を使用するときに押下するガイダンスキーである。403は設定枚数等の数値を入力するテンキーである。404は数値をクリアするクリアキーである。405は連続コピー中にコピーを停止させるストップキーである。
406はステープルモード、製本モード或は両面プリント設定等の各種モードの設定やプリンタの状態を表示する液晶表示部及びタッチパネルである。407は連続コピー中或はファックスやプリンタとして使用中に割り込んで緊急コピーを取るための割り込みキーである。408は個人別や部門別にコピー枚数を管理するための暗証キーである。409は画像形成装置本体の電源をON/OFFするためのソフトスイッチである。410は画像形成装置の機能を変更するときに使用する機能キーである。411はオートカセットチェンジのON/OFFや省エネモードに入るまでの設定時間の変更等、予めユーザが項目を設定するユーザモードに入るためのユーザモードキーである。
[紙送りタイミングと画像書き出しタイミング]
図2は感光ドラムに至る紙搬送パスに配置された印字位置調整機構を示す図である。
図2において、205は紙搬送パスである。206は両面記録用の循環パスである。31は前述した感光ドラムである。202は感光ドラム31に潜像を形成するレーザ素子である。尚、このレーザ素子202の配置は便宜的に描かれており、実際の配置とは異なる。203は紙搬送ローラ(レジストローラ)であり、紙搬送パス205に沿って送られてくる用紙を一旦突き当てた状態で滞留させた後、所定の紙送りタイミングに合わせて感光ドラム31側に送り出す。
204は用紙位置を検出するために画像を読み取る画像読取センサ(イメージセンサ)であり、CCDやCIS等の光電変換素子アレイから構成される。本実施の形態では、CIS(コンタクトイメージセンサ)が用いられる。このCIS204は感光ドラム31から距離L1だけ離れたレジストローラ203側に配置されている。又、CIS204は、後述する画像形成ポイント(a点)から距離L2だけ離れたレジストローラ203側に配置されている。更に、CIS204は後述するBD検出器108から紙送り方向に対して垂直方向に距離L3だけ離れて配置されている。
108はレーザ素子(単にレーザと言う)202の照射時期を検出するビームディテクト(BD)検出器である。レーザ光は、ポリゴンミラーによってBD検出器108に照射された後、振られて感光ドラム31上に照射されると、感光ドラム31上には、潜像が形成される。
図中、a点は画像形成ポイントを示す。例えば、用紙がa点を5mm過ぎたタイミングでレーザ202による画像形成を行った場合、感光ドラム31の回転と用紙107の搬送が同期して行われ、結果として、出力画像は用紙先端から5mmの位置に形成される。
又、図中、b点は転写ポイントを示し、c点はレーザ書き出しポイントを示す。レーザ書き出しポイントc点で、レーザ102によって感光ドラム31上に潜像が形成されると、現像ユニットを経由し、転写ポイントb点でトナーが用紙上に転写され、画像形成が行われる。
この画像形成の際、レジストローラ203から送り出された用紙107は、紙搬送パス205に沿って感光ドラム31側に搬送され、CIS204によって先端検知されてから距離L2だけ進んだときに、感光ドラム31にレーザ光を照射するように制御が行われる。具体的には、用紙107が距離L2進む時間をタイマでカウントし、その時間が経過すると、レーザ光を感光ドラム31に照射する。
更に高精度にレーザ書き出し位置を調整するためには、用紙の紙送り方向(便宜上、副走査方向と言う)のタイミング及びこの紙送り方向に対して垂直方向(便宜上、主走査方向と言う)のタイミングを検知し、この検知情報に従ってレーザ光による書き出しを制御する必要がある。
即ち、CIS204で用紙の先端位置が検知されてから画像形成の開始時期を決定し、用紙が距離L2だけ進んだときにレーザによる書き出しを開始することで、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができる。従って、距離L2は、CIS204が用紙107の先端を検出してから、この用紙の送り方向に対して垂直方向のズレを検出し、それぞれの方向におけるレーザ光の書き出しのタイミングを設定するまでの時間に相当する距離を少なくとも有していることが必要になる。
又、通常の画像形成装置では、用紙の搬送スピードと感光ドラム31の回転速度は等しく設定されている。これは、CIS204から距離L2だけ進んだ位置(画像形成ポイントa点)から、転写ローラ39と感光ドラム31のニップ位置である用紙への転写位置(転写ポイントb点)までの距離L1−L2と、レーザの書き出し位置(書き出しポイントc点)から用紙への転写位置(転写ポイントb点)までの感光ドラム31上の円周(周回)距離とが等しいことを意味する。
そして、CIS204で用紙の横端位置(横レジ)が検知されると、ビームディテクタ(BD)108からCIS204の下端までの距離L3に、CIS204の下端から用紙の横端位置までの距離xを加えた距離(x+L3)を算出し、ビームディテクタ108によってレーザ光が検知されてから上記算出された距離だけレーザ光が主走査方向に振られた後、レーザによる書き出しを開始することで、主走査方向の画像の書き出し位置を調整することができる。
このようなレーザ光による副走査方向及び主走査方向の画像の書き出し位置の調整は、後述するタイミングコントロールユニット(TCU)105によって行われる。即ち、TCU105は、レジストローラ203をオンにして用紙の搬送を開始させた後、CIS204からの検知信号に基づき、書き出しタイミングをレーザ制御回路27に出力する。レーザ制御回路27は、TCU105から出力された書き出しタイミングに同期し、画像処理回路(図示せず)から送られてきた画像データを基にレーザ素子202を駆動する。
[CISの構成]
図3はCIS204の構成を示す図である。
このCIS204は、画像読取部205およびLED発光部206から構成される。画像読取部205は、受光素子部およびシフトレジスタが1チップ内に収納された複数のチップ(1〜n)211〜218、セレクタ215および出力部216から構成される。本実施の形態では、チップ数は8個である(n=8)。各チップ内の受光素子部には、それぞれ1000個の読み取り画素が設けられている。
CIS全体で有効画素数8000個の読み取り画素のうち、後述する先端及び斜行検知、横レジ検知には、用紙サイズに応じて各チップを選択して1チップ当たり1000個の読み取り画素が使用される。更に、各チップ内で1000画素のうちで、更に有効領域を選択することが可能である。例えば、チップ211内の1000画素のうちの300画素のみを読み取ることが可能である。よって、用紙サイズに応じて、検知領域を変えることが可能となる。尚、上記複数のチップの合計である有効画素数は一例であり、特に限定されるものではなく、任意の数で良い。又、チップ分割も、本実施の形態の1:(n−1)に限らず、任意の分割数で良い。
画像読取部205では、TCU105からのセレクタ信号によってセレクタ215が特定のチップ、例えばチップ211だけを有効に選択すると、受光素子部211aで検知された画像信号は、TCU105からのロード信号(CIS−SH)によって一旦、シフトレジスタ211bに読み出された後、TCU105からのクロック(CLK)に従って順次、シフトレジスタ211bからセレクタ215を介して出力部216に転送される。出力部216は、転送されたシリアルの画像信号をパラレルデータに変換し、CISデータとして出力する。
又、例えば、チップ211の200画素目から500画素目のみのデータを読み取りたい場合には、TCU105からのロード信号(CIS−SH)によって一旦、シフトレジスタ211bに読み出された後、TCU105からのクロック(CLK)に従って順次、シフトレジスタ211bからセレクタ215に入力され、セレクタ215部において、エリア信号に応じた画像データが出力部216に転送される。
又、TCU105からのセレクタ信号によってセレクタ215がるチップ212〜218を有効に選択すると、各受光素子部212a〜218aで検知された画像信号は、TCU105からのロード信号によって一旦、シフトレジスタ212b〜218bに読み出された後、TCU105からのクロック(CLK)に従って順次、シフトレジスタ212b〜218bからセレクタ215を介して出力部216に転送される。出力部216は、転送されたシリアルの画像信号をパラレルデータに変換し、CISデータとして出力する。
一方、LED発光部206は、直列に接続されたLED群が複数並列に接続されたLED部221及び各LED群のカソード側に接続され、各LED群に流れる電流を調節するLED電流調節回路222から構成される。LED電流調節回路222は、TCU105からの光量制御データに従ってLED部221の全体のLED発光量を調節する。
図4−1は先端検知、斜行検知及び横端検知を行う際のCIS204のクロック(CLK)、ロード信号(CIS−SH)及びエリア信号、画像信号の変化を示すタイミングチャートである。
図中、Aのように使用される受光素子部211aは1チップ分である場合には、ロード信号によって繰り返し読み出される電荷蓄積時間は短くなる。この場合、TCU105からの光量制御データによってLED電流調節回路222によるLED電流値を高く設定し、LED発光量を多くすることにより、読み取り画像のS/N比の低下を防ぐ。一方、検知部分が複数チップに跨がる場合、例えば、使用される受光素子部212a〜218aが7つの場合には、ロード信号によって繰り返し読み出される電荷蓄積時間は比較的長くなる。
この場合、TCU105からの光量制御データによって、LED電流調節回路222によるLED電流値を低く設定し、LED発光量を少なくしても、読み取り画像のS/N比を維持することができる。
図4−2はエリア信号領域を変化させたときの画像信号の変化を示すタイミングチャートである。
図中のAでは用紙サイズに応じて、エリア信号を制御することにより、選択された1つのチップ内においての特定の領域のみのデータを得ることが可能となっている。又、図中のBでは複数チップに渡る領域においても、同様にエリア信号を制御することにより、複数チップ内の特定の領域のみのデータを得ることが可能となっている。
図5は用紙の通過領域に対するCIS204の配置を示す図である。
CIS204は、用紙107の搬送方向に対して垂直方向に読み取り画素が並ぶように配置される。しかも、CIS204の両端が通過する用紙107の両端を越えた位置となるように、CIS204は配置される。CIS204の用紙107の端部を越えたA側には、チップ(1)211が位置し、用紙のもう一方の端部を越えたB側には、チップ(8)218が位置する。尚、各チップの配置は図の通りである。
図6はCIS204における斜行検知時のエリア信号と出力信号の関係を示した図である。
搬送される用紙のサイズは予め分かっているため、時間t1において、エリア信号は用紙の端部A(図5のチップ211部)及びBの領域(図5のチップ218部)を検知するように制御される。この時間t1において、出力信号が出力されている部分に相当する領域が先端であることが分かる。本図では用紙のA部(図5におけるチップ211の領域部分)に相当する。このとき、図中の出力信号にノイズ信号があったとしても、エリア信号により出力がマスクされるために、実際の処理部には検知されない。故に、エリア信号により有効領域を制御することは、ノイズ除去の観点からも非常に有効であるため、非常に高精度な検知を行うことが可能である。
そして、A部が先端であることが分かったので、時間t2においては、領域信号をA側の部分のみを検知するように制御し、又、斜行を検知するために、図5におけるチップ211,212の領域を検知するようにする。尚、本実施の形態において、t1におけるエリア信号はチップ211の全エリア領域であり、t2におけるエリア信号はチップ211,212の全エリア領域である。そして、このように検知領域を徐々に変化させることにより斜行計算を実施する。そして、斜行検知終了後、時間tnで横端検知を実施するため、再び検知領域をチップ211のみの検知にし、更に、エリア信号を制御して、斜行検知よりも小さい検知領域(図4−2のA)で実施する。
このように、用紙サイズに応じてCISの検知エリアを切り替えることにより、ノイズ信号の除去を有効に実施することができる。又、本図においては、A部が先に先端検知されているが、B部が先に検知された場合には、B部に相当するエリア信号を制御して処理する。又、A部とB部が同時に検知された場合には、A部を優先して処理する。このように、先端検知や横端検知に用紙サイズに応じてCIS204の検知領域を制御しているためCIS204の読み取り画素の必要な画素データのみを取り込むような処理を実施して、それぞれの検知に不必要なデータをなるべく取り込まないようにしている。
尚、本実施の形態においては、先端検知時にチップ211,218を有効にして検知を行ったが、用紙サイズが小さい場合には、チップ213,216等の用紙サイズに応じたチップを有効領域にして検知を行うことは言うまでもない。
図6における用紙サイズに応じてエリア信号を切替え、先端検知、斜行検知及び横レジ検知の実施形を図7のフローチャートを用いて説明する。
ステップS701にてジョブ入力があると、ステップS702にて用紙サイズ検知を実施する。そして、ステップS703にてプリント動作を開始する。次に、ステップS704で先端検知エリア信号を生成し、ステップS705にて先端検知が終了したかを判断する。先端検知が終了した場合には、ステップS706で斜行検知用エリア信号を生成する。そして、ステップS707で斜行検知の終了を判断する。終了した場合には、ステップS708にて横レジ検知用エリア信号を生成し、ステップS709にて横レジ検知終了を確認するとステップ710にてCISの動作を終了する。
特に、用紙サイズに応じて、有効領域を制御した検知を行うため、各センサチップの一部の複数画素のデータを利用することは、検出精度向上に寄与する。何故なら、同一の読み取りクロックで複数全画素を読み取る場合と比べて、読み取り周期が短くなり、用紙搬送方向の画素データ密度が高くなるので、結果として検出精度が向上する。
そして、シーケンス上、先端検知と横端検知を同時に行うと、横端検出をするためにはCISの複数の全画素を読み取らねばならず、先端検知の周期が長くなってしまうので精度の高い先端検出ができない。従って、用紙サイズに応じて、検知領域を制御することにより、先端検知(斜行検知)、横端検知をそれぞれ最適な検知周期で検知処理を最短時間に設定することができる。
よって、レジストローラと画像形成部の間隔に相当する搬送距離を短くでき、装置をコンパクトにすることが可能になる。
[制御回路の構成]
図8は制御回路の構成を示すブロック図である。
制御回路51は画像処理回路52、レーザ制御回路(V−CNT)27およびタイミングコントロールユニット(TCU)105を有する。画像処理回路52には、イメージセンサ26によって読み取られた画像データが記憶される画像メモリ(P−MEM)56及びこの画像メモリ56に記憶された画像データを処理するCPU57が設けられている。
レーザ制御回路27は、画像処理回路52から画像データに応じて出力される信号を基に、レーザ素子202に駆動信号を出力する。レーザ素子202への駆動信号の出力は、TCU105からのタイミング信号に同期して行われる。TCU105は、CIS204にCIS制御信号を出力するとともに、CIS204で読み取られたCISデータを入力し、このCISデータを基にレーザ制御回路27に対してタイミング信号を出力する。このタイミング信号には、垂直同期信号VSYNC、クロックVCLK、水平同期信号HSYNCのレーザ書き出し信号の他、レジストローラ203を駆動する信号(レジON信号)等が含まれる。又、用紙サイズ検知ユニット301の検知データは、TCU105に接続され、TCU105にてCIS制御信号の一部の信号生成に使用される。
図9はTCU105の構成を示すブロック図である。
TCU105は、カウンタ(counter)61、レジON部62、先端検知部63、横端検知部64、CISコントローラ65、CIS先端検知用周期設定部66、CIS横端検知用周期設定部68、シーケンス終了設定部(SEQ END)70及び補正パラメータ記憶部71を有する。
カウンタ(counter)61は、シーケンススタート信号(SEQ START)により起動し、一定周期のクロックを計数する。レジON部62は、レジストローラ203の駆動をオン/オフにする。先端検知部63は、CIS204から入力されたCISデータを基に用紙の先端位置を検知する。横端検知部64は、同様にCIS204から入力されたCISデータを基に、用紙の横端位置を検知する。
CISコントローラ65は、CIS204に対し、ロード信号(CIS−SH)、クロック(CIS−CLK)、セレクタ信号、エリア信号、光量制御データ等のCIS制御信号を出力する。CIS先端検知用短周期設定部66には、用紙の先端検知を行う際、CIS204に入力されるロード信号(CIS−SH)の周期TSが設定される。一方、CIS横端検知用周期設定部68には、用紙の横端検知を行う際、CIS204に入力されるロード信号(CIS−SH)の周期TLが設定される。
シーケンス終了設定部70には、用紙1枚の印刷を終了させるシーケンスのカウント値が設定される。補正パラメータ記憶部71には、後述する処理によって得られる主走査及び副走査方向におけるレーザ書き出し位置の補正値が記憶される。
図10は先端検知部63の構成を示すブロック図である。
先端検知部63は、複数のエッジ回路(EDDGE)81、タイミング発生回路82、カウンタ83を有する。各エッジ回路(EDDGE)81には、CIS204の受光素子部211a内の画素位置を指定するレジスタ信号(REG1〜REGn)がCISデータとともに入力される。そして、カウンタ83からのカウント信号に同期して指定された画素位置で「紙無し→紙有り」が検知されると、そのエッジ回路(EDDGE)81はエッジ(EDDGE1〜n)信号を発生させる。
タイミング発生回路(TIMING)82は、上記発生した複数のエッジ(EDDGE1〜n)信号の平均化処理を行って先端検知信号(VREQ)を出力するとともに、上記発生した複数のエッジ(EDDGE1〜n)信号を用いて、演算して斜行量を検知する。又、先端検知を行う場合、特定の画素単体だけを用いても良いが、本実施の形態では、複数の画素を用いることでノイズ等の影響を除去している。又、先端検知では、複数の画素を用いているので、単一の光学センサやメカニカルなセンサによるものと比べて、より先端検知精度が向上している。
カウンタ83は、ロード信号(CIS−SH)及びクロック(CIS−CLK)を基に複数のエッジ回路(EDDGE)81にカウント信号を出力する。
先端検知手段において複数の読取画素から読み出された用紙の先端を表すデータを基に用紙の斜行量を検知するので、用紙の斜行量の計算と用紙の先端位置検知をほぼ同時に実行でき、処理時間を短縮することが可能になる。
従って、用紙に画像が形成される前に正確に斜行を検知することができ、斜行によって印字品位の低い画像が形成された用紙を出力しないで済む。
[紙送り/画像形成シーケンス]
図11はTCU105の動作を示すタイミングチャートである。
紙搬送パス205に沿って用紙107がレジストローラ203まで搬送され、レジストローラ203で用紙107が滞留している状態で、本実施の形態の紙送り/画像形成シーケンスが開始する。シーケンススタート信号(SEQ START)がカウンタ61に入力されると、カウンタ61は一定周期のクロックの計測を開始する。カウンタ61のカウント値がタイミングaになると、レジON部62はレジ信号をHレベルにしてレジストローラ203をオンに駆動する。
そして、カウント値がタイミングbになると、CIS204における先端検知モードの動作を開始する。先端検知モードでは、TCU105はCIS先端検知用周期設定部66に設定された周期TSでロード信号(CIS−SH)をCIS204に出力する。これにより、先端検知部63は、CIS204内の受光素子部211a〜218a における特定のチップにおけるエリア信号により指定された領域のCISデータだけを読み取る。
カウント値がタイミングcになったときに用紙の先端が検知されると、先端検知部63はCISコントローラ65に先端検知信号VREQを出力するとともに、CIS204における横端検知モードの動作を開始させる。CISコントローラ65が先端検知信号VREQに応じた垂直同期信号VSYNCをレーザ制御回路27に出力すると、レーザ制御回路27は、CISコントローラ65からの垂直同期信号VSYNCを基に、垂直余白を考慮してレーザによる副走査方向の書き出し位置を調整する。
図12はレーザによる書き出し位置調整を示す図である。
横端検知モードでは、TCU105はCIS横端検知用周期設定部68に設定された周期TLでロード信号(CIS−SH)を出力する。これにより、横端検知部64は、CIS204内の受光素子部211a〜218aにおける特定のチップにおけるエリア信号により指定された領域のCISデータだけを読み取る。
カウント値がタイミングdになったときに用紙の横端位置が検知されると、CISコントローラ65は、CIS204の動作を停止させ、水平同期信号HSYNC及びクロックVCLKをレーザ制御回路27に出力する。レーザ制御回路27は、水平同期信号HSYNC及びクロックVCLKを基にレーザによる主走査方向の書き出し位置を設定する(図12参照)。
本発明は、電子写真技術を用いたLBP(レーザビームプリンタ)や複写機等の画像形成装置であって、特に画像を転写する際に用紙の縁に余白を設けない縁無しプリントを実施する画像形成装置に対して適用可能である。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す図である。 感光ドラムに至る紙搬送パスに配置された印字位置調整機構を示す図である。 CISの構成を示す図である。 先端検知、斜行検知及び横端検知を行う際のCISのクロック(CLK)、ロード信号(CIS−SH)、エリア信号、画像信号の変化を示すタイミングチャートである。 先端検知、斜行検知及び横端検知を行う際のCISのクロック(CLK)、ロード信号(CIS−SH)、エリア信号、画像信号の変化を示すタイミングチャートである。 用紙の通過領域に対するCISの配置を示す図である。 本発明の実施の形態におけるエリア信号と出力信号のタイミングに関する図である。 本発明の実施の形態におけるエリア信号制御に関するフローチャートである。 制御回路の構成を示すブロック図である。 TCUの構成を示すブロック図である。 先端検知部の構成を示すブロック図である。 TCUの動作を示すタイミングチャートである。 レーザによる書き出し位置調整を示す図である。 従来の画像形成装置における印字位置調整機構の構成を示す図である。 従来の用紙の通過領域に対するCISの配置を示す図である。
符号の説明
27 レーザ制御回路
62 レジON部
64 横端検知部
65 CISコントローラ
82 タイミング発生回路
105 タイミングコントロールユニット(TCU)
107 用紙
202 レーザ
203 レジストローラ(レジストクラッチ)
204 CIS(コンタクトイメージセンサ)
211a〜218a 受光素子部

Claims (4)

  1. シートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、画像を読み取る複数の読取画素を有し、該複数の読取画素が前記シートの搬送方向に対して垂直方向に並ぶように、前記搬送されるシートの通過領域であって、前記給送パスに配置されたシート読取手段を備えた画像形成装置において、
    前記シート読取手段の前記複数の読取画素を繰り返し読み出すことにより前記搬送されるシートの位置ズレ量を検知するずれ量検知手段と、前記シートサイズ検知手段の検知結果に基づいて前記シート読取手段の検知領域を決定し、前記ずれ量検知手段による位置ズレ量に基づいて前記シート読取手段の検知領域における有効信号領域を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シート読取手段は、画像形成部にシートを所定のタイミングで搬送するレジストローラと前記画像形成部との間に配置されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 入力された画像データに基づいて像担持体にレーザを照射して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してシートに転写することにより画像を形成する画像形成装置であって、前記ずれ量検知手段によって検知されたシートの位置ずれ量に基づき、前記搬送方向に対して垂直方向におけるレーザの書き出し開始位置を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記シートの位置ずれ量は、前記搬送方向に対して垂直方向の横ズレ量及び/又は斜行量であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
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